シナリオ詳細
お魚ディザスター!
オープニング
●伝承の港町にて
伝承に存在する港町で、1人のNPCが声を張り上げていた。
「お魚好きな人はいませんかー? お魚の危機を救える人募集中ですー!」
お魚好きがお魚の危機を救うとはこれ如何に。ちょっと奇妙な響きではある。
興味をもった何人かのアバターが立ち止まり、NPCの話を聞き始める。
その中には、前回このNPCからクエストを受けたリュートの姿も含まれていた。
NPCの名前は「魚屋の少女」である。
釣りに必要なアイテムなどを売っているNPCだが、今日は珍しくクエストの呼びかけをしているようだ。
だが……前回のクエストも結構不穏だっただけに、今回もそうなんだろうなと誰もが思っている。
だからだろうか。すでに何人かのアバターはいつでも何処かに行ける姿勢になっている。
「魚の危機って……なんだ?」
「はい、言葉通りです! 実はちょっと漁獲量が減ってまして……助けて頂きたいなって思いまして!」
「まさか捕食者関連じゃねえよな」……」
「はい! そのまさかです! 小舟で行った先にある海底洞窟に倒しに行っていただきたいなって!」
この時点で何人かが逃亡する。
海底洞窟。そう呼ばれるフィールドは確かに海産物系のモンスターが出るが、クエストになるということはロクでもない何かが出るのは分かっていた。
しかも相手は「捕食者」……ステータスぶっ壊れ系の1つである。倒せるはずがない
そんなリスク管理の結果であった。
「うーん。私も、そんな無茶いう気はないんですが……あ、そこの方は覚えてますよ! 貴方は受けて頂けますよね?」
●捕食者を倒すには
残ったアバター達を前に、魚屋の少女はニコッと笑顔を向けてくる。
「今回の肝になるのは『魚肉』なんです!」
魚肉。魚系モンスターからドロップするアイテムだ。
何から獲れても「魚肉」になる不思議なアイテムだが、このアイテムから様々な魚料理も出来るという、本当に不思議なアイテムだ。
なるほど、確かにそれ自体は然程難しい要求ではないように思える。
しかし魚肉と捕食者に何の関係があるのか?
そもそも捕食者とは全長4Mのヤドカリモンスターであり、とんでもない壊れステータスなのだが……。
「そういえば確か……捕食者がブルーフィッシュを乱獲したのが前回の原因だったッス」
「そう、その通りです! 捕食者は魚肉が大好きでして。どうやら、それを食べてる間は身を守る力を解いて弱体化することが分かったんです!」
しかも食べれば食べる程弱体化する……つまり魚肉を集めて捕食者に投げるか何かすれば、倒すチャンスが生まれるということなのだろう。
「その通りです! いやあ、捕食者が海底洞窟にかなりの数発生しちゃったみたいで。なんとかしないと漁業に大打撃間違いなしなんです!」
それは確かに困るとリュートも思う。
前回此処で食べた寿司は美味しかった。
それを味わえなくなるのは……非常に大きな損失だと、そう考えてしまったのだ。
「リュートに任せるッス!」
「わあ、ありがとうございます!」
そう言ってしまったからにはもう後戻りは出来ない。
港町の漁業の未来をかけた戦いが今、始まろうとしているのだ!
