シナリオ詳細
<虹の架け橋>クマのウーはんは蒼き蜂の巣を欲す
オープニング
●ウーはんの依頼
「皆さん、お疲れ様です。『大迷宮ヘイムダリオン』の次の領域ですが、鬱蒼とした森だそうです」
ローレットの一室で、目前に集まった『真昼のランタン』羽田羅 勘蔵(p3n000126)が、目前に集まったイレギュラーズ達に頭を下げる。
常春の妖精郷アルヴィオンと深緑の迷宮森林を繋ぐ門アーカンシェルが、魔物により突破・破壊されて魔物が妖精郷に流入した。そのため孤立した妖精郷の妖精達が、ローレットに攻略を依頼したのが『大迷宮ヘイムダリオン』である。
ヘイムダリオンは、各領域にて『虹の宝珠』を手に入れることで次領域へ挑戦できる。そして、次の攻略するべき目標が勘蔵が口にした森というわけだ。
「ここには、ウーはんと名乗る巨大なクマがいるそうです」
そのウーはんが『虹の宝珠』を持っており、『虹の宝珠』をローレットに渡す代わりにサファイア・ブルー・ワスプと言う蜂の巣を持ってくるよう求めていると言う。
サファイア・ブルー・ワスプは全長五十センチほどの蒼い大型の蜂で、形はスズメバチに似ている。小動物や鳥を狩っては幼虫の餌にしており、その幼虫がウーはんにとってはご馳走なのだ。攻撃性は低いが、さすがに巣に手を出そうとすれば全力で襲いかかってくるとのことだ。
「ただ……そのウーはんからの依頼なんですが、問題は全然裏が取れてないことなんですよねぇ……」
はぁ、と勘蔵が溜息をつく。何でも、別の情報屋がその領域に訪れて裏を取ろうとしたところ、「ワイが信じられへんのか!」と言わんばかりの勢いで追い出されたのだとか。
「何だか嫌な感じはしますが、どうか上手く『虹の宝珠』を手に入れて下さい。くれぐれも、気をつけて下さいね」
申し訳なさそうに、勘蔵は頭を下げた。
●ウーはんの笑み
勘蔵がイレギュラーズ達に向け、依頼について話している頃。
「イレギュラーズとやらがサファイア・ブルー・ワスプの巣を持ってくるのが、ホンマ楽しみでかなんわぁ。その後は――」
ヘイムダリオンの領域の一つ、鬱蒼とした森の中心で、全長十メートルはあろうかと言うヒグマのウーはんは嬉しそうに独語する
「……しばらく食い物には困らへんな。イレギュラーズら、早よう来おへんもんやろか」
ギラリと、ウーはんの目と牙が光った。
- <虹の架け橋>クマのウーはんは蒼き蜂の巣を欲す完了
- GM名緑城雄山
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年05月31日 22時35分
- 参加人数8/8人
- 相談4日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●湧き起こる疑心
「フーム、この世界でも熊は蜂が好きなんだな。熊も蜂も故郷と比べたら色々でかいけども」
「蜂の巣を取ってくること自体はやぶさかではないんだが……何かウラがあるかもしれない」
「ウーはんなぁ……裏が取れてないっていうのが、な。信用が大事な場面で、『自分が信じられないのか!』っていう奴は大体信用ができない」
大迷宮ヘイムダリオンの中を目的の領域へと進みながら、杠・修也(p3p000378)と『特異運命座標』羽住・利一(p3p007934) はそんな会話をしていた。
彼らの行き先にはウーはんと名乗る熊がいて、サファイア・ブルー・ワスプと言う蜂の巣を持ってくる代わりに、自分の持つ『虹の宝珠』を渡すとローレットの情報屋に持ちかけてきたと言う。しかし、別の情報屋が裏を取ろうとしたところ、修也が言ったような言葉と共に追い返されてしまったとのことだ。
そうなれば、イレギュラーズ達もこれは何かあると警戒せざるを得ない。
「森の中で熊さんと出会うお歌ってあったわよね~。お歌の熊さんは優しい子だったけれど……」
ウーはんは如何だろうか、と『遠足ガイドさん』レスト・リゾート(p3p003959)は考えてみるも、その経緯からやはり何かしらの危険はありそうだとの結論に至る。
(……一筋縄でいかないのは何時ものことだけど、今回も苦労しそうだわ)
ウーはんが話題に上ると、『大砲乙女』ティリー=L=サザーランド(p3p005135)は内心で溜息をついた。ティリーにはそれに加えて、もう一つ憂鬱の種があった。受ける依頼に虫が関連したものが多いティリーは、今度はサファイア・ブルー・ワスプを相手取ることになる。
(五十センチを超える蜂って……ううっ……気持ち悪い)
想像するだけで、ティリーの背中には怖気が走った。
「うーん、聞くだに怪しい……。とは言え、本題は虹の宝珠だ。手に入るなら少々の事は目を瞑るんだが」
「確かに、キナ臭いとはこの事を指すのだろうけどもな……腹にイチモツ抱えてる奴には警戒を怠らないようにしよう。さて、虹の宝珠集めと洒落込もう!!
