シナリオ詳細
危険な妄想竹
オープニング
●
「七夕って知ってる?」
まるで素敵な秘密をこっそりと打ち明けるかのような恋人の笑顔に、男は首を横に振る。
「いや、知らないなあ」
「恋人同士の神様が居るんだけどね。その恋人の神様たち、一年に一度しか会えないんだって」
「一年に一度だけ?」
「そう、たった一日だけ。でね、その二人の逢瀬をお祝いするお祭りが七夕なんだって。とてもロマンティックだと思わない?
願い事を書いた短冊を竹につるして飾ると、願い事がかなうらしいのよ。貴方ならなんて願う?」
「勿論、いつまでも君と一緒に幸せになることさ。けどさ、一年に一度しか会えない神様なんでしょ。普通に僕たちに嫉妬して、願い事聞いてくれるのかなあ」
「もう、どうしてそう夢がないことを言うの?」
「ああ、ごめんごめん。僕たちの仲が神様も羨むくらいだって言いたかったんだ。それはともかく、竹が欲しいんだね。君の為なら、お安い御用さ」
小さく口を尖らす恋人の機嫌をとるため、そして恋人と過ごす七夕のため、男は竹林に向かったのだった。
●
「妄想竹が出た?」
――孟宗竹の間違いじゃなくて?
「そう、妄想竹なのです。竹林の中に、紛れ込んでいたみたいなのです」
素っ頓狂なイレギュラーズの問いに、ローレットの『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は手元の依頼を読み続ける。
「妄想竹は人に妄想を見せ、人の心を餌に成長する危険な竹なのです。人の精神に感応し、望むままの妄想を見せては妄想の世界に取り込んでしまうのです。取り込まれた人は夢うつつのまま自失して精神を擦り減らし、最後には衰弱して死に至るのです」
つまり、ハッピーなまま死に至るドラッグみたいなものか。確かに危険だ。
恋人を妄想竹の妄想世界に取り込まれた女性が依頼主だという。
竹を採りに向かった彼女の恋人は、翌日、夢遊病者のように徘徊してるところを保護された。意識は混濁し、会話もまともにできない状態だが、とても幸せそうな笑顔を浮かべ続けているという。きっと、恋人との幸せな未来に思い耽っているのだろう。
――やるせねえなあ。
「原因の妄想竹を伐採したら、彼も妄想の世界から戻ってきます。妄想竹に打ち勝つ方法は一つ! 妄想に負けない強い心! らしいのです」
- 危険な妄想竹完了
- GM名茜空秋人
- 種別通常
- 難易度EASY
- 冒険終了日時2018年07月17日 21時55分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●竹林前にて
「あちゃー、今回のあちしの大好物、笹に似た物騒な竹があるであるよ」
妄想を見せ、その妄想の世界に取り込まれたものはやがて衰弱死するという妄想竹。その伐採――駆除の依頼を受けたイレギュラーズのうちの一人、『客寄せしないパンダ』天現寺 蘭々(p3p003756)が竹林を前にして呟く。
「妄想竹……悪意があるわけではないのでしょうがー……。危険ですので、摘み取らせていただきますわねー。……薄めて薬にならないかなぁ、なーんて、ちょっとお金の匂いも致しますがぁ」
『特異運命座標』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)が直感的に儲けの匂いを嗅ぎつける。危険だからやめときなさい。
「竹に囚われた彼氏さんを待つ彼女が可哀想っす。待ってるっすよ! 鋸担いですぐにでも伐採してくるっすから! でも妄想竹ってどんな見た目の竹なんっすかね? 気になるっす」
基調が赤で統一された小柄な旅人、『特異運命座標』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)が疑問を投げかける。
見た目は普通の竹と変わらないから、この辺一帯の竹林全部伐採することになります!
