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シナリオ詳細

ホテル・イン・ザ・フォレスト
ホテル・イン・ザ・フォレスト

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●ごく簡単な捕獲依頼です
「集まってくれたようだね。虫採りの依頼が来てるんだ、君達に是非受けてもらいたいんだけど、いいかな?」
 ローレットに集まったイレギュラーズに、『博愛声義』垂水 公直(p3n000021)は問いかけてくる。それから、少し遅れて自己紹介を添えた。冴えないナリの情報屋で、雑な態度。初対面で分かる特徴はそんなところだろう。
 しかし、虫採りとは。冬に依頼するものなのだろうか。どこの好事家か。
「ああ、これは一応由緒正しい貴族サマの依頼なんだ。『幻想』の森にこの季節に現れる虫を是非とも必要としている。けど、捕獲には細心の注意がいるから、自分や使用人を割り当てることができない。ローレットにお鉢が回ってきたのは、そんなカンジ」
 公直の言葉を鵜呑みにするなら、その虫は危険なものではないだろうか。生きて捉える必要があるのか? 一同はそう首を傾げた、かもしれない。
「ああ、別に触れたら爆発するとか毒液を撒き散らすとか、怪我の心配がある虫じゃないんだ。ただ」
 ただ?
「その虫……火照流(ホテル)っていうんだけどね、そいつの分泌液やフェロモン類がとにかく……ええと、何て言えばいいのかな」
 名前の時点で一歩退いたイレギュラーズは賢かった。そこで逃げればもっと賢かったのだが。
「そう、催淫効果だ! ちょっとしたことでもドキドキしたり同性異性問わずに気になっちゃったり吊り橋効果になったりするっていうんだよ! 貴族サマも、使用人同士が寿退職したり祝い金を出すのを渋って使用人を出したくないらしいんだ!」
 そうだ、じゃなくて。そういうモンにイレギュラーズを無駄遣いするその姿勢は大丈夫なのか幻想貴族。
「大丈夫さ、イレギュラーズなら一時的効果で済むだろうし抗えるだろう! ……催淫効果よりタチの悪い効果が起きても俺には保証できないけどね!」
 いきなり出てきた情報屋がいきなりぶん投げてくる無茶振りに、一同の拳が震えたのは致し方ないことなのかもしれない。
 殴らなかっただけ、素晴らしき自制心だ。

GMコメント

 このシナリオに戦闘はありません(イレギュラーズによる)!
 繰り返します、戦闘はありません(イレギュラーズによる)!

 そんなわけでなんかちょっとエロかったりする依頼です(少年誌の範囲内で)。
 捕獲対象の情報をご覧ください。

●情報確度
 Bです。『火照流』の生態にはまだ明らかになってないところが多いためで、この情報確度の補正で無用な負傷やだまし討ちが発生することはありません。
 ただし状況によりさらなるドイヒーになる可能性を公直は否定していません。

●『火照流』(ホテル)
 幻想では冬に現れるごく一般的かつはた迷惑な虫の一種。惚れ薬の材料になる(重要)。
 幻想貴族は今まで使用人を捕獲に向かわせて寿退職に持ち込まれるパターンが非常に多かったとされ、イレギュラーズへの依頼が出来ることを歓迎している。いいのかそれで。
 潰した時の体液、驚いた時の分泌液、通常のフェロモンその他に一般人が受けるとパツイチ(死語)の催淫効果を有し、稀に『それ以外』の効果もあるとされるが都市伝説。
 どうやら性格に強力な影響を与えるとか。
 そのものに殺傷能力や危害を与える能力はなく、花の蜜や樹液を吸う非常にエコロジーな虫。

●捕獲に際して
 密封型の虫かごと虫取り網が支給されます。大事に使ってね。

●その他
 プレイング内容により変動するアレコレがあります。
 『覚悟完了』の四文字はくれぐれも本当に覚悟できた場合にご利用ください。
 この依頼によって今後のイレギュラー生活に支障が出た場合、保証はできかねますのでいいぞもっとやれ。

  • ホテル・イン・ザ・フォレスト完了
  • GM名三白累
  • 種別通常
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2018年04月01日 21時25分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談4日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

