シナリオ詳細
<至高の美味を求めて>青き祝福
オープニング
●未だ問題は消えず
海洋王国の長期航海は成功に終わった。国民の悲願であった『大号令』の達成に王国の民は心より歓喜したことであろう。
海向こうに存在した島、黄泉津には現地民が住まっていたこと、そして、築かれた国家文明が強く根付いていたことから課題は山積みではあるが、交易をするにも何をするにも船で渡らなければならない。
幾ら冠位魔種と滅海龍リヴァイアサンが姿を消したとも言えども、様々なモンスターや残存する魔種は未だ海域に存在しているはずだ。
……そう、だからこそ。その「可能性」があるからこそ、今この船は襲われていた。
「う、うわあああああ!」
「船長、砲が全部潰されました!」
「船長はとっくに海の中だよ! ちくしょう、狂王種め!」
船を襲ったのは、巨大なイカの狂王種。その巨大な触手が船に巻き付き……ついには船を砕き沈めてしまう。
「ぎゃああああああああ!」
投げ出された船員達は当然死を覚悟したし、事実ほとんどの船員は帰ってこなかった。
イカの狂王種の配下たるタコのようなモンスター達によって、そのほとんどは食われたからだ。
それでも、生き残った船員は1人だけいた。
たまたま流れ着いた島でイカダを作り、他の船に拾われるまで漂流する形で生き残った男は、仲間達の敵討ちをするべく人を探すべく港町を歩き始めた。
「ちくしょう、絶対に仇を……」
「待て」
呟き歩く男は、誰かに肩を掴まれる。
振り返ると……そこには、まるで騎士のような装備を身に纏った1人の男。
それと、更にその後ろに立つ1人の少女……胡桃・ツァンフオ(p3p008299)の姿があった。
「貴様から漂う、そのハーブの香り……ソレについて話がある」
●青き祝福
「一応聞くが、何処から俺の連絡先を?」
「こいつに頼んだ。話に絡んでくるなら、ついでに呼んで来いとな」
イズマ・トーティス(p3p009471)はが胡桃に視線を向けると、胡桃は「コャー」と鳴く。
「美味しいモノの話なの。損はしないの」
なるほど、何度か美食絡みの依頼で関わった胡桃であれば当然イズマへのコンタクトは簡単だ。
それを理解すると、イズマは小さく溜息をつく。
「まあ、理解した」
「そうか。俺としては1人で動くつもりだったんだが……こいつに見つかった以上は同じだ。故に、貴様を呼んだ。こいつも含め、多少は買っている」
「照れるの」
「それで、美味しいモノの話ってことは食材関連か?」
「そうだ。他に何がある」
即答する騎士に、イズマと胡桃の脳裏に何処かの情報屋の姿が浮かぶが……それはさておき。
「こういうモノがある」
言いながら騎士が取り出したのは、小さな革袋。
その紐を解くと、中から強烈にスパイシーな香りを漂わせる青色の草が姿を見せる。
「この香りは……」
「カレーなの」
「ああ、似たような効果をもたらすものと考えていい」
騎士が革袋の紐を閉じると、カレーの香りも遮断される。
「コレは青き祝福と呼ばれるハーブだ。この辺りの海域でかつて採れたハーブだが……今となっては絶滅したとされている。まあ、貴様等流に言うなら『幻の食材』というやつだ」
青き祝福。かつては船乗りの間で重宝されたハーブだった。
乾燥させて粉にしてかけたり、煮込んだり焼いたりすることで食べられない食材でも食べられるようになる。
そういう、一種の解毒作用を併せ持つハーブであり、これを持っているかいないかで生死を左右するとまで言われたものだった。
