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サイズの猫谷美甘によるおまけイラスト
サイズの猫谷美甘によるおまけイラスト
イラストSS
12月25日。楽しい1泊2日の3人のデートの終わり。
身も心も刺激に満ちた聖夜を終えサイズは酷く疲れていた。
そして、自室のベッドで泥のように眠ろうと瞳を閉じた次の瞬間、彼の上に温かい何かが覆いかぶさったのだ。
「サーイーズー♪」
温かい吐息と甘いシロップの香り、目を開ければ彼の愛する妻の片割れがほとんど皮膚を覆い隠す気のないリボンに身を包み、にっこりと微笑みながらサイズのシャツを優しく剥ぎ取っている――
「やっほー、クリスマスプレゼントのメープルだよ♪」
「メープル!? さ、流石に2日連続は勘弁……」
言葉では睡眠欲から拒絶が出るが、サイズの体はむしろ真逆だ。メープルの甘いフェロモンか、今の状況に呑まれ、動けずにいる。
「ふかふかベッドの恨みだ。ゲームしようぜ……10分間このままキミの肌をつーっとするから……我慢したら添い寝も家事もしてあげる」
「が、我慢できなかったら……」
「二徹だねえ、しばらく動けないんじゃない?」
リボンをわざとらしく眼の前で緩め、そしてサイズの胸元を人差し指で優しく擦る。
「流石のキミも、ね♪」
妖しい囁き、指1本とは言えニンフの絶技。それにサイズが10分耐えられたかは……もう1枚のクリピンを見ればわかると思うよ。
※SS担当:塩魔法使い