シナリオ詳細
【天牢】平和の価値はただ地に堕ちて
オープニング
●正常性バイアス
「この国は平和になったものだな」
天義の街角で、一人の聖職者がぽつりと口にした。
大いなる闇は祓われ、国の中心に蟠る毒は抜け、人々は前を向いている。だから平和だ、と。
未だ幅を利かせる異端とその被害者が増えていても。
森に大地に、得体のしれぬ魔物が増えていたとしても。
そして、その言葉を聞いた少年がつい先日通り魔に両親を殺されていたとしても。
そしてその少年が聖職者の言葉を聞いた、その数時間後に、彼はその聖職者に____。
そして翌日、一羽の鳩が聖職者の務める聖堂付近で死んでいるのが発見される。
聖職者は哀れんだ。そして、訝った。
彼は鳩に墓を作って丁重に埋めてやったし、■■■■のことは丁重に葬ってやった。
きっと天国に行くのだろう。鳩と共に。
鳩ならば、平和裏にそれを。
さらに翌日、聖職者は数多の鳩に啄まれて死んだ。
●宛らそれは天使のよう
「今回の依頼書には『天使』の討伐とあります。ですが、天義がそんな依頼を出すか疑問で……ウラをとったら、天義という国ではなく、事件の起きた聖堂からの依頼のようです」
『ナーバス・フィルムズ』日高 三弦(p3n000097)は割と、適当なことを適当にもっともらしく伝える女だ。情報屋としてソレもどうなのかと思うが、今回は今ひとつはっきりしない調子で話を切り出した。
「話としては、とある聖堂の聖職者……司教とありますから低くはない階級でしょう、その方がなくなったことに端を発します。目撃証言によれば多数の鳩が彼を啄んで殺したとされ、鳥葬は推奨されていないし鳩は本来そこまで凶暴ではないと考えると、第三者の手引が疑われました。そこで、さらに目撃証言が出てきて」
「――天使ってワケか。羽が生えた子供ってところだろうが……それこそスカイウェザーじゃ?」
三弦の話の尻尾を掴み、イレギュラーズが言葉を続けた。そのとおりだと頷いた彼女は、更に話を続ける。
「目撃証言がそれだけなら、間違いありません。ただ、半透明に見えた、頭に光輪が見えた、翼を使わず滞空していた、という情報が揃うと……」
「ただの純種ではありえないか」
だからといってそれを天使と僭称し、討伐を望むとはその聖堂の者達の面の皮は大層な厚さである。それから、と三弦は眼鏡のブリッジを上げた。レンズの反射でその顔は見えないが、おそらくは真っ当な目はしていまい。
「その『天使』の顔、聖堂関係者に見覚えのある人間が非常に多いらしいんですよ。不思議だとは思いませんか? 尤も」
依頼は遂行するのが我々の使命なのですがね。口元を歪めた彼女の心根の底は決して深くはない。三弦が何を感じたかなど、気づかぬ者は恐らくおるまい。
- 【天牢】平和の価値はただ地に堕ちて完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年06月30日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●聖堂の天使
天義に夜の帳が下りるのは本当に早い。人々が戒律と善性に逆らうことなく、規則正しく生きていることの証左である。然るに、今此処に居る者達はお行儀よくこの国に順応しようとしない不心得者か、順応せぬことで己のあり方を示そうとする異邦人かのどちらかだ。この場合、イレギュラーズは後者に入るか。
「天使ってボクみたいな可憐で美しいものの喩えだと思ってたですが……マジモンの天使ですか……。ボクはかまわねーですがそんなの退治しちゃってバチ当たらないですかね……」
「果たしてそれは、本当に皆が思っている物なのだろうが……な?」
