シナリオ詳細
巨もふ。からモフるか、横からモフるか。
オープニング
●ラーメン屋からご縁があって
「「ご馳走さまでした!」」
元気な声が重なり、カウンターに空っぽのラーメンとプリンの器が並ぶ。
ここはナイトメアラーメン店。かつて『差し伸べる翼』ノースポール(p3p004381)が救った異世界で、誰かの悪夢だそうなのだが――治安自体は至って平和。遊びに来る分には支障をきたない程度である。
「お粗末様」
短く答えてカウンターから手を伸ばし、器を取り下げる悪魔の店主。寡黙で強面ゆえに何かと怖がられやすいそうなのだが、根が優しい事をノースポールは知っている。
「美味しかったなぁ! 蒼矢さん、今日は連れて来てくださって、ありがとうございました!」
「僕の方こそ、声かけてくれてありがとう。美味しいと思ったラーメン屋さんって、何度もリピートしたくなる物だもんねぇ」
お店で特異運命座標が新しいラーメンを開発してから数か月。レシピは店主に引き継がれ、人気も上々なようである。
爪楊枝で歯の隙間をちまちま掃除しながら、『境界案内人』神郷 蒼矢(しんごう あおや)は何気なく部屋の壁に貼ってあったメニュー覧へと視線を長し、そこに商品とは異なる貼り紙を見つけて目を瞬いた。
「店主さん、この"求む! モフモフマニア!"ってポスターは何なんだい?」
「描かれている絵も何というか……モフモフ、ですね?」
白いモフモフに薄ピンクのモフモフ、黄色いモフモフ――とにかく沢山、色とりどりの毛玉が並ぶ謎の一枚に、ノースポールが小首を傾げる。
あぁ、と短く声を返した後、前掛けで手を拭きながら店主もポスターへ視線を投げた。
「俺の地元で困った事があってな。実は――」
●ふしぎな世界の奇抜な村
「これが依頼主さんの地元で間違いなさそうね。だってこんなにもふもふだもの!」
もっふもっふ。ふわふわした雲のような地面の上に降り立って、『不撓の刃』太井 数子(p3p007907)は依頼主――ラーメン屋店主の地元の村をビシリと指差した。
「すごいビジュアルだわ。屋根の上もカーペットみたいにふわふわだし、噴水の女神像だってもふもふ! おまけに道に丸まってる猫だって――」
「にゃーぅ?(何か呼びましたか?)」
そちらは村の者ではなくお連れ様の『じゃいあんとねこ』陰陽丸(p3p007356)です。辺りが毛玉だらけなだけに、紛れる事の上手いこと!
数子が示した場所には柵や小さな一軒家がいくつか。慎ましやかな村らしい景観に加え、右を向いても左を向いても毛玉毛玉毛玉!
「あらぁ……お酒にまで毛玉が入ってるのねぇ?」
真っ先に村の酒場を見つけた『キールで乾杯』アーリア・スピリッツ (p3p004400)が軒先に売られているお酒の瓶を手に取ると、瓶の中ではぷかぷかと毛玉のような物が浮いていた。
瓶を回してラベルを見ると……商品名は意外な事に「梅酒」だった。ここでは梅の果実までモフモフらしい。同伴している『キールで乾杯』ミディーセラ・ドナム・ゾーンブルク(p3p003593)も困惑気味だ。
「カビ……ではないのですよね? 星の絵の具といい、もふもふのお酒といい……異世界は持ち帰りたくなる物ばかりですわ」
隣に置いてあったワインに至っては、瓶本体に毛が生えている。恐る恐る手にすると、もふぁさ……っと手に柔らかな感触が伝わった。
神は実に多くの命を創られた。それら全てが神にとって良しとされるものであり、生まれる意味がある物だと『祈りの先』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)は知っている。
されど――神は時に試練を与えるものだ。例えばそう。人が理解するにはいささか奇抜すぎる見てくれとか!
