シナリオ詳細
<オンネリネン>ラサの砂漠に盗賊団は潜む
オープニング
●盗賊団に襲われる商隊
ラサの砂漠。その中の「とある場所」で、商隊が襲われていた。
「くそっ、連中ムーンスカラベを手懐けてやがる!」
凄まじい勢いで迫りくる甲殻虫の群れに乗る盗賊団の突撃に、すでに護衛は壊滅状態。
それでもなんとかしようと護衛達は剣を振るうが、乱戦の中ムーンスカラベに乗って突進してきた1人の姿を見て驚愕に目を見開く。
「子供……!? ぐあっ!」
閃くシャムシールに切り裂かれ、護衛の男は倒れ伏す。
続けて突撃してくるのも、全て子供達。
彼等が次々に護衛達を切り倒していくと、ようやく凶悪な面構えの大人たちが現れ略奪を開始していく。
「終わったな」
「うん。これでまた目標に近づいたよね、サンザ」
「ああ。俺達が頑張れば仲間は救われる。まだ下層に居るきょうだいも救われるんだ」
少年の言葉に、サンザと呼ばれた少年は答える。
少年たちは、全部で6人。どの子供も15歳に満たない程の年齢だが、どうやらサンザがこの少年たちを纏めているようだった。
「サンザ、ご苦労さんだったな」
「満足したなら、今回の分の金を払いなよ。大分儲けられそうなんだろ?」
文字通り満足そうに笑う髭面の男に、サンザはそう言い放つ。
そう、サンザ達は傭兵だ。善も悪も金次第なラサでは珍しくもないが……こんな子供たちをこんな盗賊行為に巻き込む髭面の男がマトモな雇い主かといえば……当然、答えは「否」だろう。
「へっへっへ……ああ、払うさ。良い仕事してくれてるんだしな。で、早速だが次の仕事だ……来るならその分の前金も合わせて払ってやるぜ」
「勿論行く」
そうして、再び盗賊団は移動していく。オンネリネンを、その主力として雇いながら。
●ラサの砂漠へ
「今、ラサで商隊を襲う盗賊団が暴れてるです」
チーサ・ナコックはそう言うと資料を机の上に並べていく。
スカラベ盗賊団。そう名乗る盗賊団は、元々小さな盗賊団だった。
砂漠を少人数で渡る人々から金品を巻き上げるだけのケチな盗賊団だったが……「オンネリネン」と呼ばれる子供だけで構成された傭兵団を戦力として迎え入れてから、急速に勢力を拡大させた。
ムーンスカラベと呼ばれるモンスターを騎乗用として手懐け、機動力と突撃力をも手にしている。
しかし、やはりその起点はオンネリネン。
今、豊穣を除く各国で、『オンネリネン』と言う子供しかいない傭兵部隊が、悪い依頼主に雇われて悪事を働いたりしているのだとチーサ・ナコックは集まった面々に説明する。
彼等はラサにも雇われる形で入ってきており、今回の対象となるオンネリネンは全員が15歳に満たない男女で構成された6人の集団であり、通称「サンザ隊」と呼ばれているようだ。
リーダーのサンザという少年は14歳で、シャムシールを振るいスカラベ盗賊団の尖兵として動いている。
ただでさえ善も悪もあいまいなラサで、サンザ隊の少年たちは今この瞬間も人間として大切なものをすり減らし続けている。
だから、どうにか此処で止めなければならない。
「……ですが、オンネリネンの子供達は、ローレットを悪者だと思わされているですから、説得はほぼ通用しないと思っていいです」
ならば腕ずくでも彼等を止めてやらなければならない。
そして盗賊団も、しっかりと壊滅させてやる必要があるだろう。
子供たちの未来を救うための鍵は……イレギュラーズに託されているのだ。
- <オンネリネン>ラサの砂漠に盗賊団は潜む完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年10月02日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●オンネリネン迎撃作戦
