PandoraPartyProject

シナリオ詳細

結婚式と喪女の方程式

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●結婚式と喪女

 結婚式。それは人生の節目のイベントの1つ。
 結婚式。それは愛し合う男女の誓いの儀式。
 結婚式。それは一生残る思い出の1つ。
 故に。
 喪女と呼ばれる類のコルネリア=フライフォーゲル (p3p009315)には、今のところ永遠に縁のないものであったりする。
 ああ、何たることか。
 コルネリアで喪女である限り結婚式という回答には永遠に辿り着かないのである。
 コルネリア+旦那様=結婚式という方程式が成り立つ、その日までは。
 まあ、コルネリア+旦那様(予定)=旦那様(予定)が真実の愛を求めて旅立った、になる可能性もあるが。
 そもそも旦那様(予定)は実装予定なのだろうか。
 もしかすると実装予定が神々のアップデートスケジュールにはないかもしれない。
 おお、なんたる悲劇。
 ああ、喪女よ永遠なれ。

「……はっ、寝てたわ。なんか凄い酷ぇ夢見た気がするのは気のせいかしらね」

 結婚式場の前に置いてある白いベンチで昼寝していたコルネリアはハッと目を覚ます。
 ついつい良い天気だから昼寝してしまったのだが、ちょっと淑女としてははしたなかったかもしれない。
 しかし、何故こんな所で寝ていたのか。
 もしや結婚式に挑むカップルを見て現実逃避でもしていたのだろうか?
 その辺りの記憶が綺麗に消し飛んでいるので、どうにも分からない。

「……帰って飲もうかしら」

 そんな婚期の遠ざかる……婚期が存在しないと仮定すればそんな心配はないが……そんな事を呟くコルネリアの背後で大きな音と悲鳴が響く。

「は?」

 振り向くコルネリアの目に映るのは白いタキシードを着たデカい猿と……その腕に抱えられた、ウェディングドレス姿の新婦だった。


●依頼になりました

 結果から言うと、コルネリアの介入によって猿は新婦を手放し逃げて行った。
 追おうとするコルネリアを神父が引き留め……そいて、今に至っている。

「いやはや、ありがとうございます」
「一体何なの? あれ」

 問うコルネリアに、神父は溜息交じりに「それが……」と切り出す。

「あのモンスターなのですが、各地の結婚式場を荒らすモンスターなのです」

 結婚式において新郎と神父が愛の誓いを交わそうとする、その瞬間。
 あのモンスターは白いタキシードを纏い、式場のドアを乱暴に開けて乱入してくるのだという。
 そして放つ第一声は。

「ソノケッコンマッター! です」
「うん?」
「ソノケッコンマッター! です」

 そう繰り返す神父。どうやらコルネリアの耳が急に変になったわけではないらしい。
 そして次に言う台詞は「キミヲアイツニハワタサナイ!」である。
 そうしてモンスターは新婦を攫い、走り去っていくのだという。

「えーと」

 妙なモンスターであるにも程がある。
 しかしまあ、実際に見た以上はコルネリアとしても「そういうのもいるのねえ」としか言いようがない。

「攫われた新婦はなんかその後広場にそっと置いて行かれるらしいのですが……結婚式は台無しになってしまいます!」
「でしょうねえ」
「お願いします! あのモンスターをどうにかするには……もはや頼れる方に囮を頼むしか!」

 関わった以上、断り切れない。
 袖擦りあうも他生の縁。
 別にウェディングドレスを着たかったわけでは、断じてない。
 たぶん、きっと。コルネリアを信じてほしい。

GMコメント

コルネリア=フライフォーゲル (p3p009315)さんからのリクエストシナリオになります。

結婚式に乱入するタキシードモンキーをどうにかするシナリオです。
ですが、どうにかするのは結構簡単です。
タキシードモンキーは花嫁を攫う一連の流れの間、能力が30倍になります。
しかし攫い終わった直後は能力が元に戻ります。

そしてタキシードを着た男相手には能力2倍、それ以外の服装の男には能力が10倍になります。
大人しくタキシード着とこう? ね?

