シナリオ詳細
<薄明>夜を走る影
オープニング
●
無性に腹立たしかった。
煮え繰り返るほどの、という表現が正しいだろうか。
とても、とても腹立たしかったのだ。
「お頭」
そう声をかける部下の──もはや元・部下と呼ぶべきかもしれないが──瞳は、ギラギラと尖り鋭いもので。嗚呼、自分もそんな目をしているのだろう。
周りを見れば、いくつもの眼が自分を注視している。どれもこれも、同じ思いを抱いていることが見え隠れしていた。
「ああ」
行くぞ、と短く声をかけ。外へ出れば鬱陶しい暑さの余韻と、暗闇が彼らの身を包んだ。
●
「温情をかけたつもりだったのだがね」
貴族は呟きとともに溜息を落とす。
「彼らにはそう取られなかったらしい」
以前、貴族領ではとある盗賊たちが捕縛された。南から移ってきた彼らは盗みを繰り返したものの人殺しの前科はなく、貴族は更生施設へと向かわせたそうだ。そして『社会復帰した』と知らせを受けたのが、つい先日だったらしい。
「ぴよ……社会復帰してそうそう、悪さをしてるんですか」
怖いですね、と震えるブラウ(p3n000090)へ視線を向け、貴族は再び口を開く。
「残念だ、としか言いようがないよ。
……ただ、私には少々不可解な点があってね」
「ふかかい?」
首を傾げるブラウ。貴族は神妙に頷いてみせた。
「ああ。経緯は省くが、私が更生施設へ彼らを送ると決めた時……彼らは確かに心の底から安堵し、喜んでいた」
「はぁ」
気の抜けた返事がブラウから漏れる。
盗賊たちが見せた感情は、果たしてどこまでが本当か。表面的なそれで、その実暗い感情を秘めていてもおかしくない。
だが、依頼人であるこの相手は貴族様。どこでどう怒りを買うか、それによる(主に自分への)被害を考えれば、余計な事は言わぬが吉──。
「──彼らは本当にそう思っていたのか、という感じかな」
「ぴよっ!?」
飛び跳ねたひよこに貴族は苦笑を漏らし、そういった感情が読めるのだと告げる。勿論詳細な内容まではわからないが、話の流れと感情からある程度は導き出されるもの、らしい。
「貴族なんて腹の探り合いだからね。嘘かどうか見抜ける材料が増えた、というくらいだけど。
そう──私が彼らの感情を読んだ時はたしかにそうだったんだ。更生施設から経過も聞いていたし、頻繁にでは無いがあちらへ視察に出ることもある。
だから、ここに来てこのような行動をする理由がわからない」
彼らは更生施設を出た後、行方を眩ませた。それから間もなく、背格好・人数共に類似する盗賊団が舞い戻ってきたのだという。
「彼らが狙っているのは私だ。3日後の夜、ここへ来ると知らせが入っている。
……一先ずは彼らを捕縛してほしい。沙汰は私が下そう」
殺してしまっても、逃してしまってもいけない。生殺与奪は全て彼が握っている。
いいね? という言葉にブラウは小さく頷いた。
- <薄明>夜を走る影完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年08月20日 23時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●夜闇の中
はぁ、と溜息が零れ落ちた。
「困るよねぇ、こういうのってさ……」
馬車の幌の上で寝そべりながら、『壺焼きにすると美味そう』矢都花 リリー(p3p006541)はボソリと零した。
貴族の采配に対する抗議。逆ギレだなんて大人気ない。あと襲撃の時間も考えて欲しい。夜勤手当なんて出ないんだぞ。
ふわぁ、と欠伸を1つ漏らしてリリーは眉を寄せた。眠い時に寝られないのも、襲撃者のせいである。
(コレもうギルティでよくない……? いいよねぇ……)
怒りと眠気が混在するリリー。その寝そべった下では──。
「──空気が、良くない」
そう呟く『Esc-key』リジア(p3p002864)も眉根を寄せていた。最も、リリーとはまた違った理由であったが。
(肌が、ピリつく)
まるで、とても張り詰めているかのような。緊張感の漂う空気は、自分たちが対応するオーダーだけのものではないのかもしれない。
「更生したはずの盗賊が襲撃に来る、ですか。それだけですと依頼人の方の目が節穴だった、と云うことも考えられますけど」
