PandoraPartyProject

シナリオ詳細

シャイネンないない

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●「ボクじゃないのです!」
 輝かんばかりの、この夜に!

『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は何故か号泣している。
「ぼぐじゃ……ぼ、ぼぐじゃ……」
 それがどうしたことかと言えば、代わりに『蒼剣』レオン・ドナーツ・バルトロメイ (p3n000002)が教えてくれた。
 ローレットよりまたも『ないない』した者が現れたのだそうだ。
 モチのロンの事、今までの事を考えればローレットの看板娘のユリーカが「イレギュラーズの皆さんの為にがんばるのです!」なんて言ってしまって『ないない』したのかもしれないと、そう思うだろう。
 レオンだってそうだ。「またオマエか」と首根っこをひっつかんで兄代わりとしての教育をユリーカにしっかり&たっぷり――ユリーカの父・エウレカ・ユリカが見て居れば「レオンそれ位にしてあげなさい」と思わず爆笑しちゃうくらい――お説教したのだが。
「ボクじゃないのです! 濡れ衣なのです! レオンおじさん!
 レオンはおじさんだから、そうやって思い込んだらすぐそういうことをするのです!」
 当のユリーカは号泣しながら絶対にそうではないと地団駄踏んだのだという。
「それで?」
 特異運命座標の皆は勘が鋭いからもう分るだろう。
「だから、だな、ユリーカの」
「ボクの! 名誉のため! 真犯人を捕まえるのです!」
 泣きながら全力で『男子高校生』月原・亮 (p3n000006)や『冒険者』アルテナ・フォルテ(p3n000007)に真犯人探しを依頼したというユリーカ。
 さてはて……真犯人は何処にいるのか。

『完璧なオペレーター』ミリタリア・シュトラーセ(p3n000037)は云う。
「ローレットではジュリエットさんがエールを飲んでいた以外には平和でした。
 シャイネン・ナハトの夜は『戦い』が起こりませんから」

『いねむりどらごん』カルア・キルシュテン(p3n000040)は云う。
「そう言えばクルールさんとか龍之介さんが知らない人がいたって言ってた……ような……?」

 リリファ・ローレンツ (p3n000042)は云う。
「そう言えば大きな袋を持った男を見たという話がさっきあったよ?
 あ、でも、大丈夫。ギルオスさんじゃなかったから。これで犯人候補が一人減ったね?」

『可愛い狂信者』青雀(p3n000014)は云う。
「ギルオスさんならパンツ被ってたっすし、ビューティーちゃんはシャイネンナハトを爆発させてたっすよ」

『勿忘草』雨 (p3n000030)はハッとした様に言った。
「近頃、『ゆりいか』とかいう名前の盗賊が現れたとかいう噂があったね」
 勿論、それは『Blue Rose』シャルル(p3n000032)も知っていた。
「『百合烏賊』と名乗る暴走族だったような……」
「パカダクラを乗り回している『百合烏賊』なら情報を入手しました」
 表情変えず『Vanity』ラビ (p3n000027)はそう言った。
「パカダクラ暴走族――!?」
「ブラウベルク家の管轄でもその話は出て居ました至急捕まえに冒険者を派遣しましょう」
『蒼の貴族令嬢』テレーゼ・フォン・ブラウベルク (p3n000028)の冷静な一声に『サブカルチャー』山田・雪風(p3n000024)がどういうことだよという表情をしていた――それは仕方がない事だったのかもしれない。
「……えっと? つまり?」
「つまりは、特異運命座標ちゃんたちをユリーカちゃんの護衛として派遣して。
『シャイネンないない』しちゃった悪いパカダクラ暴走族『百合烏賊』を拿捕するのねぇ」
 くすくすと面白そうに笑う『黒耀の夢』リリィ=クロハネ (p3n000023)が頑張ってねと手をひらりと振っている。

 ――言い忘れていたが、『パサジールルメスの少女』リヴィエール・ルメス(p3n000038)曰く。
「この時期のパカダクラは大暴れっす」
 ……とのことだ。

GMコメント

 シャイネン・ナハトなのでギャグ全振りですが、パカダクラという『めっちゃつよいやつ』がいるのでノーマル相応なのです。気を付けてネ!