ラサの砂漠を、小規模の商隊が進む。
いや、商隊ではない。そう見えるように偽装された、イレギュラーズだ。
妖精の木馬に馬車を繋ぎ、偽の荷を乗せた馬車。
出入口近くの荷は多少価値ある物だが、奥のは砂袋を入れただけ。
僅かな間盗賊を騙せればいいという、その程度の偽装だ。
「若くとも働かねばならない事もある。けれど、だからと言って食い物にされていいかは別の話。オンネリネンの事はよく知らないが、それはどこの国でも変わるまいよ」
空荷を背負い商人に偽装した『剣砕きの』ラダ・ジグリ(p3p000271)は、そんな事を呟く。
まあ……本業商人ではあるのだが、今回は商売目的ではないので「偽装」で間違いはない。
「子供達をどうこうする輩は稀にいるけれど……ラサの事なら尚更見逃す訳には行かないわよね!」
『竜首狩り』エルス・ティーネ(p3p007325)もそんな事を言うが……そう、ラダもエルスもラサでオンネリネンの事件が発生していると聞いて今回の事に関わっていた。
ラサを愛する心は自然、そこで子供たちに悪事を働かせる者たちへの怒りに転化されていく。
「砂漠に盗賊は付き物だけど……本当に厄介な人たちだな。子どもたちも腕利きと聞くし、気を引き締めて行かないとね」
同じように商人の1人に偽装している『荷物お届けにあがりました!』ラピード・アンストーム(p3p007741)も、そう呟く。
「正直、オンネリネンに限らず明日も儘ならない地域では子どもたちですら武器を取る。それは仕方がないかもしれない。でも…だからこそ、手を伸ばしてあげられるときは助けてあげたいんだ……っ!」
そんなラピードの言葉に頷くのは『誰かの為の墓守』グリム・クロウ・ルインズ(p3p008578)だ。
「……子供が働くのをは否定しないが、こんな行為に巻き込むのはどう考えても不正義だ。うん、了解した。全力で壊滅させにいこう」
ちなみにグリムは護衛を演じていて、軍馬に乗っている。
同じように護衛を演じているのは『夕焼けに立つヒト』エーミール・アーベントロート(p3p009344)だ。
「子供達に説得が聞かないってことなので、やっぱり暴力言語で説き伏せるしかありませんか……暴力は全てを解決する。うん、やっぱこれですね」
何やら言っていることは物騒ではあるが、エーミールの根底にあるのは子供達を利用する者への怒りだ。
「でも子供達は傷つけませんよ。盗賊は容赦なくぶちのめしますが。これでも私、怒ってますからね」
利用される子供たち。それを傷つけたくないという想いは、誰もが一緒だ。
「訓練と教化の期間が長くなる程、道を逸れるのが難しくなるのだろう……それでも少しずつでもやらねば何も変わりはしないからな」
「そうだな。目の前の問題を放置するわけにもいかんし、な……」
砂色のローブを纏う『霊魂使い』アーマデル・アル・アマル(p3p008599)にギフト「化ケ之皮」を活用して人間種の商人に扮しているウルフィン ウルフ ロック(p3p009191)も同意する。
探している相手が絡んでいる可能性は薄そうだが……などとロックは思うが、本人の言ったとおりにこの問題を放置する気はなかった。
「俺はヒト……特にオンネリネンは不殺を徹底する。スカラベは……向かってくるなら倒すが、逃げる場合は……その場次第か」
まあ、今回に関してはムーンスカラベは操られているだけだ。
無理に倒す必要がないというのはアーマデルの言う通りだろう。
「ところでさ」
商人の1人に偽装している『ハイテンションガール』郷田 京(p3p009529)が、ふと全員に問いかける。
「もしかしたらアタシ、商人にしては可愛すぎるかもしれないけど……非武装なら怪しまれないよね? 美しさと職業は関係ない……そうでしょ??」
