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シナリオ詳細

わっしょい! 異世界夏祭り!

完了

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●夏祭りのおしらせ

 『現代日本』と呼ばれた世界に似ている世界。
 じりじりと太陽が照り付け始める夏。
 周囲ではセミが大合唱とでも言わんばかりにうるさく泣いている。
 そして、夏というこの時期だからこその催し物が開かれる時期となり、協会案内人の元にもそのチラシが届いた。

 ☆☆☆わっしょい! 第1回異世界夏祭り開催のお知らせ☆☆☆

 【ご挨拶】
 
 猛暑の毎日ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 この度は、皆様に楽しんでいただきたく、『わっしょい! 異世界夏祭り』を企画しました。
 夏休みでたくさん遊びたいお子様から路上でビールを飲みほしたい大人の方まで楽しめるイベントになっております。
 ひと夏の思い出に、夏祭りで思いっきり遊んでみませんか?

 【主な催し物】

 ①DANCING STAGE LIVE
 各地域の盆踊りから伝統舞踊、はたまたイマドキのブレイクダンスまで、さまざまなダンスが披露されます。
 一般の方のご参加も受け付けておりますので、奮ってご参加ください!

 ②大食い屋台チャレンジ
 本イベントでは多くの屋台が出店しております。
 受付でスタンプカードを配布していますので、各お店で食事を購入しカードにスタンプを集めましょう!
 集めたスタンプの数に応じたご褒美もありますよ!
 また、当日は夏祭り限定ビールや地酒もございます!
 ※ただし、買った食べ物を捨てるなど、食べ物を粗末にするようなことはおやめください。
 ※お酒は大人になってから。未成年の方の飲酒はお断りしております。

 ③縁日コーナー
 お祭りだから遊びたい、という方へのコーナーも設置しております!
 金魚すくいから射的、輪投げなどなどのゲームコーナーが盛りだくさん!
 勝っても負けても景品がもらえます!
 
 ④夜空に煌めけ! Fire Flower!
 異世界夏祭りの一大イベント!当日の夜空には1万発の花火を打ち上げ予定です!
 また、メッセージ花火の受付も行っております。
 友情の誓いや愛の告白などのメッセージを、大切な人に届けてみませんか?

●ひと夏の思い出を

「夏祭りですって。風流で良いわね。」
 協会案内人であるポルックスは、楽しそうにチラシを眺めている。

 この夏祭りは初めての催しということもあり、ほかの世界線からも人を招こうということらしい。
 夏祭りの運営陣はこういった催し物が大好きで、参加者みんなで派手に楽しみたいということだった。

 ふと、チラシに気になるフレーズがあったのか、ポルックスは「あっ」と気づいたような声を上げる。

「チラシの下に、浴衣の貸し出しクーポンがついてる! しかも人数分!」
 嬉しそうに見せられたチラシを見てみると、そこには確かに浴衣の貸し出し用クーポンが人数分付属している。
 貸出も、どうやら無料で行われているようだ。

「せっかくの夏祭りだし、みんなで楽しんできたらどうかな? たまには息抜きも必要だよ!」
 お祭りの話を楽しみにしてるねと、ポルックスは屈託のない笑みを浮かべるのだった。

NMコメント

こんにちは、NMの水野弥生です。
 今回は夏祭りを開催してみました。
 ひと夏の思い出に、浴衣を着て楽しんでみませんか。

●世界観
 現代日本をベースにしている舞台です。
 今回は、大きい規模の花火大会が行われる街が舞台です。

●今回の目的
 夏祭りを思いっきり楽しんでください。
 盆踊りに参加(巻き込まれる)もよし、人気が少ないとっておきの場所から花火を眺めるもよし。
 トラブルに巻き込まれることもあるかもしれませんが、それも含めて夏祭りです。
 いろいろな楽しみ方があると思いますので、自由にお楽しみください。

