シナリオ詳細
顔が良ければいいってもんじゃない。
オープニング
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崩れないバベル故、そう聞こえたらそうなのだ。比喩とかそういうのではないのだ。
「頭が美青年の孔雀。正確に言うと頭部が見目麗しい男性のカオスシード。あとは鳥で、種類は分類すると雄孔雀よ。聞いたこちらの顔色がダルグリーンペールになる案件ね」
それ、死人色じゃないかな。
カオスシードの頭部って結構重いが、頸部は大丈夫なのか?
人面を持つ獣の魔物は枚挙にいとまがない。少々考えただけで、両手の指くらいは埋まる。
現物を見たら大分困惑しそうな姿だ。孔雀の顔をした体が美青年――いや、それはそれでなかなか微妙だ。
「とにかく、そういうのがばっさばっさと飛び回って、年頃の娘さんを追い回すから大変なのですって――孔雀の羽がゴージャスなのは雌の気を引くためなのよ」
それは、孔雀の雌限定なんじゃないかな。
「頭はカオスシードなのよね」
脳みその好みがカオスシードって切ないよね。体は鳥なのにね。
「マッチングミスね。まさしくピーコックブルーにフレッシュピンクを合わせたような感じかしら」
同一生体内嗜好の不一致。鮮烈な撫子色じゃなくて、新鮮な肉色って言ってますね?
それほど高くは飛ばないらしいが、常人には捕まえられないそうだ。
「一瞬ふらふらっとするんだけど、体が鳥でしょう? 一瞬ふらふらっとした自己嫌悪分、生理的におぞけが走るんですって。心が弱いとその場でうずくまってしまうくらいの衝撃よ。それで、捕まる。クールグレーミディアムからディープのグラデーション高速旋回のように感じるわ」
それ、残像で白黒の中に極彩色が見えてくる奴だよね。
あーれー。という事態が絶対ないといえないそうだ。だよな。繁殖してるもんな。
イケメンでも埋めきれない何かがある。
「卵産んでしまう娘さんなんて出ない方がいいでしょう? よろしくね」
- 顔が良ければいいってもんじゃない。完了
- GM名田奈アガサ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年11月20日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
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木から飛び降りてくるのを見たとき、その横顔の美しさにイレギュラーズ全員は、カオスシード的絶世のイケメンとはこういう顔かー! と、心を一つにした。
しなやかな体躯、意外と頑丈な脚、広げられる翼、ゴージャスな飾り尾羽。ここにメス孔雀がいれば、超ナイスバディと求愛受諾の声を上げただろう。ちーっと顔でっかいけど。
誰も幸せにならない需要と供給のアンバランス。
全身を見ると、イケメンー。と思った一瞬前の自分に対する嫌悪感に胸をかきむしりたくなる。一瞥しただけの男でこれである。
「確かに……整った顔なんだろーけど。他が孔雀って。なにがどうなって生まれたんだ、コレ」
『星を追う者』ウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)、そこら辺の娘さんがくらくらしてる間にむにゃむにゃして、数か月後に卵を産ませるのだ。
「なんつーか……シュール過ぎるな。見た目」
「コセイ的な姿のモンスターだよね。ソンザイ感はアットウ的だ」
『無影拳』イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)の表現はオブラートがかかっているなぁ。
「いやこれはない……これはないよー」
