シナリオ詳細
<青海のバッカニア>いと醜く美しきエルゼ
オープニング
●海間漂う海種ならざりし者
ネオ・フロンティア海洋王国の『国家事業』はローレットの協力なくしては成功の目は小さい。それは、国民の多くが多かれ少なかれ認識している事実である。
だが、彼らは少数の英雄の双肩に重荷を乗せて諦めるような人種かといえば、断じて否だ。
たとえ『絶望の青』への旅路が厳しいものであっても、彼らの目の前に広がる領海は自身で維持すべきだと理解しているし……イレギュラーズがいようがいまいが、遠からず大号令は発布されていただろう。
海洋の人々は、そう言う人種だ。
「……で、問題になってるのはここってワケか……」
イザベラ派の貴族から掃海任務を任された船乗り達は、近海で特に騒ぎになっている海域へと到達。調査を始めようとしていた。
なんでも、この辺りで『海種らしき影』が現れては船を襲っており、少なくない被害が出ている……の、だという。
普段の海洋ですら、同国民を襲うなど言語道断。まして大号令の下にある元凶で派閥争いを誘発する輩など放置できるわけがない。海種であるイザベラ派の貴族が、この状況を憂慮したのは当然の流れといえた。
「船長! あそこに人影が……っう、わ……」
そんな中、船員の1人が海原に見えた人影を指差し、それから絶句した。その姿が余りにも、そう、忌憚なく言えば『醜かった』からである。
「おい、おい。同じ海種として見てもありゃあ、なあ? ――うぉっ!?」
船長もまた、呆れ気味に船員に返す。純種のいくつかは変身能力を有し、素の生物としての外見と、カオスシード然とした外見とを使い分ける。だが、現れた『それ』は半ばが海洋生物な人間態でありながら、人の姿であることが疑わしいほどの醜さ。ただれたような肌、落ち窪んだ目、振り乱した、酷くウェーブのかかった髪は幽鬼のよう。
周囲にまとわりつく鬼火のような光もその不気味さを醸し出す。船長が驚いたのはその外見にではなく、『彼女』が飛ばしてきた鱗の鋭さに、だ。
「船長! アイツはやべぇっすよ! 自分の鱗をバカスカ飛ばしてきやがる! あんなことしたら……!」
「おう、まともに泳げなくなるどころか傷だって付く。全部剥がれちまったら戻るまで時間がかかるだろうが! テメェ等、鱗がねえ部分を狙え!」
船員達は、船長の号令一下砲撃を放ち、矢を射掛ける。たった1人の海種に行うには明らかな過剰戦力の投入だが、砲撃は尽くが光に阻まれ、矢は鱗に相殺される。
運良く……というか、ハイペースで消えていく鱗の隙間を縫うのは船上でさえ容易い行為で、相手は突き立った矢を忌々しげに一瞥すると、躊躇なく引き抜いた。彼女の鱗がすべて消えたのも、そのタイミングだ。
「チィィ……! あんだけやって死なねえとかどんなナリしてやがる! テメェ等、あいつはもう鱗がねえ! 思う様いたぶってひっ捕らえ……捕ら、え……?」
鱗を失った相手は、一同にとってはただの醜女。攻勢に出るのにこれ以上都合の良い相手などなく、彼らは制圧を目指して近付いていく。
だが、その醜女は鱗を失った下半身を起点に見る間に姿を変えていき……眉目秀麗な人間種の女の姿へと変貌した。
海種の変身能力は、しかしその醜さを美しさに変えることはない。然るに、それは海種とは別の生物種なのだろう。
声を失った船員達に、ふわりとと跳躍した美女は歌を紡ぎながら一人ひとりへ無防備に踏み込んでいく。
……後日。
ローレットの元に海域調査の依頼が来たのは必然というべきだろう。
●海魔の伝承
「……というわけで。近海区域内に、厄介な存在が居座っているのは確かです。旅人の伝承から着想を得て『醜いエルゼ』と呼ばれるその個体は、どうやら昔から度々現れていたようで」
『ナーバス・フィルムズ』日高 三弦(p3n000097)は資料をめくりながらそう説明する。見た目は『人魚』、つまり海種に似た姿をしているが、酷く醜い外見と、鱗を飛ばす攻撃をしてくるのだと言う。
