シナリオ詳細
<spinning wheel>赫揺れる
オープニング
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深緑へ侵入するための希望が見えてきたのは、妖精郷の妖精たちが国境付近へ姿を現して間もなくのことだった。
茨に覆われた深緑は内部の様子も定かでなく、内部に踏み込むと眠気が感じられるだとか、茨は踏み入る者の命を奪おうとするだとかの情報ばかりで、内部へ至るための道も見つからない状態である。しかし怠惰の魔種ブルーベルの存在が確認されて暫くも経たないうちに、妖精郷からの使者となる妖精たちが現れたのだ。
曰く、妖精郷は至って平穏そのものとのこと。茨の影響も受けておらず、深緑へのショートカットとなる門《アーカンシェル》を使えば茨たちが侵入してくる可能性もあるが、大迷宮アルヴィオンを経由していき、且つ内部に侵入していると思しき邪妖精や茨を退けていけばアルヴィオンへの被害は出ない。
再び妖精郷を危険へと晒さない為、妖精女王ファレノプシスは『大迷宮ヘイムダリオンを経由して深緑へ向かう事』を許諾した。
これを受け、イレギュラーズたちは大急ぎで準備を始めた。妖精たちがヘイムダリオンに敵性生物の気配があると言っていることも勿論だが、ヘイムダリオンを抜けた先でもはやり敵が待ち受けているだろう。ブルーベルが妖精たちを逃がしたということは、そこまで考えられている筈なのだ。
故に、情報屋たちもしっかり装備を整えていくようイレギュラーズたちへ呼びかける。いつ何時、何が起こるかもわからないのだから。
「皆さん、準備はできましたか? いってらっしゃいなのです!」
そんな声を背に一同は妖精郷へ向かい、大迷宮ヘイムダリオンへと突入するのだった――。
●
ごう、と熱風が吹き荒れる。『Blue Rose』シャルル(p3n000032)はうへぇと顔を引きつらせた。
「……帰って良い?」
即答でダメ、と返された彼女は些か落ち込んでいるようにも見える。若干気の毒だが、強いて言うなら自分たちだって引き返したい。
一同が出た先は今まさに燃え盛る森林の中だった。一瞬迷宮森林が? と肝が冷えた者もいたが、ここはまだヘイムダリオンに入ったばかり。迷宮内であることは確実だ。
――オオオオォォォ……!
どこからか雄叫びのようなものがこだましてくる。顔を上げれば、風で舞う火の粉の向こうにソレが見えた。
「炎の――巨人」
シャルルが呟く。燃えながら森を移動する巨人は口の端から火を吹きこぼし、マグマのようなものが体中を流れている。場所によっては固まったマグマの箇所もあるようだが、全体的な割合で言えば極わずかだ。
少し話が逸れるのだが、大迷宮ヘイムダリオンは幻想にある果ての迷宮と性質が似ている。迷宮といいながら、このような広々とした世界が広がっていることもあるし、時には水の中ということもある。そしてそのフロアにいるエネミーを倒すことで先の道が開くのだ。
まあつまるところ、話を戻すと――このフロアのボスエネミーは十中八九、あの巨人だろう。あれを倒すのか、とシャルル達は顔を引きつらせた。
だがこれも深緑へ辿り着くための一歩、退くわけにはいかないだろう。それにあのエネミーを野放しにしておいて無事でいられる保証もない。自分たちは今、燃える森の真っただ中にいるのだから。
「皆、あっちから近づこう」
シャルルが火の少ない方角を指し示す。まだ巨人が通っていない場所ならば、多少安全に戦えるだろう。一同は巨人の進む方向を確かめながら、急ぎ気味に動き出したのだった。
- <spinning wheel>赫揺れる完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年04月06日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
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荒ぶる熱風が肌を照らし、ともすれば炙られてしまうような心地になる。『人間の矜恃』ルーキス・ファウン(p3p008870)は顔を腕で庇いながらも辺りを見回した。
(深緑にもこの様な迷宮があるとは……)
かつて、ルーキスは幻想の地下に広がる果ての迷宮へ挑んだことがある。あの時は『望む死』を体験させるものであり、個によってその最期を迎える場は異なったというが……森林火災の起こる森とは、これはこれでまた壮絶な階層へ出たものである。
――オオオオォォォ!!!