『ぷろふぇっしょなる!』ヒィロ=エヒト(p3p002503)が世情や常識に疎いからって、疎いからこそ、内なる何かが断言できる。
「頭部がイケメンって、少し下見るだけで鳥だよ? 鳥類だよ? ないよー」
「顔だけ人間の孔雀って、人面犬みたいで、実にミスマッチって感じなんだよー」
『ポストランナー』クォ・ヴァディス(p3p005173)まったくもってその通りだ。全身完全なバランスなダチョウ様が言うんだから間違いない。
「これの女版が居なくてよかった……って、女にとっちゃ笑いごとじゃ無いんだよな。しっかり片付けて、憂いを無くすか」
今後、ウィリアムが大人の階段を上る過程で、絞り上げる系ハーピーに遭遇しないことを切に願ってやまない。
「不気味の谷の、結構な底のほうでしょうか」
桜咲 珠緒(p3p004426)の判定は、この世界では妥当。
「愛さえあればと、頭だけで降臨した女神の伝説もありますが、意思疎通もできない以上、そこにすら届きませんね」
愛の試練を課す女神と違いイケメンの顔面は崩壊しないので少し安心。しかし、いっそ解像度が下がってくれた方が逆に心が穏やかになるとはどんな皮肉か。
「顔が人間の鳥ね、わかるなぁ……」
『恋の炎を散らす者』無限乃 恋(p3p006272)は、みなまで言うなのポーズで言う。
「だって人に恋する余り、顔を整形したのよね!? それか人魚姫やカエルの王子様みたいに、魔女と取引したとか!?」
一歩譲って、これで恋が実ると思ったなら、その整形医あるいは魔女の脳みそはヒトではなく鳥もしくは鳥同然だ。
「うん、どっちにしてもその恋心、受けて立たなきゃね!」
成立しない方が双方幸せになれる可能性がある恋ってのもあるんじゃないかな!?
「おーっ、人面トリ、ジンメントリ!! 不味そうだゾッ!」
『輝く太陽の息吹』リナリナ(p3p006258)のまずそう判定入りましたー。
「リナリナ、いらない! アレ食べる。お腹痛くなる。間違いないゾッ!」
「精神的な耐性があるとはいえ、あまり見ていると体調を崩しそうに――っ」
げふごほぉっ! 珠緒の口から血があふれる。喘鳴音にも動じない。
「……折角なので、ギフトを発動しておきますか。あ、出血はすぐ収まりますのでご心配なく」
血を受け止めた手を覆う赤い手甲に伸びる大きな爪。
「顔面と好みは人間だけど、体と知能は鳥……?」
『白金のひとつ星』ノースポール(p3p004381)は、やや長い沈黙をとった。
「ミスマッチにも程がありますね!?」
まったくだ。
「とにかく、被害者が出る前に何とかしないと!」
うんうん。と、クォが頷く。
「きっちり、やっつけておかないとねー。強化されて火の鳥にでもなったらヤバイからねー」
え、何そのエターナルやばい存在。
人面獣は神聖属性が付与されている場合が多い。万一どこかの極楽出身だったりしたら、クラスチェンジという可能性もある。その発想はなかったぜ。
イレギュラーズはこのあたりの娘さんの幸せのため、イケメン孔雀を完膚なきまでに全力で倒す決意を新たにした。
●
「孔雀って、緑系統だから、オスが派手な尻尾でアピールしないと森の中では保護色みたいでわかりにくいかなーって思ったんだよー」
ちなみに森でクォのダチョウ的ウォームグレー系モノトーンは、異空間を召喚したように目立つ。
巨大な鳥の雄フェロモンなんて排除するしかないと思わないか。一匹の雄として! 縄張りでうろつく男はすべて敵!
図らずも、囮となったクォは準備していた敏捷性強化が無駄にならなかったことを喜んだ。
もしかしたら効果があるのでは? とノースポールが連れてきた子ロリババア(ロバ)のモニカの脇を完全スルーで駆け抜けるイケメン孔雀。
(孔雀がモニカを好きになって、モニカも孔雀を気に入ってくれたら、ハッピーエンドなのかな?)
