シナリオ詳細
<天使の梯子>舞い降りる神拳、正義の証を刻むのか
オープニング
●振るわれる神拳
天義の都市マイニアン。決して大規模な都市ではないその場所では、1つの意見が出始めていた。
エル・トゥルルにおける騒動や『リンバス・シティ』の事態に対し、天義の上層部では騎士団を大規模に動かさんとする意見が出始めており……それに呼応するべきだという意見である。
事実、此処のマイニアン騎士団は上層部にもある程度食い込んでおり、意見を確実ではないが具申できる立場にもあった。
そう、リンバス・シティ。
天義の巨大都市テセラ・ニバスを侵食した『リンバス・シティ』の顕現は未だ解決してすらいない。
その他の様々な暗躍はしかし――イレギュラーズの協力により、深刻な事態は避けられていたが、それもまた解決には程遠い。
そして、そんなリンバス・シティの問題の裏にいる遂行者の1人……「エクス」と呼ばれる者がいた。
未だその姿しか確認できていないその状況で、今回の動きがどういう風に繋がっていくのか?
その答えは、とある夜に出た。マイニアン騎士団の団長、ムリオンが仕事を終え帰る途中……すっかり夜も更けたその時間に。月明かりの下に佇んでいる白装束をムリオンは見た。
まるで秘宝種のようなその姿。敵意こそ感じないが、此方を見定めるかのようなその目は……とても澄んでいる。
「マイニアン騎士団長、ムリオン・レギンスで相違ないか」
「……何の用だ? 大通りとはいえ、こんな時間に騎士団長を待ち構えるというのは穏やかではないが」
ムリオンは腰の剣に手を添える。おそらく、これは敵だ。それが分かったからだ。
「再度問う。マイニアン騎士団長、ムリオン・レギンスで相違ないか」
「その答えは『その通り』だ。で、お前は何の用だ?」
白装束の男は構えもしないまま、ムリオンを見据える。
「正義を執行する。俺はエクス。エクス・ヴァイルだ。主が定めし歴史を歪めた悪魔よ。その罪を償う時が来たということだ」
「……! 不審者だ! 警邏中の者は全員集まれ!」
吹きならす笛の音にエクスは小さく溜息をつき、拳を強く握る。
「愚かだ。だがそれ故に貴様の罪が鮮明に見えるというものだ」
●暗殺事件を阻止せよ
『前』マイニアン騎士団長、ムリオン・レギンスが暗殺されてより数日。
騎士団長には新しくムリオンの弟であるサリオン・レギンスが就任した。
この辺りの人事についてはまあ……ひとまず置いておこう。
今問題なのは新しい騎士団長であるムリオン・レギンスもまた襲撃されるかもしれない……という点であるからだ。
「それで護衛を……ねえ」
「ああ。『純粋なる黒衣』の件については聞いている。今回の件は間違いなく白衣を纏う者が起こしている」
マイニアン騎士団が前騎士団長襲撃の現場についた時には、もう彼は死んでいて犯人はいなかったという。
武器の類はなく、傷から判断して間違いなく拳による一撃であるだろうとの結論が出された。
つまり、前騎士団長を拳の一撃で殺せるような、そんな強者が相手だということになる。
『愚者』ファニー(p3p010255)は話を聞きながら、エクスと呼ばれた遂行者のことを思い出していた。
もし、エクスが今回の件に関わっていたのであれば……今度こそ、直接相対することが出来るかもしれない。
「分かった。この件、俺様が請け負うとしよう」
まずは、頼りになる仲間を集めなければならない。難しくはあるが……やりがいのある仕事ではあるだろう。
