PandoraPartyProject

シナリオ詳細

おねがい☆ショタメロディ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●おねショタしたいけどショタを見つけられない系八尺様の末路
 夜妖(よる)とは汎ゆる要素に於いて、希望ヶ浜の人々の畏怖や概念的恐怖といった負の感情を集約させたことで生まれた存在である。つまりは世間一般にいう『都市伝説』なんかはこの代表例で、それに類する夜妖の討伐実績はそれなり存在する。そして似たような夜妖は一度討伐されても再度現れる可能性が高い。
「はぁ~~~~ァ……私好みのショタがこうも見つからないなんて。もう終わりだよこの街」
 なので、この『八尺様』のようなタイプの夜妖は頻出かつそこそこ強力だったりするのだ。
 だが、彼女は今とっても困っていた。自身の都市伝説、そしてそれを『裏付けてしまった』実績の数々(かなりの率で誤解混じってるが)で子供をビビらせ倒してしまった結果、八尺様はターゲットになる子供が集団下校するきっかけを作るなどして自ら遠ざけてしまったのである。
 だから彼女の存続に関わる意味でも困っていた。とても困っていた。このままでは自分がショタを襲う夜妖という地位を失ってしまうんじゃないかと。

「ヘッヘッヘッヘッヘ……」
「オラァ豚ァ! 遅ぇぞもっと急げェ!」
「す、すみません女おブベッ」
「豚はァ! 喋らねえんだよ!」
「ぶっ、ブヒィ……!」
 そんな八尺様の前を横切ったのは、豚と女王様であった。
 もとい、ボンデージ姿の女性とパンイチ豚耳ヘアバンド首輪鼻フック姿の豚、じゃなかったそんなプレイ中の男女であった。
 八尺様になど見向きもせず豚の首をひきずって去っていった女王様(?)に、八尺様はいたくインスピレーションを刺激されたのだ。
「そうだ、ショタがいないならショタにしてしまえばいいんだ……! でも私に姿を変えるほどのちからは……それなら……!」
 というわけで。

●本当にタイトル怒られそうなんだけどこれどうすんだよ
「希望ヶ浜に、成人男性の精神を退行させ精神的ショタにした相手を飼い殺しにする夜妖が現れました。速やかな撃退が依頼となります」
 こうなってしまった。
 耳を疑うイレギュラーズを前に、日高 三弦 (p3n000097)は冷静に話し続けた。
「ショタ化させられた男性達は八尺様に従う形で男性に近づいてショタ化を促し、次々とショタおじさんを量産しているそうです」
「秒で矛盾する言葉を使いこなすのやめねえか?」
「でも精神的にショタ、肉体的に青年~中年男性っていう相手の表現方法に困りませんか? 私はいまとてもひどい頭痛を覚えています」
「すまなかった」
 三弦も毎度毎度とんでもない夜妖の存在を説明するのが大変そうだった。限界あるんじゃね? と思わなくもない。
 だが、これは事実なのだ。精神退行をさせた相手をショタとして遇し、ショタとしての自覚を植え付ける行為は迷惑千万極まりない。
 おまけにそいつらを媒介兼護衛に仕立て上げるとは。
「洗脳されてる人々はショタとして振る舞い、一致団結してこちらに向かってくるでしょう。皆さんは彼らを死なない程度に倒し、八尺様を撃破するわけですが、本体もそこそこ強いのでお気をつけください」
 ご武運を、と締めくくった相手に「ご武運もなにも自分たちも洗脳されんのギャグでは?」と思った者もいるだろう。大丈夫なのだろうか?

GMコメント

 このタイトルとOPを見て「あー、またふみのがバカみたいなシナリオ出してるな」って思った皆さん申し訳ありません。
 これともう一本くらい、古里兎 握っていうGMが深夜に「考えたけどスケジュール合わないし面白く仕上げられないシナリオソースだから貰ってくれない?」って嫁に出してきました。
 タイトルとエネミーの設計までが古里兎GM、詳細設計が俺です。
 もう一本のほうも目眩覚えるような出来なんで、どういう作風なのかは「ぱんつの泉(当該GM作品)」をご確認ください。
 ほんとあいつ何時か覚えてろよ。