「見てください! あれは……巨人です!!」
地響きのような、雄叫びのようなそれに『純真無垢』メリッサ エンフィールド(p3p010291)がぐるりと見渡して、森を闊歩する巨人に目を見開く。体を燃え盛らせ、マグマを噴出しながら進むかの敵がいてはあっという間に焼け死んでしまうだろう。
「……うん、でかいですね」
「あれがこのエリアのボスエネミー……ってとこかな」
『Blue Rose』シャルル(p3n00032)の言葉にルーキスがスンッと真顔になる。ボスエネミーといったら、進むために倒さなくてはいけない敵ではないか。この状況であのデカブツを倒すって? 本当に?
「いいね、ご大層な歓迎じゃないか」
ニッと『『幻狼』灰色狼』ジェイク・夜乃(p3p001103)が笑う。まあ面倒なフィールドであることに間違いはない。しかし未知の場所、未知の敵であろうとも、ここで足踏みしてはいられない。あくまで通過点なのだ。
「この大きさと炎、まさに歩く災厄ですね」
「森で大火災は勘弁してほしいんだが……」
ルーキスと『刺し穿つ霊剣』浅蔵 竜真(p3p008541)は早急になんとかせねば、と火の手がまだ回っていない箇所へ向けて動き始める。『鏡に浮かぶ』水月・鏡禍(p3p008354)は2人に続きながらシャルルを振り返った。
「シャルルさんは後方からの肩書きをお願いします。あと、なるべく攻撃には巻き込まれないように」
こちらの範囲攻撃が当たっては大変だし、そうでなくとも巨人の攻撃が当たれば彼女の身に宿す蔓薔薇が燃えてしまうかもしれない。
「わかった。前に出る人は気をつけて」
頷くシャルル。彼女が顎を伝った汗を拭ったのを見て、鏡禍もじわりと汗をかいていることに気づく。このままでは黒焦げになるか、干からびるかしそうだ。
(深緑では火が禁忌と聞いていた気がしますが、大迷宮にはこんなのがいるんですね)
万が一、大迷宮の外に出たら――なんて考えたくもない。そのためにもここはしっかり押さえ、仲間たちに倒してもらわなくては。ここは鏡に憑いていたあやかしとして、ヒビひとつ入らない強固さを見せる時である。
イレギュラーズたちは延焼していない森を駆け抜ける。これらも時が経てば炎に巻かれてしまうのだろう。
(進行ルートの樹木を伐採するわけにもいかないか)
竜真は巨人の侵攻速度をはかりつつ周囲を見渡す。かの巨人に焼かれないよう伐採するとなると、時間も規模も相応だ。間に合いはしないだろうし、戦う前の消耗は避けたいところである。
「しかし、なんでこんな奴がここにいる? 森林迷宮だろうに」
「或いは……元から『森林火災』のフロアなのかもしれません」
竜真の独り言に『ぷるぷるおじいちゃん』クリストフ・セレスタン・ミィシェール(p3p006491)が返す。確かに、元からこうなるフィールドだったなら、フロアの種別と出現する生命体の属性が食い違っているということもない。最も、どんなことでも起こり得るのがこの大迷宮ヘイムダリオンであろうが。
「とは言え、木々の命が失われる事は神も本意でないでしょう」
なればこそ、その憂いを説くためにいち早く巨人を倒さねば。
誰より非力な老体のクリストフだったが、足腰を優しく労ってくれるバリアフリーな術式により、軽く足を浮かせてふよふよと飛んでいく。足場の悪さも気にならず、皆から遅れることもない。
そして何よりこのおじいちゃん――最も反射神経に優れるおじいちゃんである。
祈りを込めた書から光を生み出したクリストフは、それを真っ直ぐ巨人へとぶつけていく。回避などほぼできないだろう図体に光が命中し、クリストフの方へマグマが跳ねた。
「ぁちっ!?」
じゅっと服を焦がすクリストフ。その体はひっきりなしにプルプルと震えているが、問題ない、彼には神の加護がある!
