PandoraPartyProject

シナリオ詳細

情報屋ショウ、大魔王になる!?
情報屋ショウ、大魔王になる!?

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●演劇依頼のヒアリング
 ある日、ローレット宛に一通の依頼が届いた。
 依頼元は『幻想』王都の郊外にある「フリーキッズ」という孤児院だ。
 孤児院で近日中に子ども向けの演劇を開催するので人手が欲しい、との事らしい。

『黒猫の』ショウ(p3n000005)がローレットの情報屋の代表として「フリーキッズ」へ赴いた。ショウとしても、なぜ、演劇の開催にローレットへ人手の依頼をするのか、が気になっていたからである。
 ショウは孤児院の門を通されると、奥の客間へ通された。
「いやあ、ショウさん、本日は我々の孤児院まで遥々来て下さり誠にありがとうございます。私が代表のキッズマンと申します」
 ショウは、まず情報屋として、依頼の真意を確かめたいと思った。
「大変魅力的なご依頼ありがとうございます。さて、堅苦しい挨拶はその程度にしておいて、率直に聞くよ? なぜ、わざわざローレットに演劇の依頼なんかするのかい? 演劇のプロなんて『幻想』国内にたくさんいるよね?」
 キッズマンは、にこにこしながら答える。
「実はうちの子ども達がですね、イレギュラーズの大ファンなのですよ。イレギュラーズに直に会いたい、せめて遠くから見るだけでもいい、って言う子が多いのですよね。それで次回の演劇開催の場で、ぜひイレギュラーズの方たちにご出演を願えないかと……」
 ふうむ、とショウは手をあごに当てて考えた。
 どうやら、怪しい依頼や悪い依頼ではないようだが……。
「そうかい? 孤児院の子達がイレギュラーズの大ファンとはね? 実は、オレは飽くまで情報屋であって、イレギュラーズの活動の決定権までは持っていないんだよね。でも、職業柄、彼らとはよく話をするから、オレの方から直接聞いてあげてもいいよ?」
 キッズマンは、笑顔が輝いた。
「ほ、本当ですか!? で、では……劇の内容についてお話させて頂いてもよろしいでしょうか?」
 ショウは話を詳しく聞く事にした。
「イレギュラーズの皆さんにお願いしたい演劇と言いましても、相手は児童です。例えば……勇者が大魔王を倒す勧善懲悪のファンタジー活劇なんか……わかりやすくて子どもウケすると思うのですが、いかがでしょうか?」
 ショウはメモを取りながら、ふむふむと頷く。
「了解だよ。演劇の内容的にも問題はないね。ひとまず、仮引受という事で。イレギュラーズの意向を確認次第、また連絡するね」
 あ、ところで、とキッズマンは閃いた。
「ショウさんご自身は演劇には出られないのでしょうか? ショウさんの外見というか雰囲気というか、大魔王に相応しいと思うのですが?」
 ガーン、繊細なショウはショックを受けた。
 オレの外見と雰囲気が大魔王だと!?
 だがショウは、これは面白いかも、とニヤリと笑う。
「ふふ、いいよ? オレで良ければ力になるよ。そうか、大魔王ね……」

●情報屋ショウ、大魔王モードで依頼
 あなた方はショウに呼ばれてローレットのギルドにやって来た。
 だが、ローレットの様子がおかしい!?

「わはは! オレの名は大魔王ショウ。混沌世界の全土を魔の力で我が掌中にて支配した闇の勢力の天下にある者さ! オレがこの呪われた魔の手を振りかざせば、全世界が一撃で地獄の果てに沈む事すら朝飯前どころか猫飯前さ! かの『不在証明』さえも覆す程に溢れんばかりのオレの存在は、ロックでパンクでアヴァンギャルドで世の全てに満ちている! さあ、平伏すが良い愚民共! そして鳴け! ニャース! ニャース!」

 こ、これは……どうした事か?
 ギルド長や他の情報屋やその場にいたイレギュラーズすら真っ青だ。
 ショウが中二なのは既に周知の事実だが、今の彼はその限界を超えていた。
 いや、彼は真の力を解放して、限界突破すらしたのだ!

 困っているあなた方に、近くにいた『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)と『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー(p3n000004)がこっそりと真実を教えてくれた。
 どうやら、今度、ショウはイレギュラーズを集めて孤児院の演劇開催を手伝うらしい。
 その依頼の為にショウは自ら演技をしてイレギュラーズを募っていたそうだ。
 さあ、あなたも中二大魔王ショウと共に、中二活劇で活躍しないか!?