「おぬしら、外からのお客さんかのぅ?」
「そう問われる貴方は、この村の住人ですわね?」
ヒゲのせいか髪のせいか定かでないが、頭が白い毛玉と化したもふもふヘッドの老人は、うむと顎――と思われる位置へ手をつっこみ、ふわっふわっと顎(だと思われる位置)をさすりながら笑った。
「ほっほっほ。如何にも、ワシがこの『つるつる村』の村長じゃ。名をムキ=タマゴ申す」
解ぜぬ、と複雑な表用をするローレット・イレギュラーズ達を気にした様子もなく、村長のムキ=タマゴ氏は話を続ける。
「我が息子からおぬしらの話は聞いておる。この村の危機に駆け付けてくれたのじゃろう?」
そう。この村は今――もふもふな窮地に立たされているのだ!
●モフりモフられピンチを救え!
悪夢の世界の広大な雲の大地は肥沃な土壌で、不思議なエネルギーに育まれた生命は不思議な力を持つという。
つるつる村もその恩恵を受けており、特に"巨もふ"と呼ばれる不思議な生き物の来訪は村にとって大事な資源を得るチャンスだ。
お手入れで採れる爪や毛を使った特産品は悪夢の世界でも好評で、生計を立てるためには欠かせない……しかし。
「最近、つるつる村の隣のざわざわ村でトラブルがあったみたいで。村の若いのが助けに出払った結果、巨もふのお手入れが出来る人員が居なくなっちゃったらしいんだよね」
「ひと口に巨もふと言っても、毎回訪れる数も違えば、どんな動物かも分からんからのぅ。ワシらとしても、毎回どんな巨もふが遊びに来るか楽しみではあるのじゃが……」
猫の巨もふは高い所に登りたがるし、うさぎの巨もふはお手入れ中でもぴょんぴょこ跳ねまわりたがるらしい。
そんな厄介者もいるものだから、村に残された老人や子供達ではお手入れが難しいらしいのだ。
「そんな訳で特異運命座標。お手入れ用の道具は一式揃えてあるから、後は君達が頑張るだけ――」
ふわわわっ……もっふん!
説明していたはずの蒼矢が突然姿を消した。否――正確に言えば埋まってしまったのだ。
唐突に現れた巨もふの下敷きになったようで、家ほどもある巨大な毛玉の下から、ぷはっと顔を出す。
「びっっくりしたぁ! とにかく、頼んだよ!」
- 巨もふ。からモフるか、横からモフるか。完了
- NM名芳董
- 種別リクエスト(LN)
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年09月01日 22時05分
- 参加人数6/6人
- 相談8日
- 参加費---RC
参加者 : 6 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(6人)
リプレイ
●
右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても全部もふもふ。
足場の雲を掬い上げ、『キールで乾杯』アーリア・スピリッツ(p3p004400)は頬を緩めた。
「もふもふは人をダメにするのよねぇ、私もいつもみでぃーくんの尻尾にダメにされて……」
「なんですかアーリアさん。浮気…?」
「あっ違うのよぉ浮気じゃないの!」
どうかしら、とそっぽを向きつつふわふわの尻尾を揺らすのは『キールで乾杯』ミディーセラ・ドナム・ゾーンブルク(p3p003593)。村の者と同じくふわふわな毛を持つ身としては、換毛期をどうやり過ごしているか気になるらしい。興味深げに見回している。
「いつも私だけ堪能しちゃってるから、今日は一緒に堪能しましょ?」
「ええ。一緒に愉しめば浮気にはなりませんから」
「えへへー、好きなだけもふもふしていいだなんて、天国はここにあったのですね!」
