PandoraPartyProject

シナリオ詳細

<総軍鏖殺>粘性の殺意

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●希望の光の影にありて
 鉄帝国南方に住まい、その地を守る者達にとって、ザーバ派の存在は混沌とした状況にあって一筋の光のようであった。
 少なからず有力なローレット・イレギュラーズが味方についてくれている、という状況もかなり大きい。
 大規模作戦の進行、そして派閥間での情報共有や様々な行動が奏功し、彼等は順当に新皇帝派に牙を突き立てている――そう思えるだけで、人々は心が折れずにいる。希望を捨てずにいる。
 だが、さて。
 期待と希望で潤い、膨れ上がった心に「危機」という針をひと刺ししたならば、溢れ出す血で当人は溺れ死にしやしないだろうか。
 期待して開いた口に毒を流し込まれたら、果たして彼等は耐えきれるだろうか?
 その答えは誰もしらない。仮に失敗があったとて、それは数多ある戦いのひとつだから。
 その事実に誰も気づかない。きっと倒してくれるさ、という根拠の薄い信頼だけで立っているから。

●でもスライムって弱いしエロいんでしょう? ピンクだし……。
「マジかよ……」
 帝都から南方に伸びる(といっても迂回路ばかりの)街道を飲み込んだ針葉樹林のなか、哨戒に出ていた数名の兵隊達はその異様な存在に出くわした。
 見るからに軟体生物。液体のみで構成されているだろうに、しかし全く周囲に飛び散る様子がなくぷるぷるとしている。
 特異なのは、そのサイズ。せいぜいが直径10cm程度であろうか? 街道を塞ぐように並んでいるが、到底踏み抜く密度でも数でもない。
 なにより、漂う苺の匂いからは敵意すらも感じ取れなかったので、或いは『そういう』存在なのではとも疑われた。
 だからだろうか。彼等は互いを「先にいけよ」とか、「汚されたくないし」とかと押し合い冗談めかしてじゃれ合って……一人の女が、不幸にもそれを踏み抜いた。

 ぼちゃん、となにかが落ちる音がした。
 こころなしかスライムのサイズが一回り大きくなっている。
 踏み抜いたはずの女の姿――は、ない。
 どころか、彼女の手首を掴んでいた男の手首から先が消えている。
 一回りおおきくなったスライムの中に、今まさに溶けつつある女の

 悲鳴。

 ローレットにそのスライム――天衝種の撃破依頼が持ち込まれたのは、真っ先に逃げを打った兵により情報が齎されたからだった。
 なお、男は報告を最後に心を壊してしまい、うわごとを吐くのみになってしまったという。尤も、肉体欠損が多くそう生き延びられる状況ではなかったようだが……。

GMコメント

 本当は怖いテンプレ魔物的なものを書こうとしていたのにこのテンション乱高下はどう説明すればいいのかわからない。

●成功条件
 スライム・ラーストの撃破

●スライム・ラースト×4
 苺の匂いを漂わせ濃いピンク色、半透明の肉体を伸ばして相手を捕まえる……汎ゆる要素で冗談めかした姿かたちでありながら、強酸性の肉体で満たされた天衝種です。
 いかにもエロ散らかしているのに一般人は一瞬で取り込まれほぼ全身が消化され消えます。
 全ての攻撃に高いレベルの【毒系列】【崩れ系列】が付随します。【反】持ち。
 基本的には触腕を生成して伸ばしてくるレンジ2程度をカバーする攻撃、至近距離からの押しつぶし、体液を撒き散らす遠距離範囲攻撃など。
 OPの被害者たちを捕食しているので、登場直後の大きさ(サッカーボール程度)より大きく成長していると見られます。
 ブロックなどを行う場合は継続ダメージも入る為注意すべきでしょう。

●戦場
 森林内。針葉樹林が鬱蒼と茂っており、陽の光は乏しいです。
 不意打ちに大いに警戒を割くべきでしょう。また、スライムの粘液による周辺の地形変化が思わぬ負傷に繋がる可能性も。

●特殊ドロップ『闘争信望』
 当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
 闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
 https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <総軍鏖殺>粘性の殺意完了
  • GM名ふみの
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年12月30日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

武器商人(p3p001107)
闇之雲
セレマ オード クロウリー(p3p007790)
性別:美少年
観音打 至東(p3p008495)
結月 沙耶(p3p009126)
少女融解
イズマ・トーティス(p3p009471)
青き鋼の音色
佐藤 美咲(p3p009818)
無職
ファニー(p3p010255)
トール=アシェンプテル(p3p010816)
ココロズ・プリンス

