北海の糧を狩る悪夢

オープニング

●北海の糧を狩る悪夢
『……今日も、海が荒れてるぜ？』
『ああ……いい狩り日和だなぁ……』
　大きく揺れる船の上で、ニヤリ、と笑みを浮かべるのは、筋骨隆々な海の漢達。
　彼らはここ、鉄帝国北部のヴィーザル地方の海に面する地域を根城にしている、海上戦闘民族『シャランソフ』一族。
　特に今日のような、海が荒れた日を得意としており……荒れた波を利用し次々と漁船を襲撃しているという話。
　……勿論そんな荒れた海の日に出航するのは、海に出ないと生活の糧を得る事が難しい、貧しい村だから……というのもあるだろう。
『さぁ……あそこに船が居るぜぇ！！　んじゃ、今日も早速だが始めるとするかぁ！！』
　そして、そんな船を襲撃し、釣果を含め全ての資材を強奪……更に乗組員含め、船底を破壊し、船員諸共船をも沈めてしまうという極悪非道な行いを繰り返して行く彼ら。
　いつしか彼らは『荒海の略奪者』と言われ、海に面する者達から恐れられる存在となると……それをいい事に、更に残虐非道な行い続け……その噂は周囲を治める領主にも届く事となる。
　しかし、領主は直接的にそれを止める手筈を持たず、国に掛け合おうとも、とりつく島もなくお前達で処理をしろ、と言われる始末。
　対抗策を持てぬまま、荒海の略奪者による被害者は次々と増えていく一方であった。

●
「あ、イレギュラーズの皆さん！　ちょっと、いいです？？」
　ぴょこん、とカウンターから姿を現わしたユリーカが、手をくいくいっ、と招く。
　そんな彼女の言葉に君達はしょうがないなぁ、と言う感じでカウンターの裏へとやってくると。
「イレギュラーズの皆さん、現実と仮想の行き来、お疲れ様なのです！　今日はですね、現実世界での依頼なのですよ！！」
　と、胸を張るユリーカ。
　それは解った、所で何処で、と誰かが言うと。
「ええっとですね、今回は荒れ狂う海が広がる北国、そう、鉄帝国なのです！」
「どうも最近なのですが、鉄帝北部、ヴィーザル地方の荒れた海で略奪を重ねる略奪集団『シャランソフ』一族、というのが現れてしまったのです！」
「彼らは荒れ狂う海に出現し、厳しい環境で漁をしている船へと襲撃を掛けてて、色んな者を奪われた上で船を沈める……という事を繰り返してしまっている様なのです」
「領主の方はほとほと困っている様なのですが、だからと行って国から何の支援も得られず、どうしようもない状態でイレギュラーズの皆さんへ依頼が舞い込んできた、という訳なのです！」
「荒れた海に出るくらいですから、被害を受けている村の人達も苦しい生活を強いられている筈なのです。そんな苦しい生活をしている人達を苦しめるだなんて、絶対に許せないのです！　イレギュラーズの皆さん、宜しく頼みます、なのですよ！！」
　とユリーカはぐぐっと拳を振り上げ、皆へ発破を掛けるのであった。

