シナリオ詳細
岩の穴に住まうモノ
オープニング
●穴開けピンギー
「集まってくれてありがとうなのです」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は早速イレギュラーズへ依頼の概要を説明する。
「今回はある海域に現れたピンギーを倒してもらうのです」
こんなやつなのです、と絵を見せるユリーカ。
尚、描いたのは海洋生物をよく知る漁師である。
「……ペンギン?」
「ああ、似ていると思います」
イレギュラーズの1人が呟いた言葉に、ユリーカは小さく頷いた。
ピンギーは海から飛び出た岩を嘴で削り、その穴に住まう生物である。波によって岩が削られて住処として成り立たなくなると、別の岩を探して住処を作って移り住む。
群れで生活し、敵には一丸となって戦う絆の深い生物とも言われている。
「今回ピンギーが巣を作った場所は多くの商船が通るのです。勿論漁師さんの船も通ります。このままだと船が穴だらけにされて、沈没船ばかりになってしまうのです!」
その海域を避けようにも別の海域も海賊や危険生物が出没し、それはそれで危ない。
海洋の漁師達が地元の貴族へ願い出て、その貴族からローレットへ話が回ってきたのである。
ピンギー達の出没する海域までは、ローレットへ依頼を届けてくれた漁師が船を出してくれるとのこと。
「漁師さんの船も危うく沈むところで、急ピッチで直してもらっているのです」
海賊や危険生物のいる海域を通るくらいなら、と慣れた海域──ピンギー達のいる場所──を通り抜けてきたらしい。
「直ったら出発なのです。漁師さんを送り届けるところまでが依頼なのです。皆さんも穴を開けられないよう、気を付けてくださいね」
●いざ住処へ
「あン岩だぁ」
漁師が指を差す。
イレギュラーズ達は船から身を乗り出し、指差された方向を睨みつけた。
まだ距離が離れているが、ぽつんと何か見えるような。
「……輪っか?」
誰かがそう呟いた。
そう、ぽつんと見えるソレは中心からも向こう側が見えるのだ。
「んだんだ。ピンギーは岩に穴さ掘る生きもンだ」
漁師が頷きながら船を操る。その表情は険しい。
往路のことを思い出しているのだろうか。
そろそろだ、という漁師の言葉にイレギュラーズ達も気を引き締めた。
- 岩の穴に住まうモノ完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年08月14日 21時55分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●大岩までもう少し
リング状になった岩を視認し、一同の表情が引き締まる。
「それでは、私達は先を行きましょう」
「はい。漁師さん達も気を付けてくださいね」
『妖精使い』エリーナ(p3p005250)と『蒼剣の弟子』ドラマ・ゲツク(p3p000172)がそれぞれ船を操り、漁師の船より先行する。
それを見送った『殲機』ヴィクター・ランバート(p3p002402)は漁師に向かって口を開いた。
「確認するが。ピンギーを何かに使う事は出来るのか?」
例えば、くちばしを加工して工具や武器にする。
例えば、ピンギーの肉を食肉とする。
そういった例を上げるヴィクターに漁師は首を横へ振った。
曰く、ピンギーのくちばしは硬すぎて加工に向いていない。人が食べられる部分も少ないのだと言う。
「成程。只々早急に処理をするのが良いか」
頷き、ピンギーとの戦闘に向けて準備を始めるランバート。船にロープを括り付けるその姿に『特異運命座標』ミシュリー・キュオー(p3p006159)が首を傾げた。
「何をしているのですか?」
「先に海へ入り、水中から漁船の護衛に回る」
「……水中でも戦えるなら心強いですが……濡れて、問題ないのでしょうか……?」
ふわふわとした口調で『渡世の諦観者』鼎 彩乃(p3p006129)も疑問を口にする。その問いにヴィクターは「問題ない」と肯定した。
「分類的には精密機械だが、確りとしたメンテナンスを施す事で水中行動、潜入も時として行う事がある」
そのために必要な部品──サブアクションパーツをヴィクターは搭載している。海水だろうが淡水だろうが動きに支障はない。
