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シナリオ詳細

コモドドラゴンドモノコドモトモドモ

完了

参加者 : 10 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●ドウモコドモドモノコモドドモモウコドモトモオモエヌ
 幻想南部に位置する山脈地帯ココモド。
 ココに生息するコモドドラゴンというトカゲの一種はコモドドモのなかでもモットモドウモウなせいでココモドコモドドラゴンと呼ばれここココモドのコドモどもではドコモ手を出してはならぬとされているモノドモだった。
 とはイエドモココモドコモドドラゴンとそのコドモドモはドウモここのトコロ近隣のコドモを襲うドウモウなコモドドモと化しているようでココモドの領主モウド氏は「ココはココモドコモドドラゴンドモのコドモトモドモ倒さねばならぬ」と傭兵団を派遣した。だがしかし……。

「いいっ!? 私たちの任務はココモドコモドドラゴンとそのコドモドモを駆逐することよ! とはいっても所詮は野生動物。私たちの敵じゃないわ!」
 五人グループの傭兵団コールドモードは四人の女性と一人の囮で構成された熟練のチームだ。
 全員シンボルカラーをコードネームにし連携もそれなりと評判だ。
「炎の魔術師、レッド! 遠距離からマギシュートよ!」
「クールなスナイパー、ブルー。遠距離から狙撃する」
「キラキラパッションイエロー☆ 遠距離から応援するね☆」
「雑草グリーン。クローバーはすこし酸っぱくて味があるんですよ」
「ちょっと待て! 俺だけ前衛任されてないか!?」
 ピンクのドレスを無理矢理着せられた少年が慌てて振り返った。
「頑張るのよピン君!」
「骨は拾ってやる」
「応援してるね☆」
「紅葉はひとの食べ物じゃ無いですね」
「ちくしょう!」
 ピン君は両手をバッと翳すと、なんかそれっぽい構えをとった。
「来い! ココモドコモドドラゴンドモ! コールドモード切り込み隊長であるこの俺が依頼主のモウド氏のドウモ……えっと……なんだっけココの、コモ、ココモノ……コモあ痛っ!」
 舌を噛んだ瞬間、ココモドコモドドラゴンとそのコドモドモが一斉に飛び上がり、足に腕に脇腹に噛みついた。
「ンギャー!?」
「ああっ、EXFだけは自信のあるピン君が!」
「EXF以外なにも取り柄の無いピン君がやられちゃった!」
「なるほど必殺攻撃か」
「撤収しましょう撤収」
 やっぱり最低戦力で挑んじゃだめだねーと言ってピン君を担ぎ上げた少女たちは、ココモドコモドドラゴンドモから一目散に逃げ出したのだった。

●モウドウニデモナレ
「こうしてココモドコモドドラゴンドモとドウモウなコ、ココ、コモ……びゃあああああああああああん!」
 『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)が壊れた。
 所変わって王都のカフェ。イレギュラーズを集め、貴族モウド氏からの害獣討伐依頼の説明をしているところだった。
「トニカク、ドウモウなココモドコモドドラゴンとそのコドモドモをドウニカして、しし、しみゃー!」
 両手を鎌のようにしてシュッシュッてやるユリーカ。
「とにかくやっつけるのです! みんなやっつけるのです! しみゃー!」

GMコメント

【オーダー】
 成功条件:ココモドコモドドラゴンとそのコドモドモの討伐

 ココモドドラゴン二体とコドモドモ10体による一団と接触し、戦闘を行ないます。
 しかし連携が大事な戦闘となるので作戦中は常に声を掛け合って戦いましょう。
 ドノココモドコモドドラゴンなのかそれはコドモなのか、ドウすればいいのか、ソモソモコノココモドコモドドラゴンはコドモなのか、ちゃんと発言して戦わなければなんでかしらないけど命中にマイナス補正がかかります。
 ココモドコモドドラゴンの名前を略すなんてもってのほかなのです。謎の呪いで攻撃がファンブルするとも言われています。村の言い伝えです。
 戦場はココモドモモの果樹園です。ココモドモモはコドモにドウモ人気のあるモモでよくコドモが遊びに来るのですが最近は流石に近づいていません。なぜならドウモウなココモドコモドドラゴンドモがいるからです。

