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シナリオ詳細

<咬首六天>新年初洗いinアーカーシュ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●暴走する洗濯機
 年も明けて、新年である。
 色々な過ごし方もあるだろう、正月らしいものも食べるだろう。
 新年、気持ちも新たになるのは良いが……そこで忘れてはならないことがある。
 それがお洗濯である。
 如何に天空の島アーカーシュであろうと洗濯物は発生する。
 服だって着れば汚れるし布類だって使えば汚れる。
 普段洗わないようなものだって、定期的に洗わなければならない。
 しかし考えてみてほしい。アーカーシュで洗濯板をザブザブ使っている様子はレリッカ村では普通かもしれない。
 だが、精霊道具をたくさん生み出した古代人がそんな選択の仕方をしただろうか?
 答えは否、否である。
 放水ゴーレムを見た『矜持の星』エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)は、こう考えた。
 何処かに洗濯ゴーレムもいるのではないだろうか?
 そして暴走して、獲物を捕らえて綺麗に洗っているのではないだろうか、と。
 その考えは、合っていた。
 新年早々洗濯ゴーレムが現れて、暴れている。そんな知らせがレリッカ村に届いたのは……エクスマリアが想像してから、結構すぐのことだった。

●洗濯ゴーレムを修理せよ
「と、いうわけで洗濯ゴーレムが現れたらしい」
 エクスマリアは歯車卿からの使者と共に、集まった面々にそう切り出した。
 現場はレリッカ村近くの川の流れる森の中。
 その近くを天衝種「ラースホーネット」が飛行しているのが発見されたのだが……どうも洗濯ゴーレムにやられたようである。
 その影響だろうか、ラースホーネットの運んでいたマッドアーマーも洗濯ゴーレムを模した形に変化しているのが発見されたという。
 勿論だが、ラース洗濯ゴーレムとも言えるソレは回収しても洗濯機として使えないし使いたくないし、何より倒せば溶けて消えてしまうので利用もできないだろう。
 そして肝心の洗濯ゴーレムだが、これはどうやら暴走しているようで、人を見つけると丸洗いしようとしてくるようだ。
 乾燥機能はついてないので洗ったら放り出すし、ドラム式洗濯機なので本気で綺麗に洗いに来る。
 新年早々綺麗に洗いにくるのは結構だが、本人ごと現れてはたまったものではない。
「……とはいえ、修理できればアーカーシュの洗濯事情にも貢献するだろうな」
 エクスマリアはそう頷くが、実際その通りだろう。
 何しろ大型ドラムだ。毛布だってお布団だってモードを自動選択で綺麗に洗える素敵な代物だ。
 年末に洗い損ねたものだって、これを機に綺麗に洗って新年らしくサッパリした洗い心地に出来るのだ。
 ならば是非回収したい。幸いにも回収すれば修理は可能だろうし、そうすれば試運転ということで参加者の皆のものを洗って干してみるのもいいだろう。
 綺麗になった洗濯物が風にそよぐのを見ながらお茶をするのもいい。
 新年の過ごし方としては実用を兼ねた素晴らしいものになるのは間違いない。
「まあ、レリッカ村に壊れたまま来られても困るしな。早めにどうにかしようじゃないか」

GMコメント

はい、というわけで新年初洗いです。
暴走した洗濯ゴーレムを回収して、レリッカ村近くの小高い丘で皆の何かを洗って干しましょう。
木と木の間に縄が張ってあるので、綺麗に干せます。
そしたらお茶でもしながら爽やかな気持ちで過ごしましょう。
お茶菓子は持ってきてもいいし、作ってもいいです。サンドイッチも素敵ですよね。

●出てくる敵
・洗濯ゴーレム×1
暴走している、大型洗濯機に頭と手足が生えたようなゴーレムです。
近距離で相手を詰め込み洗う「近接洗濯アタック」と中~遠距離の相手をトルネードで吸い込み洗う「中~遠距離洗濯アタック」を使用します。
思いっきりドラム回転するし水も出るので凄いことになります。
ただし洗剤は人体に無害でハイパワーなので、中で虹を作ってもまとめて綺麗になります。安心!
洗濯終了後はピッカピカ&「洗濯酔い」状態になり、少しの間立てなくなります。
この状態は時間経過で治ります。

・マッド洗濯ゴーレム×4
暴走している洗濯機に頭と手足が生えたようなゴーレムです。
近距離で相手を詰め込み洗う「近接洗濯アタック」と中~遠距離の相手をトルネードで吸い込み洗う「中~遠距離洗濯アタック」を使用します。
思いっきりドラム回転するし水も出るので凄いことになります。
ただし洗剤は人体に有害でハイパワーなので、ひどいことになります。
洗濯終了後は自ら七色に輝く「虹色シャイニング」&「洗濯酔い」状態になり、レインボーカラーに輝きながら少しの間立てなくなります。
この状態は時間経過で治ります。