- <天使の梯子>舞い降りる神拳、正義の証を刻むのか完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年04月21日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●都市マイニアンにて
「『主が定めし歴史を歪めた』とは余所の報告書でも聞きました。人が生き足掻くことを罪と言っているようで、個人的には気分がよくありません。とはいえ、その歴史なるものについてよく知らないのも事実。死なない程度に会話を試みるのも、一興かもしれませんね」
そんな『遺言代行業』志屍 瑠璃(p3p000416)の言葉が天義の都市マイニアンに響く。
マイニアン騎士団長サリオン・レギンスの護衛というこの仕事において、瑠璃は有事の際すぐに駆け付けられる距離をとり、私自身も忍び足で同行するという形をとっていた。
それだけではなくファミリアーは昼用の鷹と夜用の梟を用意、上空から護衛対象のサリオンを見張ることが出来るようにもしていたのだ。
「先の事件でおおよその性格や人物像は想像できます。堂々と正義を自称して恥じない性格であれば、襲撃場所の予測も付けられます」
瑠璃はそう呟くが……実際、襲撃ポイントが幾つかに絞られるのは確かだろう。
「遂行者エクス、ね。あれはあれで奴にとっては正義なんだろうよ。俺達が魔種に立ち向かうのと変わるまい」
『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)はサリオンからつかず離れず、闇の帳で気配を消しながら移動し、建物の屋根や看板の影などのある程度高さがある場所に隠れていた。他の面々とは被らない場所にいることで、結果的に視点を増やす方向というわけだ。
そしてエーレンの言う通り、遂行者側にとってはこれこそが正義であるのだろう。正義が絶対的な概念ではない以上、それはどうしても2つ以上存在するものなのだから。
「ならば……後に残るのは正義と正義のぶつかり合い、それだけなんだろうな」
だからこそ、エーレンはそう呟く。どちらの正義が通るか……それは最終的に力で決めるしかない。
「サリオンさん、お兄さんのムリオンさんが襲撃で殺されたんだね……サリオンさんがどんな人でも、彼まで殺させない!」
(拳で殺してきた奴なら、僕から敵をぶん殴りたい位だけど……!)
『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)もハイセンスで周囲を警戒しながら、瑠璃と共に忍び足で周囲を警戒する。
そして少し離れた場所……サリオンから30m以内の離れている建物の影などに潜伏し、適宜移動しているのは『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)だ。暗視に気配遮断、忍び足に尾行を組み合わせ、護衛対象であるサリオンを監視すると同時に、捜索と聞き耳で影の天使たちの接近を感知するつもりなのだ。
「騎士団の長が暗殺されるとは、侵略を考えている奴らが手始めにやりそうな事だな。将棋のように一手ずつ、その国を弱らせていくのだ。しかし将棋なら『持駒』を打てる。それが我々ローレット・イレギュラーズの出番だ!」
気合を入れるモカに、『Stargazer』ファニー(p3p010255)も頷く。
「ようやく戦う気になったのかエクスの野郎。高みの見物ばかりしやがって」
遂行者と呼ばれる存在であるエクス。これまでファニーはその影を追うばかりであったが、ついに対面する時が来たのだ。
知らずの内に入る力は、気合の表れだろうか?
