シナリオ詳細
ゴーラビッツ、冬の名物を狩る
オープニング
●冬の名物狩り
シルヴァンス。大森林地帯の北部に住み、永久氷樹と共に生きる者達である。
常冬のその台地では当然のように普通の手段では作物は育たないが……いろんな方法で生き延びる、逞しい者達の住み家でもあった。
そして、その中にはハートゲッツの一族が住むラビッツの村があった。
不凍港を所持して大型船まで建造し外貨を稼いでいるせいか争いの絶えない彼等だが……その内情は決して左団扇で悠々自適というわけではない。
欲しいものはたくさんあるし燃料代はかかるし整備費はかかるし足元見てボる商人はいるし、とにかく色々と金がかかる。
かといって売るものは厳選しなければ価値が下がる。たくさん売ればいいというものではない。
そして常に寒いこの場所でもさらに寒いこの冬。
この時期にしか出ないモノもある為、それを冬の名物として売ろうと彼等は考えていた。
絶滅の心配とか、そういうのはない。
何しろ放っておくと無限に増えるのだ。
適度に間引かなければ、こっちが冬の名物にされてしまう。
とまあ、そんなわけで防衛隊ゴーラビッツの面々は今絶賛協議中であった。
「マジでやるんですか、たいちょー!」
「あいつら悪食だから仲間の肉も食いますよ!」
「のんびり解体なんかしてたら、めっちゃ襲われますよ!」
ワイワイと騒ぐ隊員たち。
その中で、かなり若手の1人が声をあげる。
「モーガン隊長。アイツ等に頼むのはどうなの?」
「アイツ等って……まあ、アイツ等だよな」
声をあげたのは【凍れる蕾】シルフィナ。
全員漏れなく変わり者のゴーラビッツの中でも更に変わり者な、将来有望な新人だ。
「うーん……頼むのも金かかるんだが……まあ、1度で冬の分稼げばいいか。それでいこう」
モーガンが手を叩くと、全員がワッと賛成の声をあげて。
「じゃあシルフィナ、ローレットの連中のところに行く任務、お前に任せるから」
「……え?」
●シルフィナ、ローレットに来る
「……そういうわけなのよ」
「なるほど。冬の名物狩りかあ……」
シルフィナから話を聞いていたマリア・レイシス(p3p006685)は、納得したように頷く。
悪食で仲間の肉すら喰らう獰猛な獣。
身長は2mとかなり大きめな上に、凄くタフ。
凶悪な牙と爪は、その体重と合わせて相当な凶器になる。
「スノータイガー、か。そんな場所に生息してるなんて驚きだよ」
リトル・リリー(p3p000955)も頷き、渡された資料を吟味する。
そう、見た目は真っ白な虎なのだ。
ただし虎ではなく虎モドキだ。
雪原に潜み、獲物を襲う擬態型の獣。
それが群れを成せば、まさに津波のようになるという。
問題は、それがかなり繁殖力が高く、この特に寒い時期に倍々ゲームのように増えていくという点だ。
「だから毎年間引いてるんだけど……今年はそれを商品にしようってことになったのよ」
害獣ではあるが、一応虎っぽい姿はしている。
毛皮は綺麗だし、肉もそれなりに食べられる。
冬の間に少しずつ流せば、かなりの値になるだろうことは間違いない。
「手伝ってくれれば、ちゃんとお礼はするわ。人を集めてくれない?」
- ゴーラビッツ、冬の名物を狩る完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年01月12日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●まりあにねこみみはえた
「お、おかしい! おかしいよ! 私はスノウタイガーなる虎っぽい虎じゃない生き物に、真の虎である私の恐ろしさを教えてあげるはずだったんだ! なぜ猫耳が生えるんだい!? シュペル君!!! こんな暴挙は許されないよ!? はっ!? ゴーラビッツの皆!? いや、なんでもない!」
