シナリオ詳細
夏、夜空に花火とお前が舞う
オープニング
●花火職人達の憂鬱
「くそっ……フレイムイーターどもめ! すっかり味をしめやがって!」
空を見上げながら、花火職人の男が悪態をつく。
何があったのかボロボロに怪我をした姿は、なんとも痛々しい。
いや、彼だけではない。周りにいる花火職人仲間は皆大怪我をおっている。
一体何があればこんなことになるのか。
もしかして、先程から彼等がフレイムイーターと呼ぶ怪鳥達に関係があるのだろうか?
「おやっさん、俺にやらせてくれ! 俺ならあんなのに負けねえ!」
「ダメだ! お前にまで何かあったら、うちの工房はおしまいだ!」
「くっ、だが他に方法があるってのかよ!」
花火職人達……鉄帝の花火工房「鉄火組」は、夏祭りでの数年ぶりのメインを任されたのだ。
こんな所でチャンスをダメにしているわけにはいかないのだ。
悔しそうに空を見上げる鉄火組の職人達の元へ、近づいてくる男達。
こちらを馬鹿にするかのようなニヤニヤとした笑みは、何も言わずとも何を言いたいのか、非常に雄弁だった。
「おいおい鉄火組の各々方よぉ。やっぱりアンタ等にゃ荷が重いんじゃねえのかい?」
「残火組か。手前等の出番じゃねえぜ?」
残火組と呼ばれた男達は肩をすくめ、空を見上げる。
「……フレイムイーター。確かに難儀じゃあるが、苦労する程じゃあねえ。代わってやってもいいんだぜ?」
「帰りな。今年は俺達の番だ」
鉄火組の「おやっさん」に言われ、残火組は高笑いしながら去っていく。
「こうなったら、花火に耐えられる戦士を呼ぶしかねえ……このまま退くよりゃ、万倍マシだ」
●花火とは
「と、いう経緯がありまして。仕事です」
『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)はそう言うと、隣にある巨大大砲に視線を向ける。
まるで人間がすっぽり入りそうな巨大大砲。これが一体何だというのだろうか?
「皆さんにはこれで打ち上がってもらうです」
そう、鉄帝の数ある夏の風習の1つ、打ち上げ筋肉花火大会。
火のついた花火を抱えた人間を人間大砲で空高く打ち上げ、打ち上がった人間は花火を己の筋力と技のみで更に高く打ち上げる。
どの段階で2段階目に移るかが人間砲弾役の技の見せ所であり、失敗すれば花火に巻き込まれることになるが、ビビって速すぎても美しく打ちあがらない。
鉄火組はギリギリを見極め空中大回転しながら打ち上げる鉄火スパークや、腕の力だけで打ち上げる鉄火サンシャインなどの技を得意としていたのだが……なんと今年、花火を好んで食べる怪鳥フレイムイーターが現れてしまったのだ。
フレイムイーターたちは打ち上げの練習をしている鉄火組の職人達をあざ笑うように花火を食べ、排除しようと空に打ちあがってくる職人たちをも返り討ちにした。
とはいえ鉄火組としてはこのチャンスは逃せない。
代理の人間砲弾を頼んででも、今回の祭りを成功させたいのだ。
「まあ、その道のプロがちゃんと指導してくれるです。やってくるですよ」
- 夏、夜空に花火とお前が舞う完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年09月05日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●打ち上げ筋肉花火大会、開催
「夏の一大イベント……花火大会を邪魔するたぁふてぇ野郎共っすね! この特異運命座標が末席! 『クレイジー花火』の暁 無黒が! 月に変わって……お仕置するっすよ!」
『クレイジー花火』暁 無黒(p3p009772)は打ち上げ花火の「打ち手」の待機所に向かいながら、そう意気込む。
花火と月にどのような関係があるかは分からない……さっぱり分からないが、なんか夜的な関係なのかもしれない。