顔カプにならなかった。モニカ、恋のプロデューサー就任成らず。モニカ逃げてー。超逃げてー。
「全体方針は、逃がさないように取り囲んで殴る。実にシンプルなのです」
ヒィロとリナリナの背後に控えて、「壱式『破邪』 は届くが祈祷は届かない」距離を維持。魔法使いは対象物と自分の魔法の効果範囲を瞬時に目算するところから始まる。
「桜咲知っています。ゴリ押しというんですよねこれ」
まったくもってその通り。
「だいじょぶだいじょぶ絶対そんなことないってボクは鳥類より霊長類の方が好きだから」
だが、イケメン孔雀の顔がいい。
「いやいやいやいや」
ヒィロの頬が高速で動いている。この手の生物の女子にかけるストレスたるや恐るべきものだ。
…………ピピピ、ちーん…………。
妙な気配が、包囲陣の一角でした。えっと、これからウィリアムが魔法の縄で首をくぴっとする予定なんだけど。
「おーっ、リナリナ理想の相手見つけたっ!! 嫁入りする! 嫁入りする!」
スサーっと、イレギュラーズの顔から血の気が引く。
「ウィリアム、撃ってねー!」
状況からいち早く立ち直ったクォがいうと同時に加速からありえないダチョウキック!
「くえーっ!」
埋もれるほどの青い壁に大穴開けるダチョウの大足。まさしく、美の蹂躙。看板突き破ってくバイク的スタイル。映画なら間違いなく予告編に使われるカットだ。
「気をつけよー。場合によってはリナリナが殴ってくるよー」
それな。ほんとにな。
リナリナは警戒心ゼロだった。戦士としての本能はともかく、乙女としての識別センサーが完全に無防備だった。「お父さん許しませんよ!?」と叫んでくれる脳内お父さんが不在だった。
ヒィロは見た。
「リナリナのお目目がハート。魅了されてる!」
ヒィロは狐しっぽを8の字に振って自分の正気アピール。助けてあげて。原始娘が嫁に行っちゃう(婉曲表現)。
「トリ、リナリナと今すぐ結婚する! 逃がさない!! 逃がさないゾッ!!」
まずは、恋が囮になってイケメン孔雀をくぎ付け。その間に首にマジックロープや物理ロープを複数方向から絡めて、そのうえでボコる。という基本作戦が瓦解の危機だ!
いつの間にやら手に持っているマンモの肉。説明を求めてはいけない。そういうものなのだ。
「るらー!!」
リナリナは奇声を上げて孔雀にとびかかった。
人面鳥に抱きつき、神の彫刻と思しき唇に熱々肉汁滴るお肉を押し当てる。そしてねじ込む。
リナリナ、名実掛け値なしで肉食系女子。男は胃袋からつかめって種族維持本能さんが言ってた!
「おーっ、肉食え、肉!! 愛の食卓! 一緒に食事! 愛情ウナギ登り!!肉旨いゾッ! 食え! 食え! ホレホレ!!」
イケメン孔雀、死因・窒息死。お、それもいいな。このままリナリナに任せれば死ぬんじゃないか、猛アタックで。と、全員の耳に悪魔がささやいた直後。
「よくわからないけど卵産むゾッ! たくさん産むゾッ! リナリナに任せる!!」
とか言い出した! おやばい! 鳥は早いのだ。何がとか聞いてはいけない! が、孔雀の場合は3ターンだ! 繰り返すが何がと聞いてはいけない!
よくわからないならそんなこと言っちゃだめだ。本能が分かってるならなおさらだめだー!!
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思ったほど、楽勝ムードではない。
珠緒の祈祷は確かに効いているのだが、リナリナの思い込みが激しいのか、距離が近すぎるのが悪いのか、覚めかけては魅了を繰り返しているのだ。
骸骨と本人が言ってはばからない外骨格装備のリナリナが4割で殴ってくるのだ。しかも、手数が多い。とにかくはがさないと攻めにくいしロープも投げられない。実際、近づいて傷を負っている。
「そいつはあたしの獲物よ、リナリナ! あたしがオとしてみせる!」
しかし、そのギリギリストレスこそが勝負と立ち上がる女子もいる!
「恋の綱引き大作戦で、あたしが負ける要素が見当たらない!」
上げた首筋に薫る香水。薄く光る髪飾りの下から揺れるオレンジの髪。紫の瞳で流し目かまし、首筋見せつければ、イケメン孔雀もいちころよ!