『自称・旅人』ヘイゼル・ゴルトブーツ(p3p000149)の言葉に、しかし否やを唱える人物がいた。『夜闘ノ拳星』シラス(p3p004421)だ。
「俺は依頼人の勘は確かだと思うぜ。
人殺しを避けてきたような、まあ、真っ当な連中だ。でもそんな奴らが、ようやく手にした安定を手放すとは思えない」
わざわざ危険を冒す程の何かがあるのか。何にせよ、様子がおかしいことは確実だ。
ええ、と頷いたヘイゼルは出発前のローレットを思い出す。この依頼の他にも同じような──怒り狂った集団を鎮圧せよ、という依頼が多くあった。
「そう云った恐慌を起こす共通の原因があるのでせうね」
色々と背景は考えられるが、まずは襲撃を全力で防がねばならない。
「とうちゃーくっ」
先を走る馬車の御者台にいた『守護の勇者』ルアナ・テルフォード(p3p000291)が声を上げる。此度の戦場──くだんの貴族邸へ到着だ。
襲撃の時間まではまだ間がある。それまでにと、各自為すべきことのため動き始めた。
屋敷の出入り口を聞いた面々は外へ。ヘイゼルが1人、貴族を呼び止めて何事かを問うている。外に出たイレギュラーズは、2台の馬車から木材や石材などの資材──バリケードの材料を運び出した。
作り方や罠の仕掛け方は任せて、と声をあげたのはリリーである。そんな内容も詰め込まれているあたり、愛読者であるニート万歳は万能な本であった。果たしてニートが使う知識なのか? それは問うてはいけない。
「ねぇ、グレイシアおじさま。今回の事件て『更生した盗賊さん達がお礼参りにきた』ってこと?」
かくり、と首を傾げるルアナに、『叡智のエヴァーグレイ』グレイシア=オルトバーン(p3p000111)が視線を向けた。彼女の瞳は『どうして?』と告げているようで。
(人の考えと言うものは移ろい易い物ではあるが……ルアナからしても不思議に感じるのであれば、人の常識外の変化という事か)
常識外の行動をさせる原因。思いつくものもなくはない。
「そういうことになるな。突然奇行に走るという辺り、魔種の関与を考えられるが……生け捕りであれば、事情を聴く事も出来るだろう」
「更生して初めての悪いことがここへの襲撃なら、まだ酷い扱いも受けないよね」
全員逃がさず捕まえなきゃ、と木材を運びながらルアナが呟く。
今回のオーダーは撃退でも殺害でもなく、捕縛。人を玩具のように見ている可能性もなくはないが──聞いた限りであれば、沙汰を下すだけでなく真相解明も目的なのだろう。
「元々殺人をしないが故の温情だったようだからな。事情があるなら今回も然り、だろうな」
「うん。それなりの罰は受けるかもしれないけど……」
それでも、誰かの死ぬよりはきっと全然良いはずだ。
グレイシアは頷きながら、小さく目を細める。感じるのは大気中に流れる魔力。その小さな1つ1つが、グレイシアにとっては知識の引き出しであり本の1ページである。
そこへ今回のバリケードを作った知識を収めたグレイシアは、出来上がったバリケードをルアナとともに眺めた。
「これで大丈夫そうだな」
「うん! あとは……」
ルアナ、辺りをきょろきょろ。正面と後方の門にはまだバリケードが建てられていない模様。反対側の門にはリリーたちが近く、恐らくあちらもあちらでバリケードを構築していることだろう。
程なくして帰ってきた仲間が、次はどうしようかと話し合う。
「あ。お庭の全方向を囲っちゃうとそもそも入って来れないから、一方向はあけて置いて……あけるならここかな?」
「おっけー……んじゃ、あとはあっち……」
リリーがふらりと足を向けたのは屋敷の裏口。左右の門は埋めたので、残るはそこのみだろう。
「光源も欲しいよね」
それこそ庭に設置されていました、と言うような灯りがあれば良いが贅沢は言っていられない。持ち寄っていた明かりを庭の各所へ置き、明るくしていく。
途中から合流していたヘイゼルも、死角がないように灯りを設置した。そしてバリケードの建てられた門に近づくと、しゃがんで足元の草に細工を施す。
裏口側のバリケードを構築しに行った『お前のようなアリスがいるか』蟻巣虻 舞妃蓮(p3p006901)は、ふと「貴族を恨む盗賊か」と呟いた。
上に立つ者が下の者に恨まれる、憎まれるなんて話は珍しくない。けれど少なくとも公平に裁き、裁かれたことは事実で。
(……とすると、なかなか気の毒な貴族だな?)