「っと打ち上げ本番の前に腹ごしらえしとくっすよ! 何でも秘伝のソース焼きそばがあるらしいっすね! 腹が減っては戦は出来ぬっす!」
言いながら無黒が辿り着いたのは、これから手助けする鉄火組の焼きそば屋台だ。
「おっちゃん! 一つくださいなっす!」
「あいよっ!」
「へへ~♪ やっぱ屋台と言えば食べ歩きっすね~♪ いっただっきま~す♪」
その場で食べきってしまう無黒であったが……まあ、それも食べ歩きの一つのやり方だろう。
そうして、無黒は待機所に辿り着き「お待たせっす!」と元気に挨拶する。
「お、来たか。これで全員揃ったな」
『天穹を翔ける銀狼』ゲオルグ=レオンハート(p3p001983)が頷き、鉄球を抱えた『白百合清楚殺戮拳』咲花・百合子(p3p001385)が「うむ、これで全員揃ったな!」と頷く。
本番まではまだ時間がある。しっかり練習しておくのが大事というものだ。
「人間大砲でぶっ飛ばされた事は何度かあるが、いずれも敵に特攻する為であった。平時であればこの様に平和利用(?)されているのであるなぁ……空中で鉄球を投げる経験は流石に無いので真面目に練習するのである!」
「まあ、流石に練習もせずに本番で上手くいくほど甘くないだろうからしっかり練習はさせてもらうとしよう」
百合子にゲオルグも頷き、本番の花火玉と同じ重さだという鉄球を確かめる。
「何せ自分が花火として打ち上がるなんて初めてのことだからな、どれくらい体が動かせるか把握しておこう」
その道のプロがしっかり指導してくれるみたいだから技術についてはそこそこのものが身につくのではなかろうか……とゲオルグは考えているが……。
「自分が世間知らずなだけかもしれませんが、鉄帝には様々な奇祭……いえ……独自性に富んだ催しがあるのですね」
「鉄帝の文化とは。と言う哲学的な話はとりあえず横に置きましょう。とりあえず高く飛んで花火を華麗に打ち上げれば全ては些細な事……と思うと術中に嵌っていますね?」
『鋼鉄の冒険者』オリーブ・ローレル(p3p004352)と『永久の新婚されど母』マグタレーナ・マトカ・マハロヴァ(p3p009452)がそんな現実的な事を言ってしまう。たぶんまだ魂が鉄帝色に染まっていないせいだろう。
「打ち上げ花火ってひゅ~~~~……どーん! ってやつだよね! 昔ママやお姉ちゃんと見に行ったことあるよ!」
『ピカピカの特異運命座標一年生』メイ・ノファーマ(p3p009486)もそんな初々しい事を言うが、まさか母や姉もメイが人間砲弾で打ちあがるとは夢にも思わないだろう。
そうして練習が始まり……『雷光殲姫』マリア・レイシス(p3p006685)が叫ぶ。
「ふむ……いくら私がVDMランドの地獄のアトラクションで鍛えられているといっても人間砲弾花火は初体験……入念な打ち合わせと練習が不可欠になるだろうね! よし、皆! まずは本番と全く同じ条件で練習を重ねよう! 最初に打ち上りの基本動作からだ! 花火を打ち上げる第二段階までのタイミングを探ろう!」
それは確かに必要なことであり、実に的確な経験と言えるだろう。
打ち上がり、職人から聞いた爆発から最も美しく広がる秒数を逆算した時間で鉄球を更に打ち上げる事を意識したマリアの表情は真剣そのもので。身体に覚えさせる、を地でいくものだ。
「ふぅ! 中々に負担がかかるね! だが負けられない!」
まだこの先にはオリジナル技の練習も残っているのだ。
「打ち上げ花火、どこから見るかだって? やっぱりゼロ距離で見たいよね! というわけでボクも打ちあがるよ! ついでに変な鳥さんもやっつけちゃうよ! 焼き鳥!」
言いながら『魔種の回し者』リコリス・ウォルハント・ローア(p3p009236)も打ちあがり、練習は進んでいく。
