シナリオ詳細
妖精代理代理戦争
オープニング
●人工妖精コールドビショップ
赤と白のチェッカー模様。
彫刻の施された柱や宗教画が並ぶ円形の、そこはまるでダンスフロア。
フロアの東側と西側にそびえる塔のような彫像を囲み、双方四人ずつの僧侶が立ち並んだ。彼らはそれぞれ赤と白の腕章をつけている。
フロアの上部、突き出たバルコニーのような場所に、双方どちらでもない色の腕章をつけた僧侶が立った。彼は『アンパイア』と呼ばれた。
「これより――『妖精代理代理戦争』を行なう。双方、礼」
祈るように手を合わせ、相手チームへと頭を下げる僧侶たち。
次の瞬間、彼らの足下にトンボのような翼をもった妖精たちが現われた。
僧侶一人につき五人の妖精だ。
槍を持つ者。弓を持つ者。杖を持つ者。大きな盾を構える者。
違いといえば羽根の色。双方の腕章にそって、赤色白色に分かれていた。
小さな旗を取り出し翳すアンパイア。
「――はじめ!」
赤白双方の僧侶たちは指示を出して叫び、応えるように妖精たちが飛び出していく。
剣がぶつかり、矢が飛び交い、魔法の炎が走った。
炎も矢も、妖精だけを傷付け、僧侶たちには当たることなくすり抜けてゆく。
深く傷ついた妖精はふらりとよろめき、虹色の粒子になって散ってゆく。
散った粒子は塔像の頂点にはめこまれた水晶へと吸い込まれ、中で小さな光になって遊ぶように回っていた。
「これを『妖精代理代理戦争』といいますじゃ。
戦争は愚かなもの。人が死に傷つき血を流し、帰りを待つ家族を悲しませるのみでございます。
よってもめ事や争いごとがある際、わが教会では古来よりこの方法をもって裁定を行なってまいりました。
この水晶に納められておりますのはコールドビショップという人工妖精でございます。この設備の上でのみ形をとって行動できる妖精で、登録した主人の命令を聞いて『仮装戦争』を行なうのです」
妖精はこの儀式を遊びと認識しており、痛がったり苦しんだりといった振る舞いこそするがあくまで人間のマネをして遊んでいるだけらしい。
そもそもこの妖精たちに実質的な肉体や苦痛の概念はなく、命もほぼ永遠であるため、儀式に喜んで応えるということだ。
「このたびは次なる司祭を決めるため、『妖精代理代理戦争』を行ないまする。
その方式として、このたびは皆様ローレットの中からランダムに選んだ方々をメンバーとして、行なうことにいたしました。
前司祭様は、魔種を倒された皆様こそが次世代を導くに相応しいをお考えになり、このような形をとったのでございます。
どちらが勝てとも、勝利を目指せとも、我々はもうしません。
自らの思うまま、この『妖精代理代理戦争』にご参加くださいませ……」
- 妖精代理代理戦争完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度EASY
- 冒険終了日時2018年09月21日 21時55分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●妖精代理代理戦争
聖ボビー教会、代理戦場室。
赤と白のチェッカー模様がまぶしいフロアの東西に、合計八人のイレギュラーズたちが集まっていた。
神父でも騎士でもなくまして異世界の民にすら教会の未来をゆだねた、史上まれにみる光景。
それを一目見ようと共感関係者や民衆たちが吹き抜けになった二階観覧場から見下ろしている。
今は指揮官各自妖精の呼び出しを済ませ、慣れるためにたわむれている所のようだ。
「みんなよろしくね!」
自分とおそろいの装備と服装になった妖精たちと握手をする『魔法騎士』セララ(p3p000273)。
おそろいなだけあって防御に秀でたチームだ。セララはこれを『デアリーナイツ』と名付けた。
「誰も傷つかない戦争ですか……。スポーツと思えばそうでもありませんが、まるでヴァルハラですね。とはいえ、誰かを指揮する経験は初めてですから良い勉強になりそうです」