だが、それ故に誰もがこれを育てようとしたが上手くいかず……それでもコレが無ければ不安な船乗りも多かった。
結果として何処かの悪徳商人が値を釣り上げようと画策し、騒動の果てに代替品も幾つも発見され「青き祝福」はひっそりと滅びるに至った。
「愚かしい話だ。コレを持っていた男も、コレがそうであるとは知らなかった」
持っていた男には金を渡し、「敵討ち」もやると約束することでその存在を黙らせた。
「胡桃、イズマ。俺に協力しろ。狂王種を叩き切り、青き祝福を『保護』する」
勿論、それだけでは足りない。
今、自分の腕に自信のある仲間が求められているのだ。
- <至高の美味を求めて>青き祝福完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年08月31日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●青き祝福を探して
「“青き祝福”って言やぁ、海洋のちび連中がよく読む絵本に出てくるあれかい。まさか本当に存在する代物だったとはなぁ……この目で見られるとは思っていなかったぜ」
青き祝福のある島へ向かう船上で、『幻蒼海龍』十夜 縁(p3p000099)はそう呟く。
「とはいえ……こうして見つかったことで、今度こそ絶滅しちまわねぇか心配にはなるがね」
「それはない」
「断言するじゃねえか」
「表向きには貴様の心配する事態は起こるかもしれん。だが、青き祝福は今度こそ完全に保護される……その時には愚か者の口には2度と入らんものになっているだろうがな」
それがどういう意味か縁には分からなかったが………騎士はそのまま歩き去り。
「そういう事なら手を貸すのもやぶさかではないの。わたし、海洋方面の食文化については全然詳しくないので毎回新鮮なの。青き祝福もいただけるというので報酬としては魅力的」
「俺も、もちろん協力するよ……ていうか一人で狂王種を狩るつもりだったのか? まぁ、あまり大っぴらにしたくないというのは解るけど。でも俺を誘ってくれたのは正直嬉しい。青き祝福のため、力になろう」
「そうか。期待している」
『ファイアフォックス』胡桃・ツァンフオ(p3p008299)と『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)に捕まり、そんな風に頷いていた。
「でかいイカはあんまり美味しくないってのが多いがその「青き祝福」を使えば旨くなりそうだな!」
『鳥種勇者』カイト・シャルラハ(p3p000684)はそう言いながら、青き祝福のことを思い浮かべる。
「船乗りなので代用の香辛料とかは知っているが、青き祝福なんてものは全く知らないんだよなー。でもカレーの匂いは好きだぞ!」
そこまで言って「……俺はタンドリーチキンじゃないからな!!」と思い出したように言うが、下味をつけられた経験でもあるのだろうか?
そんなカイトではあるが、技能を活かして他の船乗りと協力して目的地への最速ルートを進む手伝いもしている。
このまま進めば、思ったよりもずっと早く目的の海域……狂王種アークスクウィッドの待つ場所へ辿り着きそうな気配すらあった。
アークスクウィッド。その巨大な姿を思い浮かべ、『若木』秋宮・史之(p3p002233)はまだ見ぬアークスクウィッドに向けて語り掛ける。
「アークスクウッドか。身がしまってて美味しそうじゃん。でかけりゃ食いでがあるってものだし? イカもタコもしばき倒して料理してやるよ」