イレギュラーズ一行は、気を引き締めると竹林に足を踏み入れる。
一人、そしてまた一人と……妄想へと堕ちていく。
●桃源郷やにゃんて御免にゃよ
艶のある黒毛の猫――ブルーブラッドの『御猫街に彷徨ふ』狗尾草 み猫(p3p001077)は、とても満たされた世界にたゆたっていた。
「たしかに美味しいんにゃけど……」
み猫が何も言わずとも次々と差し出される美味しい食べ物。
綺麗な景色に肌触りのよいお洒落な和服。
何の苦労もしないで、どんなものでも手に入る世界だった。衣食住が、勝手に揃う世界であった。
――そんなんが嫌いなわけあらしまへん。せやけど、うちが本当に欲しいんは、それやない。何の対価も払わずに、欲しい物が手に入るんじゃ、何の面白味もありまへん。
――確かに飴は好きやけど、飴ばっかし与えられても甘すぎて甘すぎて、他のモンの味を忘れてしまいます。お日さんも好きやけども、晴れの日ばっか続いたら、今度は周りも枯れて、潤いが無くなってしまいます。
――勿論、うちにも欲しいものは仰山ある。
――せにゃけど、甘露をただただ、あんぐりお口を開けて待てるほど、うちらも暇やない。何より、そんなん詰まらんやん。自分の力で、欲しいもんは手にいれる。その為なら、ちょっとぐらいのスリルはお駄賃として払いますわぁ。せにゃけど、骨折り損のくたびれ儲けはしとうないなあ。
多少は正直に思うとこもあるみ猫だが、それでも『所詮は邯鄲(かんたん)の夢、うちらはしっかりせなあかんわあ』と。一般人ならいざ知らず、イレギュラーズが妄想如きに囚われるわけにはいかないと。
『……うふふ、うちも結構ワガママ、やね?
せやけど、相応の対価を払って、相応のモノが手に入る。それって普通のことやけど、幸せやと思うわぁ』
何よりこんな世界など味気がなさすぎると、猫らしく自由な奔放ぶりを発揮して、み猫は妄想の世界から戻ってきた。
●糾える縄の如し
不幸中の幸いならぬ不幸後の幸運というべきか。周りがドン引きするレベルで運が悪いと同時に、とても運がよいのが『不運な幸運』村昌 美弥妃(p3p005148)だ。
「美味しいデスぅ。それにしてもなんとも今日は平和な一日デスねぇ」
長い二本のアホ毛を揺らしつつ、好きなケーキを幸せそうに食べながら、なんとなしに今日一日の出来事を美弥妃は振り返る。
『好きなケーキを買って、お気に入りの道を通り、何事もなく帰宅して今に至る』
回想が、たった一行で終わってしまった!
――違うデスぅ。こんなはずがないのデスぅ。
『何もなかった』『語ることもないくらい普通』な今日に物足りなさを感じる美弥妃。
彼女にとっての当たり前な一日とは。
『好きなケーキが目の前で売り切れるが、代わりに買ったケーキは美味しくて。
お気に入りの道が工事中で通れなくなっていたが、新しい近道を見つけて。
道を歩いていて変態と出くわしたが、巡回中の警察が助けてくれて。
なんとなく通った裏通りでゴロツキに絡まれたが、ボスが紳士で女子には優しくしてくれて。
さらにトドメに大きな事件や事故に巻き込まれるが、そんな中で美弥妃だけ怪我で済んでしまう。
そんな不幸の中に幸運がある一日』だった。
「(普通、平和イコール退屈なのデスねぇ。あぁ、ワタシは思っていた以上にあの生活を楽しんでいたんデスねぇ)平和はもっと楽しいと思っていましたけれどぉ、駄目デスねぇ、退屈過ぎて心が死にそうデスぅ」
驚きながらも美弥妃は笑う。
これが妄想だと見破った美弥妃もまた、妄想世界から脱したのだった。
●遠い理想の世界
黒・白(p3p005407)の周りは、とても穏やかで優しい世界だった。
村では折りしも収穫祭が催され、耳をすませば楽しそうな音楽とそれに興じる村人たちの声が聴こえてくる。
130センチの身体にボロを纏った白は、祭りで賑わう村の中を歩く。
――『同胞』がいない。死者の声が聞こえない。
無為、無常、無念の内に倒れた者たちと共感し声を聞くことができる白は、彼らの声が聞こえないことに少し違和感を抱くも、それだけここはよい世界、平和な村なのだと納得する。
――ざわ。ざわ。
白の胸の中がささくれだつ。
――ざわ。ざわ。ざわ。ざわ。
そんなことが本当にあるんだろうか?