●成功条件
・八尺お姉様の撃破
・ショタおじさん達の不殺撃破

●八尺お姉様
 夜妖です。「八尺様」をベースにし、少年を襲って異次元に閉じ込めて愛で倒すのが主な行動……のはずなのですが、ショタも最近隙がないし防犯ブザーがGPS連動型増えてきていて見つかるのも本当にいろいろアレなんで、彼女は考え方を改めました。
 そう、ショタが捕まえられないなら大の大人をショタに……はい、このあとの顛末はOPで読みましたね?
 わかっていると思いますがこの試みは成功しませんでした。こいつは「まあこれでもいっか☆」とおもってるし、何ならちょっとイケメンを捕まえられれば余計いいなって考えています。
 この夜妖から精神汚染攻撃を受けた男性の皆さんは精神がショタ化します(絶対の掟)。
 といっても、「精神が」で、肉体に有意な変化は起きません。だからでかいガタイでスキップしたりありもしないレコーダー吹き始めるんですよ。明日テストだから曲を覚えるとか言って。
 地獄じゃないですか。
 なお【精神無効】を持っていれば抗えるかもしれませんが、ショタを装う貴重なチャンスを捨てていいの? 大丈夫なら真面目に戦闘している描写がはじまるよ? って私は思っています。
 HPがべらぼうに高く、「八尺逆水平チョップ(物近扇)」や「ぽ(神超単)」、「声真似(神超ラ【万能】【混乱】)」などを駆使してきます。
 ですが実はショタからの攻撃にすこぶる弱いです。もうお前おねショタの代表格の座から下りろ。
 仲間を誘導して攻撃させたりするか、正気に戻して全力フルボッコするかは皆さん次第です。

●ショタおじさん達
 八尺お姉様に一時拉致されたあとに開放された「精神疾患」認定を受けた青年~中年男性の皆さんです。みんな小学生男児レベルの知性になっています。
 体力がかなり強化されており、ちょっとやそっとで死ぬことはありませんがちゃんと不殺で終わらせようね。絶対殺すなよ。一般人だからな。
 なお、少年的な感性のため人を殺せそうなことをしても本当に死ぬなんて思っておらず、無邪気に暴力的なことをしてきます。
 ペンや彫刻刀やカッターナイフ、どっから捌いたのか毒蛇の毒を塗った刃物や画鋲なんかまで持っていますなんなんだよ。
 一般人だからと油断するなかれ。

●どういうスタンスでいればいいの?
 男は小学生男児になった気持ちで周囲から「うわキツ」って思われることを想定して。
 女性陣はそういう奴らをどう扱うかを相談のうえ検討してください。
 なので、「女ひとりだから役に立たないのでは」「男がいない! 失敗だ!」みたいなことはありませんからマジで。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • おねがい☆ショタメロディ完了
  • GM名ふみの
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年07月01日 22時30分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

札切 九郎(p3p004384)
純粋なクロ
アルヴィ=ド=ラフス(p3p007360)
航空指揮
リュコス・L08・ウェルロフ(p3p008529)
神殺し
ライ・ガネット(p3p008854)
カーバンクル(元人間)
バク=エルナンデス(p3p009253)
未だ遅くない英雄譚
祝音・猫乃見・来探(p3p009413)
優しい白子猫
ムサシ・セルブライト(p3p010126)
宇宙の保安官
浮舟 帳(p3p010344)
今を写す撮影者

