シナリオ詳細
<天使の梯子>楽しく飲める気がしない
オープニング
●神の国を破壊せよ
アドラステイア攻略作戦の決着と前後して始まった天義の異変。
影の軍勢が鉄帝に侵攻し、『遂行者』を名乗る者達が暗躍し、確定世界なる概念を嘯く彼らの出現は、R.O.Oで正義国に起こった事件の焼き直しといえるものだった。
『終焉獣』または『ワールドイーター』と呼ばれる者達が人々の感情や事物を喰らい、影の軍勢は遂には天使へと変貌を遂げる。
更には人間の言葉とは違う理に置き換えられた『異言』を用いる者達の存在……裏で起きていた聖遺物への異変を含めても、あまりに多くのことが起きすぎていた。
リンバス・シティの顕現や、それに準ずる『神の国』の出現。今回の事変に強硬的な姿勢を崩さない聖職者への相次ぐ襲撃。ありとあらゆる異常はすべて、天義という国の信仰心を揺るがすために起きていると言っていいだろう。
今もどこかが、聖遺物を利用して神の国へと変貌する最中ではないか――イレギュラーズ達は、そんな焦燥感を抱えながらも天義の平和のために戦いに赴き、或いは異言話者となった人々を救済すべく立ち回る。
●……っていうシリアスな話なんですけれども
「うわ臭っ! 酒臭ァ!?」
「なにこの液体……酒? これ全部お酒なの?!」
イレギュラーズ達は、『神の国』へと変貌した都市バッカリアへと足を踏み入れた。そしてその直後、あまりの異臭に口元を抑えた(一種の者等にとってはご褒美だろうが)。
そう、酒。バッカリアはそもそもが酒造や嗜好飲料を殊更究めた場としても知られ、その証拠ではないが聖遺物『アンプロジウスの酒樽』が奉じられているのだ。この酒樽は聖者アンプロジウス(仮名)が長く続く不景気と戒律の板挟みに悩む人々の悩みを薄れさせようと、断罪を承知で酒を醸造しそれを振る舞ったという逸話が残されている。彼の遺志を忘れまいと、この都市は嗜好飲料を、ええいもう話が長いな!
まあなんか酒樽の聖遺物が侵され、生み出された神の国は酒樽から滾々と湧き出す虹色のアルコールで周囲一体を埋め尽くし、それにより『リンバス・シティ』化が完了するという「頭沸いてんのか?」うん、そうだよね。
状況を理解したイレギュラーズは、急激にかさを増していく酒を飲み干す勢いで飲み、その間に酒樽の破壊に赴けばいいんじゃないか、と考えた。だが次の瞬間、イレギュラーズ達の頭上を覆う影があった。
「あっ?!」
「痛っ!」
「ぐっはぁぁぁぁ!!?」
酒樽である。頭部から被さるサイズのミニ樽は、一同の頭部を一際強く締め付けてから唐突に頭から外れ、転がり落ちる。
それらの樽に手足が映えると、凶悪な顔が浮かび上がる……ワールドイーターか。
「サケ タノシイ ウバッタ」
「サケノム イライラ カナシイ ナル」
「カナシイ サケ ノメナイ。カミノクニ 邪魔デキナイ」
口々に片言を喋るワールドイーター、そしてその背後からはゼノグロシアンと化したバッカリアの人々が
「ンダァオラァ! オレノサケガノメネッテカオォォォン!?」
怒り上戸だ!
「私は……私は悲しい……」
泣き上戸だ!
「俺も若い頃はウンタラカンタラモーニャモニャ……」
そしてこれは絡み酒だ!
完全にろくでもない酔っぱらいどもになったゼノグロシアンをなんか回避しつつ酒が町を侵食するのを防ぎながら聖遺物とワールドイーターをなんか、こう、えいやってしないと!
- <天使の梯子>楽しく飲める気がしない完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年05月28日 22時25分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●足元の濡れてるの全部酒なんだけどこれ汚染したらどうなるかわかってるんだよな? 全部飲むの君らなんだけどねえ分かってる?!