御堂・D・豪斗(p3p001181)
例のゴッド
九鬼 我那覇(p3p001256)
三面六臂
Q.U.U.A.(p3p001425)
ちょう人きゅーあちゃん
アインス・リーヴェ・ホムンクルス(p3p002010)
意志ある禁忌の愛玩人形
ニエル・ラピュリゼル(p3p002443)
性的倒錯快楽主義者
Blood・D・Killer(p3p002785)
夕闇散歩
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
Nerr・M・März(p3p004857)
ペストマスク

リプレイ

●『理性』って知ってる?
 冬の間に現れる‥‥というより、冬しか現れない虫、『火照流』。
 冬しか会えない、というと季節限定の菓子のような気安さだが、その本性を知っていれば、そんなものを求める貴族の意図を理解していればそうも思えないのが現実である。
「ところで、依頼人のお兄さんが何かモゴモゴ話していた注意ってなんだったのかしら?」
 『今夜もハシゴ酒』アーリア・スピリッツ(p3p004400)には、かなりはっきりと話していた情報屋の言葉も「もごもご」に聞こえていたらしい。どうやら酒精で鈍っているのは知性どころか聴覚もらしいが、どこの世界の鈍感魔神なのだろうか。酔いとはそういうものなのか。
「『さいいん』がなんとかっていってたっ! 『さいいん』ってよくしらないけど、むしとりしてればそのうちわかるかな!」
 『人 工 無 能』Q.U.U.A.(p3p001425)はアーリアに説明してみせたが、彼女自身がそもそも『催淫』の意味を知らなかったらしい。どぎつい色の服を揺らして森の中を驀進する彼女に、意味を知ることで行動が変わるかどうかを問うのは無意味そうであるが。
「……え?」
 アーリアは辿々しいQ.U.U.A.の言葉から、単語の意味を理解した。理解、してしまった。知性ある相応の大人であれば当然っちゃ当然なのだが、何でだろうか、彼女の表情に『まんざらではない』とでかでかと書いてある気がするが、気の所為だろうか?
「愛の為に必要としているのね。いいわ、愛を交えることが任務であれば私の領分よ」
 『意志ある禁忌の愛玩人形』アインス・リーヴェ・ホムンクルス(p3p002010)はどうやら、『そうなる』虫を採集するという目的から、『そうなる』事自体が目的であると言う認識にすり替わってしまったらしい。申し訳ないけど『ハイルール』ってギルドで教えられなかった?
「『火照流』を採集しろとは言われたけど、全部引き渡せとは言われなかったわよねぇ? 自分の分も頂いちゃおうかしらぁ?」
 『性的倒錯者で快楽主義者』ニエル・ラピュリゼル(p3p002443)のように、『指示を最大限尊重して抜け道を探す』やり方ならばまだ、強く何かを問われることはないだろう。多少の混乱が現場であろうと仕方なしと、ローレットは理解している。
「さい、いん……? よく、わか、ら……ない」
「大丈夫ですよブラッドさん! 惚れ薬なんて所詮恥じらいを呼ぶだけのシロモノです! ……見てなさいあのお節介馬鹿、もう二度と私を追えない様にしてやります……」
 『血が滴る死神の鎌を持つ殺人鬼』Blood・D・Killer(p3p002785)は感情の機微に乏しいためか首をかしげるが、『ペストマスク』Nerr・M・Marz(p3p004857)の助言でほっとしたように相好を崩す。尤も、Nerrの側も『火照流』の真価についてそこまで危険視しておらず、せいぜい『ちょっと恥じらいを亢進させるおくすり』程度の理解しかもっていないことが窺える。その判断が正しいかどうかは、彼女らが尊い犠牲としてきちんと支払ってくれるだろう。体で。
「虫取であるか。たまには童心に帰るのも、悪くないやもしれぬであるな」
 『三面六臂』九鬼 我那覇(p3p001256)はそう口にしてから、はて、と思い直す。そう言えば、虫採りなどという当たり前の行いを楽しんだことがあっただろうか。……いや待て、むしろ自分はその異形からして『虫』扱いされた過去しかなかったのではないか? と。
「なんにせよ、節度と品性は守るがよい。ユー達の為にも! その上であればゴッドは如何な行いも受けいれよう!」
 『神格者』御堂・D・豪斗(p3p001181)は悲哀を含んだり色を覚えたり色々とアレげな仲間達に対し、どこまでも寛容だった。そのギフトの効果もあって、眩しすぎて正視に堪えない状態であることだけが少々問題点といえば問題点であろうが。
「ブラッドさんは色々なことに耐性があると窺っております! きっと今回も大丈夫でしょう、ね、ねっ?」
「自分、で……よけ、れば……手、伝……う……」
 Nerrの有無を言わせず畳み掛けるような言葉に、Bloodは否定もできず言われるがまま、肯定していた。痛覚が無いこと、感覚・神経系が乏しいこと。それは催淫されないということとイコールではない、のだが。果たして彼女達にどれほどアレな運命が待ち受けているのかは、神のみぞ知る。
「残念ながらゴッドが与り知る話ではないな! だがゴッドフェロモンは留まる所を知らぬ故、巡り合わせによってはそういう事もあろう!」
 ……ああいえ、ゴッドは知らなくていいんですよ別に。

