シナリオ詳細
もっちもち!
オープニング
●白い球体
風がそよぐ。
草が揺れ、葉が揺れ。リスが駆ける。
そこへ、白い『何か』が飛来した。
草が潰され、木の枝は折れ、『何か』に当たったリスは地面に転がったまま微動だにしない。
しかしそれらに目を向けることなくソレは──ソレらは、新たな動くものへ飛びついた。
●もちもち
キャラバン隊の護衛を担っていた『パサジール・ルメス』という少数勢力がある。彼らはラサに戻る予定を立てていた。
「ラサまでの街道を確認していたのですけれど……『もちもち』と呼ばれているモンスターを発見したのです」
紙とペンを用意する『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)。
キュキュ、と紙に丸を1つ。その中に点を2つ。『へ』のような線を1つ。
「こんな感じなのです。これくらいの大きさなのですよ」
ペンのキャップを閉めたユリーカが、両手で円を作る。
意外と大きめ。
「もちもちはスライムの亜種と言われているのです。森に住んでいるのですが、とても……ええと、人懐こい? のです」
小首を傾げながらユリーカがそう告げる。
「何で疑問形……?」
話を聞いていたイレギュラーズからぽつりと漏れた発言に、ユリーカがますます首を傾げた。
「どう表現したら良いか、ちょっとわからないのです。人懐こいというか、なんというか……」
もちもちは動くものがあれば飛びつく習性を持つ。
しかし、その行動は『突撃』と言う表現が正しい。
一般人からすれば懐かれているというレベルではないのである。
「しかも、もちもちは合体したり分裂したりするのです。キングもちもちに飛びかかられたら死人が出ちゃうかもしれません」
こーんな大きいのです! と目いっぱいに両腕を広げるユリーカ。
とっても大きめ。
「パサジール・ルメスの民が通る予定の街道付近にもちもちが出るのです。皆さんには安全確保の為、もちもちをやっつけてほしいのですよ」
- もっちもち!Lv:4以下完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年06月10日 22時00分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●もちの こんせきを みつけた
足場の悪い森の中。戦うのならせめて場所を選びたいというのが一同の総意であった。
そんな彼らが見つけた『戦いやすい場所』というのは、奇しくももちもち──もちの通った場所のようで。
「ここらへんに、餅らしきスライムがいるってことか?」
『小さい体に大きな勇気を』ホリ・マッセ(p3p005174)がぐるりと辺りを見回す。
至る所にある折れた枝。無残なそれらはもちが突撃していった、いわゆる『好奇心の向いた先』だろう。
「そのようだね。白いもちもち……話を聞く限りでは可愛らしい獣じゃないか」
「ねー! それに愛故に人を傷つけるなんて情熱的な生き物だよね!」
ホリの言葉に首肯したのは『饗宴の悪魔』マルベート・トゥールーズ(p3p000736)と、一同の中で際立ってテンションの高い『スカベンジャー』ヴィマラ(p3p005079)。
「うーむ……もちもち達に害意があるわけではないのであろう?」
『ちいさな姫騎士』クリュン・ミア・クリュン(p3p005046)は折れた枝を見ながら首を傾げ、皆に問う。
「そうなんじゃないの。動くものには手あたり次第飛びついてるみたいだしさ」
『猫派』錫蘭 ルフナ(p3p004350)はもちがいないか辺りを伺いながらその問いに答えた。
悪気がないのなら、深追いしてまで討伐する必要もないだろう。人間との共存はできないが、もっと奥まった場所へ追い払うことで棲み分けすることは可能なはずだ。
そう方針を固める一同は、周りにもちがいないことを確認してほっと安堵の息をついた。
「絵だと結構可愛いように見えたけれど、実物はどんな感じなのかな~?」
いないと分かって逆にわくわくした表情を浮かべるのは『幽霊……?』しだれ(p3p005204)だ。
初めての依頼、初めての戦闘。加えて初めて見るスライム。これから待ち受ける未知に期待が高まる。
百聞は一見に如かずという言葉通り、実物は見なければわからないことで沢山だろう。
「一頭身だからこの足場でも普段通りにできるのかね?」
『ナンセンス』オーカー・C・ウォーカー(p3p000125)は足元を見下ろし、顎に手を当てる。
比較的戦いやすいものの、所々に木の根や石が埋まっている。自分達は足を取られる可能性があるが、もちも足──というより体であるが──を取られるのかどうかはわからない。
しかし、普段通りに動けるのであれば厄介そうな個体である。
「もちってあのもちかな?」
そう呟く『特異運命座標』西園寺 姫乃(p3p005034)は、何やら心当たりがある様子。
(いや、多分違うとは思うけれど!)