「リンバス・シティ……遂行者は今ある歴史を偽りの歴史と断じて襲いかかる、なんて面倒な話ね。神託が間違いだった可能性もあるというのに。私はこの天義でいろいろとさせてもらえそうだし、リンバス・シティに対抗するために計画を立てさせてもらうわ?」
「まあ、どうであるとしても」
『春色の砲撃』ノア=サス=ネクリム(p3p009625)に『黒蛇』物部 支佐手(p3p009422)もそう返す。
「邪魔者を暗殺、ですか……そういうところは大陸も神威神楽も変わらんもんですの。分かっとります。こちらはお任せを。瑠璃殿、レイン殿、そちらもどうかご武運を。何かありゃ、すぐ駆けつけますけえ」
そう、支佐手たちのように身を隠す者だけではなく、直接サリアンを護衛する者もいる。
それは護衛対象であるサリアンを確実に守り、敵を確実に倒すためのチーム分けだ。
どの時間に襲撃してくるか分からない以上は、そうするしかない。
これはいわば、我慢比べでもあるのだから。
●迎撃せよ、遂行者
「襲ってこなかったな……ふふ、諦めたか?」
夕方。早速職場から帰るサリオンは、そう呟く。
このサリオンという人物。悪人ではない。決して悪人ではない。
されど縁故的なアレが少し強く、部下に対する配慮的なものなどは物凄く欠けている。
まあ、言ってみれば「あまり上司としては適切ではない人物」なのだが……それでも、悪人ではないというのは救いだろうか。
マトモな状況判断が出来るが故に、今回暗殺対象として挙がったとも言えるのだから。
そんなサリオンであるが、『玉響』レイン・レイン(p3p010586)は「サリオンは……いつも何処に行く事が多いの……? サリオンが行く所……僕も行ってみたい……だめ……かな……?」と提案することで、結果的にサリオンに非常に真面目でマトモな行動をとらせることに成功していた。
サリオンのような外からの目が気になるようなカッコマンには非常に有効な手段ということだが……それで護衛がしやすくなるなら、それに越したことはない。
レインとしては「必要以上に緊張しない様に彼の護衛をする」つもりなのだが、サリオンのようなカッコマンは外聞をある程度気にする男なので非常に真面目風に動いていた。これも護衛しやすくなっているので、結果的には何の問題もない。
そんなサリオンを見ながらレインは思う。
(サリオンを守るのが僕の役目……サリオン……どんな人なんだろ……『きょうだい』……『あに』の事……どう思ってたんだろ……悲しい…とか……もし……仲が悪かったなら……良かった……とか……そういうの…どんな風に思ってるんだろ……普通にしてるみたいだけど……ホントはどうなのか……知りたい……)
レインはサリオンに色々聞いてみるが、返ってくるのは非常に当たり障りのない、常識的な答えばかりだ。
(ホントの事は……教えてくれないかもしれないとは思っていたけど……)
常識的で大人な答えといえばそれまでだが、やはり本音を晒すことはしないようだ。
しかしそれは仕方のないことだ。大人が権力の座で生きるとは、そういうことなのだろうだから。
だから、それについては仕方がない。
レインはエクスがどういう風にサリオンに近づくのか先に気付けるようにするために付近の風の精霊へと知らせてくれるように交渉もしていたし、広域俯瞰も発動させていた。
そうして警戒していると……モカからのハイテレパスによる緊急連絡が伝わってくる。その理由は明らかだ……何故なら夕暮れの大通りのその先に、真っ白な男が立っているからだ。
「……マイニアン騎士団長、サリオン・レギンスで相違ないか」
「だ、誰だ! まさか貴様が暗殺者か!」
「再度問う。マイニアン騎士団長、サリオン・レギンスで相違ないか」
「ええい、俺を兄と同様に楽に殺せると思うなよ! 俺には頼りになる護衛がいるんだ!」
その言葉に男はその表情の見えない姿でもよく分かる呆れからの溜息をつく。
「見苦しい。しかし、本人であると確認もとれた」
男は、構えすらもしていない。ただ堂々と立っているその男の姿からは、一切のやましさは感じられない。己が信念を確と持っている者の姿が、そこにはあった。