 ※おまけ
 相談でもココモドコモドドラゴンを略さずに話しているとお互い何言ってんだか分かんなくなって楽しめるでしょう。どのみち近接噛みつき攻撃しかしないエネミーなので、存分に文字で遊んでください。

【アドリブ度】
 ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
 プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
 なお今回に限り台詞の漢字がいつのまにかカタカナにかわることがあります。

  • コモドドラゴンドモノコドモトモドモ完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年05月14日 21時35分
  • 参加人数10/10人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 10 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(10人)

レンジー(p3p000130)
帽子の中に夢が詰まってる
チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)
炎の守護者
クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)
安寧を願う者
グレイ=アッシュ(p3p000901)
灰燼
スリー・トライザード(p3p000987)
LV10:ピシャーチャ
リカ・サキュバス(p3p001254)
瘴気の王
美面・水城(p3p002313)
イージス
藤野 蛍(p3p003861)
比翼連理・護
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
最上・C・狐耶(p3p004837)
狐狸霧中

リプレイ

●ココモドコモドドラゴントコドモドモノコト
「ドモドモ。ココモドコモドドラゴン退治ですね。ややこしいですね。ですがこれ以上ドンドン増えられても困るトノコト」
「ココモドコモモモ……なんなのよぉこの名前!」
「ココモドの住民の皆さんのためにも、ドウモウなココモドコモドドラゴンモソノコドモドモモドッチモきっちり退治して、モウド氏のモウドウシヨウっていうクノウを取り去ってあげたいわね」
「えーっと、ここども……あれ?ここもど、えーと、ここど、こもど、どら、こもどども……むにゃーっ!!」
「ココモドコモアソコモなんとかを倒しましょう」
「ココモドコモドドラゴントソノコドモ。アカアオキイロココモドモモイロ……よし。言えました、これは勝ったな」
「ココモドノウエンのココモドモモを狙うココモドコモドドラゴンをノバナシにはしておけない。近寄ったココモドモモにコドモたちまで襲うのであれば害獣に他ならないものね。よし駆除しよう。ついでにそのココモドモモというのも頂いてみたいしね!」
「ええと。こもど。どらごん。ここも。どこも。ど。どらご……」
「ココモドコドモドラゴン、ココモモコモドドラゴン!」
「ココモドコモドドラゴン、コドモドモ! 合わせてドラゴン、ココモドニ! ココモドコモドドラゴンをコドモトモドモ退治しないとね!」
 もう既に何言ってんだか分からないと思うので解説すると、イレギュラーズたちはココモドコモドドラゴンドモを倒すというココモドのモウド氏の依頼を受けココモドモモ園へやってきたのだ。
「ミンナアンシンしていいよ。ココモドコモドドラゴンのミワケがつくようにココモドコモドドラゴンドモとは違うモードカラーの塗料を用意してきたからね。アカアオキイロキミドリミドリココモドモモイロココモドイロ……」
 鞄を開いてカラフルな塗料を見せる『大賢者』レンジー(p3p000130)。
 『魔動機仕掛けの好奇心』チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)が『わああい』と死んだ目をした。
「コレをココモドコモドドラゴンにふりかけてメジルシにすればいいんだね。呼ぶときはココモドイロココモドコモドドラゴンノコドモって言えばいいのかな」
「他にはキイロココモドコモドドラゴン、ここも、こ……はい」
 途中で諦めた『ねこだまりシスター』クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)。
 『灰燼』グレイ=アッシュ(p3p000901)が塗料の一つを手に取ってみる。
「おお、これは見事なココモド色だ。ココモドの山に群生するココノ木ノハノイロニニタキミドリイロじゃないか」
「なんて?」
「イロツキココモドコモドドラゴンか、ソノコドモを。狙っていけばイイダケノコト……」
 色々達観した『LV8:グール』スリー・トライザード(p3p000987)が冷静な顔でいう。
「デモココドモ……コモ、コドモ……モー!」
 『雨宿りの』雨宮 利香(p3p001254)が急に激しく足踏みし始めた。揺れる胸。『海洋の魔道騎士』美面・水城(p3p002313)がドウドウとなだめるように手を翳した。
「おちついて。ほら、ココモドモモでも」
「ドウモドウモ……」
「追い打ちよね、それ」
 眼鏡を布でキュイキュイ拭く『ペリドット・グリーンの決意』藤野 蛍(p3p003861)。
「まず着色っていうアイデアがいいわ。ドノイロノココモドコモドドラゴンをコウゲキするかイロで分かるもの」
「そうねぇ。ええと、こ、ここもどこもど……」
 手のひらに書いてあるメモを読む『酔興』アーリア・スピリッツ(p3p004400)。
 なんかメモの文字がうにょーって歪んで前後が入れ替わっていく幻覚が見えた。気のせいだと思う。もしくは飲み過ぎだと思う。
「マアマア」
 『狐狸霧中』最上・C・狐耶(p3p004837)がコヤンドルフ家にツタワルコヤンスレイフを掲げ、ココノココモドコモドドラゴンをコノコヤンスレイフでコラシメテヤルゾっていう意志を表わした。
「やむをえずココモドコモドドラゴン討伐となった以上はドンドコ処分していくしかないのでしょう。残念ですね。まあシゴトはシゴト。依頼主にはドドンと大船に乗ったつもりでいて貰いましょう」
 考えてることをほぼ全部口に出して、狐耶はコヤンスレイフをコヤンコヤンした。
「さあ皆、ココモドのタメニココモドコモドドラゴントコドモトモドモコラシメテやろう!」
「「オー!」」