「恋のバトルにサレンダーは無いの、どっちかがオチるまで終わらないわ!」
というか、恋は精神耐性あるからどこまでもオフェンスだ。だが、オトせなかったら、自尊心に激しいダメージを食らう。
恋愛至上主義バトル過激派の覚悟、ここに極まれり。
ビシイイイイイイイイイイイイッ!
繁殖度外視のある意味ピュアな恋愛フェロモンをぶつけまくる恋。
似て非なる魅了合戦は余人にはわからない刹那の勝負である。相手の受容体に即時ダメージを与えられなければすべては水泡に帰す。
耐性を持っているとはいえ、ヒィロは傍目からはポージングしたまま微動だにしない両者の戦いに脳の芯が痛んだし、珠緒は再びこふっと血を吐いた。ノースポールはイケメン孔雀の好みが違った場合に備えて待機中。えっと、こうかな? と、かわいい系のポージングを練習中だ。
孔雀が動いた。
「え」
孔雀は恋の背面に回り込むと蹴りを入れた。そう、イケメンがベッドに姫抱きしていた女性をほおるタッチで。が、恋には十分きつい。
そのままのしかかられる。これまた、恋にはとんでもない衝撃! 勝負に勝って試合に負けているというか、社会的におやばい!
しかし、恋は信じている。決定的になる前に仲間が縄をかけてくれる!
「さ、猛る想いを存分にぶつけてみて!」
爪先ぐりぐりとか平気平気! なんか今、ごりっと何かが吹っ飛んだ感じがするけれども!
その時。
「ぎゃああああああああああああああああああ!!」
覚醒の悲鳴があがった。恋との戦いでリナリナが食らっていたフェロモン攻撃が弱まったのだ。珠緒の祈祷が功を奏した。
イケメン孔雀の唾液が付いたマンモの肉をほおり出す。
「うわ~ん、人面鳥に騙された!」
踏みにじられた乙女の純情は命で償ってもらうより仕方がない。
猪突猛進。リナリナはイケメン孔雀に
「リナリナ怒った! 怒った! ホンキで怒ったゾッ!!」
自分にダメージが入るのも無視して、頭突き。すべてを打ち消すように頭突き。記憶も吹っ飛ぶ勢いで頭突き。
「リナリナも離れたし、作戦続行よ! 逃げないように首に縄をくくっちゃおう!」
産卵する未来を回避した恋がビシッと孔雀を指し示す。あっという間に満身創痍だ。一撃がでかい。でも、痛くないから大丈夫!
「よろしくねっ!」
「顔がユガむくらい殴ったらミリョウのコウカが消せないかな?」
おい、美形がなんかひどいこと言ってるぞ。
「試シてみよう」
ちょうどイケメン孔雀の頭はパンチングボールの位置だ。
至近で放たれたイグナートの一撃は一生に生じた衝撃波が尾羽で気持ちリフレクトされて囲んだ全員がオールバックになる余波があった。拳に伝わる微細振動がイケメン孔雀の顔面の骨が粉砕されている手ごたえを感じる。
と、同時に壮絶なキックがイグナートを襲う。ブルーレザーの上からめり込む勢いでねじ込まれる猛禽類の爪先。
背面からではなかったので首の急所を狙いきれなかったのが分が悪いと判断したのだろう。
孔雀が広げていた尾羽をたたんだ。こいつ、逃げる気だ。
「っと、逃がす訳には行かねえんだ」
ウィリアムが回りこんで、杖を翻して星を集めて刃を形成する。翼も砕けろと切り刻む。刹那、孔雀の羽は星の光を吸い込み、報酬とばかりに鮮血を吹き上げた。
さらにイレギュラーの包囲は柔軟に対応する。
諸君。小柄で細身、でもふわふわな真っ白い小鳥さん(人間形態)、尾羽フリフリ、翼パタパタアピールはハートに響くかい!?
