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シナリオ詳細

カリバン霊樹と地底湖の怪物

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●カリバン霊樹と地底湖
 大地に突き刺さる大きな剣。
 土部分から計ってもゆうに三メートルはあろうかという両手剣はしかし、誰にも抜くことが出来ない。
 その理由は……。
「これは剣ではなく、樹だからなのです」
 地底に続く螺旋階段を下りながら、案内役のハーモニア女性はおかしそうに言った。
「変でしょう? 地表に出ているのは僅かな光合成をするための幹と葉で、樹木の大部分は地下に広がっているんです」
 階段を抜けると広大な空間へ出た。
 昼間に思えるほど強く発光するヒカリゴケに照らし出された集落。そばに広がる地底湖から水をくみ、洗濯をし、水浴びをする。そんな風景が広がっていた。
 巨大な根っこが張り巡らされたドーム状の空間には、あちこちに住居が作られ、淡い光を窓から漏らしている。
 水浴びをするハーモニアたちはこちらを珍しそうに眺めながらも、水をよくすう大きな葉で身体を隠した。
 苦笑する案内役のハーモニア女性。
「カリバン霊樹は地底湖にわく水と大地にめぐる魔力を吸って生きています。
 私たちはそんな霊樹の神聖な力と地底湖の水によって守られ、生きているのです。
 その返礼としてカリバン霊樹の声なき声を聞き、隅々まで健康でいられるように手入れをし、地底湖を乱すものがあればそれを排除してきました」
 カリバン霊樹とカリバンの一族。彼らは共存共生の関係にあるようだ。
「ですが今回、少々手に負えない乱れが起きてしまったようで……ローレットの皆さんに依頼をした次第なのです」
 ハーモニア女性はそう言い、地底湖のそばで深い水底を指さした。

●地底湖の怪物
「ここからは私が説明するわね」
 『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー(p3n000004)が、窓から見える風景を背に語り始めた。
 カリバン一族の娘が出してくれたお茶がウッドテーブルに並び、美しい木目のコップが人数分、リラックスするよい香りをたてている。
「この地底湖は北の海と細くつながっていて、ときおりあちら側から魚が流れ込んでくることがあるそうよ。なんだかマリンブルーな話だと思わない?
 普段は地底湖の中だけで一定の生態系が保たれているのだけど……生態系を著しく乱す生物が混入すると大変みたい。
 村人総出で駆除にあたるんだけれど……今回はそれが途切れず頻繁に起こっているみたいなの。
 情報を探ってみたのだけれど、どうやら地底湖の先に怪物めいた巨大魚が巣くっていて、それが頻繁に卵を産んではこちらに強い魚を放っているようなの。
 これを止めるにはこの巨大魚を倒す必要があるわ。
 そして私たちが依頼された『地底湖の環境保全』も、これによって達成されるというわけ」

 巨大魚の見た目は魚でいうラブカに近く、ぎょろっとした目とやすりのような口。細長いシルエット……となかなかグロテスクな外見をしている。
 全長はゆうに5メートルを超え、海中を素早く泳ぎ回っては電撃を固めた球状の魔力塊を放出、発射するという性質をもつ。
 海底の岩場などに生み付けた卵はすぐに稚魚となり、ピラニアめいた魚となって周囲の生物に噛みついてしまう。
 現在問題になっているのはこのピラニアめいた稚魚たちで、生活に使う水は柵やフィルターを通しているからよいものの、食料としてとれる魚がほぼ食われてしまい、また水に含まれる神聖な力が損なわれることから霊樹にもここに暮らすハーモニアたちにもよくない存在なのだ。

「巨大魚の場所までは泳いで行って貰うわ。そのための装備も借りてあるけど……そうね、水中でも十全に活動できる能力があればより楽になると思うわ。
 けれど巨大魚退治は危険な仕事でもあるから、どうしても危なくなったら撤退してくること。いいわね?」
 プルーはそこまで説明すると、お茶に口をつけた。
「……あら、おいしい」

GMコメント

■■■オーダー■■■
 地底湖の環境保全。そのための『巨大魚』の退治。

 退治するまでには二つの段階をとることになります。
 地底湖の奥を『稚魚』と戦い撃退しながら進む段階。
 次に『巨大魚』の居場所にたどり着き直接戦う段階です。

 地底湖を進むにあたって海中活動用装備(海洋王国での大渦事件で支給されたものと同種の装備)が配られるため水中での呼吸や戦闘は通常通り行なえますが、『水中行動』を持っていると色々な判定が有利に働きます。
 (詳細は戦闘パートと一緒に説明します)