『特異運命座標』ルリ・メイフィールド(p3p007928)の自信溢れる言葉は脇においても、信仰の対象たるそれを『退治』するとなれば当然のように不信感は積もるもの。
『艦斬り』シグ・ローデッド(p3p000483)が興味深げに口の端を釣り上げるのも、さもありなん。少なくとも、普通の案件であろうはずもない。
「何にせよ、三弦さんがああいう口ぶりの時の真実はロクでもない気がするなぁ……」
「ロクな依頼を持ってきた試しがあったか? ……天使(アレ)を討伐しろって依頼する聖堂も大概だが」
『悲劇を断つ冴え』風巻・威降(p3p004719)も『1人より2人の方が』天之空・ミーナ(p3p005003)も、多少なり情報屋についての知識は持ち合わせている方だ。
尤も、威降が知っているのは「どうにもならないなにか」を思う彼女の憂いと嫌味を交えた表情であり、ミーナの知るそれは疲れ果てた女性のそれであるが。
「天使ですか? それはそれは美しくあって、そして尊いものなのでしょうね?」
でも訳アリ品かしら、と笑った『執行者』トモエ・アストラルノヴァ(p3p008457)の表情には、得も言えぬ残酷さが見え隠れする。
独自の『天罰』を解する彼女にとって、それは恐らく、生かしておくことを許せぬものであることは想像に難くない。
「司教を殺したりとか、天義……もしくは聖堂に敵意を持ってそうだけど……何だか嫌な感じがするね……」
『青の十六夜』メルナ(p3p002292)は背後に背負った聖堂をちらりと見て、物憂げに月夜へと視線を逸らした。『天使』の顔に思い当たりのある者、殺された司教のこと、現時点では謎が殊更に多すぎる。どの情報を拾えば正解にたどり着くかもわからない。手探りであることを覚悟のうえで、できることから始めるしかないのである。
(天使……孤児院の運営。聖堂の名は確かナーベンリーベ…………『少年愛』?)
『黒のミスティリオン』アリシス・シーアルジア(p3p000397)は依頼主である聖堂側について思索を巡らせ、思いがけぬ真実の一端に触れたような錯覚を覚えた。
聖堂の名、『天使』の顔の理由……そんな露骨なロジックが有り得るのか。だとすれば、これはあまりに悍ましい話だ。
「余計な詮索はなしにしてもらおう、イレギュラーズ。君達に大恩あれど、この事態は我らのみの管轄だ」
「し、司教閣下……! 彼らの助けなくば、徒に我ら神の従僕が同じ従僕に殺されるなどという事態が続きかねません! もう少し言葉を謹んで頂きたい!」
「……あ、争いは……控えるべきです。神の御下でこのような……」
「……あれは?」
『「Concordia」船長』ルチア・アフラニア(p3p006865)は、口論とも呼べぬ会話を続ける3名の男を指差した。今にも『天使』が現れようというのに、のんきなものだと。
「聖堂の関係者だよ。あのふんぞり返ってるのが大司教、抗弁してるのが司祭、ちっこい彼が助祭」
それに応じたのはメルナ。彼女とミーナが、予め根回しとして彼らをこの時間、この場所によびつけたのだ。普通であれば断る選択肢もあったろう。だが、免罪符を提示され、解決するので立ち会え、と凄まれては断ることも難しい。
「しかし……この国でこんなことをして平気でしょうか?」
「討伐を頼まれた以上、『正しい』依頼だと思いますよ。彼らの心根がどうあろうとね」
トモエの疑問に対し、威降は得物に手をかけて首をゆるく振った。ろくでもない裏も、見えている表も関係ない、とばかりに。
風が吹く。冷たく湿った情念のようなそれは、一同の脇を駆け抜け、空中へと舞い上がる。ガス燈を点けたかのような光が一瞬閃くと、次の瞬間、それはその場に姿を表していた。
「なーるほど、こりゃあ確かに天使に見えらぁ」
ミーナは得物を抜き、獰猛な笑みを浮かべる。輝く光輪、広げられた翼、緩く弧を描く口元は聖者のそれを彷彿とさせる。