「――どうかな!?」
非言語コミュニケーションに言葉はいらない。斜め上から見下ろしてくる破壊されたイケメン面。ああ、これも美と暴力のコンテンポラリー。
「……ひえぇ、お、大きいよーー!」
尾羽も含めれば、ウォール・ピーコック。雄孔雀の甲斐性は尾羽の豪華さで決まる。
魅了される危険はそもそもなくても、ただひたすら鳥的イケメン圧が怖い!
「でも、同じ鳥だけど、容赦はしないよ……! 見境ないのも好きじゃないですし!」
二股野郎は死んじゃえ! 的、衝撃波付拳。
「森になんか逃がさないからね、ボクが相手だよ!」
ヒィロの迸る闘志にあおられ、イケメン孔雀顔面潰されながらも、お嬢さん僕の卵産んでくださいコンボ!
しかし、ヒィロはどんなに苛烈な攻撃にもくじけない。社会的攻撃にも以下同文だ!
「絶対に負けない…! 絶対にあきらめないんだからぁぁぁ!!」
三日月の光さえ吸い込む砂漠の砂のように、剣は血に飢えている。
突き込まれる爪先に散る金の髪。バッサリと胸部を切り裂く刃の軌跡。
クォが開けた大穴から、珠緒が放った邪なるものを浄化する光が孔雀の後頭部を焼く。純然たる本能が邪ということはないので、死なない。ただひたすらに痛い。
動きを封じられ、連携分断に一役買う尾羽に大穴をあけられ、脱出タイミングのたびに切り刻まれ、狙いすまされたキックに見舞われ。
そして、イケメン孔雀は動かなくなった。
●
イレギュラーズはぶちぶちと尾羽を引っこ抜いた。
村で見せて、討伐を報告するのだ。死体を見せるのは、そのなんだ。ヒト部分が多いだけに刺激が強すぎる。顔面つぶれてるし。
「これで、娘さん達の安全は守られましたね!」
ノースポールがほほ笑んだ。
「この鳥のブブンは食べられるのかな?あ、でもクジャクはあまりオイシクないって聞いたことあるな」
イグナートが孔雀部分の肉をつついてみた。
「後は土に還しましょう」
珠緒が言った。取り分だと差し出されても困る。
「そうだな! まずいし!」
リナリナの断言。
「あ、オイシクないんだな」
イグナート、覚えた。
「一応……巣とか無いか、近辺探しておこう……もし、卵あったら、処理しとくべきだよなあ?」
ウィリアムは、若干大人の階段を上った。
イレギュラーズは近辺をさらい、それっぽい巣を破壊した。第二、第三のイケメン孔雀討伐で呼び出されるのはご勘弁だったのだ。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れさまでした。囮作戦の奇抜さに献身を感じました。
これで、卵を産まされる娘さんは発生しません。
ゆっくり休んで、次のお仕事頑張ってくださいね。
GMコメント
田奈です。
美しさとは調和であり、それぞれの部分が良くてもダメなのよ。の権化を退治してきてください。
目的:「イケメン孔雀」を倒す。
対象:「イケメン孔雀」
見目麗しい男性カオスシード頭部の下が見目麗しい雄孔雀。体高1・5メートル。でっかいです。飾り羽まで入れると3メートル。でっかいです。
知能は鳥に若干補正程度なので、会話は発生しません。
飛びます。蹴ります。刺してます。特技は背後から忍び寄っての蹴り倒しからのダウン攻撃。首の後ろに爪先ねじ込もうとしてきます。
男性に対しては、恋敵と判断しますので非常に狂暴です。
女性限定で魅了してきます。抵抗失敗すると一ターン魅了されますがすぐに恐慌状態に移行します。パーティーに女性がいない場合、バーサークする孔雀との純戦闘依頼になりますのでご安心ください。
場所:野原・
*天候:曇り・無風。
森と村の緩衝地帯になっている野原です。20メートル四方。足元は先頭に支障になる要素はありません。
イケメン孔雀が尾羽根をたたんだら逃走準備です。
*イケメンは逃げ足が速い。
森に逃がしたら失敗になります。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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