リプレイ

●もう自分たちいなくてもよかったでありますよね?(ムサシ談)
 夜の公園に、子供達(自称)の無邪気な声が響き渡る。思い思いに遊ぶ彼らは、しかし公園への闖入者に疑問を呈していた。いたが、所詮は子供の脳であるからそんな疑問は秒で振り払われてしまうのだが。
「なんだか怒ってる人たちがいっぱい。カルシウム? が足りてないのかな?」
「やったあ! 『犬の散歩』ができたぞ!」
「缶蹴りやろうぜ!!」
 で、『子供達(自称)』と呼んだのには理由がある。記録映像をご覧の方に一般的な聴覚をお持ちの方がいれば気付くだろうが、まあ声が野太いのだ。
「ジゴクえずだぁ……」
 『うそつき』リュコス・L08・ウェルロフ(p3p008529)(比較的小さくてかわいい)が呆然と口にした通り、この状況は地獄絵図の一言で表現できる。ここで遊んでいる子供達(自称)は、何れもかなりいい歳こいたおっさんばかりで、子供らしく振舞っているだけの一般人であることが見て取れよう。
「いくらなんでも拗らせすぎだろ……人格変えられた奴には同情するよ」
 『カーバンクル(元人間)』ライ・ガネット(p3p008854)(小さくてかわいい)は元の世界の呪いでこの姿になってこそいるが、年齢はそこそこである。だが、外見がかわいいという絶対的道理だけは覆らない。なので、何やかんや潰しが効くのである「ちょっとまってなんの潰し?!」効くのである。
「赤子の真似をするよりは、はるかにマシなはずじゃ! いくぞ!」
 『未だ遅くない英雄譚』バク=エルナンデス(p3p009253)(中身以外かわいい)は色々と碌でもない体験を繰り返してきた信頼と実績があるがゆえに、この状況でも物怖じせずに前を向いていた。真似どころか完全な変質を迫られるわけで、それが記録に残るという事実にも耐えられると断言するあたりもう、捨てるものがなさそう(小並感)。
「おじさん達……気の毒だけど、僕もショタ? になるの……?」
 それを踏まえると、『祈光のシュネー』祝音・猫乃見・来探(p3p009413)(ガチショタ枠)の自覚ない言葉がその場の疑似ショタ枠の連中に突き刺さるのが破壊力がありすぎる。君はもう少し年齢というものを考えた方がいい。再現性東京小学六年生相当じゃあないか。うわぁめっちゃショタじゃん。
「……何でしょう、依頼の話を聞いただけで嫌な予感はしていたんですが……成人したからもう子供扱いはされないかなと思っていたんですがねぇ」
「……なんでこんな事になったんだろうなぁ」
 『純粋なクロ』札切 九郎(p3p004384)(ただただ可愛い)と『今を写す撮影者』浮舟 帳(p3p010344)(これはもうショタでは?)は依頼開始前からうすうすヤバいのはわかっていた聡明さを垣間見せてはいたが、結局のところ解決しないと意味がないので「こう」なってしまったわけだ。しっかし、大人が小学生の遊びでイキり散らしてんのキッッッッツ……。

 なぜ こんなことに
 なってしまったで
 ありますか

「えっ普通子供を誑かす悪党をこうバッタバッタ薙ぎ倒すのが自分の使命のはず……というか前ヒーローショー見せた側なんでありますけど自分……????」
 『宇宙の保安官』ムサシ・セルブライト(p3p010126)(手遅れ)はもう完全に目の前の状況が理解できないでいた。依頼の内容はわかっている。
 大人達がうわキツっていわれながら果敢にショタを演じて敵を倒す依頼。うん、地獄だ。
「ち、ちがう……これは八尺様のせいであって……べ、別に俺自身が甘えたいわけじゃ……ああっ、意識が勝手に、勝手に……!」
「あのう……?」
 そんな地獄を身を以て噛み締めていたムサシであるが、『航空猟兵』アルヴァ=ラドスラフ(p3p007360)(例外事由3号のイ)は頭をいやいやさせながら再現性小学生七ツ道具のひとつ、『やたらピカピカした泥団子』を手に八尺お姉様を探してウロウロしだしたのでさあ大変! ショタおじさん達の様子を見に来た八尺お姉様は理解に苦しむといった風情の表情で顔をひきつらせイレギュラーズを(というかムサシを)見た。
「………………」
「…………あの」
「ハッそんな馬鹿な、あなたは」
「喰らえ! みんなショタになる怪音波!」
「『ぽ』とかじゃないんでありますね?!」
 そういうことになった。


「……あれ? みんなであつまってなにしてるの? あそんでる? ならぼくもまぜてほしいな!」
「せいぎのみかたほあんかんむさしとして!!!! わるいやつらをたおせばいいんでありますね!!!! わかった!!!! むさしがんばるであります!!!!!」
「ハーーーーーーーーっ…………」
 九郎もといケモショタくろーくんはショタおじさん達の中に混ざるように歩いていき、成人男性同士のショタしぐさの応酬という、世が世であれば乱世乱世なことを平気でしていた。しかたねーだろ洗脳済みなんだから。他方、ムサシもといむさしくんはといえば、得物をぶんぶん振り回すかわいい少年ムーブをしているではないか。コンバットスーツ着たまま。近年のヒーローショーというか休日朝でさえ見たことのない地獄絵図だ。
 それを見守る八尺お姉様は摂取許容量を超えかけたショタ具合に満足げだった、だが駄目だ。
「駄目……っ! こんなもので満足しているようでは八尺の……名折れ……っ!」
「だ、だめわりなんて、悲しいこと言わないで、お姉ちゃん」
「えっ」
「名折れだなんて、いっちゃだめだよ。お姉ちゃんはりっぱだよ」
「えっ…………………ほんとう?」
「うんっ!」
 アルヴァの じゅんしんなこの まね!
 八尺お姉様に なんか大きめのダメージ!
「おねぇちゃん、おねぇちゃん、えほんいっしょによんで? あとね、いっしょにね、おえかきもしよう?」
 帳はガードが緩くなった八尺お姉様にすり寄るようにしてショタっぽい仕草で誘ってみせた。えっ、二人からそんな……天国……?

