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シナリオ詳細

クラゲ山の風物詩

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●そいつは夏にやってくる
「でたぞー!!」
「逃げろ逃げろ!!斧じゃ届かねえ!」
 夏。自然がのびのびと成長し、そのまばゆい青さに生命力の強さを知る季節。――この季節は木こりにとっても有難い季節だ。雨が降るうちに着れば切株にキノコが付き、秋を豊かにしてくれる。冬には暖炉の薪となって、命を守ってくれる。
 そのために彼らは夏、必要な分だけの木を山から貰い受けるのだが……その山には強敵がいた。彼らは何処から現れたのか、いつから棲みついているのか、厳しい冬をどう過ごしているのか誰も知らない。ただ、そう、ただ、夏に現れるのだ。
「ぐわああ!」
「せ、セゴどーん!!」
「セゴがやられたぞぉ!医者じゃ!医者を呼べー!」
 そいつが放った触手が逃げ遅れた木こりの背中にぶすりと刺さる。余りの痛みに走りを緩めながらもなんとか倒れずに踏ん張った木こりを、仲間が支えて、彼らはやっとこ逃げ出す。そいつは――いや、そいつらは、逃げる獲物に興味はないとでもいうように、ふわふわと――ふわふわと、樹木の間を漂っていた。

●七不思議って最後の不思議を知ると…っていうのよくある
「キクラゲが出たそうよ」
 『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー(p3n000004)は長く手入れされた爪先を見ながら、ため息混じりにそう言った。決して面倒だからとか、そういう訳ではない。
「ああ、ごめんなさいね――キクラゲはね、クラゲ山に毎年何故か現れるの。言葉の通りクラゲのかたち、というよりクラゲなのだけど、夏しか見かけないのよね。その生態はクラゲ山七不思議にも数えられているわ」
 あとの六つは何なんだ……
 そんなイレギュラーズの疑問を他所に、プルーはクラゲ山の箇所を示す。
「という訳で、見えたクラゲは片っ端から駆除して頂戴。『種の存続とかそんなものはどうでもええ!セゴどんの仇じゃ!』ですって」
 彼、死んでないけどね。

GMコメント

 こんにちは、奇古譚です。
 海のクラゲは夏の終わりの風物詩ですが、山のクラゲはどうでしょうか。

●目的
 キクラゲx20を駆逐せよ

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

●立地
 山です。とても丈夫な木が生えています。
 ある程度人の道は踏みならされていますし、獣道に入って迷うような広い山でもありません。
 木の密度も薄めなので、キクラゲにはすぐ気付けます。
(リプレイでもすぐにキクラゲと遭遇できます。捜索用のスキルは必要ありません)

●キクラゲ
 陸地をふよふよ漂うクラゲ。この山での夏の風物詩となっています。
 触手により遠距離までの攻撃が可能ですが、とても脆い生き物です。
 全員二本の紫色をした触手を持ち、この触手には毒腺があります。
 毒抜きをすればコリコリして美味しいかも。食べてみるのもアリですね。

 触手:物近貫
 紫触手:物遠単+毒※

※この毒を受けると凄まじい痛みにより、時折行動不可になるターンが現れます。


 アドリブが多くなる傾向にあります。
 NGの方は明記して頂ければ、プレイング通りに描写します。
 では、いってらっしゃい。

  • クラゲ山の風物詩完了
  • GM名奇古譚
  • 種別通常
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2018年07月16日 21時40分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

世界樹(p3p000634)
 
ユーリエ・シュトラール(p3p001160)
優愛の吸血種
高千穂 天満(p3p001909)
アマツカミ
マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)
黒鎖の傭兵
村昌 美弥妃(p3p005148)
不運な幸運
イーディス=フィニー(p3p005419)
翡翠の霊性
ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)
氷雪の歌姫
鼎 彩乃(p3p006129)
凍てついた碧色

