写真が届いた。
何処かのマスコットにでも隠し撮りされた可能性！
良き思い出だ。今度はアイランドにも招待しよう！

姉妹揃って、勿論、奴も！

再現性アーカムだな。貴様の席は常に空けておく。
衣装も此方で用意するべきか。委ね給え。

次は何処に向かうべきか。やはり魔女の家……鼠の足音……方程式の解……違うな。貴様が楽しく、愉しくなければ無意味、ナンセンスと謂うものだ。嗚呼、再現性アーカムで流行していた遊戯でも如何に。
だんうぃっちだったか……。

貴様！
貴様、息災か！

私は鉄帝にて決戦の只中だ。
勝利した後に貴様の面を拝みに行く。
姿見の中の己を狂乱したかの如くに磨き給え。しかし、貴様。海の底から太陽を確かめる術を教えるのが悦ばしい。
Nyahahahaha!!!

貴様が奇跡の類を望むならば手を貸すと宣うべきか。
私の場合は触手だがな。

冠位を落とした。
吸血鬼騒動その他諸々騒々しいが、時間を作る事は容易。
嗚呼、再現性と謂えば東京では、学園では入学式が近いな。
貴様、旅人の文化に興味は有るか？

其方を案内するのも好ましい。

名を変えた。
貴様も私を呼ぶ際にはロジャーズもしくはナイアと知り給え。

貴様等の『正装』とも相性抜群故、是非とも『取り寄せる』が喜ばしい。竜宮でも流行ること間違いなし、だ。

貴様の好きに呼ぶが良い。
悪くはない。
いや、何処かの何者かの耳に入れば、まったく冒涜的だがな――。
Nyahahahaha!!!

貴様の記憶力に期待して『新たな姿の写真』を送る。
しかし、写り込めるとは私も……我も人類に等しいか。

貴様――！
五月が近いな。
五月と謂えば私の世界では黄金週間なるものが存在していた。
学校の先生に『そのような』休暇は皆無だがな。

貴様も程々に頑張るのだ。
疲弊が過ぎて倒れるなど滑稽でしかない。
鏡を覗き込めば容易に判るとも。

貴様、城に姿見塗れの一室を設けるべきだ。
貴様自身が覗き込むのは勿論の事、他の連中も己を正す機会が必要なのだよ。
他の連中では正気の維持も難しいか！

特別『授業』に熱心な生徒が在るのだよ。
本来で在れば休暇の筈だが、如何にも芸術家には栄養素が、学びの場が不可欠らしい。欠片を何度も塗りたくる作業だ。閃いた際の悦びは汁気の如くだがな。つまりはジュースだ。貴様も一杯如何だ？

貴様、私の『生徒』が遂に立派な闃ｸ陦灘ｮｶへと成長した。
最早、私が『教える』必要など無く、一人でも十分に『やれる』段階に至った。
貴様にも生徒の作品を魅せたいのだが、如何にも騒ぎが触手を伸ばして異ると聞く。私は『これでも』首を突っ込むのが大好きなのだよ。
故に、博物館への招待はお預けだ。

貴様が『如何しても』と謂うならば開くのも悦ばしいが！
Nyahahahahahahahaha!!!

名も無き神への供物！
貴様！
貴様は私への供物は無いのか？

願いを宣え――！
鏡面に自らを投擲せよ！
Nyahahahaha!!!

嗚呼――彼女等は救われたのだよ。少なくとも、一人は僥倖に塗れている。
貴様は勝手に『助かった』程度だ、何処かの豚に頭を垂れるのが宜しい。奴が貴様の『本当の笑顔』のひとつの肝だ。
歴史に正しいも糞も無いとは思うがな。結局我々は『書物』の類に『スクリーン』の類に、明滅する、喜怒哀楽する儀式の贄に過ぎない。もしも……再び……奴が祀られると謂うならば、今度こそ貴様を――。

再現性アーカム、其処での観光は構わないが、貴様、潮臭い地に興味でも有るのか。兎も角――刺身も好いが炙りを試すべきだ。
Nyahahahahahahahaha!!!

貴様は莫迦か？
貴様、一匹で、一羽で、一人で英雄ごっことは、私を憤懣させるのが得意な様子だ。声掛けと相談を先に為せば良かったのだよ。兎角――拳骨、タンコブとやらは山賊から貰ったと思われる。
私は言葉だけで『済ませて』おこう！

打ち上げ、つまり祝宴では愉しく過ごしたが『貴様は常に手鏡を持たねば』成らない。感情的に暴走しそうな際に『貴様自身を見つめ直す』のだ。貴様は貴様の事を忘れていない、嗚呼――貴様は貴様だけは忘れられないのだ。

悪魔、悪鬼の類に唆されても、先ずは他人に、イレギュラーズに頭を垂れよ。真逆、貴様は我々を無碍に扱うのか？
違うだろうよ！

もしも貴様が再度一人で跳ねると謂うので有れば、愈々――

兎の活け造りを望まねば！