シナリオ詳細
God bless tea!!
オープニング
●ロシアンティーってそういうのと違くない?
「お待ちしていました。まずこちらをどうぞ」
ローレット……ではなく、依頼主が居るという喫茶店に呼び出されたイレギュラーズを出迎えたのは、それはそれはキツ……じゃなかった個性的な格好をした『ナーバス・フィルムズ』日高 三弦(p3n000097)と、カップから高貴な香りを漂わせる紅茶だった。
既に嫌な予感がプンプンする案件だが、飲まないと多分話が進まないだろう、と一同は観念して口をつける。
口の中に飛び込んできた甘味は、茶葉の香りとはまるで違う。砂糖のものでもない。となると、これはジャムか何かか。
「私の世界では、こちらは『ロシアンティー』と呼ばれていました。此方の世界でどうだったか、までは存じ上げませんが……多分似たような名前でしょう。今回はそれに関連した依頼になります」
ホラ見ろ。
今度はジャムの材料か、はたまたお茶の材料収集か。戦々恐々としていたイレギュラーズに、彼女は斜め上の言葉を続けた。
「こちらに使っている変わり種のジャムの販路が、とあるならず者……言ってしまえばマフィアのたぐいに占領されたというのです。皆さんにはそのマフィアの排除をお願いしたいのです」
なるほど。ジャムの販路の奪還依頼か。襲撃してくるのを抑えるか、本拠地を狙うかすればいいワケか。
「……まあ今回は本拠地が割れているのでそちらを襲撃してほしいんですが、一つ問題がありまして。こちらのジャムなんですが」
そこまで言って言葉を濁した三弦をよそに、イレギュラーズの1人が飲み干したティーカップと彼女の顔とを見比べ、急に咳き込んだではないか。こころなしか、否、間違いなくその咳から火が混じっている。
「あのさぁ、お前さあ……」
「はい。このジャム、加熱するとごく低確率で火を噴くほど辛い味に変化するんですよね。マフィア連中もそれを狙って奪っているようで」
なんというかその。
全体的に、恰幅のいい面々になってしまっているようです、と。
三弦が言いづらそうに目を逸したのを見て、一同は凄くいたたまれない気持ちになった。
- God bless tea!!完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年11月16日 22時25分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●割と盲点かもしれませんけど
「皆が楽しみにしてるジャムを盗むなんて許せない……!」
「甘いモノ好きのジャム愛好家マフィアなら、ボクも分かり合えたかもしれないのに……」
『魔法騎士』セララ(p3p000273)は、『楽しく殴り合い』ヒィロ=エヒト(p3p002503)と共にジャムの輸送経路を強引に奪い取ったマフィア達に並ならぬ怒りを覚えていた。
覚えていたのだが、2人の怒りのベクトルは明確に異なる。ヒィロのそれは明らかに誤解を前提とした失望であり、理不尽感漂うものな気がするが。
「火を噴くほど辛いジャムって、辛い物苦手な俺には恐怖しかないといいますか……普通のジャムじゃだめなんですかね……?」
「件のジャム、神秘のアイテムとして研究したほうがいいのでは……?」
普通のジャムじゃないからこそ狙われたのでは、という話は『白き歌』ラクリマ・イース(p3p004247)の前ではしないほうがいいのかもしれない。『流転騎士』アリーシャ=エルミナール(p3p006281)は既に鎧を喚び出して装着し準備万端といった趣で……はい、彼女の提案もご尤もだと思います。でもあくまで『稀に』なので、パーティグッズとしてなのか偶然の産物なのか、どうにも不明だ。
「聞けば聞くほど、面白いジャムですね」
『鋼鉄の村娘』アニーヤ・マルコフスカヤ(p3p006056)は、実際に口にし(辛くはなかった)、話を聞くにつれジャムへの興味が湧いてきていた。というか、出発前に情報屋に対して「解決後に購入できないか」と相談をもちかけていたくらいである。回答は普通にYesであった。
「ロシアンティー……全てが終わった後なら、一杯試してみるのも良さそうだ」
『絶海武闘』ジョージ・キングマン(p3p007332)はすでにローレットの打ち合わせで試しているのだが、そんな「やらされ」ではなく自分の意思で飲んでみたいものだ、と感じた。流石に今回のブツみたいな危険物は百歩譲ってもゴメンなんだろうが。
「みんな、わりと気楽に思ってるかもしれないけど、気を付けて……あいつら『たまに火を吹ける』なんて理由でジャム食いまくる馬鹿よ?」
『見敵必殺』美咲・マクスウェル(p3p005192)はどこかゆるい雰囲気の一同に、脅かすでもなく淡々と事実を突きつける。言い方が悪意ありまくりだが何一つ間違ったことを言っていないのだ、彼女は。流石にこれに一番ビビっていたのがヒィロな辺り、勝手知ったる仲というか、うん。
「紅茶に使う為じゃないのは確かだね。益々腹立たしくなってきたぞ」
『旅人』辻岡 真(p3p004665)は割と「紅茶のために盗んだなら許そうかな?」みたいな甘さがあったらしい。君天義で色々あったころから性善説なのは変わってないね?
