ふうん、貸してくれるのは胸筋だけ？
…なんてね、いつだって頼りにしてるわよ♪

アンタでもやしならアタシなんてカイワレになっちゃうんじゃないかしら…。
鉄帝の人たちって皆筋肉がすごいものねえ。前にラド・バウで見かけた人なんて要塞みたいだったもの。

抹茶フォンデュはすっごくおいしかったわ、おいしかったけど…ね、ねえ、あの時葉っぱが動いたっていうのは…嘘、よね…？

カイワレを笑う者はカイワレに泣くのよ…細いけど栄養たっぷりなんだから！

ラグナルズブートキャンプを開くの？
じゃあアタシも参加――するよりも、鍛えたアンタを存分に頼っちゃおうかしら。ベルカ達もついてくるなんて最高だもの♪

「たぶん」とかも言わないでったら！！！
嘘ね！？ 本当に嘘ね！！？ 誇り高き立派な戦士の言葉を信じるわよ！！！？？
あれは『普通の』『素敵な』（太字で強調してある）温泉だもの、肩こりがないのは当たり前じゃない。…でしょ？

やーねぇ、お礼を言うのは早いわよ。まだ最後の大物が残ってるんだから！
…フフ、でも、そうね、アンタならいい群れを作れるって信じてるわ。
何て言ったってアタシたちイレギュラーズがついているんだもの♪
困った時はいつだって駆けつけるわ。今までも、これからも、ね。

そうね、約束し――待って、なんでその二つを混ぜたの？？？？？
絶対恋バナする余裕ないじゃない！　息絶え絶えの初恋話とか嫌よアタシ！

…とにかく、今はしっかり休んで、少しでも傷を癒すこと！
ベルカたちもたくさん頑張ってくれたし、皆あたたかいものを食べてぐっすり眠ってね。
大丈夫――春はきっともうすぐよ。

――ようやく、終わったのね。……よかった。

アラ、綺麗な花びら。
ヴィーザルもいつか、花いっぱいの大地になるのかしら…フフ、春のおすそ分けをアリガト。押し花にして、栞を作ってみようかしら♪

そうね、本当に大変なのはきっとこの先…でも、アタシたちなら何があっても大丈夫よ！
こちらこそ、これからもヨロシクね――きょうだい。

焼きそばパン買ってきて、ラグナル兄さん！

…なーんて、嘘嘘。一応アタシの方が年上なんだから。
でもラグナルみたいなお兄さんがいたら、毎日賑やかで楽しそうね。
アイデの子どもたちともよく遊んであげているんでしょ？

新しい衣装のお披露目ね！
カッコいいわー！　とっても素敵よ、きょうだい♪

兄の素質かはさて置き、そういうところがラグナルの長所だと思うわよ。
親しみやすいってことは、何かあった時に相談しやすいってことだもの。
…もちろん、ちょっとは偉そうに見えた方がいいと思うけれど！

リーダーとして、いざって時はびしっと言わなきゃダメよ？
頼られたからって怪しい壺とか買ったりしないこと！

フフ、でも本当、きりっとしていて威厳たっぷりね。
初めて会った頃のアンタからは想像もつかないわ。
ね、ベルカたちも感慨深いでしょ？（もふもふ）

こちらこそ、よ。
アタシもアンタと友達になれたことを誇りに思うわ。皆に自慢して回りたいくらい。

…って、しんみりしそうになったけど！　そうよ、夏！！
梅雨もくるけれど、それが終わったら夏の始まり…暑いから、口ひげはしばらく生やせないわね？
フフ、狼たちも楽しみにしてくれてるのかしら。…波、いいわね！　乗る？　乗っちゃう？？

アタシたちを称える歌！　ヤダ、すっごく気になるわ、今度是非聞かせて頂戴な♪

口ひげって、お手入れが大変なんですって。
ちゃーんと整えないと、冬になる頃には無法地帯よ、きっと。

サーフボードはね…なんと、バランス感覚が命なのよ…！
ソリと違って、引っ張ってくれる狼たちもいないけれど、大丈夫？

…と、そうそう。
最近、あちこちで事件が起こっているの。『遂行者』って人たちが、その国に本来の歴史を取り戻すために色々な国を回っているみたい。
鉄帝で見かけたって話はまだ聞かないけれど…ラグナルたちも、気をつけてね。
変な人とか、変な物とか、見かけても絶対近づいちゃダメよ！