即座にレインは男とサリオンとの間に入り守ろうとするが、男はそれを貫きサリオンをじっと見ていた。
(万が一の為に医療技術も…リュックに医療器具も入れて来た……でも…傷なんて付けないようにしたい……勇気を出さなきゃ……)
そう考えながら、レインはサリオンに桜狐印月長石を渡す。
「僕から離れないで……これは……お願い……そして……サリオン……今日だけは…逃げない勇気をだして……自分に打ち勝って……僕が……応援するから……」
「ふ、ふふ。期待はしているよ。早くアレを追い返してくれ」
自分では到底勝てない相手だと分かっているのだろう。足がすでにガクガク震えている。
「成程。確かに色々と用意したようだ」
言いながら、男は拳を握る。
「正義を執行する。俺はエクス。エクス・ヴァイルだ。主が定めし歴史を歪めた悪魔たちよ。この拳によって貴様等を打ち砕こう」
そして飛来するのは影の天使たち。
「きたか……! だが、させん!」
準備していたモカがいち早く飛び出し黒豹疾駆撃を放つ。黒豹を象った、気功で生み出す誘導弾が放たれれば、瑠璃はエクスへ向かいアッパーユアハートを発動する。
瑠璃は自分の担当を、仲間が影の天使を殲滅する間、エクス・ヴァイルの注意を仲間に向けないことだと考えている。
(彼の言動から、根拠もなく自身=正義、敵=悪、抵抗=愚かな行いといった二元論的な思想が目立ちます。礼儀作法を守って『主の定めた歴史』について尋ねたら詳しく教えてもらえないものでしょうか。まあ、滅びこそが正しく生存は罪などと言った言説には同意できませんし、結論がその方向なら聴く価値もありませんが)
「俺を引き付ける腹積もりか? いいだろう、乗ってやろう。だがそれを選んだからには相応の覚悟はしてもらう」
ひどく冷静に宣言しながら、エクスは瑠璃へと輝く拳を放つ。攻撃集中して放つそれは瑠璃に想像以上のダメージを与えていく。
一撃が、凄まじく重い。その辺りを飛んでいる影の天使など比べ物にならない程の破壊力を持っているのがよく分かる。
(このまま時間稼ぎを続けます……! 目的達成のため、徹底的に生き足掻いてやります)
幾星霜を照らす清い月の光を、大聖堂の一瓶に集めたとされる神秘の霊薬であるアクアヴィタエも持ち込んでいる。そう簡単にやられるつもりは、ない。
「護衛をしながら全力で戦うのはなかなか難しいもんだな」
ファニーも言いながら影の天使たちを見上げる。エクスを押さえても、彼等がサリアンを殺してしまえば意味がない。
「本当ならここでエクスをぶちのめしてやりたいところだが、依頼はあくまで暗殺を防ぐことだ」
仕方ねぇから天使共の相手をするか、とファニーはそう宣言して。
「さぁ愚者の行進を始めよう」
ファニーの降りしきる二番星の中、ヨゾラは影の天使の中でも明らかにリーダー格と思われる影の天使長へと狙いを定める。
「飲み込め、泥よ!」
星空の泥を発動し、天使長への道を開こうとする。
……ちなみにだが本当であればヨゾラはファニー同様にエクスを攻撃したかった。
「エクス・ヴァイル……あいつがムリオンさんを……! 本音を言えば星の破撃でぶん殴って倒したい位だけど奴は本当に強い……今は撤退を狙うしかない」
(悔しい、あいつの拳は僕の破撃より強い…!)
そう、すでに瑠璃もアクアヴィタエを使わされていた。派手過ぎる技はなくとも、間違いなく対人戦では超上位クラス。その事実が明らかになっていた。
(悔しい、本当に悔しい。星の破撃は僕の自慢の一撃だけどエクスをぶん殴ってぶちのめせる程の威力はない……ムリオンさんの仇を、まだとれない。でも『遂行者』がどんなに強くても、きっと何らかの対抗・弱体化手段はあるはず。それまでは……ぐっと、堪えないと)
しかし、暗殺は防げている。だからこそ支佐手は三輪の大蛇の天変地災を放ち……無駄とは思いながらもエクスへ呼びかける。
「残念ですが、そう簡単に殺らせるわけにゃいきませんでの。如何です? 楽しい遠足は諦めて帰宅するっちゅうんは」
「予想より貴様等の戦力が上であることは認めよう。しかし、1つ訂正しよう」
「なにか?」
「楽しくなどはない。正しき歴史の為に、俺の拳は万難を排すのみ」