「いや、火を吹きたいならもう少し別口で考えましょうよ……取り敢えず倒すけど……」
ラクリマがげっそりしているが、本当にげっそりするのは多分敵と対峙した時だろうことはここでは語るまい。一同はひと呼吸おいてから、倉庫の扉を押し開けた。
「フゴッ、アァン?! 何だお前フーッ!」
「ふざけフーッ、フーッ、ふざけんなクソがゴフッ!」
「野郎フゴッ殺してやフーッ!」
そこにはあらんかぎりの豊満を詰め込んだようなデブ共がいた。
失敬、訂正する。デブのマフィア共が居た。でも全員格好がオーバーオールなのは、似合うサイズの服がなかったからだろうか? ステレオタイプのデブにしかみえない。
「セララフィールド展開! ジャム瓶が割れないなら遠慮はいらない、魔法騎士セララがお仕置きだよ!」
「面白い! お前達の命、仲間と共に喰らい尽くしてやる!」
「火炎狂のフードファイターを相手にするガッカリ感の恨み、その脂肪で贖ってもらうよ!」
セララ、真、そしてヒィロがノリノリで敵へ挑戦状を叩きつける。セララは即座にセララフィールドによってジャムへの意図しない破壊を防ぎ、遠慮なく暴れようと心に誓った。
「リスク管理もへったくれもないから、もう呼吸も手一杯じゃない……本当に理解できない……」
一同のノリのよさの影で、美咲がジャムマフィア共に呆れと憐れみの視線を送っていたことは笑い話になるのだろうか……?
●摂取量>消費量
「俺はジョージ・キングマン。今日が貴様らのジャム食い納めだ」
「ボクはちょっと気が立ってるからね! 覚悟してよね!」
ジョージとヒィロは左右に別れつつ前進すると、挑発的な言動(とあらんかぎりの闘志)をぶつけ、マフィア達を自らへ引きつけんとする。
イレギュラーズは一見すると何も考えずに正面突破を選択したように見えるが、その実ヒィロの捜索によりジャムから一番遠い入口を選んで突入しているのだ。嘘ではない。
「こいつゥ……生意気な奴だ、フーッ、フーっ……!」
当然ながら、マフィア達はその体重から足が遅い。のたのたと前進する動きはとてもヒィロ達に追いつけるものではないが、だからこそ距離をとっての攻撃手段を持ち合わせているのだ。
ハムのような腕を振り上げて放たれた手投げ斧は、ジョージ目掛けて鋭く襲いかかるが、彼にとっては蚊が飛ぶようなもの。刃先に下から跳ね上げた拳で合わせ、傷も残さず打ち上げる。
ヒィロに関しては更に顕著だ。そもそも、届くほどの距離に収められていない。
「ボクが相手だよ! ここから先は通さないから!」
セララはヒィロへ向かおうとするマフィアの前に立つと、十字を切った連撃……セララスペシャルを放つ。本来なら分厚い脂肪は彼らの身を護るのだが、聖剣の輝きの前にはそんなものはただの重石でしかなかったらしい。足取りがしっかりしているのを見るに、致命打は避けたようだが。
「無闇な殺生は望むところではありませんが、ならず者というのであれば遠慮はいりませんか」
「ならず者の考えはわかりませんけど、ジャムを独り占めにするのは頂けませんね」
アリーシャはセララが斬りつけたマフィアに向かって足、腕、首筋と連続して斬りつけていく。敵の命に躊躇のない連撃は、脂肪をより深く切り裂いてその肉へ到達せんとする。
同時に、アニーヤの砲撃による火線がアリーシャの眼前を掠め過ぎ、マフィアの胴に打ち込まれていく。いつの間にか、アニーヤは倉庫内の木箱に乗って狙撃準備を万全に整えていた。抜かり無いというか、なんというか……。
