シナリオ詳細
<烈日の焦土>北部戦線、応答せよ
オープニング
●南部戦線にて
鉄帝国による幻想王国への領土侵攻。
幾度となく繰り返されてきたそれは、今現在でも決して終わっているわけではない。
一部の研究者のせいでスチャラカ発明暴走ランドみたいなイメージのある鉄帝は、元々そういった武断的な面の強い国なのだ。ちなみにスチャラカ発明暴走ランドは事実なのでさておいて。
そういえば変態飛び交う性癖ランドのイメージも事実であるが、やはりさておこう。
そんな鉄帝の北部戦線にて、1人の鉄帝軍人が苦悩の表情を見せていた。
鉄帝国南部区域の戦線、北部戦線と南部戦線。そのうちの1つ、北部戦線の一部が暴走を始めていたのは、鉄帝の一部では知られていることだ。
ガラン少将。すでに引退も近い年齢だが、その筋骨隆々の肉体は衰えを感じさせない。
「幻想の反撃が始まった、か。守りの戦いではいかんということだ……もっと侵攻地域を広げなければ」
数日前に送られてきた本国からの慰労物資の数々。その中にあった指揮杖を手にしてから、だっただろうか? 妙な気持ちに襲われるようになったのだ。
もっと戦線を広げるべきだ。このままではいけない。
もっと、もっと。もっともっともっと!
そんな悪意に満ちた囁き声は、ガランを少しずつ狂気へと落としていく。
部下も何かにとりつかれたように乗り気だったのもあったからだろうか。
侵攻計画はすぐに決まり……何処からか砲弾が撃ち込まれたのが今朝のことだ。
幻想の反撃が始まった。そう叫んだ下士官たちは幻想を駆逐するべく山狩りの準備に入っている。
それだけではない。反抗計画もすぐに具申されるだろう。
それでいいのか。いや、きっと正しい。違う。これ以外は正しくない。
ずぶずぶと狂気に沈んでいく。それはもう、自分ではどうにもなりはしなかった。
●北部戦線へ
「北部戦線028地点。そう呼ばれる場所があるです」
チーサ・ナコック (p3n000201)は集まった面々にそう切り出した。
北部戦線028地点。鉄帝国南部区域の戦線における北部戦線と南部戦線のうちの前者であり、その一角である。
指揮しているのはガラン少将。
守りの戦術を得意としており、028地点が山岳地帯であることを含め、ほぼ完全に鉄帝側の占領下にあった……と思われる場所だった。
そして実際、ガラン少将は戦線のむやみな拡大に否定的であり、かの鉄帝動乱の際には新皇帝には従わぬと028地点にて新皇帝派と防御戦を繰り広げていた人物でもある。
つまるところ忠義の軍人であり、勝手に戦線を拡大するような人物でもない。
しかし、実際には028地点の部隊が戦線拡大の動きを見せている。
それだけであれば鉄帝としては……あくまで鉄帝としては別に構わないのだが、どうにもそこに妙なものが見えているのだという。
「まるで何かにとりつかれたかのような狂気……それと、現場近くに影のような少女が見えたという話も出てきているです」
その少女が何者かは分からない。すでに報告のある『影の艦隊(マリグナント・フリート)』である可能性は高い。
そして……白い全身鎧のような男の姿も見受けられたという。
遂行者エクス。恐らくはそう呼ばれる男に似た何かがいたとなれば、これはもはやただの暴走ではない。彼らを殺さずに止め、正気に戻さなければならない。
彼等の好き勝手になど、させるわけにはいかないのだから。
- <烈日の焦土>北部戦線、応答せよ完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年07月31日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●028地点へ
「なんて言うか鉄帝と幻想の関係って色々と面倒ですよね。いえまあ面倒くさくない国家間関係何てあるのか?って聞かれたら無いのかも知れないですけれど。それはともかくミッション開始ですね」
鉄帝の山中で、そんな『新たな可能性』レイテ・コロン(p3p011010)の声が響く。
「着装! アーマード・ディビィジョン! 召喚プログラム、ドライブ!」