なるほど、これは「正義」だと支佐手は思う。このエクスという男は、間違いなく自身の信じる揺ぎ無き正義にその身を捧げているのだ。そして、その戦力は未だ図り切れないほどに強大。だからこそノアもエクスを無視し魔砲を放っていた。
「優先的に狙うは影の天使長。古今東西、回復役を潰された陣営は余程本気で戦わない限り、負け戦になるものです!」
その一撃は確かに影の天使長にダメージを与えていくが……それは、影の天使長を倒すことがこの状況の打破に繋がるからであった。
「エクスはとにかく無視! 今戦うべきは影の天使、影の天使長であって、火力をエクスに向けるのは勿体ないですから! いつか戦う日が来るなら、その時に全力で殴りかかってきなさいよ!」
そんな言葉も投げかけるが、エクスは気にした様子もなく。屋根を走るエーレンの一撃が天使長へと突き刺さる。
「鳴神抜刀流、霧江詠蓮だ。白昼堂々人を殺めようというなら、当然お前たちにも相応の覚悟があるんだろうな?」
放つは今日何度目かの鳴神抜刀流・太刀之事始『一閃』。全員の猛攻を受け消え去る影の天使長は、天使たちの戦線の崩壊の合図か。状況は、エクスと瑠璃を除いては此方に有利に傾いていく。
「君の神様は……凄い神様なのかも知れないけど……その命令は……世界……全ての命を壊す程のもの……?」
「偽りの崩壊を恐れるな。歴史は正しく修正される。全ての偽りは砕かれ、真の幸福が訪れるのだ」
最後の影の天使が消え去る中、リリーの問いかけにエクスはそう答えて。
「今の天義が『正しい』かどうかは私にも分からない。だが、暴力で変えようというのは愚策だ。国が混乱した時に犠牲になるのは庶民だからな」
「やらねばならぬ時に、ならねばならぬ事がある。躊躇いは偽りを加速させるのみ。俺は『聖拳』の称号にかけて、一切の躊躇いを切り捨てるのみ」
モカに言いながら、エクスは素早くバックステップで距離を取る。
「……今日のところは、俺の計画の失敗を認めよう。さらばだ」
凄まじい速度で闇の中に消えていくエクスを追うことはできない。サリオンの護衛に成功はしたが、戻ってこないことを念のために確かめる必要があるからだ。
そして、エクスはその言葉通りに戻っては来なかった。それは暗殺計画の阻止成功の証拠であり……遂行者の1人である『聖拳』との因縁の始まりでもあった。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
マイニアン騎士団長サリオン・レギンスの暗殺を防ぎましょう。
サリオンは朝は自宅で寝ていて昼に重役出勤しながら部下に仕事を振りつつ書類仕事をこなし、夕方には帰ります。
そのまま夜は飲みに行くルートではありますが、皆さんが護衛についている間は普通に自宅に帰りそうです。
なお、1度サリオンの暗殺を防ぐと計画をとん挫させることが出来ますので頑張りましょう。
●出てくる敵
・影の天使×12
羽の生えた鎧の兵士の姿をしており、倒す事で消滅をするようです。
剣を掲げ、何かに祈り続けるかのような仕草を見せる事が多いようです。
武器は剣による近距離攻撃と、剣から放つ波動による中~遠距離攻撃です。
・影の天使長×1
羽の生えた鎧の兵士の姿をしており、倒す事で消滅をするようです。それなりに強めです。
槍を掲げ、何かに祈り続けるかのような仕草を見せる事が多いようです。
武器はやりによる近距離攻撃と、槍から癒しの波動を周囲に放つ回復です。
・『聖拳』エクス・ヴァイル
『遂行者』を名乗る人物の一人。非常に真面目で正義感が強い。
ただし、それが一般的大多数の正義と合致するかはまた別の話であるのですが。
オーラを纏った拳による格闘攻撃と、輝くほどのオーラを纏った、超破壊力の拳『聖拳撃』を組み合わせて使用します。
滅茶苦茶強いので、今回倒すのは無理です。超無理です。
影の天使たちが倒されると撤退するので、それを狙いましょう。
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
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