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シナリオ詳細

<ちゃうねん なんか2018>

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●あの人が街にやってきた
 冬は寒気という厳しさを運んでくるが、同時に大きなイベントも多く、それらに便乗すれば、自然と目に見えるものが華やいでくる。そういう季節だ。
 その日、イレギュラーズ達が集められた部屋には、依頼人であろう男がひとり、部屋の中央に立っていた。
 自己紹介は受けていない。顔を合わせたこともない。だが、その人物が誰であるのかはすぐに察することができた。
 暖の取れそうな赤い衣装。蓄えられた豊かな白い口髭。傍に大きな白い袋。そして服の上からでもわかる、古代彫刻の英雄像もかくやというマッスルボディ。
 もうお分かりだろう。
 そう、この時期、子供達が探してやまない、あのサザンクロースその人だった。
 だが、昼から活動しているというのも妙な話だ。彼の仕事は伝説通りであれば夜勤である。混沌内での出生率があがり、昼も仕事せねばならなくなったのだろうか。
 思いを巡らせていると、サザンクロースのおじさんはその厳しい口を開いた。
「実は、良い子パワーがイマイチ足りんのだ」
 なんと、それは大変だ。
 サザンクロースのおじさんが配る良い子の為のプレゼントが良い子パワーで出来ているのは全次元の常識である。
「混沌も激動の一年であった。その為、悪い子パワーが今年は思いの外多く、打ち消された良い子パワーも相対的に然りだ。このままではプレゼントが足りん。せっかく、今年も良い子が楽しみにしているというのに」
 良い子がプレゼントを貰える。良い時期になったものだ。
「そこで、君達には今年行った良い事を教えてほしい。それで良い子パワーを補充すれば、なんとか足りるだろう。ひとりひとつずつお願いしたい。すまないが、頼む」
 何人目で足りるかな。

GMコメント

皆様如何お過ごしでしょう、yakigoteです。

サザンクロースのおじさんのお願いです。良い子パワーを分けてください。
皆さんは良い子なので、今年いっぱいの良いことをしたでしょう。
腰の悪いおばあちゃんの荷物を持ってあげた。お母さんのお手伝いをした。罪のない村を襲う山賊共をなます切りにした。トレンチコートの情報屋に贈り物をした。色々あると思います。
今年一年で行った特別良いことをサザンクロースに向けて力いっぱいアピールをお願いしてください。
そうすることでサザンクロースのプレゼント袋に良い子パワーが注入され、プレゼントに変換されます。
今年、全ての良い子がプレゼントを貰えるかはあなた達にかかっています。
さあ、とびきりの良いことを教えてください。

【キャラクターデータ】
●サザンクロースのおじさん
・皆の憧れ。

【シチュエーションデータ】
●ギルドの一室
・暖房がしっかり効いています。

  • <ちゃうねん なんか2018> 完了
  • GM名yakigote
  • 種別通常
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2019年01月12日 22時41分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

コラバポス 夏子(p3p000808)
駆け出し
清水 洸汰(p3p000845)
清水【好きな名前を入れてね!】
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
リインカーネーション
ユーリエ・シュトラール(p3p001160)
愛の吸血鬼
マリナ(p3p003552)
マリンエクスプローラー
ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)
チア衣装でジャンプし以下略
酒々井 千歳(p3p006382)
行く先知らず
シュテルン(p3p006791)
星頌花

リプレイ

●神か悪魔か!? 混沌にあらわれた真紅の男
 あれはお父さんの扮装だ。現実にはサザンクロースなんていやしないんだ。そんな嘘を教えられたまま大人になった悲しい良い子達がどれだけいるだろう。だが、君たちはもう世界の真実を知り、大人の嘘を見破った。サザンはここにいる。