「ゲハハハ!タダ酒と聞いちゃあ黙っていられねえな。オマケに散々暴れ散らかしてもお咎め無しだとよ。ストレス解消もできて一石二鳥だぜ!」
「私は正しく神の僕として間違った正義を駆逐しなけれうるせえ酒だ!!!! タダ酒でしかも依頼料まで貰えるとか限度一杯まで呑みますわよ~~~~!!」
「わーいおさけー! 地元だとおさけこんなに浴びる程呑む機会無いんだよねー。お金掛かるし。タダ酒って言うだけでももんだいなーい」
天義では、『神の国』と呼ばれる異空間が散発的に発生し、その『帳』を消滅させるには聖遺物を破壊し、それに関わるワールドイーターも流れのなかで撃破せねばならない……という事実がある。倒してさえしまえば、その中で起きた異常は基本的にリセットされるといっていい。つまりはそれまではやりたい放題なのである。
なのであるが、神の国で酒が満ちていきますとかいうクソみてえな状況に放り込まれて、果たして何人が正気でいられるだろうか? 見よ、『山賊』グドルフ・ボイデル(p3p000694)、『『蒼熾の魔導書』後継者』リドニア・アルフェーネ(p3p010574)、『歩く禍焔』灰燼 火群(p3p010778)の三名のあんまりにもあんまりなテンションを。え? これが三人の普通だって? マジで……? マジだよな。割とこういうことする。っていうか火群はサヨナキドリの構成員かよ。なんてもん飼い慣らしてんだあそこは。
「バカ! アホ! 北海道!! なーんでローレット相手に酒関係の能力で戦いを挑むんスか!?!?!?」
「もしかして、なのだけれど。この事件を解決しなければ、私達、永遠にお酒を飲めるのではありませんこと?」
「ほらーそこのヴァレ氏なんてすでにハイ・ルール違反を企ててるじゃないっスか!」
『合理的じゃない』佐藤 美咲(p3p009818)は膝をついて石畳を殴りつけた。なんで惨状が容易に想像できるような話を叩き込んできたのだ。ローレットをナメ腐っているとしか思えない。今まさに『祈りの先』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)が後ろ手に酒瓶を隠してどさくさに紛れて依頼失敗を心から祈っているではないか。こんな奴が依頼の参加者としてほぼ確定してたのだから危険度なんてもうどうしようもない。
「ヴァレーリヤ様」
「リドニア……?」
「ああ、リドニア氏もなにか言ってあげてくださいよコイツ絶対とんでもな」
そんな彼女に手を差し伸べたのはリドニア。抗議の声をあげていた美咲は助け舟を求めたが、両者ががっちりと握手を交わしたことで目の前の状況は一切が解決不可能となったことを理解した。ああ、これはどうにもならない。これはもう碌でもないことに、否、すでに火群は寝そべって飲み始めているしグドルフは呑兵衛のゼノグロシアン共を石畳に蹴散らして強飲アルハラを始めている。もういやだこいつら。
「おさけの『おいしい』を奪ってしまうなんて! ニルは、絶対絶対ゆるせないのです!」
「ゼノグロ酒クズ達は適当にあしらう! のまのまぐぇーして聖遺物を探してあのクソ樽を潰す! OK!」
『あたたかな声』ニル(p3p009185)にとっての『おいしい』は感情であり体験である。食事に対する正しい感情、喜びなどがこれに該当し、つまりは今回のワールドイーターはニルにとっての『おいしい』を奪った非常に許し難い相手、ということになる。なんて奴らだ、ブッ〇しちまおうぜ! あと『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)はその、振り仮名は構文的に……使えないっていうかその……色々と、うん……。
「いいスか? ヴァレ氏を始め、ここにいるのはローレットが誇る酒クズ軍団でス。『お酒が好きだった感覚』『酒を楽しめる味覚』……この辺を奪われてもみんなならただただ惰性で酒を飲むことができるんスよ」
「そ、そうなのですか? ニルは初めて知りました……」
「取り急ぎ皆様、ご認識をば。お手洗いはあちらです! ゆめお忘れなきよう!」
「ヴっ……」
「言ってるそばから!」
美咲は酒クズどもにさんざんにめちゃくちゃにされてきた女だ。酒クズがどんな状況でも飲めるということを知っている。だから今回のワールドイーターは普通にどうしようもなく相性が悪いことも知っている。ニルは初めて知ったらしい。そんなことをしている間に『カチコミリーダー』鵜来巣 冥夜(p3p008218)はこの神の国でも運用可能なお手洗いを用意し虹色に虹色(隠語)が混じらないような対策は万全だ。いいか、混ざったら全員が虹色を食道に浴びるんだから絶対にやめろよ!