■■■戦闘Aパート■■■
 水中装備をつけ、地底湖の奥へと進みます。
 ここでは水中戦闘ルールが適用されます。(これは今回限りの特殊ルールです)
 このとき不安定な動きになるため『命中力、回避力-20。防御技術-30』のペナルティがつきます。
 また自身の最大HPの30%を超えるダメージを一度に受けた場合、呼吸が整えられず1ターン毎に呼吸困難ダメージが追加されます。
 ただし『水中呼吸』のスキル(水中親和含む)をもっている場合これらの効果が軽減されます。軽減の度合いは時と場合とその場の工夫に寄ります。
 尚、『酸素ボンベ』はこれに含まれません。

●稚魚
 大きなピラニアめいた怪魚が密集しており、これを撃退しながら突き進みます。
 稚魚は全員『人間を見たらとりあえず噛みつく(物至単【出血】)』という攻撃を行ないます。
 噛みつきに成功した場合簡単には離れなくなるため、範囲攻撃の巻き込みには注意して下さい。(いっそ味方『ごと』攻撃するプランも、ステータスや連携の仕方によってはアリなはずです)

 水路はそれなりに広く、八人が剣を振り回しながら進んでもまあ問題ないくらいのスペースがあるでしょう。
 ですが一応先頭と最後尾を誰がつとめるかくらいは決めておいたほうがいいかもしれません。(まっさきに襲われるのが先頭。群れを無理矢理抜けた際一番危険な最後尾になります)

■■■戦闘Bパート■■■
※Aパートに引き続き水中戦闘ルールが適用されます。

●巨大魚
 ここでは稚魚は戦闘に加わりません。
 巨大魚を取り囲み、力を合わせ連携して戦ってください。
 巨大魚はHP・特殊抵抗・CT・EXAが高く純粋に強い敵です。
 海中を泳ぎ回り、魔力による雷球を作って発射する能力をもちます。
 『単発雷球(神超単【麻痺】)』『拡散雷球(神中扇【ショック】)』『身体に雷を纏って暴れる(自分を中心にレンジ1範囲【ブレイク】)』の三種類の攻撃に利用します。

■■■オマケパート■■■
 巨大魚退治に成功した後は、集落を観光することができます。
 (余談ですが巨大魚は稚魚も含めて食べられません。持ち帰るのもつらいので、海底に捨てておさかなのごはんにしましょう)
 興味があることや知りたいこと、のんびりしたかったり釣りを楽しみたかったり……と色々あると思いますので、のびのび楽しんでください。

  • カリバン霊樹と地底湖の怪物 完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2019年06月05日 21時30分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)
死神二振
剣の形をした樹って凄いよな。
それでいて霊的な力があるってもはや聖剣……逸話や樹の名前からしてエクスカリバーっていう聖剣を思い出すよ。
あれ、元の世界で有名な聖剣で割と好きな剣だったんだ。
……ま、それはそれとして。水中戦か……どうしよう……。

【行動】
・前半
有効な遠距離攻撃を持たない為ハッピーや遠距離攻撃持ちに任せ自分は攻撃を受けないよう立ち回る。
突破できればそのまま、もし振りきれなかったら比較的中距離攻撃な【フォウスタート・ソウルイーター】で攻撃。

・後半
巨大魚の攻撃に全力を注ぐ。
攻撃集中かつ全力攻撃での瞬ノ太刀・葉風で短期決戦を仕掛けるが、AP切れの場合はソウルイーターで攻撃しつつ補填。
巨大魚が暴れまわる場合は二刀の内の片方を突きさすなりヒレを掴んでなんとしてでも張り付く。
「お、泳げないから取りこぼしたら最後……! 絶対に……逃すものか……ッ!!!」

他巨大魚が味方に攻撃する場合は回り込むようにして上記の攻撃行動。

【戦後】
一番前線に出たハッピーをねぎらうべく料理でもするかな。
まぁ巨大魚は無理らしいので釣りとかで魚とか用意できるのなら俺が捌けるから任せてほしい。
「深緑の水って綺麗だからな、その分だけいい魚がいるらしいんだ」

【その他】
口調はやわらかめ。ステータスシート記載以外にも若干素直気味。
水は苦手だが海洋の全体以降多少はなんとかしようとは……している、らしい。

アドリブ・パンドラ復活可
ドラマ・ゲツク(p3p000172)
蒼剣の弟子
●心情
随分と、大きなお客様がお越しになってしまったのですね。
初めての深緑(故郷)でのお仕事です。
少しは成長したトコロが見せられるよう、張り切っていきましょう!

●準備
……しかし今回のお仕事先は水の中、ですか。
服は相応のモノを用意すれば良いのですが、本に水は天敵です。
念の為、持ち込むモノは写しで……錬達製の防水加工を施してから参りましょう。
それに今回はこの魔術礼装もありますし、本に頼らなくても戦えるはずです!