「まず前提として、打ち出されて空中にいる間は地に足が付いておらず大した動作が出来ません。そこで役立つのは回転の力。圧倒的な回転状態で打ち上がれば、軌道を安定させると同時に遠心力を花火玉へ乗せられます。この回転の習熟と投擲タイミング把握の為に、事前に鉄球で練習しておきましょう。本番で出る結果は練習で出た結果までなのが常ですから」
「よし、その通りだ。ゆけい、オリーブ!」
打ち方を伝授された百合子によりオリーブが射出され、自分の理論を実践していく。
そうして、練習の成果も上々……あとは本番を残すのみである。
●打ち上げ花火、筋肉の力にて
打ち上げ花火の時間が近づいてきた。
いよいよ、リコリス達が打ち上がる時が来ようとしているのである。
「よっしゃ、任せたぜイレギュラーズの皆さん!」
「任されたよ! 皆、練習のタイミングを忘れず確実に技と打ち上げを成功させよう!」
「じゃあ、一番手いきます!」
パッと手を上げ、メイが……なんと頭から大砲に装填される。
「今夜はボクが人間砲弾花火ってやつになって打ち上がるよ!」
逆立ち状態で打ち上げられたメイは、そのまま高いところで脚の力を使って花火玉をさらに高く跳ね上げる。
実に凄まじい軽業であるが……そのまま魔砲でフレイムイーターを撃墜した直後、花火が夜空に咲く。
ちょっと退避に失敗してメイが焦げたようだが、誤差の範囲内だ。
「では、2番手はわたくしが!」
マグタレーナが……今度は普通に装填され、夜空に打ち上がる。
頭上高く花火を掲げたマグタレーナは花火玉を……離さない。フレイムイーターをギリギリまで引付けるつもりなのだ。
目も閉じてますので接近に気付かないふりをしているマグタレーナではあるが、しっかりとその位置を把握して。
「このタイミング……!」
フレイムイーターが花火をマグタレーナから奪おうというタイミングでジェットパック噴射で上方向に回避すると同時に、真下のフレイムイーターへ魔砲をぶっ放す。
ドーン、と。咲く花火は思いっきりマグタレーナを巻き込んで咲くが、その程度で怪我をしたりはしない。
焦げながら安心マットに落ちてきたマグタレーナは、残火組の鼻先を自分の魔砲がちょっと掠めた事に気付いていた。
……そういえば魔砲は貫通でしたね。地上方向に向かって撃てば残火組の鼻先を掠めたりすることも有るかも知れませんね。いえ偶然ですよ? 彼らのいちゃもんの声を超聴力で捉えてエコーロケーションで位置を把握して、フレイムイーター撃つついでに調整したりはいたしませんよ? ……とはマグタレーナの台詞であるが……まあ、さておこう。
「三番手はボクがもらったー!」
リコリスは叫ぶと、いそいそと装填され打ち上がる。
そう、リコリスはしっかりと理論を組み立てていた。
今回重要なのは「花火を魅せること」そして「花火を怪鳥に食べられないこと」……つまるところ「怪鳥を華麗に退治しつつ技を魅せる」ことが重要である。
つまり[超視力]と[超聴力]そしてリコリスのギフトである[追跡者]を用いることで、五感のうち三感をフルに研ぎ澄ます。
花火が炸裂するギリギリのタイミングを見計らい、怪鳥の接近を察知。
「こ、こだああああ!」
花火を手放すと同時にバックパックから放つのは念波操作式小型攻勢ドローン”自我蜂”の群れ。
プラチナムインベルタがフレイムイーターを撃滅し、弾幕が花火に彩りを添える。
「ぬおおお!! 今日の!! ボクは!! 馬鹿犬座の!! リコリス!! シリウスじゃなくて!! リコリス!!」
ドーン、と。夜空に咲く花火に全力で巻き込まれながらもリコリスは自分の演出が完全成功したことを確信する。
「これは負けてられないっす! 4番手は頂くっすよ!」
リコリスの身体を限界まで張った打ち上がりっぷりに触発されたのは無黒。