「運動もしないで食いまくるから、丸くなんのよ!」
美咲は、ヒィロの側に攻撃が集中しているのを確認すると、ジョージの側に集まる連中へと仕掛けにいく。勝手知ったる仲だからこそ、あの程度の敵勢にやられるとは微塵も思っていないのだろう。
「マフィアの癖にろくに動いてないってのも、笑い話だけどね!」
真はジョージ目掛けて振り下ろされたナイフを手首ごと受け止め、柳の如くに受け流す。動きが鈍い巨体がそのスピードに対応できる筈もなく、彼らは面白いように転がされる……とはいえ、仲間同士が多少ぶつかったところで、超体重を支える体幹によって互いに動きを邪魔することがないのだから、本当に冗談がきつい。
「皆さん、そいつら案外……いや普通に強敵ですから油断しないでくださいね!? 大丈夫だと思うけど!」
ラクリマは仲間の傷の具合を確認しつつ、的確に治癒と攻め手とを選択し行動に移していく。イレギュラーズ個々人の能力は高いし、怒りに呑まれた連中が引きつけた面々にまともな打撃を与えられるかと言えば、見込みは薄めだ。
それでも、ラッキーパンチがあれば危険な攻撃もある。なによりその体力面から持久戦を余儀なくされると、魔力の管理が覚束ない場面もある。
彼が居たのは幸運だった。全体の強弱の差は、個々の力のみでは推し量れないのだから。
「フーッッ……こいつら、ナメやがって。冗談じゃねえぞ……!」
鼻息荒く怒りを露わにする男達の有様は普通にアレだが、彼らとて腐ってもマフィアだ。ジャムを攻撃手段として使おうというのなら、わざわざ逐一取りに行く手間を掛ける意味がない。怒りに震えた彼らが『懐から』ジャムを取り出したのは、ある意味自然な動きだった。
「こうなったら燃やしてやらァ!」
マフィア達は意気込むと、一斉にジャムの瓶を開け、瓶の中身を一気に流し込んだ。
「ああっ……ジャムをそんなに一気に!」
「させません!」
どこか絶望感溢れる声のセララをよそに、アリーシャは転がっている手斧をとっさに投げつけ妨害を試みた。だが、一拍遅い。飲み込んだマフィアは、プハッと息を吐き……しかし残念そうに舌打ちした。
「チッ、これじゃねえ……だけど少しは腹の足しになったぜ」
「そのカロリー量で『足し』?! だから太るのよ!」
腹をさするマフィアに、美咲が怒鳴るのも無理はあるまい。普通、まるごと食べることはすまい。予め温めておいて、反応したものを見つけたなら一口食べてストックしておくとか、賢いやり方があったはずだ。
だがそれをマフィア側がやったらちょっと……だいぶ卑怯じゃない? という背景もある。
「へへ、俺は当たアボーッ! いけブフーッ!」
そして、頭の悪い連中は時折偶然を引き寄せる。出し抜けに火を吐きながらナイフで斬りかかってきた男の一撃をジョージは避け損ね、熱で傷が灼かれる感触に舌打ちをする。
「大道芸のようで笑えるな。足を洗って、ピエロにでも転職したらどうだ」
「るせェ! このまま焦がし尽くしてやるぜ!」
炎を小刻みに吐き散らしながらナイフを押し込むマフィアは、ジョージ本人の反撃と真・美咲・そしてアニーヤの集中攻撃を受けるがそれでも倒れない。
弱っているのは間違いないが、ヒィロ側にも1人、『火吹き』が混じっているのだから始末に負えない。
「こんな状況……ピンチだけど、ボクは負けない! みんなも負けられないんだ!」
セララが気を吐く状況に、全員は驚きから勝利を確信した表情へと変わる。一同は負けられない。そも、負けるほど不利ではないのだ。