●浴衣の貸し出し
 今回の夏祭りでは浴衣の貸し出しが行われます。
 好きな色・模様の浴衣を着ることができるので、それも楽しんでいただければ幸いです。
 もちろん、浴衣を借りずに普段着で夏祭りに参加することも可能です。
 
●敵について
 今回は敵は特にいません。
 強いて言うなら、屋台チャレンジで食い意地の張り合いになる相手や、金魚すくいでなかなか掬われてくれない金魚、といったところです。
 必要に応じて自由に設定していただければと思います。

  • わっしょい! 異世界夏祭り!完了
  • NM名水野弥生
  • 種別ライブノベル
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2021年06月18日 23時25分
  • 参加人数4/4人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(4人)

シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)
優しき咆哮
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
希う魔道士
リサ・ディーラング(p3p008016)
スチームメカニック
ハク(p3p009806)
魔眼王

リプレイ


「いやっふー! お祭りっすよー!」
 お祭りを心から楽しもうと、『ザ・ハンマーの弟子』リサ・ディーラング(p3p008016)は気合を入れる。
 夏の夕暮れを思わせるオレンジと紫が混ざり合ったようなグラデーションの生地に燕子花が描かれた浴衣を着て、彼女は祭りの会場へと向かう。
 様々に遊べる場所が沢山ある中で、彼女はとあるエリアへ足を運んだ。
「私としては勿論此処は沢山食べるっすよー! もう立っているだけで美味しそうな匂いで腹が空いて空いて仕方がないっす!」
 炭火が焼ける匂いに誘われ、屋台の中を進んでいく。夕方とはいえ非常に暑い夏の夕暮れ。
 リサが真っ先に向かったのはーー
「おっちゃんビールビール! そんでまずは焼き串!」
 鳥肉や豚肉から少しお高めな霜降り牛肉まで遠慮なく喰らい付き、一気にビールで流し込む。
「ぷはあああぁぁぁぁ!これが最高っす!」

 ひとしきり肉を食べた後、彼女が向かうのは、ソースの匂いの立ち込めるエリアへと特攻する。
「次は焼きそば! ここのはキャベツも肉もっすけど麺のもちもちとソースの絡みが至福っす! うめぇ!」
 1パックの焼きそばを10分もかからずに食べ終え、今度はまた別の屋台に向かう。
「次はタコ焼きとイカ焼き! 同じ海鮮ものでも全く違う味わい、イカは豪快に齧ってタコ焼きは熱々の内に口へアチチチ!」
 口の中でハフハフといいながらも、彼女の表情は満足げだ。
「でもこれが美味しいんすよ! それをまたビールで流し込む! 最高っす!」

 舌鼓を鳴らし、もう満腹かと思いきや、彼女は今度は甘い香りがするコーナーへと息巻いて進む。
「粉もの続いたし今度は甘い物も! 定番はかき氷っす! ただ氷にシロップかけただけなのになんでこうも綺麗っすかねー、そして火照った体にゃバッチシ頭があああああ!」
 かき氷をかきこんだ瞬間、キーンとした頭痛がリサの頭を走る。
 くぅーっ、といいながら、イチゴ味のかき氷を食べ進める。
 途中で練乳をかければ、これまた食べるのをやめられない。かき氷を頬張り、次の甘味も口に運ぶ。
「ちょいと空いた隙間にベビーカステラとチョコバナナ! チョコのパリパリとバナナの甘みは天からの授かり物、ベビーカステラはこの素朴な甘みがまた味わい深いっす。喉が渇くならかき氷でゴーっす!」
 リサはふと、自分の席の隣を見る。よく食べる男性が一人。
「お、あんたもよく食べるんすか? なら私も負けないっすよー!」
 リサも負けじと食べまくる。その夜、はち切れんばかりに沢山食べたことで、彼女は幸せな顏で眠りについたそうな。