 雪の降る聖なる日というのは、なかなかにロマンチックなものだ。
 しかし、水分が凝固して降ってくるということは、気温もそれなり以上に低いわけで、ロマンで生きてはいけないのだということをどこか実感させてくれる。
 こんな日は、暖房の利いた一室で過ごすのも悪くはない。それも、影の主役が共にとあれば、願ってもない経験だと言えるだろう。
「聞いたことはあったのね。サンタクロースだかサタンクロスだかサザンクロースだかうろ覚えだったけど、ハッキリしたよねサザンクロースだったんだ!」
『駆け出し』コラバポス 夏子(p3p000808)は子供の頃の夢を思い出し、目を輝かせた。
 自分が子供の頃にはついぞ来てはくれなかったが、それは両親から小さな悪い子パワーがあるためだと聞かされて分かっている。仕方のないことだ。
「ウチ? 貧乏だよ?」
 仕方のないことなのだ。
「良い子達がいっぱい良い思いをする為にも、オレも良い子代表として超頑張らねーとな!」
 飾り立てたツリーよりも、豪華な七面鳥よりも、やっぱり子供にとって大事なものはプレゼントだ。それがよくわかる『雲水不住』清水 洸汰(p3p000845)は握りこぶしを作って張り切っている。
「という訳でサザンクロースさん! みっちりオレや皆の良い子パワーを補給して、良い子に良いものくれてやってなー!」
 サザンもいかつくサムズアップで返してみせた。
「良い子パワーを分けるために頑張ろう~」
 いないと思っていたサザンクロース。それが実在し、しかも自分たちを頼っている。なんともおとぎ話めいた事態に、『サイネリア』スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)もわくわくを隠せない。
「所で私もちゃんとプレゼント貰えるんだよね?」
 まあサザンクロースといえばそれである。ここで良い子パワーを集めてもらい、枕元に靴下を置いておかねば。
「えへへ、楽しみ」
「わぁー! サザンクロースだ!」
 本当は実在しないんだ。実在しても実は他国の免許制で、観光局員みたいなものなんだ。
 そんな悲しい嘘は真実ではない。なぜならここにいるじゃないか。その事実に『愛の吸血鬼』ユーリエ・シュトラール(p3p001160)も歓喜の声を上げる。
「混沌ではお昼から、もうサザンクロースさんは子供達の為に働いているのですね。良い子たちの為に、良い子パワーが溜まるようなお話をしましょう! ちょっと重たいかもですけど……」
「良い子、悪い子……子ってつける割には大人分もカウントされてるよーです?」
『マリンエクスプローラー』マリナ(p3p003552)が疑問を投げかける。もしかしたら、サザンにとっては皆可愛い子どもたちなのかもしれない。
「良い事を語っていけばいーんですよね? 私、いつもじっちゃんの武勇伝を聞かされる側だったんですが、まさかこんなに早く語る側に回るとは思いませんでした。ちょっとやってみたかったので、いい機会でごぜーますね」
「ふえー、今年はそんなに悪い子パワーが多かったんだね! プレゼントを楽しみにしてる良い子達のために、みんな!良い事アピール頑張ろうね!」
『見習いパティシエ』ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)はお茶とお菓子を配っている。良い子パワーを溜めるにあたり、喉が渇くのではないか、聞いている間は口寂しくならないかという優しい配慮だ。
 サザンクロースも、既に小さな良い子パワーを感じて頷いている。
「それじゃ良い事アピールはじめよー♪」
「サザンクロース……何か俺が知っている某存在と何かが違う。いや、そこはあえて触れない方が良いのかな?」
 自分のいた世界では、こんな名前ではなかった気がする。そもそも、恰幅の良い爺様のイメージで、こんな運動美に長けたマッチョではなかったように思える。
 ふと過った疑問を、『行く先知らず』酒々井 千歳(p3p006382)は空気を読んでかき消した。大丈夫、きっと些細なことだ。
「あ、マリナちゃんみかんどうぞ。他の人も遠慮せず」
「さざんくろーす? って、どんな、人?」
 寓話を聞かされて育ったなら、サザンクロースの存在を知らないものは居ない。
 だが悲しくも、『星頌花』シュテルン(p3p006791)はその例外だ。
「たくさんの、いい子、に、ぷれぜんと? 配る?」
 皆があれよあれよと教えてくれるサザンの逸話。やれ良い子に贈り物をくれる。やれマッスルで悪魔フィストフォージャックを倒したことがあるエトセトラ。
「とても、とても、素敵な、事、してる、なんだっ! その人が、困る? してる、なら……助ける、しなきゃ、よね!」
 どこからともなく、しゃんしゃん、しゃんしゃんと聞こえてくる季節。
 イレギュラーズ達はこんな夜でも仕事だが、今日の任務はきっと素敵な体験になる予感がした。