「こんなこともあろうかと、ジャムをくすねておいたよ!」
「……!!」
ヒィロがジャムを取り出したのと同時に、美咲は魔眼で直近のマフィアを睨みつける。ほぼあてつけというか八つ当たり感がすごいが……ヒィロが一口食べてセララにパスする状況に、なんとも言えない感情があったのは事実だ。そして、彼女は知っている。
「「ぴゃあああああ!?」」
イレギュラーズという存在は、よくも悪くも『奇跡』に愛された存在である、ということを。
※ただしヒィロは永久氷樹の腕輪の加護のせいでただ辛いだけで効果が発揮されなかった。ホント辛いだけ。
●カロリー調整をお忘れなく
「食べ物の恨み、思い知れー!」
「水、水……! ええいギガセララブレイク!!」
「……ちょっと必殺技の扱い、雑じゃない……?」
ヒィロとセララが勢いづいてマフィアの一人を蹴散らしたのを見て、真はちょっと呆れながらもジョージを襲うマフィアの手首を取り、顔面から地面へと叩きつけた。すかさず襲いかかる美咲の腐食結界は、男の呼吸を一拍止めた(だが死んではいない)。
なおセララの技の扱いが悪いのは状況が状況だからで、彼女のせいではない。断じてない。
「ジョージさん、大丈夫ですか?! 真さんも、火傷!」
ラクリマは戦闘の余波で傷ついた2人の傷口に祈りの歌を捧げ、焼け爛れ回復が阻害された傷口から熱を取り払う。しかし、マフィアはまだ少なからず残っている。怒りに身を任せた彼らは、退くという発想がない。
「アニーヤさん!」
「はい、はい。よく見えておりますよ。こんな乱戦でジャムを食べようなんて……させませんよ」
ラクリマは混乱しつつも周囲が見えていた。アニーヤはその声に合わせて、ジャムへとライター片手に向かったマフィア、その左手を撃ち抜く。転がったマフィアに、更に数発。とにかく彼らがジャムで悪さをしないように。それが役目だ。
「あぁァ、痛ぇ! 勘弁してくれよ、もう十分だろ?!」
「残念ながらあなた方の捕縛は依頼に含まれていませんので……」
1人ふたり、この状況に敗色濃厚と見て降参を目論む者もいた。だがアリーシャは、隙を見て反撃に出る可能性も加味してか容赦がない。倒れ込もうとした相手の顎をマント越しに持ち上げると、背後のマフィアともども剣の一突きに巻き込み、深手を与えんとする。……脂肪の厚さで命が奪われなかったのは幸運か。
「正義の剣を受けてみろ! 超必殺! ギガセララブレイク!」
セララは、今度こそ雷神の力を借りて必殺の一撃を放つ。先程の明らかに流れで放ったような代物とは打って変わって、圧倒的な破壊力を保った斬撃はたしかな手応えをもってマフィアを地に転がした。
「最後はこれで……美咲さん、やっちゃって!」
「ナイスタイミングだよ、ヒィロ」
順当に数を減らしつつあったマフィアの1人に、ヒィロの生み出した狐火が飛び、動きを止めた相手はすかさず放たれた魔眼の殺意に呑まれ、膝をついて倒れた。口からだらしなく垂らした涎が、その意識が刈り取られた雄弁たる証拠だろう。
「な、なんで俺達だけこんなにされなきゃいけねえんだよぉ、他にも悪さしてる連中いっぱい居るだろォ!?」
「貴様らと同列に扱われるのは、気に入らんな。潰す理由は、それで十分だ」
息も絶え絶えに声を上げるマフィアに、ジョージはつまらなそうに言い放った。やり方が雑な連中が『マフィア』を名乗るのが気に食わない。やり方などいくらでもあっただろうに、一番雑な方法をとった。
なるほど、彼にとってはそれは十分に怒るに値するのだろう。不運なことだが、仕方がない。