「では後程」
ヴィクターが海へ飛び込み、飛沫があがる。
彩乃が張るロープから正面へ視線を移すと、先ほどよりはっきりと住処の姿が見えた。
「漁師さん、この後も仲間の船との距離はこのままでお願いします」
ミシュリーが漁師へ声をかける。
ピンギーのテリトリーは、すぐそこだ。
「いやー、海見るの初めてだけどいいものね」
『木漏れ日妖精』オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)は海を見ながら、やや目線は遠くへ行っていた。
(これがふっつーに観光だったらよかったのに、ねぇ)
せめて帰りは太陽の光をたっぷりと浴びながら過ごしたいものだ。
「今回の依頼、ちょっと複雑な気持ちかも」
なんて呟いているのは『エブリデイ・フェスティバル』フェスタ・カーニバル(p3p000545)。
ピンギー達が悪いわけではないのだ。ただ、ピンギー達にも漁師達にも生活がある。
(今回、私達は漁師さん達の味方)
「ピンギーさん達には悪いけど、この場所から離れてもらわないと! ね、エリーナちゃん!」
「ええ、そうですね」
頷いたのは船を操縦するエリーナだ。ファミリアーを使役しながらの操舵は負担が大きいだろう。しかし漁師へ操縦のコツを教わったり海図を見せてもらったりと、事前の準備を欠かさなかった彼女はそれらを見事にこなしている。
この海域に生息する鳥類を使役下においていたエリーナは、ピンギーを刺激しないよう注意を払いながら住処を観察していた。
「ひびなどは……今のところ見当たりません。リングの内側ならあるかもしれませんが、ピンギーを刺激してしまうかもしれませんね」
「わかったわ。可能なら、住処の穴の中狙えないかやってみるわね」
オデットがエリーナの言葉に頷く。
一方、もう1隻の小型船ではゲツクが船を操縦しながら、リングの中にとてとてと歩く影に気づいて目を輝かせた。
「あれがピンギー! 本で見たコトがあります!」
本に載っていた姿より可愛らしいではないか。
そう感想を抱くゲツクの隣で何やらうんうんと頷いているのは『魂の牧童』巡離 リンネ(p3p000412)だ。
あちらを立てればこちらが立たない。それはよくあることで、生活環境でも同じことだ。
「人間の世界では住処が邪魔で立ち退いて欲しいときどうすればいいか知ってる?」
「立ち退いてほしい時、ですか」
うーん、と考えこむゲツク。
その隣でリンネがにやりと笑みを浮かべた。
「地 上 げ だ よ」
1語ずつ強調されたその言葉、地上げ。
本来は交渉を重ねる意味合いだが、ピンギー相手に話し合うなんて不可能。
言葉で無理ならどうするか? ──そう、武力行使である。
「おらー、ピンギーども! さっさと立ち退けコラァー!!」
リンネの声と共に、ピンギーが襲い掛かってきた!
●地上げだぁ!!
「吹き飛ばします!」
ゲツクが形成した魔力弾の弾幕に、飛びかかってきたピンギー達が海へ落ちる。
「倒せて……ませんよね」
「うん、まだ海の中泳いでるみたいだね! さっさと住処を壊しちゃおう!」
リンネが頷き、両手に抱えた水瓶を大岩へ向ける。
放たれた力は弾丸のように鋭く空を飛んでいき、大岩の一部に直撃した。
「やったあ、っとと!?」
船体が大きく揺れる。
ピンギーが体当たりしているのだ。
「まだ大丈夫です! 攻撃を続けましょう!」
ゲツクは運転をやめ、2つの魔術書を広げて魔力の塊を解き放った。
それはまるで嵐のように荒々しく──リンネが攻撃を当てた場所へ追撃する。
片や、エリーナの船はもう少し近づこうと奮闘していた。
「邪魔をしないで!」
火花が鮮やかに飛び、ピンギーが海に落ちる。
その背後から向かってきていた別のピンギーは、横からくちばしに何かをぶつけられて攻撃が逸れる。
オデットを庇うように立ったのは両手に分離盾を構えたフェスタだ。
ピンギーのくちばしは岩をも砕く破壊力。真っ向から受けるのはリスクが大きい。
複数の受け流し方、庇い方を頭の中でシュミレーションした。それを今は実行すべき時だ。
(遠距離攻撃が出来ない私は住処の攻撃には参加出来ない……だから、その分!)