改めて白は、周囲の村人の会話に耳を傾ける。
聞こえてくるのは『平和な村』『今年の豊作』『神様の恵み』『穏やかな生活』『ある老人の死』『若者たちの恋愛話』『平和』『平和』『平和』『みな幸せなまま死を迎える』『……』『……』……。
――嘘だ!
白の中に怒りはない。ただ疑問だけが広がっていく。
――盗賊、山賊がいない? 何より『同胞』がいない?
『そんなはずはないのです。この世界は残酷だ。
ボクは、ボク達はいつの時代でも目につかないだけでどこにだっている。
悪人と犠牲者は減ることはあってもなくらないのです』
ここが夢の中の理想の世界だと気が付いた白は、目を醒ました。
●家族とは
幸せな家庭の日常――父、母、兄と和気藹々とした食卓を囲んでの家族の団欒風景。父が『二重旋律』星影 霧玄(p3p004883)に声をかける。
「霧玄。お前、今期のテスト、成績が良かったそうじゃないか……。父さん、鼻が高いぞ」
霧玄は何も答えない。
『茶番だ』
零夜が霧玄に話しかける。
黒髪の霧玄に対して白髪の零夜。違うのは髪の色だけだ。
『いつも殴ったり、ご飯を与えてくれなかったりと酷い仕打ちをしてる癖にな』
二重人格であり分身である零夜の存在自体を認識していないのか、零夜の言葉が届くのは霧玄だけで、他の家族には聞こえていないようだ。
幸せな家族の団欒――茶番を冷ややかな目で見つめていた霧玄だったが、やがてテーブルナイフを握りしめると、まずは父親。そして母、兄へと斬りかかる。
「僕の家族はね……僕のこと霧玄って呼ばないんだ。なんでかって? この名前……この世界に来た時に恋人と決めた名前だからね。流石に妄想だとそこまで再現できなかった? ……でも、感謝してるよ。こんな悪夢(いい夢)を見せてもらってとっても興味深かった。こんな、反吐が出そうな大嫌いな家族の夢。見れたおかげでやっぱり今の家族の方がいいって分かったから。さて、落とし前をつけてもらおうかな……偽物なら何しても構わないよね? 幸い今は誰も見てないからさ……?」
微笑みつつも刺すような冷たい声で言い放つ霧玄。そのまま、偽の家族を――する。
偽の家族ごと霧玄は妄想世界を打破した。
●山のあなたの
「……よいしょっと」
赤い靴跡が山頂に刻まれる。レッドの視界に遠くの景色――広い空、森や川、果てしない海が広がる。
「……絶景っす」
狭い病室では決して見ることのできなかった光景。
――色んな世界が見れて楽しいし嬉しいっす。
赤い靴であるレッドと精神が融合した、元寝たきりの病弱なこの子に色んな『世界』を見せてまわることが、レッドの夢であり目標だ。いろんな人にこの子とレッドの事を覚えて貰えること。そして世界にレッドが居た証、足跡を残すことだった。
――んー? でも此処まで何で来れたっすか?
レッドの脳裏に小さな違和感が浮かぶ。
――どうやって来たか思い出せないっす。でもこうして色んな景色が見れてるしどうでも……いいっすかね?
一度浮かんだ違和感は止まることを知らず、やがてレッドにとある事実を突きつける。此処に至るまでの旅路、それまでの景色や踏み歩いてきた苦労がどうしてもレッドには思い出せないのだ。
「それが思い出せないって……うん、無意味っすね!」
過程や経過をすっとばした目的なんて、無意味。そう、レッドは結論づける。
『それに私の願いはこんなのだけじゃないっす。私の知り得ない海の果て、空の先、地の底、物語や知識の世界。景色だけじゃない地の感触、空気、まだ見ぬ人々との触れ合い。まだまだ僅かに知っているだけの世界しか知る事ができないこれは……ただの妄想っす!!