『幻想乙女は因果交流幻燈を夢見る』アイリス・ジギタリス・アストランティア(p3p000892)は戦乙女風の衣装を纏った妖精たちを整列させた。
弓や剣や大きな盾を装備した妖精たち。バランスをとってはいるが最終的にヒーラーを中心にバランスをとっているところがアイリスらしさであった。
らしさといえば、『闇之雲』武器商人(p3p001107)はかわった服装の妖精たちをデザインしていた。
「さて、縁の下で陰謀論を企もうか。ヒヒヒ……」
どうやらタロットカードの絵柄をモチーフにしたらしく、それぞれを世界、月、塔、女帝、教皇となづけていた。
どうやらひとりひとりに個性というか特別な役割を持たせたかったらしく、ある意味ではそれも武器商人らしさといえた。
一方で『Peace Maker』ルチアーノ・グレコ(p3p004260)は帽子と服を黒くしたマフィアスタイルの妖精を揃えていた。
どうやら昔なじみをモチーフにしているようで、ナイフ使い、マシンガン使い、爆弾魔、スナイパー、ファイターの五人組で構成されていた。
これらが四人の指揮官で構成されるのが赤チーム。
全体的な構成はセララチームて敵の侵攻を阻みつつ、武器商人とアイリスのチームが塔の守りを固め、ルチアーノがやや手前で遊撃をする守り強めの形となるだろう。
一方で白チーム。
「聖ボビー教会に選ばれるとは光栄の極みであります。人々の希望を背負い次世代を切り開くべく邁進致しましょう!」
『死力の聖剣』リゲル=アークライト(p3p000442)は胸に拳を当てて背筋を伸ばしている。
天義の出であるからか、妖精代理代理戦争を前から知っていたらしい。
「今は仲間であり戦友だ。君達にこの戦いの未来を託す! 敬礼!」
彼に従う妖精はリゲルとおそろいの鎧騎士。中身は前衛騎士二人に魔術師、ヒーラー、鼓舞する指揮官という構成だ。
赤チームの最前衛がセララの赤マントであるのに対して、白チームの前衛となるであろうリゲルのチームが白マントで揃えたのは美しい偶然であった。
「リリーたちはしろちーむ、だねっ。がんばろー」
『小さな思い』リトル・リリー(p3p000955)は自分よりひとまわり小さい妖精たちに勢いをつけていた。
リリーと似た緑のワンピースで。防御係と回復係にきっぱり分けた防衛主体チームだ。
ここまで自分に合わせてきた、ないしは自己を投影してきた白チーム。
その流れで妖精たちを呼び出したのは『くれなゐにそらくくるねこ』クーア・ミューゼル(p3p003529)。
「私が成すべきことは変わらないのです。秩序の一助となる伝統、良いことなのです。私もいつもどおりのスタイルで応えるのです」
といってずらりと並べたのは、真っ黒いローブに松明を掲げた怪しい妖精集団だった。言わなくても何がしたいのか一目瞭然だった。
すごく余談になるが、精霊と妖精は似てはいるけどちょっと違うもののようで、かつ人工妖精となるともうちょいずれるらしく、クーアの精霊適正は適用されないようだった。といっても、今回は出来ても出来なくても同じなので特に気にはならない。
(遊びの戦争ごっこでいいんですよね? それなら、普段できないことをしたいです。実戦でボク自身が扱うのは、魔法や搦手ばかりですが、……剣にも憧れがあるんです。男の子だもの……)
そんな気持ちから『生まれながらの亡霊』凍李 ナキ(p3p005177)がデザインしたのは漆黒の騎士集団であった。
火力に思い切り振ったスタイルで、ひたすら突撃して暴れ回るのが目的らしい。
こうして出そろった白チームの全体構成を見てみると、敵最前衛を押さえつつひたすら敵陣に飛び込み引っかき回す攻撃的な軍のようだ。
白チームと赤チーム、双方のスタイルが丁度よいところでかみ合い、お互いどのチームが欠けても危険なスリリングな戦争になるだろう。
「これより――『妖精代理代理戦争』を行なう。双方、礼」
アンパイア(審判や判定役の意味)が手旗を掲げる。
妖精をそれぞれフロア端に整列させた両チームは礼の姿勢をとり、妖精の光を自らに集めていく。