雲の上に寝転び、あまりの気持ちよさに破顔している『祈りの先』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)。しかし村長の怪訝そうな視線に気づくと、慌ててすぐに身を起こす。
「大丈夫、分かってございますわっ! しっかりお手入れして遊んであげて、満足して帰ってもらいましょう!」
「なーぉ、みゃーん、なぅ!(皆さんとっても幸せそう! ボクも皆が縮む前を思い出してとても嬉しいです!)」
縮んだ、というのは巨人達が暮らす世界からやってきた魔猫『じゃいあんとねこ』陰陽丸(p3p007356)ならではの視点だろう。近寄ってきた小さな毛玉猫と鼻を合わせて挨拶し、嬉しそうに喉を鳴らした。
「今回は個性的なメンバーが集まったわね」
『不撓の刃』太井 数子(p3p007907)は強気な性格ながらも、この中では希少なツッコミ派。
つるつる村という村の名前も、村長の名前がムキ=タマゴなのも気になって仕方がない。
(名前に違和感すごくない……? でもツッコんじゃだめよね…黙ってまーー)
「好物はスクランブルエッグじゃ」
「そこはゆで卵じゃないの!?」
黙っていられなかった。数子と村長の絶妙なやり取りに『差し伸べる翼』ノースポール(p3p004381)が笑いを耐えてぶるぶる震える。
「まさかラーメン屋の店主さんから頼まれるとは! こうして縁が続くのは嬉しいですね♪」
色んな異世界を見てまわるのも楽しいけれど、こうしてひとつの世界を深く知るのも面白い。
「皆さん、よろしくお願いしますねっ!」
元気な声に応えるように特異運命座標が各々、返事を返す。つられるように巨モフが両手を万歳して、そこで新たに生じる疑問。
「そういえば、この巨モフはどんな子なんでしょうっ?」
万歳の仕草が出来るモフモフとは?
誰も彼もが頭に?マークを浮かべるが、答え探しは至ってシンプル。お手入れすれば分かるのだ!
●
「まーぅ、なーん(早速お手入れですね! 蒼矢お兄さんが用意した道具を……道具……)」
てちっ。たしたしたしたし。
いくら肉球の手で叩いても、ハサミもブラシも持てやしない!
「みゃっみゃう! うにゃーん!!(ボクは持てないので舌でいきます!猫族の毛繕いテクニックをとくとご覧あれー!!)」
「陰陽丸、なんかごめんね!!」
恐るべし特異運命座標の多様性! 猫足用のお手入れ道具が必要だとは、蒼矢も想定外だったらしい。
「でしたら私は、巨モフにふさわしいずっしり重いブラシを使いますわ!」
普段使いの武器と似た長さ重さで手に馴染む。頭の手入れを任されたヴァレーリヤは、そのままノースポールへと向き直った。
「頭の方まで私を運んでくださいまし!」
「はいっ!」
ふわり、広がる白雪の翼。元気に応じたノースポールがヴァレーリヤの両腕を掴む。
「しっかり捕まっててくださいね!」
「あっ、えっ? ノースポール、せめて身体を抱えて……」
「えー、何か言いましたか? 風の音で聞き取り辛くて」
「いだだだだだ、ちぎれる! ちぎれるう!!ブラシの重みが!!!」
「空から悲鳴が聞こえるわ」
「なぁん、みゃぉ?(ヴァレーリヤお姉さん、無事に頭に着けたでしょうか?)」
何が起きてるのかしらと数子の眉間に皺が寄る。彼女は側面のお手入れを任され、道具を手に格闘していた。
「近くで見るとものすごい量の毛ね……絡まっちゃって大変だわ」
痛くならないよう優しく梳いて、汚れはお湯で落としていく。巨モフの体温とお湯に温かさが合わさって、作業は地味ながらも暑い。
「にゃぅ? みゃーん、ふにゃぉ!(足元クラクラしてますよ? 無理しないで、疲れたら休んでくださいね!)」
「ありがとう。もう少しだけ頑張れるから……ッ!?」
数子の頭上へ影が落ち、反射的に翻す身体。