そうとわかればこのツマラナイ妄想からさっさと脱するっす!
自身の体を痛めつけてでもして! 目を覚ますっす! 私ー!』
「もっと色んな世界をこの足で見てみたい……っす!」
これが妄想だと気付いたレッドは、目を醒ました。
●さらば故郷
今宵も城下街を警邏する『名監督』ゴリョウ・クートン(p3p002081)。
オークという言葉がよく似合う巨躯を揺すりながら街を闊歩し、『いいから仕事しろお前ら』と顔見知った連中と談笑し、『あんまり世話やかすんじゃねえぞ!』と暴れる酔っ払い獣人やトラブルメーカー残念美人なエルフ連中にゲンコツで説教し、でも後腐れなく笑いながら別れ。串焼き屋のオバちゃんから串焼きを礼として受け取り、ぶははと笑ってそれを頬張る。そんないつものゴリョウの日常。
「美味ぇなぁ」
串焼きの美味さに目を細め、そして静かに目を開けつつ苦笑い一つ。
(ツメが甘ぇぜ妄想竹、この世界の飯はこんなに『上等』じゃねぇ。
何せ獣人の古代食から宇宙エルフの宇宙食へとワープしたせいで『美味さ』を知らん歪な食文化だからな。だからこれはあの世界で、みんなで一緒に美味いものを食いたいという俺の『願望』だ。
幻想に召還され、あの世界の歪さに気付けた俺だからこそ、この串焼き一本の矛盾は見逃せねぇ)
懐かしき故郷――剣と魔法と超科学のハイファンタジーな世界を今一度想い、ゴリョウは王城を見上げた。
「……」
成程なあ。白く美しい城の頂点、最上階に目を向けたゴリョウは確信する。
――あの城の最上階は『今は存在しねぇ場所』だ。なにせあそこは俺が召還される直前に『邪竜を道連れにありったけの爆発物で自爆した場所』だからだ!
気が付くと、いつの間にか手の中に現れたあの時の爆破ボタンを握りしめている。
「ありがとよ、妄想竹。良い夢見せてもらった。
だが夢は夢だ。この『優しい世界』を守るためにも……」
――あの時と同じく『守る』覚悟を持って。
故郷は遠くにありて想うもの。ゴリョウは過去をなぞるように万感の想いを込めてボタンを押す。それが引き金となり、ゴリョウは妄想――過去の世界と決別する。
「今一時、さらばだ故郷(おれのゆめ)!」
●愛の想い出
婚約者の寝顔を見つめるユゥリアリアの笑顔は幸せに満ち溢れていた。
ネオ・フロンティア海洋王国の貴族、メリルナート家が5女ユゥリアリアの恋路は順風満帆といえただろう。
幼馴染だった彼との関係は、長じてからは婚約者となり愛していた。愛されていた。今では一緒に暮らしている。
そんなユゥリアリアの幸せな生活に綻びを予感させる出来事が、ある日彼の実家で起きた。
彼の実家の『節税』、そして『慈善事業』を偶然見てしまったのだ。
だがしかし。ユゥリアリアは、彼との平穏な生活を選ぶ。何もなかった、見なかったことにしたのだ。
ユゥリアリアと彼との穏やかで愛に満ち溢れた幸せな生活は続く。続く。いつまでもいつまでも続く……。
『……んなわけねえだろがぁ!』
ユゥリアリアの心が大きく奮えたった。心が慟哭していた。
『どんな理由があろうと、あんな事を、あんな悪徳を俺は見過ごすわけがねぇ。目を閉じ、耳をふさぎ、口を噤むなんて、そんな俺は俺じゃない。
こんな夢見るなんて、俺もヤキが回ったかなぁ』
『何もなかった』なら夢を見続けていただろうけれど、『あったのに見逃していた』なら迷わない、ありえない。
これは夢だ。
正義感から彼の実家の『商売』や『節税』を次々暴きたてた挙句に婚約を破棄され、社交界で腫れ物のように扱われた過去をユゥリアリアは、今はっきりと思い出していた。
