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聖剣騎士団

創作『天義決戦!シェアキム砲スタンバイ!』【2周年記念】

ボクが描いた天義決戦の漫画を一部紹介しちゃうのだ。
天義で大好評発売中だからぜひ買ってね!

注、この物語はフィクションでありセララがこうだったら楽しいなと思って描いたものです。本気にしないでね。

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魔種によるネメシス襲撃。これを未曾有の危機と判断したシェアキムはネメシスに伝わる秘密兵器『天の杖』の起動を即決する。
途中、魔種の襲撃による妨害もあったがイレギュラーズに足止めを任せ、シェアキムは王宮地下の儀式の間の扉前まで到着していた。

「天の杖の起動準備は整っています。王宮地下に200人の選りすぐりの聖職者を集めました」
「うむ」

側近からの報告に頷きを返し、儀式の間の扉を勢いよく開け放つ。

儀式の間は石造りであり、ひたすらに広い空間であった。石の柱が無数に建ち並び、ランプの光がおぼろげにそれらを照らしている。部屋の中央には直径4mはある巨大な水晶玉が設置されており、これにエネルギーを集中させるのだという事が見て取れた。また、部屋の中には多くの聖職者が存在し片膝をついてシェアキムに頭を垂れていた。

シェアキムは錫杖の柄を強く床に打ち付けると声を張り上げて叫ぶ。

「これより天の杖を起動する!皆、配置に着けぇい!」

シェアキムの号令に応じて聖職者達は無数の石柱の近くに陣取る。1本の石柱に対して4人の聖職者だ。また、陣取った聖職者が石柱に魔力を流すと石柱から新たに石の棒が地面に水平に出現した。その数は1個の石柱につき4本。90度ずつ角度が違っているので真上から見たら十字の形になる。
配置についた聖職者達は全員、上着を脱いで放り投げた。見事に鍛え上げられた筋肉が露出し、彼ら全員が精鋭中の精鋭であることを誇示している。彼らはその状態で目の前の石の棒を握った。
ウォーカーに分かりやすく言うならば人力発電の構え。奴隷が回す謎の棒。そんな感じの体勢である。

「今こそ我らが信仰を見せるときが来た!」

シェアキムもまた叫ぶと同時に上着を放り投げた。高齢とは思えない、鍛え上げた見事な体躯が露わになる。マッチョと言う他ない素晴らしい筋肉であった。

「行くぞ!皆の者!回せぇぇぇぇーーー!!」

響く号令と共に上半身裸の筋肉ムキムキ聖職者達が棒を押し込んで石柱を回し始める。この石柱の重さは約1トン。これを4人で分担するため1人頭250kgの負荷がかかっているはずだが、彼らはその重さをまるで感じさせないように高速で石柱を回転させていた。
石柱の数は部屋全体で50本。200人の聖職者がそれを高速回転させるとエネルギーが白い光となって部屋中央の巨大水晶玉にチャージされていく。マッスルチャージだ。
「エネルギー充填100%!天の杖、発動します!」

側近の叫びと同時に儀式の間が激しく揺れる。天の杖が砲撃を開始したのだ。それと同時に水晶玉の光が急激に減少していく。

「いけません!動きを止めないで!エネルギー充填率80%以上を維持してください!」
「聞いたな皆の者!このまま勢いを維持せよ!信仰を捧げるのだっ!!」

側近の言葉に筋肉ムキムキシェアキムが吠える。マッスル聖職者達もそれに呼応し、「うおおー!」だの「はいだらー!」といった奇声を上げながら棒を回し続ける。
しかし、強欲の魔種の攻撃は激しく天の杖を持ってしても戦況を『維持』するのが精一杯であった。それはつまり、天の杖を常に稼働させ続けなければならないという事に他ならない。彼らがいかに優れた筋肉を持つ聖職者だったとしても全力疾走できる時間は限られている。

10分。最初の脱落者が出るまでにかかったその時間を短いと見るべきか、よく持ったと見るべきか。

「すみま……せ……」

謝罪の言葉を残しながら倒れる聖職者。これで彼がいた石柱は残る3人で回すことになった。1人頭の負荷は333Kgと増加するが回すペースを落とすことは許されない。

「ぬぅぅぅぐぁぁぁぁああ!!」

石柱を回す気力を維持するため、儀式の間のあちこちから奇声が上がる。だがそれでもなお脱落者は段々と増えていく。
20分も経過する頃には聖職者達の約半数が脱落していた。ムキムキシェアキムもまた大量の汗を流しながら必死に石柱を回していた。
(このままでは……このままではいかん!皆の筋肉を……信仰心を維持しなければ!)

ムキムキシェアキムは決断する。上からの立場からでは無く、仲間としての声で無ければ彼らを奮い立たせることはできないと。法王としてではなく、今はただこの石柱を回すマッスルフレンズとしての言葉で皆に語りかけるしかないと。

「辛い、苦しい、今すぐに休みたい……その気持ちは皆同じだ」
「だが!今この瞬間にも天義の騎士達が戦っているのだ!天義のために、あのイレギュラーズ達が戦っているのだ!」
「ここで頑張らないで何が聖職者か!何が信仰か!」
「耐えろ、耐えて耐えて耐え抜いて、この国を救うのだぁーーーー!!」

ムキムキシェアキムの心からの叫び。何一つ飾らない本心であった。それを聞いた聖職者達の筋肉に再び躍動が戻る。

『天義!天義!天義!』

湧き上がった天義コールを全員が叫び、リズムを取る。『て』で腕に力を込め、『ん』で地面を蹴り、『ぎ』で体勢を整える。全員の魂と筋肉が一体となり、一つの大きなうねりとなって石柱を回転させていた。



そして決戦は終わりを迎える。勝利の報告を聞いた時、ムキムキシェアキムはその場にいる聖職者全員と熱い抱擁を交わしたと言う。



注、この物語はフィクションでありセララがこうだったら楽しいなと思って描いたものです。本気にしないでね。

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