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シナリオ詳細

たとえ、愛しい人に見えたとしても

完了

参加者 : 8 人

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オープニング

●信じてはいけない
 たとえ、それが愛しい人に見えたとしても。
 たとえ、それが親しい人に見えたとしても。
 たとえ、そこに大切な人が見えたとしても。
 信じてはいけない。
 たとえ、その声が愛しい人の声だとしても。
 たとえ、その声が親しい人の声だとしても。
 たとえ、その声が探した人の声だとしても。
 信じてはいけない。
 それは手招きする。
 きっと、貴方を誘うだろう。
 間違えるはずもない。
 忘れもしない。
 探し求めた、その声と姿。
 信じてはいけない。
 その全ては、罠だからだ。
 何もかもが、罠なのだ。
 それは肉を喰い、魂を喰う。
 だからこそ、真似られる。
 もし出会ったならば、逃げるのだ。
 暴いてはいけない。
 信じてもらえず泣く偽物に、耐えられる人はいないだろうから。
 どう考えても本物としか思えないそれが、貴方の心を抉るから。
 あるいは……冷静さを失い襲い掛かる貴方もまた、奴の獲物であるだろうから。
 せめて私は、あれを名付けることで以降の犠牲を防ごう。
 砂の中を移動し、幻を生む化け物。
 恐るべき詐欺師にして大食感の殺戮者。
 故に名付けよう。
 メモリーイーター。
 どうか、警戒を。

●討伐せよ、メモリーイーター
「……という本が見つかったです」
 読み上げるとチーサ・ナコックは本を閉じ机に置いた。
 恐るべき化け物だ。
 そんなものがラサに潜んでいるというのに、何故その化け物のことが今まで知られていなかったのか?
「まあ、平たく言うとこの本の著者が出版して広める前に盗賊団がオアシスを襲撃して、そこにあった村が滅びたです。故に回収されてからもただの汚い日記扱いで、今まで中身を改める人がいなかったです」
 仕方のないことではあるだろう。
 盗賊団は個人の日記に価値など見出さないだろうし、適当にアジトにぶん投げられてゴミのようになった日記など官憲ですら然程の興味は示さない。
 当然、買い取ろうとする好事家もほぼ居ない。
 今回たまたま見つかったのは、ラサの少しばかり有名な人物の関係者が行方不明になり、その手掛かりを広く探し求めたからだ。
 それさえなければ、メモリーイーターのことは未だに知られないままに、ラサの砂漠に潜伏し続けていただろう。
 なんとも恐ろしい事実だ。
 しかし、それがラサの実情でもある。
 ……まあ、さておきこうしてメモリーイーターのことは知れ渡ったのだ。
「最近、その人物を乗せたキャラバンが丸ごと行方不明になったですが……メモリーイーターが関わっている可能性が大です」
 その人物とは、ラサのモリト商会の長男、エイハブ。
 エイハブは近頃婚約も決まり、ちょっとした箔付けの為にネフェルストを出発し……そのまま行方不明になった。
 目的地はネフェルストから3日の距離にあるオアシスの街、ミルゴ。
 つまり、その範囲内にメモリーイーターが潜んでいる可能性が高い。
「こんな顔です。しっかり覚えておけば、メモリーイーターが釣り餌にする可能性があるです」
 ……もっとも、本物が生き残っている可能性もあるにはあるが……可能性は非常に低いだろう。
「こんな化け物をこれ以上放置するわけにはいかねーです……よろしく、頼むです」

GMコメント

メモリーイーターを討伐しましょう。
以下、必要情報です。

●捜索範囲
ネフェルストから西に3日進んだオアシスの街ミルゴまでの間の何処か
何処にいるかは分かりませんが、何らかの方法で誘き出す事も出来るかもしれません。
●依頼目的
メモリーイーターの討伐。エイハブの生死の確認。
なお、メモリーイーターの死体を捌くと豪奢なネックレスが出てきます。
それを持って帰ればこれ以上ない証拠となるでしょう。
●モンスター情報
・メモリーイーター
岩石のような身体を持つ、全長10M程の巨大蛇。
砂の中に潜み移動します。
【能力】
・メモリー再生
自分が食べた対象と寸分違わない幻を作り出します。
実体はありませんが、姿や声は全く同じです。
幻は、その幻を知っている人をおびき寄せます。
これは戦闘中に「巻き込まれた一般人」を装うのにも使われるでしょう。