参加者 : 8 人

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参加者一覧（8人）

リプレイ

●荒れる海に零れる涙
　鉄帝国北部、ヴィーザル地方。
　海に面したこの地域において、主たる産業は漁業。
　村人達は食い扶持を繋ぐ為に、海に出る事になるのだが……最近、この辺りの海域はかなり海が荒れ果てており、漁をするにも命がけを強いられる。
「……しかしなぁ……海賊ねえ。良い悪い以前にやり口がスマートじゃねぇよなぁ」
「そうですの……およげないかたを、海に、沈めるだなんて……なんて容赦の無い、海賊でしょうか！」
「ああ。だいたい稼ぎより苦労の方が多いだろうに、おかしな連中だぜ」
　そんな荒れた海に揉まれる船に、覚悟と共に乗り込んだイレギュラーズ。
　『ドラゴンスマッシャー』郷田 貴道（p3p000401）が肩を竦めると、其れに『半透明の人魚』ノリア・ソーリア（p3p000062）が憤る。
　そう……今回の依頼は、この村人達を襲う極悪非道な海上戦闘民族【シャランソフ】一族を倒してきて欲しい、というもの。
　彼らは荒れ狂う海であろうと、颯爽と船を乗りこなし……荒れた海に苦慮する村人達の船へと襲撃。
　釣果含め、全ての物を奪い去った上で、乗組員諸共船を沈めていくという残虐非道な行為を繰り返していると言う。
「……ああ……ここも、なんだね……」
　小声で、『闇と炎』アクア・フィーリス（p3p006784）が、並々ならぬ憎悪を込めた一言を零す。
　……そんな彼女の声に、数多存在するノーザン・キングスに所属する極悪非道な奴らを思い浮かべた『鋼鉄の冒険者』オリーブ・ローレル（p3p004352）も。
「ええ……またノーザン・キングスの連中ですか。性懲りも無く残虐非道な行為を繰り返しているのなら、何度でも仕留めるまでです。ノーザン・キングスが滅ぶまで」
　並々ならぬオリーブの決意に、貴道は。
「ああ……こいつらが強盗殺人事態が目的って事なら悪質だが……ま、どうせ今から滅ぶんだ。関係ねえよな、HAHAHA！！」
　と、声高らかに笑い飛ばす。
　……ともあれ、極悪非道な行いを繰り返している【シャランソフ】一族を、このまま放置しておく訳には行かない。
「むむむ……ひどい事をする人たちなのですよ……だから、ルシアは徹底的にボコボコにー！　……しようと思ったのでして。でも、確かにあいつらを然るべき場所に送ったり、その船を持って帰るのはきっと後々のためになるのですよ」
「そうなのです。おなかぺこぺこなのは、皆さん同じです。だから、奪っちゃうのは、めっ、です……エルが大好きな、冬の海で、悪い事は、お仕置きです」
　『にじいろ一番星』ルシア・アイリス・アップルトン（p3p009869）に、『ふゆのこころ』エル・エ・ルーエ（p3p008216）が小さく拳を握りしめる。
　そして、ノリアとアクアも。
「ええ……こうなったら、わたしが……海のおそろしさ、わからせてやりますの」
「……誰も悪くないのに、自分勝手に、暴れて、困らせて……そんなの、絶対に、許さない……殺す、殺してやｒ……うわっとととと……」
　ぶつぶつとアクアが呟いていた所に……不意の大波が襲う。
　船が大きく左へ、右へと揺れてしまい、体勢を崩してしまう。
　何とか船の縁に捕まって……その波が収まるのを一端待ちながら。
「……船、揺れるの……海洋と違って、鉄帝の海、荒れてるね……でも、やらなきゃ。揺れるくらいで、帰るわけに、いかないの……」
　と、更なる憎悪の炎を燃やすアクア。
　そして、揺れが収まった所で……。
「……ん……あれ、何か釣り糸が強く引かれてる様ですわ！？」
　乗り込んだときから、漁民の姿をして、漁民の振りをして釣り糸を船から垂らしていた『祈りの先』ヴァレーリヤ＝ダニーロヴナ＝マヤコフスカヤ（p3p001837）が、少し興奮気味に声を荒げる。
　それに『雷はただ前へ』マリア・レイシス（p3p006685）も。
「ヴァリューシャ！　墜ちない様に気をつけて！　ほら、せーのっ！」
　釣り糸を思いっきり引き上げるマリア……そして釣り糸に掛かって釣り上げられたのは、かなり大きな魚。
「マリィマリィ、結構大きいのが釣れましたわよ！」
「わー！　本当だ！　すごい！！　大きいのが釣れたね！」
「ええ！　「もし海賊が来なかったら、このお魚を調理して、皆でパーティーをするのも良いかも知れませんわね！」
「ふふ、そうだね！　海賊が来なければ、お魚パーティするのもいいかもだね！」
　そんな二人の、いつもと変わらない会話。
　……荒れ狂う海に揉まれつつ釣りをする事で、ノーザン・キングスを誘い込む作戦……の筈。
　ともあれ、イレギュラーズ達は荒れ狂う海を、左へ、右へ……と揉まれながら進んで行くのであった。