- お魚ディザスター!完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年11月21日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●魚肉をゲットしよう
海底洞窟。
足元が水没したそのフィールドは、魚介類系のモンスターが空中をスイスイと泳ぐフィールドである。
水系フィールドである意味は何処に。
けれど、これがR.O.Oである。
「ふむふむ、輝く魚肉を納品」
「現実においてもゲームにおいても、乱獲はよくないという事ですね。奇食ハンターなりに考えさせられ……イズルさん、不正はめっ! ですよ?」
「えっ? 『ポーションに付け込めば輝くんじゃない? カラフルに』なんて思ってないよ?」
『アルコ空団“輝翼”』九重ツルギ(p3x007105)に怒られた『夜告鳥の幻影』イズル(p3x008599)がアクセスファンタズム「ポーションファウンテン」で生成したポーションをそっと懐に戻しているが……今回の仕事は「輝く魚肉」の納品である。
捕食者を倒すことでドロップするそれを集めるのは、確かに証拠としては何よりも正しいのだろう。
そしてそれは、報酬の美味しいお寿司の材料にもなるのである。
だが同時に、かなりハードなクエストであることも確かだった。
「初参加なのに、ずいぶんハードそうなクエストを選んでしまいました……しかし、困っている女性(魚屋の少女)を放ってはおけませんね!」
『佐藤・非正規雇用のアバター』アンゲシュテルター(p3x009377)はそんな真面目なことを言っているが、百合の間に挟まりたいファンキーな奴でもある。百合警察がいたら投獄されていたかもしれない。
隙あらば、百合を探してアクセスファンタズムを使おうとするアンゲシュテルターだが、今日この場には望む百合は無さそうである。
……ちなみにアンゲシュテルターの「ついに到りきヴァルハラ」は徹底的に女性に配慮した能力であるので念の為。
『すし 楽しみ…… 持ち帰り 可?』
さておき、『不明なエラーを検出しました』縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧(p3x001107)もかなり寿司を楽しみにしているようだが、当然だろう。
今回手に入る寿司は「超高級寿司セット」だ。
経験上、R.O.Oで「超」などとつく類のものはかなりバグったものだ。
それが美味しさ方面に向いたら……はたしてどうなることか。
「おいしいおさかなをたべるヤドカリさんはさらにおいしいと、わたしはかくしんしています。というわけで、いざおすしのために2かいそうです」
「おさかな天国のためッス!」
『第28回 ROOシングル大会 四位』樹里(p3x000692)に『竜は誓約を違えず』リュート(p3x000684)も同意するように声をあげる。
リュートは上位捕食者は自分だけで充分的な気合が入っているが、今回は捕食者退治の為の魚肉のドロップ率を考え「カエル人間」を倒すべく2階層に向かっていた。
「みんなと一緒に2層でカエル狩り! ちょっと強いやつをみんなで殴って倒すのがゲームっぽいッスね!」
「まったくです」
リュートに樹里もこくりと頷くが、その2階層ももうすぐである。
此処に来るまで倒した敵からも魚肉を回収しているが、今回の最大目標である輝く魚肉のゲットのためにも、もっと魚肉が必要なのである。
「高級お寿司…これはぜひ、ゲットしないといけませんね。クマさん。お魚狩りといえばクマさんです。プロです……お魚以外も色々いますが、誤差でしょう」
そんなことを言うのは『クマさん隊長』ハルツフィーネ(p3x001701)だ。ヤドカリやカエル人間が誤差であるかどうかは、少しばかり議論の必要がありそうだ。
「お、此処だね。2階層への階段だ」
『夜桜』アルヴェール(p3x009235)はそう言うと、依頼人の少女のことを思い浮かべる。
漁場を荒らす捕食者の退治……それが今回のクエストの根幹だ。