「皆が攻撃に集中できるように、しっかり守るよ!」
「助かります。オデットさん、この距離なら攻撃できますか?」
エリーナの問いにオデットは大岩へ振り向き、大きく頷いた。
「ええ、大丈夫よ!」
ここまで接近していれば魔法の射程圏内だ。
オデットの反応にエリーナも小さく頷き、空に剣を召喚すると大岩へ飛ばした。
魔法で作られたそれは一直線に飛んでいき、岩の一部に突き刺さる。
追撃せんと魔力を溜めていたオデットは一瞬視線を漁船の方へ向けた。
波間に紛れて、ピンギーが向かっていく姿が見える。けれど、まだ様子見の段階だ。
(向こうも気にしながら戦わないと……)
漁船も心配しながら、オデットは魔力弾を大岩へ向けて放った。
(……こちらにも気づいたか)
ピンギーと思しき物体が徐々に近づいてくる。
(さて。鳥撃ちはかつての本機であれば過剰火力であったが、混沌肯定で丁度良くはなっているだろう)
仮に元の力であれば消し炭にしてしまいかねないとしても、ここでは混沌肯定『レベル1』によって抑えられている。
ピンギーがこの戦いで命を落としても、その体はこの海に眠るのだ。
温度知覚で位置を確認したヴィクターは、ピンギーへ向かって魔弾を放った。
鋭いそれはピンギーを貫通し、その背後にある大岩の根元に直撃する。
そのピンギーの影からもう1匹が素早く向かってきたことに気づいたヴィクター。体を捻って攻撃を躱すと、ピンギーと真正面から向き合った。
近づいてきたのは3匹。1匹は先ほどの攻撃で怪我をしているようだが、他2匹は無傷。
ここまで近くては手榴弾を投げられない──しかし、そのようなことは想定済みだ。
遠距離攻撃ができないなら、武器で殴り掛かればいいのである。
一方の漁船、船上。
「来ましたね」
スペルブックを構えるミシュリーの隣で、波の合間に見えた姿を彩乃は目を凝らして見つめる。
「……ペンギン……? ……違うんでしょうけど……」
(……実害があるならやるしかないですよね)
ナイフを構えた彩乃。隣から青い衝撃波が飛び、向かってくるピンギー達を攻撃する。
それでも向かってくるピンギー達。彩乃は遠距離術式を飛ばし、海へと叩きつけた。
上がる水飛沫。その飛沫に隠れて飛び出した影がミシュリーに飛来する。
「っ……」
「ミシュリーさん!」
体の重心をずらすことで自らにも飛びかかってきたピンギーの直撃を免れ、彩乃は素早くミシュリーに回復魔術をかける。
「ありがとうございます、彩乃さん!」
ミシュリーはスペルブックをかざし、向かってこようとしたピンギーを避けるとその横っ腹に衝撃をくらわせた。
最初の衝撃波とは比べ物にならないくらいの、ダメージとならない衝撃。しかし的確に撃ち込まれたそれは何もない方向へピンギーを吹き飛ばす。
「殺したくは無いんだけど……ごめん、飛んで!」
彩乃もまた衝術でピンギーを吹き飛ばした。
攻撃の止んだその瞬間に、視線を仲間の船へ向ける。
大岩へ横付けされた2隻の小型船。そこからピンギーの住処へ攻撃を仕掛ける様子が、やや遠目ながらも瞳に映しだされた。
地上げのコツとは何か。それは『容赦なく徹底的にやること』である。
「可哀想などと思った時点で負けなんだよ。というかこんな仕事してるこっちのほうが可哀想だわ!!」
双方に悪くないのはわかっているし、そもそも住処を守ろうとするピンギーの方が正当──なんて考え始めたらいけないのである。
「いっけええええええええ!!!!」
リンネの放った攻撃が大岩にぶち当たり、ピシリと大きなヒビを作る。
「今ので攻撃手段最後だった! あっちへの攻撃任せていい?」
「わかりました」
ピンギーの攻撃を間一髪で避けながらゲツクが頷いた。
怪我の度合いをリンネは一瞥し、ゲツクへ回復を施す。