「この鱗は魔力を視覚化したものだとも言われています。ですから、醜女の姿も幻影の類ではないかと。それで、鱗を飛ばし尽くしたとおもったら美女の姿で船を沈める。……歌で船を沈める海魔みたいな相手ですね。形容し難い不気味さがあります」
意思疎通ができそうで全くできない、人を騙すタイプの魔物。そんなものをのさばらせておけば、面倒事は必至である。
「周囲に漂っている光は、犠牲者の魂ではないかとも言われています。どちらにせよ、早急な排除を」
- <青海のバッカニア>いと醜く美しきエルゼ完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年12月08日 22時00分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●伝承遭遇
「醜く美しいエルゼ、ですか……海も意外と怪談が多いものなのです」
「物語の中だけならロマンを感じるけれど、実際に戦うとなると話は別ですわね」
『自称・旅人』ヘイゼル・ゴルトブーツ(p3p000149)と『祈る暴走特急』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)は青く広がる海を眺めつつ、互いに物憂げな表情でそんなことを語り合っていた。
伝承として存在する、という古い怪異。理解に苦しむ行動原理をもつ魔物。触らぬなんとやらで放置すればいいものだが、大号令の障害になってしまった以上は無視できないもので。
「伝承の怪物……海種でも魔種でもないなら旅人なのかしら?」
「大昔からの魔物って話らしいが、相手にとって不足はねえ。絶望の青を目指す上で邪魔になるなら、何が相手でも構いやしねえ!」
『氷結』Erstine・Winstein(p3p007325)はその正体が何であるか、に興味が惹かれている様子だが、『『幻狼』灰色狼』ジェイク・太刀川(p3p001103)にとって相手の正体はさしたる問題ではなさそうだった。そも、『魔物』にカテゴライズされる種族不明の有象無象がいる世界だ。相手がどうか、よりも目的の障害足り得るか、が重要なのだ、彼にとっては。相手は決して弱輩ではない。彼のような割り切りは、ときに頼もしくもある。
「見た目を使い分けるって、何の意味があるんですかね?」
「見た目麗しい姿の方が色々と楽だろうし、効率的でしょうに?」
『虹を齧って歩こう』ウィズィ ニャ ラァム(p3p007371)とゼファー(p3p007625)の2人は『綺麗な見た目が相手ならやる気が出るのに』、とほぼほぼ同音異句に口にし、互いの顔を暫し見つめ合った。だが恋その他何も始まらない。これが討伐対象じゃなければロマンスのひとつもあっただろうになー、本当に勿体ないなー! そんな2人の心の叫びが聞こえてきそうである。
「海はほら、化け物の類が日常に出ますから。嵐のときに落ちれば誰も助けてくれない、冷たすぎれば落ちたら数秒で死ぬ、そんな厳しさが恨みを呼んで何かしらを生むのです」
『蒼海守護』ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)はじつにしみじみとそんなことを語り、しかし深い事情を感じさせない屈託なき笑みを浮かべた。
もしかしたら、彼女なりに深い『なにか』が潜んでいるのかもしれないが……その辺りをおくびにも出さぬあたり、彼女も鍛えられているらしい。
……なお、今更ながら。一同が身を預けるこの船舶は彼女の保有する『モルティエ号』。比較的遠場に向かう今回の依頼にはうってつけの性能だった、らしい。
「みなそこの つめたさに みをひたし
まりんすのうを みあげてる
たりない ものは なにもないよと
はらを すかして ないている♪」