●達成条件
『シャイネンないない』百合烏賊を拿捕せよ!
パカダクラはいいこいいこしてね。

●ユリーカ・ユリカ
 普通の、情報屋です。特異運命座標ではありません。
 攻撃されるとびえーんといいます。それでも果敢に飛び込みます。
 びえーん。

●百合烏賊
 パカダクラ暴走族。百合烏賊。ローレットの金庫からいろいろ盗みました。
 此の儘では今度のないないができないぞ! ないないのために! 捕まえなくてはなりません!
 変装スキルで姿はユリーカそのもの! なんてこった! どっちがユリーカだ!
 首領・百合烏賊は5匹のパカダクラを連れています。気を付けて! 強いです!

●パカダクラ5匹
 凶暴なパカダクラです。めっちゃ強い。
 百合烏賊は狡猾な暴走族兼盗人なので追手がきてもパカダクラに攻撃されないように、心理作戦を仕掛けました。
 ぎるおす、びゅーてぃー、きーた、ゆきかぜ、†りーぜろって様†という名前のパカダクラ5匹です。
 言わずもがな『†』ついてる個体が一番高貴でつよいです。お気をつけ遊ばせ。

●周辺の状況
 なんてことないので何も気を配らなくてもいいですよ。
 ローレットの情報屋達はふらっと見に来るかもしれませんが手伝わないのです。
 レオンがダメって言ってた。

 お祭りの日なのでおもいきりはしゃいだOPとなっております。
 全力で捕まえてきてくださいませ。よろしくお願いいたします!

  • シャイネンないない 完了
  • GM名夏あかね
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年12月31日 21時45分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談4日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

サンティール・リアン(p3p000050)
雲雀
フェスタ・カーニバル(p3p000545)
エブリデイ・フェスティバル
主人=公(p3p000578)
ハム男
セレネ(p3p002267)
blue Moon
ヒィロ=エヒト(p3p002503)
夢見る狐子
リーゼロッテ=ブロスフェルト(p3p003929)
ピオニー・パープルの魔女
ニア・ルヴァリエ(p3p004394)
水面の瞳
ヴィマラ(p3p005079)
ラスト・スカベンジャー

リプレイ


 こんな素晴らしい夜なのに。いや、こんなに素晴らしい夜だからなのかもしれない。
 シャイネン・ナハトだからこそ『ないない』しちゃったのだろうとレオンに疑われた『天才美少女有能情報屋』ユリーカ・ユリカは「びえーん」している。
「シャネイン・ナハトって争いは起こらないとか聞いたけど。
 喧嘩や犯罪やユリーカさんのびえーんは普通に起こるのよね」 
 びえーんしているユリーカを見遣りながら『ピオニー・パープルの魔女』リーゼロッテ=ブロスフェルト(p3p003929)は困った様に首を傾いだ。
「ええっ、泣いちゃってる!?」
 よしよしとユリーカを宥める『夢見る狐子』ヒィロ=エヒト(p3p002503)は状況をしっかりきっかり一言でご説明。
「いつもお世話になってるユリーカちゃんのピンチ!?」
『ボクの名誉』だとか『ボクのプライド』だとかそういうものがピンチなのだとぐずるユリーカを宥めるように『水面の瞳』ニア・ルヴァリエ(p3p004394)はぽんぽん、とユリーカを撫でた。
「……日頃の行いって大事だな、ホント」
 ――びえーん!
「ボク達イレギュラーズの恩人さんだもん、絶対助けてあげたいよ! だから、泣かないでね」
 優しいヒィロの一言に『日頃の行いを反省していない』ユリーカは気を取り直した用意「犯人を見つけたのです!」とびしりと自分と同じ顔をした『百合烏賊』を指さした。
「『シャイネンないない』百合烏賊! ユリーカを泣かせたのはおまえだな
 ちゃんと反省するまで帰さないんだからね!」
 ぷんすことした調子で『雲雀』サンティール・リアン(p3p000050)がびしりと『百合烏賊』を指さした。反省させるために決めポーズもしっかり――としている隙に「よくも、ボクの名誉を!」とユリーカが走り出す。
「……ユリーカ、待って待って!
 僕たちがちゃんと捕まえるから、きみの出番はそれから! ね!」
「えっ!?」
「ユリーカちゃん、ぽんぽんが冷えちゃうからこっちにおいで!」
 戸惑う百合烏賊と、首を傾げ「はいなのです」と素直に寄っていくユリーカ。『エブリデイ・フェスティバル』フェスタ・カーニバル(p3p000545)は着心地が正しく神! なゴッドな召し物をユリーカに着せ「あったかい?」と楽し気に聞いた。
「あったかいのです!」
「うんうん。ユリーカちゃんのないないにはお世話になったし濡れ衣を晴らすからね!」
 フェスタの言葉に嬉しそうなユリーカ。『ないない』は世のため、人のため。
「パンツ振り回して捕まったギルオスちゃんといい、ローレットもロックな集団になってきてるねぇ! え? やったのはユリーカちゃんの偽物? じゃー人気に影響が出ない程度にぶちのめすぜ! ロックンロール!」
 ロックな集団過ぎる情報――ギルオスがパンツを振り回す――を口にして『スカベンジャー』ヴィマラ(p3p005079)が百合烏賊に「ロックな感じでよろしく!」といつも通りの笑顔を浮かべている。
「折角のシャイネン・ナハトだよ?」
『百合烏賊キラー』主人=公(p3p000578)はこの日の為にお誂え向きな称号を聞いてくれと混沌肯定『RPG』でステータスを拝見したならば百合烏賊が「ひええ」と言ってしまいそうな称号をセレクトしていた。
「フフフ、今のボクはシャイネンナハトの化身!
 わるいこにお仕置きする黒いサンタの役は任せてよ!」
 可愛らしいサンタルック。シャイネン・ナハトを満喫する公に『blue Moon』セレネ(p3p002267)がこくこくと頷いている。

