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シナリオ詳細

世紀末驢馬伝説 邪ロリババア

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●ロバの名前を言ってみろ
 狼の穴。
 それはロリバ高原地帯で噂される特別育成施設の通称である。
 人里から遠く離れ誰も訪れた者はごくまれであり、入門を願っても決して受け入れられないというその場所は、力強い馬とか犬とかロリバアアとかを輩出することでも知られていた。
 そんな場所に今、魔の手が迫る。
「「ヒャッハーーーーー!!」」
 モヒカンにトゲのついた肩パットをしたファンキーな馬乗りたちがチェーンを振り回しながら野を走る。
 彼らの跨がっているのは馬でも、ましてパカダクラでもない。
 邪悪なる鉄仮面をつけたロバ。
 通称――邪ロリババアであった!
「ロリババアの群生地はこの先だァ。また一儲けできるぜェ?
 野郎ども。ロリババアは全てさらえ! 邪魔するやつはぶちのめせ! いいな!」
「「ヒャーッハーーーー!!」」

●子ロリババアを救え!
 ギルドローレットに送られた手紙。
 それはデカい肉球スタンプであった。
 なんなのこれ新手のスタンプラリーなのとポイ捨てしようとしたところ、それをジャンピングキャッチしたのが我らが名犬、ロクであった。
「コヨーテだよォ!」
 虚空に向けて突っ込みをいれながら言うには、どうやらこれはロクの育ての親。名高き狼『グリィナ』による救難信号であるというのだ。
 そいつが届いてしまったからには、行かぬローレットではござらん。
 今すぐロクとその場にたまたま居合わせたイレギュラーズたちを子ロリバ車に乗せ一路『狼の穴』へと向かったのだった。

「よく来てくれました。人の子たちよ……」
 いかにも私狼ですよっていう口調で話す彼女は、グリィナ。人呼んで皆のママ。
 多くの馬とか犬とか子ロリババアを育ててきた彼女は子育ての鬼である。
 特に『狼の穴』周辺地域では野ロリババアが多く生息しており、巨大な牧場と化しているという噂である。
「ねえまってロリババアって突然変異のロバでしょ?」
「そうだよ?」
 ……そうだよ?
 ……あとはわかるな?
 ハッハするロクとは対照的に、グリィナはとても落ち着いた口調で話し始めた。
「しかし世界に広まった子ロリババアたちの密かなるブームに目をつけた者たちが、戦闘に特化した邪悪なロリババアを飼育し高値で販売する悪徳ロリババアビジネスを始めたのです。
 彼らは商売敵であり多くのロリババアを育てているこの牧場に目をつけ、襲撃を企てているといいます。
 どうか、彼らを撃退してくれませんか……?」

 だが警戒せよ。
 情報屋の話によれば悪徳ロリババア業者たちは戦闘に特化した騎ロリバ動物『邪ロリババア』を操り恐ろしいまでの騎ロリバ戦闘を繰り出してくるという。ただの騎乗ではない。騎ロリバだ!
 対抗する手段は二つ。
 自らのロリババアに騎乗すること。
 もしくは――自らもまたロリババアになることだ!
「彼らに育てられたロリババアもまた被害者。あの子たちは、傷付けずに引き取ってあげるつもりです。その点もどうか、心にとめておいてください」

GMコメント

 ついにきたぜこのときが

【悪徳コロリバ業者】
 邪ロリババアを飼育し販売する悪しきブリーダーたち。
 どこに販売してるのかはしらない。わからない。たぶん練達だと思う。
 鉄仮面を被った邪リリババアにまたがり、マシンガンや槍やチェーンを使って襲ってきます。リーダーの名前はジャミギバです。今考えました。

 彼らは『騎ロリバ戦闘』というとくべちゅなスキルを持っていて、対抗するにはこっちもとくべちゅな『騎ロリバ戦闘』を用いなければなりません。
 そんなスキルねえよと思ったそこの君。私もそう思う!
 騎乗でも騎乗戦闘でも代用できないこのとくべちゅなスキルを獲得する方法は、二つある!