そして、旗が振り下ろされた。
「――はじめ!」
●激突
フロア中央。
まずは象徴的な激突がおこった。
「一騎当千のフェアリーナイツ、出陣!」
「相手はセララ団長もいる精鋭軍団。恐ろしい強敵達だが心で負けてはいられない。勝利を掴み取るべく全力で挑むぞ!」
セララチームとリゲルチーム。双方正統派の騎士団をイメージしたある種顔役的チームが正面から激突した。
「ここから先へは通させないよ。フェアリーナイツ、あいつらを止めるんだ!」
平たくブロック陣形をとったセララチームの通称フェアリーナイツ。
それを突破するべく鏃状の陣形でぶつかっていくリゲルチーム。
多分趣味で入れているであろう嫁風のヒーラーに回復を預け、前衛の騎士たちと後衛の魔術師でがんがん押していく。全体の基礎能力を引き上げるべく指揮官に鼓舞させることで勢いも強い。
しかしセララチームのまーとにかく硬いセララらしさが柔軟に攻撃を受け止め、たまにドーナツ食べたり必殺セララスペシャルを急に出したり可愛いポーズをとってみたりとうまくリゲルチームを足止めしていた。
「これが噂に聞く『セララ団長が沢山居たらつらい』現象……」
「フェアリーナイツは最強無敵だ! いっけぇ!」
両チーム最前衛がぶつかり合うことで、戦場はここをセンターラインとし、遊撃チームのぶつかりもまた同センターライン上で行なわれた。
双方の遊撃チームはといえば……。
「痛みを感じることなく歩み続ける兵士たちよ……! ころせ! ころせ! ころせ!(あそべ!あそべ!あそべ!)」
無邪気100%で漆黒の騎士団を突撃させるナキのチーム。
そういうのは慣れっこだとばかりにルチアーノもまたチームを突撃させた。
「やられる前にやれ精神で攻めていこう。僕らのルールでは、敗北イコール死だ。命の取り合いに付き合ってもらうよ」
ある意味で属性の似通ったナキチームとルチアーノチーム。
只管突っ込んで敵前衛を蹂躙するスタイルのナキチームは、タンクとナイフ使いを前に出してスナイパー、爆弾魔、マシンガンの火力で薙ぎ払おうとするルチアーノチームにかなり肉薄した。そのくせ地味にヒーラーを用意しているので簡単にはなぎ払えず、結果としてお互いの戦力をめりめりと削りあうインファイトへと持ち込むことになった。
この競り合いから退けば自陣の塔を晒すことになる。双方引けないぶつかり合いなのだ。
最前衛チームと遊撃チームがそれぞれセンターラインでぶつかったとなると、残る双方二チームの動き方が戦場の位置を決めることになる。
武器商人はあえて自陣の塔前に部隊を展開し、ひたすら罠をしかける作戦に出た。
普通にトラバサミとか置いてると相手指揮官が上から丸見えになるのではと思われたが、妖精たちは独自の見えない罠をあちこちに仕掛けており、それが味方にだけ見えるようにシグナルを配る役目をたてていた。
「我(アタシ)のユニットたちは基本、戦うのは避けようね。逃げるが勝ちだよ、防衛が得意なコたちの影に隠れるといい」
そういって隠れ蓑としたのはアイリスのチームだった。
一方でアイリスのチームは自陣塔の前に陣取り防衛を固めていく。というのも、味方の構成上自チームだけで相手の塔を目指すと孤立してしまうため、逆に攻め込んでくる敵を釣り上げて倒す方が有利だと考えてのことである。元々受け身な防衛は得意なアイリスなので地の利を得た今かなりの好条件にあるのだ。
ということで、必然的にクーアとリトルは隊を敵陣へ上げていくことになるが、その流れはクーアチームにとって好都合なものだった。
「できるだけ長く広く強く深く遍く、戦場を赤に染めるのです! 紅蓮色の絶景を、妖精さん達にも遍く示すのです!」
勝つことよりも燃やすことが主体というイカれたクーアチームは、松明や火炎瓶を只管にアイリスチームやその周辺のエリアに投げ込み炎を広げていった。
一見暴徒が暴れているのかクーアの性癖が爆発しているかのように見えるが、実際的にやっているのはトラッパーに対するメタでもあるクラッキング。