●道中
あ、あの……ハッピー(p3p006706)さんが身体を張ってくれるとのコトですので……痛みは一瞬の方が良いですよね!?
他の方を巻き込まないよう、かつ稚魚をより多く巻き込めるよう副行動アーリーデイズ、主行動嵐の王でドカンと行きましょう!
魔力の消耗は激しいですが、道中充填である程度は回復出来るでしょうか……

●決戦
基本は副行動攻撃集中、主行動は距離に応じて握撃と通常攻撃を使い分けてチクチクと。
魔力に余裕があり、味方を巻き込まない位置に巨大魚がいる場合は副行動アーリーデイズ、主行動嵐の王。
仲間が抑えに行って下さるのでこちらに近付いて来るコトはそうないと思いますが……こちらに来るようなコトがあるなら副行動攻撃集中orアーリーデイズ、主行動蒼魔剣で切り伏せましょう!
近距離戦だって出来るのです!

●事後
無事、仕事を終えたらカリバン霊樹と、カリバンの一族の皆様にご挨拶をして、撤収致しましょう。
サイズ(p3p000319)
リリファ・エディ・プランクマン
目的
魚退治

心情
依頼参加して気付いた…俺泳げねぇ、武器…自分が重すぎてどうしても沈む…武器故息しなくても大丈夫だから呼吸困難のダメージの心配や窒息死する可能性がないが…仕方ない、頑張って水底歩き、壁があるなら上るか…
もしかしたら泳ぎながら戦うより体の重さを生かして水底に足を付けた状態で戦った方が水中戦ペナルティある程度軽減できるかもしれない…?

戦闘行動
Aパート
ハッピーさんを囮に雑魚魚を集めて、その後周りが範囲攻撃でハッピーさん巻き込んで雑魚魚撃破だが…
無意味だとわかっているけどハッピーさんが突っ込む前に付与スキルをハッピーさんに施すよ…いくら必殺攻撃以外は大丈夫だとしても、そのまま突っ込ませるのはちょっと罪悪感あるからね…
範囲攻撃は持ってるけど俺のは不吉付与しちゃう可能性があるから絶対巻き込まない以外は使わず遠術で攻撃していこうか。

Bパート
出来れば巨大魚に魔力撃叩き込みたいが…水底にいる俺に届くかな、届かなくて味方を巻き込まない場合は呪血炎陣で攻撃、それ以外の時は遠術で対応、魔力撃が届くなら最優先で魔力撃だ!

副行動は付与スキルを最初に一度だけ使っておくか…ブレイク持ちだから使ってもあんまり意味ないと思うが…ブレイクしてくるとき近づいてくるから魔力撃を叩き込むチャンスになるかも!


おまけパート
鍛冶、修理スキルを使い、今回の戦闘で壊れた物を修理するぞ
後はホットチョコレートを味方に配るか
イリス・アトラクトス(p3p000883)
光鱗の姫
特定外来生物による生態系への悪影響だって。怖いよねー
そういうわけでやってきました地底湖、こういう雰囲気って好き

海種の面目躍如というもので、水中行動ならお手の物
水泳も活性化してるし、ペナルティはかなり軽減できるはず……
水を得た魚ー

稚魚戦時の配置としては、最前線のハッピーさんの少し後ろ
範囲攻撃の巻き添えを食わないラインで、かな
流れてくる稚魚もいるだろうし、後ろへ流さずにある程度はこちらでも受け持つ感じかな
副行動は突破を優先するなら攻撃後移動、その場で守りに入るならハイウォールでマークとか
で、進路上の稚魚をペネトレイトで貫通攻撃して優先駆除していく方向で
ハッピーさん巻き込むのは、本人がそれでいいなら、まあいいかなぁ
事故防止の為に今回は反射付けてないし
いくら私の鱗が硬いといっても複数の稚魚に食らい付かれた状態なら私ごと攻撃してもらうのが早いよね

巨大魚は拡散雷球等の攻撃範囲に気をつけて、距離を取られないように
囲んで叩く感じで、前衛で攻撃を受け止めつつ攻めの姿勢で
痺れが付与されてなければブロバで、付与されてたりAP不足ならチャージ、怒り付与を狙ってみる
体力が危なそうな人がいれば庇う
ペルセウスで麻痺対策できるから特に怖いBSは無さそう

オマケ
所で、この霊樹の魔力をたっぷり含んだ水って、美容と健康に良かったりするのかしら?