 第一の方法!
 それは、ロリババア系列の動物に騎乗することだ。
 子ロリババア、野ロリババア、メカ子ロリババア、ハイパーメカニカル子ロリババア、ハイパーメカニカル子ロリババア量産型(HMKLB-PM)……このうちどれでもいい。
 ただし必ず自分で装備するようにして欲しい。でないとほら、なんか、なんかあれだろ?

 第二の方法!
 それは、自らがロリババアになることだ。
 のじゃろり? なんのこと言ってるのかわかりませんね……。
 ロリババアってのはロバから産まれた異形のロバで幼女の顔を持ち不気味な声で鳴くあのロリババアですよ。
 そしてロリババアになるには、ロリババアのスペシャリストであるグリィナの『狼の穴』に入門すればよいのです。
 きっとあなたも立派なロリババアになることでしょう。
 っぽさを出すために今日だけ『○ロリババア』と名乗ってみませんか。馬ロリババアとか。

 なお、両方試すとキャラが盛大に崩壊するので覚悟してあたるように。容赦はせんぞ。

【決戦のバトルフィールド!】
 野ロリババアがすまうというロリバ高原。
 涼しげでさわやかな平原地帯です。そこにヒャッハーたちが攻め込んできます。

【アドリブ度:ロリババア】
 このシナリオはロリババアの提供でお送りしております。
 そのためとんでもないキャラ崩壊がおこるかもしれないがここに居る者はみな『覚悟』した者だ……そうだな?
 プレイングに『ロリババア歓迎』もしくは『ロリババア上等』と書いてブッコミをかけよう! ノ゛ォォォジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!(ロリババアの泣き声)

  • 世紀末驢馬伝説 邪ロリババア完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2019年03月10日 21時50分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

リオネル=シュトロゼック(p3p000019)
拳力者
主人=公(p3p000578)
ハム子
レスト・リゾート(p3p003959)
夢色観光旅行
ハロルド(p3p004465)
聖断刃
ロク(p3p005176)
クソ犬
凍李 ナキ(p3p005177)
生まれながらの亡霊
ちくわちゃん(p3p005218)
ご当地ゆるキャラ
アルメリア・イーグルトン(p3p006810)
緑雷の魔女