もしかしたら、盗賊の方も同様かもしれないが。
「おっと、そこは花が危ないんじゃないか?」
『紅蓮の盾』グレン・ロジャース(p3p005709)の指摘にリリーが視線を寄越せば、風に小さく花弁が揺れる。
確かにここへ音地雷を設置すると、流石に花が飛ぶもしれない。
「それじゃあっち……移動がメンドい……」
また欠伸をして、リリーがふらりふらりと移動し始める。
準備は概ね完了し──その時が、やってくる。
●トラップ・アンド・トラップ
殺気に気付いたのは誰だっただろう。誰からともなく武器を手に取り、相手が屋敷へ踏み込んでくる瞬間を待つ。
「……おい、開かねぇぞ!」
「常に開いてるんじゃなかったのかよ」
苛立ちを含んだ囁きが側面の門付近から聞こえる。流石に正面から堂々と入るつもりはなかったようだ。しかしそのように聞こえてしまっては、襲撃に来たと教えているようなもの。
「さて、お出ましだ」
シラスは呟きながら瞳を眇めた。
(逃げる心配はいらないかもな)
左右へ分かれるでもなく、塀を登るでもなく。門へ体当たりをし始めた様子は『盗賊』というには似つかわしく無い。依頼人の言う通り、どこかおかしいようだ。
そこへ声を張り上げたのは、いつもの装束から上品な服へと姿を変えたヘイゼル。
「伯父様の恩情を無下にするとは……所詮は下賤の輩ですね」
その声に門の外がざわりと騒ぐ。なんだあのアマ、あいつに姪なんていたのか、と。
『貴族の親族』という姿に身をやつし、ヘイゼルは毅然とした声で続けた。
「伯父様の手を煩わせるまでも無く、此処で手打にして差し上げましょう!」
ヘイゼルの言葉に外が色めき立つ。盗賊たちは門のバリケードを打ち破ると、敷地内へ踏み込み──。
「うおっ」
「へぶっ」
──こけた。
思い切り顔を地面へ強打した盗賊は、鼻を押さえながら顔を上げてヘイゼルを睨み付ける。
「この……ふざけたマネしやがって!」
立ち上がり、ヘイゼルへと肉薄していく盗賊たち。何人かはその途中で小柄な影に足を止めることとなった。
「ねぇねぇ。そんな大人数で何しに来たの?」
「ガキは失せな! 俺たちゃあの貴族に用があるんだよ!」
取り付く島もない盗賊たちに、ルアナはふぅんと小さく呟いて。その両手で拍手を1つ、2つ。
「おにさんこちら♪ 用を済ませる前に、まずはルアナを倒してみてよね」
「っ、バカにしてんのかオラァ!」
真っ赤になった盗賊がルアナへ剣を振り上げる。身をよじったルアナは彼らに立ち向かうべく、大剣を構えた。そこへ加勢に加わるが如く、グレイシアのナッシングネスが敵へと飛ぶ。
彼の視線は一瞬、敵の手元へ向かう。剣、斧、短剣。そんなものばかりだが──暗器を持っていないとも限らない、とグレイシアは気を引き締めた。
一方。ヘイゼルの引きつけた盗賊たちへ、シラスは「なあ」と声をかける。
「何だって、この屋敷を襲う? テメーらにとっちゃ恩人みてえなもんだろうが」
「はっ。理由なんてあるかよ。ただむしゃくしゃして、あの貴族をぶちのめさなきゃ気がすまねぇってだけさ」
ぎらぎらとした視線には怒りの感情が見て取れる。しかし理由がないというのは、無意識下にあるのか、或いは本当に理由がないのか。
どちらにせよ、信念なんてものがないのは確かで。シラスは嘲るようにハッと笑った。
「結局は賊をやっても、堅気をやっても中途半端じゃねえか。そんなヘタレが俺たちに敵うとでも思うのかよ」
憎たらしく聞こえただろうか──そんな自問は必要ない。憤怒に染まった相手の表情が、結果を物語っていた。