「本当にバチ当たりな外見ですね……」
「果たして誰を模して、何を恨んでいるのだろうか、な……?」
ルリは顔をしかめ、シグは喜色を隠そうともしない。まあ、ちらと見た聖堂関係者達の反応をみれば現れた『天使』がどんなものかは想像もつく。
周囲に現れた化身達はメイスを手に、聖職者達に視線を向けた、気がした。目はない。口もないが……ケタケタとあざ笑う声だけが聞こえる。
「かかってこいよ、出来損ないの天使。堕天使が相手してやらぁ!」
だが、ミーナの名乗り上げに反応した化身達は機械じみた動きで向き直ると、メイスを両手で構え直す。
天使は無邪気な笑みをたたえ、シグに視線を向けた。――聖堂の聖職者ではなく、彼を。
シグもそれを心得ていたらしく、顎をしゃくって相手を誘う。
静かに、しかし激しく、戦端は開かれる。
●汝殉教者なりや
「天使に従う化身、どれほど尊い外見をしているのかと思っていたけれど。これではとても、聖典には載せられないね?」
トモエは、ミーナに向かう化身の一体の死角より忍び寄り、不可知の一撃を叩き込む。反射的に振り上げられたメイスは、護りを目的としたとて遅すぎ、見当違い。そのまま至近距離に陣取られれば、ミーナに近づくどころではない。
「効きづらいだけで全く効かない訳じゃない……なら、使わない理由がないよね!」
メルナが振り上げた大剣は、蒼い炎を巻いて大上段から天使目掛けて振り下ろされる。ともすれば隙が多い斬撃は、しかし練り上げられた技倆と速度を以て必中の精度へと昇華された。素手で受け止めた天使は、傷一つ見せずにその一撃を凌いでみせた。無傷か? ……否、飛び散った燐光が血と同等なら、確かに傷は負っている。
「効くなら躊躇はしません、少しずつ、刻んでいきましょう」
威降は鋭く呼吸を吐き出し、両腕を振り下ろす。拳撃ではなく剣戟よろしく振り抜かれた腕は、妖刀を模した禍々しき気の流れを湛えている。避ける暇を与えず振り下ろされたそれは、常の威力より強烈な重みを以て天使を苛んだことだろう。
「……彼らの反応を見るに、推測は正しそうですね」
アリシスはちらりと聖職者達に目をやり、天使目掛け光矢を放つ。神秘と呪いを塗り込めたそれは、告死天使の名に恥じぬ脅威を天使の身に叩き込む。命の流転を遮り、それを削る。天使の表情は笑みを湛えたまま変わらぬが、その首筋にうっすらと、血管のようなものが浮かんだ。『ようなもの』と呼んでいいほど、実在性に乏しいものだった。
「…………」
天使は手を組み瞑目する。頭部の光輪が閃けば、それは狙い違わずシグの胴を切り裂いていく。が、シグ自身の治癒術がその傷を瞬く間に癒していく。全快と言わずとも、耐え続けるには十分すぎる。
「私は別にそこまで戦闘に適した訳ではないが、それでもそう簡単には倒れんぞ?」
周囲からすれば、シグが人の姿を保って戦闘を続けている事自体が(それなりに)珍しい事態なのだ。攻めを重視せず、護りに回る彼となれば更に、だ。
「チッ……シグ、すぐ行く! 耐えられるか?」
「これでも、覚悟は出来ているつもりだ。手助けしてくれるなら、有り難いのだが……な?」
ミーナは自らに接近した2体の化身のメイスを受け止め、護りをそのまま攻め手に転じ、手近な一体に叩き込む。彼女自身の傷は? 幸いにして、無傷と遜色ない。天使との戦闘の要石たる彼女だ。その程度で息を上げてなんとする。
「危なければボクも治療しますから、耐えてくださいですよ!」
ルリは二撃目、三撃目と受け止め、涼しい顔をしてみせるシグの状態をつぶさに確認し、治癒術を放つ。シグの言葉は強がりではないが、さりとて任せきりにするには危険すぎる。ミーナは化身達を引き受けた分、己が天使へと歩を進められぬジレンマに陥っている。
「これで……三体ですか。無限に増やし続ける訳ではないようですが、途切れませんね、どうにも」
