ぬいぐるみや衣装作りに必要な可愛いものに溢れた部屋。
それらを、無理やり収納したり端に寄せたりしているものの、
普段の散らかり具合は想像に難くない。

とはいえ、テーブル周りは、何とかスペースが確保されている。
部屋は暖かく、木の椅子にはふわふわのクッションが敷かれ、
テーブルの上には、香ばしいクッキーが並ぶ皿。
設備の関係で常温だけれど、と部屋の主は言うが、
温もりこそないが、紅茶も美味しそうな琥珀色だ。

ーーさて、それじゃあ、真面目な話をしようか。

※

部屋の主に加え、
サンティール・リアン（p3p000050）
ノースポール（p3p004381）
黒影 鬼灯（p3p007949）
のみが発言可能な、決戦用の相談場所です。

ふふ。ありがとう、サティ。
……ぽーちゃん。可愛い愛称だね。ノースポールにぴったりだ。

（そののち、サティの勇ましい姿に、眩しげに目を細めふふりと笑んで）
（お嫁さんと鬼灯の言葉にも、こくと頷き）

うん。俺も、命に代えても。
……って、ひとりだったら言うかもだけど、
皆が一緒だから、命も忘れず持ち帰りたい所存。
鬼灯も、お嫁さんを大切に思う気持ちは見ているだけで伝わるけれど、
もし叶うなら、どうか無理はしないで。ね？
勿論、サティも、ノースポールも。

……さて！
サティは作戦と戦闘の纏めも、本当にありがとう。
作戦も決まったところで改めて、ノースポールの殿を引き受けてくれるという申し出も有り難く、だよ。
完全撤退の条件を決めるのも、うん、賛成。
ただ、本当に初めての戦闘だから、目安がよくわからなくて……。
案を出せなくてごめんね。皆の意見を聞けたらとても助かります。