ウェディングドレスの女性には能力が半分、それ以外の服装の女性には能力が3倍になります。
大人しく以下略。

愛の誓いに反応して乱入してくるので、結婚式の疑似体験も可能です。
なんか男女比によっては凄い感じのシーンになりそうですが、それもまたよし。

全て終わった後は「幸せな結婚式に功労者として参列する」ことが出来ます。
また、心が壊れそうな場合は結婚式に参列せず結婚式場秘蔵のウェディングドレス試着ルートも選べます。
お好きな地獄を選んでください。

なお、タキシードモンキーは薔薇を鞭にしたり薔薇の花弁を嵐のように舞わせるイケメンな技を使うようです。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

  • 結婚式と喪女の方程式完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別リクエスト
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2021年08月23日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費150RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

イルミナ・ガードルーン(p3p001475)
まずは、お話から。
マリア・レイシス(p3p006685)
雷光殲姫
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
エルシア・クレンオータ(p3p008209)
自然を想う心
コルネリア=フライフォーゲル(p3p009315)
慈悪の天秤
※参加確定済み※
サルヴェナーズ・ザラスシュティ(p3p009720)
砂漠の蛇
フォウリー(p3p009811)
災厄( ‘ᾥ’ )少女
フィノアーシェ・M・ミラージュ(p3p010036)
彷徨いの巫