もふーん! と雲の地面にめり込むように、先刻まで数子がいた所に巨大な何かが落下した。
「ふにゃあ!?(大丈夫ですかっ!?)」
「えぇ。それにしてもこれは……石、というには大きいわね」
巨モフから出てきた謎の岩に、1人と1匹は思わず顔を見合わせた。
経験者は語る。もふもふの維持は並大抵の努力では追いつけない。
「何の巨モフか分かりませんが、ええ、ええ。
――わたしの前に現れるからには真のもふもふになっていただきます。いいですね」
ミディーセラの目は本気を通り越して煮えている。対してアーリアは気だるげだ。
「胴体が長かったねぇ。尻尾に辿り着くのも一苦労だったわ」
尻尾。それは動物にとって最も動きやすく、抱き着きたい魅惑の場所。
「こんにちはぁ巨モフちゃん。聞こえてる?」
みゅう。みゃーお。
(声は猫っぽくも聞こえるけど……木天蓼を試しても、興奮した感じじゃなかったのよねぇ)
「あちこち触られてくすぐったいみたい」
「それなら、気を逸らせてみます!」
さぁ役に立つぞとノースポールがすかさず頭の方へ飛ぶ。
「巨モフさーん! これあげますから、じっとしててくれませんか~?」
ノースポールが掲げたコヨーテのぬいぐるみに巨モフの意識が逸れ、右へ左へ動きにつられて頭を振る。おかげで尻尾の動きは収まるものの、逆に慌てる仲間が一人。
「待ってくださいまし! 頭には私がっ!」
仕事の合間にもふもふを堪能しようとしたのだろう。頭に寝ていたヴァレーリヤが声をあげた。つるっと頭から滑り落ち――。
「きゃあああーー……あら?」
もふぁっ!
投げ出された身体を陰陽丸が魅惑のふわふわボディでキャッチ!
「ふにゃあ!?(大丈夫ですかっ!?)」
「ふふー、役得でございますわー! 嗚呼、ここでずっと暮らせたら良いのに……」
「村長さんに手配をお願いした餌がそろそろ届く頃ですから、暫くは大人しくなるでしょう」
「みでぃーくんは流石だねぇ」
それにしても、とアーリアは巨モフを見上げる。なんという毛量。手作業では日が暮れてしまいそうだ。
「……よし、えいっ☆」
シャラン☆と煌めきと共に手にした魔法のステッキが箒へ変わる。物自体は便利だが、アーリアはこれが恥ずかしい。皆にバレないようコッソリ変えたつもりだったが、視線を感じてハッとする。
「みでぃーくん、その目何よぉー!?」
「最近のアーリアさん、可愛らしいものがブームなのかしら。この間もフリルがたくさんついた服を……」
「これは酔った勢いで骨董屋で買っちゃってたのぉ! そ、それにしても、これだけ毛がすごいと、中から何か宝物でも見つかりそうねぇ」
「岩なら出てきたわよ」
「「えっ」」
話を逸らすつもりで放った話題に数子がサラリと爆弾を落とした。
手入れするほど深まる謎。果たして巨モフの正体は!?
●
「よしょ、っと」
回収した毛やツメを運び、ノースポールは一息ついた。お手入れを終え、毛が整った巨モフ――もとい巨ラッコを見上げる。
「落ちてきた岩は、貝を割るための石だったって訳ねぇ!」
ここからはもふもふの満喫タイム! 尻尾に思いっきり顔を埋め、アーリアは感嘆の息をつく。
「あっ幸せ……もふ……」
横に居るミディーセラはというと、巨モフ相手に教鞭をとっていた。
「これだけ大きな体なら、仕方ないとはいえ……いいですか。毛並みの手入れというのはけして欠かしてはいけないものなのですよ。いきなりすべてとは言いませんけれど、少しずつやればいいのです。まずは毎日――」
「みでぃーくん」
「本当は丸洗いもしたいしリボンも巻きたかったところです。そのうちもう一度来るべき――」
「あなたの尻尾が一番よ?」
「――ッ!」
唐突に耳元に囁かれ、ぶわっとミディーセラの尻尾が膨らむ。そんな甘い空気の中――。
もふしゅーーん!
