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シナリオ詳細

結成! 覇竜チョコミン党!

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●汝、ミントを知れ
「ミントォォォ……」
 緑? 青? いいや、それはミント色だ。
 ミント色のゴーレムのような何かが、ズシンズシンと歩いている。
 仮にこれをミントゴーレムと呼ぼう。
 なんだか爽やかなミントの香りを漂わせるそれに、デミワイバーンが近づいていく。
 あまりに良い香りに近づいていったのだろうか?
 しかし、そのデミワイバーンにミントゴーレムはミント色のブレスを吐く。
「ギギャーーーーーーーーー!?」
 ミントの香りを強烈に濃縮したかのようなブレスに、デミワイバーンは這う這うの体で飛んで逃げていく。
 そう、あまりにも強烈なミントの香りは武器にもなる。そういうことだろう。
 ミントの香りには殺虫成分があるとも言われているが、そこは覇竜。もっと攻撃的な効果があっても何も不思議ではない。
 更にミントには目覚めの効果の他に殺菌効果などもあり、ミントのお菓子も好きな人にはとても……とても好きなモノだ。
 つまるところ、ミントゴーレムも似たようなものである。そういうことらしい。


●新党結成
「覇竜チョコミン党を結成したいと思います」
「うむ。頑張るとええんじゃないかの」
 酒の甕のチェックに戻る『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)を『ドラネコ配達便の恩返し』ユーフォニー(p3p010323)が掴む。
「待ってください! そこはいつもなら『丁度ええ。こういうモンスターが』ってなるところですよね?」
「いやまあ、いるにはいるがのう」
「あ、本当にいるんですか?」
「お主、中々こなれてきたのう……」
 ミントゴーレム。そう呼ばれるゴーレム型のモンスターが覇竜にはいる。
 しかしながら、これは敵とはされていないのだという。
「ミントですもんね……さもありなん、というやつですよね♪」
「お主、ミント好きなんじゃなあ……」
 納得しているユーフォニーはさておき、ミントゴーレムは覇竜のそれなりに多くのモンスターや亜竜が忌避する香りを放っており、その通り道はしばらく安全と言われるほどだという。
 また、その通り道には覇竜ミントが生えることもあり、これは通常種のミントのような強靭な生命力や繁殖力は持っておらず、放っておけば一日で枯れてしまうのだという。
 しかしながらこの覇竜ミントは通常のミントよりも上質なミントであるといい……この覇竜ミントを酒に漬け込むと、着色料なしでも美しいミント色になるという。
 そこから抽出したミントエキスもこれまた、ミント好きにとっては至福のバランスであるという。
 スウ―ッとするその清涼感たるや、とてつもなく素晴らしい……らしい。
「ま、そんなわけでそのミントゴーレムがもうそろそろフリアノンの近くを通る時期でのう」
 しかしミントゴーレムの香りとかが全く気にならない……それがもはやお馴染みデミワイバーンだ。
 きっとアホだからミントの香りとかも気にしないのだろうが、ミントゴーレムに万が一があれば面倒なことになる。
「ま、そんなわけでのう。ほれ、こういうのも用意してみたんじゃが」
 相賀の手にあるのは間違いなく覇竜ミント酒と、覇竜ミントエキス。
 なるほど、これがあればミント系スイーツも作り放題である。
 ならば、仕事をさっさと済ませて帰ってくるしかないだろう……!

GMコメント

はい、というわけで今回はミントです。
ミントゴーレムを守りながらデミワイバーンを追い返して、地面から覇竜ミントを摘んで帰りましょう。
そうしたらミントでスイーツパーティです!
なお、皆さんがお仕事してる間に相賀が色鮮やかなチョコミントアイスを仕込んでくれるので、これを別のスイーツにも使えます。
ちなみにミント苦手な人には普通のチョコアイスもあります。

●出てくるモンスター
・デミワイバーン×5
ワイバーンの中でも比較的小型種。
弱いわけではないが、デザストルに住むモンスターとしては比較的下位の実力。
火を吹くブレス攻撃、鋭い爪による攻撃を使用してきます。
分が悪いと感じたらすぐ逃げます。

・ミントゴーレム×1
全身がミント色の何かで出来たゴーレム。たぶんミント系物質の塊です。
ただ歩いてるだけですが、ちょっとした道行のお守り扱いされています。
歩いた後には覇竜ミントが生えたりします。
攻撃方法は強烈なミント成分を含んだブレスを放つミントブレス。
催涙スプレーみたいな効果があり、涙が止まらなくなります。
あと凄いスース―し過ぎて辛くもなります。
【ミントゴーレムは敵ではありませんが、別に味方でもありませんので注意してください】
デミワイバーンを追い返したら、何処かに歩き去っていきます。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • 結成! 覇竜チョコミン党!完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年02月28日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
回言 世界(p3p007315)
狂言回し
ユーフォニー(p3p010323)
竜域の娘
曉・銘恵(p3p010376)
初めてのネコ探し
リスェン・マチダ(p3p010493)
救済の視座
ヴィルメイズ・サズ・ブロート(p3p010531)
指切りげんまん
セレナ・夜月(p3p010688)
夜守の魔女
セシル・アーネット(p3p010940)
雪花の星剣