リプレイ


「まさか逃げたフミ……じゃない!?」
「あんな醜い姿が地上版フミノなわけがないだろう、ちょっと失礼だぞ」
 『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)の驚愕交じりの言葉に対し、『性別:美少年』セレマ オード クロウリー(p3p007790)は酷く不満げに返す。ヴィーザルの地に降り立った某粘性生物は、セレマの姿を象って「キレイ」になったらしい。そう考えると、この姿が似ても似つかぬことは明らかだ。
「ゼラチナスマターという魔物に似ているな。隠れ潜むんじゃなく堂々と、不意打ちではなく誘い込みというやり方は如何にも悪趣味だが」
「そうは言っても、実は耐久能力の高いセレマ氏ならえっちなスライムとして効果を発揮するとかそういう事はあったりしませんか?」
「そんなはずg」
 『合理的じゃない』佐藤 美咲(p3p009818)(よみ:さとう みさき)の素朴な疑問に応じようとしたセレマであったが、しかし足元に飛び散っていたスライムの残液が顔に跳ねたばかりに一瞬のうちに溶け消え、再構築される。不用意な疑問を投げかけてしまった美咲はこの時、今までで殆ど見たことが無いほど堂々たる土下座でをしかけ、周囲から慌てて止められた。
「甘い匂いに目立つ体色……待ち構えて獲物を捕食するという観点では存外と理に適っているよねぇ」
「ここは油断せず全力で倒しに行くしかないな!」
 食虫植物じみたの特性、そして捕食者としての悪性を隠しもしない天衝種の姿は如何にも悪辣というほかなく、『闇之雲』武器商人(p3p001107)は残酷なまでに合理的な敵の存在に驚くでも憤るでもなく賞賛を口にした。『奪うは人心までも』結月 沙耶(p3p009126)も話のさわりだけで冗談だろうと言いかけたが、残された粘液でセレマが没したことで緊張感を増した。
「……エロいのじゃないよな確認だが? ガチでいいんだよな?」
「たとえエロいのが相手だとしても、初手はガチですヨ! その方が趣ありますしネー!」
「見るからにえっち……いえ、非常に危険ですね、危険なんですよね、シリアスですよね!?」
 沙耶の確認に対し、『悪縁斬り』観音打 至東(p3p008495)のような回答が返って来れば焦らずにはいられまい。『女装バレは死活問題』トール=アシェンプテル(p3p010816)もどっちの雰囲気に身を置けばいいのかわからない為、真面目に戦うべきかと強い焦りを覚えた。
「服だけ溶かすみたいなスライムが相手なら参加者も殺到しただろうに。……いや、よく考えたらそういう依頼に人が集まるのもちょっと考え物なんだけどな?」
 『スケルトンの』ファニー(p3p010255)の言う通り、というと誠に遺憾であるが、スライム系統の粘液モンスターが出現した場合の『おやくそく』から乖離したこの依頼は、暫しローレットの片隅に忘れ去られていた。のだが、ザーバ派にとって人と物の流通における鬼門を残しておくのは後々に障る。真剣みのあるイレギュラーズが集まったのは、僥倖だったのかもしれない。
「真面目な依頼で、敵も一筋縄じゃいかない。観念して本気で倒すしかなさそうだな」
「やたら『真面目』って強調してるのが引っかかるけど、そうだな……食品にも出来ない天衝種に用はないな」
 沙耶が震える手で得物を握り直し、決意を新たにする。その姿に少しの哀れみと引っ掛かりを覚えつつ応じたセレマの言葉に、ちょっと待ってとばかりに至東が手を挙げた。
「『食品にも出来ない』って、食品にできるなら食べるんデスカ? 天衝種デモ?」
「我(アタシ)は別に、干し肉とか飲料にできるならアリだとおもうけどね」
 続けざまに(申し訳程度の)武器商人による肯定を受けたことで、ヴィーザルで未知の生命体を飼ってることに詳しい数名が顔を青くして押し黙ったが突っ込むまい。