あくまで可能性、と心の中で呟く姫乃。けれど『知っている存在だったら』と考え始めてしまったら、考えられずにはいられないものだ。
かくして、イレギュラーズ達は『戦いやすい場所を見つける』という第1の目的をクリアしたのであった。
●やせいの もちが あらわれた!
「確か……奴は高速で動くのに、体当りする性質を持っているんだったな」
じゃあ走って釣るとするかな、とホリが森を見渡す。
どこにいるかは見当もつかないが、少なくともこの辺りを通ったことは確かだ。
仲間にひと声かけ、ホリは森の中を走り始める。
(餅が動いて相手に体当たりか)
もちもちと呼ばれる今回の依頼対象は、白玉や団子──餅のような見た目らしい。
そんなものが高速スピードで体当たりしてくるというのだから、厄介なものだ。
森を駆けるホリの左手からガサ、という音が響く。
同時にうなじ付近を勢いよく何かが掠め、ホリは思わずぴたりと静止した。
ロボットのような角ばった動きで首を巡らせる。右手にあった木の幹には白い何かが出っ張っており──否、めり込んでいた。
(まともに喰らったら、自分みたいな小さいのは死ねる)
仮に1発耐えられても、2発目は確実に死ねる。
もにょもにょと蠢くソレは明らかにそこから抜け出そうとしている。ホリはそれを見届ける前にUターンして走り出した。
ホリともちもちの追いかけっこを最初に発見したのは姫乃だった。
「あ、帰ってきたよー!」
声を出して皆に知らせ、大きく手を振るとホリが片腕を上げる。その後ろにぴょこぴょこと跳ねてホリを追いかける白い物体が見えた。
もちもちだ。
(本当に危険なの?)
見えた姿に疑問が浮かぶ。
一見すればその動きは可愛らしい。それに遠目でまだよく見えないが、外見がローレットで描かれたそのものであるならば表情も可愛らしいものだ。
(そうは見えないけどね…)
姫乃がそう心の中で零す間にもホリともちもちは近づいてくる。
ホリが仲間の元へ辿りつくと、イレギュラーズ達は各々動き始めた。
「いかにも打撃攻撃が効かなそうな気もするけどな。でも、攻撃はさせてもらうぜ!」
ホリはくるりと方向転換すると、追いかけてきていたもちの1匹に拳を突き出す。
その動きにもちは回避ではなく飛びかかり──ぽよんと跳ね返っていくらか衝撃を和らげた。
「猪突猛進と見せかけて、お仕事じゃあ1歩引く事も知ってるワタシ! その正体は流れのネクロマンサー!!」
明るい声と共に、遠方から死霊の矢が飛んでくる。
「おっ当たったぜラッキー!」
ヴィマラは遠目からもちに攻撃が当たったのを見て喜びの声を上げた。
だが、もちがぷるぷると震えはじめると、その姿がだんだんぶれ始める。
それはだんだん2つに分かれ、やがて小さく同じ姿をした2匹のもちがぴょこぴょこと動き始めた。
一定時間で起こるという分裂か。
「こういう単純な生物は、ある意味、結構厄介だぜ!」
ホリは顔を顰め、再びもちへ向かって拳で向かっていく。
「ほら、こっちこっち!」
一方、おおきな身振り手振りでもちの気を引く姫乃。一気にもちの視線が集中し、飛びかかるもちが姫乃の視界いっぱいに入る。
「えっ、ちょっと、思ったよりも、こいつら早っ、」
すこーんっ!
