シナリオ詳細
夢は夢のままで(具体的にはアラサーあたりまで)
オープニング
●『ここから先はピチピチ幼女魔法少女枠、日曜朝10時半辺りを狙った格好の女の子以外通せない仕様となっておりますのでTSMはお帰り下さい』とか書いてあるドアがあるけど、額面通り受け取るヤツおる?
「知ったことか! 私達が『着た』からにはもう文句は言わせんぞ! 私が魔法少女マギカ☆ブレンダだ!」
ブレンダ・スカーレット・アレクサンデル (p3p008017)が扉を蹴り開ける! その姿はパステルカラーの魔法少女だ! 剣が光って見えるぞ(実際に光っているのだ)!
「ギャーッ!? なんか明らかに幼女が急成長したとかじゃなくて普通にアラウンドお肌の曲がり角な女ァ!?」
部屋の主が叫ぶ! 見れば分かるだろうがこれは夜妖だ! なんかマスコットキャラっぽい姿のくせにビール腹が目立つ子供の夢を壊しに来るとんでもねえアレだ!
「魔法少女へべれけ★あ~りあここに降臨★ さぁ貴方を倒して美味しいお酒代に替えてあげるわぁー!」
「アッズルいそれアタシのセリフだったのだわ! え、ええとコルネ☆アリアの出番なのだわ! (スンッ)覚悟しやがれ」
続けて飛び込んできたアーリア・スピリッツ (p3p004400)とコルネリア=フライフォーゲル (p3p009315)、そしてその後ろから更に色々曲がり角をアラウンドしている男女(!!)の魔法少女達がなだれ込んでくる。
なお、各々個性的な魔法少女の姿で……男は少女ではない? すでに「少女」ではない?
「私が! これを! 着たんだ! 魔法少女以外の何だというんだ!」
「ギャーッ存在圧が強い! 情報の圧がこのメンバー中いちばんつよい!」
「女の子はいくつになってもレディでガールなのよぉ、そんな聞き分けの悪いことを言う口はそれかしらぁ?」
「そんな魔法があってたまムグゥゥゥゥ!?(口を縫い付けられている)」
「アタシは……なんでこんな……AKUの魔法少女とは……うちゅうとは……」
(おっといきなり正気に戻ったぞ?)
夜妖が戸惑うなか、しかしイレギュラーズ魔法少女ユニット『MTSM(Magia of Turning Skin Mudness:泥だらけの肌への転換点を迎えた魔法少女団))』は高らかに夜妖……と、各々の記憶の抹殺を心から誓いあった!
●いやもっと経緯ってモンを説明しろよ
「皆さんを魔法少女のエキスパートと見込んで頼みがあります」
「いきなりどういう話の流れだか言ってくれないか。頭が混乱してきた」
カフェ・ローレット。『ナーバス・フィルムズ』日高 三弦(p3n000097)に呼び出されたブレンダ、アーリア、コルネリアは「こいつ何を言ってるんだ?」という顔をしていた。ほら、君たちの顔見て三弦がすごい渋い顔しちゃったじゃないか。
「私も皆さんにこういう依頼をするのは気がひけるのです。皆さん……その……魔法少女としてアレするのはソレっていうか……」
「ダメよぉ三弦ちゃん、それ以上はいけないことだわ?」
言葉を激しく濁した三弦に、アーリアが詰め寄る。流石にそれ以上はいけない。
「アッハイ。簡潔にお伝えしたいのですが、近頃『魔法少女にあこがれていた初等部~中等部の女児が行方を眩ませる』事件が多発しています。被害者は一様に数日で帰ってきていますし身体に目立った瑕疵も目立たない瑕疵もありませんでしたが、一様に魔法少女に対する憧れを口にしなくなっています。ばかりか、魔法少女そのものを否定するようになっています」
「夜妖の仕業ってことなのだわ?」
「多分」
おっと、なにやら想像以上に不穏な話の予感がしだしたぞ?