「そも酔えなくても酒は水って言わない? 言わないかー」
それは本当に碌でもないワクか酔っても自覚がないガチクズ共の言い分なんだよな。なんだ、「ここにAlc.9%のサワーが350mlあるけど約319mlは水だから実質水!」みたいな理屈か? それはもう酒なんだよ。火群。
「勿体ないけれど、事件を解決するために飲みましょう。でも解決まで一杯でも、一滴でも多く! そして美味しく!」
「艱難辛苦、忘れさせて差し上げましょう。手拍子とレスポンスをお忘れなく! さぁさ皆様シャンパンコール!」
ここは酒の生産に一家言ある街だ。そして、酒といえばつまみだ。コールだ。宴会だ。
そんなものを、ヴァレーリヤが嗅ぎつけないわけがない。『酒が楽しめる感覚』が消えても『つまみを美味しく感じる味覚』は奪われてない。これは完全にワールドイーターのガバである。やったぜ。
そして冥夜はこういう場面でコールについて一家言あり、さらっとシャンパンを用意し味変だって出来る。状況をコールで一時中断させることだって出来る! 必要すぎる才能だったわ。
「この都市の酒はまあ美味いんですわよね。元々酒造や嗜好飲料を殊更究めた都市ですし、虹色でも問題ありませんわ!」
本当に飲める奴っていうのはこういうレベルなんだよな。リドニアお前シリアスと尊厳破壊とのバランスがおかしない?
「みなさまが『おいしく』お酒をのめるように、ニルはいっしょうけんめいがんばるのです!」
はーもうニルのこの純粋さを肴に酒が飲めるわ。最高。この善良さだけで気持ちMVPみたいなもんだよ。判定は別口なんだけどな。
●神の国っていってもその転がってるゼノグロシアンは人間だから! 幻の生成物じゃないから! 殺すなよ!
「酒を呑むとカナシイイライラ? 知らねぇよ馬鹿。悲しかろうと苛々してようと酒が小樽どものせいでまずくなろうと呑まなきゃやってられねぇんだよ! ぶっ潰れるまでぶっ潰れてもPPP使ってでも全部呑むわボケぇ!」
「ヨゾラ、ナイスホームランですわー! 着地地点に火群を配置ですわー!」
「ちなみにねぇ、そのねぇ、アルコールはねぇ……俺の前では全部武器なんだよねぇ。酒を呑む! 酒をぶっかけて着火する!! 酒が使い放題で楽しいなぁ!!!」
ヨゾラは何があったか知らんけど酷く不機嫌だった。酒飲んでるからみるみる不機嫌になってるって? それはそう。そういう依頼だから。彼の一撃は結構強いんだけど一撃確殺だと話がおもろないからめっちゃ飛んでいく。落下地点の火群は何をトチ狂ったかギフトとアルコールで燃え上がっている。うーんこれはダメージ判定!