アドリブ歓迎
パンドラ使用
河津 下呂左衛門(p3p001569)
武者ガエル
 樹木を貴び、水と親しみながら生活する――良い里でござるな。この場にいるだけで身体に生命力が漲り、若返る心地すらするでござる。

 道中では殿として後方の警戒に当たるでござるよ。地上とは違い、全方位から襲われる可能性がある。敵を見逃さぬよう神経を研ぎ澄まさなければ。また、途中で巨大魚の卵を見つけた場合は破壊しておくべきでござろうな。見た目の特徴があるのならば事前に聞いておくか。
 ハッピー殿の決死の囮作戦で稚魚の群れを突破する予定なので、拙者の役割はその後詰め。突破後、追ってくる稚魚を『名乗り口上』で集めて『戦鬼暴風陣』の一撃でござるよ。
 拙者が取り残されては間抜けも良いとこなので、見切りをつけて逃げるでござる。本命はここからでござるからな。
 巨大魚との戦いでは一斉に近づくとまとめてやられそうなので、波状攻撃を意識したいところでござるな。距離が離れていても拙者には『飛翔斬』がある。散開して包囲網を作り、逃がさぬようにせねば。
 付近に岩場があれば、そこに突っ込ませる事で活路を見い出せぬだろうか? 味方の攻撃のチャンスを作る意味でも、積極的に動いて敵の攻撃は引き受けたいでござるな。

 水浴び……ふともも……ハッ、いかんいかん。煩悩が剣の道を邪魔しておる。この里に滝はあるか? 邪念を払う為に打たれたいのでござるが。それにしてもなかなか……ハッ(エンドレス)

戦闘不能時、パンドラ復活使用
アドリブ歓迎
御天道・タント(p3p006204)
きらめけ!ぼくらの
ごーっぼっぼっぼっ!
ごぼぼぼぼ!ごぼがぼごぼぼ!
ごぼっ!ごぼぼぼぼ!(指が鳴ら……ない!水中!)

……!!
ごぼーー!!(そんなーー!のポーズ)

◆それはそれとして

水中行動と水泳スキルで本邦初!水中特化タント様ですわ!
回復役が脆く落ちてはなりませんもの!

AP切れ等々、普段の戦闘中は声掛けにてお伝えしている事柄は発光にてお報せ
事前に発光パターンを打ち合わせして決めておきますわね

稚魚の群れはハッピー様を囮にし
わたくしは隊列の中程でこっそり素早く通り抜けますわ

稚魚戦・巨大魚戦とも
敵から離れた位置かつ
出来るだけ多くの味方をレンジ2内に収めるように位置取りを気をつけ
(巨大魚を見つけましたらその時点で皆様にタント様に続け!!使用し)
①HPが1500を切った方へミリアドハーモニクス
②BSを受けた方が範囲内に
2人以上→ブレイクフィアー
1人→エンゼルフォロー
③タント様に続け!!が切れていたら掛け直し
④現在HPの低い方をかばう
の優先順に行動
副行動は移動以外は防御集中

尚ハッピー様には回復・かばうとも不要と存じますわ…とっても心苦しいですがッ…

◆集落
(指を鳴らしてギフト発動!)
  \きらめけ!/
  \ぼくらの!/
\\\タント様!///
――でしたわーー!!(やっとキメられましたわポーズ!)

今回矢面になって頂いたハッピー様にジュースのお酌しますわ!
あざっしたですわーー!!(腰90°お辞儀しながらお酌)


パンドラ使用
矢都花 リリー(p3p006541)
壺焼きにすると美味そう
※アドリブ大歓迎※
※復活有※

暴れ魚かぁ…メンドーだよねぇ…

しかも人を襲うとか…
それギルティ…

魚が人を襲うとか、やどかり的に許されないんだよねぇ…
食物連鎖は守らないとさぁ…(※理不尽な粘着)


まぁ魚だしわっかんないかぁ…
ならバールですり身の刑しかないよねぇ…
蒲鉾にすれば食べられるっしょ…


てことで、まず雑魚戦…

の前に、水下手の人達にディープシー的水中親和を教導しとくねぇ…
溺れないように…


そんでこれハッピーっちとかが集めてくれるみたいだし、あたいは後ろからついてって集まったとこで床ド…

床が無い…?