・砂の海
砂の中を水中を泳ぐように泳げます。

・捕食
大口を開けて相手に噛みつきます。
この攻撃で倒された場合【捕食】状態になり、メモリーイーターの【メモリー再生】に新しいパターンが追加されます。なお【捕食】状態は再び戦闘可能になることで解除されます。
(表現的には口からプッと吐き出される感じです)

・サンドストーム
広範囲を覆う砂嵐です。敵を切り刻み、視界を一時的に制限します。
メモリーイーターを中心に10M範囲で発動する範囲攻撃です。

・メモリードール
今まで【メモリー】した人々の姿を模した砂人形を作り攻撃を仕掛けてきます。
長時間もたないのか、攻撃と同時に消え去ってしまいます。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • たとえ、愛しい人に見えたとしても完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年12月25日 22時15分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

黎明院・ゼフィラ(p3p002101)
夜明け前の風
ルナール・グリムゲルデ(p3p002562)
紅獣
回言 世界(p3p007315)
貧乏籤
エルス・ティーネ(p3p007325)
竜首狩り
アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
霊魂使い
チヨ・ケンコーランド(p3p009158)
元気なBBA
サルヴェナーズ・ザラスシュティ(p3p009720)
砂漠の蛇
キルシェ=キルシュ(p3p009805)
リチェと一緒