 だかぁ――!

「この聖なる夜に、お痛する人はお仕置きですよ。逃がしません、観念して下さいね」
 例えばパカダクラ達が可愛かろうとも許せないものは許せない。なんてったって、『ないない』は必要不可欠なのだ。
「……でないと、来年のないないが、ないのです……。
 じゃなくて、ユリーカさんの濡れ衣を晴らすのです、です!」
「なのです!」


 同じ水色の髪。同じ緑の瞳。同じ小さな翼。
「ボ、ボクなのです――!!」
 驚くユリーカ。さらに驚くべきは高貴なるパカダクラの存在だ。
「†りーぜろって様†は本当に高貴なんだね……!!?」
 サンティールの言葉にセレネはこくんと頷いた。
「先ずは懐柔で来そうな相手から行きましょう……。
 ゆきかぜさん! これを見て下さい……大人しくしてくれたら、後でこれを見せてあげます」
 セレネの懐から現れるプリティ★プリンセス2ndDVD Box特装版。
 パカダクラが胡乱な眸を輝かせそろそろと近寄り始める。
 ユリーカの手の甲にキスひとつ。それはフェスタが世界から賜った『贈物』の効果を発揮するためのものだ。
「何だか恥ずかしいのですよ」
 照れた表情のユリーカにフェスタが「ユリーカちゃんにしあわせがありますように!」と輝かんばかりの笑みを見せる。
「よし、戦うぞ! 『ゆきかぜ』くん!
 ほらコッチにもあるよ! 保存用にも出来るよ!」
 ふりふりとパカダクラの前に振り続ける『プリティ★プリンセス2ndDVD Box特装版』。胡乱な瞳をしていたパカダクラが機敏に動き始める。
「う、うわあ」
 クラスはプリティ★プリンセス。冷静な青こと青島ミユに妹属性をプラスした公はパカダクラの奇妙な動きにドン引いていた。
「今宵の『まじかる★ないない』が獲物を求めてるけどこれは……ちょっと……」
「でも、此れなら何とか捕まえられそうだね!?」
 ヒィロはそれとなく百合烏賊の事を観察する。事前情報は『パカダクラ暴走族』という言葉だった。
「初日の出暴走の予行演習かな? ともかく絶対捕まえて、ローレットから盗ったお金もそうでないお金も全部丸々ないないしないとね!」
 やる気を見せるヒィロ。暴走するパカダクラ――1匹は懐柔された――の前に出るのは勇気がいるが、ユリーカの涙を見るよりは十分良い。
「盗賊は宵越しのお金は持たない、当たり前だよねぇ? ……ぼーなすぼーなすぅ」
 ――ちょっぴり違う意味がこもっているかもしれない。
「ボ、ボクも……!」
 そろそろと進もうとするユリーカにヴィマラは「ユリーカちゃん、ロックだねぇ?」と悪い笑みを浮かべる。
「分かるよ。ロックだ! 危険は承知? それでも行きたいってんなら……フッ。
 いや、行っていいとは言わないけどね、君は自分に恥をかかせた偽物が苦しむさまを特等席で見ることになるのだフゥーハッハッハ!! ……悪くない話でしょ?」
「わ、悪くはないのです……」
 パカダクラ(ゆきかぜ)並みに懐柔されるのが早い情報屋『ユリーカちゃん』なのであった。