GMコメント

●目標
 孤児院「フリーキッズ」で開催される演劇に参加して演劇を成功させる。
 中二モード全開推奨。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

●ロケーション
『幻想』王都の郊外にある割と大手の孤児院「フリーキッズ」が今回の舞台です。
 孤児院内には体育館がありますので、演劇は体育館のステージで開催されます。
 当日は孤児院の子達や職員達の来場以外にも一般客の来場もあります。

●脚本
 脚本の大筋はこちらの方で決めさせて頂きます。
 以下、大筋。
 1.大魔王ショウが現れる。悪事を働いて人々を困らせる。
 2.勇者登場。勇者が仲間と共に大魔王と戦い、最後は勝つ。
 3.大魔王ショウが倒されて世の中が平和になる。ハッピーエンド。

 要するに勧善懲悪物のファンタジー活劇です。
 ただ、普通の劇と違う所があるとすれば、この劇は中二モード全開の劇だという事です。

 脚本は大筋に沿っている限り、皆さんの方で相談した上、自由に改造されてかまいません。
 むしろ所々、個性的に脚色して下さると演劇がより充実する事でしょう。
「プレイング」では、脚本のどの辺を改造したとか触れて頂けると助かります。
 演劇の題名もどなたか素敵に命名して頂けると嬉しいです。

●キャスト
 演劇には登場人物が必要です。
 ご自身のPCさんを好きな役に就かせましょう。
 以下、必要な配役をお知らせします。

・大魔王:情報屋ショウがこの役で固定です。(要するに悪役でやられ役)
・大魔王の配下:大魔王ショウの配下の役です。(最低1人いると良い)
・勇者:大魔王ショウを倒す勇者の役です。(PCさん誰か1人)
・勇者の仲間:大魔王ショウを倒す勇者の仲間の役です。(最低1人いると良い)

 キャストの方も、上記の大枠に沿っていれば自由に内容を改造して頂いても良いです。

 他にも、迫害される村人の役、大魔王ダンジョンの情報屋の役、大魔王に挑んで倒される冒険者の役(勇者以前に大魔王に挑んだ人の役)など、自由に足してもかまいません。

 役者の出番が主だと思いますが、他にも照明、大道具に小道具、音響、物語のナレーター、演劇会場の案内役などの配役に就かれても良いです。
 足りない配役が出た場合、ローレットよりモブNPCが派遣されます。

 なお、キャストは裏方含めて、いずれも中二モードを発揮する事が望まれています。

●GMより
 もはや解説の必要すらないかもしれません。
 俺は、GMヤガ・ガラス、普通のヤタガラスとは一味違うぜ、かー、かー!!
 と名乗っている時点で、皆さんお察しの通り、中二モード全開のGMです。
 共に中二劇で存分に暴れたい人、集まれ!

  • 情報屋ショウ、大魔王になる!?完了
  • GM名ヤガ・ガラス
  • 種別通常
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2019年07月08日 22時35分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

銀城 黒羽(p3p000505)
ド根性ヒューマン

【嘲笑う者】ダークワン

設定
魔王をも操る全ての黒幕。
魔王の想い人ゲシュペンストを殺し、それを人間が行ったように見せかけ、魔王の怒りが人間に向くよう差し向けた。
自身の正体を隠すため、そして魔王を都合よく操るため四天王の地位に甘んじている。
本質は、悪意の塊が人の形をとったもので善意といったものは持ち合わせていない。
性格は鬼畜で畜生。人の顔が苦痛に歪む瞬間が何よりの至福。

一章
出番なし。

二章
出番なし。

三章
情報屋クラウドとの密談。
自身の名前は明かさず、姿も朧気にしか見せず不穏な空気を演出。
【演技】でどの演技、台詞も劇とは思えないクオリティにまで昇華させる。

四章
こちらも【演技】で迫真のものを演出。
初めは金色の鎖(【縛鎖の闘気法】)を操る四天王として勇者たちと対峙。
勇者は魔王の方に任せ従者の方を相手取る。
魔王が勇者に倒されそうになるor倒されたところで正体を現す。
金色の鎖でその場にいる全員(勇者、魔王側、クラウド)を縛り口汚く魔王を罵る。
そして、自分が黒幕であることなどを全て声高らかに暴露する。
「愛だ?友情だ?人を思いやる心だ?ハッ!どれも下らない児戯に同じ」

そこから全員を相手取る。
最終的に勇者側と魔王側が手を取り合って自分を倒してもらったらベスト。
「私は全ての悪意から生まれた存在。全ての生命に悪意が存在する限り私が滅びることはない」
と言った風のことを言いながら退場。

終章
出番なし。

アドリブ大歓迎
クローネ・グラウヴォルケ(p3p002573)
幻灯グレイ
◆役名、設定
【幻灯鬼】ゲシュペンスト
元魔王の四天王にして、魔王の想い人
物語開始時点で既に亡くなっており、今は埋葬地付近に幻霊として現れる事しか出来ない
魔王の暴走をどうか止めたいと思っているが…

◆魔王
追加設定でゲシュペンストが亡くなった理由が人間のせいなので人間を恨んでいる


終盤(4章辺り)で登場、勇者一行が魔王城に来た辺りで突然現れる
魔王城の近くに墓があり、そこで眠っている設定
「…ようこそ魔王城へ…私は四天王の1人、【幻燈鬼】ゲシュペンスト」
媒体飛行を用いて宙に浮き、幽霊感を出す
勇者一行が身構えるなら戦う意思はない事を示し、自分の状況を説明する
「…折り入ってお前達に頼みがある…」