トモエは一体ずつ、化身を確実に引き受けて撃破を続けていた。消滅する寸前、その顔が一瞬だけ垣間見えたが、そのどれもが『天使とは違う』。その人相までは聖職者達が見てないだろうが、それにしたって……表情に光がない。そして、彼らが一体消える度、天使の口元が何事か動いていたのを、トモエは見逃さない。
天使が笑みを深め、己の周囲に光の膜を生み出す。メルナが攻め込むまでの一瞬を狙って生み出された光膜は、蒼い炎を散らして大剣を逸らした。
「威降さん……!」
「大丈夫です。俺『も』あの守りを崩せますから」
威降はメルナにそう返すと、両手を組んで逆袈裟に振り上げる。ハンマーよろしく天使の水月を狙った一撃は、光膜とかち合い、一瞬の停滞の後に叩き割り、振り上げられた。
光膜は月光を照り返すように散らばり、夜風に溶け消える。――その時、天使の表情に初めて変化があらわれ。
「――――!」
助祭の少年が、誰ともしれぬ者の名を呼んだ。
●されど命の価値は軽く
(……さて、お前さんがそうまでしてこの世にしがみつき続ける…その理由は何かね?)
(ぃ……ない……!)
シグは駆けつつ、天使を巧みにミーナの元へと誘導しようとする。天使の知性は然程高くないのだろうか、誘いに乗った先で間合いに踏み込まれれば、あからさまに表情を固くし……然るに、彼の挑発じみた精神感応に、怒気を孕んだ声を返した。
「おい、シグ。この位置、この間合い……お前」
「悟って貰えて僥倖だ。……三歩退いてもらおう」
ミーナは渋面のまま、全身のバネを開放して全力で後ろに跳ぶ。その眼前で、シグの放った火線が化身ごと天使を薙ぎ払う。如何に化身とて、それだけで滅されることはあるまい。
仮にそうなったというのなら、既にかなり弱っていたと見ていいだろう。
ミーナが引きつけ、トモエが間引きし、最悪、多少の粗漏があろうと……『若干の』被害を超えては出ていない。
戦場という盤面は、イレギュラーズ達の手から離れてはいない。
「なんだか、動きが少し雑になってないですか……?」
「もしかしたら……いえ、もしかしなくても、そろそろ化身は『打ち止め』なのでは?」
ルリは治療の合間を縫って化身ごと天使を攻め立て、僅かな動きも見逃すまいと目を凝らした。だからこそ、違和感を掴んだ。
そしてアリシスは、徐々に弱りいく天使の姿に、一つの確信めいたものを覚えていた。焦りと恐れと悲嘆が混じった天使の表情、口を開かずとも、多くの情報を拾い上げていそうなシグの笑み、そして聖職者達の――下の階級の者ほど顕著な動揺。
「ァ――ア……!」
天使が吼える。光輪の光が一際強く輝き、シグの喉元を襲う。ミーナが横っ飛びに割り込もうとするが、僅かに遅い……が、そこに立つ影が、両腕を盾にし、一撃を凌いだ。威降だ。
「貰ったよ……その隙!」
天使にとっての渾身の一撃だったのだろう。現に、威降の腕の傷は彼の守りをもってしても深々と傷を刻んだ。
だからこそ、メルナが剣を振るうのに十分な隙が生まれた。無防備な胴が、彼女の攻勢を阻もうと、何ほどのものだというのか。
一刀。振り下ろされた剣筋を炎が覆い隠し、天使の表情すらも蒼炎に包み込む。
両断。左右に分かたれた亡骸は、しかし最初からそこになにもなかったかのように霧散していく……さながら、実体を持った霊体であったかのように。
「これで終わり、ですか……ところでシグさん、彼は、いえ」
『彼ら』はなんと? アリシスの問いかけに、シグは困ったとばかりに肩をすくめた。
「……知らぬな。この聖堂の名をして不躾な噂を立てる者はおろうが、全くもって不愉快なことだ」
大司教は、一同の問いに顔をしかめ、首を振った。その態度は、本当に何も知らぬ者特有の困惑と、しかし傲岸さが垣間見える。