「女の子達はどうやら、唐突に現れた扉に吸い寄せられるように入っていき、全く別の場所で見つかったそうで……ちょっと色々と危険な予感がしますので、調査、それと出来れば撃退までお願いしたく」
それと、と三弦が続ける。
未だ行方不明の少女達が複数、いるのだと。
●で
「ええい出会え出会え、私の可愛い魔法少女たち! 君達こそはうまくやってくれるだろう!」
夜妖の掛け声で出現した魔法少女たちは、一様に虚ろな目と握り慣れないステッキを嫌ってほど振り回したのであろう、ズタズタに擦り切れた手のひらを垣間見せた。
何を見てきたのか、なにを体験したのかなにをさせられたのか。聞きはすまい。
だが、この夜妖は――絶対に逃しちゃいけない系のアレだ!
- 夢は夢のままで(具体的にはアラサーあたりまで)完了
- GM名ふみの
- 種別リクエスト
- 難易度-
- 冒険終了日時2021年09月21日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談8日
- 参加費150RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●劇場版!
私、希望ヶ浜学園古文k
(中略)
8人の魔法少女の集うお祭映画『MTSM』見てね!
黒猫ハート☆ビート ~『魔法使い・黒猫のウィズィ』OPテーマ~
作詞:わたし
作曲:あなた
(セリフ:わ、私にこんなの似合うかな?うぅー、アーリアさんがそう言うなら……///)
夢見続けたいんだ
夢を追いたいんだ
このネコミミ揺らして☆
いくよ! (おー!)Magical Heartbeat!
(セリフ:本当だ、三十路でも魔法少女を名乗っていいんだ!私、頑張るよ!)
さぁ見せてあげる 私のカラダ
隠さないよ あなたの前では
背負ったランドセル 小さく見えても
キツくないよ そうだと言ってよ(ふぇえ~ん!)
浮気はしないで 私を見てて
傍においで ギュッてしてあげる
うわキツって言わないで あなたの為なら
どんな格好も 何でもするよ
(おしりふりふり♪らぶ・ぴーす・くまさん!)
Six Packs 鍛えた体でも
Think about あなたを想うと
ドキドキ……押さえ込めない!
(TV Ver.の為中断)
「いやもう色々アレよ、やればいいんでしょうが!!」
「ピンク×苺×ツインテウィッグ×黒の猫耳×リコーダーの刺さったランドセルのJS魔法少女とか属性過多すぎるでしょうが!! 腹筋見えちゃって台無しですよこれェどうしてくれるんですかアーリアさん?!」
「これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼これは依頼」
なぜかいきなりあらすじを垂れ流し始めた『へべれけ☆あーりあ』アーリア・スピリッツ(p3p004400)、なんか魔法少女としての名前が権利関係上そろそろフォローしきれない『魔法使い・黒猫の』ウィズィ ニャ ラァム(p3p007371)、そして何度となく魔法少女となってきた関係上もはや自我がいい感じに危ない『導きの戦乙女』ブレンダ・スカーレット・アレクサンデル(p3p008017)は大混乱に陥っていた。まだ敵前だぞ。扉開けてないぞ。大丈夫なのか?
「未来ある魔法少女候補達を誑かすなんて許せないわ!」
「私は年齢非公開だから1桁歳かローティーンかもしれない。つまり……魔法少女としてセーフ! この胸にこの衣装! どう見ても魔法少女だろう! だから子供の夢を護るぞ!」
『慈悪の天秤』コルネリア=フライフォーゲル(p3p009315)は流石に赤ん坊のマネしたり色々『やらかし』が多いだけあって気合十分だし期待が持てる。演技という面でこの女ほど内角エグ目ストレートを投げ込んでくるヤツはそうはいない。『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)はそもそも人間じゃないので年齢がどうあっても魔法少女を名乗れるのだが、格好が十数年前の公共放送のお料理コーナーなんだけど、髪型と肌色でかなり毛色違うんだよね大丈夫なんですか? 今回ちょっと権利関係にカチコミかけてる人多く無いですか?!