リプレイ

●いざ出陣
 木こりたちが逃げ出し、山菜を取っていた者や狩人も何かを察したのか……人っ子一人いなくなったクラゲ山。しかし、山道の途中で立ち止まって話し合う影が八つあった。話し合う声は、無人の山に良く響く。
「セゴどんさんの仇を取らなきゃいけませんね!」
「いや、まだ死んでないだろ」
 それらはキクラゲ討伐を依頼されたイレギュラーズの影。意気揚々と笑顔マシマシで言う『笑顔の体現者』ユーリエ・シュトラール(p3p001160)に、『かくて我、此処に在り』マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)が冷静にツッコミをいれる。
 そう、この山には大体ニ十匹のキクラゲがいる。が、持っている毒腺が致死毒だという情報はない。なのでセゴさんは死んでいない。いいね?
「ウーン、どんな味がするんデスかね? やっぱりあのキクラゲみたいにコリコリ?」
 『不運な幸運』村昌 美弥妃(p3p005148)が思案する。当のキクラゲがまだ近くにいないからか、お腹が減ってきマスね、とのんびりしている。その隣ではイーディス=フィニー(p3p005419)が木々と自然会話を行っていた。より迅速なキクラゲ発見のため、森の協力を仰いでいるのだ。
「そうそう、紫色の触手があって……あっちか。ありがとな。――おう、森の奥の方で何匹か見かけたってよ」
「ん……奥の方なら、安心かな……?」
「そうですわねー。下手に人里の傍にいるよりはー、良いかとー」
 イーディス、及び木々たちの報告に、『渡世の諦観者』鼎 彩乃(p3p006129)と『特異運命座標』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)が頷き合う。キクラゲが人里を狙っているという情報はなかったが、もしもの事がある。山の中で討伐出来るならそれに越した事はない。一同は森の奥に向かって歩き出す。
 そして数分後。草でもない、木でもない、奇妙なシルエットが見えてきた。
「お、あれかの?」
「ふむ……確かに海月の形である。奇怪な」
 『この木なんの木』世界樹(p3p000634)が指さした先を見て、『アマツカミ』高千穂 天満(p3p001909)が呟いた。
 木々の間をふよふよ漂うクラゲが数体。透けた体にさらさらと揺れる触手、一際目立つのは紫色の毒を含んだものだ。
 そう、あれこそがキクラゲである!


●いざ勝負
「見た目には余り美味のようには見えぬが……」
 クラゲの群れと己の距離を確認しながら天満が呟く。近距離ならば別の術を、と備えながら周囲を見回すも、幸運ながら眼前の群れ以外には今のところ見当たらない。
「味も気になりますけど、数も…あれは五、六匹程度しかいませんね」
「取り敢えず倒して、残りはまた木に聞けばいいだろ」
「いえ……戦闘音で近付いてくるかもしれません。気を付けましょう!」
 言いながら、ミスティックロアを発動させるユーリエ。音のない咆哮が響き、魔術への親和性を高める。イーディスも符から黒鴉を生み出し、一瞬の集中の後にその翼を解き放った。
 真っ直ぐにキクラゲへと襲い掛かる黒鴉。更にその隣のキクラゲが、マカライトの弾丸によって傘に風穴を開けられ、ゆらゆらと大地に落ちる。
「聞いてはいたが、マジに海月だったか……あれで倒したのか?」
 たった数発で沈むとはにわかに信じがたい。暫く大地に付したキクラゲを観察していたマカライト。じっと見る。動かない。ぴくりとも動かない。
「……死んだね、多分……」
「マジか……儚すぎだろ……」
 バラードで一同に癒しの力を付しながら述べる彩乃に、愕然とするマカライト。そう、キクラゲは儚い生き物。
 となりのキクラゲもイーディスの鴉によって傘をずたずたにされ、絡ませていた触手を力なく落としながらゆっくりと大地に落ちていく。鴉とクラゲの乱闘の様は怪獣決戦のミニチュアさながらである。
「なんだかすごい光景を見た気がしますけど、遠いのでよく判りません! マル! ……にしても、余り減った感じがしませんね?」
「うむ、増えておるな。――左右にも来ておる。囲まれたらまずいぞ」
 疑問符を浮かべながら、ガーンデーヴァを一旦降ろし、キクラゲをバインドの鎖で縛り付けるユーリエ。その疑問、そして……天満の指摘通り、キクラゲは減っていない。矢張りというべきか、戦闘音に惹かれて寄ってきているのだ。
 一同が確認する。前に数匹、左右に数匹。幸いにも後方にはキクラゲの影は見えないが……
「うーむ、仕方ない! ならばわたいの出番じゃな!?」
 仕方ないとか言いつつも意気揚々、世界樹が左側のキクラゲを狙って飛び出した。
 両手に持った断魔のハサミの金具同士を噛み合わせて、じゃきり。クラゲの触手を寸断する。さらに金具の連結を解除して傘を斬り付け、浮遊力を失わせた。
「触手にビビりすぎては近接は務まらぬというもの! 前衛の面目躍如じゃ、こちらは任せい!」
「すごいデース! 流れるように斬るデスね! でも気をつけて、毒を受けたら言うデスよー!」
「判っておる! あとは……」
「離れすぎないように、ですわー」
 ユゥリアリアは世界樹とは反対側のキクラゲに超遠距離から遠術を放ちつつ、後ろを警戒する。左右は既に塞がれた。これ以上囲ませる訳にはいかない。
「いちー、にー、いちー、にー、さんー……」
 戦闘に参加しながら、キクラゲの数を確認するユゥリアリア。前方には密集して何かしていたのだろうか、十体が確認できた。となると、残りの十体が左右に点在しているという事になる。自分が攻撃した方角には四体。つまり、あとの六体は……
「あらまぁー。左側ー、気をつけて下さいませー! そちら側ー、割とたくさんー」
「あいだー!!」
「まあー。遅かったかしらー」