「巨大イカを倒して伝説の調味料で料理して食べる! くぅー! そんなロマンあふれる事を聞いちゃあだまってらんねーぜ! うおお! 今日のオイラのガトリングはいつもより1000倍うなりをあげまくっちゃうぜー!」
『わもきち』ワモン・C・デルモンテ(p3p007195)もやる気満々といった様子だが、『煙草のくゆるは』綾志 以蔵(p3p008975)と『海淵の祭司』クレマァダ=コン=モスカ(p3p008547)はそうではないようだった。
「幻のハーブ、そいつは最高だな。生息地の条件を調べて種をちょいといただくとするか」
以蔵は、そんな事を呟く。
「困難だろうがなんだろうが、人間のせいで数を減らしちまったなら全力で人工栽培の研究をして戻すのが筋だろ? ま、そこから余剰な分を作り出して商売するまでが商売だが」
確かに、人工栽培さえ成れば絶滅することは絶対になくなる。商売という点を考慮しても、良い判断であるといえた。
「かつてこの辺りで採れた、と。海の前半であれば辿り着く者も居ったのかも知れんが、かつての廃滅の海のまま、モスカの更に向こうに安定して行って帰って来られる貿易船があったとは驚きじゃな……廃れたのはそのあたりの理由もあるのかも知れんの。何にせよ、有益なものであれば正しく商うが良いぞ」
「当然だ」
以蔵から返ってくる返事に頷きながらも、クレマァダは呟く。
「静寂の青は、言うまでも無く未知に満ちた海じゃ。されば、今後もこういった、未だ人に見つかっておらぬ何かの存在する島もあることじゃろう……モスカは、その把握を怠るわけにはいかんのじゃ」
それはコン=モスカとしての責務か。クレマァダは、進む船の上で使命感を強くしていた。
●青き祝福をその手に
「出たぞ、イカだー!」
カイトが叫び、アークスクウィッドを狙い空に飛びあがる。
アークスクィッド。全長50Mの巨体を誇る狂王種。その巨体はそれだけで凄まじく、荒れる海が船体をグラグラと揺らす。
デカいは恐ろしい。それを再確認させる、そんな姿だった。
「全長50mのイカ、大きすぎる。こいつが生命維持するだけで一体どれだけの生き物が喰われるんだ……? なんて、狂王種にそんなことを言っても無駄か。食うのは俺たちだ、ってことで討伐するぞ」
「とにかく巨大な相手なの。どこを狙っても当たりそうに見えるのよ」
何しろ船が狙いなのか至近距離にいる。胡桃の言う通り、何処を狙っても当たりそうではあった。
だが……イズマが覇竜穿撃、胡桃がらいとにんぐすた~りんぐを放つが、この巨体だ。
効いているのかいないのかも定かではない。以蔵の紫煙魔術も当たってはいるが、効果の程はまだ不明だ。
そして、船の縁からタコモンスターまでもがぺとり、ぺとりと登ってくる。
「よっしゃー! リコシェット・フルバーストでタコごとまとめてぶっとばすぞー!」
ワモンの放つリコシェット・フルバーストがタコモンスターに確実に打撃を与え、クレマァダの夢見る呼び声が周囲へと響いていく。
「カイトが餌――じゃなく、囮になってくれている間にってな!」
アークスクウィッドの注意は上空のカイトに向いており、時折「うおー!」という叫び声が聞こえてくる。
その隙を狙い縁がルージュ・エ・ノワールを放ち、騎士もオーラのような斬撃を飛ばしてアークスクウィッドを攻撃する。
「テメェは俺に狩られる運命なんだよ、おとなしくイカリングカレーになりやがれ!」
カイトは自分を狙うアークスクウィッドに囮作戦が有効であることを感じながらも、軽く冷や汗をかく。
確かに囮になるつもりで飛んではいるが、ちょっと狙われ過ぎではないだろうか?