『海淵の呼び声』カタラァナ=コン=モスカ(p3p004390)は即興の歌を紡ぎ、イレギュラーズの船旅に花を添える。歌に伴う心のゆらぎは確実に影響している……のだろうが、一同はそれを当たり前のものとして受け止めているようだった。彼女も、仲間も。相応に経験を積みそれなりの関係を築いているからこそ、受け入れられるものである。そんなふうに、見えた。
「それにしても、天気に恵まれましたね。夜の海で一戦、だったら少々厳しかったですが」
「なに、鬼火がわざわざあっちから居場所を教えてくれんだ。夜だって雨の日だって俺は構わないさ」
ヘイゼルの懸念は幸いにして杞憂に終わったらしく、胸を撫で下ろす彼女。こともなげにジェイクが告げて肩を竦めれば、ウィズィニャラァムが「気合はいってますねー」と感心したように返す。
「これ以上犠牲者を出すわけにはいきません。絶対に倒しましょう!」
「お仕事だからね。頼まれた以上は倒して帰らないと」
ヴァレーリヤの言葉に、ゼファーが応じる。互いに得物を手に、意識を切り替えたことからも、一同が何を感じ取ったのか、は容易に悟れよう。
ゼファーは、既にその敵意を肌で感じ取っていた。ジェイクはそれよりだいぶ早く、視界に映った違和感に気付いていた。潮の香りに混じって漂う、どこかこの世のものとは別の『なにか』を感じさせる匂いも。
「出遭い方が違うならロマンもあったのだけど……これは依頼だから」
「ええ。……アレが経験豊富な女性なら、醜女にしろ美女にしろダンスのお相手はできるでしょうから。最初は私が引きつけます」
ココロの言葉に応じたヘイゼルは、まるで空中に足場があるように足を踏み出し、踊るような自然さで海に現れた異形、『醜いエルゼ』の間合いへと踏み込んでいく。間合いに入ったのを確認するなり魚鱗を弾丸のように放ってきたそれは、しかしヘイゼルの機転と身のこなしから掠りもしなかったことに怒りを隠せない様子。
徐々に彼女に接近していくモルティエ号に当たらなかったのは偶然ではない。彼女が船から射線を逸らすように回り込んだことで、魚鱗はすべてあらぬ方向へ飛んでいったのだ。
「Grrammmm....!!」
姿も醜ければ声も同様か。憎しみ露わに唸りを上げたエルゼは、しかしヘイゼルが笑みを浮かべるまで自分が赤い糸で包囲されていたなどとは全く気付いておらず。
周囲の鬼火達がそれを焼き切り、結果として彼女に意識をもっていかれるのとほぼ同時に。
「さあて、今日の俺は漁師だ。魔物の一本釣りと洒落込もうぜ」
ジェイクの声と弾丸に、正常な意識を削り取られたのだった。
●天気明朗なれど
「さあ、Step on it!! 全速力でいきますよ!」
「真っ直ぐ突っ込んでくる相手ほど、当てやすい的もありませんですわー!」
ウィズィニャラァムとヴァレーリヤは、ヘイゼルに引っ張られるように向かってくるエルゼと鬼火達を狙ってそれぞれの技倆を頼りに一撃を叩き込む。
ひたすら『当たり前の一撃』の研鑽に終止したウィズィニャラァムに、今の状態のエルゼを傷つける術はない。だが、多少動きを鈍らせることはできる。
物理的な破壊力を神秘に上乗せすることを心得たヴァレーリヤは、メイスに灯した炎を愚直に、真っ直ぐに叩きつける。2人の行動指針は真逆でこそあれ、鍛え上げられたものであることは疑う余地もない。
「火力がそこそこあって数がいるからね。厄介な方からいきましょ!」
Erstineは鬼火の群れ目掛けて氷の一閃を放ち、冷気とともに吹き飛ばす。火であるなら冷気に弱い、なんて常識は通用しないが、さりとて彼女の技の練度なら、鬼火達に十分な打撃を与えるに足る。
「ひと かぜと うらみぶし
みなそこ たゆたう そのものに
あたえるものなど ないのだと
わけしりがおで みをあずけ♪」