ぷるぷるな体がぶつかってきているとは思えぬスピード。思わずたたらを踏む。
ルフナが緑色の輝きで姫乃を回復させるが、喜々としたもちの追撃に追い付けない。
「だ、誰か代わって~~~っ!!」
早々に白旗を上げた姫乃の元へ、長さの異なる刃が助太刀に入った。
「ふむ、近くで見てもやはり可愛らしい獣だ。ふふ、素晴らしい」
その攻撃に姫乃からマルベートへ、興味の矛先が変わる。
「さあ、遊ぼうじゃないか」
笑みを浮かべるマルベートはそのまま姫乃から離れるようにもちを引き付けていく。
(余裕があったら指でつんつんしてみたいと思ってたけど)
しだれは姫乃に降り注いだもちを見て、その考えを諦めた。
あくまで仕事が優先だ。自らの興味で仕事が達成できないとなれば問題だろう。
大槍を地面につきたてると、もちがその動きに気づく。飛びかかってきたもちを武器の柄でやり過ごしながら、しだれは皆の攻撃の合間を見計らってもちへ大槍を振り上げた。
「うう……あそこまでとは思わなかった……」
ぐったりと伸びていた姫乃はしかし「まだまだ!」と起き上がってもちに向かった。
「いい子だから上手く釣られてくれよ、っと!」
木の影に身を潜めたオーカーが武器を投擲すると、動くものに反応した1匹のもちが即座にそれへ飛びついた。
当然ながら武器に接触するもち。ころんころんと地面を転がると、ゆっくりと起き上がる。
(その口は何かを咀嚼する為かと思ったが……少なくとも、動くものを食べるわけではないようだな)
地面に転がった苦無を見て、オーカーはもちの観察をする。
ぷるぷると体を震わせたそのもちは、くったりと元気がない様子であちこちと跳ね始めた。跳ねてはいるものの、その勢いは最初に比べてかなり衰えている。
それにいち早く気づいたのはヴィマラだ。
「愉快な生き物……だけど、お金と信頼の為、そして蝙蝠の耳にかけて。まともに討伐してやるぜ、ロックンロール!」
ヒャッハァ!! と言わんばかりのテンションでヴィマラが杖を振ると、描いた弧から死者の怨念が放たれてもちを追撃せんとする。
動くものに気づいたもち。しかし当たりに行ってはいけないと判断したか、弱弱しく横へ跳んで辛うじて回避する。
だが。
(敵は素早く、足場は悪い。……けれど)
「仲間たちと連携することで、覆すことは出来る!」
這う這うの体で回避したもちに、クリュンの鋭い一閃が放たれた。
好奇心のそそられる動くもの。しかしこれらは自らを害しようとするものだと、もちは気づき始める。
動くものへ飛びつくことをやめ、互いに顔を見合わせ始めたもちにイレギュラーズ達は身構えた。
1匹と1匹が身を寄せ合う。もう1匹増える。もう1匹。もう1匹。
そうして1つになったもちもち──キングもちもちは、への字の口元を変えずイレギュラーズ達を見た。
その表情は、怒っているようにも、悲しんでいるようにも見えて。
「合体して1つになるのかよ! なら、こうしてくれる……っ」
牽制攻撃をしようとしたホリへ突撃し、その図体で跳ね飛ばす。
ごろごろと地面を転がったホリは呻き声を上げた。ルフナがホリの元へ駆け寄り、その他がキングもちもちの前に立ちはだかる。
「……器官やら人格?やらがどうなったかは果てしなく疑問だがまぁ。でかくなった分当てやすくなったな」
毒は回りずらそうになったが、と呟くオーカーは後衛へ攻撃を通さぬよう、その身を以ってキングもちもちの攻撃を受け止める。
瞬間、1人と1匹の間に半透明なバリアが生じた。
力が拮抗して止まったキングもちもち。その背後からマルベートが2振りの剣を振り上げて襲い掛かる。「大きくなっても可愛らしさは変わらないな。是非とも舐め回すようにその姿を愛でてから……殺さないとね」