『剣砕きの』ラダ・ジグリ(p3p000271)の言葉に、『真実穿つ銀弾』クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)は肯きつつ、気合いを入れて虹の宝珠を手に入れる意気を示した。
一方、妖精郷への到着を急いでおり、ウーはんが敵なら敵で排除するまでと決めているのが、『魔風の主』ウィリアム・ハーヴェイ・ウォルターズ(p3p006562)と『カースド妖精鎌』サイズ(p3p000319)だった。
「ウーはんが敵なら敵で、排除すればいいだけ」とするウィリアムはまだ穏当な方だろう。
「少しでも早く妖精郷にたどり着けるなら、罠だろうがだまして悪いがな依頼でも全部切り伏せてやる」「妖精郷にたどり着くのを邪魔する奴は全部敵」と考えているサイズは、妖精郷に至るためなら修羅にさえなりそうな勢いだった。
●蒼く輝く蜂達
ヘイムダリオンの中を進むイレギュラーズ達は、目的の領域――鬱蒼とした森の中に足を踏み入れる。まずは、ウーはんが所望するサファイア・ブルー・ワスプの巣を探さねばならない。
「蒼くて大きい蜂を知らないかい?」
「蒼くて大きい蜂を見なかったかしら~?」
植物と断片的ながらも会話が出来るウィリアムとレストが手分けして、サファイア・ブルー・ワスプを見ていないか、あるいは知らないか、森の木々に聞いて回る。
木々への聞き込みによって、サファイア・ブルー・ワスプの巣のおおよその位置が掴めると、今度はラダや利一、修也が人並み外れた聴覚でサファイア・ブルー・ワスプの羽音を探す。
「……! 羽音が聞こえた」
ラダがキャッチした羽音を追うと、狩った鳥を抱えて巣に急ぐサファイア・ブルー・ワスプが見つかった。イレギュラーズ達がその後を追っていくと、そのサファイア・ブルー・ワスプとは入れ替わりに五匹のサファイア・ブルー・ワスプが飛んできて、イレギュラーズ達の前でホバリングしながらカチ、カチと顎を鳴らしている。この先に進むな、と言う威嚇だ。
しかし、イレギュラーズ達も引くわけには行かない。ウーはんから虹の宝珠を受け取るためには、サファイア・ブルー・ワスプの巣を持って行かなければならないのだ。誤って巣が傷つくことのないようレストが保護結界を展開すると、イレギュラーズ達はサファイア・ブルー・ワスプへの攻撃を開始した。
サイズの妖精鎌が一閃。そしてまた一閃。瞬く間に、二匹のサファイア・ブルー・ワスプがあっさりと両断される。仲間を倒されたサファイア・ブルー・ワスプ達はイレギュラーズを外敵と悟り、怒ったように羽を震わせる。
だが、最初からやる気であるイレギュラーズ達に対して、その対応は遅かった。残る三匹のうち二匹はラダのプラチナムインベルタに貫かれ、最後の一匹も修也の魔力撃に叩き潰された。
すると、仲間の死を察知したのか、新たに十匹以上のサファイア・ブルー・ワスプが飛来する。
それに対してレストと利一が前に出ると、およそ半分ずつを分担して、束縛のリボン・乱と名乗り口上でサファイア・ブルー・ワスプ達を引き寄せた。
ブゥン、と言う羽音と共に、サファイア・ブルー・ワスプ達はレストと利一に群がっていく。
「みんな、はやく倒して~! ひゃ、ひゃあ~!」
「くっ、流石にこれだけ数がいると厄介だな……」
レストは旅行鞄を振り回して盾にして、利一は首元や手首等を重点的に守り、サファイア・ブルー・ワスプ達の攻勢をしのごうとする。だが、十匹近くの蜂に集中攻撃されて全てをしのぎきれるはずはない。毒に侵されたり血を垂れ流すことはなかったものの、もう一、二度同じようにやられたら危険であった。
もちろん、他のイレギュラーズ達がそれを黙ってさせるはずもない。
「君達にはちょっと申し訳ないけど……!」
まず、ウィリアムがレストに群がるサファイア・ブルー・ワスプ達を目掛けてチェインライトニングを放つ。辛うじて雷撃から逃れた一匹を除く、七匹のサファイア・ブルー・ワスプが雷撃に撃たれてぼとぼとと地に落ちた。
「速くて硬い? デッドコピーとは言え”剣聖”の技だ――その魔剣技の冴えにそのようなもの、無為と知れ!!」
そしてクロバが、利一に群がるサファイア・ブルー・ワスプを無想刃・吹斑雪【劣】の一閃で斬り捨てていく。奇跡的に回避した一匹を除く、六匹のサファイア・ブルー・ワスプが横一文字に両断されていった。
残る二匹のサファイア・ブルー・ワスプも、その命をわずかに存えたに過ぎない。