魔王とゲシュペンストの関係、亡くなってから魔王が悲しみにくれ暴走している事等を説明
「…魔王城はここから入れる…精々気をつけろ」
勇者一行と別れる寸前、カラスのファミリアをこっそり付かせておく
「…頼んだぞ」

◆終章
勇者一行が魔王を倒した後、魔王がきっと往生際悪く足掻くはずなのでそこで再登場
「全く諦めの悪い…そんな男だったか貴様は?」
魔王が驚いた顔をしたら、幻影である事を言う
「…こいつらにあのカラスを付かせてそれを媒介に写しているだけだ…私が既に死んでいるのは知っているだろう?」
魔王が渋る様なら私はそんなお前は見たくないと
「…さて、行くぞ…なあに、今度こそ私も一緒についていってやる」
と言ってショウと一緒に退場
ラクリマ・イース(p3p004247)
白き歌
役:子ロリにのった詩人
ナレーション進行で話が脱線しないようサポートするのです!
名:ネームレス

『』ナレーション部分
仲間の称号は配役に合わせた物


†序章†

『かつて世界は邪悪な魔王によって混沌に包まれていた

黒き力により世界は滅びを待つだけのように見えたが
伝説の力を持つ勇者によって魔王は封印、平和を取り戻した

そして時はながれ
歴史は繰り返す…』

ナレーション後暗転
そしてここで大精霊に王道の呼び声
「勇者よ聞こえますか…伝説の力を手に入れ魔王を…魔王を倒すのです」


†1章†
勇者が声をきっかけに冒険に出るシーン
勇者達の紹介をナレーションを交え
魔物(自作絵)との戦闘も食わえ長旅演出(絵心は無)
魔物操作はモブの方にお手伝いを


†2章†
『声に導かれ辿り着いたのは大精霊眠る懇願の回廊
選ばれし者だけが侵入を許された伝説の聖域である』
大精霊のターン


†3章†
薄暗い中
裏で蠢く者達のシーン
暗転時に怪しげな笑が響くと◎


†4章†
『旅を進め勇者達はとうとう魔王城へと辿り着く、しかし勇者達の前に現れたのは魔王ではなく…』
ゲシュペンスト会話→魔王対決シーン

勇者のピンチは応援するよう子供に呼びかけ
会場に一体感を作るのもありでしょうか

シリアスはギフト
勇者の見せ場はオスティアスで演出


†終章†
『こうして再び世界に平和が戻った、めでたし×2』
勇者達の喜ぶ姿と共に閉幕
最後に意味深な場面があれば
また来るよと言う感じになって良いかもですね


アドリブ◎
辻岡 真(p3p004665)
孤児院顔パス
俺は高いステージ技術と強い演技力と扇動力を駆使する天才役者!
俺は僕クラウドに呑まれ僕は生まれる
アドリブ大歓迎

○役
【不老不死の怪物】情報屋クラウド
ミステリアスクール/冷酷非情/中二病/トリックスター
情報を悪魔の林檎と称する
四天王の一柱
黒幕の思惑を密かに全て理解した上で自ら操られてる

いかにも怪しげ
封印解放されしお洒落で格好良い黒尽くめ衣裳
頭脳明晰で口達者な反応が良い(84)情報屋だから中二病台詞回し等使い
ミッドナイトラバーな弾丸速度で的確にアドリブ撃ち返す
危機に陥ると死の右目が疼く


†1章
勇者達が魔の森に住む情報屋を訪ねる
魔王情報と大精霊情報(之は嘘)教える
勇者達の旅を情報操作妨害&魔王と黒幕の命を請けスパイ活動
中二病全開!
そして
「なぜだ!?なぜお前が……ピザ屋!?よくも僕の正体を見破ったな!?」

魔物召喚!勇者達にけしかける
大仰な魅力的な動作で改めて自己紹介
黒ロングコートを翻しハイヒールブーツで華麗にハケル全力移動

†3章
黒幕と密談
旦那、僕があげた悪魔の林檎は役に立った哉?
旦那の計画はいつも刺激的だねェ
だから僕はお前さんを贔屓しているのさ
経過は順調かって?万事抜かりなくさ

あの計画も順調に進行中だよ
これが証拠の地獄の通行書さ
地獄の窯は既に開かれた!
世界が惡で満たされた時
我らが大魔王様が望む我らが同胞の姫もまた蘇るだろう!