「( ╹⋏╹)<とらぁ……」
言いながら猫耳を隠すのは『雷光殲姫』マリア・猫耳・レイシス(p3p006685)だ。
シュペルとの文通でのやり取りにより呪いをかけられ、一時的に名前改変+猫耳が生えたらしい。
あのこじらせイケメン、実は猫耳フェチだったのだろうか。さておいて。
『VDMランドの謎の生物兼マスコット』とらぁ君は「もう遅い」と教えてくれていて、マリアは「うあー!」と声をあげる。
まあ、ゴーラビッツの面々も「アリなんじゃない?」と言ってるので安心してほしい。
「寅年なんでね!!! 虎に会えてめでたいね!! 実際虎なのかどうか知らんけどね!!! 私が虎だって思うなら虎なんだよ!! 私の中ではな!!!!!! めでてぇ!!!!ミ☆」
一方の『爆音クイックシルバー』ハッピー・クラッカー(p3p006706)はそう叫んでいるが、そこでとらぁ君が寂しそうにしているので気付いてあげてほしい。
「雪原で白い敵を相手にするのか……目立たないから厄介だね」
「まあ、厄介であろうとヴィーザル地方に住まう以上、定期的な狩りは必要ですね。彼らにも認識があるかは知りませんが、縄張り意識のようなものを自覚させませんと守れませんからね」
『至天鉱龍』ェクセレリァス・アルケラシス・ヴィルフェリゥム(p3p005156)にエステル(p3p007981)も頷く。
スノータイガー……という名前の虎モドキ。それと戦うのは生存競争であると同時に縄張り争いでもある。
「スノータイガーね。肉は美味しく、毛皮も良質、繁殖力も高い……素晴らしい経済動物だわ。飼育方法を確立すれば、素晴らしい利益を生みそうね。あ、依頼はちゃんとこなすから安心してね」
「やー、飼育は無理だと思うな―。あいつら共食い躊躇わないし」
「方法はあると思うわよ」
「うーん、どうかなー。あるのかなー」
『狐です』長月・イナリ(p3p008096)もゴーラビッツ隊長のモーガンとそんな話をしているが、確かに飼育できればこんなに素晴らしいものはないようにも思える。
「虎もどきって肉食っぽいけど肉美味しいんだ? 一般的には肉食動物の肉はあまり美味くないと聞くけど……」
「アタシ、草食動物の味なんか知らないからその辺は何とも言えないけど」
「あー、ここだとね。まぁ食べてみればわかるし頑張るか」
ェクセレリァスとシルフィナがそんな事を言いあっているが、まあ此処で草食動物と出会うのはあまりにも稀だろう。
「例年でいうと60以上……でしたか。何ともまあ骨が折れそうな数ですね」
「うわあ、多い、多いよぉ……でも仕方ないなんとかやるしかないねっ」
『天空の魔王』ハンナ・フォン・ルーデル(p3p010234)と『自在の名手』リトル・リリー(p3p000955)もそう言うと、分かっている情報の吟味を進めていく。
「しかも迷彩効果も高いときましたか。正直見えずらいのでやりにくいことこの上ないですが、頑張りましょう。相手も一応生物でしょうしある程度体温はあるはず。しっかり観察し常に警戒していきます」
「まあ、心配いらねーのだ!」
と、そこでハンナに大見得をきってみせるのは『呑まれない才能』ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)だ。
「わーはっはっは! 同胞からの依頼と聞いてヘルちゃん参上! 何やら獲物は虎もどきらしいけど……虎よりも狼の方がツエーって事を知らしめてやるのだ! 勿論兎にだって負けねーのだ! ……まあ、兎もツエーってのは知ってるけど」
「大好きな婆ちゃん」が兎獣種であることに行っての配慮を示すヘルミーネの肩を、立ち直った猫耳……もといマリニャ、間違えた。マリアが掴む。