罠を仕掛ける武器商人チームと、それを相手ごと焼いてしまうクーアチームという構図だ。
勿論それをアイリスチームは野放しにはしないので、クーアチームへ襲いかかっていく。
罠を工兵ごと焼き尽くすのが早いか、放火魔が始末されるのが早いかの勝負だ。
ここでクーアチームが全滅すれば決定的な攻め手をうしなう。それをよしとせずクーアチームの防護に回ったのがリリーのチームだった。
「こうげきのひとをさぽーとさぽーと。がんばらなくちゃ!」
リリーチームは防御妖精をクーアチームを守るように展開し、後ろからサンドするように回復妖精で味方を治癒した。
アイリスの弓兵が放火魔たちを攻撃する一方、リリーの回復妖精がカウンターヒールをはる仕組みである。
単純に攻防のバランスでいえばアイリスチームが不利なのだが、クーアの目的が放火にあることで罠の破壊と微量の攻撃に留まり、武器商人を交えて丁度ぶつかるようなバランスになっていた。
どこがかけても危険な、スリリングな戦争である。
●決着
はじめに全滅の危険が迫ったのは武器商人チームとクーアチームだった。
武器商人チームは罠を仕掛けて回る都合上個々の妖精が孤立しやすく、ヒーラーを一人ずつつけていても各個撃破(本来の意味のやつ)を受けやすかった。
一方でクーアチームは孤立しちゃってもいいやの精神で敵陣に突っ込むため、リリーの支援防御からたびたび外れていた。
最終的にはお腹に沢山ダイナマイトを巻き付けて突撃するというなんだかやけっぱちな攻撃で、武器商人チームと相打ちしたのだった。
そうすることでリリーチームとアイリスチームがそれぞれ攻撃的姿勢をやめ、自閉した陣形でそれぞれの回復に専念するようになった。
防衛を本来の役割とするリリーチーム、アイリスチームはそれぞれの戦場をセンターラインで戦う最前衛および遊撃チームの保護へと移行する。
戦場が再び中央部へと移った形である。
それまでの間、中央部で何が行なわれていたかというと、互いにめりめり破壊しあっていたルチアーノチームとナキチームが最後の一人になるまで殺し合っていた。
暗黒騎士の格好をしたナキチームの妖精が特攻気分で突っ込み、距離を詰められると不利なルチアーノチームのスナイパーは只管距離を離しながら射撃による牽制をしかけていた。
そこへ、リリーチームとアイリスチームがそれぞれ加わる形で再編成。
暗黒騎士をやじり代わりにして回復と防御で推進力をとるリリー&ナキチーム。
対して弓兵とスナイパーによる攻撃力で対空砲の役割を作るアイリス&ルチアーノチーム。
結果として双方のヒーラーが潰され、タンクどうしの殴り合いで衰弱。ギリギリアイリスチームの再生能力をもつタンクが生き残り、別のチームと合流しにいく形となった。
ここで残っている他チームというのは、最前衛もといセンターラインでぶつかっていたセララチームとリゲルチームである。
少しずつ互いの戦力をつぶし合っていた両チーム。
最終的に双方の妖精ひとりずつが残る形となった。
セララチームは全員おそろいなので良いとして、リゲルチームは先頭に出て敵を引きつけるタンクが残る形となった。
というのも、セララチームは引きつけ攻撃や麻痺などに対して耐性が強く、誰が前に出てもいい構成だったため敵ヒーラーやバッファーを優先して攻撃でき、タンクがあえて最後に残される形になったのだった。
ただそこに至るまでに激しいダメージを免れないので、セララチームもさすがに最後の一人になってしまったわけだが……。
「油断するな、慎重に行くぞ!」
「いまだよ、セララスペシャル!」
自作の応援歌を流しながら叫ぶセララ。
両者の激突は相打ち覚悟のものであったが……しかし。
そこへ急いで合流したアイリスチームのタンク妖精がリゲルチームの攻撃を引き受けて消滅。
その隙をついて、セララチームの妖精がリゲルチームの妖精にとどめの一撃を放ったのだった。
白い粒子になって散るリゲルチームの妖精。
「やったー!」
飛び跳ねて喜ぶセララ。