旦那?僕をブルーアクアな気分に(がっかり)させないでくれよ

終章
逃走済み
サイモン レクター(p3p006329)
吸血鬼を狩る吸血鬼
へぇ、演劇か面白そうだな。
暇してたとこだ、俺も参加させてもらうぜ。

役割設定:
【光と闇の勇者】バッドガイ
過去に魔王に生まれた村を滅ぼされ、その際に自身も瀕死の重傷を負わされ記憶を失っていた。
ピザの大精霊の啓示を受けて失った記憶と使命を思い出し、魔王に立ち向かう。
その際自らの体に眠っていた光の力とかつて魔王から受けた闇の力が混ざり合い、光と闇の力を併せ持った勇者となった。

・戦闘スタイル
光の力を使った格闘技(単に発光したまま格闘)や闇の力(血蛭で作りあげた剣での殺陣)で戦う(血蛭はあてないように気を付ける)
光の力を使用時は「我が身に眠りし光の力よ顕現せよ!」と叫び、闇の力を使用時は「我が身にやどりし闇の力よその力を示せ!」と叫ぶ。
最終局面では光と闇を合わせたアルティメットモードを使用(光った状態で血蛭を使用)

戦闘シーンでの立ち回り:
なるべく派手な動きを見せるように気を付ける。
必殺技を使用するときには技名を叫ぶのを忘れない。
「光と闇よ!今こそ我が手で混ざりて混沌の力となれ!アルティメットブラッディブレード!」

演技の方向性:
見た目に反して王道熱血系勇者を心がける。
口調も気持ち若々しいイメージを頑張るつもり。
進行は基本台本にそるが、魔王との絡みではアドリブもいれる。

セリフ一例

魔王戦:
ついに追い詰めたぞ魔王!
貴様に葬られし同胞達の無念、今こそはらさせてもらう!

厨二マシマシのアドリブ大歓迎
蟻巣虻 舞妃蓮(p3p006901)
お前のようなアリスがいるか
私的な好みはメルヘンでメランコリックな御伽噺の類だが。
英雄譚の類も悪くない。やれるだけのことはやってやるさ。
……無論、敵方でだがな?
という訳で助力しよう、大魔王ショウ。

○役名
大魔王配下・四天王「アリス・マイレン」
……我が(偽)名の捩りだ。特に意味はないぞ?
(※本名に限りなく近いナニカ)

人数が明らかに合っていないはずだが、四天王が三人だったり五人だったりする例は枚挙に暇がない。
むしろ私一人でもやってやる。

○能力
トリッキーな魔法を主体として戦う。あと打たれ強さに秀でる。
普段の私と似たようなものだな。その方が説得力も増すだろう。
……アリス要素? 私がアリスであるという事実以外に必要か?

○ロール
アリスとは凡庸、凡庸とは王道。ゆえに私はいつでも基本と大魔王様に忠実。
正統派の敵役として動こう。
隙あらば直接的に勇者連中に戦闘を挑み続けるし、
負けても可能な限り撤退して最終的な決着を持ち越す。

戦術は練るが、気質は実直、というか愚直。
振り回される人間が一人くらい居てもいいだろう。人間でなく四天王だが。

密約とか密談とか、とにかく魔王に仇名す動きに気付いたら、誰であろうと私の手で誅すつもりだ。
……勝てる保証は全くないが。先んじて気付くという確証もまた然り。

※アドリブ歓迎
※表情は変化しないが、代わりに髪色がギフトによって変化。
黄→平常 紫→怒り・被弾 桃色→余裕 銀→愉悦・謀略 緑→真剣・本気を顕す。
カルト・セラピー(p3p007194)
氷輪童熊
レイリ―=シュタイン(p3p007270)
背を護りたい者
※他プレイングと齟齬ある際は私が合わせる

役名:【神聖なる城】ホーリー
 勇者同行のために国から遣わされた騎士
 黒い全身鎧に覆われ寝る時も顔を見せない
 真面目で仲間や弱者の味方

 「封じられし神の愛ーUnseal agapeー」
 実は鎧自体が封印であり解放すると白き鎧と剣を持つ神聖騎士に
 解放時は命を削り続け再封印をしても暫く動けない

●戦闘方法
盾で敵の攻撃を受け
観客にも分かりやすい大振りで攻撃

●ストーリー
・旅の始まり
自己紹介に合わせポーズ
魔物との遭遇時勇者と協力
「勇者殿、右はお任せを」

・鉄帝ピザ
ピザ屋が旅先までくる事に感動
顔は見せぬが声は美味しそうに食べる
「とても美味しい。また、頼みたい」
「すまぬ。故あって顔は見せられぬのだ」(沈痛そうに

・ゲシュペンスト
彼女を最初は魔物と勘違いし前に出て戦闘態勢
敵意がないと知ると彼女の願いを了承

・魔王城
決戦時は四天王の足止めを申し出る
「四天王は私にお任せを!バッドガイは魔王を頼みます」
「『神聖なる城』の名にかけてここは通さぬ」

大精霊の正体には驚き、だから行く先々で会っていたのは
旅を見守ってくれていたのかと感動

苦戦後、詠唱と共に鎧の封印を解放
長い金髪が拡がり女性が現れ、鎧も剣も白く光る
「わたしは『神聖なる白』ホーリー!この光の許、悪なる者滅びよ!」
剣を掲げると舞台に光が満ちて……