(さて、やるか)
シラスの表情が一変する。目を伏せ静かに、集中力を研ぎ澄ませて。再び視線向ける時には、そこには何の感情も乗らず──。
──不吉な拍手が、鳴らされる。
ヘイゼルが攻撃を躱しざま、遊ぶようにぽんと盗賊の肩を叩く。そこから繋がるのは赤い、赤い、魔力の糸。
そうして引きつけている間にリジアは不可視の衝撃を敵へと叩きこむ。反動を受けながらも間髪入れず、一条の閃光が敵を襲った。
(盗賊たちは、あと──)
人数を素早く把握しながら、リジアは味方の様子も見る。回復手がいない以上、壁役を担う者が今回の要だ。
「お貴族様の慈悲と温情を賜っても、ゴロツキは所詮ゴロツキってか? 貴族全部憎んで、全員ぶちのめさなきゃ気が済まねえか?」
大いなる盾の如く、その身で2人の盗賊を足止めするグレンは声を張る。少しずつ増えていく傷を物ともせず、彼らの心へ声が届くようにと。
「貴族って連中には恨み辛みは十や二十じゃ利かねえだろうさ。だが、更生すれば今度こそ真っ当に生きられると喜んだんだろ」
盗みを完全なる悪とは断じられない。そうでなければ生きられない者がいる。自らの生へしがみつくために、何かを奪われてしまわないように、自らより弱い誰かから奪う者は世界のどこかに存在しているものだ。
「それでも……んな生き方を許せないのは自分自身だったんだろ?!」
「うるせえ……うるせえうるせえうるせえ!!」
グレンの言葉に、盗賊の1人が肉薄する。攻撃を防具で受け止めながらグレンはにっと笑ってみせた。
「言葉だけじゃ止まれねえってんなら、俺が受け止めてやるぜ。今ここで吐き出しちまいな。その憤怒を、全部な!」
「全部、か。……やれるもんならやってみろよ!!」
吠えた盗賊が、ふと横を見て目を瞠る。一瞬ののち、ゴスッと中々に痛い音を立てたのは投げられたバールであった。
「ねむ……マジギルティ……」
ゆらぁ、と灯りの中で揺らめくリリー。眠気もマックスなら怒りもマックスである。ぐるりと回りこんでバールを拾い上げると、敵も味方もいない場所へと投げる。
「どこ投げて──あだっ!?」
頭を押さえた盗賊。その傍に落ちたのは──石だ。
「どうせ故郷でワル友に会ってまたブイブイ言わせ始めたとかじゃないの……? さっさと終わらせよ……」
何でもいいから早く帰って寝たい。そんな思いが見えるリリーの横を、味方の怒りが解けた1人が走り抜けようとした。その足元へ張られたロープにつんのめると同時──。
「──行かせると思ったか?」
阻止したのは舞妃蓮。彼女の魔法が目の前の男へ押し寄せんばかりの理不尽を運んでくる。
「信賞必罰は世の習い、悪人に再起の機会を与えたのだからむしろあの貴族は温情だろう。それを無下にするなど小物にもほどがある」
邪魔だと言わんばかりな盗賊の攻撃は悲しいかな、舞妃蓮が避ける前より先に理不尽が当たらせない。その様を見ながら、舞妃蓮は微笑を浮かべて見せて。
「──良い大人のクセして子供のような八つ当たりだな?」
その表情も、言葉も。挑発には十分なものだった。
壁役の疲弊は大きいものの、敵の数も少なくなってくれば負担は小さくなっていく。最後まで敵の前を張っていたのは完璧なる防御技術で立ちふさがっていたグレンだった。
その壁が──最後の最後で、崩れる。
「グレンさん!」
ヘイゼルが叫ぶ。リジアの威嚇術に当たりながらも、盗賊はイレギュラーズたちの間をすり抜けていこうとした。埋められていた音地雷が炸裂し、盗賊はほんの僅か躊躇うようにその勢いを落とす。