●思い出話の総力戦! 俺の拳は100万ボルト!!
 靴下を枕元においてそわそわ眠れなかった夜はあるか。今か今かとサザンを待ち構え、煙突をくぐってくるのを見つめていたことはあるか。サザンはお見通しだ。でもな、世界中回ると時間がないのでそういう子の家は後回しなんだ。

「さあ頼むぞ子ども達。俺にもう少し良い子パワーを分けてくれ」
 力強い肉体を持ちながら、しかし自分ひとりでは悪い子パワーに勝てぬのだというサザンクロース。
 夜まではまだ長いが、それでもサザンは世界中を回らなければならない。話すのなら、早いほうがいいだろう。
 誰かが手を挙げた。皆の視線が集中し、ぽつぽつと語り始めた。

●良い時代だ! 善人ほどプレゼントが貰える!!
 トナカイ? ああ、今年もやつと決着をつける時間が近づいてきたようだ。

「サザンのおメガネに叶うか分からないけど、僕なりに噛み砕いて今年一年をお伝えしてみよう」
 サザンクロースの視線を正面から受け止めつつ、夏子はこの一年を紐解き始めた。
「まず沢山の美少女美女に近づく事が出来ました!」
 大事なことだ。自分の欲求を満たさなければ、他者の渇望を潤わすことなどできない。
 その行為が誰かに不当な被害を与えていなければ、本能を満たす行為に悪性はない。
「パンツ被害を減らした自負もございます。パンツ風邪も根絶しました」
 ようし、もうよくわからない単語が出てきたぞ。あの病は本当に何だったんだろうな。
 しかしサザンは寛容だ。語りに口を挟まず、力強い笑みを浮かべて頷いている。流石に毎年毎年少年少女の靴下を要求する男は違うぜ。
「敵に被害者を出してしまったことは悔いが残ります。魔種はともかく人は人。話し合いや解り合いが出来るように務めなければ……反省ばかりです」
 その心は気高い。滲み出る良い子パワーに、サザンも拍手を送った。

「そうだなー、いっぱいオレも頑張ったけどー、やっぱ1番頑張ったのって、結局はローレットでの仕事じゃねーかな?」
 洸汰もまた、語るのは激動のそれである。
「幻想蜂起の時かなー? 私兵をなるだけ怪我させねーで、それでも市民の皆が逃げる時間、めちゃくちゃ体張って作ることが出来たし! 皆が大きい怪我をしたりなんかしないで、ホント安心したっけ」
 誰も傷を負わない。それは悪い子パワーの温床を防ぐことにもつながる。その良い行動に。サザン腕を組みながら頷いた。
「後はそうだなー、オレ、他にもいろいろ、仕事でちびっこ達が喜べるように頑張ってきたぜ!」
 怨恨渦巻くような話からさておき、洸汰の語り口も心なしか明るくなる。
「ちびっ子が楽しめるように、そんでもって怖くなーい試合をしてきたり! ……流石に武器がフリスビーとか水鉄砲だったりしたのは、オレもちょっちビビったけどなー。だけど、オレもめちゃくちゃ楽しかったぜ!」

