シナリオ詳細
倒して喰らえ、ドラゴニックシャーク!!!!!!
オープニング
●ドラゴニックシャーク
「フフフ、我輩はネイド族の長ジ・ネイド。我等ドラゴニックシャークの巣へと入り込むとは愚かな亜竜種よ。死をもって悔いるが良――」
「フカヒレゲットだロアアアアア!」
「ア゛ア゛ア゛ッ!?」
ウェスタからほどほど離れた湖のうえ。宙空へ飛び上がった鮫型亜竜ドラゴニックシャークめがけ亜竜種ラリアットが炸裂した。
その衝撃で三回転くらいしたドラゴニックシャークのジなんとかさんはどぶんと湖へと墜落し、追って着水した亜竜種男性は両足でその首を挟み込んだ。
ブラックな肌をしたリザードマンタイプ亜竜種、その名をブハサ。覇竜領域の集落ウェスタでそこそこ知られたグルメなハンターである。
「フンッ!」
両足に力を入れドラゴニックシャークを絞め殺すと、そのまま腕の力だけで近くにたらしたロープへとつかまりよじ登っていく。
筋力にものを言わせ、陸に放り出したドラゴニックシャーク。ブハサもまた自らあがり、海パン一丁の身体を太陽に晒した。
プロレスラー体型のがっちりとしたボディには溢れんばかりのパワーが感じられる。
地上ではろくに生きていけない危険極まる覇竜領域を逞しく生き抜いているだけのことはあるというものだ。
「フウ……やべえな。やりすぎた」
覇竜の生き物たちは、このブハサを例に挙げるまでもなくみな強い。それゆえに生態系の乱れは加速しやすい……と、彼は考えていた。
仮に圧倒的武力があったとしても、それを振りかざして食い尽くすようなことがあればいずれ自分達が滅びてしまうと。
「やっぱここは、イレギュラーズの出番……てやつかな」
●ドラゴニックシャークは美味いらしい
ここはウェスタの持ち込み型ワイルドクッキングレストラン『俺御前丸齧』。
倒したドラゴニックシャークの肉をさばきマンガ肉みたいにして喰らうブハサがそこにいた。
隣ではデカい鍋にフカヒレスープができあがっており、亜竜種たちががっついている。
「おっ、来たなイレギュラーズ。座れ座れ」
ブハサは訪れたあなたを手招きすると、石でできた椅子に座るように求めた。目の前にドカッとマンガ肉を出しながら話を続ける。
「東の湖にはドラゴニックシャークの巣がある。今食ってるこいつだな」
ぴっと指さすブハサ。片手で肉を握りながら。
「オマエたちにはこいつを倒して取ってきて欲しい。三匹以上いれば充分ってとこだな。どんだけとるかは任せるぜ。自分らで食ってもみてえだろ」
ドラゴニックシャークは水中を泳ぐ能力と水上を短時間お呼び低空ながら飛行する能力をもつ。
サメらしく鋭い牙による食いつきが脅威だが、攻撃方法が限られているぶん戦いやすい敵と言えるだろう。
水中での行動や飛行戦闘ができると戦いやすいだろう。借りた船に陣取るのもアリだ。
「オレは滅茶苦茶うめえメシを食いてえ。オマエは金が稼げてメシも食える。ウィンウィンってやつだな! お、これ前も言ったか?」
ブハサは笑うと、ビシッと親指を立てて見せる。
「バジリスクを狩って、そのあとまたここでメシにしようぜ! 戦ったあとのメシは最高だからな!」
- 倒して喰らえ、ドラゴニックシャーク!!!!!!完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年06月18日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●マンガ肉はどうみても美味い
おおきなおおきな湖のまんなかに、でかいたらい桶のような船が浮いている。木材とも石材ともとれないなんかいいかんじに丸い素材にタガがはめられた、マジのたらい桶である。
いや船ってもっと帆がついてたりクルーザーみたいなのだったりしないのかよと『黒鎖の傭兵』マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)は思ったが、年中穴蔵暮らしで場合によっちゃ海中に暮らす亜竜種たちにとって船はだいぶ疎い文化なのかもしれない。いや、あるところにはるのかもしれんが。