京の瞳は純粋かつ、本気で……しかし男性陣としてはどうにもコメントしづらい。
何を言えば正解か非常に悩むからだ。
結局、ラダが「そうだな。私もそう思う」と答えていたりしたが……そんな可愛すぎる偽商隊は、ラサの砂漠を進んでいく。
●襲撃、サンザ隊
合言葉は、事前に設定されていた。
ハイセンスを活用していたラダの、とある言葉だ。
「もう少し行ったら休憩しよう」
可能な限り不自然さを感じさせない事を目的としたその言葉に、全員がピクリと反応する。
それから僅かな時間もたたない間に、地響きが聞こえてくる。
そうして見えてくるのは、巨大なスカラベ……ムーンスカラベと、その背に乗った一団だ。
「規模、8人! 行くぞ皆!」
「うん!」
「はっはー! 頑張って働いてくれよ!」
どうやらオンネリネンの子供たち……サンザ隊を先に行かせる方針のようで、真っ先にサンザ隊とムーンスカラベが突進してくるのが見える。
その背後から、僅かに遅れて盗賊たち。それを確認すると、すぐに打ち合わせ通りに偽装撤退の準備に移行する。
「あら、こんなに人数いるなんて! こんなんじゃ太刀打ちできないかも!」
「この人数が相手じゃ無理だ、荷は諦めるしかない!」
そんなエルスの言葉に合わせ、ラダもそう叫び……撤退する素振りをみせる。
しかし……勿論、それは演技だ。
ラダの放ったアンガーコールは先頭を走るサンザに命中し、「今だ走れ、振り切るぞ!」と逃げる演技を続行する。
その目的は、サンザ隊と盗賊たちの分断。
そしてそれは、盗賊たちがサンザ隊を先行させていることから……意外と簡単にいきそうであった。
これなら……とグリムも開戦のタンジーを放つことはやめ、逃げる演技に終始する。
「サンザ!」
「平気だ! あいつらを追いかけるぞ!」
予想通り。荷を置いて逃げる様子を見せ、サンザを挑発したことでサンザ隊はこちらを追うことに決めていた。
ここでもう1つ。荷馬車の入り口付近にちょっとした価値のあるものを置くことで、盗賊たちの足止めにも成功していた。
元々仲間意識など無いに等しいのだ。バッチリ計算通りといったところだろう。
アーマデルの事前の予想である「こちらが二手に分かれれば大人は略奪を優先し子供を手強そうな方へ差し向けるんじゃないか?」に寸分違わない状況になっているのは、流石に苦笑モノではあるのだが……とにかく作戦通りである。
だからこそロックもギフト「化ケ之皮」による変化を引き剥がし、元の姿へと戻る。
もう、偽装の必要などない。サンザ隊は、充分に引き込めた。
「なんてね? さ、行くわよ!」
エルスが叫び、全員がそれぞれの戦闘スタイルに移行すれば……サンザも状況に気付く。
「なんだ!? 嘘だろ……罠か!」
「サンザ、どうしよう!」
「慌てるな! アイツ等、たぶんイレギュラーズだ! 俺たちの敵だ!」
子供ながらにサンザの統率は上手く、混乱はすぐに収まっていく。
「いいかジャリンコども、この京ちゃんは正義の美少女! おーけー? あんだーすたん?? そこ、口答えしない! こんな可愛くて美人でスーパーダイナマイツなおねーちゃんを捕まえて悪党とは失礼千万!」
「なんだ!? 何言ってんだアイツ!」
京の言葉にサンザが疑問符を幾つも浮かべるが……まあ、年齢的に当然の反応かもしれない。
だが、そんな京の呼びかけはサンザ隊に更なる混乱と隙をもたらすには充分すぎた。
「君たちを殺したくはないんだ。だからどうかここで沈んでいてくれ」
グリムの神気閃光がサンザ隊に命中し、1人の子供が倒れる。
不殺。それがオンネリネンの子供たち……サンザ隊への対応だった。
「くそおっ!」
「おい、突出するな!」
サンザの指示を無視して突っ走ってきたサンザ隊の1人のスカラベをプラウドキックが砕き、子供をエーミールの組技が抑え込む。