「えっとねー、私の行った良い事はあれかな。教会が暴走して、裁判を行なって人を捕まえたりしてた事件があったんだけどそれを解決したよ!」
 スティアの語り口に、サザンクロースも思わず身を乗り出した。悪の循環が始まると止まらなくなることがある。これは全て悪い子パワーのせいだ。その淀みを無くすには良い行いが不可欠なのである。
「捕まってる人が20人くらいいて、相手も20人いたのかな? でも作戦を決行して犠牲者無しで終わることができたんだよ」
 人数が多いほど、守り切るのは難しい。その溢れる良い子パワーに、サザンも思わず唸る。
「次は反乱の鎮圧かな? リーダーの人が騙して仲間にした人を脅しながら反乱を起こそうと思っていたんだけど、それを解決した話かな」
 戦いによる解決を選ばざるを得なかったというのは悲しい話だが、スティアらは反乱を起こした張本人すら説得しようとしたという。
「私の話はこれぐらい。良い子パワーが溜まっていたら嬉しいな!」

 次は自分の番と、ユーリエが話し始めた。
「野盗にさらわれた女の子が居ました。けど……」
 その先は、少し悲しい話だ。その過程には、辛い心持ちも含まれている。
「この依頼は、野盗を殲滅すること。女の子の生死は問わない、というものでした。攫われた女の子の家族は依頼せず、女の子の前の家族が依頼するという複雑な状況です」
 もどかしい話だが、ローレットの仕事はあくまで依頼の完遂である。仕事以上のことをするならば、見返りはなく、自身の命も過剰な危険に晒すことになる。
 それでも、曲げられない正義があったのだ。
「助けることはお仕事ではないけれど……それでも、『女の子を助けたい』。それだけは譲れませんでした」
 真っ直ぐな瞳を、サザンは受け止めている。己の正義を貫いた、良い子パワーをしっかりと感じているのだ。
「あのときの安心した表情。体温。鼓動。今でも覚えています。その時から、私は皆の笑顔を護る為に戦おうと思ったんですよね」

「海を荒らすヘンテコ生物をやっつけたり、漁の手伝いをしたり、魔種をなんとか返り討ちにしたり……」
 良いこと。そう思える自分の行いを、マリナは指折り数えている。
「海ばかりですね。私は丘にあがるとクソザコになるので……苦手な事はしょーがないのです」
 海上活動に特化した彼女のギフト。得意なフィールドでこそ輝くのだ。
「そして今年一番の大活躍は――南方海域でたくさんの部下を率いて暴れる賊共をちぎっては投げちぎっては沈めしまくった事ですかね。海に船が関係すれば私の独壇場でごぜーます」
 だが、その表情は少し暗い。
「今年は一度も自分の船を沈めませんでした。自分が乗った船を、と言いたかったところなんですがこの前爆発四散させられたので。この実績は無かった事になってしまいました……おのれ狂信者め」
 どこの悪い子だ、そんなことをしたのは。
「最後に……14歳ってまだプレゼント貰えます?」
 聞いてみただけと次ぎかけたそれをサザンが静止し、ニカリと笑ってみせた。

「ボクのやった良い事で印象に残ったのは、ノックノックっていう喫茶店で、お茶会用のコーヒーが足りないからコーヒーミルを回して豆を挽くのを手伝った事だね!」
 ミルキィの語り口から、どうやら微笑ましい話になりそうだとサザンクロースも柔和に、そして猛々しく微笑んだ。
「そこのコーヒーミルが不思議なミルでね、ハンドルがなくて衝撃を与えると回る仕組みをしているの☆」
 それはまた力強い。おそらく、作成者は日常から修行の中に身をおけと言いたかったのだろう。サザンも感心したように頷いている。
「終わった後に余分に挽いたコーヒーを飲ませてくれたんだけど、すっごく美味しかったのも印象的だね♪」
 やはり修行の後の一杯は格別なのだろう。サザンも、来年は我が家にも取り込んでみようと考えている。
「お茶菓子もおいしいから、みんなも是非コーヒー飲みにいってみてね♪」
 腕がなるものだと、サザンのおじさんは雄々しい笑みを深めた。

