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シナリオ詳細

<帰らずの森>桜前線、移動せよ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●桜前線、移動せず
 今年も、この季節がやってきた。
 そう桜だ。あの美しい「桜色」としか呼べない色を堪能できる季節がやってきた。
 何処で、というわけではない。世界中どこでも桜は楽しめる。
 しかし……覇竜でも桜は楽しめる。
 たとえば、ここを見てみるといい。
 咲き乱れている。桜が、咲き乱れている。
 フリアノンから離れたその場所に、桜が無数に咲いているのだ。
 覇竜領域デザストルにおいて、桜に類する花は幾つかある。
 たとえば、デザストルチェリー。美しい花を咲かせる巨木だ。
 たとえば、覇竜桜。夏を前にして咲く幻想的な桜だ。
 では、この桜は?
 ……正確には、この桜は桜ではない。では何なのか?
 その答えは……「モンスター」になる。
 そう、この桜の群れはモンスターなのだ。
 いわゆる光合成で栄養を得るタイプのモンスターであるため危険性はないのだが、モンスターなので植物ではないし普通に地面を走ったりするので轢かれる哀れな犠牲者(モンスター含む)が出たりする。
 しかしながら、春を告げる風物詩として有名なこのモンスター。
 何やら問題があるようで、随分と殺気立っている。どうやらその原因は……モンスターの前に立ち塞がる、亜竜にあるのだろう……!

●桜前線を手助けせよ
「桜前線がな、来ないんじゃよ」
 『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)は当然のような顔をしてそう語る。
 桜前線。一般的には桜の開花時期が等しい場所を線で結んだものであるが、どうにも相賀が言っているのはそういうものではないらしい。
 そう、覇竜において桜前線とはモンスターの名前だ。
 ハシリザクラと呼ばれる植物型モンスターの一団であり、春になると覇竜を走り回ることで春を告げるとされている。
 光合成で栄養を得るというその性質上、覇竜の中では比較的安全なモンスターとしても知られている……のだが。
 その桜前線が来るはずのこの時期、まだフリアノンの近くに到達していない。これは明らかな異常だ。
 そしてどうにも、桜前線と睨みあっている亜竜がいることが発覚した。
 それはパワーアームと呼ばれる腕が肥大化した亜竜であり、とにかく力自慢の亜竜だ。
 この近くには普通いないはずなのだが、何処からやってきたのか……ここ最近の覇竜の事情と関係している可能性は充分にありそうだった。
「近頃の話は知っておろう? どうにもそれに影響されたんじゃないかと思うんじゃがな」
 そう、帰らずの森とも呼ばれるピュニシオンの森への探索。
 その影響は大きく、モンスターや亜竜が興奮したように動き出す現象も多く報告されている。
 パワーアームもまた、そうして影響されたうちの1体であるのだろう。
 しかし、そうであれば解決方法は簡単だ。パワーアームに一当てして、その興奮を収めてやればいい。
 不利になればパワーアームは自然と正気に戻って何処かに去っていくだろうから。
「そうすれば桜前線は自然とフリアノンの手前まで移動するはずじゃ。3日もたてばまた何処かに行ってしまうからの。これを機会に今年の桜を楽しむのもいいんじゃないかのう?」

GMコメント

亜竜パワーアームを撃退し、桜前線をフリアノンの手前まで導きましょう。
その後はお花見です!
なお、桜前線は勝手に移動するので、桜前線に乗っかって移動することも出来ます。
はい、そうです。こんな時期だからお花見しようぜって話です。お花見にプレイング多めに割いて大丈夫です。

●出てくるモンスターなど
・パワーアーム×2
全長3mほどの腕の肥大化した二足歩行の亜竜。素早いステップで敵を殴りつける攻撃が得意です。
凶悪な大きい口は獲物を食べるためであって、攻撃には使用しないようです。

・桜前線
モンスター「ハシリザクラ」の群れ。凶暴性は極めて低く、安全の域に居るモンスターです。
覇竜の人々には春を告げるモンスターとして親しまれており、桜前線を肴にお酒を飲む人も多いです。
此方から攻撃しない限りは攻撃してきません。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <帰らずの森>桜前線、移動せよ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年03月31日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

武器商人(p3p001107)
闇之雲
ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
カナメ(p3p007960)
毒亜竜脅し
ニル(p3p009185)
願い紡ぎ
祝音・猫乃見・来探(p3p009413)
優しい白子猫
ファニー(p3p010255)
綾辻・愛奈(p3p010320)
綺羅星の守護者
秦・鈴花(p3p010358)
未来を背負う者

