シナリオ詳細
レッツ・ダンジョンエスケープ
オープニング
●
なんてことのない依頼だった。
特定のモンスターからはぎ取れるアイテムを収集し持ち帰るという、貴族からの依頼である。
低レベル冒険者でも安心して入っていけると評判の初心者向けダンジョン『青晶洞窟』。
名の通り青白く光るクリスタルが洞窟のあちこちに埋まっており、ほんの僅かな光でも増幅し昼間のように明るくしてくれる。
洞窟地底湖にはウィールタッドというモンスターが群生しており、あちこちにある小さな泉から2~3匹が飛び出しては洞窟侵入者にちょこちょこと襲ってくる。
またこのモンスターの顔面に張り付いている『うずまきコイン』というアイテムが魔力を含有しておりマジックショップ卸業者に安定して販売できた。
そんな理由から駆け出し冒険者の安定した稼ぎどころとして認識されていた。
いた……はずであった。
キラキラと淡く輝くクリスタル。
ぐねぐねと入り組んだ道のあちこちにある小さな泉。
そんなあれこあれを埋め尽くすかのようにドッとあふれたウィールタッドの群れ。
前も、後ろも、天井にすら張り付いたウィールタッドは大きく開けた顎で噛みついてきたり、魔力を減退させる泥玉を放ってきたり、顔面に張り付いたうずまきコインで気分を悪くする魔術をかけてきたりと大忙しだ。
なぜこんなことになったのか。
時間を遡って、説明せねばなるまい。
●欲張りの代償
「大儲けできるはずだ」
小太りで金の髭をした貴族の男がそう言った時点で、本来怪しむべきだったのやもしれぬ。
「水晶洞窟はかけだし冒険者が潜れるほど簡単な稼ぎ場所らしいが、そこへ君たちが潜ればほぼ無限にアイテムを収集し大量の収穫物を得て帰ってこれるだろう。
というわけで、うずまきコインを沢山ゲットして来て欲しい。最低でも100枚。できれば300枚は欲しいなあ」
貴族の男の言うとおり、確かに探索は楽だった。もう無限にうずまきコインをゲットし続けられるんじゃないかとすら思うほどだった。
が。
世の中はそう楽には出来ていなかったようで……。
100枚を超えた辺りからだろうか。
一度に現われるウィールタッドの数が徐々に多くなっていった。
それでも戦力的に問題ないだろうと『行けるところまで行っちゃえ』的な集め方をしていると、ある辺りを境に極端に、そして止めどなくウィールタッドが出現するようになった。
例えるなら農民一揆である。
搾取しすぎたせいで大反乱を起こしたのだ。
仲間たちと手分けして大量の『うずまきコイン』が入った鞄を抱えるあなた。
ウィールタッドはあなたと、そして鞄を狙って次々と攻撃をしかけてくる。
あなたの役目は実にシンプルだ。
できるだけ多くのコインを持ったまま、洞窟から脱出することである!