「文化繋がりで聞くんだが……あのドラゴニックシャーク、喋ってなかった? 亜竜なのに喋れんのか?」
「え? そりゃ喋る亜竜くらいいるでしょ。サメなのか亜竜なのかわかんない名前はしてるけど……え? そっちの大陸ってモンスター喋らなかったかしら?」
たらい桶(船)からながっぽそい板を出してちゃぷちゃぷ進める『煉獄の剣』朱華(p3p010458)が、ちらりと振り返って聞き返してくる。
「あー、まー、喋るやつもいるな」
なんか大半は気にせず殴り殺してた気がする。とマカライトは膨大な過去を思い返していた。
そして最終的に……。
「まあ、食えてウマけりゃなんでもいいか」
グオオと頭上を旋回飛行していたワイバーンが叫ぶ。黄土色の体表と黒い鎖模様のついたタイニーワイバーンで、名をジーヴァとする。
「ああ、わかったわかった。お前とティンダロスの分もとっておけばいいんだろ」
くすくすと笑い朱華は板(たぶんオールの役割)を船の中へ戻した。
「けど確かに、あのお肉は美味しかったわね。それをあのゴリョウが料理してくれるっていうんだから……」
前に食べた料理を思い出してうっとりとする朱華。
「そんなに美味しかったのです? あれより?」
『名無しの暴食』エリカ・フェレライ(p3p010645)はお試し感覚で貰ったマンガ肉の味を思い出しながらぽえーっとした顔になった。
「是非とももっと食べたいなのです! 故にいっぱい獲るのですよ!」
「とり過ぎない程度にですよ」
えひひ、と笑って船から身を乗り出す『こそどろ』エマ(p3p000257)。
水面にちゃぷんと顔をつけると、静かな水中に小魚がふよふよおよいでいるのが見える。
この下で、ドラゴニックシャークは餌がやってくるのを待っているのだろうか。
それとも今この船こそを監視して、愚かに飛び出す肉を待っているのだろうか。
自分の頭だけ食いちぎられるところをうっかり想像し、ヒュッと身を引っ込めるエマ。
「ひひ、急に来るとおもうとゾクッとしますねえ」
「フカヒレが急に?」
それまでの話をたぶんぜんぜん聞いてなかった『鑑定司教』カンティ=ビショップ(p3p009441)がハッとして振り返った。
「いや、フカヒレなんですかね、これ。身はあんまり魚肉っぽくないですけど。ていうか湖ひっろー。ウーワー」
頭は食べ物と新鮮な景色でいっぱいになっているらしい。観光気分で世界中を渡り歩けるのはローレット・イレギュラーズの特権みたいなもんだ。
「変なことを聞くんだが」
そう前置きして、『復讐の炎』ウルフィン ウルフ ロック(p3p009191)がウウムと唸った。
「湖にすむのにサメなのか? 味はチキン系?」
「だったと思いますけど」
ロックはもう一度ウウムと唸ってから、自分の知っているサメを思い出していた。
全身を細かく解体して様々な素材として利用することがあるという。ワニや大きなサメは特に利益になりやすいので、これの牙を飾っておくだけで地域によってはちょっとした富の主張になるとすらいわれるほどだ。
「ドラゴニックシャークの素材。興味があるな」
別にこの世界の話ではないが、開拓者たちが良い素材になりよそに高く売れるからとこぞって乱獲した結果絶滅した動物がいるらしい。一人か八人程度でそこまでひどい生態系への変化をもたらせるとは思わないが、ゴミのポイ捨て然り個々人の積み重ねというのは大事なものだ。
「まあ、乱獲はやめておくが。今回は……」
ちらりと振り向くと。
「ぶはははッ、肉の味や食感は覚えさせてもらった! 成程確かにこいつぁ面白ぇ食材だな!」
「ついに、かれらを、ぎゃくに、食べてやるときが、きましたの!」
