PandoraPartyProject

シナリオ詳細

彼らと我らのイニシエーション

冒険中

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

オープニング

●亜竜種たちの住まう場所
 覇竜領域デザストル。大陸南方に存在するその領域は、人類にとってまさに未知の領域であった。
 何せ、竜が住まう、とされると地である。おいそれと足を踏み入れるわけにはいかない。
 だが、その危険な地を探索する術があった。混沌世界を模倣した世界、すなわちR.O.Oに置いてだ。
 R.O.O世界において、覇竜領域の調査を行ったイレギュラーズ達。文字通りに決死の工程であり、何度もデスカウントを蓄積させながら、やがてイレギュラーズ達は、R.O.Oに再現された亜竜種たちと交流を持つにいたる。
 だが、ここまではあくまで仮想世界の物語。
 R.O.Oでの知識を利用し、現実にて亜竜種たちの住処へと、再度訪問することに成功したイレギュラーズ達。
 果たして、R.O.Oの時と同じように、彼らと縁故を結ぶことはできるのか?
 亜竜種たちの信頼を勝ち取るために、イレギュラーズ達は、珱・琉珂の提案である『覇竜領域トライアル』を行うことになる。
 それは、端的に行ってしまえば、この地域での雑用のようなものだが……信頼を得るには、まず自分たちの力を見せねばなるまい。
 かくして、ローレット・イレギュラーズ達による、覇竜領域での冒険が、ここに始まろうとしていた――。

「はっきりと言えば、我はお前達を信用してはいない」
 と、あなた達、イレギュラーズの目の前にいる、亜竜種の男が言った。
 真我(マナガ)、と名乗った男である。その皮膚の殆どは爬虫類様の鱗に覆われている。ファンタジー的な言い方をするなら、リザードマン、の外見に近い。
「お前達が善なるものかもわからぬし、我々と肩を並べる力があるかもわからん。
 確かに、お前達はこの地へと到達することができた。それは認めよう。
 だが、その力、実際に見てみない事にはな……」
「そのための、琉珂の提案だと思っています」
 イレギュラーズの一人がそういうのへ、真我は頷いた。
「うむ。故に、我からも一つ、トライアルを行わせてもらう」
 彼はゆっくりと頷くと、あなた達に地図を手渡した。この付近の地図で、道は近くの山に続いている。山のルートには詳細な地図がある。複雑だが、この地図があれば迷う事は無いだろう。
「通過儀礼という言葉を知っているか? つまり、子供が大人になるための儀式だ」
 真我は言った。
「まぁ、これは我々戦士団が、その戦士を見極めるためのものだが。とにかくお前達にやってもらいたいのは、この通過儀礼だ」
「地図を渡されたところを見ると、この場所に行けという事ですか?」
 イレギュラーズの一人がそういうのへ、真我は頷いた。
「この道を進んだ先に、フェザーワイバーンの巣がある。羽毛を蓄えた、変わった亜竜だ。そこに行き、卵を一つ盗んでくる。
 卵は大きい。それこそ、我々が抱えて持ち帰る様なものだ。だから、持ち帰って来るのは一つでいい」
「卵泥棒か」
 苦笑するイレギュラーズの一人に、真我はにぃ、と牙をむきだした。
「相手は凶暴な亜竜だがな。その卵を盗めるのが、臆病者には出来まい。
 だから、戦士の素養には必要な儀式なのだ。
 そして、お前達の力を見るのにも、うってつけだと考える。
 フェザーワイバーンは多い。まともに戦っては死を見ることになるだろう。うまく役割を分担するといい。
 フェザーワイバーンを引き付ける者。たまごを運搬するもの。護衛するもの……。
 欲張りになるな。フェザーワイバーンはたくさんの卵を産むが、さっきも言ったが持ち帰るのは一つでいい」
 ちなみに、と真我は言った。
「ルートを逸れるな。行きも帰りも、その地図のルートを順守しろ。道を逸れたら命の保証はない。我々も助けられる保証はない。
 安全が確保されているのは、その道の上だけだ。どうしても逸れたいなら、死ぬ覚悟をしておけ」
 ごくり、とイレギュラーズたちの一人がつばを飲み込む。この領域が前人未到の地であったことに変わりはない。つまり、未だにその危険性は払しょくされていないのだ。道を外れて、とんでもない怪物に出くわす可能性は高い。
「臆したか? だが、この程度はやってもらわなければ困る」
「いいさ、真我、だったな? やってみせよう」
 イレギュラーズの一人が不敵に笑うのへ、真我は頷いた。
「ああ、それで聞きたいんだが」
 ふと、イレギュラーズの一人が言う。
「このたまご、持って帰ってきてどうするんだ?」
 その言葉に、真我は頷いた。
「プリンを作る。疲れた体をねぎらうのに、甘味は良い。うまいぞ。楽しみにしていろ」
 くっくっと、真我はわらった。多分、本当のことなのだろう。ぺろり、と舌なめずりをする真我の口元が、見えたからだった。