「迂闊に叩くと危険ってか」
なるほどね、とジェイクは弾を装填し、ささやかながらも気持ちを込めて祈りを捧げる。愛する妻へ、どうか勝利の女神となって微笑んでほしいと願い。彼の持つ銃口は巨人イフルムへと向けられた。
「こっちを向け!!」
あまりにも的確に『僅かだけ外していく』。チリチリとした痛みがジェイクへとその敵意を向けていく。
「ジェイクさん、素晴らしいですの! あとはわたしが、頑張りますの!!」
初撃で敵の視線を射止めたジェイクの前へ、大いなる海の力を分け与えた『半透明の人魚』ノリア・ソーリア(p3p000062)が滑り込む。その前でイフルムを止めようと立ったのは鏡禍だ。
「そう易々と行かせませんよ……!」
巨人に比べたら遥かに小さな肉体であるが、その身は常人よりも頑強な壁足りうる。1人で巨人の侵攻を止めて見せた鏡禍の背後で、ノリアは絶対に守るのだというように両腕を大きく広げた。
「森は、めぐりめぐって、海を、ゆたかにするのですから……これ以上、燃やしてしまうわけには、いきませんの!」
その為ならば海種として、幾らでも力になろう。幸いノリアは火に強い方だ。
彼女たちの後方より、大きな力を素早く練り上げる気配がする。『希望の星』燦火=炯=フェネクス(p3p010488)は標的たる巨人に口角を上げた。
(いいじゃない、私にはお誂え向きの相手だわ)
高速詠唱によって練り上がった魔力を複数、連続的に撃ち放つ。それらは全て巨人の足腰1点をめがけて飛んでいった。
「そのバカでかい図体、速攻で地に伏させてあげるわ!」
圧倒的火力で展開される魔術だが、威力が上がれば上がるほどその反動も強い。巨人の体が削れたか、鋭い岩の破片が燦火の肌に朱を散らす。
「この調子では動物たちもとっくにいなくなっているようですね」
「ああ。周りを気にしなくて良い分集中できるさ」
竜真のリーガルブレイドに続き、ルーキスが的確に三撃を撃ち放つ。その足元でイフルムから流れたマグマ溜まりがルーキスの肌を焼いた。さしもの鏡禍も巨人を挟んで反対側に居る仲間を庇う事はできず、それを見たメリッサがぎょっと目を見開く。
「い、いけません! 早く倒さないと……!」
メリッサは熱砂の精を呼び出し、巨人の足元へ向けて砂嵐を発生させる。例え仲間の抑えが外れても、足が遅くなっていればそう被害は大きくならないはずだ。
――オオオォ、ォォ……!