カタラァナの歌声がヘイゼルへと響き、その身を守りと賦活の波が覆い隠す。エルゼに一発叩き込んだジェイクを庇うべく立ちはだかった彼女は、醜女姿の相手による一撃をこともなげに受け止め、挑戦的に身構えた。
怒りに身をやつしているそれは、己の爪が相手にとってさしたる痛痒を与えていないことを――さらに言うなら、自らが本領を発揮できていないことに気付いてすらいまい。
「この船上で散開しろ、ってのも厳しいだろうが……出来るだけ隣り合うな、距離を開け! 頑丈な奴は非力な奴を庇ってやれ! できるな!」
ジェイクは仲間達に一声かけつつ、「そんな弱い奴はいないか」、と1人ごちた。言葉とは別に、なめらかに動く指先は銃弾の驟雨を生み、鬼火達を次々に貫いていく。ヴァレーリヤの先制、Erstineの追撃、その何れもを受けた不幸な鬼火は、耐えられる筈もなく数度明滅してから消えていった。
「まだ残ってるなら、着実に潰していくわよ」
ゼファーは鬼火の間合いに踏み込むと、狙い打たれた炎を首をかしげてやり過ごし、Remembranceを突きこむ。骨がなければその芯を。心がなければ魂ごと。弱った鬼火が、彼女の研鑽を前にやり過ごすなどできはしない。
僅かに焦げた襟元を煩わしげに払った彼女は、それでも残っている鬼火達に舌打ち一つ。
「火傷はないよね? 傷は大丈夫?」
「ま、まあ……大丈夫。それよりあっちかな……」
ココロが気遣うように声をかけると、ゼファーは顔をそむけて気まずげに返す。そこまで深手ではなく、異常もない。むしろ、エルゼを引きつけ続ける2人のほうが心配だ、とも言える。
「邪魔だ、吹っ飛べ!」
鬼火目掛けてハーロヴィッツを投げつけたウィズィニャラァムの姿は、さながら跳ねる兎のごとく。相手を倒すという意思、刻む時計が示した一条の光は、鬼火を彼女に、そして仲間に手出し出来ない場所まで吹き飛ばす。ボ、ボ、と炎をちらしながら……鬼火は冥府(ふれられぬところ)へと還っていく。
「貴女の好きなようにはやらせませんよ。たとえその能力が万全であったとしても」
魔力の糸でエルゼを繋ぎ止めようとしつつ、ヘイゼルは相手から視線を切らなかった。ココロによる治療で全身の火傷は直ぐに癒えたが、エルゼ本体を縫い付けておくのは簡単なことではない。芸のない爪など問題ではなく、時折取り戻す正気とともに吐き出される魚鱗の威力が冗談きついのだ。
「――――♪」
カタラァナは、エルゼの意識が正常に戻ったことを察知するなり、肺腑から喉へ、そして循環する魔力を空気と一緒に正面へと押し出した。あらん限りの魔力を込めた『波』は、もはや相手に聞かせることを箒したそれ。耳にすれば鼓膜に障り、その感情を理解すればその悪意のほどを理解出来よう。
魚鱗を四周にばらまき、内部からせり上がる魔力の賦活に頼り、しかしエルゼが『その姿』を維持するには限界があった。
削れていく、揺らいで行く、その姿も意識もなにもかもが。
「あら、ホントにお綺麗……」
ウィズィニャラァムの言葉通り、というと非常にアレであるが。
鱗が剥げ落ち、内部からするりと現れたエルゼの姿は月並みな感想として美しい、としか形容できなかった。
……そうとしか形容できない、という現実に比して。
決戦形態とも言えるその姿がイレギュラーズにとって『御しやすい』姿だったのは、それにとって不幸だったというしかないのだが……。
●歌声響けど
悲鳴のように、魅了のように、歌うように叫ぶように。それがエルゼが吐き出した略奪の声音だった。醜女のときよりは耳障りはいい。それは間違いない。
ヘイゼルの糸、ジェイクの弾丸をして感情を揺さぶられなかったのは、偶然の積み重ねとはいえその姿の脅威性を補強する結果となったのは事実だ。
「槍が通るなら貫くまで!」
「攻撃が通るなら、そしてこの距離なら、ただ殴るだけでいいんですよ、私は!」