「いたたたた! なんじゃこれ、超痛いんじゃが!」
 悲鳴を上げたのは世界樹だった。一瞬の隙だった。なんか多くない? と思いつつも目の前のキクラゲを刻み、さて次、と視線を移したところを、つん、である。
 そう、“つん”程度だったのだ。何かにつつかれた、という感覚の後に猛烈な痛みが襲って来て、思わず片手のハサミを取り落とした。それほどの痛みだった。気を失わなかったのを褒めて欲しいとすら思ったほどだ。
「それが噂の毒? 待って、いま治療するから……」
 彩乃が世界樹の元へ走り、下がらせながら祈祷する。……けれども。
「い、いたいー!いたいぞー!」
「駄目……傷は治ったけど……」
「ええ!? わたいこのまま!? まだ痛いんじゃけど!」
 “つん”された部位の傷は治ったものの、世界樹から痛みが引いた様子はない。いわゆるバッドステータスではないのか……一同にわずかに戦慄が走った。祈祷で癒せない痛みとなると、少々訳が違ってくる。つまり、そう。全員が食らったら終わり。
「わ、ワタシも手伝いマス! みんな一度固まって……わー!?」
 世界樹を支える彩乃を手伝おうと前に出た美弥妃だが、たまたまそこにあった石ころに見事に蹴躓いて転んでしまった。はっと気が付いて周囲を見回すも、世界樹と彩乃の姿が見えない。違う、後ろにいる。あれ? つまり……
「うわわわー!?」
「いだだ、う、後ろ! 後ろじゃー! あだだだ! 自分の声さえ響く!」
「わー!? わー! わー!」
「あ、それ……」
「おお! グッジョブじゃ! グッジョブぁいたい!」
 ……説明しよう。
 何故かそこにあった石ころに躓いて転んだ美弥妃は、ころりと転がって世界樹たちより前方――クラゲのすぐそばに来てしまった。見上げればクラゲの触手。転んで座り込んだままでは神薙もままならず、大慌てで下がろうとした彼女の手に、何かがぶつかった。持ち上げればぎらりと光を反射する鋭い刃。――なんと! それは世界樹が取り落としたハサミの片方だったのである。
 慌ててそれを握りしめ、なんとか取り落とさずに済んだ刀と一緒にぶんぶんと振りながら美弥妃は後退し、無事に一同に合流した。咄嗟の行動だったのでキクラゲに傷をつける事は叶わなかったが、幸運にも仲間の得物をなんとか持ち帰ったという訳だ。あとは時間が立ち、世界樹から痛みが抜けるのを祈るばかりだが……
「どれくらいで毒が抜けるのか判らないね……傷自体は治ってるんだけど」
「うぬ、仕方あるまい。ではわたいは後方を見張るとし……あいたたたた」
 どうせ動けないのなら、動かなくていい役割を背負おう。世界樹は一同の傍で後方を見張る役に徹する。
「あらあらー。かなりー、痛そうですねー?」
「食らいたくはないな……遠距離でちゃちゃっと倒しちまうか」
 世界樹の気性もあるのだろうが――あれだけ痛い痛いと呻くのを見てしまっては、さすがに二の舞を避けたくもなる。ユゥリアリアとマカライトは顔を見合わせ、考えている事は同じと頷く。
「ガーンデーヴァを撃ちます! これが最後です、あとは皆さんの援護を!」
「まずは正面だ、ある程度削れても食えるのは一匹いりゃいいだろ」
 一気に攻勢に出るイレギュラーズ達。ユーリエのガーンデーヴァがまず火を噴いた。文字通り、だ。焔の如き紅色の魔力が、正面に密集していたキクラゲに一気呵成と襲い掛かる。更にマカライトが魔弾を用い、奇妙な弾道を以て撃ち漏らしの傘を的確に撃ち抜き、浮遊力を失わせた。
 イーディスはまず右側、数の少ないキクラゲに黒鴉を解き放つ。その黒鴉を追うように、しろがねの刃が鞘走る。
「さっきのは……えと……準備運動デス! 今度こそお覚悟ー! ってやつデース!」
 美弥妃だ。先程までのおたおたした様子は何処へやら、深(しん)と踏み込み、静(しん)と一気にキクラゲをなぎ払う。狙うのは触手。
「――っ! 毒じゃないなら、痛くないッ、デス!」
 そのほとんどを斬り払われたキクラゲが、残った触手を伸ばして美弥妃を貫く。最近の強化を受けてか威力が強い気がする攻撃にも、美弥妃は揺るがない。なぜなら――
「無茶をするでない。あれは寄らば刺すものである」
「あちらはー、わたくしにお任せをー」
 仲間がいるからだ。天満が彼我の距離を測りながら近づいて、シェルピアを施す。美弥妃の傷が癒えていくと共に、ユゥリアリアの遠術によってキクラゲに次々と穴が空いた。
 残るは左側。世界樹を負傷させたキクラゲたちだ。仲間の死を悼む様子も、動揺する様子も見受けられない無感情なキクラゲたちに、イレギュラーズ達は同じく無感情な武器を向け――