まぁいいや、水ドン(?)で、集まったとこ一気に掃除だねぇ…
できれば生き残りは他の雑魚の方に飛ばして、範囲に巻き込みやすくするよぉ…
あたいにかみついてきても、ドンで飛ばせるから無駄無駄…

あとあたい命中低いから、防御集中/全力防御してくれたら範囲巻き込みせずに済むかもね…


そんで巨大魚戦…
ひたすらバールぶん投げで…
逆切れマッドネスアンガーもかけて…

暴れるのバフ消しあるから、なるべく中距離維持で…
ただ前衛ピンチなら位置代わったりはするよぉ…
元々FB高いから、BSついても別に大して変わんないし…

でもつけられたらウザいよねぇ…
キレるし…


あ、攻撃は攻撃集中入りで…


終わったら、観光…とかいいや別に…
ハッピーっちのジュース代カンパして、あとは水底でニート万歳読んでゆっくりしてよ…
ハッピー・クラッカー(p3p006706)
爆音クイックシルバー
幽霊って基本水っぽい所が好きらしいな!!!!水中とかもうきっと天国じゃん!ミ☆
私自身は別に特別好きなわけでもないけどな!人それぞれ…幽霊それぞれ!!

でも【水中行動】はできるよっ!
普段でもふわふわ浮いてるんだもんよ、水中も空中も関係ないね!ミ☆

■稚魚戦
おーけーおーけ私に任せなエブリワンッ!ミ☆
私一人を先頭として水路に侵入、私に襲い掛かってきた稚魚達を私諸共範囲で吹き飛ばす作戦さっ!
とりあえず噛みつく性質と、一度食いついたら離さない性質を逆に利用してやれ!

私に向かってきていない稚魚が居たら【Check it out!!】で怒りを付与!
周りに集まった稚魚にも一応【Look at me !!】で怒りを付与!

何故!そんなことをして大丈夫かというと!見て見て良く見て!
私は【マイトポーション】の付与を維持する限りEXF100とFB0!
だから初手に必ず【マイトポーション】を使用、その後も効果が切れる前に再使用して絶対に維持する!
知ってるか…?幽霊は死なない…何度破壊されても、笑いながら再構築されるのさ…!

■巨大魚戦
敵から2レンジ以上の距離を保ちつつ通常攻撃で戦うよ!
【マイトポーション】を維持するからブレイク喰らうのは避けたい!

HPの厳しい味方が出たら、その味方を庇う事に集中!

■戦闘後
いえーい!タント様お酌してくれるって!
乾杯いぇああー!!!ミ☆

お魚食べに行こうお魚!!
水中でいっぱい見てお腹すいた!

リプレイ

●カリバン霊樹の民
 二胡に似た弦楽器が、補足繊細な音色で牧歌的な音楽を奏でていた。
 地底湖に根ざすカリバン霊樹は巨大な地下空間を生み、ハーモニアたちは安全な土地と生活資源を、霊樹は彼らによってもたらされる植物的健康を得ることで共生関係を築いている。大樹ファルカウほど大規模でないにしろ、多かれ少なかれ深緑の民が持っている土着文化である。
 この楽器『ココビナ』も、そんな文化の中で作られた木の皮のみでできた弦楽器である。
 それがドーム状の地底湖エリアに美しく反響し、水の流れる音と混じり合っていく。
「この感じ……好き……」
 『光鱗の姫』イリス・アトラクトス(p3p000883)は木で出来たベンチに腰掛けてのんびりと目を瞑っていた。
 里は海洋島育ち。漁師一族『光鱗のアトラクトス』の出身であるイリスにとって、全く異なる文化圏であるはずの深緑カリバン霊樹集落に故郷のような安心感を得ていた。
 というのは、彼女だけの話ではない。
「この場にいるだけで生命力が漲るでござる。心なしか肌がうるおって……」
 『武者ガエル』河津 下呂左衛門(p3p001569)も頬に手を当ててほっこりとしていた。
 それこそ故郷の大きな蓮湖を思い出しているのかもしれない。
 弦楽器の音色も初めて聞くものでありながら、なぜだか望郷を思わせた。
「うんうんわかるー。幽霊って基本水場好きじゃん? 水中とか多分天国だよなその理屈だと!」
 両手を腰に当ててはっはっはと笑う『爆音クイックシルバー』ハッピー・クラッカー(p3p006706)。
「おお、ハッピー殿も好きでござるか」
「いや私自身はあんまり?」
 ほとんどブリッジの姿勢でのけぞって真顔に戻るハッピー。
「なぜ言ったのでござるか……」
「冷静に考えたら魚も幽霊になるのかな。陸も空も全部海に集まったら海中の霊圧やばくない? すし詰めじゃない?」
「拙者にいれても……!」
 幽霊ではござらんし!
 とか語っていると、地底湖の説明を一通り読んだ『蒼剣の弟子』ドラマ・ゲツク(p3p000172)が本をぱたんと閉じた。
 こちらは正真正銘深緑出身。それも首都(?)ファルカウの出である。
 水に親しむイリスたちとはまた別のベクトルで、実家に帰った安心感と親戚の集まる法事みたいな緊張感に包まれていた。
「少しは成長したトコロが見せられるよう、張り切っていきましょう!
 今回の駆除対象は……大きなお魚さんでしたか?」
「魚が人を襲うとか、やどかり的に許せないんだよねぇ……」
 いつもなんかにキレている『壺焼きにすると美味そう』矢都花 リリー(p3p006541)。実際『きれそう』とか呟きながらバールでハサミハンドを研いでいた。
 眠そうに虚空をぼんやり見つめながらバールを『しょーり……しょーり……』てし続けるさまは控えめに言って狂気だったが、眠そうなのもきれそうなのもいつものリリーなので周りは普通に接していた。
 むしろ、それ以上の問題に何人かは直面していたのである。何人かっていうか。
 『貪狼斬り』クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)と『隠名の妖精鎌』サイズ(p3p000319)の二人である。
「どうしよう……水は苦手なんだが……いや、装備があればなんとか、いけるかな……いや、いかなければ……」
 バンジージャンプ手前で躊躇するひとみたく、木製の飛び込み台前で荒っぽい深呼吸を続けるクロバ。
「俺も泳げねえ……水中装備があればいけるのか? そうか……」
 でもなあ、といいながらそれこそバンジージャンプ前にロープの強度をしきりに確認し直すひとみたいになっているサイズ。
 二人はあとがつかえてますのでという言葉に押されるようにして、三台ある飛び込み板の先端までやってきた。
 三台のうち、右にクロバ左にサイズ。中央にきますのは『きらめけ!ぼくらの』御天道・タント(p3p006204)。
「オーッホッホッホ! とうっ!」
 両手をグーにして高く掲げ、ぴょんと足から湖に飛び込むタント。
飛び込む寸前に指を鳴らすと。
「「きらめけ!」」
「「ごぼぼぼぼぼ――!」」
「「ごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!」」
 反射的にのっかったサイズとクロバが両手を振り上げた姿勢のまま沈んでいった。
「お二方ーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
 既視感。