「成程な。鬱蒼と茂った中で暗く、甘ったるい匂いで方向感覚も狂ってくるわけか。おまけに血の匂いまで消せる。最高じゃないか」
「待ち構えるタイプなんだよな? 積極的に近づいてこないんだよな? だったら慎重に行くしか無いけど、セレマが一回死んだ位置からするともうどこも安全じゃないんじゃ……?!」
 セレマは周辺の木々を己が眼力で透かし見、スライムの存在を探りに行く。暗視能力で木々の暗さを避ける者、己自身が光源となって暗さを退ける者など様々だが、先が見える、という点においてセレマのやり方は仲間内でも特にアグレッシブだ。
 沙耶は先程のセレマの死にっぷりで気付いていたが、自分達は危険地帯にいるのだと改めて自覚した。粘液が溢れてるということは、移動範囲内にいる。既に安全圏からの攻撃など到底行える射程ではないのだ。
「ところで、イズマ。スライムは攻撃したらこちらに飛び散るらしいが、無効化する秘策があるんだよな? ……いやなんだその腰に吊ったお掃除セットは」
「え? いやこれが」
「あれ? ファニー氏が持ってくる手筈だったんじゃないスか?」
「は? 俺じゃねえけど?」
 沙耶がイズマに確認を取ろうとして硬直する。飛び散る体液を無力化するためのなんかすっげーブツを持ってくると聞いていたのに彼が持ってるのはアルカリ性のお掃除セット。話が違うぞ?
 そしてイズマの説明を待たずして美咲はファニーの方を指差すが、ファニーはいざという時の超がつきそうな回復薬を手に首(の骨)をひねった。
 数秒後、イレギュラーズ同士があれ??? みたいな表情を交わし、「私もイズマさんって」とトールが混ぜっ返して改めてイズマが説明するより早く。
「いやそのお掃除セットg」
 ジュッ。
 話を収めようとしたセレマが溶けた。一番状況を理解してそうなやつが一番話の腰を折る流れ、危険な依頼というカラーが全く感じられなくなる。
「クソッ、セレマさんがまた死んだ! ……ええい、スライムが一箇所に群がったなら都合がいい! これは、こう使うんだ――!!」
 イズマは説明する手間をケチった。そう、彼が持ち込んだのは跳ね返る酸を中和するためのお掃除キット(アルカリ性)。これさえあれば40秒はこいつら全員反撃もおぼつかねえですぜ! ワーオ(ガヤ)!
「こいつr(死)らには感情g(死)があるらしい。今のうt」
 セレマは絶え間なく殺されながらも、スライム全個体を引き付けることに成功した。それがさらなる悲劇の幕開けであることはまあさておき。ファニーはその惨状から極力目を逸らし、美咲の補助で軽減された魔力消費をしみじみ噛み締めながら、術式をブン回す。魔力不足を心配しないで済むのは、燃費の悪い彼には福音だ。
「……セレマの犠牲は無駄にしねえ。ご都合主義ってやつを見せてやるよ」
「美少年にばっかりいい格好させるのは気が引けるねぇ。我(アタシ)も引き受けてあげなきゃあね」
「血を流させたときにこいつらが何を流すのかは知らんが、体力は減るんだろう。動きを制限して死に近づければいいだけの話だな」
 武器商人はセレマから数体の狙いを引き受け、涼しい顔で猛攻を受け止める。狙いは反撃にこそあり。死が限りなく遠い異形(そんざい)は、命を担保とする能力の研鑽に余念がない。何せ、強敵でもなければいくら担保にしても実質タダだからだ。
 仲間達の奇態を視界から切り離しつつ、沙耶は気糸を巧みに操ってスライム達の自由と裁量を奪いにかかる。肉体に負った毒や傷は、反撃の端緒とはならない――単純ながらも絶対の道理は、長期戦になるほどじわじわとイレギュラーズに有利を齎す。
「まずは一体、ソッコーで落として戦況を楽にしましょう。中和されてるうちに減らしておけば私が自爆することもないですからネ」
「このまえ討伐した服だけを溶かす鉄帝スライムは塩をまいたら溶けてくれたのですが、このスライムにも有効だったりしないかな……?」
「ph調整が無駄になるから塩はナシで! 多分効かない!」
「そう、ですか……では、着実に傷つけていきます!」
 至東の本領は、大火力の連続攻撃での短期戦にこそある。つまり、無策で殴りにいくと飛び散る酸で自滅するおそれもあるのだ。イズマの薬剤が効いているうちが華なのだ。トールは過去の戦いを引き合いに出し、なんとかできないか考えたがイズマに即座に否定されたため、堅実な戦いにきりかえた。……多分、塩と反応して毒ガス漏れるんじゃねえかなあと思う。
「うぅん、これじゃ煮えるどころかぬるいね。公務員のコー、ちょっとぶん殴って?」
「ほんとにやるんすか? 商人爆弾の話は聞いたことあるんスけど、いざ自分がやる立場となると結構アレというか……」
 武器商人は集中攻撃を肩代わりし、酸の中和が終わるまで存分に待った。だが、体に宿す『煮え炎』を熾すにはあまりにもスライムの酸が弱すぎた。本領は、体力を失ってこそだというのに。それなりの威力の筈なのだが……?
 なので、武器商人は美咲に自分を殴らせることにした。仲間割れではない。普通に殴られてもそうそう死なない存在が、命を削るために仲間の手を借りているだけだ。ハイ・ルールには何ら抵触しない。……『商人爆弾』って言い方もう少しなんとかならんかったのかと思うが。
「ええい、やってやろうじゃないスかこの野郎!」
「そうそう、その調子でいいんだよぉ。これで少しは戦いにな」
 美咲の必死の攻撃を受け、武器商人は温まってきた体のままに魔剣を振るった。周囲に熾った青い炎が、その威力を倍加させた。それはいい。
 ボッ。ジュッ。
 という感じで、一体が溶け消えたのだ。またたく間に。
 仲間達の攻勢で体力が落ちていたのもあるのだろうが、しかし……これはあまりにも。
「なあ、保護結界、張っててよかったよな?」
「必要な措置でしたネ。私も火力に自信あったんですケド……」
「エロよりグロだよな、この図……」
「こういう事はいいたくないんだけど、豊穣に武器商人さんいたらな……」
 ファニー、至東、沙耶、イズマは一様に顔を青ざめて武器商人を見た。武器商人は己が傷つく程に力を増し、そして窮地に立てばその振れ幅が大きくなる。擬似的な不死を駆使したやり方だが、同じ方向性を走る者達の中でも極めて異端のやり方、異質の能力値なのである。
「いやいや、我のことはいいから、攻撃に回った分また美少年が死ぬんだからこのまま倒してしまわないかい?」
「別にいいんだけどあと何セット死んどく?」
 武器商人の申し訳程度のフォローをぶち壊しにするかのようなセレマの言葉が周囲の空気をさらに寒くしてしまったのは、冬のせいだけではないだろう。
 圧倒的なんだけど、圧倒的すぎるんだけど。怖すぎない?