S・P・A・D・Dを装着するレイテだが……実はこの場所は、今現在戦場となっている。
「この戦線は、幻想アーベントロート領も鉄帝も、疲弊して戦争ができる状況じゃない。本当の武力衝突に発展する前に、遂行者の目的を挫く!」
北部戦線028地点。鉄帝国南部区域の戦線における北部戦線と南部戦線のうちの前者であり、その一角である。
だが、異常が確認され028部隊が暴走している……そんな場所に『ウィザード』マルク・シリング(p3p001309)たちはいた。
普通に考えれば、この場所に展開している028部隊が相手ではマルクたちが不利。だからこそ、準備は決して怠らない。
マルクは味方の情報伝達を円滑にするべく、高空のファミリアーの視界とハイテレパスを組み合わせ、仲間との通信網を確立しようとしていた。
ストラテジーを活用して028山岳部隊の視点から戦力配置や待ち伏せ地点をシミュレーション。
そこにファミリアーの索敵や広域俯瞰から得られた情報、仲間の得た情報、敵が攻撃してきた位置を加味して精度を上げて、敵の潜伏位置を炙り出していくつもりなのだ。
更に鳥のファミリアーは高空での偵察を継続、ビヨンドの砲撃位置や弾着観測手段の有無等を把握することに使える。
言ってみれば、情報戦で勝つつもりなのだ。それはまさに「ウィザード」の称号を持つ者としての面目躍如と言えるだろう。
しかし、それとてすぐにどうにかなるわけでもない。
「見つけたぞ!」
「幻想め、覚悟しろ!」
「もう来たか!」
5人組の028部隊のライフル射撃を受けながら、『運命砕き』ルカ・ガンビーノ(p3p007268)はスターライトエンブレムの効果により不殺となったユーディアの狩猟を放つ。
「ぐあっ……」
相当な威力を持つそれは一撃で028部隊の面々を昏倒させ、ふうとルカは息を吐く。
山岳部隊とは聞いてはいたが、中々に動きが早い。
「ガラン少将ってのは元々は中々骨のある男だったらしいじゃねえか。そんな奴まで狂わせるなんて、預言者ツロってやつは厄介だな。だが、敵の強さなんざどうでもいい。それほどの男を操ろうってやり方が心底気に食わねえ……思い通りになんざなりゃしねえ。一人も死なせず助け出す」
その為の不殺だ。そして姿を隠してるならエネミーサーチで索敵するつもりだ。今の状況であれば、エネミーサーチにも引っかかるはずだ。
「奇襲を得てとする部隊ならステルスを持っている奴もいるだろうから、超嗅覚も併用して探すとするか。どれだけ気を使っても体臭を完全に消す事は難しいし、まして山岳部隊なら尚更だ……見つけられるはずだ」
「そうね。それに山岳地帯でのゲリラ戦となると、地の利は相手にあるけれど……正気とは言えない故に判断力と冷静さの点で疑問がつくのは、付け込む隙ね」
『氷月玲瓏』久住・舞花(p3p005056)もそうルカに頷く。
(気にするべき気配は、敵意・殺意。この地域でそうした感情を強く纏っている存在は、028山岳部隊と……影の艦隊、遂行者位の物)
だからこそ舞花は感情探知でその感情を探知し、凡その位置を探っていく。
「028山岳部隊は先程のように、恐らく分散して小隊単位で動く筈……」
判った情報は仲間に伝えて索敵に役立ててもらうつもりだが、その為にも舞花は油断しない。
(敵が此方の正確な位置を把握している訳では無いだろうから、先に此方が正確な位置を把握できれば奇襲をかけて部隊を各個撃破する事も可能な筈……単独の存在が居た場合は、影の艦隊や遂行者の可能性が高い。見つけたら、当面偵察に留めるべきかしらね)
そう、向こうもこちらの位置を把握できているわけではない。つまりこれは情報力の勝負ともいえる。
「北部戦線に手を出して、鉄帝と幻想の間に一部部隊の独断・暴走で戦端を開かせる……という辺りかしら。実現可能かで言えば、確かに可能だと判断せざるを得ない。状況あってのものだけれど、そう考えると遂行者の手口の有効性は相当に厄介ね……」
そう、もし舞花の想像通りだとするならば本当に厄介だ。
「直接帳を降ろす他にもこういう手段を使うようになってきたのねぇ」