●ココデココモドノモモゾノトココモドモモノモノモノシサを
 ココモドモモの園はヒトの立ち入りを禁止していた。ココモドコモドドラゴントソノコドモがうろついているがためである。
 だがそれも今日まで!
「私が相手になります!」
 利香が魔剣グラムを抜いてココモドコモドドラゴンドモの前にタチハダカった。
 関係ないけど利香がたちハダカるって書くと奇妙ないやらしさがありませんか。
「ココモドコモ『ドド』ラゴンのドって何で2個並んでるんですか! 言いにくい!」
「まずは着色だ。よし、この『ドドド色』にしよう!」
 茶色を更に茶色くしたような変な塗料をココモドコモドドラゴンにビャッて振りかけるチャロロ。
「ドドドココモドコモドドドラゴンだ!」
「更にいいにくい!」
 こうなれば自棄だとばかりにドドドココモドコモドドラゴンドモトソノコドモドモにチャームをしかける利香。
 ソレに伴って水城が盾を構えてブロッキングバッシュを仕掛けにいった。
「おおっと! そこなこ、こども、どら、こもど、どら、ごんっ! ここを通るのはうちを倒してからにしてもらおうか!!」
 舌を噛みそうになるもなんとかココモドコモドドラゴンのドウモウなコウゲキを受け止める水城。
 利香がチャムったココモドコモドドラゴンは2体。水城が組み付いたのはオヤの1体。残り7体のココモドコモドドラゴンノコドモドモは二人の間を抜けて蛍へと飛びかかっていった。
「なんでボク!?」
「させるか!」
 ソコヘチャロロがダイビング名乗り口上。
「カカッテコイ、ココモドコモドドラゴンドモメ! コラシメテヤル!」
 チャロロは剣から炎を燃え上がらせると、手近なココモドコモドドラゴンにココモドモモイロ塗料を振りかけた。
「コノココモドモモイロココモドコモドドラゴンはオイラが相手する!」
「え、あ、うん! 援護するわ! コノココモドモモイロココモドコモドドラゴンね!」
 蛍は拳銃を抜いてしっかりと構えると、コノココモドモモイロココモドコモドドラゴンの額めがけてドンドコ銃撃を浴びせていった。
「さあコノコノココモドモモイロココモドコモドドラゴンにコウゲキして!」
「いくわよぉ」
 アーリアはお酒の名前を空で述べ始めた。
「バイアハイライフバカルディパッセンジャーリストパナマパパゲーナバーバラ……ココモドモモイロココモドコモドドラゴン!」
「なんて?」
 虹色に混ざった美しい魔術の滴が飛び、ココモドモモイロココモドコモドドラゴンの身体を打ち抜いていく。
「カラーココモドコモドドラゴンですね。縁日ですね」
「なんて?」
 狐耶はコヤンコヤンしながらココモドモモイロココモドコモドドラゴンと戦うチャロロに榊神楽を行なった。具体的にはカミノヨリシロヲテニマった。これもコヤンコヤンって擬音語で表わせたらいいのに。
 そうこうしているとチャロロたちから逃れたココモドコモドドラゴンがクラリーチェを目指してトツゲキしてきた。
「こ、こ、こんなときに……こ、コノココモドコモドドラゴンをオネガイします!」
 いえた! という顔で指をさすクラリーチェ。
 ついでとばかりにヴェノムクラウドを展開してココモドコモドドラゴンドモを毒ガスに包んでいく。
「気をつけて、そいつはミドリココモドコモドドラゴンだ!」
「えっ」
 キシャーといって口を開くミドリココモドコモドドラゴン。
 クラリーチェが不思議な悲鳴をあげながらミドリココモドコモドドラゴンをホーリーシンボルでぽかぽか叩き始めた。
「今行くよ!」
 レンジーがミドリココモドコモドドラゴンに飛びかかり分厚い本のあの、背表紙の硬いところで、ミドリココモドコモドドラゴンの頭をガッてやった。
 グレイがその機に乗じて奔流の術を唱えた。
「ミドリココモドコモドドラゴンから離れて」
 風が渦巻きミドリココモドコモドドラゴンを飲み込んでいく。
 駆け足で離れたクラリーチェとレンジーの髪までも激しく靡いていく。
 そこへスリーが何かをぶつぶつと語り、ココモドコモドドラゴンの名前と知識について整理していた。
 だがやっているのは激しい戦闘行為だ。塵境触穢という彼の肉体を塵に変えて流し込む技でミドリココモドコモドドラゴンを破裂させた。