リプレイ

●控えめに言って地獄
「楼列駆魂この背に負って、立ち居でたるはロバの道。子ロリババアの浮き世を守る。ダチのためなら、オレはやる……」
 腕を組み、長いガクランを靡かせる『拳力者』リオネル=シュトロゼック(p3p000019)。
 やがて暮れる日を眺め、もうそそろそろ目を背けるのも苦しくなってきたので振り返った。
「ノォジャア゛ァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
 地面に仰向けになって両手両足をばたばたさせた『公ロリババア』主人=公(p3p000578)がいた。
「ママァ! お腹すいたのジャァ! お腹すいたのジャァアア!」
「はいはいよちよち。美味しいヒレステーキですよ」
 子育ての鬼ことグリィナが、『家族は幸せの味』と書いてあるパックから血抜きしたヒレ肉を取り出し、公の口に押し込んだ。
 その横では、いつものアイコンの顔で仰向けになった『ハロリババア』ハロルド(p3p004465)がいた。
「俺も欲しいノジャァアア! ママァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「メッ! 一人称は『ワシ』でしょ!」
「ワシもおにくほしいのジャアア! お腹すいたノジャアアア! ノジャアアアアアアアン! ノジャアアアアアアアアン!」
「よちよち。いい子ですね」
「嬉しいノジャアアアアアアアアアア!」
「ほらもっとお顔を柔らかくして」
「ノジャアアアアアアアアアアン゛!!」
 どんな悪いことしたらこんな地獄に落とされるのか?
 否、地獄では無い。狼の穴である。ロリババア育成機関である。
 ロバ族に属するコロリババアはとてもではないが本格的な騎乗に絶えず、騎乗戦闘などもってのほか。しかし騎ロリバ戦闘はロリババアにしかできぬ唯一無二の騎乗技術なのだ。スキルドロップ? あってたまるか!
「ノジャ~。ひなたぼっこ気持ちいいノジャ~」
 草の上に寝転がってぱったんぱったん寝返りする『おばロリババア』レスト・リゾート(p3p003959)。
「いい子ですね」
「お花つんだノジャー。たんぽぽ綺麗なノジャーァ」
 口でお花をむしってはむしゃむしゃ食べる『水子ロリババア』凍李 ナキ(p3p005177)。
「いい子ですね。お野菜だけじゃなくお肉も食べるんですよ」
「ノジャー」
 アヒル口でハイライトの消えた目をするナキ。頭上では二匹の子ロリババアの亡霊がぐるぐる回っていた。
『痛かったノジャアア』
『血が足りないノジャアア』
「ノジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」
 ナキは涙を流しながら草をむしりまくりブランドなまにくを食いまくった。生きることこそ! 供養なり! 喰うことこそ! 弔いなり!
「おいしいのじゃ~。もっとほしいのじゃ~」
 レストが草の上に腕を畳んで寝そべり、お皿に置かれるお肉をはじからもふもふやっていく。
 ちな、レストの来ている洋服は『ロリババア用JK服』であった。
「おばさんは永遠のJKなのじゃ~。JK92年生、17歳なのじゃ~」
 レストのCVが井上○久子になった瞬間であった。
 さて、ロリババアのスペシャリスト。狼の穴を卒業した犬こと『犬ロリババア』ロク(p3p005176)は……。
「ノジャアアアアァァァァァン! ママア゛ア゛ア゛ア゛!! ちくわがいぢめるのジャァァァァ!」
 泣きながら土の上をばたばたしていた。
「ちくわちゃんはいじめてないノジャ☆ ロクがちくわちゃんのかまぼことったノジャァ☆」
 地面をごろごろ転がる『ちくわロリババア』ちくわちゃん(p3p005218)。
「喧嘩はだめですよ。仲直りをしたら二人にかまぼこをあげますよ」
 鯛の形をしたかまぼこを半分に爪で切り裂き、お皿にのせるグリィナ。
 ロクとちくわちゃんは顔を見合わせ……。
「ノ、ノジャァ……」
「ノジャア……☆」
「ごめんノジャァア」
「こっちこそノジャア☆」
「「ノジャアアア! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」」
 お互い顔をべろんべろん舐め始めた。

「……えぇ……」
 外敵の襲来に備えて柵をたてたり穴を掘ったりしていた『絵本の外の大冒険』アルメリア・イーグルトン(p3p006810)は、控えめに言って地獄みたいな光景にドン引きしていた。
「ノジャァー」
「ノジャジャー」
 『なにか?』みたいな顔で寄ってくる野ロリババア・シロネとチシャ。
「ここはロリババアの群生地。もしかしたら、あなたたちのお父さんやお母さんも、ここで生まれ育ったのかもしれないわね。よかったら、里を守るために協力してくれるかしら」
「「ノジャー」」
 野ロリババアたちは掘った穴に入り、暫く身体に土をつけてごろごろしたあと……。
「「ノジャァァァァァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!?」」
 自力で出られなくなったことに気づいて助けを呼んだ。
「…………」
 アルメリアは思った。
 本当にこれに跨がって、マトモな戦闘になるのだろうか?
 その答えは、すぐに分かることになる。