●友軍(希望があれば)
アーカーシュゴーレム×1
必要であれば同行してくれます。
こたつゴーレムを修理してくれます。戦闘能力はほぼないです。

●特殊ドロップ『闘争信望』
 当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
 闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
 https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <咬首六天>新年初洗いinアーカーシュ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年01月12日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼
エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)
愛娘
寒櫻院・史之(p3p002233)
冬結
イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)
黒撃
冬越 弾正(p3p007105)
終音
回言 世界(p3p007315)
狂言回し
ルクト・ナード(p3p007354)
蒼空の眼
アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
灰想繰切

リプレイ

●これが人類の洗濯
「ここがアーカーシュかあー初めてきたよ。いい思い出が作れるといいなって……は? 洗濯ゴーレム?」
 『若木』寒櫻院・史之(p3p002233)に『矜持の星』エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)が「ああ」と頷く。
「やはり居た、か。洗濯ゴーレム。生活に役立つ便利なゴーレムなのは間違いないが、暴走すると魔物さえ洗い倒す、とは。別の意味でも、確保したくなる、な」
 エクスマリアは近くを流れる川の音を聞きながらそう呟く。
 暴走した洗濯ゴーレム。古来より洗濯は重労働であるが故に、手に入ればアーカーシュの生活レベルがまた上がることは確実だ。
「洗濯ゴーレム……これが世界の洗濯……」
「今日は黄水晶の雫でいい日和だ。絶好の洗濯日和となるだろう。フッ……ママ適正の血が疼くッ!」
 どこか遠い目をしながら『灰想繰切』アーマデル・アル・アマル(p3p008599)が呟き、『黄泉路の楔』冬越 弾正(p3p007105)が弾正節全開でキメている。
「人類を洗う回転式洗濯機は、人類には早すぎたんだ。ところでカラフルに輝くのは洗われた方、でいいんだろうか。いや洗った側が虹色フラッシュでキメる可能性もあるかと思ってな」
「アーマデルはゲーミングエネミーに感化されすぎてるんじゃないか? 洗った側が輝く、というのは予想もしていなかったが」
 現れると虹色になるので安心してほしいし、本来洗濯機は人類を洗うものではないので留意してほしい。さておいて。
 そうした本来の使い方ではないことを洗濯ゴーレムがしてしまうせいか、洗われると虹色に発光するようなのである。
 ……まあ、虹色になるのは「マッド」のほうなので綺麗を勘違いしている可能性もあるが。
「虹……ま、まあ、捕まらなければいいしね!」
 『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)も引いているが、まあ仕方のないことだろう。
「浮島で大規模な洗濯施設は行ったことがあるけど、ゴーレムだと小回りが利くし利点が色々と違って便利だよね! ……ラースホーネットがそのゴーレムにやられてマッド洗濯ゴーレムが誕生とか、天衝種も大変だね……」
 まあ、天衝種も色々あるんだね……といった感じではあるだろうか。
「差し当たって! 新年から心もカラダも洗濯して新しい気持ちでやって行こうってことだね!」
 『業壊掌』イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)もそう言うが、急に冷静になってしまう。
「いや、言ってみたものの、どう考えても服に中身を入れたままで洗濯するのはちゃんと洗いきれないし、ナゼか現れると虹色に光るらしいね? 何かの汚染物質で洗われてたりしないよね?」
 たぶん人間を洗ったらいけないという警告だろう。たぶん。きっと。マッドだから違うかもしれない。本物はピカピカになるし。
「暴走すると人を巻き込んで洗濯してくれるなんて、古代人はユニークな機能を付けるのが得意なんだな。……もちろん皮肉だよこんちくしょう。そんな技術力があるんならもうちょい安全性に考慮してくれてもよかったじゃないか。無事修理された暁には俺が改造して安全装置を取り付けてやる」
 『隠者』回言 世界(p3p007315)は始まる前からもうあきらめているのか、そんなことを言い始めているが、そんな世界の様子に『蒼空の眼』ルクト・ナード(p3p007354)も不安そうだ。
「せ、洗濯……? 私の場合機体というか、ウイングが詰まる気配がしなくもないが、場合によっては機材の類が錆びるな。……そっちの方が困る……洗われたくは無いな。早々に対応しよう、被害が出る前に」
 そう呟いたルクトの視線の先。マッドを含む5体の洗濯ゴーレムの姿がある。
「まともに攻撃食らうと社会的にもダメージ大きそうなマッド洗濯ゴーレムの方からだな、了解だ……カラフルに輝く事には経験も心理的な耐性もある、任されたくないけど任せろ。だが、もし、人生一度はカラフルに輝いてみたいと思ったら……俺は止めないぞ」
 物理的に輝きたい者がいるとも思えないが、アーマデルがそう言って。
 選択ゴーレムたちが此方を見つけ、結構な速度でダッシュしてくる……!