リプレイ

●輝け喪女達(一部違うかも)
 教会には今、選ばれし魔女たち……いや、一部恋人持ちが混ざっているので語弊もあるが、ともかく喪女界の精鋭達が集まっていた。
 彼女達は、とある依頼を受けこの場に集っていた。
 タキシードモンキー。そう呼ばれる、結婚式に乱入し花嫁を攫い、すぐにそっと放置して去っていく訳の分からないモンスターを退治する為に集まったのである。
 その為に立案されたのは囮作戦。つまり偽の結婚式をする必要があるのだ……が。
「んじゃアタシは司会します。花嫁なんざ性に合ってないし……神とやらに仕えてる身なんでね。祝福を与える側になってやるのだわ」
 そう真っ先に発言したのは『慈悪の天秤』コルネリア=フライフォーゲル(p3p009315)。
 おお、何たる事か喪女オブ喪女。たとえ偽の結婚式であろうと花嫁の座を真っ先に「性に合ってない」と手放す、この体たらく。
 仕えている神とやらもこの場に降臨出来れば即座にラリアットからのパワースラムをコルネリアにお与えになる事は確実であろう。
 決め台詞は「これが其方に与える祝福だ!」である。それはさておいて。
「突然現れた男が花嫁を掻っ攫って行くってのは創作とかで見たけどぉ、因縁がある訳でもない魔物がそれやってもただ式をぶち壊すだけよねぇ。せめて攫われたら本当に嫁にされるのならまだ理解できるんだけどぉ、なにこれ愉快犯? 決まったルールに則らないと強化されるとかこの世界の法則って大概意味不明だわぁ……」
「確かに。タキシードモンキーは許せんし、奴を斬る事に問題はない。しかしドレス? 着ないと敵が強くなるだと……?」
『Disaster girl』フォウリー(p3p009811)に『彷徨いの巫』フィノアーシェ・M・ミラージュ(p3p010036)が頷く。
 そう、どうやら女性はドレスを着ないとタキシードモンキーは強くなる。
 その事実が今までのタキシードモンキーの事件から分かっている以上、一部の必要な役以外の女性はドレスを着ることが確定しているのだ。
「では、私は神父さん風の格好をして、新郎新婦役の婚姻を祝福しますね」
『砂漠の蛇』サルヴェナーズ・ザラスシュティ(p3p009720)もまた、自ら花嫁役ではなく新婦役をかってでる。
 なんたる自己犠牲精神であろうか。
「新郎が足りなければ、新郎役のマネキンを操りながら結婚式を進めるのも良さそうです。慣れていないものですから多少動きがカクカクするかもしれませんが、仕方ありませんね」
 しかもフォローまでバッチリだ。きっとサルヴェナーズの未来は明るいだろう。
「結婚か、きっと私には縁の無いセレモニーだな。なぜなら私には……しかしコルネリアさんはベンチでうたた寝してたら仕事を拾ってくるのか? きっと仕事と収入には困らない星の下にいるのだろう……恋愛運と引き換えに」
「おう、モカ。アンタ新郎な。それと、後で覚えてなさい」
「まあ、妥当だろうな。それと今忘れた」
『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)が新郎役に決定するが、これまた妥当な配役であることは間違いなく、サルヴェナーズも「確かにお似合いですね」と何度か頷いている。
 ……さて、これで神父、新郎、そして司会は決まった。では花嫁は誰なのか?
 それは衣装合わせに各自が消えた後、無事に明かされた。
「えへへ、お恥ずかしながらイルミナもウェディングドレスを着て花嫁役をしてみたくて……モンキーは誰を選ぶッスかね! 花嫁コンペッス!」
 出てきたのは『蒼騎雷電』イルミナ・ガードルーン(p3p001475)。その水色の髪によく合う波をイメージしたかのようなウェディングドレスがよく似合っている。
 要所に真珠をあしらい輝きを増すドレスは、イルミナの魅力を最大限に引き出していると言えるだろう。
 しかし、花嫁コンペ。何やら聞きなれない言葉ではあるが……その理由はすぐに明かされる。
「結婚式……私もヴァリューシャといつか……素敵な結婚式の邪魔をするタキシードモンキー許されない……ギタギタにしてやる……あ、コルネリア君! 司会はまかせたよ!」
「おう、任せときなさい」
 コルネリアにそんな事を言いながら出てきたのは『雷光殲姫』マリア・レイシス(p3p006685)。
 纏う純白のプリンセスコートは、定番ながらマリアの魅力を引き出す最適のコーディネイトと言えるだろう。
 本人の申告通り結婚も考えるような恋人のいるマリアではあるが、もしかするとその時の恰好も考えているのかもしれない。
 乙女力はこの中でもかなり上位に位置しそうだ。
「ウェディング……どうしても、憧れてしまいますよね。手の込んだ、豪華なドレスを身に纏う程、自分が愛されている実感を得られますから……」
 そしてもう1人は『自然を想う心』エルシア・クレンオータ(p3p008209)。
 エルシアの纏うドレスは、やはり純白。たくさんのレースをあしらい豪奢な雰囲気を持つドレスではあるが、エルシアの何処か儚げな雰囲気を引き立ててすらいる。
 それだけではない。あしらわれたライトストーンは、エルシアが歩く度に星の煌きのような輝きをも放つだろう。
 豪華なドレスを身に纏う程、自分が愛されている実感を得られると。そんなエルシアにピッタリのドレスであるとも言えた。
 そして、もう1人……フォウリーである。
「着ることなんてないと思ってたウェディングドレスを着る機会がこういう風にめぐってくるとは思わなかったわねぇ。言っておくけど喪女じゃないわよ。これでもJKなんだから結婚なんてまーだまだ早すぎるしぃ、あと千年ぐらいは自由でいたいもの☆」
 前の3人と比べると少しばかりシンプルなデザインのウェディングドレスを纏ったフォウリーは、言いながらコルネリアへと視線を向ける。
「だからコルネリアちゃん始め皆も婚期がどうとか気にする必要ないわよぉ。女の青春は短いっていうもの。楽しく生きなくちゃねぇ」
「なんでアタシだけ名指しにしたのよ」
 喪女だからである。
 そして何処からもフォローはなかった。
 5人目にして最後の1人はフィノアーシェ。
「いや、その…ドレス姿には慣れていなくてな」
 そんな事を言いながら出てくるフィノアーシェであるが、纏っているのは花のあしらわれた可愛らしいデザインのウェディングドレスだ。
 着るのは初めてだが嬉しい。そんな初々しさがにじみ出ている。
「以上5人、花婿役と一緒に花嫁として式に参加するわぁ。別に花嫁が複数いても問題ないわよねえ?一夫一妻制なんてどこにも書いてないものぉ、ルールから外れてないわぁ♪」
「ま、問題は無いだろう」
 新郎役として黒のタキシードを纏ったモカが頷くが、こちらはこちらで中々似合っていたりする。