リプレイ

●ゲットせよ、覇竜ミント
「ぶはははッ、良いミントは何かと重宝するからな! 相変わらず覇竜の食材は面白いモンが多いなぁ!」
 『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)が笑うその先には、ゴーレムがズシンズシンと歩いている。
 ミントゴーレム。なんか如何にも覇竜っぽいモンスターだが、ゴリョウたちを気にした様子もない。
 今日はこのゴーレムをデミワイバーンから守るのが仕事の1つでもある。そんなわけでゴリョウはミントゴーレムを守りデミワイバーンを引き付けられ位置にいるのだが……本当にミントゴーレムはゴリョウを見てすらいない。
「チョコミントか。あのミントによる味というか清涼感というか……ともかくそれのせいで好き嫌いがはっきり別れてしまうが故に、時に戦争を起こしてしまう罪深き代物だな」
 『陰性』回言 世界(p3p007315)も、そう頷きミントゴーレムを見上げる。
「まあ俺も好きかと言われると……チョコミントもミント味の飴とかも大好きではあるのだが、それは菓子だからであってミントはそんなに関係ないからな。とはいえチョコミン党に入ればチョコミントを食べられるのは間違いない。ならば入らない理由もないだろう。さっさと材料を採りに行ってパーティと洒落込もうぜ」
「覇竜チョコミン党……わくわく。チョコミント、覇竜の外で初めて知ったの……普通のチョコとの食べ比べも、楽しみ」
 『初めてのネコ探し』曉・銘恵(p3p010376)も楽しそうだが……チョコミン党とは何か。
 チョコミン党。それを結成したのは『相賀の弟子』ユーフォニー(p3p010323)だ。
「ミントな生き物、やっぱりいたんですね……! さすが相賀さん、ありがとうございます!」
 この場に居ない相賀に礼を言っているユーフォニーだが、余程嬉しかったらしい。
「ミントゴーレムさん、なんて素敵な方なんでしょう」
 無機疎通や精霊疎通で会話を試みてみるユーフォニーだが、ミントゴーレムからの返答はない。
 通じていないのか無口なのか、どっちかはよく分からない。
「私、ミント大好きです! あの、ぎゅってしてもいいですか……?」
 やっぱり返答はないが、ユーフォニーは足にぎゅっと抱き着いてみる。
「スキンシップをしたらより気持ちが伝わるかなって。届けこのミント愛……! えっあっだめでした?! ひゃー!」
 ユーフォニーをくっつけたまま普通に歩くのでユーフォニーが面白いことになっているが、ミントの香りは全身につくのでユーフォニーはそれはそれで幸せそうだ。
「ミント系スイーツは素晴らしいですよね。甘いのに爽やかだから、飽きることがないんです。恐ろしいですね……」
 そんなユーフォニーを見ながら『救済の視座』リスェン・マチダ(p3p010493)も呟く。
 この仕事が終わればチョコミント祭りなのだ。その素晴らしさはたっぷり堪能できることだろう。『竜は視た』ヴィルメイズ・サズ・ブロート(p3p010531)も楽しそうだ。
「チョコミントアイスですか、それは楽しみですね〜時には甘味を食べたい日もございますよ。あっまずワイバーンを追い払うお仕事ですかハイ……」
 なんだかすぐにテンションが下がっているが、さておいて。
「ミントのゴーレムなんてのもいるのね……ミント、別に嫌いじゃないけど、ここまで凝縮してると何と言うか、圧が……それにしても、ミントって繁殖力が凄いって有名だけど、大丈夫なのかしら……?」
 『夜守の魔女』セレナ・夜月(p3p010688)もそう心配するが、確かにミントといえば雑草ばりの繁殖力で有名だ。ちょっと油断するとミントだらけになってしまったなどという話は枚挙に暇がないが……覇竜ミントは放っておくと一日で枯れるので問題はないらしい。
 ないが……そんな思考も、飛んできたデミワイバーンを前にしては吹っ飛んでいく。
「まずは、あのデミワイヴァーンを追い払うんだね! そんなに強くないってことだけど、マーシーもマロンもチームの仲間も怪我させるわけにはいかないから頑張ろう!」
「今回はタンクさんやヒーラーさんがいらっしゃるから私が傷付くことはないでしょう、安心ですね! あぁっー!? どうしてぇー!!?」
「ぎえー! やっぱりめっちゃスースーするぅ! ハッカ油直塗りかよチクショウ!!!」
 たまたま位置が悪くてヴィルメイズがミントブレスに巻き込まれているが、いつも通りなので問題ない。
 ついでに元から受けるつもりで覚悟を決めていたゴリョウもやっぱり辛いらしい。
 しかし、元々デミワイバーンに向けてのものらしいので……巻き込まれたのはもう彰べるべきか。
 なんだかんだで逃げて行ったデミワイバーンを見送ると、リスェンはその爽やかな(香りのする)背中へと語り掛ける。
「ミントゴーレムさんの背中、なんだか寂しそうですね。あの、ミントゴーレムさん! みんなに避けられるのかもしれないですけど、わたしはミント好きなので。なんというか、その、それだけ知ってほしくて。あと…… よかったらご一緒しませんか?」
 勿論、無理強いはしない。そんなリスェンにミントゴーレムは振り向くと、そのまま歩いていく。
 たったそれだけだけど、なんとなく心が通じた気がして。
「え!? 私にはノーリアクションだったんですけど!? どうしてですかー!?」
 呼びかけるユーフォニーの声が響く。けどまあ、人生そんなものである。逆に美味しいかもしれない。ヴィルメイズはまだミントの衝撃でビクンビクンしてるし。
「これが、ミントの怒り……?」
 銘恵がヴィルメイズをツンツンしながらそう呟くが……たぶん違う。
「な、涙が……ひいん。ここまで強いと一種の化学兵器ね……」
 セレナもミントブレスに巻き込まれてしまったが……全身のミント臭は帰るまでにはとれるだろう、たぶん。
「さようなら……また来てね! この後に、覇竜ミントが生えてくる……楽しみ」
 そうして銘恵はヴィルメイズを放置したまま覇竜ミントが生えてくる光景に「わあ」とセシルと共に声をあげる。
 なんとも幻想的で楽しいその光景は……この後の楽しさを予感するかのようだった。
「ミントパーティ、わくわくする。しゃおみーも何か作れたらいいな。お肉を一口サイズに切って焼いて、ミントのソースに付けて食べる……とか? ……むぅ、しゃおみーももうちょっとお料理勉強しないと……!」