「そうだな、この間迷子になっていた子供が居て、一緒に親御さんを探してあげたよ」
 ここまでスペクタルな話が多かっただけに、サザンクロースも少し面食らう。
 しかし、激動属性の良い子パワーが多い一方で、日常属性の良い子パワーが少し足りないと思っていたところだ。
 属性の偏りは得手不得手を生み出してしまう。この後、悪い子パワーを殲滅しなければいけないサザンにとって、それは避けたいところだ。今こういう話は、実にありたがかった。
「何でも、猫を見つけて追いかけたら親御さんと逸れちゃったんだって。子供を探して叫んでいる親御さんの声が、偶然聞こえて来なかったら、探すのは苦労しただろうねえ……」
 想像するに恐ろしい話だ。きっと悪い子パワーが猫を誘導したに違いない。
「あとは普段から家事の手伝いくらいはやってるよ。一人暮らしじゃないから、そこはお互い助け合いだよね」
 なんと、家の人の手伝いまで。基礎良い子パワーの充実を感じ、サザンの周囲にオーラが生まれた。

「シュテ、いい事、意味は、よくわからない。でもね、それが、シュテでも、誰かでも、『幸せに、繋がる事』……なら、それは、きっと、『いい事』って、わかるよ!」
 シュテルンの言葉に、素晴らしいとサザンクロースは大きな手を軽く打ち鳴らした。
 それは良い事の本質だ。物事を知りすぎるほど、その意味は解釈というフィルターを得て、元来の意味を失ってしまう。
 善悪とはもっと単純なものなのだと、サザンは言った。
 祈りを定義しない。願いを選り分けない。人の本来とは善なのだと。
「シャイネン・ナハト……シュテにとって、祈りの日。でもね、今年の祈りは違ったの!」
 眼の前に広がる世界は。横に並んだ肩の距離は。
「皆と、ワイワイ、楽しー、だったから、ほんとに、心の底から、幸せな、『お祈り』出来たの!」
 サザンクロースの発するオーラに勢いが増し、最早はっきりと目で見えている。
 しゅいんしゅいんと鳴る白いオーラを纏いながら、サザンは立ち上がった。

●第一部完結 良い子永遠に……そしてシャイネンナハトよ!
 今年も良い子であった。おかげで悪い子パワーを打ち払うことができた。では諸君、また来年の聖夜に。

「子ども達よ、ありがとう。おかげで良い子パワーがマックスだ。これで悪い子パワーを打ち払い、プレゼントを作ることが出来る――むっ、来たか!」
 部屋を飛び出していくサザンクロース。イレギュラーズも皆、彼を追う。
 外の空気は寒い。だが、熱気に溢れたオーラを纏うサザンクロースがいれば、寧ろ暑いくらいだ。
 見上げれば、いつの間にか夜になっている。舞い落ちる雪。だが視線の先には、もっと別なものがあった。
 巨大なトナカイだ。真っ赤なお鼻からぶしゅるぶしゅると荒い息を漏らしながら、こちらを睨んでいる。
 説明の必要はない。あれが悪い子パワーの結晶体だということは、童話にも書かれている。
「いくぞトナカイ。今年もプレゼントを配るのだー!!」
 サザンクロースが空を飛ぶ。その突進は、見事トナカイを引き裂いた。
 トナカイが爆発する。溜め込んでいたプレゼントが溢れ出したのだ。
「もう一度、ありがとう子ども達。今晩は枕元に靴下を置いて、ぐっすり眠るといい。ではさらばだ!!」

 了。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

はぴほり。

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