リンネの傍にいるだけで若干身軽さが増しているはずだが、ピンギーも一筋縄ではいかない相手だ。
「ありがとうございます」
(住処がなくなって、危険を感じて遠くまで早々に引いてくれると良いのですが……)
ゲツクへ向かって住処を背中に、ピンギーが飛びかかってくる。
そう易々と逃げる事はしないらしい。
魔術書を構えたゲツクはそのピンギーごと大岩へ魔術をぶつけた。
もう1隻の船からもまた、住処への攻撃を続けていた。
ファミリアーを飛ばしたままだったエリーナはリングの中を一瞬だけ観察に成功する。
「リングの中も特にひび割れはないみたいです。これまで攻撃していた分、外側の方が脆いかもしれません」
「わかったわ!」
オデットが魔弾を飛ばし、リングの外側を攻撃する。
「くっ……まだまだ!」
エリーナの治癒魔術でも追いつかないほどのダメージにフェスタは地へ伏しかけ、膝をつく。しかしフェスタは立ち上がると再び盾を構えた。
回復しきっていないフェスタにピンギー達は容赦なく襲い掛かってくる。
彼女を倒さなければ、この船に乗る他の者を攻撃できないと気づいているようだ。
フェスタが攻撃を防いでくれている間にオデットとエリーナが大岩へ攻撃を繰り返す。
降り注ぐ暑い日差し。倒れることのない大岩。まるでそれは過酷な試練でも受けているかのようだ。
「まだ破壊できませんか」
再び剣を召喚しようとするエリーナ。しかし。
「……待って。この音は?」
エリーナへオデットが静止の声を上げた。
ピシリ。ピシリ。
岩の悲鳴が大きくなる。ピンギーが一斉に住処へ視線を向ける。
──バキ。
自らの重みに耐えきれなくなったのだろう、根元に近い部分が大きくひび割れた。
──ゴゴゴゴゴゴ──
根元から大きな音を立てて、岩が仰向けに倒れていく。
ひときわ大きい水飛沫。その近場にいた者は勿論、漁船にいた面々もびしょ濡れになって──決着がついた。
●島に着くまでが依頼
次々と水しぶきを上げてピンギー達が海へ飛び込んでいく。
停めた小型船や漁船とは真逆の方向へ進む彼らに、戦闘の意思はないと判断したイレギュラーズ達は肩の力を抜いた。
(追いかける必要はないわね。殲滅が用件でもないことだし)
時折水面に顔を出すピンギーがだんだん離れていく。オデットはそれを眺めて小さく息をついた。
また迷惑になる場所へ居を構えればローレットへ依頼されるかもしれない。その時はその時だ。
「見事に跡形もないねー」
リンネが目元に手をかざしてリング状だった岩を見上げる。
根元は辛うじて残っているが、上は元の形を残していない。流石にここまでやればピンギー達も住めないことは一目瞭然だ。
「可愛らしい見た目の割に、結構凶暴でしたね?」
「全くだよー。住処もかったいし! しかもびしょ濡れ!」
「あの岩をくちばしで削っちゃうんだもん、ピンギーさん達すごいよね」
ゲツクの言葉にリンネが肩を竦め、フェスタが苦笑を浮かべる。
「さあ、漁船と合流しに行くわよ。もしかしたら向こうに損傷があるかもしれないし」
オデットの言葉に表情を引き締めたイレギュラーズの面々。
そう、ピンギーを倒して終わりではない。
ゲツクとエリーナは小型船を操縦し、漁船の方へ向かい始めた。
「あ、帰ってきましたね。皆さーん! もうピンギーは戻って来ないみたいですよー!!」
漁師へ住処の破壊が十分であることを確認したミシュリー。戻ってくる小型船に気づいて大きく腕を振りながら声を上げる。小型船から身を乗り出した影が同じように手を振っているのが見えた。
彼らと合流するまでの間に彩乃は甲板から船体の側面を見て回る。
(漁船に大きな損害は……なさそうかな……)
これなら目的地まで沈まず進めるだろう。
同じように水中から船体の損傷を確認したヴィクターはロープを伝い、漁船へ上がり込んだ。