「それは私に対する挑戦状ってことでいいかな」
「ひえっ……」
そう、マリアには野望があった。この戦いでスノウタイガーに真の虎である自分の力を見せ、感謝し美味しく命を頂くという野望がだ。
「猫耳どうして……」
いや、立ち直り切っていない。まだマリニャのダメージは大きそうだ。
「き、気を取り直して行こう!これは虎耳……これは虎耳……まずは皆とスノウタイガーを探すところから始めようか!」
マリア(虎耳と自己暗示した猫耳)がニャーと号令をとり、全員が動き出すのだった。
あと、とらぁ君はハッピーに気付かれて「めでてぇ」と言って貰えていた。
良かったね、とらぁ君。
●虎雪崩
「見つけた! スノウタイガーだ!」
飛行していたマリアによる捜索が、雪に紛れ込んでいたスノウタイガーを見つけ出す。
そしてスノウタイガーも見つかったことを悟ったのだろう。一斉に雪崩のように動き出す。
「80匹のスノウタイガー、流石に壮観ですね」
エステルはそう呟くと、ルーンクレイモアを構える。
「無理はしない程度に、背中を任せますよ」
「任せとけ! ゴーラビッツ、後方援護だ! しっかり構えろよ!」
「おー!」
パワードスーツが並ぶ姿は実に壮観で、ある程度は頼れるだろう事は間違いない。
「1匹でも逃すと知恵を付けて面倒くさくなるから、可能なら1匹も残さずに倒しておきたいわね」
イナリはそう呟くが、それが出来るかはまだ分からない。
分からないが……やってみなければ分からない。
「よーし、私が連中を引き付けるよ!」
叫び、ハッピーが雪原を慌ただしく動き回る。
「こう見えて私は【Quicksilver】……そう幽霊なんでね!! 既に【霊体】なんでね!!」
万が一があったらすまんね! などと騒がしく叫びながら「Look at me !!」を放つ。
「これでスノウタイガー達はひたすら私に群がってくるって寸法よ!! まあ半分も倒せば良いみたいなんでね、そこまで丁寧に全部引き付けなくても大丈夫だけどね!!」
そのハッピーの狙いは大当たりで、虎雪崩がハッピーの方へと向かってくる。
「群れでの狩りが圧巻らしいよねこの子達!!!!! マジで圧巻ですよコレもふもふしたタイガーの雪崩じゃん!!!! 今歴史上でも最高に近い距離からライブで迫力を味わってるよ私!!!!!!!」
そんなスノウタイガーたちとハッピーを神滅弓「ワールドスレイヤーⅡ」を構えながらェクセレリァスは上空から見下ろす。
巻き込んでいいという話になっているので、遠慮はしない。
こんな絶好のチャンスは同意済であれば逃す理由もない。
放つコロッシブヴォルテクス・幻嵐はスノウタイガーたちに確実にダメージを与え、そこにイナリが酒解狂騒霧を発動させ突っ込んでいく。
「やはり体温はあるようですね」
温度視覚で上空からスノウタイガーたちを視認したハンナがアルテマ・ルナティックで攻撃していき、リリーとリトル・ブラッド、そしてシルフィナも各々の武器を構え突っ込んでいく。
「えっ、皆殺し? お任せあれー♪」
「何こいつ……」
ブラッドとシルフィナは性格が微妙に合わないながらもうまく連携していき、リリーも飛刃六短からのカース士いけど……なんか見える気が……この景色に慣れちゃったのかな?」いけど……なんか見える気が……この景色に慣れちゃったのかな?」
それは分からない。分からないが……色彩感覚も当然あり、慣れというものもあるだろう。
「できるだけ引き打ちを意識するよ。レブン、頼むねっ」
騎乗しているレブンにリリーはそう声をかけて。その上空をマリアが通過していく。
「ふっ! 虎もどきに虎が倒せるかな!?」
(でも猫耳。マリア・猫耳・レイシス。どうして?)