GMコメント

 お世話になっております。洗井落雲です。
 亜竜種たちの領域、フリアノン。
 そこで一つ、トライアルを行いましょう!

●成功条件
 フェザーワイバーンの巣から、卵を一つ持ち帰る。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 渡された地図の指示通りのルートを選ぶならば、想定外の事態は絶対に起こりません。

●状況
 亜竜種たちの信頼を勝ち取るための、『覇竜領域トライアル』。その一環として、あなたたちは、戦士集団の一つに属する、真我(マナガ)という亜竜種から、戦士になるための通過儀礼の一つに参加するように要請されます。
 それは、フェザーワイバーンの巣に向かい、卵を一つ盗んでくること。
 舞台となる山岳地帯の地図は、しっかりと克明に描かれています。ルートは決められており、ここを外れなければ、迷ったりすることは絶対にありません。
 外れなければ、です。もし迂闊にこのルートの外に出てしまった場合の命の保証はありませんので、ご留意を。
 フェザーワイバーンの卵は、大人が抱えてようやく持てる位に大きく、運搬するための手段も考える必要があるでしょう。
 それだけでなく、フェザーワイバーンは亜竜の中では大人しいとはいえ、一般の魔物とは一線を画すような存在です。
 戦闘面のケアも忘れずに。
 無事に持ち帰ってこれたら、プリンを作ってくれるらしいですよ。
 作戦決行時刻は昼。作戦エリアは山岳地帯です。特にペナルティはありませんが、足場に関するスキルや、索敵や見通しを浴するスキル等を持っていると、有利に働きます。

●エネミーデータ
 フェザーワイバーン ×1
  大きな、いわゆるワイバーンです。ただ、前進は羽に覆われており、見た感じは鳥にも近い種族です。
  基本的に気性は穏やかですが、卵泥棒には容赦はしません。当然ですよね。
  鋭い爪や、くちばしのような口腔による攻撃、或いは、翼を刃のように展開したり、風を巻き起こして叩きつけたりしてきます。
  BSとしては、『出血系列』『足止系列』を付与してくるでしょう。
  戦う相手は1体ですが、あまり戦闘が長引いたりすると、仲間が来る……可能性もあります。そこだけにはご注意を。
  なお、討伐する必要はありません。あくまで目的は、卵の確保です。

 以上となります。
 それでは、皆様のご参加とプレイングを、お待ちしております。

  • 彼らと我らのイニシエーション冒険中
  • GM名洗井落雲
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 出発日時2022年01月22日 23時59分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

参加者一覧(8人)

十夜 縁(p3p000099)
幻蒼海龍
如月=紅牙=咲耶(p3p006128)
闇討人
リディア・T・レオンハート(p3p008325)
勇往邁進
一条 夢心地(p3p008344)
殿
天目 錬(p3p008364)
陰陽鍛冶師
サルヴェナーズ・ザラスシュティ(p3p009720)
砂漠の蛇
キルシェ=キルシュ(p3p009805)
リチェと一緒
ブランシュ=エルフレーム=リアルト(p3p010222)
航空猟兵

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