「あとは任せたわ、バッドガイよ」

EDは鎧姿で凱旋
声は女性の声でとても喜んでいる

リプレイ

●序章
 開幕のブザー音と共に幕が上がり演劇『激闘列伝 勇者対大魔王』が始まる。
 暗いステージの中心で魔法のライトが光った。
 吟遊詩人ネームレス(『†彷徨える詩人†』ラクリマ・イース(p3p004247))が子ロリに跨りながらハープをぽろろん♪ と鳴らして語り始める。
『かつて世界は邪悪な大魔王によって混乱の渦に包まれていた~♪ 黒き力により世界は滅びかけたが~♪ 伝説の力を持つ勇者によって大魔王は封印され♪ 平和を取り戻した~♪ そして時は流れ♪ 歴史は繰り返す~♪』
 魔法のライトがぱっと消えて、シーンが切り替わる。
 未だ勇者として覚醒していない青年バッドガイ(『吸血鬼を狩る吸血鬼』サイモン レクター(p3p006329))が自室のベッドで寝ている。
 天からの声が寝ている青年に呼び掛けるが……。
「勇者よ、聞こえますか……? 覚醒して、大魔王を……倒すのです」
「ふにゃ?」
 バッドガイは寝ぼけていた。

●一章
「ぐおお! はぁ、はぁ……」
 バッドガイは汗びっしょりでうなり声を上げながらベッドから転げ落ちる。
「ふぅ、またあの夢か? 大魔王に滅ぼされた俺の村が夢に出てきたな……。俺は一体、誰なんだ?」
 バッドガイは窓を開けて天を見上げる。
「寝ている時に変な声が聞こえたが……。俺が……勇者だと? まさか?」
 ネームレスが子ロリに乗ってとことことやって来る。
『彼はその昔、瀕死の重傷を負い記憶喪失になったのさ~♪ 未だに自分の役割や使命を思い出せない~♪ しか~し、天からの呼び声が寝る度に続くので、旅に出る事にしたのである♪』

 バッドガイが戦士の姿で野道を歩む。
 道中、ゴブリンと剣戟を交わすが……。
 敵が大勢で現れてピンチに!
「とうっ! 勇者殿、ご無事ですか?」
 黒い全身鎧に覆われた騎士が颯爽と現れ、大振りの盾の攻撃で魔物達を倒していく。
「おおっ! すまん、どこの誰だか知らんがありがとう!」
 ぽろろん♪ ネームレスの解説が入る。
『現れた騎士の名は【神聖なる城】ホーリー(『神聖なる城』レイリ―=シュタイン(p3p007270))♪ 彼女はとある国から勇者を助ける為に派遣されたのである~♪』
 ホーリーは紹介を受け、盾を高く掲げて会場の子達にアピールした。
「ところで、勇者殿って、俺の事かな?」
「え? もちろん? あなたが勇者と聞きますが?」
 話が噛み合わない。それもそのはず、バッドガイは覚醒していないからだ。
 ひとまず、ここは魔物が多いので近くの村へ移動する事になった。

 とある村へ辿り着いた。
 2人は村人から情報を集める。
 村人によると「魔の森」に住む情報屋クラウド(『旅人』辻岡 真(p3p004665))が色々と詳しいらしい。
 今後の活動方針を決めるべく、2人は森へ急いだ。

 険しい森の中……。
 森の奥にぽつりと家があった。
 バッドガイが戸を叩くとミステリアスな黒尽くめの眼帯男が出て来た。
「おや? あなた方は?」
「わたし達、旅の者で……」
 ホーリーがこれまでの経緯を情報屋クラウドに説明すると彼は不気味な笑顔で答えてくれた。
「ふうむ。それなら大精霊眠る『懇願の回廊』を目指しなさい。そこに大魔王もいるみたいだよ。あと回廊は安全で魔物もいないから気楽に向かっていいよ」
 バッドガイ達はお礼を言い、舞台から退場する。

 舞台はやや暗くなり、中心部に魔法のライトが当てられる。
 クラウドは暗黒のロングコートをなびかせ、ハイヒールブーツで華麗に走って来た。
 ひゃーははは!
 クラウドが悪魔のような形相でけたたましく笑い出し、いやらしく語る。
「バカな勇者共め! 僕の正体は、【不老不死の怪物】情報屋クラウド。何を隠そう、大魔王の四天王の一柱。回廊に大魔王がいる訳ないよ! しかもあの回廊は危険で魔物だらけさ! 覚醒する前に魔物にガツガツ食われて死んじまえ!」
 クラウドは真っ暗なコートをばさりと翻し、鋭く笑いながら闇に消えて行った。

●二章
 ぽろろん♪ ネームレスが子ロリに揺られながらステージに立つ。
『運命に導かれ辿り着いたのは♪ 大精霊眠る『懇願の回廊』♪ 選ばれし者だけが謁見を許された伝説の聖域である♪ しか~し、魔物がいっぱい♪ どうする、勇者よ~♪』