だからこそ、『ファイアフォックス』胡桃・ツァンフオ(p3p008299)もそんな感想を漏らす。
「あちら様からすれば、正しい歴史と言ってるものが実際に現れれば、手段はどのようにしてもいいという感じなのかしら~?」
それに関しては分からない。彼らが彼らなりの正義で動いていることは分かっている。ただそれは、徹底的に相容れないというだけなのだ。
「なんだかよく分からぬ横槍で、戦争をされてもたまらぬの。出来れば砲撃手も逃さず仕留めておきたい感じかしら~」
幾億の罪とたった一つの罰の効果により、胡桃もまた不殺の攻撃をすることが出来る。028部隊の面々を生存させるための手段は、ある。
「正気を失っているとはいえ、ここは相手のフィールド、気を付けていきたいの。隠れたり、ゲリラ戦で奇襲かけてきたりされると厄介なの」
だからこそ胡桃は、炎狐招来の炎狐を偵察に回した上で双方に広域俯瞰で視野を広げて、028山岳部隊が戦術的に動こうとしている所を察知出来るようにしていた。
同様に『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)も、ファミリアーに透視、超聴力とエコーロケーションを併用することで周囲を把握し索敵していた。
(鉄帝国は確かに武の国だが、いたずらに戦争をするわけではない。この状態を放っておいたら望まぬ戦禍が広がってしまうし、山岳部隊の忠義までもが汚されそうだ。狂気による介入を許すものか。ガラン少将も山岳部隊も全員必ず救い出さなければ)
イズマはそう気合を入れ直していた。そうするためには、028部隊を無傷で抑える必要があるが……もう1つ、砲撃手をも倒す必要があった。だからこそ超方向感覚を頼りに進み、険しい場所は『簡易飛行』で乗り越え、体力消耗を抑えていく。
「直接見えない位置もファミリアーなら回り込んで確認できるな。砲撃手は砲撃の音から位置を特定してやろう」
そうして、互いの情報戦は続いていく。山岳地帯での戦闘は、まだ始まったばかりだ。
●028部隊を救え
「山岳地帯とはまた、厄介なとこにいやがる。おまけに敵の数が多い。今のところ大丈夫そうだが……囲まれないようにだけ注意しないとな」
「ソウデスネ。地ノ利ハアチラニアリマス」
『Star[K]night』ファニー(p3p010255)に『観測中』多次元世界 観測端末(p3p010858)も頷く。
事実、何度か襲撃を受けているしこちらからも奇襲できている。
ファニー自身、エネミーサーチに広域俯瞰、超視力と透視で索敵を行っていた。
「エクスの野郎はまた高みの見物だろうが……ま、放置でいいだろう」
そう、『聖拳』エクスはやはり何処かにいるはずだが……ファニーは今回襲ってくる可能性は低いと考えていた。どうにも、鉄帝の状況に対し然程興味がないように見えるのだ。それが何を現しているのかは分からないのだが。
「無闇に死人は出したくないからな。しっかり見極めていこう」
「ハイ」
前衛と後衛の中間地点でサポートに徹している観測端末もそう頷く。
すでに情報はかなり集まってきている。レイテも相手指揮部隊の隠れてそうな場所を一通り聞いて、皆から離れ過ぎない様に距離を確保しながらその場所の中心上空に飛行で移動していた。
「そろそろ目標地点のはずだけど……」
目標地点に到達したら地上10m位に下降してみるが……そこに狙ったような狙撃がレイテを襲う。
「うわっ!?」
元々、相手勢力がまだ息を潜めて隠れているなら仲間の皆が戦闘開始可能距離まで近づいてから。そしてレイテを視認した途端に攻撃してくる様なら直ぐにでも名乗り口上を発動させるつもりではあった。
(名乗り口上で隠れてる相手も引き寄せて発見できるかも……)
そう考えるからこそレイテは名乗りこうjy法を響かせ、地上へ降りる。
(ボクは今回有効な不殺手段を持っていないから、とにかく相手勢力を引き付けて耐え続けなきゃ……それしか出来ないのは情けないけれどそれしか出来ないなら、出来る事を精一杯するしかないしやり切ってみせる!)