●洗濯ファイター
「あーっ!」
 距離を充分にとっていたアクセルが、マッド洗濯ゴーレムの遠距離洗濯アタックのトルネードに巻き込まれ吸い込まれていく。
 マッド洗濯ゴーレムの腕が扉をバシンと閉めると注水が行われ、大回転が始まっていく。
 回る、回る、ぐるぐる回る。大型ドラム式だからこその凄い回転がアクセルをぶん回し、やがて洗濯終了とばかりに吐き出される。
 だが、そんな大回転をされたせいもあってか……立てない。七色に光り輝く……羽根までキラキラギラギラと輝くアクセルは、その場にへたり込んでしまう。七色に輝きながら。
「う、これは酷い。恐ろしさが段違い、だ」
 マッド洗濯ゴーレムに向けてアイゼン・シュテルンを放ちながらも、エクスマリアは中々に洗濯ゴーレムたちが頑丈な事実に舌を巻く。
 長い時間をかけても洗濯機能を保持した洗濯機と、それを模したマッドゴーレムたちだ。
 やはりこういったものは頑丈ということなのだろう……!
「とにかくこの調子で……あああ~~」
 名乗り口上をあげて引き付けようとしていた史之も、当然のように洗われている。
「レインボーカラーになるってなんだよ! ゲーミングかよ! ツッコミも切れが悪いよ! ええいどちらにせよ俺の攻撃は至近距離で真価を発揮するんだ。洗われるのは仕方がないことさ」
 レインボーカラーに輝きながらも史之はそう叫ぶ。
 酔いが凄いし足なんか生まれたての小鹿みたいにガックガクの洗濯酔い状態なのに、言うことを言わねば気が済まないとでもいうかのようである。
「ていうか名乗り口上で注意を引き付けたら俺の取り合いにならない? 俺えんえんと洗われない? それはそれで引き付けに成功してるから、いいか……仲間の勝利のためならこの身も犠牲にしてみせよう」
 そう決めた史之を、激しくマッド洗濯ゴーレムがトルネードで引きずり込む。
「こいよ洗濯機ども! ああああ~~~」
 そんな史之(MAXレインボウ)とは違い、本物の洗濯ゴーレムを引き付けている世界は気楽なものだった。
 皆がマッドの相手をしている間、元祖洗濯ゴーレムのお相手を務めることになったのだ。当然だろう。
(虹色にならずに済むどころか新年初洗いを堂々と一番乗りだ。ある意味美味しい役回りと言えるだろう)
 そんなことを考えている世界だが、新年初洗いを堂々と一番乗りしてきただけあって言うことが違う。
 水もしたたるなんとやらだ。性別は不明だが。
 とにかく世界の仕事は洗濯ゴーレムを徹底的に引き付けることだ。
「俺は常に清潔に気を遣ってるし、洗われたばかりだから、いくら洗濯ゴーレム君でも俺の服をこれ以上綺麗にするのは流石に無理だよなぁ」
 などと言いながらこれ見よがしに服をアピールしている。ちなみにもう汚れはない。ピッカピカだ。濡れてるけど。
 そんな世界を洗濯ゴーレムはしっかりと洗ってペッと吐き出す。
 吐きだすが……その高速回転に世界は本日何度目かの洗濯酔いである。気のせいか眼鏡までピッカピカだ。
「回転のキレも悪いし、乾きにムラもありそうだ。ゴーレム君も歳なんだから今どきの若い洗濯機を見習ってアップデートでもするべきじゃないか?」
 もう完全に立てないのでその場に転がりながらも世界は煽るのをやめない。
「……若い洗濯機ってなんだ?」と呟いてもいたが。たぶん新型の洗濯機とかではないだろうか。
「セカイはまだまだヨユウがありそうだね!」
 また洗われている世界を見ながら、イグナートはマッド洗濯ゴーレムにハンズオブグローリーからの無影拳・旋指雷槍を叩き込んでいく。そうした波状攻撃はマッド洗濯ゴーレムたちに確実にダメージを与えていくが……そんなイグナートもパクリとマッド洗濯ゴーレムに飲み込まれてしまう。そうして始まるのは、あの大回転。ペッと吐き出されたイグナートには、もはや立っていることすら出来ない。
「ううう……あの練達で見た、ぺかー! って感じのCMの洗濯物が、こんなカコクな体験をしてから……干されていたなんてね」
 二日酔いと同じくらいツライ、と倒れるイグナートだが、マッドな方で現れ七色に輝いているので、たぶん正しい体験ではない。
 まあ、洗濯機で洗われるのはそもそも正しくないのだが。
「イグナートが(また)やられたか……! だがまだ前衛には俺たちが、つまりアーマデルもいる! アーマデルと一緒に丸洗いできる位置にいるんだ。繰り返す。俺とアーマデルは丸洗い可表示だ。分かったかゴーレム。行くぞ!!」