ダブルバイセップスのポーズを取った『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)と、その型に腰掛けた『半透明の人魚』ノリア・ソーリア(p3p000062)がいた。
「コンビで現れたわ」
「入場曲がかかるやつだ」
むんっと意気込んだ顔で、ノリアはガッツポーズ(ファイティングポーズをしそこねたものと思われる)をしてみせる。
「かつて、海にいたころは、よく、巨大魚たちに、ねらわれていましたの。
いま……体こそ、かれらをうわまわっては、いませんけれど。
こちらには、いとしのゴリョウさんという、たのもしい味方に、めぐまれましたの!」
どこからえでもかかってくるといいですの! と言いながらシュッシュとやわらかそうなパンチを繰り出すノリア。
「ま、そういうこった。俺らが囮になるから、あとは頼んだぜ」
ゴリョウはノリアを肩に担いだまま装着した水中戦闘装備を起動。ぴょんと湖へと飛び込んでいった。
●
やや濁って光が通りづらいこの湖では、ドラゴニックシャークは資格よりも嗅覚を優れさせていた。それは海底で血の臭いを嗅ぎ分ける一般的サメと同様の進化だが、ドラゴニックシャークはそれ以上に『無防備な餌』を嗅ぎ分けることに優れているようだった。
ゆったりと泳ぎそのへんのプランクトンや小魚をつまんでいたドラゴニックシャークはその嗅覚をもって、びくりと頭をあげる。
水面をぷかぷかと仰向けになって浮かぶでっぷりとした存在を、そしてなんか透明なちゅるんとした尻尾をちゃぷちゃぷやっている存在が見える。
これを逃しては野生の恥とばかりに急上昇をかけたドラゴニックシャーク。
「いまですの!」
水面を蹴って跳躍(?)するノリア。
ゴリョウもそれまでの無防備な海パン姿から一転、頑強な鎧に身を包み身体をミートボールのように丸く固めた。
「きやがれっ」
食らいついたドラゴニックシャークはゴリョウボールをくわえたまま勢い余って宙へと飛び出すが、身体をピンと伸ばしたことでかじりついた状態から抜け出し、ゴリョウへ船へと着地。空中を飛行し、小型船の甲板へと着地。
湖のまんなかまで移動するのに使っていたたらい桶とはまた別の、エリカによる小舟である。
同じく船の上へと戻ってきたノリアと共に振り返ると、複数のドラゴニックシャークがいっぺんに水面から飛び上がってくるのが見えた。
「ふぃーっしゅです!!」
ここぞとばかりに声を上げるエリカ。影から三つ首の犬を召喚するとドラゴニックシャークへ真正面から食らいつかせた。影の再生能力を増強させ、ドラゴニックシャークが影の犬を食いちぎるたびにその部分を急速に再生させていく。
「喋るサメとは摩訶不思議。是非とも美味しく食べたいのです! 感謝して美味しく頂いてやるのです」
数体のドラゴニックシャークががじがじと食らいつくなか、エリカは自分の横を頭数に任せて強引にすり抜けてくるドラゴニックシャークの存在を感知した。
「そっちは任せるのですよ」
抜けた個体はわずかだ。エマは構え、そして跳躍した。
頭上から頭部を思い切り食いちぎろうと高度をとっていたドラゴニックシャークだが、その更に上をかろやかにとったエマは銛をドラゴニックシャークの頭に突き立て高度を強制的に落とさせる。
ずどんと甲板に転がったドラゴニックシャークがエマに食いつこうと頭をふるが、エマはその動きにあわせて撃ち込んだ銛をポール代わりに掴んで飛び退くことで完全に回避してしまう。
もはやこうなるとエマに食らいつくことは困難だ。
「みなさん、迎撃のチャンスですよー!」
空中をターンし、なんとかエリカを食い尽くそうと襲いかかるドラゴニックシャークたち。
カンティは船の甲板で助走をつけて跳躍すると、飛んできたリトルワイバーンへと跨がり飛行を開始。なんかよくしらない長い棒に魔力を込めると、治癒の力に変換してスイング。綺麗にホーミングしたグリーンの光がエリカへと着弾し、流石に削れてきた影を急速に修復しはじめる。
「これだけあればフカヒレスープに困りませんねえ。
