PandoraPartyProject

公認設定一覧

クーア・M・サキュバスの公認設定『揺らぐ紅蓮に関連する公認設定の一覧です。


↑ 新しい

設定中迷い猫(全員に公開)
未曽有の大火災、ファルカウの炎上。
クーアの望む末路の景色は、そのとき彼女の眼前にあった……
はずである。

だがクーアは眼前の『末路』に目もくれず、リカの為だけにその奇跡を賭した。
――もしかしたらそこが己の正しい死に場所だったのかも知れないと思い出したのは、その決着を見届けた後だった。

クーアに後悔の念はひとかけらもない。
しかし「ひとの末路は焔色であるべし」という信条、そうあるための探究が彼女の至上命題であるという事実には今尚変わりなく。
あのときの行動は、ある意味今までのクーア自身に対する背信でもあったのだ。

「……はてさて、これまでの我が道行きに、修練に、罪禍に、私はどう顔向けをしたら良いものやら?」
(300文字)

関連項目

揺らぐ紅蓮(全員に公開)
未曽有の大火災、ファルカウの炎上。
クーアの望む末路の景色、その一端は、今彼女の眼前にある……
はずである。

だが今のクーアの関心は、全てリカを(一時的とはいえ)眠りに落としたカロンとその配下――スロースサキュバスに向いている。

怠惰な夢を操るカロン達の存在はクーアにとって、夢魔リカ=サキュバスを冒涜する不倶戴天の敵に他ならない。
「情熱も欲望もなにもない、怠惰なばかりの『紛い物』風情が、二度と我らの同胞を名乗れないようにしてやるのですッ!!」

その執念が、その憤怒が、クーアの根幹を侵食しつつある。
焔色の欲求を二の次にしてしまう程に。
己が理想の末路でなくリカの統べるべき『夢』のため、自身の奇跡を賭す程に。
(300文字)

↓ 古い

PAGETOPPAGEBOTTOM