男の悲鳴は、遠雷のように倉庫に響いた。それで終わりだった。
「これで全部だね! このジャムは貰ってもいいの!?」
「ああ、少しくらい全然……なんならお土産にどうだい」
セララは商人の手伝いでジャムを馬車に詰め終えると、ご褒美としてジャムを受け取っていた。保存に優れるとはいえマフィアの手に渡って日がたっているので、足の早さも加味して殆どその場か数日後には消費仕切られる運命にあったが、セララにはそれで構わないようだった。というかもう食べている。
「ところで、何故このジャム販路が狙われ奪われたか、あの連中は本当にジャムだけが目的だったのか……教えてもらっても?」
「…………? いやぁ、俺達にマフィアみたいな連中の道理を聞いてもつまらないと思うぜ? ジャムの原料と加工は別々の貴族の領地を跨いでるし、領主同士の諍いも聞かねえし……」
「そうか、有難う」
真はといえば、ちょっと今回の経緯が気になったようで商人に話を聞いたのだが、そもそもいち商人が脳を糖分に置き換えたマフィアの事情など知るわけがないし、彼の言葉通り後ろ暗い背景など……恐らく彼の卓越した情報網で漁っても、微塵も見えることはないだろう。そういうものだ、と割り切るしかない。
「ねねね、美咲さん。今度はまともなジャムで、ロシアンティーだっけ? 楽しもーよ!」
「そうだねヒィロ、まともなジャム買って帰るよ」
ヒィロと美咲は相変わらずの様子で、ジャムに目もくれず去っていく。アニーヤは戻ってから土産ついでに三弦に渡したが、数日後に見たのはマスクをつけているのに風邪をひいたようすがない彼女の姿であった、とか。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
大変おまたせして申し訳ありません。取り敢えずシナリオは成功です。
何が出来て何がダメであったか、の判定要素はリプレイ中にきっちり纏めたのでご覧頂けると幸いです。
というか、頭悪い内容だと私も頭空っぽにして楽しんで欲しいなとか思っています。
複雑だったり後ろぐらい内容は大抵悪依頼の領分なのです……。
GMコメント
別に某SDと関係があるわけではありません。
まあ恰幅も上半身も豊かじゃねえけどなハハハ!
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●成功条件
ジャムマフィアの全滅
●ジャムマフィア×10
ロシアンティーに使われるジャムの販路を強引に簒奪してジャムの流通を絞っているマフィア。そもそもロシアがないのでロシアンマフィアですらない。
武装はナイフや手投げ斧、簡素なつくりの単発銃など。至~中射程の攻撃メインで、暗闇・致命込みのスキルを主に使用する。また、「ジャム摂取(神自:副・HP回復。稀に自分に火炎付与)」を使用。
「ジャム摂取」で火炎が付与された場合、さらに攻撃に『豪炎』がついてくるのと「火吹(神超単)」を使ってくるようになる。火炎付与中のみ有効。
全体的にすこぶる恰幅がよく、EXA、機動、反応が極めて低いがHP、抵抗、基礎攻撃力は高い。
●戦場
マフィア保有の倉庫。
なかなかの広さを持ち、背後にえらいジャムが積み上げられている。
なおイレギュラーズが奪って「ジャム摂取」もできるがリプレイ終了時の体重計の結果は保証しかねる。
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