- レッツ・ダンジョンエスケープ完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年03月11日 22時00分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●美味しい話にゃ裏がある
「チッ――どきやがれ!」
『吸血鬼を狩る吸血鬼』サイモン レクター(p3p006329)がリボルバー拳銃を乱射すると、モンスターが弾かれるように倒れていく。
顔の中央に渦巻き状の鱗をつけたモンスターで、名をウィールタッド。一メートルもない小柄さで、贅沢な装備で身を固めたイレギュラーズたちにとってはとてもイージーな敵である。
1~2体を相手にしている限り、は。
「一匹一匹が弱くてもこんだけ数が増えてくると流石にしんどいぜ!」
空薬莢を乱暴に足下へ捨てると、サイモンは走りながら一個ずつ、チャンバーを親指で回転させながら弾を込めていく。
その隙に飛びかかる無数のウィールタッドを牽制すべく、『紅眼のエースストライカー』日向 葵(p3p000366)がサッカーボールを蹴りつけた。
吸血鬼の赤いオーラがボールを覆い、ボーリングのピンのようにウィールタッドをなぎ倒していく。
「ウマい話だと思ったんだ。不自然なくらいに!」
「ああ……クソッタレ! やっぱそんなに美味い話はねぇよな?!」
「つってもウダウダ言ってる時間はねぇっス、大惨事なんねぇ内に逃げるっスよ!」
「邪魔なやつを蹴散らしながら、な!」
がちんとチャンバーを戻しセーフティーを解除するサイモン。へえお前も吸血鬼なんだ? そっちの世界は平和そうだなあ、みたいな、道中でやっていた平和な話ももはや切り上げである。
攻撃を受けて若干フラついている『孫の手アンドロイド』エリザベス=桔梗院=ラブクラフト(p3p001774)とその手を引いて走るフィーア・プレイアディ(p3p006980)。
背負ったリュックサックに後ろから飛びかかろうとするウィールタッドを蹴り飛ばすと、トンファーを回して握り込んだ。
「ふーむ、何がいけなかったのじゃろうな? 変なフラグ踏んだかのう?」
タコ足を波打つように動かして走る『大いなる者』デイジー・リトルリトル・クラーク(p3p000370)。
時折道を塞ごうとするウィールタッドにタコ足回転蹴りをくらわせて道を空けると、洞窟の地図を取り出した。
回想の雲がふわふわ浮かび、テントをはって料理鍋をくるくるやるデイジーが『仕事が終われば大金持ちじゃな! 妾、この冒険が終わったら故郷の海洋王国に帰って一ヶ月くらいバカンスを楽しもうと思うのじゃ』とか言ってたのを思い出した。
「……あれかのう?」
「ここの地図があって助かったわ。先人様々ね」
『天才になれなかった女』イーリン・ジョーンズ(p3p000854)は走りながら地図を広げ、出口へのルートを策定していた。
青晶洞窟の比較的新しい、しかも手書きの地図である。ビギナーダンジョンらしいし知り合いのツテで手に入らないかなと思ってたら、普通にローレットが過去に受けた依頼の資料にばっちり挟まっていたというものである。よく読むと当時のメンバーも『これ無限に回収できるんじゃ?』とか言っていたので、実行していたらと思うとぞっとする。
「そもそも初心者で攻略できるダンジョンが掘り尽くされてない時点で! ――察する! ――べきだったわね!」
足にかじりつこうとするウィールタッドを飛び越え、踏みつけ、走り抜けるイーリン。
「この先右よ! 『神がそれを望まれる』!!」
「いつものだって分かってるけど、この流れで聞くと斬新なカーナビみたいだね」
『観光客』アト・サイン(p3p001394)がどこか余裕そうな表情でたかたか後ろを走っている。
「世間は万事命のコインのやり取り! 僕たちの命の積み重ねがテコになってお前たちの重たいコインを持ち上げる!」
「それがひっくり返りそうなのよ、今!」
「生き延びたいねえ、できるだけ!」
「……」
光の翼を畳んだ状態で横を走る『Esc-key』リジア(p3p002864)。