料理なら任せてください。こう見えて詳しいんです。
味見なら私の右に出るものはいませんよ。たぶん」
「そのまえにこっちが食われないように工夫しないとな。こう見えて、相手も必死だ」
マカライトはジーヴァの背に跨がった状態で鎖を展開。編み上げられた『門』が開くと、巨人の腕が飛び出しドラゴニックシャークを殴り飛ばした。
「だが生きのいい分、食いごたえが有りそうだな!」
門がほどけ巨人の腕もかき消えるが、今度は鎖が巨大な竜の顎へと変化。ドラゴニックシャークの頭を食いちぎる。
「っておい、先に食うな!」
「一匹くらいつまみ食いしてもいいじゃあねえか。ぶっははは!」
ゴリョウはばんざい姿勢で笑った。なんでかって、空を飛ぶ(泳ぐ)ノリアに両手を掴まれた状態でぶらさがっているからだ。
どう考えても無防備なのだが、食らいつくドラゴニックシャークたちはゴリョウの鎧に牙を通せずにいるらしい。もうこうなるとサメをくっつけて牽引するクレーンゲームかなにかである。
「わたしが、引きつけ、ゴリョウさんが、守る。鉄壁の布陣ですの!」
「布陣……なのか……?」
「あの二人がいいならいいんじゃない?」
エルゥドリンの背に跨がりムウと唸るロック。
その横で、炎でできた翼をばさばさと羽ばたかせた朱華が剣を抜く。
「そのまま船の上までもってきて! 切り落としてあげる!」
倒してもそのまま湖に落ちていくのは非常に勿体ない。朱華はノリアがうんしょうんしょといってゴリョウとそれにくっついたドラゴニックシャークたちを運んでくるのを見守ってから、炎の翼をブーストだ。
「さ、一気に行くわよ!」
「承知した」
巨大化した炎の翼を羽ばたかせると朱華は急加速。ゴリョウの周りで五芒星のラインでも描くかのようにジグザグに駆け抜けていく。
一方でロックも側面方向へと回り込み、長い銛を構えてドラゴニックシャークへと突っ込んだ。
空中戦となればロックの有利とするところだ。
銛に貫かれたドラゴニックシャークは次々と転落し、エリカの船甲板へどさどさ落ちていった。
「この程度でいいだろう。引き上げるぞ」
船の上がドラゴニックシャークで一杯になってきたので、来るときに使ったたらい桶に船をロープで繋いで牽引する形でゴリョウたちは離脱を開始。無事、目的の数以上のドラゴニックシャークをゲットできたのだった。
●
「サメ料理だな!」
今日一番の顔で生き生きするゴリョウ。
朱華とカンティがナイフ&フォークを両手に構えてキラッキラした顔でテーブルについていた。
「このために仕事を受けたといっても過言じゃあないわ!」
「フカヒレ! フカヒレですよフカヒレ!」
わくわくする二人に、まずゴリョウは唐揚げを盛り付けた皿をそっと差し出した。
横からは炊き上がったご飯をおひつにいれて持ってきたノリアが、お茶碗にほこほこ盛り付けては配っていく。
「お酒が欲しい人には、ビールもありますの」
「やったー! 二十歳になってよかったのです!」
飲むかどうかはまた別として、エリカがテンションの上がった様子でばんざいした。
彼女が作ってきたのは刺身。サメの刺身とかふつうありえないが、どうやらドラゴニックシャークはいい感じに生でもいける部位があるらしい。
「それと照り焼きなのです。醤油と砂糖と~、みりんとおさけのソースにつけて~」
こんがり焼き上がったステーキ(?)を出してくるエリカ。
これはたまらんとばかりに食いつく仲間達の横で、エマはエマでブロック状に切り分けた肉を火で炙っていた。
ダガーに刺して炙って食うという、かなりワイルドなスタイルである。ただ焼くだけだと勿体ないから、ノリアから塩を借りたりしつつ。
「美味いもんはしっかり食っとけ。ティンダロス、ジーヴァ」
そんなかんじでがっつり食われまくってるドラゴニックシャーク。結構沢山とれたこともあって、外ではマカライトがティンダロスたちへでっかい肉を振る舞っていた。この作戦に参加したワイバーンは結構な数だったので、彼らの食事もあわせると軽く倍くらいの量が必要になった次第である。