●必殺章切り替えの術
 みんな無事だよ。
 イレギュラーズたちは二車線トンネルほどの広さがある細長い地底水路を、水中装備のライトで照らしながらすいすいと進んでいた。
「ご覧になって皆様! 例の怪魚ですわ!」
 長細く目がうつろでエイリアンめいた口をした、地球の魚でいうラブカに近いシーモンスターが大量に接近していた。
 ラブカを知らない人は脳内でなんかこわーい魚を想像してほしい。知ってる人はそれを想像してほしい。半端に知ってる人はネットで画像検索とかしちゃダメだぞ?(本当に恐いから)
 けど恐いものをうっかり見ちゃった人のために和む映像でカウンターしておこう。
「作戦通りいきますわよー!」
 タントは両手をグーにして突き出したまっすぐな姿勢でぐおんぐおん潜水移動していた。
 両腕も両足もぴーんとしたまま髪のドリルがなんかすごい勢いで回転していた。
 タント様のドリル泳法である。
 が、もちろんただ愉快な泳ぎ方をしているだけではない。
 タントの放つなんか楽しい空気が下呂左衛門やハッピーたちの回避および命中値に実際的な強化補正値を与え、作戦の成功率を直接的に引き上げているのだ。
「おーけーおーけ私に任せなエブリワンッ!」
 ハッピーは足、というかあの幽霊っぽいうにょうにょしたやつをドリルめいて回転させると、魚たちめがけてまっすぐ突っ込んでいった。
「わたしをみろー!」
 一旦数字と効率の話をしよう。
 密集と言えるくらい大量にいる魚モンスターに対して『Look at me !!(名乗り口上互換)』は非常にマッチしたスキルだが、そこで一旦命中値に注目したい。
 『名乗り口上』は広範囲に【怒り】効果をまき散らす強力なスキルだがその反面ダメージのない【無】属性攻撃である。よって当たらない場合は空振り行動とほぼ同義であり、特殊抵抗判定を突破できなければそれもまた同義という非常にリスキーなスキルでもあるのだ。(タント様が重要な仕事をしてる部分でもある)
 それでもマッチしたスキルだと言えるのは、個体レベルの低い敵が密集するほどいれば、低い命中値でも抵抗突破まで成功する個体が少なからず現われ、その複数個体が集中攻撃を仕掛けた場合無視してよそへ行くのは一見無意味に思えるからだ。
 (逆に、無意味だと理解した時点からスルーされるので、思考力がそれなりにある相手には短時間しか有効でない作戦である)
 稚魚たちはそこまでの知能がなく生態系を軽く破壊しちゃうくらいには愚かなので、結果としてハッピーが巨大な団子に見えるくらいには密集した。
「密集しすぎ……」
「けど、チャンスだ。集中攻撃をしかけよう!」
 サイズが鎌(もとい本体)を、リリーがバールをとって構えた。
「せー、の」
 リリーは円錐形の貝殻に身を押し込め、水圧推進によってリリー団子へおもむろに突っ込んだ。
「常識がわかんない魚は……バールですり身の刑しかないよねぇ……」
 衝突。そして衝撃。
 無数の魚が衝撃によって吹き飛ばされ、他ならぬハッピーも一緒に『ぴゃー』といって吹き飛ばされた。
 同士討ち、ではない。
「幽霊は不死身! 何度でもよみがえるさ!」
 ダブルピースで無事をアピールするハッピー。幽霊だからっていうかEXF値が90オーバーあるせいで、稚魚程度では決定的なトドメがさせないのだ。
「けど不吉は入れちゃだめなんだよな!?」
「勘弁な!」
 あいわかった、という調子でサイズは鎖を握ったまま鎌を投擲。
 ハッピーが飛ばされて餡子が抜けた団子に突き刺し、妖精の血をぶわりと噴出させた。
 周囲に散らばった血が稚魚たちを巻き込み、炎を上げて身を切り裂いていく。
「ハッピーさん、痛みは一瞬ですよ!」
 なんか恐いことをいいながら、ドラマがポケットからラミネートカードを取り出した。
 転写した魔術書のページを加工したものらしく、それを勢いよく投擲。魔術によってエネルギーを爆発させ、膨大な炎となって魚たちを飲み込んでいった。
 海中でも火山は噴火するもので、熱の逃げやすい水であっても熱いものはあついのである。とかいう理屈をさておいても、魚団子にクシを通すようにして焼き魚に変えていった。
 目尻をぬぐうドラマ。
「あなたの犠牲は無駄にはしません……ハッピーさん」
「死んでない死んでない」
 お腹に穴空いたし軽く死にはしたけど、といいながら腕をぶんぶん振るハッピー。
 一方で本能的に散らばった魚たちは一部がハッピー側へ、それ以外が別のメンバーへとバラバラに散っていった。
「来たか……迎え撃とう!」
 クロバは黒剣を抜刀すると、その勢いのまま死神の権能を限定発動。
 迫り来る魚の魂をもろとも切り裂き、返す刀で肉体を切り捨てた。
「距離を取りたいんだ。前を任せられるか?」
「お任せあれ、でござる! イリス殿、共に!」
「そういうのは得意!」
 下呂左衛門は刀を両手でしっかりと握り込むと、迫る魚たちめがけてプレッシャーを飛ばした。
 内、三割ほどの魚が下呂左衛門へ集中。
 待ってましたとばかりに豪快な十字回転斬りを繰り出し前後左右上下すべての魚を切り払いにかかった。
 一方でイリスは二匹の魚を同時にマークしつつ勢いよく体当たりを敢行。
 衝撃が爆発的に突き抜け、その更にむこうの魚数匹をまとめて圧殺した。
「この調子でどんどんいこう!」