「わーい!異世界夏祭りー!」
 三毛猫が沢山描かれた白い浴衣を着てはしゃぐのは、『希う魔道士』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)だ。
「よーし、猫な踊り踊っちゃうよ! ねこねこダンス、ねこダンス! にゃー!」
 周りの参加者も、彼にノッてくれる。実際、周りに猫のポーズをしている若者も多い。

 そして気ままに、屋台の方に歩いていく。
 ジュースにかき氷、たこ焼きなど屋台ならではの物を一通り買っていく。
 ふと、一際大きな声で客引きをしている屋台の前で足を止める。
「夏祭り限定ビールや地酒!?」
 限定販売、という言葉は、彼にとって魅力的な響きだった。
「どっちも買うならちょっとお得にしとくぜ。今なら……期間限定のジュースのオマケつきだ。」
「やったー! どっちもください!」
 店主の粋な計らいもあり、ビールと地酒の両方を買い、オマケのスイカ味のジュースも貰う。
 屋台でイカ焼きお好み焼きやらと色々買っていたこともあり、飲食用のテントで腰を下ろす。
「いただきまーす! ……くーっ、おいしーい!」

 食べ終わって美味しいものは良いよねと、立ち上がるとヨゾラは縁日コーナーに向かう。
 ふと射的の出店に目を向けると、景品に大きな猫のぬいぐるみが見えた。
 目の色を変えて、店主にお金を払い、銃を構える。
「可愛い猫のぬいぐるみを狙って…撃つ! たーん! ……あーでも駄目だったかー、もう1回!」
 弾は惜しくもぬいぐるみを掠める。チャンスはあと1回。
「よーく狙って……!」
 銃弾は、見事にそれを仕留めた。
「やったー! よしよし!」
 嬉しそうに猫のぬいぐるみを抱え、今度は輪投げに向かう。
「行け、可愛いわっかー!」
 輪投げの輪は、きれいに狙った位置に吸い込まれていった。

 そうしているうちに、花火の時間が近づく。
 花火が見えやすい位置に場所を取り、屋台で食べ物を買ってから、花火のメッセージ受付へ向かう。
「込めるメッセージはただ1つ!」
 楽し気な表情で陣取っていた場所に戻った頃に、夜空を彩る花火が上がり始める。
「綺麗な花火…いいよね、綺麗で楽しい!」
 そして、彼が書いたメッセージが上がる。
『ねこは可愛いめでたいもふりたい!ねこ大好きー!』
 上がった花火を見てヨゾラは花火に向かって叫んだ。
「たーまやー!……のたまは猫の名前のたまだっけ? 違う?」
 そんなことを考えていると、楽しい時間は終わりを迎える。
「楽しかったよ、ありがとうー! この世界のこれからに幸あれ!」
 楽しい思い出を胸に、ヨゾラは帰路に着いたのだった。


「ハクは夏祭り初めてなのです! いっぱい楽しんでくるのです! そしてお師様に自慢するのです、むふー!」
 『魔女見習い』ハク(p3p009806)は嬉しそうに、臙脂色の生地に華唐草が描かれた浴衣を着て、着付けの会場から出てくる。
「ちょっと帯が苦しい気もしますが、これもお祭りの楽しみなのです!」

 彼女は嬉しそうに祭りの会場へ向かっていき、ふと、会場の看板を見て足を止める。
「……大食い屋台チャレンジ?」
 ぐーっと、腹の虫が鳴く。そして、ハクはこの祭りを楽しむにあたっての方針を決めた。
「お、お祭りの屋台を制覇するのも一つの楽しみ方なのです! と言う訳でハクは屋台チャレンジするのです!」
 ハクは、美味しいものを求めてひたすら屋台を練り歩く。
 わた飴、りんご飴、焼きそばに焼き鳥、たこ焼き、イカ焼きにお好み焼き等々、祭りだからこそ美味しく食べられるものを、彼女は心の底から楽しんだ。
「うま! うま! ……こ、こんなに食べてしまっていいのでしょうか?」
 彼女は戦々恐々としているが、その手を止めることはない。
 メロン味のかき氷を頬張り、頭に鋭い痛みが走る。でも、食べ続けてしまう。
「これが夏祭りの魔力……恐ろしいのです!」