●いざ検分
「ふー、おわったおわった! やろうと思えば一瞬だったな」
「何とかセゴさんの仇を取れましたね!」
「いや、死んでねぇだろ?」
 そうですよ、死んでませんよ!
 クラゲを殲滅した一同は、のんびりと毒抜きして食べられそうな個体を見て回っていた。毒抜きの方法についてはイーディスが抜かりなく情報を入手している。
 世界樹を苛んでいた激痛も、十分ほどでさっと風のように消え去り(ただし彼女曰く「一日経ったかと思った」そうだが)美弥妃の傷もイーディスや彩乃の祈祷、更に天満のシェルピアによって完治している。
「お、これなんか良いんじゃないデス?」
「割と原形をとどめてるね……ていうか、本当に食べるの?」
「あらー。彩乃様はー、気になりませんかー? わたくしは気になりますー。このキクラゲ、海洋でも見ない種ですわー」
「そうなの!? それは俄然興味が! 沸いて! 来ました!」
「おいおいユーリエ、調子に乗って紫のに触るなよ?」
「海洋にもいない……? だったらこいつらは何処から……?」
「考えても仕方がないのである。海の幸にせよ山の幸にせよ、良き食材となれば佳し」
 動じない心というギフトをキクラゲという存在によって動かされまくりのマカライト。だがその視線はそっと、ユーリエがうきうき選別するのを見守っている。
 海洋でも見ない種、というユゥリアリアの言葉は他の者の心も動かしたようだ。全員がそわそわとクラゲの傘の厚みを確かめたり、穴の開き具合をチェックしている。
「そういえば! 毒抜きの後はどうするんデス? 炒めるデスか?」
「あぁ、それは――」


●いざ試食
「いやぁ、今回は本当に助かったよ! ありがとうねぇ」
 無事にキクラゲの討伐を終えたイレギュラーズ達は、選別したキクラゲ数体を手土産として麓の村を訪れた。イーディスが毒抜きを教わったのはセゴの妻からだったようで、調理は彼女に任せる約束だったらしい。
 ちなみに、セゴ自身は既に別の山に狩りへ出ている。ほらね、死んでないでしょ?
「いえ、でも大変ですね。毎年なんですか?」
「そうなんだよねぇ。何処から湧いてくるのやら…ほんと、七不思議の一つに数えられるだけあるよ」
「あとの六つは何なんでしょう……?」
「ああ。入ると異界に飛ぶ洞窟とか、確かに弾をあてたのに倒れない白い鹿とか……キクラゲ以外はあんまり見かけないけどねえ」
「……」
 なかなかに面白い山じゃないか……という沈黙を落とす一同。
 じゅわじゅわ、と毒抜きされたキクラゲを炒める音、それからごとん、と重い音を立てて、一同の眼前に大皿が置かれた。
 透けた触手を細く短く切り分け、卵と一緒に炒めたもの。見た目に涼し気で、誰ともなくごくり、と唾をのむ。美味しそうだ。
「はい、出来たよ! ここの名物、キクラゲの卵とじだ!」
「わあ! 美味しそう!」
「美味しいよ、しっかり毒抜きもしてもらったし、鮮度もばっちりだ! 今日は本当にお疲れ様、ゆっくり食べとくれ!」
「うむ。では」
 いただきます、と八人分の声が重なる。出されたフォークを手に取り、それぞれがそれぞれのペースで、卵をまとったキクラゲを口に運び……
「……」
「……」
「……キクラゲだ」
「キクラゲだな……」
「キノコじゃねぇか……」
「そうなんだよ。不思議だろ?」
 キノコのキクラゲと全く変わらぬ味に、なんともいえぬ驚きを見せる一同。
 姿はクラゲ、味はキノコ。まったくもって不思議なキクラゲ。少なくとも今年は、被害者はセゴ一人で済みそうだ。

「……キクラゲってー、毎年出るならー、養殖用に捕獲できないかしらー?」
 なにやら不穏な事を考えている者もいるようだが、それはまた別の機会にしよう。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

お疲れ様でした。
キクラゲの事をクラゲだと思い込んでいた時期がありまして、
ネタになるかなとキクラゲさんにはクラゲになって貰いました。
でも味はキノコ。不思議だね!
混沌世界には不思議がいっぱい。
ご参加ありがとうございました!

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