●本場の騎ロリバ戦闘を見せてやる!
「ノジャァァァァァ!!!!」
「ノォォォジャジャァァア゛ア゛ア゛ア゛!!」
 野を駆ける!
 邪ロリバアア!
 風をきる!
 邪ロリババア!
 仮面の下の!
 光なき眼!
 邪ロリババアが……!
 時速10キロメートル(成人の早歩きくらいの速度)で走っていた!
 そう、これが戦闘に特化した!
 邪ロリババアの実力である!
「「ノジャアアアアアア!!」」
「「ヒーハーーーーーー!!」」

「ノジャァァァア!!」
 迎え撃つは、ロリバ高原にすまうロリババアたち。
 彼らは闘志を燃やす瞳で時速6キロメートル(老人の早歩きくらいの速度)で走って行く!
「ノジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「ノジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「「「ノジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」」」
 両者がぶつかり合う!
 その、寸前!
「ノジャ!?」
 邪ロリババアの前足が!
 空を、掻いた!
「「ヒーハー!?」」
 見よ、足下の奈落を!
 落ちれば二度と這い上がれぬ!
 高さ一メートル半くらいの穴を!
「「「ノ゛ォ゛ジャァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」」」

「チイッ、奴ら騎ロリバ戦闘に精通していやがるぜ!」
 邪ロリババアと同じ鉄仮面を被った悪しきブリーダーの長ジャギミバ。
 彼は垂れる涎を、斧をもった手首でぬぐう。そして、ほの暗い目を強く見開いた。
「だが騎ロリバ戦闘に関しては俺らもプロフェッショナル。プロリババアよ! ヒーハー!」
「ノジャアアアァ゛!」
 邪ロリババアを担いで這い上がってくる、屈強なるヒーハーたち!
「ノジャアアア☆(見て! あいつらロリババアを担いでる!)」
「ノジャ~(修羅場をたくさんくぐり抜けてるのね~)」
「ノジャァァン゛!?(コイツぁ血を見ることになりそうだぜ!)」
 ちくわちゃんたちもまた、ロリババアに跨がり全速力(時速7キロメートル)で猛進する!
「ノジャアア☆ ノジャァァァア☆」
 先頭をゆくちくわちゃん。今や人馬一体! 否――ちくロリバ一体!
 端から見たら巨大ちくわを装備した奇っ怪なクリーチャーに見えるだろうが……。
「クッ、なんつうプレッシャーだ。こいつは凄まじいロリババア力(ぢから)だぜ!?」
 ヒーハーたちはちくわちゃんの発する圧に、思わず汗を顎から落とした。
「ノジャアアアアアアアアアアアア☆」
 深淵とも思える穴から猛烈に発射されるきゅうりが、ヒーハーの胸を強烈に打つ!
「ノジャー! ノジャー!」
 目の色をおかしくしたナキもまた、両手両足をじたばたさせて突撃していった。
「なんだ!? 子供がハイハイして……いやちがう!」
 ヒーハーたちは目をこすり、眼前の有様に瞠目した。
「奴はロリババアだ! 奴は今、ロリババアそのものだ!」
「ノジャーーーーーーーー!!!!」
 若干はみ出てるダブル子ロリババアの霊体が、ナキをケルベロスめいて吠えさせる。
 もうなんか白目剥いてるし友達がこうなってたら即病院に電話するやつだけど、ここはロリバの戦場。気を抜いた奴から死ぬ!
「ノジャー! ノジャジャーーーーー!!」
 首を左右にぶんぶん振りながら飛びかかるナキ。
 邪ロリババアから突き落とされ、組み伏せられたヒーハーが悲鳴をあげてもがいた。
「ひぐああああああ! たすけて! たすけてくれえええええ!」
「ノジャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」