●狂海を制し
　そして北岸の村を出港して、数時間が経過する。
　荒れ狂う海は収まることを知らず、イレギュラーズ達も……船に揉まれ続ける。
「本当に……凄い……荒れ模様、ですね」
「え、ええ……ちょっと、頭がぐらぐらするような感じでして……」
　エルの言葉にルシアがぼやく。
　とは言え、そんな厳しい海にしか現れないという海賊共だから、それに合わせなければならない訳で……。
「皆さん、船から落ちない様に、船の縁にちゃんと捕まっておいて下さいね」
　とオリーブが皆に気遣いの言葉を掛けるが……こんなに荒れすぎては、満足に周囲を監視するのも難しい状況。
「取りあえず……エルの小鳥さんに……手伝って貰います……です」
　とエルはファミリアーにて、海風に強い小鳥さんを呼び出し、それを船の上でグルグルと周回させて、敵船の接近を空から確認させる。
　……そんな監視をする鳥の姿に気づくような、頭の良い海賊ではない。
　海賊達は波に揉まれるイレギュラーズ達の乗る船を発見すると共に。、隠れるような真似もせずに近づいてくる。
　そんな小鳥の視界に映った海賊の姿を、早速エルが仲間達に連絡。
「皆さん……左の方から、波に乗って……船が近づいて来ています……」
「左、だね……了解。あっちか」
　とマリアはじっくりと瞳を凝らす。
　揺れる水面に乗って、勢い付いたいる船。
　そして、船の甲板の上では。
『さぁてと、今日のターゲットはあの船だ！　あんまり人はいねーみてぇだが、防御が手薄なんならそれでいい！』
『ああ！　んじゃぁ一気に仕掛けるぜ、遅れんなよ！！』
　互いに声を掛け合い、急襲のタイミングを計る海賊共。
　……その船に向けて。
「それでは、わたしは……海の方から、行きます……」
　船の上から飛び込んで、海中へと潜水するノリア。
　海中を進み、敵船の船底へと取り憑くと。
「……この辺りなら、薄そう……ですの」
　息を潜め、『物質中親和』を発動。
　無機物で構成される底板を、すっ、とすり抜け……船底から船倉へ。
　臨戦態勢、突撃準備を整えている盗賊達は、船倉の倉庫なんて場所に居る訳も無く……容易に侵入出来る。
「……これで良し、ですの……」
　そして息を潜め、敵に見つからないように細心の注意を払いながら、船底部の幾つかの部屋を捜索。
　見つけるべくは、船底を破壊する為の、工具など。
　……不意を付いて船底を破壊すれば、彼らは沈む船から逃げるしか無いだろう……と言う作戦。
　一方、無防備なままを装うイレギュラーズ。
　釣り糸を流しながら、荒れた海に揉まれて鍛えられた魚を釣っている漁師をよそい、更に海賊達には気づいていない風を続ける。
　更に一波、二波が襲い来り、みるみる両船の距離が詰まっていく……と、そこで。
　……そして、敵船がイレギュラーズの船に、半ば突撃する様に接舷。
「何ですって！？」
　と驚愕の表情を浮かべるヴァレーリヤとマリア……勿論本気で驚いている訳ではなく、演技。
　……そんな演技に騙された盗賊達が、数人イレギュラーズ達の船に乗り込んでこようとしてきた瞬間、対峙する様に前に出てくる貴道。
「このミーを相手に接近戦、それも格闘込みで挑んでくるなんて良い度胸じゃねぇか」
　ニヤリ、と笑みを浮かべて挑発する貴道。
『あぁ？　何だてめぇ、殺されてえのか！？』
　と憤る海賊達に、貴道は更に。
「全く、自殺志願者じゃなくて、ちゃんと手応えはあるんだろうな？　HAHAHA！」
　と嘲笑いながら、船同士に掛けられた梯子の前で対抗する。
　更に、ルシアは飛行能力を発動し、足場の無い船の間へと飛行していき、敵を横から牽制攻撃。
　二人の行動に、前に出る事も出来ず、後ろからは更なる海賊達が前へ前へ、と進んで来る。
　取りあえず前には行けず、後ろにも下がれない状態。
　そんな敵に向けて、早速ヴァレーリヤが。
「ふふふ、私の前に小回りの利かない大船で来たのが運の尽きでしたわね！　これでも喰らいなさい！」