「wa----n!! ジゴク! みたくない!」
「僕達くらいの子って、大人からはああ見えるんだね……みゃー」
 リュコスと祝音はそれはもう悲惨な状況に対しそれぞれに違った反応を見せた。リュコスはすべてを見なかったように顔を覆おうとしたが無理だった。なお地獄絵図の「「「多数派」」」である。安心して地獄をおあがり。祝音はといえば、自分と同じくらい~やや下の子供をロールモデルにされているはずなのにちょっと小さい子を見ているようだと思った。多分、彼は相応に鉄火場を潜ったせいなのだとおもう。
「ここまで鮮やかに罹っちまうなんてな……なあバク? お前も」
「お姉さんも神様の事、信じますか?」
「天使ならいま目の前にいるかな……キミいくつ? どこ住み? もうちょっとそこの物陰で話聞こうか?」
「お姉さん、とっても綺麗なのです。一緒にお歌とか、歌ったりするです?」」
 ライは平常心を保とうと、同じく精神汚染効かない組のはずのバクを見た。既に八尺お姉様に取り入っていた。無自覚系ショタを演じている。駄目だぞそれは!
 なおライの尻尾目当てにショタおじさんが集まり始めている。これ以上のごまかしはどうしたら効くのだろうか。
「つらい……逃げたい……でもyoru(夜妖)のせいで子供になっちゃっただけならたすけなきゃ……」
 リュコスは酷い状況だと嘆いた。逃げを打てるなら既に打っている。が、ハイルールは守らねばならない。
「ショタ……ほんものの、ショタ……!」
「ぼくたちの意義をうばいにきたんだ! ゆるせない!」
「こいつぁ許せんよなァ~~~~?」
 なお、正気を保ったままの純粋培養ショタが複数いようものなら、粗製乱造のショタ達では立ち向かう事は難しいのである。そういう意味で、祝音とリュコス(正確にはどっちでもないが)はショタおじさん達から危険視を受けた。楽園を終わらせるエデンの蛇扱いだ。
「えっと……ここは一緒にリコーダー吹くところかな?」
「“YACCHIMAINA!!”」
「……みゃー」
 すまない祝音、キミは純粋すぎるからこの依頼においてジョーカーになりうるんだ。

