ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
小さな工房
冬・某日
シャルル嬢、という名の可憐な少女の衣服を選ぶ、という依頼を受けた。
ローレットから請け負う、初めての仕事だ。
正直、こういう仕事もあるのかと、安堵した。
戦うのには、もう疲れた。
……この話は、止めておこう。
服を選ぶ、という未知の体験は何とも言えず心弾むものだった。
依頼を共にした仲間達も、慣れないことばかりの俺に、とてもよくしてくれた。
前線で戦う騎士達の『武装』のための刺繍なら、幾らでもしてきたが、
身に纏うことをより楽しみにするための刺繍、というのは初めてした。
とても嬉しく、楽しく、そして誇らしかった。
また、同行の、柔らかな雰囲気を纏う美しい女性に、パーカーを見繕ってもらった。
うさぎの耳がフードについていて、とても愛らしい。
この世界では、俺は、好きな服を着ることができるのだ。
明日は、このとっておきを着て、出かけよう。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1414
シャルル嬢、という名の可憐な少女の衣服を選ぶ、という依頼を受けた。
ローレットから請け負う、初めての仕事だ。
正直、こういう仕事もあるのかと、安堵した。
戦うのには、もう疲れた。
……この話は、止めておこう。
服を選ぶ、という未知の体験は何とも言えず心弾むものだった。
依頼を共にした仲間達も、慣れないことばかりの俺に、とてもよくしてくれた。
前線で戦う騎士達の『武装』のための刺繍なら、幾らでもしてきたが、
身に纏うことをより楽しみにするための刺繍、というのは初めてした。
とても嬉しく、楽しく、そして誇らしかった。
また、同行の、柔らかな雰囲気を纏う美しい女性に、パーカーを見繕ってもらった。
うさぎの耳がフードについていて、とても愛らしい。
この世界では、俺は、好きな服を着ることができるのだ。
明日は、このとっておきを着て、出かけよう。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1414
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
可愛らしいシールを貼りまくったノートは、
幼い子供の物ではなく、とある旅人の持ち物だ。
日々の記録を、気の向くままに。