　と、『太陽が燃える夜』を発動し、一番前の盗賊を攻撃。
　更にマリアとオリーブが、敵の船へと乗り込む。
「ふふ、ごきげんよう！　投稿する気はないかい？　今ならひどい目に遭わないですむよ？」
　敵陣のど真ん中で、あえて投稿を呼びかける。
　……だが、盗賊達は。
『うっせえわ！　俺達を舐め腐りやがってよぉ！　ぶっ殺すねえと気が済まねえんだよ！！』
　目を血走らせて、襲撃やらシミターを振り落しながら、腕、足を切り落とすべく攻撃。
　だが、その間にオリーブが割り込む事で、その攻撃をカバーリングする。
　……そして、エル、アクアは自船から遠距離攻撃で敵を牽制し、敵船から乗り込ませない様に仕組む。
　その様に仲間達が攻撃し、時間を稼いでくれている間にも船底の捜索を続けていたノリア。
　甲板から盗賊達の威声が響いてくるが、ノリアは探索を続け……工具を発見。
　これを強い勢いで船底に叩きつければ、小さな穴位は開けられるはず。
　とは言え簡単に沈めていいのだろうか……という迷い。
「いつも、船を沈めている、からには、だれかが、おなじことをしているという不安を、ぬぐえないでしょう……きっと何人か、人をさいてくれるでしょう……」
　そんな言葉を紡ぎながら……いつでも船底を撃ち抜く準備を整えるノリア。
　その一方で、盗賊達の真っ正面に対峙している貴道は、真・コンビネーションにて攻撃し、敵単体に強力な一撃を叩き込み、確実に一匹ずつ仕留めようと動く。
　……そして、敵を殴りながら貴道は。
「降参するなら早めにしろよ。頭が柘榴になってからじゃ遅いからな？」
　と言い放つ。
　更にはヴァレーリヤはアクロバットに動いて敵の注意を惹きつけながら『死者の果実が実をつける前に』で、不殺の一撃。
　彼女に連携してマリアも『電磁加速拳・裂華』で、敵を殺さない様に四肢中心を狙い澄まして一撃、放つ。
　一方でオリーブは、敵の不殺なんて考える事も無く『H・ブランディッシュ』で、纏めて薙ぎ払っていく。
　……そんな前衛陣の動きに対し、後衛陣の動きは。
「……狙いは……外さない……確実に……倒す……」
　怨恨と共に、仲間達が攻撃し、瀕死に近い敵を優先してネガティブレイクで攻撃。
　またエルもパーフェクトフォームで自己強化しつつ、あられの雨を降り注がせ、更にルシアの魔砲撃で、更に撃墜。
　……流石に15人という大人数なので、3、4人倒しても敵の勢いはさほど変わらず。
　更にその足元は筋骨隆々なので、不安定な足場であってもがっしりと構え、よろけることは無い。
『本当にしぶとい人達の様ですわね』
　ヴァレリーヤが零す所に、マリアは。
「でも、確実に数を減らせているのは間違いないんだ。諦めずに、一匹ずつ倒して行くよ！」
　と仲間達に呼びかけて攻撃。
　……息の根までは止めずに、イレギュラーズ達は一人ずつ完全に倒して行く。
　そして……ある程度敵の数が減り、船底に隠れるノリアに合図を送るアクア。
「……分かりました、ですの」
　一つ覚悟を決めたノリアは工具を壁に何度か叩きつけ、船体の木造諸共に破壊。
　そうなれば、一気に船倉に水が溜まり、次船は明らかに地中へ進み続ける。
　勿論そんな危険な場所から退避する為に、イレギュラーズの船に向けて押せ押せでラインを押し上げてくる盗賊。
　肝は、イレギュラーズの船の方の船の上では、戦場の利はイレギュラーズ達にあり。
　筋力が馬鹿のように付いた脚力で、周りのイレギュラーズを一人でも多く仕留めようとする。
　しかし、そんな敵の作戦も中々上手くは行かない。
　更に敵を一人、また一人、確実にダメージを積み上げることで、敵の数を減らして行く。
　そして……戦闘開始より、十数分。
　死んだ者多数、何とか気絶で済ませたのも複数。
　……とは言え事態を余り長引かせる訳にも行かず、イレギュラーズ達は沈没する船から逃れた15人の盗賊達が全員が倒れる迄、攻撃と防御をし続けるのであった。