「漁場を荒らされては堪らないよね。それに、麗しい乙女の頼みとあっては手を抜けないさ。さあ、モンスター退治、頑張ろうか!」
そうして、アルヴェールたちは2階層へと進んでいく。
目指すは、輝く魚肉である。
「わたしはザコ狩りのしゅら(ようじょ)と化すのです」
何やら樹里が言っていたが……それはさておこう。
●輝く魚肉を求めて
「輝く魚肉はヤドカリ(捕食者)から出る。そしてヤドカリは魚達から出る魚肉を使って狩る……と言う事だよね? OK?」
「オーケーッス」
「それじゃあ投げる方の魚肉は、声をかけあって誰かしらが10個持てる様に纏めておこうか」
アルヴェールとリュートが、手際よく魚肉を纏めていく。
そう、10個。それが今回集める魚肉の最小単位だ。
その為にカエル人間を探し、他のモンスターをも倒しているのだ。
「雑に倒しても綺麗に倒しても落とす確率は一緒とは……面妖な」
ハルツフィーネは思わずそう呟くが、ドロップ率とはそういうものなので仕方ない。
「確か10個で捕食者がレッドフィッシュと同程度になるんでしたね」
アンゲシュテルター(p3x009377)とハルツフィーネはそれを見越してレッドフィッシュとの戦闘ターンなどを数えていたが、そこで確信できたことがある。
「たぶん……皆で総攻撃すれば1度で倒し切れますね?」
「ですね。どう計算しても10個あれば倒せます」
「いちおー、レッドフィッシュを1ターンであんてーしてたおせるかもかくにんできましたしね」
樹里もうんうん、と頷く。やはりこの辺りは全員気になっていたポイントではある。
具体的にはイズルのポーションファウンテンによるポーションを飲んで何度も身体をカラフルに光らせている九重ツルギの存在感くらいには気になっていただろう。
「飲みなれていよいよ躊躇がなくなりましたね……いや、それよりレッドフィッシュの件は……やはりですか」
「ああ、それは私も思ったよ。魚肉10個さえ集めれば、輝く魚肉の収集も……」
そこまで言いかけて、イズルはふと言葉を止める。
「どうしたんですか、イズルさん?」
「ヤドカリ……輝く魚肉……どこから……? ……いけない、突き詰めると生命の神秘にまでたどり着きそうな気がしてきたよ」
「まあ、気持ちは分かります」
九重ツルギは苦笑しながらイズルに頷く。
ヤドカリの中から輝く魚肉。何処をどうすればそんなものが出てくるのかは、あまり突っ込んではいけない気がする。
「とにかく、適度に休憩しつつひたすら狩りましょう」
そんなハルツフィーネの提案に全員が頷くが……縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧(p3x001107)が何かに気付く。
『きた 捕食者』
すぐに全員が反応し、こちらに向かって歩いてくる巨大なヤドカリ……捕食者への戦闘態勢を整える。
「消費AP0、それなりに二回こーどうするROOシングルたいかい決勝トーナメント4位のじつりょくをみるのです」
ちなみに今回のメンバーには1位がいるらしいのだが、それはさておこう。
「それっ!」
アルヴェールが魚肉を10個まとめて投げつけると、捕食者はそれを食べ始め……同時に殻の色が明らかに分かる程くすみ始める。
「効いていますね……今です!」
「クマさんを前に捕食者を名乗るとは…恐れ多いと知りなさい」
「やる以上はミリ残しも許さないッス!」
九重ツルギが、ハルツフィーネが、リュートが……仲間たちの攻撃が次々に命中し、捕食者が大きく吹っ飛びひっくり返る。
「捕食者に魚をあげるのはちょっと、だいぶ嫌ッスけど倒せない以上はしょうがないっす」
そう呟くリュートは、ドロップした輝く魚肉を拾い上げる。
本気でピカピカと輝いているソレを見てリュートは一瞬七色に輝いている九重ツルギに視線を向けて、すぐに戻す。
「上手くいったっすけど……今回は長期戦ッス。HPとAP管理が大事っす!」
自分に言い聞かせるようにリュートは言うと、残った魚肉に視線を向ける。
「……魚肉、食べたら回復しないっすかね?」
結論から言うとしない。
というか今回はカエル人間から主に魚肉をゲットしているのだが、それを前提にすると気分的にも回復するのだろうか?