リプレイ

●メモリーイーターを探せ
「なんともまあ、器用なことができる生き物じゃのー。いわゆる擬似餌ってやつの代わりなんじゃろうな! 餌を得る為にその様に進化なり学習なりしたんじゃったらそこに文句は言えんがのぉ。エイハブ坊も無事じゃとええんじゃが」
『元気なBBA』チヨ・ケンコーランド(p3p009158)は歩きながら、そう声をあげる。
 メモリーイーター。
 このラサの砂漠に潜むモンスターは、間違いなくエイハブとキャラバンを襲っている。
「そうですね……まずは生存者を探しましょう」
『砂漠の蛇』サルヴェナーズ・ザラスシュティ(p3p009720)もチヨに同意するが、生存の確率が非常に低いであろうことは分かっている。
 しかし、万が一ということはある。だからこそ『リチェと一緒』キルシェ=キルシュ(p3p009805)の感情探知を利用して、助けを求めている人間がいるかどうかを常に探していた。
「エイハブお兄さん、婚約決まったのに行方不明になっちゃったなんて……きっと今頃お嫁さんになる人も心配してるよね。これ以上被害出させないためにも、悪い蛇さん倒して行方不明になってる人たち探したいわ。希望があるなら最後まで諦めたくないもの!」
 そう、まだ希望は残っている。
 だからこそキルシェは諦めない。
 ……もっとも、メモリーイーターはその「希望」につけ込むのだろうが……分かっている以上、引っかかる気はない。
「……メモリーイーターねえ、面倒な仕様の敵だな?」
『紅獣』ルナール・グリムゲルデ(p3p002562)もメモリーイーターの能力を思い出しながら、少し首を傾げてしまう。
 食べた相手の幻や砂人形を作り出す能力。
 こちらを騙すことに特化したその能力は、確かに面倒極まりない。
「本当に面倒ではあるな。対策が取れないわけではないんだろうが……最悪、本当に見分けがつかなければ加減して小突くしかないんだよな」
 行方不明になったっていうエイハブの顔は一応覚えたし。その辺りの対応は恐らく何とかなる、と思いたいが……とルナールは呟く。
「そうね。今回の大目的はメモリーイーターの討伐とエイハブさんの生死の確認の二点。この依頼がどう転ぶにせよ、同時に達成可能のはずよ」
『竜首狩り』エルス・ティーネ(p3p007325)のそんな言葉に『霊魂使い』アーマデル・アル・アマル(p3p008599)も同意する。
「様々な手段で獲物をおびき寄せる生物は少なくない。ヒトも餌を仕掛けた罠を使うだろう? それと同じだ」
 そう、自然界には似たような手段を使うものは多く存在する。
 人間とて疑似餌を使う。アーマデルの言っているのは、つまりはそういうことだ。
「故に、自然から見れば特別悪質な生物という訳ではない。悪意の有無は知らねど、効率的なのは確か。ヒトから見れば厄介な生物ではあるがな」
 それに……それの生息域には犠牲者の霊が留まっているかもしれない。
「かもしれない」であって確実ではない。
 メモリーイーターの生態によっては、それすら覆される。
 記された文献の「魂を喰らう」が文字通りではないとは言い切れないからだ。
「効率、か」
『貧乏籤』回言 世界(p3p007315)は、その単語に反応して小さく溜息をつく。
「元の人間そっくりの幻程度なら大したことないが、地中を泳いで移動するとは厄介だな。探すのに手間取りそうだ……」
 メモリーイーターの生態の1つ……「砂の中を水中のように泳ぐ」。
 それがある限り、メモリーイーターの移動範囲はかなり広がることになる。
 もっとも、今通っているルートをメモリーイーターが餌場として認識していれば、何処かでやりあうことになるだろうが……。
「まあ、見つけてしまえば幻はあくまで幻、それその物に攻撃能力がないのならば大して警戒する必要もないだろう」
 砂人形に関しては警戒する必要はあるが……と言いながらも、世界はエネミーサーチを起動している。
 向こうに奇襲を許すつもりはない……つまりは、そういうことだ。
「エイハブの生存が絶望的とはいえ、ハッキリと確認するまでは攻撃厳禁だ。最後まで生存を信じて彼を捜索しつつ、メモリーイーターの撃破を目指そう!」
『夜明け前の風』黎明院・ゼフィラ(p3p002101)の言葉に反対する者は居ない。
 助けられるものなら助けたい。その意思だけは、全員の根底にあるものだったからだ。