「いいぞ、その調子だ! 奴を引きつけといてくれ!」
縁の叫び声にカイトは「オーケイ!」と叫び返す。
流石にレーザーで狙われたらローストチキンになりそうではあったが、叫んで肉を放り込んでもらう手順になってはいる。
「って、おーい! レーザーだ! レーザーがくるぞ!」
空中のカイトを狙って大きな口を開けるアークスクウィッドに、すぐ近くに居た史之が豚肉を担いで放り投げる。
「これでも食ってろよ!」
巨大な豚肉の塊が口に放り込まれると、それを咀嚼する為かアークスクウィッドの口は海中に消えて。
その間にも全員の攻撃が叩き込まれていく。
「これで……とどめだ!」
幾度かの攻防の後に縁の黒顎魔王が命中し、アークスクウィッドの巨体がついに動かなくなって。
「海の落胤達よ。海に還り給え。我はそこに祈りを捧げる者なれば」
そんな追悼のようなクレマァダの歌が響き、戦闘が終わった事を誰もが実感する。
「……この巨体、どうやって回収するんだ?」
「食べられる分だけじゃねーの?」
イズマの疑問にカイトが答え、運べる分だけ運んで、ついに船は青き祝福があるという島に辿り着く。
「あ、なんか香るの」
「ほぉ……ああ、確かにカレーだな」
「マジだな。こりゃ……ああ、カレーだ」
フンフンと香りを嗅ぐ胡桃にカイトと以蔵も同意する。
香りの強いハーブ類は離れていても香りが届くことがあるが、これは極上に香りが強い。
その分だけハーブの効力が強いということでもあるが、ハーブに対する外敵でもいればすぐに狩られてしまう危険性もある。
事実、青き祝福はそうして乱獲されたのではないかと、以蔵はそう考察する。
とにかく、やるべきことは幾らでもある。
ハーブのサンプルと種の採取、ハーブの生息域の確認(高地、低地、海沿いなど)、島の気温と湿度の確認、水質調査用の水のサンプルの回収、土壌調査用の土壌サンプルの回収。
そうした作業が、今後「青き祝福」を栽培していく上での大きなヒントとなるだろう。
「あー……平和だ。楽しいよな、こういう作業は。切った張ったをしなくていいってのは楽だぜ」
本当に楽しそうな表情をする以蔵だが、他のメンバーも青き祝福探しを始めていた。
「葉が小さいやつは採らずにおいておくんだぞ」
そんな事を周囲に言うのは縁だ。
「ただ数がありゃぁいいってモンでもねぇだろ、こういうのは。釣りの時だって稚魚は放してやるのがマナーだしな」
「ああ、そうだね。残せば増える。大事なことだ」
「だな。採集は必要な分だけにして、島は荒らさない。種としても文化としても、二度と失われないように……」
イズマと史之も同意しながら……ちなみに史之は運んできたアークスクウィッドの肉を確かめていた。
食べられるか確かめているのだが、青き祝福があれば大丈夫かな、とも考えていた。
「へー、こいつが青き祝福ってやつかー、絶滅したはずのが育ってるなんてすげーな!」
ワモンも早速青き祝福を見つけて、至近距離からその香りをフンフンと嗅ぐ。
「育てるのが難しいってんなら、こいつはこのままそっとしといた方がいいんだろうなー。とりあえず今回食うのに使う分だけ採取させてもらおうぜー!」
「そうね、食べるだけならともかく、保護したいのなら色々考えないとなの。どうするのかしら。苗を持ち帰って繁殖できるか研究する?」
胡桃は言いながら騎士を見るが、丁度土と根っこごと青き祝福を掘り起こした騎士が、何かのケースにそれを納めているところだった。
「それは?」
「見ての通り、持ち帰り用のケースだ。今回の為に調整してきている」
あまりの手際の良さに胡桃は思わず「コャー」と鳴くが、そんな騎士に縁が1つの提案を持ちかける。
「俺としては、この島の場所は秘密にしておく方がいいんじゃねぇかと思うんだが、どうだい? “何処かの悪徳商人”がまた出てきて変な気を起こさねぇとも限らんしな」
「……俺としてはそれで構わんがな。自己防衛できるというのであれば、それに越したことはない」
それに……もし以蔵が栽培に成功すれば、わざわざこの島の場所を探そうとする人間も少なくなるだろう。
ちなみにカイトも鳥頭を自称する頭脳で、思いつくことがあった。
(コレは利権がやばい。……アレ、このメンバー、色んな意味でやばくね?)