「はー、やだやだ。ろくなモノ残さないスね、このスライム」
「灰を撒けば少しはマシだろうけど、さてどうなるか」
 美咲とイズマは周辺に灰を撒いたりなんやかんやして、なんとかスライムの酸を中和できないか手を尽くした。すぐに結果が出るわけではないが、それでもやらないよりはずっと成果が上がるだろう。
「もう敵はいないよな? 本当にいないな?」
「エロいスライムがいきなり現れて空気感をぶち壊すとかないよな?」
「お二人とも、そこまで警戒しなくても……」
「「有り得るんだよ」」
 ファニーと沙耶はことさらに周囲を警戒し、ビクつきながら敵を探した。スライムは倒した。これいじょう変なものが現れても、戦力的に厳しい。なによりエロじゃないと聞いているのに『そういう』のがいきなり出てくるケースも有り得る。大変なのだ。トールは異口同音に発された身につまされる言葉に、ちょっとだけ怖いなと感じた。
「弔いには塚がメジャーという認識の私ですが、この場合はどうなのでしょうネ。強酸スライム塚とか、後年絶対ネタになるじゃないですか。よし作ろう。せっせせっせ」
「作るのかよ。こいつら天衝種だけど弔いが必要かぁ……?」
「まあ、まあ。作るだけならこの場のものを使えばタダだしいいんじゃないかい?」
 ネタになる。じゃあ作ろう。そんな発想に至ってしまう至東の無邪気さもアレだが、彼女の出自を考えれば「人間の勝手で死んだもの」を弔うのは当然の文化といえた。その流れるような思考回路に、さしものセレマもちょっと難色を示していたが、武器商人はそれもまた自由なんだろうなと受け容れていた。器が広いとかそういう次元と違うんだが?
「それにしても、こんな危険な天衝種がそこら中にいるのはきついな……」
「面倒な依頼だったよな。そりゃ人集めに苦労するわ」
 イズマは今まで、散々に強大な天衝種を見てきたはずだ。だが、こういう単純だが厄介なものが一番見ていて不快感が強い。いつまでこんなものの相手を? という気持ちも当然といえる。
 ファニーは『エロい方が集まりがいい』事実からは目を逸らしつつ、今回の敵がそもそも厄介で凶悪なのに報酬に見合ってないので、道理なんだろうなと思ってしまった。
 ……多分、こういうのまだまだ出ると思うんだけどな。

成否

成功

MVP

武器商人(p3p001107)
闇之雲

状態異常

なし

あとがき

 さすがに全身酸性の敵は食えないと思います。
 それはそれとして、大変お待たせして申し訳ありません。ご満足いただけたなら幸いです。
 ……仲間同士でコンセンサス取ってくださいね、ギャグ風になるから……。

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