「わーっ! 早いですっ♪」
「ひゃっほーう、いい気分でございますわーーー!!」
手入れが終わってツルツルな巨モフの背中を堪能しようと、頭から尾っぽまで滑り台変わりにノースポールとヴァレーリヤが滑り降り、空へぽーんと投げ出された。
瞬間、シマエナガへと変化して空を自由に飛ぶノースポール。だがヴァレーリヤに翼はない!
「着地の事を考えてませんでしたわっ! あっあっ、アーリア、どいて下さいまし!このままではぶつかああああ!!!」
「いたーーーい!!!」
派手な激突音の対岸、巨モフの顔の前には数子がいた。
「ステイ! ステイよ巨モフ!おりこうね、言葉がわかるのかしら?
こんな事もあろうかと、ピーピー鳴るボールを持ってきたわ。気になるでしょう、そうでしょう! これからとってこーいってしてあげ――」
「ふにゃーん、なぁぉ……みゃっみゃう!(わーっ、素敵なボール……僕も遊びたいですっ!)」
「うゎひゃあー!?」
陰陽丸が飛びついたのをきっかけに、僕もーと言わんばかりに巨モフまで数子に襲い掛かる。
もっふりもふもふ、2匹に挟まれると、この世とは思えない夢心地だ。
「またいつか、遊びに来たいですねぇ……ふわ…」
うとうと。巨モフの毛並みに埋もれ、欠伸をするシマエナガ。
癒しの時間はまだまだ続く――。
成否
成功
状態異常
なし
NMコメント
今日も貴方の旅路に乾杯! ノベルマスターの芳董(ほうとう)です。
リクエスト戴きありがとうございます。私も(リプレイを書いて)癒されたい!!
●目的
巨大なもふもふを満喫する
●場所
異世界<誰かの悪夢> つるつる村
夢らしいふわふわした雲の上のような地面に満点の星空。不思議な常夜の異世界です。
村の屋根から村人の頭まで、何から何まで毛量多めのもふもふです。
●『巨もふ』とは……?
つるつる村に遊びに来る大きな毛玉。大体1階建ての一軒家くらいのサイズです。
不思議な事に、訪れる巨もふの正体は羊だったり犬だったり定まる事はなく、
動物や鳥など何かしらの生き物らしいのですが、何のモフかはお手入れしてみないと分からない事が多いのだとか。
人間に友好的で襲ってくるような事はありませんが、遊ぶのが大好きで、お手入れ中もじっとしているとは限りません。
●やれる事
巨もふのお手入れ
村にやって来る巨大なもふもふのお手入れをしましょう!
道具は蒼矢が用意したものでも、持ち寄ったものを使うでもOKです。
巨もふと遊ぶ
お手入れが終わった後はもちろん巨もふ達と遊ぶ事ができます。
めいっぱい癒されて帰りましょう!
●登場人物
『つるつる村 村長』ムキ=タマゴ
真っ白なふもふヘッドの老人。好物はスクランブルエッグ。
後述のムキ=アエルの父親。
『ナイトメアラーメン店 店主』ムキ=アエル
強面で悪魔の角と翼が生えた男のラーメン屋店主さん。年齢は30代くらい。
口下手だが根は優しく、故郷の問題を解決してもらおうとノースポールに依頼した。
『境界案内人』神郷 蒼矢(しんごう あおや)
怠惰な境界案内人。仕事はサボりたがるが動物は好きなので、比較的この依頼にノリ気の様子。
●その他
こんな生き物の巨モフと遊びたい! というリクエストがあれば可能な限り対応します!
もちろん完全にお任せでもOKです。触れ合ってみないと分からない、闇市ならぬモフ市をお楽しみください。
説明は以上となります。それでは、よい旅路を!
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