「見ろよぉ俺のEXFは100以上あるぞふみのぉ!!!」
よかったな、今回は必殺判定もなければ過去にも「必殺はありません」って明言しても情報精度Cだから信用しないって言われた悲しい過去がある俺に対して言っても辛うじて許してやるからな。日本語になってねえって? うっせえ。
「おら! 飲め! ローレットの呑みというものを教えてやる!」
「ゴチャゴチャうるせえんだよ! 黙って酒飲め!!」
「みなさまがにこにこお酒を飲めるようにがんばらなくちゃ!」
他方では、美咲とグドルフに絡んできたゼノグロシアンは脇で見ていたニルが行動不能にして『善意で』引き回し、そこの二人によって飲みに回されてしまった。ローレット式の飲み会とはつまり強引の権化。
何も言わないで吐くほど飲ませるが、吐いたらその分上乗せになる無限ループである。この状況、明らかに虹が量産されるところであるが、そこは冥夜が全力でお手洗いに投げ込んでいるので衛生環境は辛うじて無事である。……あるのだが。
「シャンパンいただきましたー!」
「此処にアルフェーネワインを更にブレンドしますわ~~~!! これで天義と鉄帝の夢のブレンド酒ですわ~~!!アルコール度数驚異の98%ですわ~~~!! なんか急にゲロみたいな味になったけど知りませんわ~~!!」
ここでフォローに回ってた冥夜がいきなりシャンパンをドバァし始め、そしてリドニアが酒をドバァする。アルコール度数が相対的にガンガン上がっていく! 味? 馬鹿野郎二の次だそんなもんは!
「これはワクなのにわざわざ酔っ払ってる雰囲気っぽい感じにならないと楽しめない俺の分! これは毎回酒盛りイベシナを書いてるイメージのせいでこういうとこへ信頼をしているふみのへの分!! 最後はガチ聖人っぽい名前のトンチキ聖遺物で神の国築くんじゃねぇっていう怒りの分!!」
火群の小樽に対する着火パンチ! ワクだから楽しめないことにあんまり罪悪感覚えない俺! イベシナ含めて酒盛りはもう俺以外の方がよっぽど書いてる事実に対する悲しみを覚えた俺! トンチキシナリオはルール無用スよね? って思ってる俺!
つまり小樽の連中は火の海だ!
「ひれ伏せワールドイーター共、場が盛り上がればお前らの権能より俺のギフトが勝るに決まってる!」
「ははーん、さては私達のお酒とおつまみを取ろうっていう魂胆ですわね? 貴方達が犯そうとしているのは、勝手に唐揚げにレモンをかけるのに匹敵する大罪!! 鉄帝なら死刑でございますわ~~~~!!!」
「うんうんわかった、お酒が呑めないの辛いよねー……っていうと思ったか! 小樽どものせいだよ馬鹿ぁ! 僕達は何も悪くない! 〇ね! 〇ね!」
つまみを簒奪しようとしたヴァレーリヤは、流石にそれはあかんくないかと止めに入ったゼノグロシアン達を強引に排除にかかる。さらに、彼らに共感を示しかけたヨゾラは共感しているふうを見せ、いきなり彼らを不殺で蹴散らし始める。ついでにこっそり歩いているワールドイーターを何度も何度も殴って壊していった。
「流石に酔いも回って来た所で私天才ひらめきお嬢様。もしかして飲みすぎてもリバースすればまたリセットして飲み直せるのでは?」
「頼みますからお手洗いでしてくだs」
「だからこの小樽にリバースして着火しますわー! この勢いでお手洗いにブチ込みますわ!」
「正気ですか!?」
酔っ払って本気でこの依頼の酒役(しゅやく)になろうとしているリドニアがまともな思考の持ち主なわけねえじゃねえか。冥夜は残念だけど彼女を止められないものと知れ。
「おら! アッチにスゲエのがあるぜ! 行って来い!」
シャンパンタワーだ! 冥夜はリドニアをなんか諫める余裕もなくシャンパンタワーを見ると盛り上げなければ行けない本能があるのだ! グドルフお前……。
そんなわけでなんか、いつの間にかワールドイーター達はボコボコにブッ壊されたのであとは聖遺物だね。
●
「酒樽は……これ壊すんですの? 正気?」
「やっぱりこの酒樽を壊すのは止めて私達の秘密基地にしませんこと? そうすれば、貴方達の命だけは助けて差し上げま」