●地底湖の怪魚
 稚魚たちを抜けるのはなかなかに手こずった。ハッピーや下呂左衛門二段階式の囮にする作戦自体は有効に働いたが、ハッピーごと爆撃するには有効な範囲攻撃(ハッピーを中心とした【範】ないし【域】、もしくは【扇】の攻撃範囲)がとても少なかったためちょっとずつ進んでは一体ずつぷちぷち倒していくスローな作戦進行になっていた。ハッピーにもAP回復手段がなかったことや、なにげに復活率が100%じゃないこともあって後半でかなり味方の消耗を避けられない展開になっていた。
 が、そうはいっても!
「稚魚の群れくらいで私たちを仕留められるわけはないんだよねー!」
 イリスは最後の稚魚をドルフィンキックからのスー○ーマン式パンチで粉砕すると、広い海底へと飛び出した。
 身体は傷だらけだったが依然健在。タントもドリル泳法でフィールドインすると、海底の岩陰に向けて指をさした。
「今日が年貢の納め時ですわよ! スタミナ(AP)も半分ほど温存できていますし……一気にいきますわよー!」
 おでこをぺかーっと光らせたタントに扇動されるように、イリスとリリーが身構えた。
 一方。岩を爆発でもするかのように押しのけ、巨大な怪魚が姿を現わす。
 人間を軽くひとのみに出来そうな巨体。うろのような目。細長いボディがうねるたび、周囲の水が嵐のごとく乱れた。
「こういうのウザいよねえ……キレる……」
 リリーはバールを思い切り投擲。怪魚の肉体にバールの先端が食い込み、そこへ向けてイリスの豪快なタックルが炸裂した。
 無理矢理押し込まれたバールが怪魚の肉体をめりめりと破壊していく。
 対する怪魚は自らに雷を纏い、強引に大暴れした。
「うわっと!」
 直撃を受け、海中を吹き飛ばされるように回転するイリス。
「イリス様!?」
「だいじょーぶだいじょーぶ、痛いけどビリビリは平気だから」
 手をぱたぱたと振り、身体に残るスパークを散らすイリス。
 そんなイリスをキャッチするクロバと下呂左衛門。
「次の攻撃がくるでござる!」
「皆様わたくしの後ろへ!」
 怪魚は口を大きく開くと雷の弾を生み出し、ドラゴンブレスさながらの放射をしかけてきた。
 対抗しておでこに両手の平を翳すタント。
 爆発した電撃が放射状に広がった。
 直撃……したのは、タントではない。身体を十字に広げて割り込んだハッピーである。
 タントはハッピーの身体に、そしてハッピーと周りの仲間たちはタントの光に守られる形で電気ショックを免れた。
「そ、そろそろきついかも……」
 しっぽ(?)がへろへろにってきて、がっくりと猫背になるハッピー。
 怪魚はそんな彼女たちをまとめて薙ぎ払わんと、自らに電流を纏ったまま突撃を仕掛けてきた。
「皆さん離れて!」
 ブレイクフィアーの有効範囲ギリギリまで離れた仲間たちの円中心を突き抜ける形で、ハッピーとタントがまとめてかっさらわれた。
「二人を助けるでござる!」
「絶対に……逃すものか……ッ!!!」
 クロバと下呂左衛門は同時に刀を鞘に収めると、蓄積したエネルギーを抜刀によって解き放った。
 雷をまとった斬撃が怪魚へぶつかり、動きをわずかに乱した。
 ぎろりとこちらをにらむ怪魚。
 大きくターンし次なる突撃をしかけようとした怪魚に対して、ドラマはビニール製のカードホルダーから魔術書を転記したラミネートカードを三枚同時に引き抜いた。
「来ますよ――!」
「迎え撃つしかないか!」
 鎌を水平に構えて歯を食いしばるサイズ。
 投擲したサイズの鎌が怪魚の顔面に刺さり、その箇所めがけてドラマは三枚のカードで豪快に切りつけた。
 青い光の線が走り、怪魚のボディを切断していく。
 怪魚はおそろしい悲鳴をあげながら、膨大な血を散らして海底へと沈んでいった。