マフィアにイサベラの信者、貴族、商人。様々な世界の人間が揃い過ぎているのだ。
(この規模の幻の食材の群生地、国が保護しねぇと海賊やマフィア、一部貴族や商人が専有しかねないし。代替品あるけど、希少は希少なんだし……ソルベ様に報告するかぁ。あー、報告書めんどくさいなぁ)
そんな事を考えながらも務めて明るく振舞うが、そんなカイトの態度に気付いた者がいるかどうか。
「寄生虫対策に火は通しておきたいとこだけど、青き祝福があれば大丈夫かな」
「それなら食材を青き祝福を浸した水につけておけ。5分もたてば寄生虫は全て排出されて水に浮く」
「そんな効能が……」
「伊達に大層な名前をつけられてはいない」
「ほー、そうやって使うのか。こいつは確かに便利だねぇ」
縁も感心したように言いながら調理風景を見学している。
史之は言われたとおりにしながらも、並行してポークカレーをも作っている。
これは海産物を食べない縁に配慮したものだ。
「うっひょーい! こんだけでけーイカなら腹いっぱい食べてもあまりそうだな! 遠慮なく食べまくらせてもらうぜー! 青き祝福の味付けも楽しみだぜー!」
「串焼きと香草焼きも作るか。ああ、ビールとジュースも積んできてるぞ」
ワモンが跳び回り、以蔵が焼き物を作り始める。
イズマも切ったり運んだりを手伝い、そうしてカレーの香りが漂い始めた頃、青き祝福によるパーティーが始まっていく。
その最中、青き祝福を納めたケースをじっと見ていた騎士の元に、イズマと胡桃がやってくる。
「長生きするコツは日々を適当に楽しく生きる事。わたしは変わってしまう事も、なくなってしまう事も、時が経てばよくある事と諦めてしまっているかもしれないけれども。きっと、そなたは違うのね」
「いいや、変わる。時がたてば失われるものは多くある。だが、生まれるものも受け継がれるものもある。俺は、それを護る1人であるに過ぎん」
「『美味の価値を真に理解すること』……おこがましいとしても、俺は理解したい。また機会があるなら協力するよ、騎士さん」
騎士はそれには無言。しかし、静かに振り返る。
「あるいは、貴様達であれば来たる日に対処できるかもしれん」
「来たる日?」
「今は、語る権利を俺は持たん。だが……覚えておけ。美味とは、常に蠢く欲望の近くにあるものなのだと」
その意味は分からない。
しかし……何か、とても大きな何かがあるような……そんな予感を、感じていた。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
コングラチュレーション!
見事青き祝福を手に入れました!
GMコメント
「至高の美味を求めて」シリーズにて「騎士」の友好度がある程度高まった結果、本シナリオが発生いたしました!
本シナリオでは騎士の手配した船に乗り「青き祝福」の群生地である島へと向かいます。
その途中で狂王種「アークスクウィッド」とその配下のタコのモンスターを倒しましょう。
無事に島に辿り着いたら「青き祝福」の採集。そして「青き祝福」でアークスクウィッド」を調理して食べる事になります。
・アークスクウィッド
巨大なイカの狂王種。全長50M。中型船でも砕く程の強力な触手と、極太のレーザー砲を使います。
船を叩き壊して食べようとしてきます。
極太のレーザー砲は口から発射する為、体勢が変わるので分かりやすいです。
一定以上の大きさの何かを口に突っ込むと咀嚼する為レーザー砲の発射が中断されます。
その為の巨大な豚肉の塊が10個積んであります。
・タコモンスター
怪王種の配下……に見えますが、おこぼれ狙いのモンスターです。
タコに似てますがタコ口の代わりに牙の並んだ大きな口があり、触手で巻き付いて丸かじり系モンスターです。
獲物の抵抗を弱くする為、触手による鞭攻撃や衝撃波などを使ってきます。
こいつは普通に船に上がってきます。
・騎士
全身を騎士鎧で固めた(たぶん)騎士。
剣を使った近距離攻撃、範囲攻撃、斬撃を飛ばす遠距離攻撃、単体回復魔法を使用します。
強いので、放っておいても死ぬ可能性は低いでしょう。
・青き祝福
青く丸い形の葉をたくさん付ける草。浅く根を張るので、ちょっとしたことで滅びやすい儚い草。
育てる方法、育つ条件などは一切不明。しかし目的の島では結構な数が育っているようです。
●情報精度
このシナリオの情報精度はC-です。
信用していい情報とそうでない情報を切り分けて下さい。
不測の事態を警戒して下さい。
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