とりあえずリュートは気にしてはいないようである。ちょっと感覚が麻痺してきているのかもしれない。
「いやいや、コレも持ち帰られるなら持ち帰るッス。お魚不足で困ってるみたいだからね!」
「とりあえず実戦でもかくにんできました。このまま、ぜんりょくでとーばつです」
樹里にリュートも頷き、「神竜」スキルで洞窟内をぺかーと照らしながら進み始める。
「リュート的にはあのあたりにカエルいそうな気がするッス。「予感」ッス。美味しいご飯になりそうなものはリュートセンサーがビンビンッス!」
そうして進んでいくと、本当にカエル人間がゲコゲコと鳴いている。
二足歩行の全長2Mのカエルは、実に気味が悪いことこの上ない。
「もうカエル人間との戦闘は最適化できています。敵ではありませんね!」
言いながらアンゲシュテルターが回復支援の態勢に入り、即座にアルツフィーネのクマさんビームがカエル人間を消し飛ばし魚肉をドロップさせる。
本当に最適化され過ぎていて、ドロップするかどうかだけが今回のクエストのクリア時間を決定する要素と化している。
しかし何よりも、今回は捕食者を倒す道筋が出来ているのが大きいのだろう。
まあ、R.O.Oの性格上、この魚肉作戦が通じるのは今回だけなのだろうが……それでも理不尽要素が軽減されるのは実に大きい。
「全力で狩りにいきます。全てはお寿司……もとい、依頼主の少女のために」
「しかし、捕食者か。各階層に常に5体ずつ存在、という事は、倒すと直ぐに再湧きして補充されるのかな」
同じ場所というわけではないようだけど、とイズルは分析していく。
「それだと魚肉を溜め込んで連続で捕食者狩りする時以外、倒したら早めに移動した方がいいかもしれない再湧き地点が近くにあるのかもしれないしね」
実際にどうであるかは、更に分析していく必要があるだろう。どうせ長丁場は確定しているのだから。
『がんぱる』
縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧もそんな事を言って。
そうして、全員でまとまって2階層を移動していく。
魚肉を集め、捕食者に貢いで捕食者を倒す。
輝く魚肉が出れば喜んで、出なければ悲しんで。
そうして捕食者と戦い続け、ちょっとボロボロになったリュートたちはついに輝く魚肉10個を魚屋の少女の前に差し出したのだ。
「わあ、凄いです! こんなにたくさんの輝く魚肉! いっぱい捕食者を倒してくれたんですね!」
「ええ、それも貴女のためです……ところで貴女、好きな女性はいませんか?」
「お母さんですかね!」
「わあピュア」
アンゲシュテルターが浄化されているが、樹里が軽く蹴りを入れたので許された。
ちなみにリュートはきょとんと分からない様子である。
良い仔は百合に挟まる男なんて知らなくていいんだよということだろうか。
そして、そんな風景を気にもせず魚屋の少女は輝く魚肉を受け取るとまな板に載せる。
「さて……と。それでは皆さんのお礼を……それっ!」
その凄まじい包丁捌きで輝く魚肉は……どういう技術か、様々なネタの乗った超高級寿司セットに変化する。
それも人数分、8セットである。
『…… 持ち帰り 可?』
「不可能ではありませんよ! でもお早めにどうぞ!」
お土産にしたかったらしい縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧は何度も頷き……そして魚屋の少女は再度笑顔を向ける。
「では皆様、どうぞ召し上がってください!」
「みんなでお魚パーティッス! リュートたくさん食べたいっす!」
「ではいただきましょう」
「長かったですね……お腹が空きました。きっと今なら何でも美味しく食べられます。お寿司なら、なおさら」
リュートと樹里、ハルツフィーネが寿司を口にして、ぱあっと顔を輝かせる。
美味しい。
いや、とんでもなく美味しい。
まだ足りない。常識外れに美味しいのだ。
文字通りにバグってる美味しさである。
白身魚は淡白でありながら濃厚、トロは脂がたっぷりと乗っていて、それでいてしつこくない。
上質な油という言葉の意味を無理矢理インプットされるような、そんな凄まじい美味しさだ。
こんなに美味しい寿司を食べてしまって、はたして今後大丈夫なのだろうか?