まだ心が治り切っていないようだ。さておいて。
位置取りを意識しながらも大胆に動くマリアが纏うのは対神攻性鎧『雷装深紅』 。
防御よりも攻撃に特化した雷撃の極致をその身に纏ったマリアは空中から空爆のように蒼雷式・天槌裁華を地上に降らせる。
「受けるがいい! 蒼雷の瞬きを!!!」
そしてその直後、エステルは刃に刻まれたルーンをなぞり、光翼のオーラを纏った薙ぎ払いでスノウタイガーの群れを纏めて薙ぎ払わんとする。
「トラもどき、倒して従順になるならニ、三匹ペットに欲しいところでしたが、なかなかに獰猛。難しそうですね」
そう、スノウタイガーはひどく獰猛だ。普通の虎の方がまだ大人しいかもしれないと思えるほどに。
そして勿論、スノウタイガーを倒すだけではない。重要なのは此処からだ。
「敵が倒れたらここから本領発揮。そう! ヘルちゃんの今回の役割はお肉の運搬役!」
雪原を駆けまわるヘルミーネが、スノウタイガーを回収して運んでいく。
その動きはまさにスレイプニルの如き凄まじいものだ。
「安全な後方までお肉を持って帰るのだ! どうなのだ!この鮮やかな手並み!」
「おー!」
「やるー!」
「いいぞー!」
ゴーラビッツの応援を受けながらヘルミーネはスノウタイガーを回収していくが、ェクセレリァスとて負けてはいない。
一体倒すたびに倒すたびに地上に降下し回収、奪われる前に素早く回収し、回収したらすぐ再飛翔するという「徹底的に奪われないようにする」方策を心掛けていた。
その回収中に襲われないよう、先に周囲の敵の動きを確認してから降下しているが……ハンナによる援護射撃もあってか、その辺りは楽ではあった。
あと、時折とらぁ君によるファイナルとらぁバスターも発動していたりする。
「こういった時のためにもう少し器用に相手を仕留められる手段を身に着けておいてもよかったかもしれませんね」
ハンナはそんなことを言っているが、正直謙遜だと思われるレベルではある。
リリー、ブラッド、シルフィナの三人組も頑張って……いや、なんだかリリーが「人使いが荒い? ……なんのことかなー。リリーしらなーい」などと言っているが、もしかすると3人で話し合いが必要なのかもしれない。
そうして戦っていると、やがてスノウタイガーたちの動きが変わり始める。
「撤退していくね……どうする?」
あまり余力はない。ェクセレリァスの問いかけにイナリがゆっくりと首を横に振り、全員がそれに同意する。
今のところ、深追いしてもデメリットしかない。つまりはそういうことで。お肉もたっぷりゲットできた。
ならば、あとは。
「うひょぁー! お肉食べ放題じゃー!!!!」
「いえーい!」
ハッピーがゴーラビッツの面々と盛り上がるが……そう、お肉食べ放題の時間である。
お肉の処理のついでとばかりにイナリはスノウタイガーを、この環境下でどんな生活をしているのか、解体しながら胃の内容物などを確認して、虎達の生態系を調べておこうとしていた。
「将来的には経済動物になるかもしれないだし、狩りの一助になるかもしれないし、調べておいて損はないでしょ?」
「まー、そうだね。しかし物好きだなあ。イレギュラーズってのは皆そうなのかい?」
「人によるかしらね」
モーガンとそんな話をしながらも、イナリはスノウタイガーが雑食であること、変温動物であることなどを突き止めていく。
「まぁ、全体の総数も分からない状態で狩り過ぎてリョコウバトの様になられても困るしね……暫くは調査に徹しましょうか」
そうしている横ではヘルミーネが他のゴーラビッツ隊員たちと早くも宴会を始めている。
「ふふーん! ゴーラビッツもなかなかやるのだ! シルフィナもよくやったのだ! この調子なら立派な戦士になれるのだ!」
「言われるまでもないわよ。でも、アンタもやったほうだと思うわよ」
何やら仲良くなっているようだが、良い事だろう。
「トラの肉というのは食べたことがないのでどんなものか気になりますね。毛皮は敷物にでもするのでしょうか?」
「なんかこういうの好きな人間多いって聞いたよな」
「なー」
「肉も毛皮もどんなものかなーって気になるけど、特に毛皮がねっ。リリーもそろそろ装備考えなきゃーって思うから、そういうのに使えると良いんだけどねっ……」
毛皮を処理しているハートゲッツの部族たちとハンナはそんな会話をしていたが、リリーも毛皮については気になるようだった。
「スノウタイガーの毛皮の防具かー」
「使おうと思えば使えるよね」
「固いしねー」
「白いから染められるしねー」
なるほど、それは確かに利点でもあるだろう。リリーはハンナと共に色々と毛皮について聞き込みをしていく。
「で、肉のお味は?」
ブラッドがそんな事を言いながらお肉処理班の方に視線を向けると……マリアがとらぁ君にファイナルとらぁバスターを受けているのを見てちょっとビクッとする。
まだ猫ショックが抜けないので治してもらっていたようだ。
「よおし、皆で宴会だぁ!!!」
そうして無事にヤケクソになったマリアの号令で全員が「おー!」と掛け声をあげる。
ちなみにだが……お肉はとってもジューシーで美味しかったそうである。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
コングラチュレーション!