その前に立ちはだかったのは、ずっと彼らを観察しながら戦っていたグレイシアだった。
「っ、退け!」
「断る」
即答したグレイシアは、一瞬敵の肩越しへ視線を向けて。その意味に盗賊が気づく頃には、もう遅い──音なく肉薄したシラスの手刀が、盗賊の首筋に叩きこまれる。
不殺にして必殺。活殺自在の技によって、戦いは幕を下ろしたのだった。
●わからない。
「ねぇどうしてこんなことしたの?」
ルアナの問いに、ロープで縛られ転がされた盗賊たちはわからない、と答えた。
こんなことをしたら、タダで済まないことは想像に難くないだろう。だというのにわからぬまま襲撃したと言うのか。
「俺ら、ちゃんと足を洗おうって思ってたんだよ。職がなきゃ盗むしか生きていけねぇが、そのチャンスを貰ったんだ」
アンタが言っていた通りなんだよ、と盗賊はグレンを見上げる。
もう盗む必要はないのだと、そう思いながら更生施設を出た。だというのに、気づけばこの有様である。
謎だ、と断じざるを得ない。リジアは彼らの様子を見ながら、此度の事件を振り返る。
ローレットへ舞い込んだ依頼1つ1つは、事件ではある。しかし天義の騒動ほどではなかった。規模が小さいのだ。
(このような問題を起こした存在は……一体、何を考えている……?)
あの空白地帯を占拠することが目的、とも考えづらく。しかしこの盗賊たちでは何も情報を得ることはできないだろう。
「本当に俺たちは違うんだ、こんなことをしたかったわけじゃ無いんだ」
「そうだ」
「やっとマトモになれると思ったんだ」
盗賊たちはイレギュラーズへ必死に言い募る。だが──。
「──ここでどんな弁明をしたとしても、裁くのはあの貴族の仕事だ」
自分たちではない、と告げながら舞妃蓮は屋敷の方を振り返った。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。
盗賊たちは無事、貴族へと引き渡されました。再びの温情があることに期待しましょう。
ヤドカリの貴方へ。ニート万歳はどこで売っているのでしょう。罠がとても気合い入ってました。MVPをお贈りします。
エヴァーグレイの貴方へ。これからも知識の書架が満たされていくことを期待して、称号をお贈りします。
またのご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
GMコメント
●成功条件
盗賊たちの捕縛
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●盗賊×10
更生した、と思われていた盗賊たちです。皆一様に貴族へ向けて敵意を向けています。
武器や防具が盗まれていったとのことですが、近接武器という他は分かっていません。
揃って体力やいざという時の瞬発力に優れています。
●周辺情報
貴族邸の前。人払いはされています。邸の前には庭があり、敷地は塀で囲まれています。庭には夏の花が咲いています。
時間帯は夜固定ですが、それまでの時間に何らかの準備を施すことは可能です。ただし、敷地内にある物を大幅に改造することはおやめ下さい。
●ご挨拶
愁と申します。<薄明>シナリオにひょっこり参加させて頂いてます。
先へ通さず、しかし殺さず。うまい塩梅に盗賊を伸しましょう。
ご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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