●倒せ、メモリーイーター
 ゼフィラたちは、全員で一か所に纏まって移動していた。
 これはメモリーイーター対策の1つであり、具体的にはメモリーイーターの巻き起こす砂嵐に乗じての仲間割れをさせられないようにする為の対策であった。
「エイハブ! 居たら返事をしてほしい!」
 順にローテーションをするように、エイハブに呼びかけていくのも忘れない。
 その声を聞きつけてメモリーイーターも現れるだろうという、そういう計算があった。
 そしてアーマデルもメモリーイーターの生息域には犠牲者の霊が留まっているかもしれない……と考えていた。
 そして居れば、見かけたそれの姿を出来る限り記憶しておこうとも。
 ……目的であるエイハブがいないかも、だ。
 今のところそれらしき霊はいないが。
「砂の中を泳ぐなら、足元から突然襲ってくるかもな。例え音を聞き逃しても、振動の大小は感じ取れるだろう。砂嵐発動中ならその中心にヤツがいるという事だ」
 聞き耳をたてながらも、アーマデルは本当に厄介な敵だと思う。
(砂人形……か。生者か人形か、見分けずいきなり殴るわけにはいかない。例え「一般人の生存者はいないだろう」と思っても、な)
 覚悟はある。覚悟はあるが、それは短慮の理由にはならない。
「しかし中々メモリーイータァは見つからんのう。いっそ、わしが歌ってみるかの?」
 そんなチヨの提案も、アリではあるだろう。
 要は此処に人がいることが分かればメモリーイーターは襲ってくるのだ。
 チヨがその場の雰囲気におまかせな歌詞を意気揚々と歌い上げれば、寄ってくる可能性は充分にある。
「そうですね……では……」
 サルヴェナーズが言いかけて。エルスの「ん?」という声に全員がその方向に視線を向ける。
 それなりに離れた場所。そこに座り込んだ1人の男の姿。
「あの顔は……エイハブ、だな」
 資料にあった顔と服装。それは間違いなくエイハブであるようにルナールには見えた。
「う……人、か? まさかもう救出隊が来た、のか」
 聞こえてくる声は、今にも限界であるかのようだ。
 しかし、しかしだ。
 ルナールは近くにいた世界に視線を向ける。
「……もう少し近づかないと無理だ」
 感情探知は100m範囲内。当然、エネミーサーチもだ。
「……」
 アーマデルも周囲を見回す。霊は、居ない。
「おい、どうしたんだ。動けないんだ。助けてくれ……」
 聞こえてくるのは、助けを求める声。
 あと少し、あと少し近づけば複数人の視点から、それが本物か明確に判別できる。
 しかし、アーマデルとゼフィラは「温度視覚」の効果でエイハブらしきそれを見る。
 ……そして、理解する。「そこ」には、何もいない。
 熱砂と、熱風と。ただそれだけだ。
 それ以外の熱源は、存在しない。
「……偽者だ。あそこには、何もない」
「ああ、生身の人間なら相応の体温があるはずだ。逆に周囲の砂と温度が変わらないようなら、それはメモリードールだろう」
 つまり、とゼフィラは言う。
「アレはメモリードールだ。エイハブじゃない」
 ゼフィラは、そう断定する。
「何を、言ってるんだ……こっちに来てくれ。そうすれば分かるはずだ」
「悪いが、私の眼は特殊でね。その程度では惑わされないよ」
「惑わす? 何を言ってるんだ。そうだ、これがある。モリト商会の身分証だ」
 エイハブらしき何かはそう呼びかけてくるが……それを信じる者は此処には居ない。
 身分証らしきものも見えているが……実に恐ろしい。
 そんなものまで再現している。相当に高度な幻だ。
「なんと。それではエイハブ坊は」
「では、こうですね」
 サルヴェナーズが囮としてドリームシアターで出現させた幻影を別の方向に飛び出させてみる。
 幻には幻、というわけではないが……そうして、サルヴェナーズたちも近づいていく。
 瞬間、気付く。
 世界は、エネミーサーチに引っかかった「敵」がいるのを感知した。
 アーマデルは、地下から何かが動く音を聞いた。
 キルシェは「助けを求める人の感情」など一切関知できなかった。
 そして……サルヴェナーズの幻を喰らうべく砂から飛び出した、巨大な蛇を見た。
「どれだけ巨大化しようが所詮爬虫類、といったところか」
 サルヴェナーズの幻に引っかかったメモリーイーターを見て、ルナールは呟きながらも天穹クラヴィスを構える。
「俺は名ばかりアタッカーだからな、攻撃補助程度にしかならないが……」
 それでも、その補助が主力の活躍の主因になることなど珍しくもない。
「ま、無いよりマシということで……!」