「あぁー! もう、本っ当に嫌! 綺麗な蒼色でも虫は虫よ! 一匹残らず殲滅してあげるわ!」
射線を遮る木々も蒼く輝く外骨格も関係ないとばかりに、ティリーは『Grim』から立て続けに弾丸を放ち、一匹、また一匹とサファイア・ブルー・ワスプを貫いた。
サファイア・ブルー・ワスプを全滅させた後、レストと利一のダメージを回復させてから、イレギュラーズ達は巣を探す。大木の枝に釣り下がる、直径五メートルはあろうかと言う球形の巣がすぐに見つかった。イレギュラーズ達は慎重に巣を枝から離す。
「これは……式神に手伝ってもらおうかな」
その大きさに、ウィリアムは式神を召喚して運ばせることにした。
ただでさえ運ぶのが大変そうというのもあるが、ただウーはんに渡して終わりでは済みそうにない以上、巣の運搬で自分達が疲れるのはよくないと言うこともあった。
●見透かされた心算
「……黒、だな」
ウーはんの姿が見えて、それがだんだんと近付いていく最中。修也は敵対心……と言うよりも、強烈な害意を感じ取る。イレギュラーズの間に、(ああ、やっぱりか)と言う空気が広がった。
それまでの経緯の怪しさから、イレギュラーズ達はウーはんに対して十分に警戒はしていたが、その警戒が正しかったことを修也のエネミーサーチは証明したのだ。
「おおい、そんなところで何を止まってんねん。それはサファイア・ブルー・ワスプの巣やろ? 早よう、こっちに持って来(き)いやー」
害意を察知されたとは思っていないウーはんは、イレギュラーズ達の足が止まったことを不審に思い、そう呼びかけた。
「その前に、ウーはんが何を考えているのか見せてちょうだい。前に私達の情報屋を追い返したことがあったわよね? だから、ウーはんが何を考えているか皆不安なの」
「何や!? お前らもワイが信用でけへんちゅうねんか!? そんなことせんと、早よその巣をワイに渡せや!」
リーディングを使いたいと言うティリーのお願いを、ウーはんはキレながら一蹴する。
(ワイに利用されるだけのメシ共が、何を生意気言ってんねや!!)
「気をつけて! あいつ、私達を食う気よ!」
リーディングを強行したティリーが、思わず他のイレギュラーズ達に警告を発する。
「……チッ、バレたら仕方あらへんなァ!」
思惑を察知されたウーはんは、イレギュラーズへと襲いかかるべく全速力で駆け出した。
利一は他のイレギュラーズ達から前に進み出て、ウーはんの突進をその身で遮る。
「邪魔やボケ! それとも、貴様から死にたいんか!?」
「そんなつもりはないよ。騙してくれたお仕置きはするけどね」
ウーはんの怒声を、利一は柳に風と受け流す。
「食われるわけにはいかないからな……」
足を止められたウーはんに、修也は魔力撃を叩き付ける。ゴスッ! と鈍い衝撃が、ウーはんの頭部を襲った。
「は~い、ウーはん。こっちにいらっしゃい~」
レストは利一同様に前に進み出て、束縛のリボン・乱でウーはんの注意を自身に引き付ける。ウーはんは前脚を大きく横に薙ぎ、レストと利一、そして修也をひとまとめに薙ぎ払おうとする。
「ぐおおっ!?」
レストと利一はウーはんの脚を避けたものの、修也はまともに受けてしまい、パンドラを費やして辛うじて立ち上がる。直撃とは言え、修也が一撃でそこまで追い込まれたことで、イレギュラーズ達に緊張が走る。
「大丈夫かい!?」
「――あ、ああ。助かった」
ウィリアムは、すかさず大天使の祝福で修也の負傷を癒やす。ダメージを半ば以上回復された修也は、安心したように一息ついた。
「もたもた戦ってたらまずそうだな。――この暗さでこの距離から攻撃を放つと思わないだろう? だが俺からしてみれば好都合な条件だよ――!」
「うがあああああっ!!」
クロバの無想刃・重白魔【爆】が、射線を遮る木々を紙のように斬り飛ばし、ウーはんに叩き付けられていく。ザックリと、ウーはんの身体に深い傷が刻まれた。
「私達を食べるなんて無理だって、その身にしかと教えてあげるわ!」
「ぎええええええっ!!」
それに続くように、ティリーの『Grim』から放たれた弾幕が、敵を刺そうとする蜂の群のように次々とその傷の付近に突き刺さる。
「邪魔を、するな……」
「があああああっ!!」
さらに、無想刃・重白魔【爆】によって刻まれた傷に、サイズは呪血斬の一閃を重ねる。
