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SS詳細

黄金竜の尻尾

登場人物一覧

レイガルテ・フォン・フィッツバルディ(p3n000091)
黄金双竜
シラス(p3p004421)
超える者

名前:シラス
種族:人間種(カオスシード)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):17
一人称:俺
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:だ、だよ、だぜ、だよね?
特徴:無造作ヘア、薄い唇、強がり、 読書家、甘党
設定:
 幻想の貧しい家に生まれ、スラムで育つ。
 本人が皮肉に口にする所によれば『この街でも掃き溜めをさらえば数人は引っかかるような拗ねた目をした子供』であり、物事に対して斜に構えた所があり、基本的に素直ではなく少し捻くれ気味の物言いや考え方をする事も多い。
 その不遇な生まれ育ちから貴族階級に対してと同様に『その場所で良し』と当然のように諦念を持つ者にも冷めた目を向けていた。良く言えば克己心、上昇志向の塊。悪く言えばクソガキそのもの。

 腕っぷしに多少の自信はあったがストリートの不良(チンピラ)のようなものに過ぎない彼の大きな転機が訪れたのは特異運命座標として空中神殿に招かれた事。『何者かになる事を望みながら、結局は何者にもなれなかった少年』は運命という不確かな糸に導かれ、『救世主』になった事でその生き方を変えていく。
 特に幻想全体を覆った不吉――シルク・ドゥ・マントゥールの事件では自身を含めたローレットの活動で雲上にも思えていた貴族階級を動かした――『ノーブル・レバレッジ作戦』の大成功は彼の価値観に強い影響を投げかけた。蔑み、羨んだ貴族達にも守るべきものがあり、平民の言葉にも力があると実体験から知った彼はより一層のキャスティングボードを握るべくローレットの勢力を大きくする――或いは自身の立身出世を志すようになった。

 聡明な彼が正の方向に情熱を燃やした結果、その才能は花開く。
 唯の少年に過ぎなかった彼は――以前は強敵の前に立てば足が竦む事さえあった彼はメキメキと実力をつけ、ラド・バウでの闘技大会において赫々とした結果を残す。同時にレイガルテ・フォン・フィッツバルディの王威に触れた彼は、黄金双竜の語った彼流のノブレス・オブリージュに傾倒し、汚れ仕事さえ厭わず彼の走狗を自認する。
 そんなシラスに対して強烈な血統主義、貴族主義を持つレイガルテも一目を置き始めているようだ。
 今は唯の使える駒、しかしながら口では軽侮しながらもシラスに貴族の娘を宛がい『貴族』に組み込もうとする辺り、『それ以上の何か』を期待している節もある。
 尤も深慮遠謀の黄金双竜の心内を覗く事は余人に出来よう筈も無いのだが――

  • 黄金竜の尻尾完了
  • GM名YAMIDEITEI
  • 種別設定委託
  • 納品日2020年10月11日
  • ・シラス(p3p004421
    ・レイガルテ・フォン・フィッツバルディ(p3n000091

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