●カリバンの木の下で
「「かんぱーい!」」
 体中包帯だらけにしたミイラハッピー(気分的な演出)が果実ジュースの入った木製カップを振りかざし、それに伴ってタントが指を鳴らした。
   \きらめけ!/
   \ぼくらの!/
 \\\タント様!///
「――でしたわーー!!」
 やっとできた、という顔で乾杯するタント。よく頑張ってくださいましたわーといってハッピーにお酌しまくっていた。
 その横ではサイズがホットチョコレートをいれ、エプロンをつけて魚を焼くクロバへと突きだした。
「おつかれさん。お互い頑張ったよな」
「ああ、うん……得意な人に泳ぎを教わっておくべき、かな」
 苦笑し、クロバは焼けた魚を味見した。
「神聖な水で育ってるからかな。やっぱり美味しい」

 一方で、ドラマは挨拶もそこそこに帰り支度を進めていた。
 よっこいしょとトランクケースを持ち上げるドラマへ、串焼きを片手にしたイリスが声をかけてきた。
「もう帰っちゃうの? シャワーくらい浴びていけばいいのに」
「あるんですか? シャワー」
「あっちで皆浴びてるよ」
 言われて行ってみると、木の中を吸い上げられた膨大な水が滝のように振りそそぐエリアがった。
 カリバンの民にとって身体や衣類を洗い流すための場所であり、中でも勢いの強い場所は別のことに使われていた。
「拙者水浴びをしにきただけでござる決して邪な考えではござらん拙者水浴びをしにきただけでござる決して邪な考えではござらん拙者――破ァッ!」
 滝(?)の中で目をかっぴらいて両手を合わせる下呂左衛門がいた。
 推進の深いプールめいた場所ではリリーが底の方にしずんでくつろぎタイムを送っている。
「…………」
 黙ってその様子を見つめるドラマとイリス。
「魚が美味しくなるくらいだし、美容にいいのかな、あれ」
「私に聞かれましても……!」

 彼らは暫くの間、怪魚退治おめでとうの宴を楽しみ、翌日里を去ったのだった。

成否

成功

MVP

ハッピー・クラッカー(p3p006706)
爆音クイックシルバー

状態異常

なし

あとがき

 ――mission complete!

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