「はぁ、はぁ……。ホーリー、無事か? 魔物がマジで多いんだけれど?」
「ふぅ、ふぅ、勇者殿……。情報精度に穴があったのでしょう……。大精霊はまだ現れませんか?」
 既にくたくたの2人の前に兎のピエロみたいな恰好の少女が現れた。
 彼女は指をびしっとさして叫ぶ。
「我が名は、大魔王四天王の一柱、【煉獄の道化師】アリス・マイレン(『お前のようなアリスがいるか』蟻巣虻 舞妃蓮(p3p006901))。大魔王の命を受け、君らを倒しに来た! 喰らえ、魔導ボム!」
 花火がぱぱぱん、と赤く弾けた。
 激戦でホーリーがついに倒れてしまった。
「う、嘘だ、ホーリー! く、くそぅ……。俺が……本当の勇者だったらあああ!!」
「ふ、どうやら力の差は歴然だな? ここが君らの墓場だ!」
 アリスは髪が銀色に変化するが無表情のままだ。銀色は愉悦に浸った時の表現である。
 ぎゅういいいん!
 バッドガイが凄まじい閃光に包まれて力が覚醒する!
「我が身に眠りし聖なる光の力よ、邪悪を倒すべく顕現せよ!」
 覚醒した勇者から光の波動が繰り広げられて魔物の群れを屠る。
 ぎゅるるるるん!
 続いて、血液の色の光りが蠢き闇の力も覚醒する!
「我が身に宿りし恐怖の闇の力よ、その力を愚か者共に示せ!」
 バッドガイは深紅色の刃を召喚してアリスをぶった切った。
「な、バカな……!? 勇者の力が覚醒しただと!?」
 アリスは煙玉を地面に叩きつけて爆発させ逃げる。
 戦闘後、バッドガイは自身の存在を強く疑う。
「す、すげえ、俺、TUEEE! 俺は……まさか、勇者なのか!?」
 ホーリーも倒れながら勇姿を見届けていた。
「おめでとう、勇者殿! 覚醒できましたね」

 その後、大精霊(『プリズムベア』カルト・セラピー(p3p007194))との謁見を済ませ、バッドガイは大精霊の力により記憶と使命を思い出し、改めて伝説の勇者として覚醒した。

●三章
 ぽろろん♪ ネームレスが物憂げにハープを弾く。
『光と闇を駆使する伝説の勇者の覚醒♪ 一方、悪役サイドも密談をするのであった~♪』

 シーンは暗転し、薄気味悪い笑い声が響く。
 仄暗い背景に暗い炎が燃えているとある地下室。
 鏡の中で、姿がはっきり見えない影がゆらゆらと蠢いていた。
 鏡の前でクラウドが跪いて楽しそうに話し掛ける。
「旦那、僕があげた『悪魔の林檎』は役に立ったかな? 旦那の計画はいつも刺激的だねぇ?」
 ゆらめく影は、ふはは、と恐ろしく笑う。
「『悪魔の林檎』か。情報屋よ、美味い毒林檎に礼を言おう。例の計画は順調か?」
 クラウドは、気味悪く笑う。
「もちろん順調さ。万事抜かりなくね。これが証拠の『地獄の通行書』さ。地獄の窯は既に開かれた! 世界が悪で満たされた時、大魔王様の全ての配下も蘇るだろうし、大量の悪魔を召喚できよう!」
 影は『地獄の通行書』という計画書を受け取ると、手を引っ込めた。
 クラウドは暗黒のコートを翻し去り際に冷たく台詞を吐く。
「旦那? 僕はお前さんを贔屓にしているのさ。絶望の海みたいに蒼くなる程がっかりさせないでくれよ?」
 情報屋が去ると、鏡が反転して、影の姿がぱっと浮き上がる。
 影の正体である黄金鎖筋肉男は……。観客に向かって気合を入れて語り掛ける。
「私の名は【嘲笑う者】ダークワン(『嘲笑う者』銀城 黒羽(p3p000505))。普段の姿は、大魔王の四天王の一柱だが、今の姿は全てを操る黒幕だ。なあ、良い子の皆、この事は内緒にしてくれな?」
 黒幕は大仰に笑い出す。
「ふはは! 地獄の窯から溢れ出る業火によって世界は滅びればいい!」

 笑いながら退場したダークワンを舞台袖からじっと観察していた者がいた。
 アリスだ。彼女は表情こそ変わらないが、髪の色が紫に変わり怒りの姿を表現している。
「おのれぇ……話は詳しく聞こえなかったが、大魔王様に黙って密談とはな? 大魔王様に仇なす動きが少しでもあれば、誰であろうと私の手で誅してくれよう……」

●四章
 ハープをじゃんじゃか♪ と景気良く弾いてネームレスが子ロリと登場。
『勇者達はいよいよ大魔王城へと辿り着く~♪ しかし、勇者達の前に現れたのは大魔王ではなく……♪』