●君ら2.5次元に興味ない?
「ごほごほ……えへへ、たのしくてはしゃぎすぎちゃった」
「えっ病弱……? 仕方ないなあ、お姉さんがしっかり看病してあげないとグヘヘ」
(きつい……! 依頼達成のためとはいえきつい……!)
 帳は病弱な少年のフリをして、八尺お姉様をだまくらかそうと必死だった。なにしろ八尺お姉様はショタに飢えている。この状況を続け、大きなスキを見せたところで仕留める。これはもう演技力とお姉様のアレ具合の綱引きである。
「お姉さん、とっても綺麗なのです。一緒にお歌とか、歌ったりするです?」
「え、ええ、歌う歌う! でもこっちの病弱の子が……!」
「嫌だ、怖いよお姉ちゃん……助けて」
「ン゛ッッ」
 情 報 量 が 多 い 。
 八尺お姉様の思考回路はそろそろショート寸前の所まで来ていた。あっちのほうでショタ仕草している親父共と違い、揃いも揃って純粋培養された美形どもだ。こいつらがショタなら私はもうなにもいらないのでは?
 彼女は確かにそう思った。思っていたのだ。
(正気の儘では相手は強大、ならばすべきことは単純、そのための準備は遠大、でも得られる効果は絶大!)
 バクは自らをかなぐり捨ててショタのふりをしてお姉様に媚びに媚びていた。脳裏でヘッタクソ(作:あいつ 編曲:わたし)なライムを刻む程度には。
(俺は……俺は飽くまでショタおじさん達から身を守るために媚びている……甘え足りないのを此処で補填しようなんて……!)
 そしてアルヴァはご覧の有様。多分アネニウムとかそういうのは代替可能らしい。こいつだけSDGsの中で生きてんな。
「いえのちかくにあんまりあそびあいてがいなくてぼくさびしかったんだ……トランプがすきだけど、きょうはせっかくだしみんながおすすめのあそびとかやってみたいな!」
「そんな……そんな悲しいことってある!? 皆この子と遊んであげ」
 くろが多数のショタに囲まれ、自分自身もショタ化した状態でなんか悲しい過去を吐露し、八尺お姉様が完全にほだされかけたまさにその時。
「あのわるい お ば さ ん をたおせばいいんでありますねむさしりょうかいであります!!!!」
「……………………おいちょっとまてストップストップ。おばさんって誰だオイ」
「このかっこいいぴかぴかひかるれーざー? のけんをがーっとやってぐわーっがーっどーんどかーん!!!! じぶんはつよい!!!! せいぎはかつ!!!!!!」
「ギャーッ!? ……ャーーッ!?」
(エコーしよったぞこいつ)
(ごっこ遊びしつつ大ダメージとかキツいよ!)
 むさしくんがこの状況にヒビを入れた。思わず素に帰った八尺お姉様は連続ダメージを受け大きく身をのけぞらせ錐揉み回転しながら頭から地面に突き刺さった。
「お姉ぢゃんのごどずぎだがらぁ! もお酷いごどしないでええ!」
 アルヴァはお姉様目掛けひたすらに攻撃を浴びせかける。いくらなんでも遠慮と配慮がなさすぎる。覚悟がありすぎる。
(……これでももうすぐ二十歳なんだよボク。中高生ならともかくこの年の男がやるのってすごくつらいんだよ)
 帳にとってはこの状況は誠に不本意である。あるが、彼は完全にお姉様に見初められたので明確に特攻がついている。このまま押し切れば全然勝てる範囲だ。
「まったくやんちゃな子たち! ここはひとつ上下関係を教え」
「神様の力だー! 神様すごいですー!」
「…ん? “しょたか”? なんのはなし? ぼくよくわかんないや」
「しまっ」
 お姉様はバチクソに焦った。ショタ化という単語を、精神退行状態で口にするとは。呪いを外すためのトリガーを!
「ごめん! ごめん……!」
「まあ相手は大人だしな。手に持ってるものが物騒だからこうでもしないと危なくて仕方がない」
 リュコスとライはその頃、お姉様の近くから離れたショタおじさん達を次々戦闘不能にし、殺さない程度になんとかしていた。この二人がいなかったら本当にヤバかった。正気バンザイ。
「ショタの時間は終わりだよ、おじさん達。みゃー」
 リコーダーを吹きながら現れた祝音は神気閃光をばらまいてショタおじさんを更に減らす。減らす。
「これも試練…そう。宇宙保安官として、イレギュラーズとして……一人前になるための試練ッ! プライドを捨てて市民を守る!!!!」
「ムサシさん、とってもかわいかったよ……みゃー」
「や゛め゛る゛で゛あ゛り゛ま゛す゛」
 ムサシの手にしたレーザーブレードがひときわ大きな光とともにお姉様をなんかジュッて焼いたので戦闘は終わりました。この子のせいです。あーあ。
「は、恥ずかしすぎる……。もうやだ、死にたい………見た目的にはそんなに違和感無かった? だから嫌なんです……」
「お、俺は一体何を」
「あるゔぁ、sennnou-taisei(洗脳耐性)もって……たような?」
「やめて」
「カウンセリングが必要なのは貴殿のようじゃの」
「やめろ!!!!!」

成否

成功

MVP

アルヴィ=ド=ラフス(p3p007360)
航空指揮

状態異常

アルヴィ=ド=ラフス(p3p007360)[重傷]
航空指揮
ムサシ・セルブライト(p3p010126)[重傷]
宇宙の保安官
浮舟 帳(p3p010344)[重傷]
今を写す撮影者

あとがき

 どしたん? 話(カウンセリング)きこか?

 今回の重傷はパンドラ削られません。よかったね。

PAGETOPPAGEBOTTOM