「メモリーイーターの生態も調べたいが、流石にここは見逃せないな。仕方ない、あとで資料を読ませてもらうとしよう」
「さあ、やるとしようか。弔いだ」
 急接近したゼフィラとアーマデルのデッドリースカイが、戦闘の合図。
「>>>>>> わ し じ ゃ よ ! ! ! <<<<<< この速さ、幻には再現できまいて!!!!」
 ゴーグル型のバジリスク・サイトで砂が目に入らないようにしているチヨの斬神空波がメモリーイーターに叩き込まれる。
 メモリーイーターから離れた位置を維持するチヨの動きは素早く、なるほど確かにこれを幻で再現するのは難しそうだと誰もに思わせる。
「此処でメモリーイーターの被害は終わらせます」
 サルヴェナーズが殯の山を発動させ、暗く輝く泥が、粘ついた音を立てながら汚穢の檻や光輝の冠から溢れ出して周囲に広がっていく。
「サルヴェナーズお姉さんの言う通りよ! 大好きな人に会いたい気持ちを利用する悪い蛇さん、これ以上砂漠通る人ご飯にさせないわ!」
 キルシェもそう叫びながら、万が一の為にと仲間たちへ呼びかける。
「もしルシェがもぐもぐされたら、ルシェの幻、気にせず消しちゃってください! 消しにくかったらルシェ、自分でやるわ! 幻でも人様に迷惑かけたらめっなのよ!」
 それは、非常に強い覚悟で。スーサイド・ブラックを放ったエルスが「分かったわ」と請け負う。
 エルスが見せたのは文字通りに戦士の覚悟。応えなければならないものだ。
「まあ、そうならないのが一番ではあるな」
 恐らくは被害者の誰かの姿をした砂人形……メモリードールの攻撃を間一髪で回避しながら世界はそんなことを言う。
 そして同時にこうも思う。
 確かにこのメモリードール、厄介だ。
 しかしそもそも明らかに戦闘が行われてる区域に侵入する一般人というのもおかしな話なので頓着しないのが正解だろう。
 もし本物の人間でも味方がなんとかするだろ……と。
 そして実際、ゼフィラなどは温度視覚で見破りつつ、一切惑わされないようにしようと決めていた。
 やがて、チヨの攻撃がついに拳骨に切り替わった頃……ついにアーマデルの一撃がメモリーイーターを絶命させる。
「やれやれ、流石砂漠。砂だらけだ……」
 そう、ルナールは呟いて。
 その死骸は放置することなく、アーマデルとサルヴェナーズが協力してメモリーイーターの腹を開く。
 それには当然のように意味がある。
 犠牲者の遺品や遺骨が胃に留まっている可能性があるからだ。
 目的の人物のもの以外のそれも可能な限りは回収したい……と、アーマデルはそんなことを考えていた。
 そして出てくるのは、無数の宝飾品。骨は溶かせても金属類は無理だったのだろうか?
 宝石に腕輪に指輪、剣に鎧に……豪奢な、ネックレス。
「ーー残念です。もしかしたら、と思っていたのですが」
 それが情報にあったエイハブのネックレスだと分かり、本当に残念そうにサルヴェナーズは首を振る。
 婚約者に遺留品を渡す際は、少しでも心を慰められるように、綺麗にしてから渡そうと。そう考えて。
「死体が消化されちまったなら、せめて遺品だけでも弔ってやりたいからのぉ」
「せめて亡骸を連れ帰ってやれればよかったのだけれどね」
 チヨとゼフィラのそんな言葉に、静かに頷く。
「悪い蛇さんの中から見つけた遺体とか遺品、街で待ってる人たちの所に持って帰ってあげましょう? エイハブお兄さんもキャラバンの人たちも、無事を信じて待ってた人達も、間に合わなくてごめんなさい……」
 キルシェが祈るようにそう呟くが……キルシェのせいではない。
 しかし「IF」を考えてしまうのだろう。それがキルシェという少女の優しさなのだ。
「メモリーイーター、か。これがこれ以上続かなければいいんだがな?」
 ルナールの呟きに「そんなことはない」と言える者は居ない。
 もし、言えることがあるとすれば。
「そしてこの蛇にも、鎮魂の祈りを。その躯は砂漠に生きる他の生物の糧となるだろう」
 アーマデルの、そんな言葉。
 奪った命の分だけ、メモリーイーターも他の命の糧になればいい。
 この厳しい砂漠で、それだけが未来へ繋がる救いであるだろうから。

成否

成功

MVP

黎明院・ゼフィラ(p3p002101)
夜明け前の風

状態異常

エルス・ティーネ(p3p007325)[重傷]
竜首狩り

あとがき

コングラチュレーション!
メモリーイーターを無事に討伐しました!

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