 舞台装置で空を飛びながら、どろどろとした魔性の女性が勇者達の前に降りて来た。
「……ようこそ大魔王城へ……私は四天王の1人、【幻燈鬼】ゲシュペンスト(『幻燈鬼』クローネ・グラウヴォルケ(p3p002573))」
「出たか、大魔王の刺客め!」
 ホーリーは盾を構えて突進する!
 ゲシュペンストは霊体でひらり、と回避して制止のポーズを取る。
「こちらに戦う意思はない。折り入ってお前達に頼みがある……」
 どうやらその女性は訳ありだと察し、バッドガイも対話を試みる。
「話を聞こうか……」
 ゲシュペンストは舞台の中央に立ち、両手を広げて観客に叫ぶ。
「告白しよう! 私は大魔王の元四天王にして彼の元恋人! 今はこの城で幻霊として現れる事しかできないが、大魔王の暴走をどうか止めたいと願っている哀れな女! お願い、勇者に舞台の前の子達! 大魔王の目を覚ましてくれ!」
 衝撃的な告白を受けて勇者は……。
「教えてくれてありがとう。俺が大魔王の目を覚ましてやる! で、あいつの所にはどう行けばいい?」
 魔性の女はあっさりと教えてくれた。
「大魔王の王座へはこの道から入れる……精々気をつけろ」
 退場して行く勇者達に向かってゲシュペンストが鴉を放った。
「……頼んだぞ」

 舞台は大魔王の王座に切り替わる。
 王座では大魔王ショウ(『黒猫の』ショウ(p3n000005))が機嫌悪そうに冷笑していた。
「くくく、来たか勇者共め! これより始まる暗黒の宴にて死滅する覚悟はできているのかい? さあ、行くよ、四天王! そして勝利を叫べ! ニャース!」
 四天王の3人は、ニャース! と勢い良く返事をして勇者達を迎撃しに行く。

「俺はダークワン。ふはは、ガチンコで勝負しろや!」
 体に巻き付いた金色の鎖をじゃらじゃらと鳴らすマッチョのダークワンが立ちはだかる。
「ついにここまで来たか? 私はいつでも大魔王様に忠実だ。よって、ここを通す訳にはいかない!」
 メルヘンなアリスが髪を真剣モードの緑色に変えて二刀流を構えた。
「いやあ、ご苦労、久しぶり。『回廊』で始末する為に偽情報をあげたのにまさか覚醒してしまうとはねぇ。いいさ、ここで野犬のように死になよ!」
 不気味なクラウドはナイフを抜刀して、刃物をぺろりと舌で舐めた。
 勇者が剣を構えると、ホーリーが一歩前に出て宣言する。
「四天王はわたしにお任せを! バッドガイは大魔王を頼みます。『神聖なる城』の名にかけて、いざ参る!」
 勇者は「すまない、任せた!」と叫ぶと即座に退場して大魔王の元へ急ぐ。

 四天王戦が始まった!
 最初に動いたのはアリスだ。
「ほら、暗黒魔法を喰らえ! これに耐えられるかな?」
 ぱん! ぱぱぱ、ぱん!
 アリスは二刀流を振るって空中で「魔法」の花火が弾けた。
「くっ、なんの!」
 ホーリーは盾で防御して耐えるが……。
「へっ、遊んでやるよ!」
 ダークワンが黄金の鎖をぶんぶんと放り投げホーリーが絡まれる。
「うわあああ!」
 続いてクラウドがナイフを光らせ飛び掛かる。
「きゃはは! 死ね!」
「ふん、負けるか!」
 ホーリーが鎖を断ち切り、クラウドを弾き飛ばした。

 ネームレスが急いで舞台前に来て子ども達に叫び歌う。
『はい、皆~♪ ホーリーが大・ピンチ♪ 応援してくれ~♪』
「がんばれホーリー!」
「いけいけー!」
 観客から声が上がりホーリーが封印を解く構えをした。
「この光の許、悪なる者滅びよ! 解き放て、『封じられし神の愛ーUnseal agapeー』!」
 詠唱と共に鎧の封印が解放され、金髪ロングの女性が現れ、鎧も剣も白く光る。
 剣を高く掲げると舞台に溢れんばかりの光が充満した。
「な、なんだ、その光は!? ぬおお、悪に生きる私には眩し過ぎる!」
 ダークワンが大げさにごろごろ転がる。
「きゃあ! 体が……浄化される……」
 アリスもばたりと倒れた。
「うひゃー! に、逃げろー」
 クラウドは死の右目が疼くので逃走したが道中で力尽きた。
 力を使い切ったホーリーは膝をついて吐血する。
「あとは任せたわ……バッドガイよ……」

 舞台が大魔王戦に切り替わる。
「観念しろ大魔王! 貴様によって闇に葬られた全ての人の魂を救う為、貴様を倒す!」
「ふ、決着をつけようかい、勇者よ?」
 バッドガイとショウは激しい剣戟を交わすが、なかなか決着がつかないでいた。
 大魔王は終局の場面で奥義を放つ。
「喰らえ、我が究極の妖刀子猫丸滅裂魔剣!!」
 ショウは、ニャースと激しく鳴きながらぴこぴこ赤く光る刀で勇者に何度も切り掛かる。
 勇者はついに剣を落して膝をついた。
「ち、ちきしょう……。俺は、ここで、終わるのか……」
 ネームレスが慌てて走って来て、舞台中央で子ども達に向かって叫び歌う。
『大変だ~♪ 勇者は絶体絶命の大・ぴ~んち♪ 皆! 勇者に力を分けてくれないか~♪ 皆の応援が彼の真の力を引き出すから~♪』
「がんばれゆうしゃ!」
「まけるなバッドガイ!」
 会場全体が温かな声援に包まれ、勇者は剣を拾ってゆっくりと立ち上がる。
「ありがとう、皆! さあ、光の因果と闇の根源よ! 今こそ我が最強最悪の刃と化せ! アルティメット・ブラッディブレエエエド!」
 勇者の剣が2つに割れた。
 右手では光輝く聖剣を。
 左手では闇に蠢く魔剣を。
 2つの最強の剣を駆使して、大魔王を滅多切りにする!
「ぐはっ……。俺は、負けた、のか……」
 大魔王が倒れた。