「地獄じゃ……ここはロリババアでロリババアを洗う地獄じゃあ……!」
 何の関係も無い一般のババアが目を見開いて震えた。
「ノジャ~」
 永遠の17歳レストがたからかにノジャった。
 大空を穿つようなノジャりが、嵐を生み、動乱を生み、ロリババアを飛ばす!
「「NOJAAAAAAAAA!!」」
 電子音を放ち地面と水平に飛んでいくメカ子ロリババア。
 時速10キロメートルもの速度で走る邪ロリババアに跨がったヒーハーを、ピンポイントでたたき落とすには充分な……凄まじい威力!
「ぐああああああああ!? メカ子ロリババアが空を飛ぶだとゥ!? き、奇跡! 奇跡がおきているのか!? 今日はクリスマスイブなのか!?」
「ノジャ~」
 空に鳴くおばロリババアア。もといレスト。
「ヘッヘッッヘ、いかにロリババアを極めようとも多勢に無勢」
「邪ロリババアを乗りこなす我らヒーハーに囲まれればロリもババアも出まい!」
 両手をわきわきさせて舌なめずりするモヒカンのヒーハーたち。
 そんな時である!
「ノジャァァァア!」
「ノジャアアアン゛!?」
 ハロルドとロクが勇敢に歩み出た。
 『ろくちゃん』『はろるどちゃん』と書かれた首輪をし、目から光を無くした二人……いや二ロリババア!
「おっとお!?」
「たかが二ロリババアが増えたところで何が出来る」
「ノジャ……」
 ロクの目にさす陰り。
 しかしハロルドは、強い意志と燃える覚悟でもう一歩歩み出た。
 そう。
 覚悟とは、暗い道を指し示すロリババアのことなのだ!
「ノジャア……ノジャノジャアアアアアア゛!!!!」
 風を纏い、天高く跳躍するハロルド!
 伴って飛ぶメカ子ロリババア!
 同じく伴って飛ぶハイパーメカニカルコロリババアプライマル!
「ノジャ! ノ、ジャ!」
 まばゆい光が三ロリババアを包み!
 そして!
「ノジャア゛!」
 三つの覚悟が一つになって!
 いま、完成!
 アルティメットメカニカルハロリババア!!
 ハロルドの上にMKB、その上に更にHMKLB-PMが跨がった究極の三身合体だ! プラモも今日から発売するぞ! おもちゃ屋さんに急ごう!
「な、ナニィ!?」
「ノジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
 激しいロリバ光線を放つアルティメットメカニカルハロリババア。
「ノジャ!?」
 その覚悟と光に、ロクは希望を見た。
 希望とは、永遠の暗闇の先に見えたロリババアのことだ!
「ノジャノジャアアアアアアア!! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
 首を上下に振り回しながら爆走する公。否、公ロリババア!
「ノ゛ォォォジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「ノジャッ!?」
 駆け寄り、割り込む公ロリババアに、邪ロリババアとヒーハーたちはびくりと動きを止めた。
「ノ゛ォォォジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「ノジャアジャ!」
「ヒーハー……!?」
「ノ゛ォォォジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「ノジャッ……ジャ……?」
「ヒッ、ヒーハー! ヒーハー!」
「ノ゛ォォォジャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
「ヒーハーーーーー!?」
 目を剥き、拒むようにのけぞるヒーハー。
 公ロリババアは大自然のロリババア力を大きく吸い込み、光の無い目を大きく広げた。
「ノジャ(プリンセス)――ノジャア(プリティ)――ノジャアアアア(ノジャアアアア)!!」
 口から発射されたプリンセスプリティノジャアアアアがヒーハーをロリババア色のオーラで包み込む。
「ヒーハー! ヒーハー……! ヒ……ノジャァア……」
 顔をノジャらせ大地に倒れるヒーハー。
「もう一押しよ!」
「残すは相手のヘッドだけだぜ」
 野ロリババア・カラタチの上に立って颯爽と現われるリオネル。
 そして野ロリババア・シロネ&チシャの上に立って現われるアルメリア(両ロリババアの背に片足ずつを乗せています)。
 二人は同時にバッと振り返り、ロクへ輝く目を、指先をジャギミバへと向けた。
「後ろは任せて。私がちゃんと援護するわ」
「横も任せろ。オレがバシッと決めてやる」
「ノジャア……」
 うるんだ目で二人を見上げ、頷くロク。
 そんなロクの後ろに。
「「ノジャア゛!!」」
 ロリババア。始まりのロリババアにして全ての元凶。
 メカ子ロリババア。練達の生み出した文化の発展系。
 ハイパーメカ子ロリババアプライマル。発展しすぎた文化の行き着く先。
 そして、王都での社交性と最先端のラグジュラリーを身につけた新たなる可能性――都ロリババア!
 彼女たちのロリババア力が、ロクへと集まっていく。
「ノジャ!」
「おう!」
 襲いかかる邪ロリババアとヒーハーたちに、リオネルは全速力のロリババアライダーキックを繰り出した。
「「ノジャアアアアア!!」」
「「ヒーーーハーーー!!」」
 ばらばらに吹き飛んでいくヒーハー、そして邪ロリババアたち。
 開いた道を駆け抜けるロク!
 自由に! そしてロリババアに!
「なんてロリババア力をしてやがる……近づくんじゃねえ!」
 ジャギミバがショットガン(騎ロリバ戦闘には無粋なもの)を発射したが、それはすぐにダメージごとかき消えた。
 アルメリアの放つ癒しの力……つまり癒ロリババアがロクを守ったのだ!
「ノジャ!」
「NOJA!」
「NONJAーNONーNO」
 あつまるロリババア力。いや、集まっているのは力だけではない!
 ロクの上に二体のメカ子ロリババアが、その上にHMKLB-PMが、その上に都ロリババアが、その更に上に始まりのロリババアが立ち、一つのロリババアとなったのだ!
「ノジャアアン゛!?(六身合体だと!?)」
「「ノォォォォジャァァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」」
 ロク、いやロクリババアが放ったロリババアパンチが、ジャギミバの鉄仮面を破壊した。
「ひぎゃぶ!?」
 醜い声をあげ、穴へ落ちるジャギミバ。
 ロクは大空を見上げ、『家族は幸せの味』という看板を見やり、そして母なるグリィナへと振り返った。
「ノ゛ォォオオジャアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」
「「ノ゛ォォオオジャアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」」
 場の皆はロリババアとなり、空へ感謝のノジャを捧げたのであった。