この勝負は、僅差で赤チームの勝利に終わったのだった。
試合結果から、次なる司教が選出される。
ワンドの授与式を眺めながら、イレギュラーズたちはいつもの戦闘とはまた違った余韻に浸っていた。
いつか……代理戦争ではなく本当の戦争で、妖精ではなく本当の兵士を率いて戦うことが、もしかしたらこのさきあるかもしれない。
そんなとき、自分はどんな風に戦うだろう。
などと……。
遠き日を、思ったのだろうか。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。
両チームとも趣味にはしりつつもうまく役割が分かれていて、とってもよい試合になりましたね。
GMコメント
ネメシスの教会がひとつ聖ボビー教会による裁定儀式『妖精代理代理戦争』のメンバーに依頼という形で選ばれました。
依頼の内容は『妖精代理代理戦争』に参加すること。
つまり、どちらが勝利するか、どのような姿勢で参加するかは個々人にゆだねられています。(前司祭はそうするべきだと考えたようです)
勝利に執着するもよし、趣味に走って遊ぶもよし、この状況を純粋に楽しむもよしです。
妖精を率い、命令を下し、『妖精代理代理戦争』を行ないましょう。
●チーム分け
奇数組(赤チーム)と偶数組(白チーム)に分けられます。
簡単に言うと『参加者一覧』の画面向かって左側が奇数組(赤チーム)、右側が偶数組(白チーム)です。
この4対4で戦うことになります。
●ユニット構成
『妖精代理代理戦争』は妖精が戦う儀式です。人は自分の配下に指示を出すことしか出来ません。
一人につき5人の妖精を配下とし、これを一ユニットとして扱います。
ユニットの構成は自由に選ぶことができ、『こういうスペックの子たちが来たらいいなあ』と考えて水晶に触れると自動で妖精が実体化するようになっています。
よって、プレイングには『こういうメンバーがいい』と書いてください。
何も書いてない場合はオーソドックスなバランス型メンバーが組まれます。
基本装備は剣、弓、盾ですが。PCのオリジナル装備を真似たユニットやコスチュームを統一したユニット。なにかしらコンセプトを決めたユニットを作ることができます。
ただし素体の妖精自体はいじれないので、馬とか犬とかはできないと思います。着ぐるみで勘弁してやってください。
(例:『防御にすぐれたユニット』『防御3と射撃2の二列ユニット』『全員巫女服で弓を装備』『カレーを装備したインド人集団』『全員マシンガンを装備したヒャッハー集団』などなど)
●人工妖精コールドビショップ
地面から数センチくらい浮いて飛行する妖精です。
中性的(若干女子より)の若い人間の容姿をしていて、背中にチームカラーで染めたトンボめいた羽根をつけています。
妖精たちにとって肉体は仮アバターみたいなもんなので、いくら壊れても気にしませんし、好きなように衣装や装備を変えることができます。
ダメージを受けたときにウワーとやられたような動きをしますが、あくまで人間のマネをしているだけで別に痛くはないようです。ある程度肉体が傷つくとパッとはじけて戦闘不能になります。
ちなみにこっちの言ってることは通じるけど妖精たちはとくに言語を喋りません。ミャーミャーいってる動物みたいな感覚です。
●勝利条件
・自チームの妖精が全て倒される
・全員が降参する
・相手チームの塔水晶に5人以上の妖精が侵入する
以上のうちひとつを満たせば勝利となります。
特に三つ目の塔侵入ですが、妖精たちは塔をがしがし登っていかねばならず、その間無防備になります。
よっぽど敵陣ががら空きな時、一点突破的な勝利を目指す際にご利用ください。
大体は相手を殲滅しきる形での勝敗になると思われます。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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