ゼファーが槍を振るい、ウィズィニャラァムはハーロヴィッツを力の限り振り回す。ただ殴るだけで毒を与え、一撃ごとに『倒れたら終わり』の状況を作り出す。ウィズィニャラァムが真に厄介なのは、頼もしいのはそこである。
「その姿が気に入ってんなら、そのままの姿で居させてやるよ」
ジェイクは、腹の底から絞り出すような声とともにエルゼを狙撃する。喉を貫いた一撃は魔力を奪い、歌声を放つ余裕すら与えない。
「そのナリのまま受け止めろ。これは、お前が殺してきた人間達の怒りだ!」
続けざまにジェイクが打ち込んだ銃弾の驟雨は、次々とエルゼの肉体を貫いて削ぎ落とす。
「海に還りましょう、皆さんが待ってるのわかるから。だから、あなたの言い伝えはここでおしまい」
Erstineの一撃を受け、ゆっくりと崩れ落ちるエルゼの耳に届くのは、ココロの優しくも残酷さの籠もった声だった。……水面に沈むその姿は美しいまま。
足を得て文字通り声を失った醜い海魔の、それが最期だった。
「エルゼと言う方は、どうしてこうなってしまったのかしらね?旅人だったとしたら元からだったのか……」
考えても仕方ないけど、と表情を緩めたErstineは、茜色に染まりつつある海を見る。ジェイクが弔い、ヴァレーリヤが己の流儀で祝詞を上げれば、そこに残されたのは弔われた魂と、海へ沈んだ多くの屍のみである。
あれが敵でないのなら、人に害しない存在だったなら。
そして、『あれが醜女にならないのであれば』!
……そんな邪な考えがどこからか聞こえてきた気もするが、まあ、たぶん気のせいだろう。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
大変おまたせいたしました。
エルゼは無事、海の底に沈んでいきました。
……それにしても毎度のことながら怒りは怖いですね。本当に。
GMコメント
こんな伝承を引っ張り出してきてまで“祭”に参加したいふみのです。“待”っ(てない)。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●達成条件
・『醜いエルゼ』の撃破
・『海火』の全撃破
●醜いエルゼ(エルゼ、E等略語可)
実在の伝承に由来する海の魔物。海種っぽいが海種ではなく、従って魔種でもない。
OPのような醜い外見と美しい外見を使い分ける。
基本APがシナリオネームドとして非常に低いが、凄まじい充填性能とAP消費のないスキルを用いてくる。
AP残量30%を境に、多い際は『醜女』、少ない時は『美女』状態に変化。
・魔鱗装甲(醜女時パッシブ。物無、神秘ダメージ1.5倍or防技判定半減。水中戦闘にかなりの有利)
・魚鱗(神超遠扇・万能、猛毒、致命。醜女時のみ。AP消費大)
・漆黒の髪縄(物近単・連・乱れ)
・美的幻想(美女時パッシブ。神無、物理ダメージ1.5倍or防技判定半減。簡易飛行可能)
・略奪のローレライ(神遠範・AP吸収中、Mアタック中、魅了・呪い。美女時のみ)
●鬼火×5
エルゼの周囲を飛び交う光源。
基本的にBSなしの近距離攻撃のみを繰り返すだけ。HPは低いが攻撃力がちょっと高い。
●船上
岩礁地帯。
船は特に特記や装備品がない場合は海洋提供の船(操舵手つき)が向かいます。
甲板に誘い込んでも水中戦を挑んでも、ご随意に。ただし、どちらにしろ色々と厄介な相手なので注意が必要です。
●重要な備考
<青海のバッカニア>ではイレギュラーズ個人毎に特別な『海洋王国事業貢献値』をカウントします。
この貢献値は参加関連シナリオの結果、キャラクターの活躍等により変動し、高い数字を持つキャラクターは外洋進出時に役割を受ける場合がある、優先シナリオが設定される可能性がある等、特別な結果を受ける可能性があります。『海洋王国事業貢献値』の状況は特設ページで公開されます。
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