「夏の夜空を! 極彩するっすよおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
打ち上がった無黒は、テンションが極限まで上がっていくのを感じていた。
「やっば! なにこれ超楽しいっす! ってお仕事お仕事っす! 敵さんが見えて来たっすね! したらば! 先手は頂くっすよ!」
飛んでくるのは新手のフレイムイーター。しかし、無黒は慌てない。
「猫の空中での超絶技巧! とくと味わうっす! 花火玉を尻尾で抱えて! 身体を捻って高速回転っす! そしてビーム銃を大乱射っすよ!」
乱射されるビーム銃DXは、なるほど確かに夜空に彩りを添えつつもフレイムイーターを見事に撃墜して。
「これぞ「暁流打上術・鉄火バーニングフレア(仮)」っす! 真っ暗な夜に希望の太陽を咲かせるっすよ! さぁ! 咲き誇れえええええええ!」
ドーン、と。無黒ごとバーニングフレアした花火は夜空に見事な花を咲かせて。
「ふふふ、吾を熱くさせてくれるではないか! ならば5番手は吾が頂くぞ!」
ここまでを静観していた百合子が、動く。
「しかし……ほーう、あれがフレイムイーターであるか。うむ、良い足場ではないか!」
百合子はフレイムイーターがやってくるであろう位置目掛けてあえて打ち上がる。
そう、本人申告の通り「足場」にすることを狙っているのだ。
そして白百合百裂拳……否、白百合百裂「脚」で駆けあがる!
「脚癖が悪くてごめんあさばせ! である!」
フレイムイーターを下に見て花火をブン投げられれば気持ちよかろうなぁ、と。そんな事を言っていた百合子はそれを文字通りに実行する。まあ、フレイムイーターはすでに撃墜されて落下途中なのだが。
「この辺が頃合いか。いけぇ!!!」
ドーン、と。何の憂いもなく爆発する花火は、今までで最高高度を記録する。
「うむ! 近すぎて花火の全体が見えぬな! しかし、この体を叩く爆音! 良いものである!」
巻き込まれる範囲も程々に百合子は地上へ落下し……連続する素晴らしい演技に会場のボルテージも最高に届いていた。
「よし、じゃあ次の6番手は私が貰っておくか。期待値がこれ以上上がるのは辛そうだ」
カジノ・ロワイヤルで自分を強化したゲオルグは、風の影響を受けない為に上半身は服を脱いでおくという念の入れようだ。
ただそれだけで、ゲオルグがどれだけストイックにこの仕事に打ち込んでいるか分かろうというものだ。
どんな風に打ち上がるか練習中もずっと考えていたゲオルグは、抱えた花火玉を両腕で真上へと持ち上げた状態で直立姿勢のまま縦に大回転し、ギリギリを見極めて回転の勢いと腕の力で更に上空へと打ち上げる。
そのついでとばかりに神気閃光でフレイムイーターを撃墜し、花火が爆発する頃にはもう落下を始めている。
技の美しさと堅実さを両立したその動きにあちこちから歓声があがり、ゲオルグは成功を確信する。まさにいぶし銀というやつだろう。
「では7番手は自分が。何とかやってみましょう、これも経験です」
オリーブもまた、ゲオルグ同様に自分がどう打ち上がるかを考えていた。
まず前提として、打ち出されて空中にいる間は地に足が付いておらず、一部の例外じみた動きをする連中を除けば大した動作が出来ない。
そこでオリーブが目をつけたのは回転の力だ。
「圧倒的な回転状態で打ち上がれば、軌道を安定させると同時に遠心力を花火玉へ乗せられます……!」
この回転の習熟と投擲タイミング把握の為に、事前に鉄球で練習しておいたのだ。本番で出る結果は練習で出た結果までなのが常だと、オリーブはそう自分に言い聞かせているからだ。
「回転する自分に近付くならば、怪鳥と言えども竜巻を目前にした小鳥同然。近付く端から遠心力の乗った鋼覇斬城閃の餌食です!」
そうしてフレイムイーターを見事に撃墜すると、オリーブは蹴りで花火を打ち上げ……ちょっと焦げながらも見事な花火を咲かせる。