●みんなまだ正気か? 俺はもうダメだ。
 バーベキューセットが美味しそうに肉を焼く。
 公やリオネルはトングを持ち、楽しげに分厚いステーキを焼いていた。
 丸焼き機を真剣な表情で眺めぐるぐると一定速度で回し続けるハロルドと、お紅茶をいれてテーブルに並べるレスト。
 ロクはハッハいいながらテーブルを叩きまくり皿をかち割っていた。
「ああ……二人が成仏していくのを感じます……きっと、救われたんだ……」
 ナキが『ノジャー』と言いながら空へのぼっていく子ロリババアを幻視している。
 一方でアルメリアはグリィナと楽しげにママさんてきトークを交わしている。
「みんな、すっかりロリバ高原の仲間入りだね☆」
 ちくわちゃんが焼きたてステーキをお皿にのせ、並んだ邪ロリババアアたちの前へ置いてやった。
「「ノジャアアア゛!」」
 一斉にがつがついく邪ロリババアたち。
「はいみんなも」
「「ヒーーハーー!」」
 四つん這いのジャギミバとヒーハーたちも目の前に置かれたステーキにがっとうこうとして……。
「こら~、メッ、でしょう」
「ちゃんとノジャるのですよ」
「「ノジャアアアアア!!」」
 レストやグリィナにめってされ、あらためてノジャりながらがっついていく。

 ロリバ高原は今日も平和。
 やったねロリババア。種類が増えるよ!

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 のじゃあ……。
 のーじゃあ……!
 ノォジャァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!

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