「皆さん、大丈夫ですか?」
「ええ。本ではなく実際に見るのも勉強になりました」
「そっちは……大丈夫そうね?」
「はい。大きな損傷はないと思います」
「水中からも確認したが、問題ない」
船越しにミシュリーとゲツクが、オデットと彩乃、ヴィクターがそれぞれ言葉を交わす。
全員と船が無事であることを確かめると、島までの航路と方角を漁師が素早く確認した。
「ピンギーさん達、今度はテリトリーが被らないといいなー」
フェスタはピンギー達が去っていった方向へ目を凝らした。
当然彼らの姿は見えないけれど、あの先に暮らしやすい大岩があればピンギー達も落ち着けるだろう。
漁師の船が動き出し、小型船がそれに続く。
目的地に着くまでが依頼だ。
遠ざかっていく岩。ミシュリーはそれを見つめながら祈りを捧げた。
「あなた方の行く先に神の加護がありますように……」
この祈りは自己満足で、善意や優しさなどというものとは全く程遠いもの。そんなものがあったなら住処を壊しなどしない。
(でも、私が望んでいるのは確か)
彼らに次の住処が早く見つかるようにという祈りが、神へ聞き届けられますように──。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
お疲れさまでした。依頼成功です。
今回は依頼を成功させるため、敢えて大岩攻撃の為の方法を模索するのではなく仲間の攻撃を支援する立ち回りをした貴女へ、MVPをお贈り致します。
ちなみにピンギーの撤退条件は
・半数以上の撃破
・住処を壊す
以上のどちらかを想定していました。大正解でしたね。
その他にもアイディア次第では面白い撃退方法もあったかもしれませんが、今回はこれで良かったと思います。
ピンギーが良い住処を見つけられることと、再びローレットに依頼されないことを祈りつつ。
次もご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
GMコメント
●成功条件
ピンギー達を海域一帯から追い払う
漁師(と船)を海洋の島まで送り届ける
●ピンギー×15体
一見くちばしの鋭いペンギンです。
住処を中心とした海域一帯を自らのテリトリーとし、侵入者はいかなる者であろうと攻撃して追い払います。
くちばしはとても固く、岩も砕きます。実際にそうして住処を作ります。
彼らは海の中限定で素早く動くことができます。陸地でも動けないわけではありませんが、機動力が落ちます。
基本的に海の中から攻撃するスタイルです。
短距離ですが羽ばたき、海から飛び出して攻撃することもあります。
●海域
特に島などもありません。天気は良好。
海から大きな岩が突き出ており、リング状になっています。リングの中はピンギー達の住処です。
4人くらいなら岩穴に降りて戦う事も出来るでしょう。ただし住処に侵入するにあたり、ピンギーの妨害は凄まじいです。
●船
漁師の使うような船です。この船自体に細工はできません。(積み荷などならある程度問題ないでしょう)
全員乗ることができますが、そこそこ密集することになります。
個人の船を出すことも可能ですが、漁師の船は案内と帰還のため必ず出ます。
●ご挨拶
愁と申します。
行きに漁師の船しか使わなくても帰りの心配はしなくて大丈夫です。
ピンギーの撤退条件は1つではありません。
いかに船を沈ませず、どうピンギーを追い払うかがポイントとなるでしょう。
それではご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
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