見事な狩りでしたにゃ!
GMコメント
そんなわけでゴーラビッツです。
虎モドキのスノータイガーを狩りましょう。
倒しても他のスノータイガーが死骸を食べちゃうので、倒した後素早く後方へ回収しないといけません。
ある程度倒すとスノータイガーたちは撤退していきますが、その時点で回収していないお肉は持っていかれてしまいます。
なので、そこまでにどれだけ回収できるかが勝負です。
ちなみに食べたい場合は依頼終了後に焼き肉にしてくれます。
高級な赤身肉みたいなお味です。甘いニンジン酒と一緒にどうぞ。
以下、必要情報です。
●フィールド
・永久雪原
いつでも雪が深く積もっている平原。硬く積もっているので沈むことはないでしょう。
ただし、スノータイガーの偽装を許さないために掘り返し地肌を露出させる……というのは結構難しそうです。
●敵
・スノータイガー×80
全長2mの虎モドキ。虎ではありません。
噛みつき攻撃と爪による切り裂き攻撃を主とします。
雪原地帯にいることにより、偽装効果がかなり高まります。
勿論、目の前で襲い掛かってきたら当然分かるでしょうが。
それを自覚しており、待ち伏せからの雪崩のような「群れでの狩り」は圧巻です。
結構タフな上に仲間との連携攻撃を得意とします。
【およそ40匹ほど倒すと撤退します】
●仲間(皆様の要請に従ってくれます。何もない場合は後方警戒要員です)
防衛隊ゴーラビッツ
・防衛部隊長モーガン
両手が巨大な拳になっているパワードスーツに乗っています。
可愛らしい兎の獣種です。結構口は悪いです。
・ゴーラビッツ隊員×9
全員兎の獣種。
アサルトライフル持ちのパワードスーツが3,アサルトライフルとコンバットナイフ装備が6です。
基本的にラビッツの村を防衛しています。
・シルフィナ
シルヴァンスの獣種であり、ハートゲッツの一族が住むラビッツの村の防衛隊ゴーラビッツの隊員にして貿易隊シーラビッツの隊員。
「カッコいいから」という理由でローレットの人々に憧れており、もっと戦えるようになりたいと思っている。
持っている刀は海洋の商人から買ったもの。理由はカッコいいから。
ちなみに刀の名前は流氷であり、長さも重さもシルヴァンスが持つにはピッタリ。
戦闘は力も技術もまだ未熟だが素早さと頭脳でカバーするタイプであり、どっちかというとパワードスーツの方が向いている。
でも本人は刀を使いたいらしい。だってかっこいいんだもん。
無論、まだ若く発展途上。他のゴーラビッツ隊員とも日々特訓中。
リトル・リリー (p3p000955)とは第2次不凍港防衛戦の折に仲良くなり、たまに手紙をやりとりしている仲。
こう見えて料理好き。でも基本野菜ばっかである。野菜を美味しくする事に自信があるらしい。どういう自信だ。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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