リプレイ

●楽しい花見の為に
「花見か。風流でいいねぇ」
 『闇之雲』武器商人(p3p001107)の言う通り、今時分は何処も桜が咲き乱れている。
 それは覇竜でも例外ではないわけだが……『Luca』ファニー(p3p010255)も「そうだな」と頷く。
 武器商人とファニーの関係はまあ、ちょっとばかり特別なものだが……今日この日に2人でいるのは、それこそ星の巡りあわせというやつかもしれない。
「最近は寒い鉄帝の仕事も多くて、春ってことも忘れる所だったわ……というわけで、相賀のじっちゃも引っ張ってきたわ、花見は大勢の方が楽しいんだから!」
「はっはっは、元気じゃのう」
 『秦の倉庫守』秦・鈴花(p3p010358)に引っ張られてきた『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)もそう笑っているが、まあそのくらい気楽な仕事である。
「お花見の場所取りみたいな話ですが……桜の方が来るんですね。桜前線ってそういう。桜を楽しむのも地域問わずあるものなんですね。しかし……このタイミングで桜、ですか――」
「このタイミングだからかも、ですね」
 『本と珈琲』綾辻・愛奈(p3p010320)に『あたたかな声』ニル(p3p009185)もそう答える。
 そう、季節のモノは事情に関係なくやってくる。そしてそういったものこそ守る価値があるのだ。
 まあ、それはそれとしてニルには疑問もあったのだが。
「桜前線……って、こういうのなの、ですね? 練達のニュースで見たのとは、似てるようで違うのです……? なんにしても、早くフリアノンのそばまできてもらわないとお花見ができなくてこまっちゃいますね。ニルはがんばります!」
「うんうん、覇竜のお花見って変わってるよね、桜の木が移動するんだ面白ーい! でもこのままだとカナたちだけじゃなくて、他の人たちもお花見が出来なくなるのは問題だね。ここはカナたちでぱぱっと解決しちゃおう♪」
「覇竜の桜は走るんだね……すごいなぁ。お花見、楽しみ。パワーアームも興奮してるだけみたいだし、正気に戻せば帰ってくれるのなら……!」
 『毒亜竜脅し』カナメ(p3p007960)もそう強くニルへと頷き、『祈光のシュネー』祝音・猫乃見・来探(p3p009413)もグッと拳を握る。そう、この事件の解決が覇竜の日常を守る。つまりはそういうことなのだ。
「ぶはははッ、いい花見をするためにもしっかりと仕事しねぇとな!」
「そうだな。さて、さくっとやっちまうか。」
 『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)にファニーもそう頷き……そして亜竜パワーアームとの戦いが始まる。
 その結果としてはまあ……物凄い圧勝でパワーアームは何処かに逃げていくのだった。