自分に見せていた姿が、決して全てではなかったけれど。その姿に恋をしていた淡い甘酸っぱい記憶が駆け巡る。
――いや、パンドラになっちまったとは言え。未練がましく贈られた指輪なんざ持ってるから、こんな夢みちまったのかね。
これが夢だと自覚したユゥリアリアは目を醒ました。
●目覚め……そして
「起きるっす!」
まだ目覚めていない仲間をレッドが揺さぶり起こす。
「皆はんも、寝起きばっちりなんやねぇ。ええことや。伐採するなら、このみ猫の手もお貸しします」
「さあ伐採だ。夢の再確認をさせてくれた妄想竹に感謝を込め、丁寧かつ豪快にパカンパカンと伐採していくぜ!」
「~~♪」
ゴリョウに続いて美弥妃も鼻歌を軽く歌いながら、心置きなくばっさばっさと切っていく。
少しだけ退屈な世界に心残りがあるかもしれないけれど、その想いを断ち切るかのようにめちゃくちゃ切りまくる。
「竹だからまた生えてくるのかな? 遠い理想だけどアレがボクの『夢』で良かったと思うのです」
根元に気をつけながら、白は夢の内容を静かに物思っている。
「多分、いい夢だった……のですけれどぉ。また見たいとはー、思えませんわねぇ。……だって、こんなにも悲しい気分になるのに。見たいとは思いませんわぁ」
ユゥリアリアは、大人の階段を一段のぼった。
最後に。アフターサービスで依頼主に、竹を持ち込むイレギュラーズ。
七夕のお願いごとはきっと、依頼主と彼が末永く幸せになりますように。
Congratulations!
イレギュラーズの活躍により依頼は達成された!
成否
成功
MVP
なし
状態異常
あとがき
依頼お疲れ様でした。
皆様の心情読むの、とても面白かったです。
それでは、またご縁がありますように。
GMコメント
ダジャレ一発ネタですが、こんにちは。茜空秋人です。
以下、シナリオ補足情報です。ご活用ください。
●情報確度
Aです。想定外の事態は起きません。
●依頼成功条件
妄想竹の見せる妄想の世界に打ち勝ち、妄想竹の伐採。
●概要
伐採の為に竹林に近づくと、イレギュラーズは必ず各々単独で妄想の世界に引きずりこまれます。ギフトやスキルで最初から妄想を見ない取り込まれない、等は却下です。
一般人なら妄想竹の見せる魅惑の妄想から抜け出すのことは難しいですが、強い気概を誇るイレギュラーズならきっと妄想を妄想と見破り打ち砕くことができるでしょう。
これは妄想だ、妄想の世界だと見破ることができれば脱することができます。また、自身が見るであろう妄想をあらかじめ想定し対策しておくと、見破るのは容易になるでしょう。
一人でも妄想世界から脱することができれば、後は妄想竹の伐採は容易に行えるとします。
●プレイングヒント
自身がみるであろう夢、欲望、願望、妄想などの妄想世界のシチュエーションと、それを見破るに至った経緯、行動、台詞、キーワード、その他を自由にご記入ください。
このまま妄想の世界に残りたいなどと葛藤しつつも最後には妄想に打ち勝つ。これは現実じゃない、現実のはずがないんだ! と逆ギレするなど、お好みでどうぞ。
●その他
特に相談することはないと思いますが、自分の妄想について語り合ってくれれば、と思います。
また、相談期間は短くなっております。ご注意ください。
●アドリブ
シナリオの性質上、アドリブ描写が多様されるかもしれません。
プレイングやステータスシートにアドリブ度合、『アドリブNG』等記入くだされば対応いたします。
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