●どちらかというとアウト
「そういえば、虫の外観が分からぬである。手当たり次第に捕まえればなんとかなる……で、あるか?」
 森に分け入った一同は、我那覇の言葉でふと、我に返る。虫の形状。そういえば探すに当たって、そんなものを考える者は誰も居なかった。情報屋でさえも、伏せていた気がする。
「そういえばそうねぇ。冬に見る虫なんてそうそうないから、すぐに見つかると思って考えてなかったわぁ」
 アーリアもその点ではノープランだったらしく、そわそわと周囲に視線を向ける。だが、そういう時に限って虫というのは姿を見せぬもの。
「採集できなかったら楽しむ予定もご破算になっちゃうかしらぁ? それじゃあつまらないわよねぇ……もう少し奥に侵入(ハイ)ってみましょぉ?」
 火照流が見つからない、という事態に焦りを覚えたニエルは、森の奥へと勢いよく進んでいく。分泌液をなんかこうイイ感じに利用して楽しみたい、という欲望は、余るほどに対象がいた場合に限る。見つけられなきゃ意味がない。ある種、強い使命感に駆られた彼女はメンバーの中で最もアクティブに動いてみせた、かもしれない。
「見つけなきゃいけない、のは賛成ね。そうでなければ愛を伝えられない」
「まっすぐすすむだけじゃだめだよっ! くさのなか、きのうえ、たおれたきのなかもちゃんと見なきゃ!」
 アインスは目的意識のベクトルがえらい違うきがするが、虫採りには積極的らしく、ニエルの後をすばやく追う。
 それに続くQ.U.U.A.の忠言は、言っちゃなんだが非常に理にかなったものだった。ただ飛んでいるだけではなく、どこかに隠れているのかも知れない。右往左往しつつアクロバティックに虫探索に励むQ.U.U.A.は、木の陰に飛び込んでひと騒ぎ起こした後、虫籠に『それっぽい』虫を集めていた。純粋、恐るべし。
「ブラッドさん、お願いしますね? 本当に頼みますのでね?」
「わか、った……」
 Nerrはといえば、Bloodの影に隠れて虫探しを続けていた。火照流の外見は、仲間たちの奮闘でわかったような、そうでないような。取り敢えず手当たり次第に虫を探したら、Bloodに捕まえさせればいいのだ、自分はサボっているのではなく探索に注力しているのだ。そうNerrは自分に言い聞かせていた。
 現に、Bloodの動きは手早い。目についたピンクの毛を生やした系の虫を次々虫取り網で囲っては箱の中に投げ入れていく。依頼達成に近づきつつあるのは彼女ら2人なのでは? そう考えるのも不思議な話ではない。
「火照流達よ、ユー達に罪はないが……ライフの循環もまた命のデスティニー!」
 かと思ったが、豪斗の挙動は格が違った。背中に光とか文様背負った状態で(多分オンオフは任意なのに)なんの気のてらいもなく虫を捕まえているのだ。服の一部に分泌液がついているが触らない。フェロモンは自分のもの(いわく『ゴッドフェロモン』と呼ぶ)と信じて憚らない彼には、ちょっとやそっとの催淫効果は通じないのかもしれない。
 催淫効果は通じないかも知れないが、かの虫にはまだ未知の部分があることを忘れてはいけないのだった。

