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鍛冶小屋スカーレット

【RP】ある日の鍛冶小屋。鉄腕の客人

何でもない今日。いつもと変わらない日常
鍛冶小屋からは鎚の音がする

海の向こうで起きた戦いも終幕し、穏やかだが騒がしい日々が返ってきた
しかし小屋の主は少々浮かない顔をしている
その悩みを忘れるためなのかここ数日響き渡る音はいつにも増して大きい

……しかし出来上がるのは鉄くずの山ばかりで心の靄は一切晴れない

「ああ、そう言えば今日は人が来るんだったか……」

研磨の手をひとまず止め、鍛冶を切り上げ母屋へと向かいこれまでに掻いた汗を流す

「酒の貯蔵は何があった……シードルでいいか?」

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(嗚呼、何と無駄のない、と思った。確かに二刀の突き。自分への初手としては最適のうちひとつだ。点の攻撃は序盤に良く効く。前手の一撃を、前に出した奥の手甲で滑らせて弾くが、間もなく迫る二撃目は己の右腕と左腕の丁度真ん中を潜り抜け喉へ向かって来た。
堅牢たる搆えとて絶対はない。先ほどのように容易く聴勁を使わせても、最早貰えまい。
だから、まずは一歩踏み出すところから。

不可避に見えた二段目に向かって、更に奥に一歩踏み込む。
終着点が変わったことでその突きは頬に一条の傷を付けながら顔の横を通り過ぎる。
引き換えに到達した懐。
しかし拳どころか、近づきすぎて小さい自分の頭が彼女の胸の下に潜り込むほどの距離。相手からの攻撃も届かないが、己からの攻撃も届かない。
普通ならば)

……フッ!!

(密着した頭。普通なら威力など出ようものもない。普通なら。
だが自分は練り上げた力を頭部へ集め、零距離の打撃を行う。

錬鉄徹甲拳。
エッダの身体は凡ゆる場所が拳であり、打撃を放てる作用点なのだ。
――勘の良い彼女になら、きっと気付かれ避けられるかも知れないと思いながら)

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