 ――迫る猛獣パカダクラ! 間違えそうだぜパカタグラ! どっちだっけパカダクラ!――

 ヴィマラの言葉にニアは「パカダクラって怖いな」と冷静な表情を見せた。
「……でも、なんというか。皆、こう、きゃぴきゃぴ? してるというか……女子力っていうのか? ちょっと羨ましい気も……いや、うん。なんでもない。ホントに」
 ぶつぶつと呟きながらニアはンンッと小さく息を付く。
「あたしはぱから……ぱだか……パカダクラ!」
 言えなかった。
 高貴そうでポンコツっぽさのある†りーぜろって様†を吹き飛ばす様に攻撃を放つ。
「ぱ……ぱかだくら! が大人しくなったら、後は百合烏賊をふん縛るだけだね。
 だから、大人しくしてほしい! †りーぜろって様†」
 びしりと指さすニアに†りーぜろって様†が首をくいくいと揺れ動かす。
「よーしよしよし、みんな元気いっぱいでいいこだ!
 さ、僕らと遊ぼう。あとでおなかいっぱい干し草を食べさせてあげるからね!」
 サンティールにに、と笑みを浮かべたリーゼロッテが手にしたのは自爆スイッチ。
「名前が一緒だからかしら? 私がパカダクラみたいだわ?
 ユリーカさん、巻き込まれたくなかったら前に出ないでね! 聖なる夜に殺しはちょっとね」
「ボクが死ぬのです!?」
 悲しみを孕んだユリーカの声にリーゼロッテがにこりと笑みを浮かべる。
「キータさん、間違えた、きーた。見て。自爆スイッチよ。
 ふふふ、気になるでしょう……?押 したくなるでしょう……?」
 じりじりと自爆スイッチが迫ってくる――きーたは自爆スイッチを眺めながら「だかぁ」と静かに囁く。
 気が引けている――ならば! 
「よし、懐柔でき……懐柔になってない? 良いのよ!」
 ぶん、と放り投げ遠く、遠くに走り去るパカダクラ。
 百合烏賊をカバーするように動くヒィロは「ええ、いなくなった……」と衝撃を覚えている。
「OK、なら、ぎるおすにはこれだね、はい……好きでしょ……?」
 くまさんぱんつ。
 どうして彼がパンツを好むのかは分からない。誰かの陰謀かもしれない。
 しかし、こうしてリプレイに書き記すことで彼がシャイネン・ナハトの夜は逮捕されている事が事実になるのだった――
「びゅーてぃーちゃんは、はい! 練達コスメ。
 りーぜろって様もこれでもっと美しくなってはどうですか!?」
 素敵なサシェを差し出しながら云うフェスタ。畳み掛けるようにサンティールは「青薔薇の花束もあるよ?」とりーぜろって様に差し出した。
「じょしりきだよね。うんうん。じょしりきじょしりき!」
 瞳を輝かせ、ビューティーにひたすらに女子力アイテムを差し出すサンティール。
 何と言う事だろう――パカダクラは無効化されてしまっている!
 いろんな意味でいいこいいこ(物理)をした相手は百合烏賊とりーぜろって様だけだ。
「ところで暴走族っていうけど一人なの? 友達とか配下ゼロ? パカダクラが友達?」
 リーゼロッテの辛らつな言葉に百合烏賊の心が痛んでいた。
 此の儘、いいこいいこ(物理)で戦い続け――!
「今は寝てな! 終わったら、いい子いい子してやるからよ……」
 イケボで囁いて――ヴィマラの声にビューティーが頭を下げる。
 そろそろと逃げようと足を進める百合烏賊に気付きヒィロが「ああっ」と声を上げ、セレネが「待って待って」と慌てたように走りだす。
 逃がさんと放ったマジックロープ。その使用主はヴィマラだ。
「おっと! ロックだねぇ? 今年使用率高いぞこれ!」
 ――どれだけヴィマラの前から人が逃げたのだろう……?