ふとみると、ロックが興味深げにドラゴニックシャークの骨やら皮やら牙やらを並べ観察しているようだった。
「お前は食べなくていいのか?」
「皆が美味しく食べる風景を見るだけでも充分だと思っている」
つまみあげた牙はサメのそれにそっくりで、ドラゴニックシャークと呼ぶにふさわしい『かえし』がついている。
顎をすっかり覆う、サメの代名詞とすら思えるこの牙は覇竜の外に持っていったらそれなりに値がつきそうだ。
「サメと聞いて素材を想像していたが、これはむしろワニに近いな」
「だと思った」
「鱗の堅さといい肉の質といい、確かに可食に適している。海で泳ぎつつ空も飛ぶことのできる亜竜……といった所なのだろう」
「おう、やってるかい」
話していると、ゴリョウが追加の料理を持ってやってきた。
ドラゴニックシャークを使ったかまぼこである。こんな短時間でよく作れたなと思うマカライトだが、ロックは『ほう』と興味深そうに見つめていた。
蒸板蒲鉾、笹かま焼き、ちくわ、軟骨ごと蒸した筋蒲鉾といった練り物が鰹と昆布のダシで煮込まれたさまは……なんていうかがっつりと『おでん』だった。
「鳥肉でありながら魚肉でもあるとは。興味深い」
商売っ気が沸いたのか、ロックが煮込まれたすじ肉をつまみあげた。
「ふかひれー!」
最初からずっと言ってたカンティは、ついに念願のフカヒレスープに手を付けた。
ドラゴニックシャークのヒレ部分をなんかすごい速さで乾燥させ、それを煮込むことで独特の食感をもたらすという食材だ。厳密にはフカヒレじゃないのかもしれいないが、『シャーク』と聞いてこの単語を想像しないカンティではない。
「そんなに食べたかったのですか……。ともあれ、いただきまーす!」
料理をもってきたエリカがぱちんと手を合わせ、エリカやノリアやエマたちも手を合わせる。
フォークで刺したなんかコミカルなくらいブロック状のフカヒレにかじりつくと。
「「んー……!」」
全員目を瞑って顔を上向けた。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete
GMコメント
●オーダー
ドラゴニックシャークを倒して納品するという依頼が舞い込みました。
最低3匹。それ以上は自分達が食べるためにとったりしてOKとのことです。
味はなんか、弾力のあるニワトリのもも肉みたいな感じでした。まんまステーキにしてもいいし、大半の肉料理には使えるんじゃあないかと思います。
皆さんにはサンプル(?)としてマンガ肉状態になったドラゴニックシャークが振る舞われています。
そうです相談会場はここ『俺御前丸齧』。目の前にはマンガ肉。
さあ肉を食いながら相談を始めましょう。
●フィールドとエネミー
湖のうえです。
ドラゴニックシャークはこの湖にすんでいる亜竜です。そうは見えづらいかもしれませんが亜竜なのです。あと湖って言ってるけどくっそ広いのでぱっとみ海です。
この水中からズオォって上がってきたドラゴニックシャーク(言うまでもなく人食いサメみたいなやつ)が水面から飛び上がり、短時間の飛行能力を行使して食らいついてきます。
サメって空飛ぶんですね。大抵のサメ映画でも多少飛んでますしね。
ゲットしたサメはその晩みんなで料理しましょう。
どんな料理を作るか、持ち込み素材を使ってみるかなど好きにアレンジしてみてください。
なんとなくですが、幅広く色々作るより一品入魂でプレイングを書くほうが美味しくお召し上がりいただける気がします。
ちなみに『俺は料理はしない。食う専門だ!』という人も歓迎です。なぜなら楽しいからです。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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