「この格好が必要と聞いたが……正直、きつい……きつくないか……?」
『彷徨いの巫』フィノアーシェ・M・ミラージュ(p3p010036)はマントで覆い隠しているが、『女児用のサイズの』魔法少女コスに身を包んでいる。見る人が見たらマント含めて完全にそういう系にしか見えないんだけど、
「アウトねぇ」とアーリア。
「私は好きですよそのチャレンジ精神」とウィズィ。
「これは依頼だから仕方ないな」ブレンダは他人にもその姿勢か。
「『少女』だから何をしても自由だ!」モカはそのスタンスで行くと全員フリースタイルになってしまうぞ。
「子供の夢の為なら仕方ないわね!」コルネリア、流石悪の魔法少女。免罪符の用意もバッチリだ。
『魔法少女なんだからちょっとのお色気は必要でち! その調子でち!』
「やめろアザミ、他人にそういうことを言うのは!」
『魔法少女(?)マジカル★カルマ』カルマ・モンクスフード(p3p009282)のステッキに宿った妖精『アザミ』も今日はなかなか絶好調だ。いいのかそれで。
「私はとっても素敵だと思うぞ☆彡」『ホワイト☆彡エクセ』レイリー=シュタイン(p3p007270)は素直な気持ちで賞賛を向ける。フィノアーシェの恥ずかしさに火を灯すが如き行為、完璧である。
「名乗り、何か……扉にあったTSMとは?」
フィノアーシェの問に、女性陣は一様に顔を背けた。コルネリアが堪りかねて扉を蹴り飛ばした。
「「とぅ…トゥエンティオーバー☆スィート☆メモリーズ! 大きな魔法少女ねこみこ☆フィノアーシェ、贖罪の為にただいま降臨!」
「あ、その『TSM』って『年増』の略なんだけどアンタら年増ってナリじゃねえな可愛いどころじゃねえかハッハッハ」
ビリッ。
●では改めまして
「ホーリー! クリーミィ!スウィーティ! ガーディアンエンジェル、ホワイト☆彡エクセ! みんなのドリーム、護っちゃうぞ☆彡」
レイリーの格好は改めて見るとヤバい。白い甘ロリ封、ミニスカ、背中にファイクフェザーまで装備して完璧に濃い設定が垣間見える魔法少女だ。これはなんか、すごい。
「愛と勇気と希望……そして理不尽への復讐心を胸に……宿業装着!マジカル★クローバーパワー―メイクアーップ! 魔法少女マジカル★カルマ……推参!」
『さあ、正義の名の下に……悪への復讐をするでち! 勝った方が正義でち!』
カルマの変身バンクは裸アリの派手なもの。間違っても少女達の前でしていいものではない。
「紅は勇気、碧は真心。二つを剣に、魔法少女マギカ☆ブレンダここに見参!」
「瞳に燃ゆるは赤提灯、輝く明日は二日酔いの気配。 正直キツイ、解ってる。
けれど子供の夢の為、鏡に向かって日々決めポーズ練習! 魔法少女へべれけ☆あ~りあ ハシゴ酒! 今夜も貴方としっぽりきゅっ☆」
ブレンダとアーリアは背中合わせで決めポーズを見事にシンクロさせた。多分アーリアは第6期くらいの名乗りだ間違いないぞ。
「キッチンは清潔に! 分量は正確に! キッチンの天使クリィミーモカ、美味しい料理でみんなの心を幸せにするわ!」
スパイスミルをゴリっとやって華麗に変身したモカはお色直しとばかりにちょっとカラーリングが変わった。いや違う。シェフ姿だ。魔法少女ってなんだっけ……?