「元々、生態系の崩壊を巻き起こすのは非常に不本意だったが……思った以上に酷いことになったな。ああ、帰りたい。帰って強欲な太っちょ貴族を滅ぼ……いや」
リジアは翼を、アトはパースエイダーをそれぞれ後方に向け、銃撃と破壊エネルギーを乱射した。
通りがかるあちこちの湖から、まるでバーゲンセールのごとくウィールタッドがわき出してくる。
この波に呑まれ全員仲良く地底湖の沈殿物と化さないように……そしてできれば元々300枚近くあった『うずまきコイン』が100枚以下にならないように、逃げ延びなければならない。
「これ、100枚以下になったら本当に依頼が失敗扱いになっちゃうんだろうなあ……あそこの貴族、人の命よりお金が重そうだし」
アトはしみじみと言って、しおれた草をほおばった。しおれた草は、窮地と生存本能の味がする。
●生とはひとごみをかき分けるが如くに
ふらつくエリザベスにコインの入った鞄をパスすると、葵はサッカーボールを胸の高さへと上げた。
ワントラップから流れるように、ボールにつけた回転を加速するように、シューズに込めた紅蓮オーラをボールへと伝達する。
限定的に眷属化したボールが巨大なコウモリの幻影を纏ってウィールタッドの群れへと突撃。
直撃したウィールタッドを水風船のように破裂させていく。
コインの回収を目的としていない今、ウィールタッドのコイン(鱗)を狙うほうが効率的だ。一発で倒しきれなかったとしても、『渦巻催眠』を封じる効果が期待できる。
はじけ飛ぶウィールタッドのすぐ後ろ。泥玉に魔力を込めたウィールタッドが口から泥玉を発射してくる。
眼前で破裂した泥玉から顔を庇うように腕を翳す葵。
飛び散る泥玉。その中を前傾姿勢で駆け抜けたフィーアが、ウィールタッドの足を払うように蹴りを繰り出した。
回転をそのまま乗せてトンファーによる打撃。
ボールのごとく打ち出されたウィールタッドは岩壁に打ち付けられて血液を散らした。
三匹同時に口を開いて噛みつきにかかるウィールタッド。
トンファーによる防御。それを踏み台にして飛び越えていく別個体。
デイジーの頭に食らいつこうとしたのを、デイジーは咄嗟にかがんで回避した。
「走りながらじゃからかのぅ!? 想像の三倍恐いな!?」
「デイジー、うしろうしろ」
アトが自分のリュックサックの上のあたりを指さした。
まるで食事中に『口に食べかすが付いてるよ』と示すかのような仕草に、デイジーはちらりと自分のリュックサックを見た。
さきほど回避したウィールタッドだリュックサックにかじりつき、ぶらんぶらんしていた。
「ぬわー!? なにをするんじゃ! 折角集めたコインをー!」
リュックを胸に抱えてばしばし本で叩くデイジー。
ウィールタッドははがれたが破れた部分からコインがじゃらじゃら零れていく。
「いかん!」
手で押さえて零れる速度を軽減するデイジーだが、さらなるウィールタッドがかじりつこうと跳躍する。
「ええい近づくでない!」
即席ディスペアー・ブルー。詠唱を省略し近距離に高速発動させた絶望呪術がウィールタッドを巻き込んでいく。
直撃しなくてもかまわない。掠っただけでも粉砕できる自信があったからだ。
「コインを持っては帰さないつもりかい? 悪いけど……こういうのは『慣れっこ』なんだよねっ!」
拳銃を横向きに持って突き出すアト。
横に並んだサイモンが左手をスーツのポケットに入れたまま同じように横持ちした拳銃を乱射。
飛びかかろうとするウィールタッドたちを牽制すると、ポケットから手榴弾を取り出し歯でピンを抜いた。
「落としたコインに構うな。前に進むことだけ考えろ!」
サイモンの投げた手榴弾が爆発し、僅かに空いた隙間。
それをも埋めるように押し寄せるウィールタッドの波に対し、アトはリボルバー弾倉に詰めた特殊弾を撃鉄で叩いた。
雷管部に仕込まれた魔術式が発動し、筒を抜けて飛び出した弾がショットガンシェルのごとく膨らんで分裂。飛び散るように方向をかえ、ウィールタッドたちへとぶつかっていく。
「いったたた……反動がバカにならないなあ」
飛び散る火花で手首を焼いたが、アトは構わず次の弾をチャンバーに投げ込んだ。
乱暴に手首を振って弾倉を納め、さらなる射撃を叩き込んでいく。