深い傷を狙っての集中攻撃にウーはんはただ悲鳴を上げるしか出来なくなっていたが、イレギュラーズの攻勢はまだ終わっていない。ラダの黒顎魔王によって発生した黒い大顎が、傷の周辺の肉をガブリと食い千切った。
●ウーはんの命乞い
「ぎいいいいいっ!! ひ、ひいっ……も、もう勘弁しとくれ……。も、もうあんさんらを食おうとしたりなんかせえへん。に、虹の宝珠も渡す。せ、せやから……」
虫の息、となって地面に這いつくばるしかなくなったウーはんが、さんざ痛めつけられてようやくとても敵う相手ではないと理解したのか、命乞いを始める。
「最初から、そうしていれば……!」
「まぁ、これで目的を果たせるんだ。ところで、その虹の宝珠は本物なのだろうな?」
苛立ちを交えながら吐き捨てるサイズを宥めつつ、ラダが虹の宝珠の真贋について尋ねる。
「へぇ……この期に及んで、嘘をついたりなんかしやしまへん。この宝珠をあんさんらが来たのとは逆側の、森の端の方に持っていけばわかることですわ」
ウーはんはラダの問いに答えつつ、よたよたと住処の洞穴の中に戻ると、七色に輝く宝珠を手に戻ってくる。
「これが……虹の宝珠……」
「はは……やったな」
ティリーはその輝きに魅入られたようにうっとりとした声でつぶやき、修也は目的は果たせたことを喜んだ。
「もう、こんなことはしないわね~?」
「……へ、へい。絶対に、もうしまへん!」
「約束は約束だからね。サファイア・ブルー・ワスプの巣も、ちゃんと置いていくよ」
「ほ、ほんま、お、おおきに……」
レストとウィリアムは、協力してウーはんの傷を癒やしていく。ウーはんは最初の傲然とした態度が嘘のように、ひたすら平身低頭していた。
ウーはんとのやりとりが一段落したところで、イレギュラーズ達は森の端を目指すことにした。
「巣を取るくらいなら手伝うから、今後は仲良くやろうね」
「へ、へぇ、それはもう……っ!」
利一としては特に脅したつもりもなかったのだろうが、去り際にそう声をかけられたウーはんは怯えたようにペコペコと頭を下げてイレギュラーズ達を見送った。
「さて、と……この辺りでいいのか?」
ウーはんに教えられた森の端で、クロバは虹の宝珠を高々と掲げる。すると、ゴゴゴゴ、と言う轟音と共に、地面が大きく揺れる。何事が起きたのかとイレギュラーズ達が周囲を見回すと、木々が途切れた先の地面に、下に向かう階段が現われた。どうやら、これが次の領域に向かうためのものであるらしい。
「これで、この領域の攻略は完了、だな。次の領域も、速やかに越えたいものだ」
出現した階段を一瞥すると、サイズはすぐに踵を返して帰途に着き始めた。
――ヘイムダリオンの攻略は、まだまだ続く。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
シナリオへのご参加、ありがとうございました。
サファイア・ブルー・ワスプ達もウーはんも瞬殺で、皆さんの強さにただ舌を巻くばかりでした。また、戦闘に至るまでの警戒なども、隙がなくお見事だったと思います。
GMコメント
こんにちは、緑城雄山です。
久しぶりのシナリオ二本目になります。よろしくお願いします。
●成功条件
『虹の宝珠』の入手。
●情報精度
このシナリオの情報精度はC-です。
信用していい情報とそうでない情報を切り分けて下さい。
不測の事態を警戒して下さい。
●ロケーション
木々が立ち並ぶ鬱蒼とした森。暗視までは不要。
中距離以上の遠距離攻撃は木によって射線が通りにくいため、命中にランダムに-5~-50までのペナリティーが入ります。これは、距離が遠くなればなるほど不利になります。
●ウーはん
『虹の宝珠』を持つと言う巨大なヒグマです。情報屋達の間では、腹に何やら一物ありそうだと見られています。
その体躯から、とてつもないパワーを誇ると思われます。
●サファイア・ブルー・ワスプ ✕20
全長50センチの大型の蜂です。この蜂の巣を持ってくるのが、ウーはんが『虹の宝珠』を渡す条件と言うことになっています。
非常にすばしっこくしかも小さいため、命中・回避・防御技術は高く、顎(出血系BSあり)も毒針(毒系BS、麻痺あり)もそれなりには痛いのですが、いかんせんその体躯から生命力は低いものとなっています
それでは、皆さんのご参加をお待ちしております。
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