「ねえ、ツルギさん。一部の文化圏では人体を皿としてSUSHIを盛ると聞いたのだけれど……」
「イズルさん、もしやゲーミング人間皿をご所望ですか!? NPCとはいえ少女の前ですから、そんな物より俺がもっと満足させて差し上げますよ。はい、あーん」
イズルと九重ツルギが何やらそんなことをしていたが、魚屋の少女はこてんと首を傾げる。
「個人的には体温が移るのであまり推奨しないんですが……」
「君も真面目に答えなくていいんだよ……?」
「へぇ! これがスシですか! とても美味しいですね!! あっ、そのイクラ、いらないんですか?」
苦笑するアルヴェールの元に、口の場所は秘密だからと隠れていたアンゲシュテルターがシュッとやってくるが……要らないはずもない。
こんな常識外れに美味しい寿司は、今日の苦労の証なのだ。
ちょっと後遺症を残しそうなレベルの美味ではあるが……この至高の味を、きっと誰も忘れはしないだろう。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
コングラチュレーション!
炙り系の寿司も美味しいですよね!
GMコメント
今回はリュートさんのアフターアクションに伴うシナリオです。ありがとうございます。
●クエスト名:お魚ディザスター!
●成功条件:NPC「魚屋の少女」に「輝く魚肉」を10個納品する。
●報酬:超高級寿司セット。食べると舌がとろけそう。
●対象フィールド:海底洞窟
小舟で行った先にある小さな島の洞窟。今回の対象は1~3階層。
足元が水没した洞窟で、地下に潜れば潜る程敵が強くなります。
●登場する敵
・ブルーフィッシュ:全長1Mの青魚。空中もスイスイ泳ぎます。めちゃ弱。水流ビーム攻撃。魚肉ドロップ率大。出現確率:極低。
・レッドフィッシュ:全長1Mの赤魚。空中もスイスイ泳ぎます。それなりの強さ。水流ビーム攻撃。魚肉ドロップ率:小。出現確率:大。
・カニモンスター:全長1Mのカニ。ハサミで凄く挟んできます。ちょっとタフ。ハサミ攻撃。魚肉ドロップ率:極小。出現率中。
・カエル人間:全長2Mの二足歩行のカエル。2階層以降に出現。ホーミングバブル攻撃、ビンタ攻撃。ちょっと強い。あとキモい。魚肉ドロップ率:中。出現率:低。
・捕食者:全長4Mのヤドカリ。ホーミングバブル攻撃、体当たり。馬鹿みたいに強い、魚肉が無いなら逃亡推奨。
動きは遅め。倒すと「輝く魚肉」を中確率でドロップ。出現率:各階層に常に5体ずつ存在。
「魚肉」を投げると1ターン動きが停止。弱体化率は魚肉を投げた数により変化。およそ10個でレッドフィッシュ並みに弱体化。ただし停止ターンは変わらず。
1ターン過ぎると弱体化した能力も元に戻ります。
●サクラメントについて
港町にあります。
●ROOとは
練達三塔主の『Project:IDEA』の産物で練達ネットワーク上に構築された疑似世界をR.O.O(Rapid Origin Online)と呼びます。
練達の悲願を達成する為、混沌世界の『法則』を研究すべく作られた仮想環境ではありますが、原因不明のエラーにより暴走。情報の自己増殖が発生し、まるでゲームのような世界を構築しています。
R.O.O内の作りは混沌の現実に似ていますが、旅人たちの世界の風景や人物、既に亡き人物が存在する等、世界のルールを部分的に外れた事象も観測されるようです。
練達三塔主より依頼を受けたローレット・イレギュラーズはこの疑似世界で活動するためログイン装置を介してこの世界に介入。
自分専用の『アバター』を作って活動し、閉じ込められた人々の救出や『ゲームクリア』を目指します。
特設ページ:https://rev1.reversion.jp/page/RapidOriginOnline
※重要な備考『デスカウント』
R.O.Oシナリオにおいては『死亡』判定が容易に行われます。
『死亡』した場合もキャラクターはロストせず、アバターのステータスシートに『デスカウント』が追加される形となります。
R.O.O3.0においてデスカウントの数は、なんらかの影響の対象になる可能性があります。
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