●花見だ!
「あ、そーいえばまだ痛いの味わってないなー……あっ、桜前線の移動ルートに立ってわざと轢かれちゃおう☆ ここら辺に立っておけばー……来た来た♪ アーッ」
 パワーアームが居なくなった後、フリアノン近くまで走っていったハシリザクラを追いかけて行けば、そこでハシリザクラたちは休憩を始めていた。ここで数日休憩した後、また何処かに行くらしいが……そう、花見の時間である。
 なお、ホイッスルでバック手招き先導していた鈴花が「なんかこれ練達の日曜夕方国民的アニメで見た構図な気が!?」と言っていたが、知らない人は練達で日曜にテレビをつけてほしい。さておいて。
「うぇへへ……地面と同じように蹂躙されちゃったぁ、最高……♡ 痛めつけられる上に花見も出来るなんて、桜前線、いいかも……♡ あ、大丈夫カナの事は気にしないで」
 カナメが何か特殊なことになっているが、それもさておこう。あんまり気にしてはいけないやつである。
「いざお花見! お弁当、傾いてないといいんだけど……あ、大丈夫だったわ!」
 ドヤ顔の鈴花にゴリョウが安心したぜと笑っていたが……そう、花見にはお弁当である。
 幸いにもハシリザクラは危険性がとんでもなく低いモンスターであるため、枝を折ろうとかしない限りは安全なのである。
 故に、これから始まる花見は報酬の1つだと言ってもいい。そんな場所で鈴花が用意したお弁当は……シンプルではあるが、王道とも言っていいものだった。
「凝った料理を色々考えたけど、シンプルなお弁当にしたのよ。色んな具のおにぎりに唐揚げ、タコやカニの形に切ったウィンナーにポテト。卵焼きは砂糖じゃなくて蜂蜜を入れて甘くするのが秦家流!」
 卵焼きの味付けは家庭の味というが、甘い卵焼きはその象徴の1つであると言えるだろう。
 万人に好かれるものではないかもしれないが、好きな人間にはひどく刺さるものだ。
「特別なものじゃない、よくあるいつもの料理。でもそれだって、誰と、何処で食べるかで不思議と美味しさも変わってくるのよね」
 そう、皆でのお花見とはまさにそういうものだろう。
「勿論ゴリョウのお弁当も、他の皆の持ち寄ったものもぜんぶ頂くわ!」
「ぶはははッ、じゃあ俺ぁ砂糖なしの出汁巻卵なんで秦の甘めの卵焼きと交換だ! なるほど蜂蜜は面白ぇな!」
「アタシ桜チップで燻製した豚肉とか食べてみたいのよね……」
「おおいいとも。俺も腕によりをかけて花見弁当を料理してきたからな! たっぷり食ってけ!」
「やったー!」
 鈴花も大喜びのゴリョウの弁当。それはまさにプロの仕事だ。
 出汁巻卵や紅白蒲鉾、山菜のお浸しや花蓮根の酢漬けといった華やかな見映えに凝った一段目。
 握りや押し、巻きといった寿司をたっぷり詰め込んだ二段目。
 鳥の照り焼きや蒸しガレイ、イカの煮つけといった主菜の三段目。
「そして朧饅頭、切山椒、蓬のしんこ餅、甘露梅といった和の甘味を集めた四段目の与段重だ!」
 四(し)って数字は不吉だから与段って言ったりするらしいぜ! などとゴリョウは豆知識も付け加える。
「あと折角だから豊穣の桜チップを使ったブタウシ鳥の部位別燻製も用意してきたぜ! 桜の風味を味わいながら酒を飲むのもいいだろう! ってか黒鉄の爺さんに酒用意して貰わねぇとな! 俺も飲みてぇし!」
「うむ、こういう時にはやはり清酒じゃの」
 ヒョイッと出てきた相賀から酒を渡されてゴリョウは満足げに頷く。
「さて、俺は俺で皆の料理を楽しませてもらうぜ!」
 そう、皆で色々と食べるから花見は面白いのだ。武器商人とファニーも弁当を広げて、ほのぼのとした雰囲気だ。
「料理で作ったお弁当を広げて花見……オツなものだね。我(アタシ)もこうして用意したわけだけれども」
「自分は弁当持ってこれなかったから、みんなからちょっとずつ分けてもらうか」
「まあ、そうかもとは思ったけどねぇ」
 武器商人は言いながら、包みを開けていく。
「こちらはサンドイッチがメインだね。パンは焼いたのと焼いてないの、2種類用意したから好きな方をどぉぞ。今日は春の照り焼きチキンサンドイッチがおすすめかな」
 パンも意外に好みが出るものだ。焼いた食感が好きな者もいれば、焼いていないフワフワ食感が好きな者もいるのだから。
「他にもコンビーフとポテトサラダ、アボガドとスモークサーモン。根菜のしゃきしゃきサラダにベーコンレタスサンドイッチ。そしてカツサンド……こんな感じかな。デザートはイタリアン風の固めのプリンで」
「ん? 固めのプリンを作ってきたって? 前にオレがすきって言ったの、覚えててくれたのか? ……heh、さすがご主人様」
 嬉しいのか、ファニーの飾り尻尾である「こいぬのきもち」がぱたぱた揺れているが……固めのプリンもまた好きな者が多いデザートだ。まあ、デザートなので後回しだが。
「いやしかし、ゴリョウのは……すげぇな。とにかくすげぇ。和食にあんまり馴染みがないから初めて見るものばかりだ。はっ、これが、寿司! 噂の寿司! い、いただきます! ……美味ぇ! なんていうか、未知との遭遇!」
 握りや押し、巻きといった寿司はどれも独特の風味を持っている。早めの仕事がその味の一番美味しい状態を保ったままで食べられる結果となったのだ。
「黒鉄さん。友人からお噂はかねがね……何かいいお酒はないですか? 出来れば酔える奴が良いです。お返しに練達で仕入れたウィスキーを差し上げますので。飲み比べしましょう」