まだ無事なウィールタッドを飛び越えつつ、イーリンは『グラディウス』の術を行使した。
髪色が変貌し、燐光をあとに残していく。
すくい上げるように振り込んだ手刀が地面とその先の空間を切り裂き、赤紫の光がウィールタッドたちを無数に轢き潰していく。
アトたちが開いた幅に比べればごくごく小さなラインだが、駆け抜けることが不可能なほどではない。
「足を止めないで。もうすぐ出口よ!」
「もうすぐ、か。わかった……破壊する」
リジアは助走をつけて跳躍。破壊の翼を最大出力で広げると、『徒花の道』を発動。
まっすぐに伸びた白い破壊の光が、直線上にあるものをウィールタッドであると岩であろうと関係なく無理矢理破壊していった。
「先に行け、追いかける連中を破壊しよう」
リジアは反転して仲間たちを先行させたが、足音が途中で止まったことに気づいて振り返った。
「どうした。まだ群れが?」
「その方が、ずっとマシだったかもしれないわね」
足をとめたイーリンが、戦旗を召喚して握り込んだ。
出口。つまりは自分たちがごくごく安全に入ってきたはずの洞窟入り口を、巨大なウィールタッドがぎっしりと詰まるように通せんぼしていた。
頭に被った王冠のような物体が回転したように見え、リジアたちの精神をかき乱していく。
「ぐお……!?」
巨大ウィールタッドの攻撃に、サイモンがひときわ大きく苦しんだ。
「こいつは……【喪失】効果か?」
「マジすか。温存してなかったら全滅モンっスよ!?」
後ろから押し寄せるウィールタッドたちに、葵が身構える。
「こんな敵。資料に無かったわよ」
生き残るための、最後の戦いが始まった。
●『扉は開こうと思わなければ壁と同じであり、壁を壊そうと思ったならそれは扉と同じである』――鉄帝のことわざ
エリザベスを守って、トンファースティックの先端から魔弾を連射するフィーア。
一発一発がウィールタッドを破壊していくが、次々と押し寄せるウィールタッドは破壊よりも早くたまっていく。
陣形を作った仲間に浸透するように至・中・遠それぞれのラインにたまっていくウィールタッドたちを一度に除去するのは至難の業だ。
「一旦下がれ! 巻き込まれるぞ!」
サイモンは手榴弾のピンを抜いてウィールタッドたちへと投擲した。
反撃のように飛んでくる泥玉。
重なるように浴びせられるウィールキングの催眠術。
この二つが合わさることによってサイモンたちのダメージはどんどん加速していった。
スキル使用APを確保したい気持ちとは別に、100以下のラインへ落ちないようにこらえる必要があった。
さもないと、とてつもない速度でHPを強制的に削られてしまう。
「クソッタレ……こいつは……マズすぎる……」
口の端から血を流すサイモン。
「下がって。AP回復に専念するんッス! ここはオレが……!」
温存していたAPを解放するように無数の赤いチェーンエネルギー弾を発射する葵。
身体に南京錠のマークが浮かび【怒り】の効果がのったウィールタッドたちが、泥玉による攻撃をやめて葵へと飛びかかっていく。
現状、これが味方を守る最も効果的な方法だ。が、それによって葵はかなりのピンチに立たされた。
「オレが押さえてる打ちに、そいつを早く!」
「――ッ」
イーリンはウィールタッドの駆除に集中するのをやめ、ウィールキングへと標的を集中させた。
これ以上戦闘を長期化させることは全滅リスクを倍増させると判断したためだ。
仲間数名の戦闘不能を引き替えに、全員の生還を引き出す必要があると踏んだのだ。
残るAPを開放し、ウィールキングの腹に旗を突き込んでいく。
強制的に入り口から押し出すことは、どうやら難しい。であれば、破壊するしか無いのだ。
「アト、なんとかなる!?」
「司書のリクエストとあれば?」
「そういうのいいから!」
「んっんー」
アトはウィールタッドとウィールキングをそれぞれ見比べた。
その横で顔を左右非対称にしかめるデイジー。
「それにしてもあのでっかいの、王冠をぐるぐるさせてばっかりじゃな。あの王冠も持って帰ったら高く売れるんじゃろか?」
「いやいや、今は生存が優せ――あっ」
アトはぽんと手を叩いた。
「あれは王冠じゃない。成長しきったメダルなんだ。ってことは」