 一通り屋台を満喫した後、花火を見る前に地酒コーナーに向かった。
 お師様へのお土産に、と思い酒を買おうとするが、案の定未成年はダメだといわれてしまう。
 ハクは目を潤ませる。
「そこを……どうかお願いなのです……。大切なお師様へのお土産なのです……。」
 店主は、少女の涙には弱かった。
「お嬢ちゃん……内緒だからな?」
 そういうと、店主は酒が入った袋を渡してくれる。
「ありがとうございますなのです!」

 そういった瞬間、空から花火の上がる音が聞こえる。
 赤や黄色や緑色の光が、夏の夜空に彩を添える。
「わぁ! 綺麗なのです!」
 初めての花火を見て、彼女は大喜びしている。
 その後も、夜空に咲く花々を楽しみ、ハクは家路につく。
「……また夏祭り参加したいです。」
 お土産の酒を片手に彼女は彼女の師の元に向かうのだった。

「いやぁ、なかなかに賑わっているね。遊びがいもあるってもんさ。」
 ふらりと浴衣を纏い祭りを歩くのは、『雨は止まない』シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)だ。
 祭りを楽しむ者たちを見て、彼女はふふっと笑う。
「とりあえずあれだ、食べ歩きだー! いっぱい食べるよぉ!」
 そう言うと彼女は、香ばしいソースの香りが漂う屋台の方へ歩を進める。
「何食べようかなぁ、焼きトウモロコシに、焼きそばに、たこ焼にー……イカ焼きも食べなきゃね! お祭りではそういうのを沢山食べるのがサホウ?って、事前に本で勉強してきたんだよっ!」
 もぐもぐと屋台で買ったものを食べながら人混みの中を歩いていく。
 ふと視線を移すと、店主が銀色の機械の中で棒を回し、白い糸を絡めている。
「あ、わたあめだ~。一つくださいな!」
 パンパンになった袋に、ふわふわのわたあめ。
「わたあめってこう、美味しいけど食べづらいよね。ぺたぺたする。でももふもふで甘くておいしいなぁ。」
 食べ終わるや否や、今度はかき氷の屋が目に留まる。
「そうだ、かき氷も食べようっと。店員さん、ブルーハワイ味一つください!」
 あいよ、と、店主がかき氷を出す。
 冷たいものを食べたときの独特の頭痛。そして、口の中に爽やかなシロップの味が広がる。
「冷たいけどおいしい! ブルーハワイ味ってこう、舌が青くなるよねぇ。今日はべってしても見てくれる子はいないけど……一人も楽しいけど、今度は誰かと一緒に来たいな。」
 空の容器が見えたからなのかは分からないが、店主が「おかわりはどうだい?」と声を掛けてくる。
「よし、おかわりしちゃおうっと。次はカルピス味にしよーかなぁ。爽やかでおいしいよね。」

 店主にお礼を言った後、別の屋台で林檎飴を買って、花火の場所を探す。
 少し山の方へ歩いていくと、少し開けた景色が一望できるところに出ることができた。
 その景色は、屋台の光も相まってあたたかな夜景を映し出している。
 ふと、空から音がする。
 見上げると夜空一面に、色とりどりの花が咲いている。
 嬉しそうに、でも少し寂しそうに、シキは呟く。
 「……やっぱり、この景色は一人で見るには少しもったいないな。」
 遠くに聞こえる賑やかな祭りの喧騒と花火の音。
「今度は誰か…一緒に笑い合える子と一緒にこよう。そしたら、きっともっと楽しいはずだからさ 」
 来年こそは彼女を……いや、彼女達を照らしてくれると信じて、夜空に煌めく花々を見上げるのだった。

成否

成功

状態異常

なし

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