イレギュラーズの攻勢が続く中、鏡禍とノリアという2段構えの体勢によって巨人は進むことを阻まれている。クリストフはすかさず救済の光を捧げ、かの巨人を死の道へと誘った。
「齎される死は安らぎです。暴れることなく、静かにお逝きなさい」
そんな人の言葉は果たして、聞こえているのかどうか。そもそも顔すら果てしなく遠い空にある。ルーキスは目や鼻のような器官も存在するのだろうかと空を仰いでみるが、いかんせん遠い。
「何かを訴えたいのか? そうなら何となくでもいい、伝え続けろ!」
ジェイクは正確な射撃で巨人の体力を削りつつも、時折発せられる雄叫びに耳を傾ける。巨人と対話を為すための力など持ってはいないが、だからといってやらない理由にはなり得ないのだから。
「皆さん、薙ぎ払いが来ます!」
顔を見ようと目を凝らしていたルーキスが巨人の予兆へ真っ先に気付く。すぐさま反対側へ寄った竜真はがら空きの背中へ向けて黒顎魔王をけしかけた。
巨人の前方で押さえている鏡禍は、その薙ぎ払いに巻き込まれないようほんの少しだけ片側へ寄る。ノリアとジェイクが背後にいる以上、ここからずれることはあり得ない。一瞬たりとも自由を許すものかと、ただただ自身の粘り強さだけでしのいでいく。
「回復は任せてください!」
メリッサの奏でる天使の歌が鏡禍や巨人のすぐ近くで戦う仲間たちの傷と痛みを和らげる。しかし息つく暇なく、地面がゆらりと揺れた。
「皆、散開だ!」
竜真の声にイレギュラーズたちが慌てて散らばろうと動き出す。そこへ空を突かんほどの太い火柱が上がった。
「すごいですの……でも、わたしも、負けていられませんの!」
ノリアが掲げた杖から高温高圧の熱水流が放出され、巨人の体を流れ落ちるマグマめがけて飛んでいく。焼け石に水ではあろうが、少しでも効果があるのなら、やがては積み重なってより確かな成果になる。
「っ……生憎、この程度の熱じゃあたしは倒せないわよ!」
火柱の中から燦火が飛び出してくる。彼女の発する呪言が歪みの力を帯び、巨人の足の一部をねじ切った。すかさず連続魔でその部位を叩きのめせば、途端に巨体のバランスを崩したイフルムが大きな地響きと共に膝をつく。
「あら、もう膝をついちゃったの? 踏み込んだ瞬間を狙うまでもなかったわね!」
笑みを浮かべる燦火。その身は所々が焼け焦げてはいるものの、それ以上の深い傷にも、これ以上の痛みだって与えない。そういう体質なのだから。
「神の加護がなくとも、出来ることはあるのです」
クリストフは痛みなく異端を捌く、神聖なる光の十字架を呼び出す。側面からそれを掲げられた巨人は眩しそうに目を細めた。
(目も鼻もあるんですね……)
場違いにルーキスはそう思った。膝をついたことで巨人の顔がより地上に近づいたのだ。
しかしそんな観察をしている間もなく、巨人のブレスがクリストフと、その周囲の木々を襲う。加護を持たないクリストフは敢え無く――撃沈した。
「クリストフさんっ!」
メリッサがそちらを見れば、何かが彼の元へ降りてきている。まるで物語に聞く神様のような姿のお爺さんだ。彼はメリッサの方を見ると、小さく頷いてガッツポーズをした。応援してくれているらしい。
「まだ……僕は、割れません!」
鏡禍が自身へ閉じた聖域を降ろす。なんとしても、巨人が倒れるまで耐え忍ぶのだ。だが巨人も焦りを見せたか、頻繁にブレスで鏡禍ごと後方の仲間たちも狙ってくる。竜真は当たりそうな位置から素早く移動すると、得物をしかと握りしめて燃える森の中を駆けた。
「お前の相手は俺だって言ってんだろ!」
ジェイクが執拗に銃を向け、他へ被害がないようにと強く引き付ける。しかし再びブレスを吐こうとしたか、息を吸う動作をした巨人の眼前へルーキスの斬撃が飛んだ。
「そう何回も同じ手は使わせません」
「それに、わたしたちを攻撃したら……その分だけ、海の力が、反発するですの。ただではやられませんの!」
ノリアが再び大いなる海の力を身に纏わせる。あとは誰もが持久戦。最後に立っているのは誰かというだけだ。
「あと、少し……!」
メリッサの生成した毒の魔石がマグマへと射出されていく。溶けたそへは巨人の体中を巡ることだろう。ルーキスと竜真がその足元で攻撃を続け、ジェイクとシャルルが遠方よりの攻撃でダメージを蓄積させる。燦火はありったけの魔力を練り上げて、勝ち誇った笑みを浮かべた。
「あんたの行進は、ここで終いよ!!」