「しかしまあ……タキシードモンキーってなんだよ……まぁ敵だな? 敵なんだな? ぶち抜いていいんだな?」
「いいんじゃないか」
 モカが適当にコルネリアに射殺許可を与えて。コルネリアも、戦意に満ちた笑みを浮かべてみせる。
「よっしやるか。仕事の時間よ」
 そう、此処からが仕事の時間だ。新たなる花婿と花嫁、そして乱入者による結婚式。
 問題は新郎新婦含め参席者が全員女性だってくらいである。
 花嫁が4人いるのは……まあ、誰も疑問に思っていないから良いのではないだろうか?
●乱入者現る(唯一の男)
 教会での偽結婚式は、堂に入った司会っぷりを見せるコルネリアによってつつがなく進んでいく。
「病める時も健やかなる時も互いに支え合い、これを愛し、これを敬い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「はい、誓います」
「誓うッス」
「(誓わないけど)誓うよ」
「誓います」
「誓うわぁ」
「ち、誓おう」
「誓うわねぇ」
 神父サルヴェナーズに新郎モカ、新婦イルミナ、新婦マリア、新婦エルシア、新婦フォウリー、新婦フィアノーシェが誓う。
「では、誓いの口づけを……」
 式はつつがなく進んでいく。
 このままでは誓いのキスをすることになるが、これってどういう流れにすればいいのか。
 新婦5人の時の作法などをモカが知っているはずもない。
 考え、モカが実行しようとしたその時。
「ソノケッコンマッター!」
 結婚式場のドアが乱暴に開かれ、白タキシード姿の猿……タキシードモンキーが乱入してくる。
 思ったよりもワイルド系イケメンに見えないこともない、その姿。
「キミヲアイツニハワタサナイ!」
 叫び走る……そう、恐らく走ったのだろう。瞬間的に30倍に能力が跳ね上がったタキシードモンキーの動きを、その場の誰も知覚すら出来てはいなかった。
 しかし花嫁は5人。どういう行動をとるのか……その答えは、その場から1人消えた花嫁が教えてくれた。
「あっ……」
 奪われた花嫁はエルシア。誰も姿を捉えられないままにタキシードモンキーは結婚式場からその姿を消して。
 そのままタキシードモンキーは、広場にそっとエルシアを降ろす。
 そうして立ち去ろうとするタキシードモンキーの太く、逞しい指をエルシアは両手で包み込む。
「どうか他の方の処へ、行かないで下さい……」
 エルシアは思っていた。
 私に、誰かに愛される資格なんて、あるのでしょうか……と。
 今日の花婿も偽物で…だから、タキシードモンキーに奪われた時、どうしても思ってしまうのだ。
 きっと彼は…私を、大切な存在だと見做してくれているのだと。
(それはあくまでも「誰かにとって」であって、「彼にとって」ではないのでしょう。だとしても彼が私を奪うその一瞬だけは……私は、彼の「誰かの幸せを踏み躙ってでも手に入れたい大切なもの」になれたのでしょう)
 そうしてエルシアはタキシードモンキーを見つめ……タキシードモンキーは、そっとエルシアの目元をぬぐう。
 それがタキシードモンキーにとってどういう意味のある行動なのかは不明だ。
「新郎猿に盛大な弾丸の花弁をお贈りよぉ。ブーケトスの代わりにいかがかしら?」
 そんなコルネリアの言葉が響いた瞬間、タキシードモンキーはその場から飛びのくようにして距離をとる。
 放たれる銃弾は……しかし、タキシードモンキーは目にもとまらぬ動きで回避する。
 やはりコルネリアの服装が問題であるようだ。
 しかしどうだろう。神父サルヴェナーズがその神父服を脱ぎ去りドレス姿になったことで、タキシードモンキーの動きは明らかに精彩を欠くようになる。
「逃がさないよ。花嫁を攫う、偽花婿!」
 モカの胡蜂乱舞脚がタキシードモンキーに命中し、しかしタキシードモンキーの薔薇の鞭がモカを弾き飛ばす。
「華麗に大胆に、貴方の血で赤い花を咲かせてあげるわ」
 フォウリーが取り出すはジャムルードオートマグナムにビーム銃DX。
 そしてフィノアーシェも裏打薄翠を引き抜きタキシードモンキーへと襲い掛かる。
「結婚式を台無しにする貴様にその正装は不似合いだ! 消え失せろ、二度と式場に足を踏み入れるな!」
「お猿さん! いくらお猿さんといえ花嫁の幸せを壊すことは、天が許してもこのマリア・レイシスが許さない!!!」
 2人の攻撃が、そしてイルミナとマリアの攻撃がタキシードモンキーへと叩きこまれていき……タキシードモンキーは大量の薔薇の花弁へとその身を変えながら倒れていく。
 倒したのだと、そう理解できたのはタキシードモンキーの姿が完全に消失した後で。
「しかしモカさん、バッチリ決まってるッスね……そんじょそこらのイケメンよりイケメンッス」
「ああ、ありがとう」
 そんなイルミナの素直な誉め言葉に、モカも笑う。
「それでぇ? この後はどうするのぉ?」
 フォウリーが、そう全員に聞いてくるが……それはこの後実施予定の「本物の結婚式」に参列するのか、という質問である。
「はいはーい! 当然イルミナも結婚式には参列させてもらいますよ! そう、後学のために……! いつかイルミナだってこういう機会が訪れる事も……ある、きっとありますからね!」
「ああ、参列するよ。結婚式……私もいつか……ヴァリューシャと……ふふっ!」
 真っ先にイルミナが手を上げ、マリアも幸せそうに妄想にひたる。
「では我も参加しよう」
 フィアノーシェもそう言えば、コルネリアも仕方なさそうに溜息をつく。
「え、参列……? アタシの心が壊れちゃう……はぁ……まぁいいわ。祝詞でも詠みましょうかぁ?」
「よし、モテない女同士で宴会するか! 今日は私がおごるぞ!」
「え、ちょ。え?」
 しかしコルネリアの肩を掴んでモカが何処かへと連行していって。
 他の皆が和気あいあいと結婚式場へ戻っていく中、エルシアは思う。
 一瞬とはいえ愛してくれたかもしれない相手をを傷付けざるを得なかった罪。その罪悪感。
 それは消えるものではないのかもしれない。
 気付けば、そっとサルヴェナーズがバナナを捧げていて……エルシアもそれに倣う。
 願わくば……タキシードモンキーが、次は真の愛をたった1人に捧げるような、そんな素晴らしい誰かになれますように。
 そして、モカと明日まで飲み明かすであろう喪女コルネリアに……神々の祝福よ、あれ。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

コングラチュレーション!

私は悪くありません(土下座)

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