「こらー! 魔法少女の卵達に手を出すとはなにごとよ! アタシ達が居る限り、好きにはさせないわよ! きゃるん(はーと)」
「ゴブフェエエエエエエエェ!?」
コルネリアはバイクに跨って夜妖をタイヤで轢き散らかしたかと思えば、スピンターンしてデミ・マギアとなった少女達にばきゅーん☆ うわ、キッツ……。
「マジカルハートビート、黒猫のウィズィ! あなたの胸へStep on it!!」
ウィズィの名乗りはさっきの主題歌といい堂に入って……いるんだけど……すごいな、くまさん見せパンと腹筋のコントラストが色々ヤバい。
「私達こそ『MTSM』! 魔法少女がとってもキレイなものだって教えてあげる☆」
誰が言ったか曲がり角。何がなんだかうわキツ魔法少女部隊。フィノアーシェが最後のシメを言い切るのを待って(なんで?)、デミ・マギア達はイレギュラーズへと襲いかかる。
ツインテールのあの子は二又モーニングスターを振り回し、大上段から叩きつける。人型相手に容赦がないところを見ると、魔法少女同士の殺し合いでもさせられたのか。
お団子頭をシニョンでまとめたあの子は中等部くらいだろうか? トレンチナイフにつま先の仕込みナイフ、明らかに格闘戦仕様なのだが、動きが拙すぎて自分すら傷つけそうな勢いだ。
とりわけ小さい子が手にしているのは、ジョークめかした木製ハンマーではなく『掛矢』と呼ばれるもうちょっとコンパクトなハンマーだ。コンパクトな分比重が大きく、子供が持っていいものではない。
とにもかくにも、少女達の目は虚ろで衣装には真偽不明な赤い液体、顔似飛び散っている子すらいる。腕のあたりの腫れなどを見るに、やはり無理して戦わされたのだろう。命の危機も疑似体験したのだろう。彼女達に何が出来るだろうか、イレギュラーズはこころを痛めた。そして、掛矢がアーリアの脳天に振り下ろされる。彼女は避けずに受け止め、仲間達に向き直った――闇堕ちしてる顔だ。
「……そう、あなた達の怒りはよくわかったわぁ。お姉さんも、その怒りを手伝ってあげるわ」
この豹変に大喜びなのは夜妖だ。先程まで自分を脅かす存在だったイレギュラーズの一角が、まさか何もしてないうちから自分の手駒になるなんて役得以上の何であるというのか。
「あなたたち……アイツに不味い料理を食べさせられて心を病んでしまったのね!」
と言いつつ少女達に容赦のない攻撃(死にゃしねぇが)を叩き込むモカ……なわけがなく、攻撃はすべてアーリアが正面に立って受け止めていく。子供に当てていい攻撃力じゃないからな。
「……アイツを倒して、美味しいスイーツであなたたちのキラキラな心を取り戻すわ!」
「させないわよぉ、私達の心の闇のままに!」
闇落ちっぽいムーブしてる割に反撃に転じないアーリアに気づけばよかったが、夜妖はこういうシチュエーション大好きなので騙されたままだ。
で、一方。
「あっぶなぁ~い☆ こんなものは持ってちゃ駄目だぞっ☆」
ふりふりひらひらした動きで少女達の攻撃を避け、武器を落とさせるブレンダ。星が飛び散る語尾がなんとも……。
「負けちゃダメ、魔法少女の力は決して何かを傷つけるものじゃない……誰かを幸せにする為のものなのよ☆ そんなよく分からないきもいマスコットモドキに騙されちゃだめよ!」
「私達は今でも夢は捨ててない☆彡 だって、夢を捨てない限り少女なんだから!」
正面から攻撃を受け止めつつ、手を広げ真っ当な説得に全力を注ぐコルネリアとレイリー。少女達の攻撃力は知れたもので、コルネリアはともかく、レイリーがこんなもので倒れるワケがない。
少女達はあまりの手応えのなさにたじろぎつつ、自らを的にかけて前進するカルマ、そして背中が破れ露出が大きくなってきたフィノアーシェへと矛先を向けた……が、カルマは攻撃する度雄々しい魔法少女服がはだけ、アザミが『その調子でち!』『まだまだ見せるところがいっぱいでち!』とか合いの手を入れるので正直終わらせたくなってきていた。
そして、限界が近い彼女らを正面から受け止めた2人は、その包容力で少女達の頭を撫で、宥めんとした。
「辛かっただろう……だけど君は立派な魔法少女さ……だって君は…可愛い女の子だからね、素敵な夢を見ていいんだ」
「もう、戦わなくても良いんだ……苦しかったよな」
この2人がいうと説得力が違うなあ。
「私、間違ってた。魔法少女ってすっごくきらきらして、愛に溢れていて……私も『そう』なれるのよね? ねぇ、皆も一緒にパンを咥えて登校して曲がり角で衝突、デート中に敵が現れ大ピンチに!」
そして、少女達の光堕ちを促す嚆矢となったのは誰あろう、先程闇堕ちを演出したアーリアだ。少女達に差し伸べられた手に手をとって、友情のサークル的なものが広がっていく。
「みんな、手を繋ごう! 老若男女違えども……私達は、ひとつだよっ!!」
ウィズィが歌うように少女達に誘いをかける。っていうか歌ってるんですけどね、さっきの続きを。
●ここからはミュージカル風にお楽しみください
Step on it!!