爆裂する魔力の華。頭部へ連続で浴びせ続けられたイフルムは、毒やこれまでのダメージも蓄積したのか――ぐらりとその体を横へ傾けた。
●
これまでで最も大きな地響きをたて、イフルムの体が地面へと沈んでいく。疲労困憊ながらもメリッサは「やりましたよ!」と喜色を浮かべる。
「あとは早く周囲の鎮火を――」
「うわっ」
メリッサの言葉が終わる前に急な突風が一同を襲った。それは長いようで短く、皆の髪の毛などをぼさぼさにして去っていってしまう。
「な、なんだったんですの……」
ふるふると頭を振ったノリアは、周囲の消火が終わっている事に気付いて目を丸くした。あれだけ広がっていた森林火災は、その痕こそ残っているものの火の気配はない。
「た、助かりましたぁ……」
へたり込むメリッサ。その傍らで竜真もどことなく安堵したような表情を浮かべている。熱源たる巨人が倒れたと言っても森全体が熱い事に変わりはなかったから。しかし先ほどの突風が全てを持って行ってしまったのか、一同にはむしろ涼しく感じるほど心地よい空気が満たしていた。
(今回は本気で死ぬかと思っちゃいました……)
まだまだ修行が足りない、とメリッサは思う。もっと強くならなければ。
「この森はまた再生するでしょうか」
「火事は、森の新陳代謝を、うながすと言いますが……」
ルーキスの問いにノリアは困ったような表情を浮かべた。果たしてこの規模の火災があって、蘇ることができるのかはわからない。自然の生命力にかけるしかないだろう。
「……ともあれ、このフロアは攻略で良さそうだ。俺達は一旦戻ろう」
竜真が先へ続くと思しき道を発見し、同時に戻る為の通路も発見する。火が収まったとはいえ、一度戻って汗くらいは拭きたいものだ。
一同は森の様子を気にしながらも、体勢を整えるべく――そして先の道が開いたことをローレットへ報告すべく、帰還したのだった。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れさまでした、イレギュラーズ。
なんとも不思議な終わりでしたね……ともあれ、先へ進めるようです。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
●成功条件
炎の巨人の討伐
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。不明点もあります。
●フィールド
大迷宮ヘイムダリオン内の1フロア。森林地帯が広がっていますが、今まさに炎へ包まれようとしています。
大部分は酷く燃えていますが、皆様はまだ燃やされていない箇所を移動し、巨人へ攻撃可能な範囲まで接近しようとしている途中です。
道中は足元が多少悪いでしょう。また、火の追っ手がかかれば倒木等の危険性が急増します。
●エネミー
『炎の巨人』イフルム
森の中を燃やしながら進む巨人です。推定50mほどもある全長で、全身からマグマを垂れ流しながら進んでいます。また、口の端から火が吹きこぼれています。顔面だけはマグマが流れてこず、硬い岩になっているようです。
時折雄叫びを上げていますが、その理由は不明です。特に理由はないかもしれません。
機動力は非常に低く、ゆっくりとした歩みです。また、図体の大きさから範囲攻撃の多段ヒットが狙えます。ただし2人以上でないとブロックできず、至近距離に入った者はマグマによる継続ダメージを負います。
攻撃力は非常に高く、その一挙一動は常に範囲攻撃となって降りかかるでしょう。【反】を持つ他、【火炎系列】BSが想定されます。
薙ぎ払い:自身がいる片側どちらか広範囲を薙ぎ払います。周囲の木々が燃えます。【炎獄】【体勢不利】【飛】
炎の柱:ランダムなPCを中心に太い火柱を顕現させます。受ける場所によっては周囲の木々が燃えるでしょう。【業炎】【重圧】
炎の吐息:直線貫通攻撃です。周囲の木々が燃えます。【業炎】【足止】
●NPC
『Blue Rose』シャルル(p3n000032)
旅人の少女。神秘系アタッカーでそこそこ戦えます。炎は苦手としているようです。
戦闘時は遠距離攻撃で皆さんの支援攻撃を行います。指示があれば従います。
●ご挨拶
愁と申します。
メタなことを言うと、討伐できたなら火災は勝手に鎮火します。ひとまず目の前のエネミーへ注力してください。
それでは、よろしくお願い致します。
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