しかし、それが出来るだけでも相当なものだろう。そして、そこに仲間たちも到着し……マルクが名乗り口上を響かせる。
「独立島アーカーシュ司令、マルク・シリング大将である! ガラン少将および028山岳部隊へ告ぐ! 貴官らの戦闘は命令違反行為である! 直ちに戦闘を停止し帰還せよ!」
(僕はアーカーシュの将官だ。名乗りを上げれば僕を狙う筈。敢えて囮になって攻撃を受け、敵配置を逆算する!)
実際、この言葉だけで止まるような状況ではないとマルクは知っている。だからこその名乗りだ。向こうが此方を幻想だと思っているのなら、この名乗りには意味があるはずだと思ったからだ。
そして……今回の最重要目標が、その言葉を無視できずに姿を現す。
「アーカーシュの司令を名乗るか。確かにそのような人物がいるとは聞いている。いるが……」
「それなら!」
「グッ……いや、アレは幻想のかく乱工作だ!」
「まるで新皇帝派のような暴走ですね。ザーバ将軍麾下の部隊が情けない」
(……強い精神的ショックを与えられれば、少しでも狂気を祓えるかとも思うけれど、なかなか難しいか)
舞花は、そう思いながらも呼びかける。どうやら狂気は強まるばかりのようだ。
「鉄帝国と幻想の戦闘は起きていません。奸計に嵌り確認を怠って戦端を開くなど皇帝も将軍にも顔向け出来ませんよ。不忠者」
「黙れ。幻想の工作に嵌まると思うな……!」
ガラン少将に、今は言葉は届かない。
「なら、仕方ないな。少し痛いが許してくれ、目を覚ますんだ!」
イズマも今はそう割り切り、破式魔砲を放つ。ローレット特別褒章(金)の効果により不殺で倒すことが出来る……何の問題もない。
胡桃もこやんふぁいあ〜を使い、不殺を意識しながら028部隊の面々を倒していく。
「このまま彼らをのしていくの。聖遺物のみを狙うのも手間だし気を失わせてから破壊かしら」
「狙えそうなら指揮杖のみを狙って破壊したいところだが……まあ、そうなるか」
ファニーも真昼の流星を降らせることで028部隊を倒していくが、あちらの戦意は未だ旺盛だ。
観測端末も天使の歌を響かせ、ルカもガラン少将と切り結ぶ。
「訳わからねえ力なんぞに良いようにされるアンタじゃねえだろ! 目ぇさましやがれ!」
「幻想が……! 何を訳の分からんことを!」
クリムゾン・ジョーカーを発動させるルカにガラン少将はそう叫びサーベルを振るう。
やはり少将ともなれば強い。それが分かっているからこそ、マルクも叫び神気閃光を放つ。
こんなところで、陰謀に嵌まり失うわけにはいかない。
「ガラン少将! 無為に戦線を広げて戦火に民を巻き込む事を、貴官は望まない筈だ! だから、幻想ではなく鉄帝の、アーカーシュ司令マルク・シリング大将として、同じ鉄帝の軍人として、僕が貴方を止めます!」
そうして、ルカとマルクの攻撃がガラン少将を倒し……倒れたガラン少将に、マルクは宣言する。
「処断されるべきは、遂行者による軍人の矜持を弄ぶ所業です。少将と部下の安全は、アーカーシュの名に賭けて保障します」
そう、これは遂行者によって招かれた事態だ。ガラン少将たちが罰されるのは間違っているとマルクは思うからこそ。
この状況を見ていた、1人の人物を睨みつける。
「俺はラサの傭兵、ルカ・ガンビーノだ。また会おうぜ」