●救いの声を
　……そして、敵を倒したイレギュラーズ。
「これで……良し、か」
　息を吐く貴道……そして海の中から顔を出すルシア。
「あ、ルシアさん……お疲れ様、です……」
　とエルが微笑みかけると、それにこくり、と頷くルシア。
　そしてルシアはもう一度潜ると共に……ロープを半沈没した海賊船と、借りてきた船に結びつける。
「沈没しちゃったけど……引き上げて、一箇所直せば、また使える……筈？」
「ええ……それじゃ、船を曳航するのです。エルはお船の運転、頑張ります……おもかじ、いっぱーい、……です！」
　ルシアに頷き、エルは船の操舵輪を回し、出来る限り曳航する船の影響を最小限に抑えるようにする。
　……そして、村に向けて帰途につくイレギュラーズ達。
「さて、と……ヴァリューシャ！　釣りしていかない？」
「良いですわねー！　釣って帰りましょう！」
　微笑むヴァレーリヤに、頷くマリア。
　……そして、帰りの海も荒れ狂う波間を進む事になる訳で。
「……あ、ごめ……一人に、させて……」
　と仲間達から離れるアクア。
　人の居ない船縁に急ぐと……海を見つめて。
「うっ……気持ち、わるいの……何か、出そ……」
　荒れ狂う海に、完全に船酔いを患ってしまったアクア。
　そんな彼女の具合に、心配そうに声を掛けながら。
「あれだけ荒れた海だったからねー……取りあえず、休める人は休んで行きましょうー」
　とのルシアの提案に甘えつつ、大きくダメージを受けた者達でそれぞれ回復。
　万が一、別の海賊船が自分達を襲っても良い様に準備を整えながら、村へ。
　海底から船を引き釣り上げると、海賊共により船を失い、苦しんでいる村。
『……あの、この船って……？』
　見覚えのない船に……きょとんとしている村人へ、貴道とノリアが。
「まぁ、これもプレゼントって奴さ」
「ええ……船底を修復すれば、恐らく問題無いと思いますの！　この船で、厳しいこの季節も乗り切って欲しいんですの！」
　元々、そんな厳しい言う見で襲撃出来るようにしていた船……補修すれば、また使えることもあるだろう。
　そんな二人の暖かいプレゼントに、襲われた村の村長は……何度も何度も頭を下げて、感謝を伝えるのであった。

成否

成功

ＭＶＰ

状態異常

なし

あとがき

荒れ狂う海に現れるノーザンキングス退治、お疲れ様でした！
貧しい生活をし、船も失った村人達が立ち直るまでは時間が掛かるでしょうが、きっと……再興する事でしょう……！