その攻撃を受けたキングもちもちは方向転換し、狙いをオーカーからマルベートへ。大きな図体での突進を回避しきれず、マルベートは肩を打つ。
(また死ぬのは嫌だな~……)
しだれはもしぶつかった時のことを考えて即座にそんなことを思った。
打撲で死ぬのは痛そうだ。そもそも死ぬのだって勘弁願いたい。
「ちゃんとお仕事はしないとね」
突進をして近くまできたキングもちもちへ、しだれは大槍を振るった。
そこへルフナに回復を施してもらったホリが戻ってくる。
「まったく、死ぬかと思ったぜ!」
今度こそ届いた牽制攻撃。キングもちもちは突進できずにその場に止まらざるを得ない。
追撃に死者の怨念が降り注ぐ。
「イエア! よけられる心配のない攻撃でやっちゃうぜ!!」
ヴィマラの攻撃はキングもちもちのでかい図体も相まって、的確にダメージを与えていく。
のっそりとした動き出しで反撃に出たキングもちもち。その攻撃の向かう先は、攻撃された記憶の1番新しいヴィマラだ。
「えっマジィっ!?」
標的にされたと気づいてぎょっとした表情を浮かべるヴィマラ。
可能性は考えていた。勿論予めアンデッドの盾を用意してるし大丈夫なはず。
キングもちもちの動き出しは緩慢だったものの、動き自体は元の大きさと遜色ない。
アンデッドの盾越しにその突進を受けたヴィマラは、みしりとアンデッドの体が崩れるのを見て目を瞠った。
盾が崩れると同時に、ヴィマラは弾き飛ばされる。その体は木の幹に当たってずるずると崩れ落ちた。
ルフナが駆け寄るが、ヴィマラは身じろぎしない。気絶していると判断したルフナはキングもちもちの攻撃に巻き込まれないよう木の影へ移動させる。
「やあぁっ!」
気合を発しながらキングもちもちへ切りかかるのは姫騎士クリュン。
遠距離攻撃との連携に気を取られ、後衛への接触を許してしまった。それは倒すことで挽回しなければいけない、とクリュンは葉を食いしばる。
その一撃は重くキングもちもちへと入り、なめらかなもち肌(?)に大きな裂傷を作った。
「そのまま一気に叩くよ!」
姫乃が呪印の刻まれた並走で肉薄。次いでオーカーの毒苦無とルフナの毒撃がキングもちもちへ飛来する。
しだれやマルベートが追撃を加える中、キングもちもちもところ構わずと突進して反撃。
「くっ……まだだ!ここで終わるわけにはいかねぇんだよ!」
その体当たりをモロに受けて膝をついたオーカー。きっと顔を上げて立ち上がり、苦無を手に再び向かっていく。
「まったくもって、面倒だぜ!」
ホリの拳がもちもちの体を打ち、しだれの大槍がキングもちもちを一刀両断せんと振るわれる。
キングもちもちが分裂するのは、時間の問題であった。
●いれぎゅらーずは まちへ むかった
ぱらぱらとキングもちもちからただのもちもちへと分裂したもち。
ころんころん、と地面を転がると一目散にイレギュラーズとは反対方向へ──街道とも逆の方向──森の奥へ逃げていく。どうやら戦闘不能となっていたもちも紛れて逃げているらしい。
しかし、それを追いかける者は1人としていなかった。
「やれやれ、追いかけるのは骨だなこりゃあ……」
オーカーはその逃げ足の速さに肩を竦める。
討伐より撃退を重視する声が多かったのも勿論だが、仮に討伐しようとしても追い付く為の労力が大きかっただろう。
「仕留めることが出来れば味見くらいはしてみたかったけれど……」
見る間に小さくなる影を見送りながら、残念そうに目を伏せるマルベート。
食べられないとのことであったが、彼女の持つギフトならば食すことも可能だったかもしれないのである。
(……逃げてくれて、よかった。本当に)
マルベートの呟きを耳にし、心の中で安堵していたのはルフナだ。
(名前も可愛いし、ユリーカも人懐こいなんて表現するしさ。そんなんで殺せるわけないんだよ)