「どーよアタシの、自慢の生脚!」
京のとんでもない威力のソレは言ってしまえばただの飛び蹴り。
しかし一歩で音速、二歩で雲を纏い。三歩で赤熱し、四歩は宙を駆ける。
最高速度=最高威力で突貫する郷田京の切り札。
そんな触れ込み通りの威力は凄まじく、エーミールの組技も子供を抑え込むには充分すぎた。
そしてその威力に……サンザ隊だけでなく、騙されたと知って襲ってきかけていた盗賊たちも「ひえっ」と声をあげる。
実際凄いのだ。「アタシは武器なんて初めっから必要ないからね」と言っていたが……その自慢の脚から繰り出す技は、恐らく今回集まったメンバーでも最高威力を誇っているだろう。
そうして出来た隙を逃しはしない。ラダのゴム弾が子供に撃ち込まれ、アーマデルの英霊残響:怨嗟が響き渡る。
「ぼくは、君たちを助ける……!」
「くそっ、なんなんだよお前等! ぐあっ……!」
ラピードの蹴戦が最後に残ったサンザをも打ち倒し……そして、盗賊たちも逃げられはしない。
グリムの祝福のブローディアが発動し、冷静に……しかし怒りに満ちたロックは髭面団長をロックオンするかのように戦場を駆ける。
「我の狙いはあくまで盗賊団の頭目……矢でも何でも試すがいい、貴様を齧り殺してやろう、餓鬼を使った小悪党が……逃がさんっ!」
「うおおおおお! お前等、そいつを近づけるんじゃねええええええ!」
ロックに狙われた髭面団長が脅えたように叫び、しかしエルスのカラミティギャロップが盗賊を仕留めていく。
「ば、ばけもの……!」
「あん? 盗賊どもはだぁってなさい! アンタらには関係ナッシング! どうせアンタらは、この場で綺麗さっぱり燃やしたげる予定だから!」
言いながら京の放つ弐拾肆式・落月は宣言通りに盗賊たちを焼き払い……そしてついに、ロックが髭面団長の下へ辿り着く。
「う、うわああああああああ!」
烈火業炎撃。元々戦闘はサンザ隊に頼りきりだった髭面団長はその一撃で絶命し……ムーンスカラベ達は自由になったとばかりに逃げていく。
「子供達を上手く使ったつもりでしょうけれどお生憎様。私達特異運命座標が好き勝手なんてさせないんだから!」
エルスが、そう勝利の叫び声をあげて。
「何もしないようですし……そのまま放置で良さそうですね」
「だね!」
エーミールに京も同意し、戦闘は終了する。残されたのは、サンザ隊の子供たちだけだが……。
「餓鬼とは言え犯した罪と向き合う事、そして家族の事、色々あるだろうが今は騒動全てが解決してからだな……」
ロックはそう呟く。事実、子供たちも利用されたとはいえ相応のことはやっている。
先程の戦いだって、殺すつもりで戦っていたのだ。
それが分かっているのだろう、サンザ含み全員が、京たちに脅えを含んだ視線を向けていた。
「さて、どう誤解を解いたものか」
「何が誤解だ! なんで俺たちを殺さない!」
「うーん、悪党扱いかぁ……アタシはこれでも正義の味方のつもりなんだけどなぁ?」
サンザの叫びに、京は困ったように仲間たちに視線を向ける。
「君たちを助けてあげたいんだ」
ラピードは、あくまで真摯にそう呼びかけて。
「さっきも言ったけど……君たちを殺したくはないんだ」
グリムが、そう言葉を重ねていく。
そしてアーマデルは、子供たちに具体的な「利」を提供しようと声をかける。
「「きょうだい」達をオンネリネンに入れても根本的な解決にはならないだろう? お前たちの「きょうだい」も助け出す力になってくれないか」
実際にサンザ隊の子供たちは1人も死んではいない。不殺を徹底した成果だが……それがある程度の説得力になったのだろうか。
子供たちがざわめき……サンザが、静かに口を開く。
「……俺たちは、ほとんど何も知らないぞ。役には立たない。どうだ、殺す気になったか?」