あなたへの想い この両腕で抱えて
走り出したら止められないよ 黒猫ハート!
(うぃずぃ~~にゃにゃーむ!)
「少女達への悪逆非道な数々……許さん! その罪を数えろ!」
「アタシ達の力は愛! 勇気! 友情! そして若さ!!!!! 戻ってきて! 皆! きゃるr……ごほっ! ごほっ! さっき食ってたチータラのタラが喉に詰まっ……!」
「だめよぉコルネリアちゃんお歌の途中よ! はい〇祭!」
「ッカァ~~~~生き返るぅ!」
瞳に花灯して 恋の矢は放たれた
射止めるまで飛び続ける 夢の果てへと!
あなたの(Within)
「「イノセントピュア…ロガンスレフトぉぉぉ!!」」
腕で(your arm)
「「マジカル☆スラッシュ! マジカル☆スープレックス! マジカル☆シャイニングウィザード!」」
夢ごと抱き留めて
「ギャアアアアアアアアア!?」
いくよ!(おー!)Happy Happy Heartbeat!
「ホーリー!スウィーティ!みんなの力を合わせて、ラブリービーム☆彡」
「これが私達の『魔法少女』よ!」
ふたりのHeartbeat!
みんなでHeart☆Beam!
(ビリィィィィィィッ!!)
「ギャアアアアアァァッァァ!!!!!」
「悪はこの世に栄えない!」
●お疲れ様でした
「着替えさせてくれ頼む!」
「もうやらんぞ!こんなこと!!!」
「ごめんシラフきつい、酒欲し……」
「このままあの子達とスイーツに行くのは」
「私達は赤ちょうちんか公園で強いハイボール飲むわぁ……」
「酒なら買ってきてある。遠慮なく飲もう」
じかいよこく
皆との友情で新たな覚醒を果たしたコルネ☆アリア。夜妖を地獄突きで仕留めては投げ、魔法少女スキルを完璧に使いこなしていた
だがその時現れたのは地獄突きが効かない新たな敵、若い魔法少女を狙う「軟体スライム」
捕まったら終わり、どうするコルネ☆アリア
次回
「最近肩が思うように上がらない、整体に行った方が良いのかしら」
お楽しみに
「コルネリア、誰に言ってるんだ……?」
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
この世の終わりみたいなリプレイ書いちゃったな……。
GMコメント
次回予告を蹴ったり色々蹴ったり窓を頑なに閉めたり色々した分色々アレしないといけないってヤツですよ。わかってくださいよ。
●成功条件
・夜妖『なんか魔法の友達みたいなやつ』(夜妖呼ばわりで可)の完膚なきまでの撃破
・『デミ・マギア』全員の救出
●なんか(以下略)
魔法少女のマスコットとして宙を浮いていそうなデザインなのにビール腹が目立ち腹巻きをしていて子供の夢を全力でぶち壊しに来ているとしか思えないデザインの夜妖。
どうやら魔法少女に憧れた少女達にひどいトラウマを植え付けてその夢を壊すことにやりがいを感じている様子。
逆に、夢を諦めないまま大人になった魔法少女志望者、もっとエグめに言えば「うわキツ」属性のそういう人達にすごい弱い。
とっても弱い。サッカーしようぜ、お前ボールな!
だが魔法少女のキマり具合が弱いとか年齢が低いとかだと途端につけあがるから注意が必要(年齢低くても戦えますが色々な『純度』が要求されます)。
●デミ・マギア×10
魔法少女志望『だった』少女達。
手にした魔法少女的なステッキはしかし、モーニングスターとかサイズとかいろんな武器に姿を変えている。何をさせたんだ。
攻撃の意思は固く動きもそこそこ洗練されているが、その精神は深い悲しみに包まれている。
戦闘行動を行うというよりは、攻撃を受けたり躱したりしつつ少女の心に語りかけるような、魔法少女ってすごいんだぞアピをしていくとすごい刺さるし傷つけずに勝てる。
●戦場
最近話題の場所とは全然違う夜妖の異界。パステルカラーが広がる世界。
●特殊ルール『MTSM補正』
うわキツぶりが目立てばボーナス。
魔法少女してればボーナス。
男なのにとか年齢が高いとか、尚の事ボーナス。
うっせえ! ボーナス要素だって言い張ればボーナスなんだよ!
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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