「これでユリーカちゃんの疑いも晴れるよね! あとは素敵な夜を楽しもー」
 捕らえた百合烏賊を見下ろして、ふう、と滲んだ汗を拭ったフェスタ。『プリティ★プリンセス2ndDVD Box特装版』に頬擦りするゆきかぜパカダクラをつんつんとすると、女性慣れしていないのか首をあわあわと動かしている。
「……まさに本人?」
 首を傾げるサンティールにニアは「かもしれない……」と小さく呟いた。
「もうわるいことしちゃだめだよ。
 こんな日は、みんなに笑っていてほしいんだ、ね」
 にこりと微笑んでサンティールが百合烏賊の頭に花冠をぽん、と乗せる。
 百合烏賊のこれからはレオンに託すと決めたよ、と告げたサンティールに百合烏賊がいやだいやだと首をぶんぶんと振り回す。
「そんなにびえーんするなんて……。
 こんな素敵な日、悪い人なのかもしれませんが……誰にだってシャイネンナハトは来るのです。
 ちゃんと反省したなら、きっと素敵な事が、貴女にも訪れるかもしれませんよ?」
 思わずびえーんしている百合烏賊に「めっ!」としたセレネ。
 びえーんしている所までユリーカなのだなあとぼんやりと考えたヴィマラは「それは兎も角ゥ!」と百合烏賊を指さした。
「祭りらしい乱痴気騒ぎだったぜ、楽しかったから文句なし!
 てかこの泥棒絶対ローレット大好きでしょ! 反省できたら仲よくしようぜ!」
「い、いいの……? ないないすれば人気者になれると思って……」
 えぐえぐと泣き続ける百合烏賊。ユリーカは「ボクみたいにしっかりした情報屋になれば人気者になれるのですよ」と無い胸を張って「えっへん」している。
「……ユリーカさんも、濡れ衣が晴れて良かったです」
 ないないしたことはそもそもレオンにこっぴどくお叱りされているはずなのだが、ユリーカに反省の色がない。ニアが言っていたではないか『日頃の行いって……』と。
「まあ、所詮は『百合烏賊』なのよ。ユリーカとは格が違うの」
「なのです!」
 流石、よくわかっているといわんばかりにリーゼロッテへと笑みを浮かべたユリーカ。何だか悪い気はしないけど――調子に乗らせた気がしてしまうリーゼロッテは曖昧な笑みを浮かべている。
「でもこの盗賊、何でユリーカちゃんの姿を?
 冤罪狙いの怨恨? それともご家族?」
「ボ、ボクは一人っ子なのです」
 慌てるユリーカにヒィロは「一人っ子なんだ……」と明後日の方向より応えるユリーカに頬を掻く。
「『ないない』と言えばユリーカだから……」
 なんていう、百合烏賊。姿はユリーカだからこそ『びえーん』されていると本物のユリーカにしか思えない。ゴッドな衣服を身に纏うユリーカに「サンタ風にしてみる?」と公が冗談めかして問い掛ける。
「可愛いかもしれないのです」
「折角のシャイネン・ナハトだからね」
 うんうんと頷く公。折角なのでかわいい格好でこの夜を楽しみたいというのは乙女の感情としては当たり前だ。
「しっかし、悪党ってのはこんな日ぐらい空気を読んで大人しくできないモンかね。
 ま、何はともあれ。無事に終わったんなら、楽しくいこうじゃないか。せっかく皆で揃ってるんだし、ね。輝かんばかりのこの夜に、ってさ!」
 ニアの言葉に少女たちは輝かんばかりの笑顔を見せる。シャイネン・ナハトはまだまだ始まったばかり。

 ――輝かんばかりの、この夜に!

成否

成功

MVP

主人=公(p3p000578)
ハム男

状態異常

なし

あとがき

 輝かんばかりの、この夜に!
 皆のないないを護る事が出来たぜ! お疲れさまでした、イレギュラーズ!
 無力化の仕方がそれぞれにぴったりで凄いわらっちゃいました。
 MVPはクラスまでこだわったあなたへ――捧げます。

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