 弾正には洗濯表示タグでもついているのだろうか。ともかく、アーマデルも弾正と連携しながら戦っていた。
「七色の輝き、確かにカラフルだ。だが1670万色には勝てるかな……? いくぞ弾正、Gペリ殿、合体攻撃だ!」
 Gハイペリオン様……すなわち神翼獣ハイペリオン様から分離した小型の騎乗生物がゲーミングカラーで光るそれに乗りながら、アーマデルと弾正はマッド洗濯ゴーレムへと挑んでいく。
「こっちにはカラフルに光るプロがいるんだ、お前もゲーミング人間椅子にしてやろうか!」
 洗濯ゴーレムは人間ではないが、雰囲気でなんとなく伝わりつつもアーマデルと弾正は作戦通りに動いていた。
(形状的に視界はあまり広く無さそうだが頭部がぐるんぐるん回って全方位カバーとかする可能性はある……死角があれば打ち込めるんだがな……)
 俺は騎士でも戦士でもない故、正面からの殴り合いは不得手だからな、とアーマデルは呟くが……そんなアーマデルも七色だ。
「よし、ここだ! 弾……」
「アーッ」
 隙を見せたのか、マッドじゃないほうの洗濯ゴーレムに弾正が現れて。
 なんか神々しい感じに弾正は衣装真っ白の漂白Verとして再臨……もとい吐き出される。
「嗚呼……不思議と心まで現れた様だ。これからは誠実に生きよぅ゛ぉえ゛ぇ……危ない、新年早々キャラ変の危機だった」
 倒れながら弾正はそう呟くが……時間さえあれば治るので問題ない。
「男たちは大体、七色、だな」
 エクスマリアはちょっと戦慄しながらもそう呟く。
 七色に輝く男性陣は、ちょっとアイドルっぽく見えなくもない。
「ある意味では、一撃必殺に近い、恐ろしい相手、だ。くれぐれも、注意しなくては」
「とはいえ作戦に変更はない。このまま叩いて静かにさせて、その後に直すというのが手っ取り早い気がするな」
 エクスマリアにルクトはそう応えながらも攻撃と離脱を繰り返していく。
「いくら吸い込む力が強くとも、それ以上に早く進めば問題ないはずだろう?」
 そんな根性論も、間違ってはいない。そうして全ての洗濯ゴーレムを倒した後に残ったのは……マッドではない方の洗濯ゴーレムだけで。しっかり修繕された洗濯ゴーレムは正常稼働が約束されたが……世界によって安全装置らしきものも取り付けられている。
 ちなみにだが史之の提案もあり、全員が振袖や羽織袴に着替えている。
「そうだね、振袖とか羽織袴とかいいんじゃない? 新年らしくてさ」という史之の提案で持ち込まれたものだが、こうして着ると新年を新しい気分で迎えようという気にもなってくる。
「まあ、ひとまず。無事洗濯ゴーレムを確保、修理出来たんだ、汚れた衣服を洗おう、か。虹色にされたものは、特に念入りに洗わせると、しよう」
 エクスマリアが言えば、イグナートも楽しそうに賛成する。
「この洗濯ゴーレムって毛布とかも洗えるかな? 基本手洗いのモノもイケる? 可能なら村のヒトたちの洗濯物も預かってまとめて洗濯して干しちゃいたいね! 今後ゼシュテルの寒さがキビシイ状況になって行くとすると室内干しのみになっちゃうし、今のうちに予備のモノまで洗濯しちゃおうよ!」
「それなら、俺はゴーレム達の洗濯をしよう」
 イグナートに弾正もそう名乗りを上げる。
「彼らだって新年をピカピカで過ごせたら嬉しいかと思ってな。無機疎通でカウンセリングしながら修理で気になる部分を修繕といこうか。ぴかぴかシャボンスプレーで綺麗に磨き上げてやろう」
「となると……俺たちは体を乾かすために日光浴でもしとこう」
 村に帰るにしても、まずはしっかり乾いて安心な姿を見せてやらねばならないだろう。
 世界の提案に全員が頷いて……翻る洗濯物を眺めながらの、新年らしい日光浴が開催されたのだった。

成否

成功

MVP

アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
灰想繰切

状態異常

なし

あとがき

皆綺麗になりました!
洗濯ゴーレムが回収されました。
どんな洗濯物も自動でピカピカです!

●運営による追記
 本シナリオの結果により、<六天覇道>独立島アーカーシュの技術力が+10されました!

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