 数がいるとはいえ初戦は獣。陣形を整えるとか損害制御とかそういうハナシはない。噛みついて殺すのみである。
「レンジー! ソノレンジーイロココモドドラゴンを頼む!」
「レンジーイロの!?」
「あとチャロロはチャイロココモドドラゴンを!」
「よしかわかった!」
 チャロロはチャイロココモドドラゴンにに掴みかかり、身体から炎のようなエネルギーを拭きだしていく。
「オマエはコンガリチャイロココモドコモドドラゴンにしてやる!」
 チャロロが組み合っている間、レンジーは別の仲間と合流。
「ココモドイロココモドコモドドラゴンとココモドモモイロココモドコモドドラゴンノコドモがそっちにいったよ!」
「ココモドイロココモドコモドドラゴンはまかせて!」
 噛みつき攻撃を剣とブーツでつっかえるように防御する利香。
 一方で水城はココモドモモイロココモドコモドドラゴンノコドモに盾を食いつかせることで引きつけていた。
「あ、あれ!? なんかめっちゃうち襲われてない!?」
「キノセイ!」
「ドドドココモドコモドドラゴンにシュウチュウホウカです!」
 蛍はハキハキと叫ぶと、リボルバー弾倉に弾を素早く込め、ドドドココモドコモドドラゴンへと狙いを定めた。眼鏡がキラリと光ったかと思うと、連続で発砲する。
 発砲にあわせてデスダンスを踊るドドドココモドコモドドラゴン。
「今です!」
「いくわよぉ」
「よし」
 レンジー、アーリア、スリーがカカカッと同時に飛び出した。
「グリモワールクラッシュ!」
「ダイジテンクラッシュ!」
「えっ……」
 それぞれ分厚い本の背表紙のところでガッてやるレンジーとアーリア。
 さああなたも、みたいな顔で振り返られスリーは半歩さがった。
 やらないなら私が、とばかりに前へ出た狐耶が狐幻鏡ってゆーありがたい祭器を振り上げて、横の硬いところでガッってやった。コヤンじゃすまない音がした。
「く、くらっしゅ……」
 場の空気ってものもあるし、というテンションでスリーはすごく価値のありそうな本の背表紙でドドドココモドコモドドラゴンの頭をガッてやった。
 それを見ていたグレイがのほほんとした顔で振り返った。
「おもしろそうだねえ。僕らもやる?」
「やりませんっ!」
 ホーリーシンボルを抱きかかえるクラリーチェ。
「次はチャイロココモドドラゴンだ! 手伝ってくれ!」
 チャロロに言われて向き直るグレイとクラリーチェ。
 クラリーチェはずり落ちそうな眼鏡をくいくいとなおすと、深呼吸した。
「それでは……ちゃいろ……ここもど……チャイロココモドドラゴン!」
 やー、とばかりに死霊弓をぶんなげるクラリーチェ。
 グレイは天気雨という魔術を展開し、半透明の杭を発射した。
 杭がチャイロココモドドラゴンに突き刺さって散っていく。
 そうしている間に、水城が抑えていたココモドコモドドラゴンも片づいたようだ。
 残るは利香がチャムったココモドコモドドラゴンだけである。
「コノココモドコモドドラゴンノコドモ、モノスゴク食いついてくるんですいけど!」
「耐えてくれ」
「イッショニココモドコモドラゴンネライマショー!」
 あ、噛んだ。と呟きつつロベリアの花をぶっ放すアーリア。
 わーと言って巻き込まれる利香。
「コ、ココ、こうなったら……!」
 利香は剣を振りかざした。
「ココモドコモドドラゴン……!」
 頭に叩き付けられた剣がごいーんと派手な音を出し、ココモドコモドドラゴンは目が飛び出るかと思うほどの衝撃に気絶した。
 仲間がやられたことで危機を察したのか、逃げ出そうとするココモドコモドドラゴン。
「逃げますよ! あの色は確か……」
 レンジーがぴっと指を立てた。
「ココモドコモドドラゴンと同列のコモドドラゴン種であるモコドコドド湖のコモドドラゴン独特の色をしたモコドコドドココモドドラゴンイロノココモドコモドドラゴンだよ」
「ぎゃー!」
 この後、『こもー!』とか『どみゃー!』とかいいながらモコドコドドココモドドラゴンイロノココモドコモドドラゴンを追い回し、トドメをさした頃には全員ぜえぜえと肩で息をしていたという。