「最後は私だね!」
そう、ラストを飾るのはマリア。
練習で花火を打ち上げる第二段階までのタイミングを探っていたマリアは打ち上げられ、そこから更に用意した手段で射出されることにより、三段人間砲弾花火と化していた。
勿論、そのタイミングで襲ってくるフレイムイーターは雷装深紅を纏い雷吠絶華で翼を狙い撃ち落とす。
「おおお!!! 悪いが花火はやらせない!!! でえりゃああああああああああ!!!」
叫ぶ、花火が打ち上がる。夜空に咲く大輪の華は……それは、実に見事で。
恐らく今日一番「技」を使ったマリアへの評価は、巻き起こる歓声が雄弁に語っていた。
フレイムイーターを全滅させたうえでの、見事な人間花火。
それは大成功といっても過言ではなく。
ゲオルグは、ギフトでふわふわ羊のジークを呼び出して一緒に祭りを楽しんでいた。
「祭りの出店で出ている食べ物って何故か家で作るものよりも美味しく感じたりするな」
そう、それはライブ感がもたらす代物か、あるいは祭りというモノ自体の魔力か。
「焼きそばにたこ焼き、チョコバナナに綿菓子にリンゴ飴……この祭りの出店の食べ物を全制覇する気概で楽しむぞ。勿論、ジークにも食べさせてあげるのだ」
そんな事を言っている近くでは、マリアと百合子、そして無黒が花火見物と洒落こんでいる。
今度は普通の花火であるが……それでも綺麗だ。
「うん、ヴァリューシャへのお土産話にしよう」
「いやー、仕事終わりの焼きそば&ビール! 最高であるな! それに見上げれば花火と……夏の最後に良い経験が出来た」
此処に居ない恋人の事を考えているマリアをそのままに、百合子はプハーと息を吐く。
「吾はやはり打ち上げられて花火を見るよりも地上で花火を見る方が好きやもしれぬ。打ち上げられてると見ながら酒飲めぬし」
「ふぃ~。まあ、後はかき氷でも食べてのんびりと見物するっすかね~……うん! 皆いい笑顔っす! た~まや~っす!」
そう、皆良い笑顔だ。多少の邪魔も全て排除して、今年の花火大会も何の憂いもなく進んでいく。
それは誰よりも自慢できる……そんな夏の思い出に違いない。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
コングラチュレーション!
花火大会を見事に成功させました!
GMコメント
人間砲弾花火に参加する皆さんはプロの指導を受けているので真似しないでください。
・人間砲弾花火
火のついた花火玉を抱えた砲弾役を空高く打ち出し、打ち出された砲弾役は自らの力と技で花火を空高く打ち上げる。
そこに至るまでの全ての行動と結果が評価対象。
なお、練習をする場合は同じ重さの鉄球で訓練出来ます。痛そう。
打ちあがった後は、下で鉄帝の謎技術による安心マットレスが待っています。
・フレイムイーター×8
夜目の効く怪鳥、全長3M程。花火玉をパクッと食べてしまいます。
花火を打ち上げるとなると嗅ぎつけてやってくるので、本番で上手く対処する必要があるでしょう。
・残火組
豪商がバックについているチンピラじみた連中。邪魔しに来る可能性があります。
官憲に捕まるので武器は持っていません。
鉄火組の夜会の隣で塩焼きそばを出したり味にうるさい評論家を連れてきたりと卑劣(?)な真似をしてきます。
□特殊要素
鉄火組の屋台
秘伝のソース焼きそばを出しています。打ちあがりたくない人はこっちの担当も出来ます。
人間砲弾花火とフレイムイーター退治が終了した後は、普通の打ち上げ花火になります。
楽しい夏祭りをお楽しみください。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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