 一方で愛奈も、相賀から度数がかなり強めのジンを受け取っていた。吞みたくて、どうしても酔いたい気分。そういうものは、確かにあるものだ。
(ゴリョウさんのお肉も武器商人さんのサンドイッチもきっと美味しいでしょう。集う皆さんの笑顔もとても眩しくて。誰かと一緒に食事と桜を楽しむこの一瞬――平和。とても)
 そんなことを思いながら、愛奈は空を見上げる。
「こんな穏やかな日に貴女が居ない。鉄帝の空に散った貴女。もう一緒に居られない。しかも居なくなってから貴女の大きさを知るなんて。――こんな辛い別れはおじいちゃんだけだと思っていたんですけれど、ね……ごめんなさい。盛り下げてしまいますね。悲しむ顔は彼女が一番嫌がるでしょうから……皆さんの前では笑顔で居ましょう」
 涙を零さないように。空と桜を見上げて。しかし、誰も愛奈を責めはしない。
 誰であれ、何らかの悲しみを抱えている。誰かの悲しみをどうにか言う者など、いるはずもないのだ。
 だからこそ、そっと誰もが見守る。こういう時に何かを言うのは野暮だと誰もが知っている。
 だからこそカナメは、努めて明るく振舞い盛り上げていく。
「カナもお弁当持って来たんだー! と言っても、お世話になってる貴族のおじさんの使用人さんにお願いしたものだけどね。卵焼きに、ハンバーグに、うわぁパスタまで入ってる! いっぱい入ってるしみんなで分けてって事かな? 帰ったらまたお礼言わないとねー」
 手は隠しているので食器はフォークとスプーンのみのカナメだが、特に問題はない。そういうことを気にする面々は此処には居ないからだ。
「ねね、みんなのも少しずつ欲しいな! カナのもあげるから♪ どれも味が違ってどれも美味しいね! カナもそのうちこういうの作れるようになりたいなー、無理かなぁ……」
「みゃー。きっと出来るよ」
 祝音も頷きながら、自分のお弁当をカナメと交換していく。
「僕もお弁当持ってきたよ。小さいツナマヨおにぎりとサケおにぎりが数個と、卵焼き(マヨネーズ入り)とねこさんウィンナー(猫に見えるように切って茹でたウィンナー)とちくきゅう(ちくわに皮剥いたキュウリつめて切り分けたもの)……あとはデザートにお団子やお饅頭も持ってきたよ。ドラネコさん用にも色々……」
「ニャー」
 祝音に応えるようにドラネコが鳴くが、こういう場面にはドラネコも察してやってきたりする。
 それにしても祝音のお弁当は可愛らしく、いわゆるキャラ弁にも似ていると言えるだろう。
 カナメの立派なお弁当とはまた違う意味での温かみがあるものだ。
 そしてそんな祝音は皆のお弁当も気になっていたので交換したいところだったが、皆多めに作ってきているので何の問題もなく交換できていた。
「ゴリョウさんや秦さんの花見弁当が特に楽しみで他の皆が何を持ってくるのかもわくわくしてたよ。みゃー」
「ぶはははッ、期待に応えられてるといいがなあ!」
 言いながらもゴリョウにはプロの料理人としての自信が見える。そして実際、美味しいのだ。
「皆とわいわいお花見やお弁当……楽しいなぁ。みゃー」
「はい、楽しいですね!」
 ニルもそう微笑みながら桜とお弁当を楽しんでいた。
「それに、みなさまの作ったお弁当! どれもとってもとってもおいしそうなのです。卵焼きって甘かったり甘くなかったりするのですか……? 食べ比べてみたいのです」
 食べ比べてみても、味はよくわかりませんが……とはニルは言わない。そういう味覚的な美味しさはまだ分からないけども。
「形が可愛かったり、彩りがあざやかだったり、カリッとかジュワッとか、どれも目移りしてしまいますね。みなさまと食べるからお弁当は「おいしい」です」
 言いながら、ニルは覇竜梅酒をそっと取り出す。前に漬けたものだ。しっかり漬けて、充分美味しいはずだ。
「ニルは前に作った梅酒を持ってきました! みなさまとのむと「おいしい」です。梅のお酒はありますが、桜のお酒もあるのですか? 花びらがひらりと浮いたお酒は、きっとすてきですね」
「祝音のちくきゅうも歯応えよく箸休めにいいな! って、桜の酒? まあ、ないわけじゃねえな。此処にはないけどな!」
 ニルの呟きに気付いたゴリョウは、そんな答えを返して。
「お、ニルの梅酒もいいねぇ! 梅の咲き終わった直後に桜を見ながら梅を香るってのもオツなもんだな!」
「ゴリョウ様の桜の燻製……! ふわりといいにおいなのです」
「カナメからはハンバーグ、ニルから梅酒を分けてもらったし……食後のデザートにモンブランケーキをみんなに分けるぜ。オレ、料理は勉強中だからさ、まだ菓子しか作れないんだよな。口に合うといいんだが」
「美味しいわ!」
 ファニーに鈴花もそう笑って。お弁当もデザートも、そうやってみんなのお腹に消えていく。
 そんな風にワイワイと楽しい時間は過ぎていく。
「桜前線様、春をありがとうございます。桜が終わったら、梅仕事の季節、でしょうか? ニルは今年も梅酒を作れたら嬉しいです。毎年毎年めぐる季節で、同じように楽しい時間を過ごせたら」
 そう、ニルの言う通りに季節は巡る。巡り、巡って……その繰り返しを、いつか愛おしく思うのだ。

成否

成功

MVP

ニル(p3p009185)
願い紡ぎ

状態異常

なし

あとがき

ちなみに天野家の卵焼きは甘いです。

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