「面倒くせえ! 一気に、ド派手にいこうぜ! オラアアア!!!」
「ぐわーーーー!!」
リドニアは滾々と酒を生み出す樽を前に、少々ためらいがあった。ヴァレーリヤはあからさまに止めに入ろうとしていた。だが、グドルフは知ったコッチャねえとばかりに樽を殴りつける。しぶとい。リドニアは涙を流しながらトドメを差しにかかった。
「私とてとてもつらい決断! これは所謂コラテラル・ダメージという奴ですわ!!」
「お酒を飲むことが楽しいんじゃなくて、同じ場を共有できるってことに意味があると思ってまス。こうやって馬鹿やってることも数年後にはキレイな思い出になるというわけでス」
「そ、そうです! ニルはこの飲み会? 依頼? も楽しかったのです!」
美咲はなんだかいい話に出来るのではないかと語ったが、その価値観が割とニルのものと一致しているのでニルは大喜びだ。この調子ならこの依頼は真面目に終わるのではなかろうか、と。
だがちょっとまってほしい。
「それにしてもこんだけ酒を飲んだら煙草が吸いたくなりましたわね」
「よおし、一件落着てやつだ。やれやれ、ひと暴れした後の一服は染みるね」
「残ってる不安要素にはとりあえず放火じゃー!」
グドルフ、リドニア、そして火群。手元(っていうか全身)に火を持っています。
アルコール度数が高い、酒の周囲で。気化? まあするんじゃないかな。
「……アッ」
爆発。
「ニルは知っています。爆発オチのほのおは……きれいなのです……」
治療に専念したニルにみんなごめんなさいしろよ。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
多分、私よりも酒シナリオ出しててトンチキが上手くて毎日小説を更新しているGMがいるんですよね。わかるだろ?
MVPは「気持ち的にはこいつ」「ネタの導線としてこいつ」を押しのけ「貢献度でこいつ」となりました。
GMコメント
●成功条件
・酒が満ちないようにガンガン飲む
・ゼノグロシアンの厄介酔っ払い勢をなんとかする
・ある程度なんとかしながらワールドイーターをぶちのめす。えいやってする。
(※後述しますが未成年は酒を口につけてもワールドイーターの影響で強制ノンアル化します。酒を飲まなくても碌でもない本性が漏れることがあります)
●酒造都市バッカリア
天義においてお酒づくりとかに特化した結果そういう町になった。元はと言えばアンプロジウスの酒樽のせい。
ミラクル神の国パゥワで箱庭のようになった町が酒に浸っていき、頭部まで隠す高さになったらアウト。リンバスシティ化も夢じゃないね!
妨害するには酒を飲みまくる必要があるんですが……。あと酒樽を破壊すること。
●ワールドイーター(小樽)
観光地ではない。「こだる」。
冒頭で全員の頭に覆いかぶさり『お酒が好きだった感覚』『酒を楽しめる味覚』その他多くを奪い取ることができます。これにより、未成年はなんか足元の液体を酒だー! って飲んでも全然酒じゃなくなります。素直に君らゼノグロシアン相手にしなよ。
酒とゼノグロシアンをなんとかする目処がたったら囲んで棒で叩け。
●アンプロジウスの酒樽
最終的に壊す樽です。「アン“ブ”ロジウス」じゃないかって? こんなバカな話にガチ守護聖人はなんかまずいでしょ。
こいつが神の国の影響下で延々酒を吐き出しています。
●ゼノグロシアン(酒クズ)
楽しく飲めなくなったのを人のせいにしているどうしようもない連中。……っていうか酒の楽しみを奪われ酒の悪い側面ばっかりになったらそりゃそうなるんだわね。
適当にあしらえばいいとおもうよ。
●つまり?
酒クズを自分たちもクズムーブできない状態のドランカー共がなんとかする話。
でも飲めなくても救済措置がデフォ。
●情報精度
このシナリオの情報精度はA(lchol)です。
想定外の事態は絶対に起こりません。よしんば起きても酔っ払っておぼえていないのでノーカンです。
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