 勇者が退場し、敗北した大魔王に魔法のライトが当たった。
「くぅ……。俺は、まだ、やれる……!」
 天井から半透明のゲシュペンストがふわふわ降りて来る。
「全く諦めの悪い……。そんな男だったか貴様は?」
 大魔王がはっと驚いて手を差し出したが握れない。
「え? 幻影かい?」
 ゲシュペンストが切なそうに伝える。
「……勇者に同行させた特殊な鴉を媒介に私の幻影を映しているだけだ……私が既に死んでいるのは知っているだろう?」
 大魔王が泣き出した。
「……さて、行くぞ……。なあに、今度こそ私も一緒について行ってやる」
「ふふ、共に地獄へ行こう、ゲシュペンストよ!」
 改めて愛を確認した2人は、舞台の下へ仲良く退場した。

●終章
 背景が黄金の炎で燃えている中、ダークワンが仁王立ちで立っていた。
 彼は両手を広げて、舞台中央から高らかに叫び出す。
「愛だ? 友情だ? 人を思いやる心だ? ハッ! どいつもこいつも下らねえ! 良い子の皆、覚えているか? 私、ダークワンが全ての黒幕だ。ゲシュペンストを暗殺したのも、暗殺の件で大魔王が人間を迫害するように仕向けたのも、世界を地獄に変える計画の一部に過ぎねえ! 私こそが、大魔王を超える大悪魔の頂点だ!」
 バッドガイが舞台袖から走って来てダークワンに飛び蹴りを喰らわせる。
 ダークワンが派手にこけた。
「貴様が黒幕だったのか! 覚悟しろ、絶対に許さねえ!」
 伝説の勇者と大悪魔の剣戟が始まった。
 勇者の剣と悪魔の鎖がぶつかり合う度に金属音が響き渡る。
 なかなかの互角だ。
 だが……。勇者がいよいよ追い詰められ、ダークワンが至福の表情になる。
「どうした勇者よ? その程度か? ま、本気を出したこの私に勝てる奴なんざいねえよ! ふはは、地獄に落ちろ!」

 ネームレスが客席に現れてハープを歌い弾く。
『行け~♪ 戦え、勇者よ~♪ 世界の平和を目指して~♪ さあ、良い子の皆も歌って応援だ~♪』
 ネームレスが合唱を促すと子ども達は勇者の歌を大声で歌う。
 盛り上がる歌唱と共に既に倒れた者達の霊が集結した。
「勇者殿、右は常にお任せを!」
 ホーリーが盾で突進して来た。
「よくも皆を騙したなダークワン! 大魔王様の仇!」
 アリスが「魔法」の花火を爆発させて暴れる。
「暗殺と大魔王の借りをこの場で返そう!」
 ゲシュペンストが鴉を放って、けしかける。
「分が悪りいから勇者側に着くよ、旦那?」
 クラウドがぎらりとナイフを放り投げる。
「勇者、今まですまなかったよ。だが、今こそ共に戦おう!」
 大魔王ショウがぴこぴこ赤く光る妖刀を掲げて突撃する。
「皆、ありがとう! 俺は、伝説の勇者だ! 絶対、負けねえ! はい、皆で叫んで! アルティメット・ブラッディブレエエエド!」
 バッドガイの光と闇の二刀流が煌めきダークワンを叩き切る。
 全員からの総攻撃を受けてダークワンは滅びた。
「くはは! 私は全ての悪意から生まれた存在。世界に悪意が存在する限り私が滅びる事はない……」

 舞台の床が割れてダークワンが煙と共にゆっくり沈んでいく。
 幕が下り吟遊詩人が伝説を歌い終える。
『こうして再び世界に平和が戻った~♪ めでたし~♪』

 主演を務めた全9人は舞台前に並んで手を繋いでお辞儀をする。
 盛大な拍手と声援で演劇は幕を閉じたのであった。

 了

成否

成功

MVP

辻岡 真(p3p004665)
孤児院顔パス

状態異常

なし

あとがき

くははっ!!
選ばれし中二の精鋭共よ、よくぞ我が牙城にて暴れてくれたな!
貴様らの熾烈な中二っぷり、とくと冥界から拝見したぜ、うひゃひゃー!

訳:
この度はシナリオへのご参加ありがとうございました。
皆さんの熱い「プレイング」最高でした!

PAGETOP