その言葉にその人物……『聖拳』エクスは答えずに何処かへと消えていく。
すでに指揮杖は壊れた。此処に居る意味を見出さなかったのだろう。
「コレマデニ我々ハ多数ノ『帳』ト、内部ノ異空間ヲ切除シテキマシタガ...…今回ノ事件ハ発見、切除率ノ高イ『帳』カラ目ヲ逸ラセルノガ目的ナノデショウカ? コレヲ各地デ同時多発的ニ行ワレルト、ローレット側ハコレマデ以上ニ、後手ニ回ラザルヲ得ナクナリマスネ...…」
「誇りある彼等に手を出したことは許せない……何度だって止めてみせる」
観測端末とイズマの言葉の通りだ。遂行者たちの目的はいまだ不明。
だが……止めてみせる。何度でも、何度だって……だ。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
北部戦線028地点に赴き、ガラン少将率いる028山岳部隊を正気に戻しましょう。
原因はガラン少将の持っている指揮杖に仕込まれた『聖ロマスの遺言』の断片です。
天義の大教会に保管されていた聖遺物の一つ。『聖遺言のクーダハ』に納められていたはずの書ですが、何故かその断片に『預言者ツロの聖痕』が刻まれています。
これによって『悪意の囁き』が発せられており、ガラン少将たちは狂気状態に陥っています。
この指揮杖を壊せば響き渡る囁きは消えますが、ガラン少将たちを「不殺」で倒さなければ正気には戻りません。
●028地点
厳しい山岳地帯です。028山岳部隊は山の頂上あたりに頑丈な前線基地を保持しています。
●出てくる敵
・ガラン少将
鉄帝軍人。狂気状態に陥っており、皆さんのことは幻想が送り込んだ特務部隊だと思い込むようになっています。サーベルによる攻撃と、ガトリングによる攻撃を行います。
・鉄帝028山岳部隊×60
ガラン少将の配下たち。狂気状態に陥っています。サーベルによる攻撃とライフルによる攻撃を行います。マトモではないので、本来より実力が下がっています。
028地点は彼等のホームであり、身を隠す技術や奇襲などのゲリラ戦に長けています。
・『影の艦隊(マリグナント・フリート)』ビヨンド
遂行者サマエルの客人、狂気の旅人(ウォーカー)マリグナントの影響で生み出された者たちです。
『影で出来た人間』の姿をしているほか、『戦艦の大砲や高射砲のような、近代的な装備』で武装しています。
攻撃方法は「マリグナント式対空砲」と近距離範囲攻撃の「マリグナント式防御機銃」、強力な「マリグナント式大型主砲」です。
何処かに存在していて、程度に砲撃することで狂気を加速させています。
・『聖拳』エクス
『遂行者』を名乗る人物の一人。非常に真面目で正義感が強い。
ただし、それが一般的大多数の正義と合致するかはまた別の話であるのですが。
オーラを纏った拳による格闘攻撃と、輝くほどのオーラを纏った、超破壊力の拳『聖拳撃』を組み合わせて使用します。
滅茶苦茶強いので、今回倒すのは無理です。超無理です。
何処かで戦場を見ていますが、介入してくるかは不明です。そもそも今回、あまり成否にこだわっていないように見えます。
ガラン少将が正気に戻った場合、撤退するでしょう。
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
Tweet