「サンザ!」
他の子供たちが騒ぐが、サンザはアーマデルをじっと見つめる。
そして当然のように、アーマデルはこう返す。
「殺さない」
「食い物にされた子どもに全ての責任を負わせる程私たちは外道じゃない」
ラダのそんな言葉が、全員の意志を代弁していただろう。
「うちの領にも子供達は沢山いてね。皆元気のいい子達ばかりなの。他の領でも特異運命座標の領地なら安心だけれど……もし頼りたかったら頼ってもいいのよ……?」
あくまで心配するエルスの、そんな優しい言葉。
そして……1人も殺されなかったこと。
その事実に、サンザはようやく身体から力を抜き息を吐く。
「……分かった。アンタ等を信じる。でも何度でも言うけど、俺もこいつ等もほとんど何も知らないからな」
「構わない。それ目的で殺さなかったわけじゃない」
「だろうな」
グリムの言葉に、サンザもようやく年相応の笑みを見せて。
そうして、オンネリネンの子供たち……サンザ隊は全員、エルスの領地に保護されることとなった。
ラサの砂漠に潜んでいた盗賊たちも壊滅。今後も盗賊の類はすぐ何処かから現れるのだろうが……少なくともサンザ隊が利用されることは、もう2度とない。
これが、今回の事件の顛末である。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
コングラチュレーション!
サンザ隊の子供たちの保護に成功しました!
GMコメント
ラサの砂漠に潜み商隊を襲うスカラベ盗賊団を壊滅させ、彼等に雇われているオンネリネンの子供たちを捕まえましょう。
スカラベ盗賊団は商隊を襲っていますが、希望があれば首都ネフェルストへ向かう中規模商隊に紛れ込むことができます。勿論、自分達で商隊に偽装することも可能です。
以下、必要な情報です。
・オンネリネンの子供たち(サンザ隊)
サンザをリーダーとする6人の少年達。砂色のターバンとマントを纏い、シャムシールを持っています。
相手を切り裂くスラッシュ、離れた相手を薙ぎ払う衝撃波を放つストームスラッシュを使います。
また、単体回復の効果を持つ「癒しの光弾」も使います。
・サンザ
14歳の少年。サンザ隊のリーダー。かなりスレていて、大人ぶった言動をします。
計算高く、スカラベ盗賊団とはあくまでビジネスライクな関係。
下層にいる「きょうだい」達をお金を稼ぎオンネリネンに入れる為に頑張っています。
・サンザ隊の少年達×5
10歳~13歳の少年達。
サンザに戦い方を教えてもらっている為、全員同じ戦い方をします。
連携も得意です。
・髭面団長
スカラベ盗賊団の団長。ちんけな悪党が今やいっぱしの極悪人。
弓が得意で、矢の雨を降らせてきます。
・盗賊×9
スカラベ盗賊団。剣や槍装備です。
・ムーンスカラベ×16
全長2M程のモンスター。サンザ隊を含むスカラベ盗賊団が乗っています。
突撃攻撃しかありませんが、硬くてタフです。
●『オンネリネンの子供達』とは
https://rev1.reversion.jp/page/onnellinen_1
独立都市アドラステイアの住民であり、各国へと派遣されている子供だけの傭兵部隊です。
戦闘員は全て10歳前後~15歳ほどの子供達で構成され、彼らは共同体ゆえの士気をもち死ぬまで戦う少年兵となっています。そしてその信頼や絆は、彼らを縛る鎖と首輪でもあるのです。
活動範囲は広く、豊穣(カムイグラ)を除く諸国で活動が目撃されています。
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
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