「木の上であるか……問題なく登れるのである」
 我那覇は両手を、というか何本かの手を木に当てると、恐るべき勢いで木登りを開始する。6本も手があれば木登りは余裕だろう、と思うだろうが、手の位置からして6本まとめては無理である。あと、登ってる様子が……本人も気付いてるだろうがあまりに虫めいている。空いた手で虫取り網を振り回す姿は、三流ホラー映画なんぞで非常に重宝されるのではなかろうか。
 アレやコレやで順調に火照流の採取を進めていくイレギュラーズ達であったが、なにしろ催淫効果……性的欲求の亢進をメインとする効果を持つ虫を採取しているのだ。
 彼らは普通に振る舞っているつもりでも、状況は刻一刻と、白いシーツを桃色に染めるが如くに加速する。
 ……改めて警告しておくが。『少年誌の限界』はそこまで万能ではないのだ。

●ももいろいんふぃにてぃ(ぜんねんれいむけ)
「なんだか霧が深くなってきたように感じるのであるが……皆、大丈夫であるか?」
 我那覇はどこか不安げな表情で周囲を見渡し、仲間達の様子を探ろうとする。周囲の仲間が何故か非常に、言ってしまうと『雑』に火照流を取り扱っているのが彼は心配でならない。そりゃそうだ。かの虫は、その身から分泌するものがことごとく人の精神に影響するという触れ込みだったではないか。
「きゅーあちゃんはだいじょうぶだよっ! おしるがいっぱいかかってるけど毒じゃないからだいじょうぶ!」
「大丈夫よぉ、気分がよくなってきたけど虫の体液を懐に入れたりなんてしてないわよぉ? 本当よぉ?」
 Q.U.U.A.とニエルのリアクションを見る限り、もう駄目な気がしてならない。サイケデリックな肌を上気させつつも笑みを絶やさないQ.U.U.A.の態度たるや、一部のマニアにはウケが良さそうに思える。
 他方、ニエルは懐にあからさまにあやしげな小瓶とか注射器とかをしまいこんでいるのだが、肝心の虫籠はといえば、ほぼほぼカラなのである。かなり気合を入れて採集に臨んでいたことを我那覇は見ている、知っている。どう考えても小瓶とか注射器が怪しいのだが、残念ながら今の彼はちょっと覚悟が足りないので追求する勇気もなかった。
「大丈夫、そんな小道具なんていらないわ……一緒に気持ちよくなりましょう?」
 で、アインスはニエルを背後から羽交い締めにし、いきおい、地面に押し倒す。それなりの採集はしていたようだが、もうなんかそれどころではない。アインスの腕から逃れようとするニエルだが、ナメクジめいた執拗さで張り付いてくる相手を引き剥がすことは困難を極める……必然、されるがままになってしまうのだ。
「あぁぁぁぁ、そんな、肌全体に分泌液が絡んで、ねばって、ねばってえぇぇぇ……♪」
 どこか嫌そうじゃない声に変わったので、大丈夫そうである。我那覇はコトが深刻化する前に目をそらした。
 で、この異常事態をなんとかするために状態回復のスキルを使用したのだが……全く効果がない。否、解除されるなり催淫されているのだ。ほぼ全員。自ら、進んで。
「一体これはどういう事であるか。また吾輩は役に立てぬのであるか……ウ゛っ」
 自らの無力感を強く感じ、膝を折った彼に催淫を受け容れる勇気はなかった。必然、喉からまろび出たのは虹色のなにか。まあ吐瀉物である。後から後から吐き出されるそれは胃液を出し尽くしてもなお続く。どこか悲壮な、見るものが見れば『搾り取られた』ようなカサカサの肌になった状態で、我那覇は崩れ落ちた。