もともと討伐する気なんてさらさらなかった。心の底から逃げてくれることを願っていたルフナにとって、1匹残らず森の奥へ退散したことは喜ばしい。
「1匹位連れ帰ってみたかっ……いや、冗談、冗談だから!」
姫乃は集まる視線を感じ、言いかけた言葉を即座に否定した。ぶんぶんと音がなりそうなくらい両手を横に振り、全力での否定アピールである。
「ま、人里に来なきゃいーんじゃなーい? おもちちゃん、倒したところで食べらんないしねー」
おー見えなくなった、とヴィマラが目元に手をかざす。彼女の動きに伴ってリリン、と杖についた鈴が小さく音を立てた。
皆が追いかけるのなら追いかけても良かったが、わざわざ1人だけ足並みを乱す必要はない。歌もバトルも一体感が重要である。
「うむうむ! これでしばらくは問題はおこるまい!」
クリュンも見えなくなったもちの姿に、満足げに頷いた。
もちの後ろ姿を見送り、ホリが小さく溜息をつく。
「さて……さすがに、疲れたな。なんか、近くの街で何か、食っていくか」
おっと餅は無しとさせてもらうぜ、と付け足すホリにクリュンが反応を示す。
「む、わらわはもちもちした食感の物がよいぞ」
もちもちという名前を聞いて、ずっと美味しそうな名前だと思っていたのだ。
ちなみにスイーツだと尚良し。
「はいはーいっ! ワタシはお肉が欲しいぜー! 町に戻るまでに決めないとね!!」
少し前に目を覚ましたヴィマラは挙手と同時に発言する。
肉かスイーツか、もちかもちでないか。
何とも気の抜ける話題と共に、イレギュラーズは町へ戻り始める。
もちが追い払われ、イレギュラーズも立ち去り。
静かになったそこへ、どこからかピチチと小鳥が飛んできた。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れさまでした。
もちは無事、森の奥へ追い払えたようです。少なくとも暫くはおとなしくしているでしょう。きっと。
それではご縁がございましたら、またお目にかかれますように。
GMコメント
●成功条件
もちもち10体の撃退、あるいは討伐
●もちもち
白い球体。白玉や団子を連想させる。
OPでユリーカの描いたもちもちの顔は右図のような感じ。『(・へ・)』
動くものに対して反応を示し、かなりのスピードで突撃する。
機動力が高い。
6ターンに1回(60秒に1回)分裂する。また、危機を感じると合体する。
合体したもちもち『キングもちもち』を倒すと元の姿へ分裂し、逃げようとする。
分裂するとその回数×回避+10、合体すると合体した数×回避ー10の補整あり。
周辺の住民には『もちもち』『もち』『もっちー』等、随分適当に呼ばれているが脅威の対象である。
「もちを見つけたら見つからないうちにそっと逃げろ。見つかっていたら髪の毛1筋も動かすな」というのが住民達の共通認識。
●フィールド
街道脇の森。
もちもちの被害に遭った場が近いため、特に探すと言うほど頑張らなくてももちもちを発見することは可能。
森の中は木の根などで足場が悪く、回避と命中、防御技術に-15のペナルティが発生する。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
●ご挨拶
愁と申します。もっちもちです。もちは食べられませんので焼かないであげてください。
補整等は「分裂して小さくなったから回避しやすい」「地面がでこぼこでつっかかりやすい、もしくは注意が向いてしまう」等に解釈して頂ければ幸いです。
それではご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
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