●モコドコドドココモドドラゴンイロノココモドコモドドラゴンヲオタノシミニ
 夕日に染まるココモドモモ園。
 スリーはココモドモモを囓って。戦いで得た知識に浸った。生物っていうか色の知識ばっかり増えた気がする。
「……次はココモドコモドラゴンになってきてください」
 祈るように呟く利香。
 それな、という顔で肩を叩く狐耶。
「さよならココモドコモドドラゴン。君達が悪くはないですが言いにくい名前がいけなかったのですよ」
「違う気がする」
「ところでこの依頼報告書中に何回ココモドコモドドラゴンって出るのかしらねぇ」
 頬に手を当てて恐いことを言うアーリア。
 蛍がぐっと背伸びをした。
「さあ、帰りにココモドのコドモタチに教えてましょ。ココモドノモノゾノはモウ安全よって」
「せやなあ」
 うんうんと頷く水城。
「ところで、まだ色んな色があるんだよ。ドドドっていう地方に生える同名の木がね……」
「やめて」
 不吉なことをいうレンジーを、チャロロがそっと止めた。
「もう口が疲れたよ。そのモモちょうだい」
「あ、わたしも……いいですか……」
 今日は全然冷静じゃなかったクラリーチェが疲れ切った顔で手を上げた。
 フッと笑うグレイ。
「それにしても……言いにくい動物だったね、ココモドコモドドラゴン」
 グレイの言葉に同意せざるを得ない、一同であった。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 ココモドコモドドラ……ええい目も指も限界じゃ! いやじゃいやじゃ、もうココモドコモドドラゴンってうちとうない! けもみみようじょになりたい!
(意味:当シナリオにご参加いただきありがとうございました。またのお越しを心からお待ちしております)

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