「あれは――私はあまり関わりがありませんでしたが。孤児院の子の顔であるように……」
「嘘だ、嘘だ……! あの子は、あの声は、あの口ぶりは、『あの子達』に違いない……! そんな、そんな――馬鹿な……!」
司祭は怪訝な顔をしていた。明らかに知っているが、本当にそうなのか? という、そんな表情。
それに対し、助祭の彼の取り乱しようは異常だ。シグがテレパスとリーディングを駆使し、『化身の心をも読んだ』ことがここで効く。『彼らの名前』をも、彼は読み取ったのだ。
「申し訳ありません……この子は孤児院からこちらの道を志し、助祭となったばかりなのです。それで、こんな」
「人工物かと思いましたが、そうではないようですね……皆さんが崇敬しているのは、『本物の天使』なのですか?」
トモエの問いに、最も驚きを顕にしたのは、誰あろう大司教だった。
このことから、『聖堂の崇拝に対する疑惑』を知る者は階級が高く、『孤児院の事実』を知る者は下位であることがわかろうか。
謎は未だ、数多ある。だが、間違いなく明らかになった事実がある。
「天使と……そして化身も、孤児院の子供の成れの果て、ですか……」
アリシスの表情が、洞察から嫌悪の色に変わったのも無理はあるまい。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れ様でした。
……いや、うん。まさか階級別に三通りは考えなかった。精々騒ぎを聞きつけた下位の連中が大騒ぎしてみたいな、そういう展開にしたいなとか思ってました。
想定以上に情報が出たので、次回色々アレな展開が待っています。次の参加は名声、気にしないでほしい。
GMコメント
気が向いたらやって2回位で完結する系。
まあ、ロクな展開にはならないでしょうね。
●達成条件
『天使』の討伐
(オプション)天使討伐までの時間を可能な限り引き延ばし、聖堂関係者がより確実に天使を観測できる状況へと誘導する
●天使
便宜上の名称です(舞台となる聖堂では信望の対象ですが、天義全体ではこの限りではありません)。
外見特徴からスカイウェザーが連想されますが、『頭に光輪を持ち』『肉体が半透明で』『滞空に翼の稼働を必要としない』など、常識と照らし合わせると明らかに別物です。
鳩を操ったのはこの敵の特性らしいですが、詳細不明です。
特徴にたがわず物理攻撃が比較的通りづらく、回避と抵抗が高めです。特性として「怒り」と精神系BSに耐性を持ちます(低確率ですが付与自体は可能です)。
なお、ターゲティング優先度は原則「天義名声の高い順」です。
・光輪波(神超域:識別・HP回復中)
・光輪斬(神超単:万能・流血)
・神聖防御(自付・副:物無、命中増)
・化身生成(特殊・副:「化身」1~3体生成)
●化身
天使が生み出す半透明の人形存在。顔は虚のようになっていて全く見えません。初期数4。メイスのような得物を手にしています。
攻撃力とHPは数打ちの雑魚にしては高め。
・殴打(物近単)
・衛士の使命(物至単:飛)
・神使の眼力(神超単:万能・無・怒り)
●ナーベンリーベ聖堂
戦場(及び【天牢】の主要な舞台)。そこそこ大きな聖堂で、天義の基本的な教義を踏襲しつつ、一部他の世界でのステレオタイプの神聖存在を信望の対象としています。
近年では孤児院運営なども手広く行い、そこそこ名の通る扱いを受けています。
戦闘時は深夜のため、ひと目にふれるとなると工夫も必要でしょう。
なお、目撃者の数やその階級等に応じて今後の展開に影響が出る場合があります。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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