●ミントを楽しもう!
 覇竜ミントを無事に回収すれば、フリアノンに帰って調理のお時間である。
 相賀の用意したチョコミントアイスやミントエキスも、色々な材料になるだろう。
「せっかくチョコミントアイスを用意してくれたんだから、それを使いたいわねそうそう、ドラネコの里はある? あればそれも使って……」
 最近出てきたフリアノン名物のクッキーを受け取ると、セレナはそれを砕いて器の底に詰めて、(程々の強さの)ミントのクリーム、それにチョコミントアイスを乗せていく。
「ドラネコの里を一枚飾って、最後にミントの葉を乗せれば……ドラネコのチョコミントパフェ! なんてねっ」
「わあ、すごいです!」
 セシルが思わず手を叩くが、こういったものはアイデア勝負なので素直に凄いと思えるのだ。
「私のアイスは3段重ねで美しくお願いいたしますね〜今流行りの「映え」でございますよ。そういえばミントを原料とした入浴剤というものが存在するとお聞きしました。噂によるとお湯に入っているのに凍えるような寒さを体感するとかなんとか……」
 そういう入浴剤は真夏にちょっとクールな気分になれるものだが、冬に入るものではなさそうだ。
 なおそんな事を言っているヴィルメイズだが、まだミントの匂いがちょっと取れてない。
 まあヴィルメイズはいつもの通りだが……その近くではユーフォニーが気合充分な様子だ。
「今日一番作りたいのはミント風味のガトーショコラ。あっ、ライチのドライフルーツなんて都合良くあったりしないでしょうか」
「うむ、あるぞい」
「流石です! これがミントと合うので刻んで生地に混ぜると美味しいんです」
 ヒュッと出てくる相賀からドライフルーツを受け取りつつも、ユーフォニーの手は止まらない。
「あっ相賀さん、今度相賀さん流チョコミントアイスと覇竜ミント酒の作り方も教えてください!」
「うむ、ええぞ」
 流石はチョコミン党。学びのチャンスは逃さない。
「覇竜チョコの実をたくさん使い、小麦粉、バター、卵黄、ミントエキスを合わせオーブンへ。濃厚なチョコレートに爽やかなミントが合わさった一品を相賀さんのチョコミントアイスと生クリーム、摘んできたミントを添えて、見た目も美味しくできたら……完成です!」
 これはヴィルメイズ風に言えば「映える」スイーツであるのは間違いない。
「ミント酒はロックで飲んでみたいですね……! ほかにも摘みたて新鮮なミントとお酒を合わせてモヒートに。お酒が飲めないひとにはジュースにミントエキスを合わせたり。これは柑橘系とか合いますよ!」
 余ったミントは乾燥させてミントティーに。なんとも隙のないスイーツ作りである。
「ミントって好き嫌いが分かれるらしいんですよね。こんなに美味しいのに悲しいです……なので苦手なひとにも楽しんでもらえそうなものも考えないと。普及活動です!」
 おー、と腕を突き上げるユーフォニーだが、お手伝いをしながらチョコミントアイスをもぐもぐと食べていた世界は「新鮮なミントを使うとここまで違うんだな……」などと呟きながらもふと思いつく。
「ついでに折角設立されたチョコミン党だ、料理とは関係ないが何か党員を示す印みたいなのを作ろう。緑と黒の市松模様の和風な服とかどうだろうか。……なんか直感でダメな気がするので普通に緑と黒を基調とした、或いはミントの形を模したバッジとかでもいいか。作る手間も少なそうだしシンプルイズザベストってやつだ」
 そう、今はゴリョウが調理中だが、それが終わるまでには仕上げておきたいところだ。
「よし、やってみるか。やってできないことはないだろう」