「あれ? ブラッドさーん?」
 Nerrは、虫の採集に勤しんでいたBloodに呼びかける。状態異常をものともしない戦友のおかげで『天敵』への対抗手段を手に入れ、意気揚々と帰還する、そんなビジョンを夢見ていた彼女の前で、Bloodは見る間に表情を赤らめていくではないか。
「なに、これ……」
 熱の篭った息を吐き、身をくねらせたその所作は見る者を(性別問わず)強く誘惑するものだった。Nerrに助けを求めるように視線を向けたBloodの目は呆けたような、蠱惑的なもの。さて、この『ピンク色の霧』のなかでその誘惑に耐えられる者がいるだろうか? おおよそにおいて否である。
「びゅ、ぶ、ブラッドさん……?」
「どう、した……の?」
 Nerrは指をわきわきとくねらせてBloodに迫る。ペストマスクがあろうと皮膚接触は容赦がなく、相手の肌に指先が触れた時点でびくりと『Nerrが』仰け反った。
 ……知られざる火照流の特性として。催淫されたものの汎ゆる体液は、なべて催淫効果を発露するのだ。さらに、他者との体液が混じった時点でその特性はさらに増す……『混沌』ではよくある、特殊な虫とかが持ってるアレである。否、ちょっと嘘だが。
「もう我慢なりません、私と一緒に縛ったり縛られたり大道芸(意味深)をしましょぉぉぉぉ!」
 Nerrの絶叫を背景に、ぱさりとペストマスクが落ちたのだった。

「ぬぅ、ゴッドエネルギーが発揮されぬゆえに助けを求める声が届くのが遅れていたか!」
 豪斗は、イレギュラーズが各々ヤバい状態にあることに遅まきながら気付いていた。どうやら、他者の助けを求める声は届くようだが、双方『同意の上』だったりそれを危機だと感じ取らぬ者には効果が薄かった……のかもしれない。
「嫌ぁ、胸の谷間になんて止まっちゃダメよぉ? フェロモンが濃いからもうどうだっていいけどぉ~♪」
 声の方を見れば、アーリアが困惑しつつもピンクの霧のせいですっかりできあがっていた。ふらりふらりと左右に千鳥足で動き回る彼女は、流れでQ.U.U.A.の懐にもつれ込む。しっかりと抱えられたアーリアはそのまま地面にもつれ込むようにして倒れ、結果的に押し倒す格好となっていた。
「ところでみんながかんがえてる、×××××とか×××××ってなんだろう? ねそべってあそぶものなの? たのしくて、もっときもちよくなれることみたい?」
「……うぅん、そうねえ。なんなら一緒に試してみる?」
「だったら、きゅーあちゃんもやってみたい!おしえておしえて!」
 もはや正常な思考を放り投げたアーリアの誘いに、Q.U.U.A.は二つ返事で身を預けた。

「……行くところまで行ってから止めるべきであろうな!」
 豪斗は周囲のあんまりといえばあんまりな状況にもはや1人で処理しきれる状況ではないことを悟った。彼が無事なのは恐らくゴッド精神力のせいだろうが、真相は不明である。

 Q.U.U.A.は斜め60度からチョップを入れられアーリアとの一切の出来事を忘れたし、我那覇はアーリアの酒を浴びせてかろうじて水分不足を補った。二日酔いは必至であるが。
 他の面々が森で起きた出来事を語ることはあるまい。概ねにおいて、ないだろう。
 アインスが危うく愛の結晶を得る可能性もあったのだが、流石に少年誌的にそういう展開は求められてないのでかろうじてセーフだったようだ。あと、体液とか分泌液とかフェロモンは全面的に貴族に渡すということで一同から取り上げられました。そんな危険物を放置してたまるか。

 依頼は達成されたが、豪斗からの報告を受けて情報屋が漏らした一言は『自分で責任とるならいいよ』、であったとかなかったとか。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

お疲れ様でした。
少年誌なんで椿が落ちたりペストマスクが落ちたりシズル感出したりするのが精一杯でした。
個別に結果とかなんやらかんやらは『自分で責任をとった結果』です。ご了承ください。

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