ダメージ覚悟で飛び込み、ウィールキングの王冠に剣を叩き付けた。
がちんという音と共に、ウィールキングからの催眠波が弱まった。
「弱点はこの王冠だ。無傷で持って帰ればお金になったかもだけど、今はそういう場合じゃあないしね! デイジー、リジア!」
「うむ……!」
「破壊だな。任せろ」
デイジーは本を広げ、狂気の力を引っ張り出した。
エネルギーが空中に集まり、巨大な名状しがたい何かへと変わっていく。
が、それは準備にすぎない。葵でいうところのボールトラップだ。
つまり、シュートの段階がある。
リジアが背後の翼を大きく膨らませ、破壊エネルギーの限りを叩き付けた。
狂気の爆発がウィールキングの王冠と、その奥にある精神の二つを強制的に破壊。
白目を剥いたウィールキングを、イーリンが強引に突き飛ばした。
洞窟からポンと音を立てて放り出されるウィールキング。
「走って!」
「了解!」
けが人を抱え、アトやサイモンたちが洞窟を飛び出していく。
振り返ると、ウィールタッドたちは洞窟から出ること無く、こちらが完全に遠ざかるのを待つようにこちらを見つめていた。
「……もう暫くは、あの洞窟には行けないっスね」
足からだくだくと血をながしながら、葵が呟いた。
コインの入っていたリュックサックは、もう随分と軽くなってしまったが。
100枚以上は、きっと残っているだろう。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お帰りなさいませ、イレギュラーズの皆様。
簡単な依頼だとは聞いておりましたが……随分と大変な目にあわれたようですね。
人生、こういうこともございます。何よりも生きて帰って明日があることが、喜ばしいことでございますね。
お身体を休め元気になられましたら、またギルドにいらしてください。心よりお願いします。お待ち申し上げております。
GMコメント
帰るまでが遠足。ダンジョン攻略は脱出が一番難しい、なんて時もあるものです。
みっしり集まるウィールタッドの集団をくぐり抜け、洞窟を脱出しましょう。
余談ですがこの相談掲示板で『今鞄を抱えて洞窟を全力疾走している』というテイでロールプレイをするとちょっと楽しみが増えるのでお勧めです。
【脱出パート】
モンスターが数え切れないくらいみっしりしている洞窟を駆け抜けます。
既に配置されている敵は必然的にマークやブロックを宣言しているので、倒さないことには先に進めません。
できるだけ沢山、そして急いで倒すプレイングをかけましょう。
これらの戦闘は長時間続くため、最低でも20ターン。長くて50ターン程度を想定してスキル選択をしてください。
なお計算に混乱しないために、パートスタート時のAPは100%あるものとして扱います。
(スキルと範囲、そして有用性とコストにご注意ください)
●ウィールタッド
渦巻模様の鱗をたくさんつけたモンスターです。
体型はまるっこく、陸上では二足歩行をします。
・噛みつき(物至単):大きな口で噛みつきます。
・渦巻催眠(神遠単【体勢不利】):モンスター固有の魔力で催眠術をかけます
・泥玉(神中範【Mアタック50】【無】):気力や魔力を衰えさせる魔力が籠もった泥玉を放ちます。
【ボスパート】
ウィールタッドを狩りすぎたためか、ボスが怒りの参戦。
洞窟入り口に居座り、最後の最後で皆さんの脱出を邪魔します。
また、戦闘中毎ターン終了時にウィールタッド5体ずつがPCたちの背後に追加されます。
これらに対してどう対応するか(もしくはいっそ無視するか)はメンバーの能力に応じて選択してください。
●ウィールキング
全長3メートルくらいの大きなウィールタッド。頭に王冠がついている。
が、洞窟にみっちりハマッているため力業で外に押し出さねばならない。
・強制催眠(中域【喪失】【識別】):とんでもない魔力で死にたくなるような催眠術をかけます。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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