 世界が素早く手を動かす中、ゴリョウもぶはははッ、と楽しそうに笑いながら調理をしている。
「ミントは飲み物やデザートのみじゃねぇんだぜ。つーわけで今日のメニューは薄荷牛肉湯だ! 牛肉を煮込んで塩で味付けたスープに大量のミントを入れた鍋の一種だな。柔らかな牛肉、滋味に満ちたミント香るスープ、ミントの具としての可能性を感じられる一品だな。醤油、砂糖、黒酢、糊辣椒面、大蒜、葱を混ぜたつけダレに付けて食えば更に味わいが増すぜ。舌が鋭敏化して旨味を感じる力が上がるのもミントの魅力の一つだな」
「ゴリョウさん、この料理はなんですか? ふむふむ。なるほど。ミントってチョコミントだけじゃないんですね。奥が深いです……!」
「え? スープ? 僕はてっきりお菓子がでてくるかと思ってました! すごい!」
 リスェンとセシルがそんな声をあげるのを聞きながら、ゴリョウは満足そうに頷く。
「でもってデザートは皆の衆のリクエストとか、手伝いとかをさせてもらうぜ! 何だかんだでチョコミントやアイス、ドリンクは王道だからな。きっちり手を抜かずに作らせてもらうぜ!」
「ではこちらを! 普通のチョコアイスにミントエキスを混ぜ、ミントレベルを段階別に即席チョコミントアイスを5種類ほど用意しましょう! ミントが弱いものから試してみてもらうことで新たな発見があるかもですよ……!」
「そいつは面白そうだな。よし、やるか!」
 ゴリョウとユーフォニーによる段階別チョコミントアイスも仕上がれば、いよいよ試食である。
「ゴリョウさんの料理もおいしそう……お腹空いてきちゃった。ユーフォニーの作ったスイーツも楽しみだったの。是非食べさせてね!」
 セレナはそう言うが、セレナの作ったパフェも可愛くて美味しそうだ。
「おお、これは映えですね! しかも……うーん、美味しい!」
 ヴィルメイズが真っ先に声をあげるが、確かに映えて美味しいものばかりだ。
「ゴリョウさんの料理はすごく美味しいです。まだ少し肌寒い季節ですから、スープがあたたかくて美味しいです。牛肉もほろほろで、感動してしまいます」
「んん、このスープおいしいです。あったかさの後に爽やかさが追いかけてきて、無限に飲めてしまいそうです」
 セシルとリスェンがスープに舌鼓をうつが、本当に素晴らしい味に仕上がっている。
「ミントを使った料理やお菓子、おいしそう……!」
 色々味わって、ミントの魅力を楽しみたいな……と思っていた銘恵には、ユーフォニーの段階別ミントチョコアイスは実に理想的だ。
「チョコミントアイスも…傍に普通のチョコアイスも添えて、味の違いを味わうの」
 ミントのすぅーっと感が程よくて、ちょっと嬉しくなる銘恵だが……セシルもそれを見てデザートに移行する。
「とろける甘さのチョコのなかに、ぴりりとミントが香ります。あまいのに爽やかな感じが大好きです。マーシーもマロンも一緒にぱくりと食べましょう!」
 そうしてセシルがトナカイのマーシーやドラネコのマロンにもアイスを勧めていく。
「ふたりともどう? 美味しいよねえ!」
 それは表情を見ればよく分かる。楽しい時間はあっという間に過ぎていくが……今日というこの日は例えるならば、まるでミントのように爽やかで忘れ難い、そんな記憶になるだろう。

成否

成功

MVP

ユーフォニー(p3p010323)
竜域の娘

状態異常

なし

あとがき

チョコミントアイス、美味しいですよね!

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